JP5737712B2 - 遊技機用可変入賞装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents
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前記遊技盤の盤面側に固定される台板を備えた筐体と、
前記遊技盤の盤面と直交する方向を前後方向としたときに前記台板の前面側において前記盤面と交差する回動軸線を中心として回動可能に支持され、前記入賞口における遊技球の受け入れ状態を所定の抑制状態とする抑制位置と、前記抑制状態のときよりも遊技球が進入し易い状態とする開放位置とで変位可能な回動片と、
前記筐体と一体的に又は別体として設けられ、前記入賞口で受け入れた遊技球を後方に誘導する誘導路と、
通電可能に構成されたコイル部と、このコイル部の通電状態に応じて前記コイル部内に引き込まれた没入位置とこの没入位置のときよりも前記コイル部から突出する突出位置との間で直線的に移動するプランジャとを備え、且つ前記誘導路の下方側に配置されたソレノイドと、
前記回動片と接触可能に構成された作用部を備えると共に、前記台板の後方側において前記プランジャの動作に応じて変位するように配され、前記プランジャが前記突出位置にあるときに前記回動片を前記抑制位置に変位させ、前記プランジャが前記没入位置にあるときに前記回動片を前記開放位置に変位させる伝達部材と、を備え、
前記ソレノイドは、前記プランジャが軸状に構成されると共に当該プランジャの軸方向が前記前後方向に沿うように配置され、
前記プランジャは、前記没入位置よりも前記突出位置のほうが後方位置となるように前記軸方向に進退する構成をなし、
前記伝達部材は、前記プランジャ又は当該プランジャと一体的に変位する部材の当接を受けて回動するように構成されていることを特徴とする。
上記遊技機用可変入賞装置が遊技盤に固定されていることを特徴とする。
この構成によれば、後方側に延びる誘導路の下方側の領域を利用してソレノイドを効率良く配置することができ、装置全体の小型化を図りやすくなる。特にソレノイドと誘導路を前後に重ねずに済むため、遊技盤の奥行き方向のコンパクト化を図る上で有利となる。また、ソレノイドが、誘導路の上ではなく誘導路の下に配置されているため、遊技球をより上方側の浅い位置で受けて円滑に後方側に導くことができる。これにより、進入した遊技球をより早期に検出することが可能となり、レスポンスの向上を図ることができる。また、遊技機内において遊技球を検出するための部品をそれほど下方側に嵩張らせる必要が無く、上下方向のコンパクト化も図りやすくなる。
この構成によれば、プランジャの軸方向及び移動方向を誘導路の延出方向と対応させることができるため、誘導路の下方側においてより効率的にソレノイドを配置することができ、特に左右方向の嵩張りを抑え易くなる。更に、プランジャと別動作する中間部材(リンク等)を介さずにプランジャの動作を直接的に伝達部材に伝達することができるため、開閉動作をより俊敏に行うことができる。また、可動するプランジャや連結部が誘導路に対して、下側に隠れるように配置されるので、可動が遊技球に影響を与えることがない。
この構成では、一対の作用片を連結部で連結することにより一体的に構成することができ、部品点数を効果的に削減できる。特に、一対の作用片を誘導路の両側方に配置しているため、2つの回動片を同時に変位させ得る構成を、よりコンパクトに(特に上下方向の嵩張りを抑えてコンパクトに)実現することができる。また、一対の作用片を連結する連結部を、プランジャからの作用を受ける被作用部として機能させることができるため、一対の作用片をプランジャと連動させ得る構成を効率的に設けることができる。
この構成では、端部側(回動片側)が上下動可能な伝達部材を誘導路と共に効率的に配置することができる。特に、回動軸とソレノイドの間に誘導路の底部が配置される格好となるため、上下方向の嵩張りを抑えて伝達部材の端部側(回動片側)の可動域を確保し易くなる。
この構成によれば、誘導路の下側部分だけでなく、一対の回動片の下側部分をも有効に利用してソレノイドを配置することができるため、ソレノイドを遊技盤の厚みから後方側にはみ出ないように効率的に収めることが可能となり、遊技盤の奥行き方向のコンパクト化を図ることができる。また、ソレノイドを一対の回動片の下側領域と誘導路の下側領域とに跨らせる形で配置しているため、遊技領域内にソレノイドの配置スペースをそれほど大きく割く必要もない。
この場合、プランジャが突出位置から没入位置に変位する際に、当該プランジャと連動して第1回動軸が前方側に移動するように伝達部材が前方側に変位することにより当該伝達部材の押圧を受けてロック部材が解除位置に切り替わり、且つ当該伝達部材が、前方側に変位した第1回動軸を中心として所定方向に回動することで回動片が開放位置に変化するように構成されることが望ましい。
更に、プランジャが突出位置にあり且つ回動片が抑制位置にある状態で回動片を開放位置に変化させようとする外力が加えられた場合に、当該回動片と連動する伝達部材の回動がロック部材によって阻止されることにより、回動片が抑制位置に変化することが規制される構成であることが望ましい。
この構成では、入賞抑制時(プランジャが突出位置にあり且つ回動片が抑制位置にある時)に、回動片に対して何らかの外力が加えられ、不正に開放操作されようとした場合に、ロック部材が作用して伝達部材の回動を規制するため、このようなときには回動片が開放位置に変化しなくなる。従って、回動片を不正に開放位置に変化させようとする不正開放行為を効果的に防ぐことができる。一方、正規の開放動作の際には、プランジャを動作させることで回動軸(第1回動軸)が前方側に移動するように伝達部材を前方側に変位させ、この変位時の押圧によってロック部材を解除位置に切り替えることができるため、回動片を確実に開放することができる。
以下、本発明に係る遊技機用可変入賞装置10及びそれを備えた遊技機1を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は、第1実施形態に係る遊技機用可変入賞装置10を備えた遊技機1を例示する正面図であり、まず、図1を参照して遊技機1の構成を概説する。
図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されるものであり、木板(ベニヤ板)、アクリル板等によって構成される遊技盤2の盤面(遊技盤2の前面)2aに沿って遊技球の発射を誘導するガイドレール5が設けられ、このガイドレール5等によって区画された形態で遊技領域が形成されている。また、遊技盤2の中央付近には、各種表示を行い得る液晶表示部3が配置され、この液晶表示部3の下方には、本発明に係る遊技機用可変入賞装置10が配置されている。なお、遊技機1には、遊技盤2の前方において当該遊技盤2の盤面2aとほぼ平行に透明板(ガラス板等)が配置され、ガイドレール5等によって区画された遊技領域内において透明板と遊技盤2との間を遊技球が流下するように構成されている。
次に、第1実施形態に係る遊技機用可変入賞装置10について説明する。
図1に示すように、遊技機用可変入賞装置10(以下、入賞装置10ともいう)は、遊技盤2に固定されて用いられるものであり、その一部が遊技盤2の前方側から視認可能となるように露出した状態で配置されている。この入賞装置10は、遊技盤2に沿って流下する遊技球を受け入れる入賞口20を備えており、入賞口20から進入する遊技球を内部に取り込んで後方側に流下させるように機能している。
図2〜図4等に示す入賞装置10は、いわゆる電動チューリップとして構成されており、主として、筐体80、回動片21,22、伝達部材30、ソレノイド50、ロック部材120,基板130などを備えている。
回動片21,22は、図5、図6のように台板90の前方側に配置されており、図6(A)等に示すように、遊技盤2の盤面2aと直交する回動軸線A1,A2を中心として回動するように筐体80に直接支持されている(図6(A)、図9(B)等参照)。そして、入賞口20における遊技球の受け入れ状態を所定の抑制状態(相対的に遊技球が進入し難い状態)とする抑制位置(図2、図5、図6等)と、この抑制状態のときよりも遊技球が進入し易い状態とする開放位置(図8、図9等)とに切り替わるようになっている。
図3、図4に示すように、ソレノイド50は、通電可能なコイルを備えたコイル部52と、プランジャ56と、ばね部材59とを備えている。このソレノイド50では、図10に示すように、コイル部52の内部に一部が挿入される構成(具体的にはコイル部52内のコイルに形成された前後方向の孔内に一部が挿入される構成)で、金属材料などからなる軸状のプランジャ56が配置されており、コイル部52の励磁状態に応じてプランジャ56が駆動されるようになっている。
伝達部材30は、回動片21,22と接触可能に構成された一対の延出部31,32(延出部31,32は「作用部」の一例に相当)を備えると共に、台板90の後方側においてプランジャ56の動作に応じて変位するように配され、プランジャ56が突出位置にあるときに回動片21,22を抑制位置に変位させ、プランジャ56が没入位置にあるときに回動片21,22を開放位置に変位させるように機能している。
ロック部材120は、伝達部材30の上方側において遊技盤2の盤面2aと略平行であって且つ回動軸G1(第1回動軸)とも略平行となる回動軸G2を中心として所定のロック位置と解除位置との間で回動可能に構成されるものであり、図16(A)、図17(A)に示すロック位置のときには伝達部材30と当接することで当該伝達部材30が所定方向に回動することを規制し、図16(C)、図17(C)に示す解除位置のときには、伝達部材30が所定方向に回動することを許容するロック部材120が設けられている。なお、ロック部材120の回動軸G2は、「第2回動軸」の一例に相当する。
まず、図10(A)、図13(A)、図14(A)、図15(A)、図16(B)、図17(B)のようにソレノイド50のプランジャ56が突出位置にあるときには、伝達部材30が所定の第1位置に維持されるようになっている。この場合、図16(B)、図17(B)のように、伝達部材30は各先端側凹部31b,32bが下方位置となる状態で保持される。この状態では、各先端側凹部31b,32bが回動片21,22の突起21b,22bを押し下げるため、回動片21,22は抑制位置で保持される。このとき、両回動片本体21c,22cの先端部が近接して入賞口20が狭い状態となり、入賞口20は、相対的に遊技球が進入しにくくなる。
本実施形態の入賞装置10では、筐体80と一体的に誘導路92が設けられており、この誘導路92の下方側に、プランジャ56とコイル部52を備えたソレノイド50が配置されている。そして、このように配置されるソレノイド50の駆動力が伝達部材30によって回動片21,22に伝達され、回動片21,22が駆動されるようになっている。
この構成によれば、後方側に延びる誘導路92の下方側の領域を利用してソレノイド50を効率良く配置することができ、装置全体の小型化を図りやすくなる。特にソレノイド50と誘導路92を前後に重ねずに済むため、遊技盤2の奥行き方向のコンパクト化を図る上で有利となる。また、ソレノイド50が、誘導路92の上ではなく誘導路92の下に配置されているため、遊技球をより上方側の浅い位置で受けて円滑に後方側に導くことができる。これにより、進入した遊技球をより早期に検出することが可能となり、レスポンスの向上を図ることができる。また、遊技機内において遊技球を検出するための部品をそれほど下方側に嵩張らせる必要が無く、上下方向のコンパクト化も図りやすくなる。
この構成では、一対の延出部31,32を係合部33で連結することにより一体的に構成することができ、部品点数を効果的に削減できる。特に、一対の延出部31,32を誘導路92の両側方に配置しているため、2つの回動片21,22を同時に変位させ得る構成を、よりコンパクトに(特に上下方向の嵩張りを抑えてコンパクトに)実現することができる。また、一対の延出部31,32を連結する係合部33を、プランジャ56からの採用を受ける被作用部として機能させることができるため、一対の延出部31,32をプランジャ56と連動させ得る構成を効率的に設けることができる。
この構成では、端部側(回動片側)が上下動可能な伝達部材30を誘導路92と共に効率的に配置することができる。特に、回動軸G1とソレノイド50の間に誘導路92の底部が配置される格好となるため、上下方向の嵩張りを抑えて伝達部材30の端部側(回動片21,22側)の可動域を確保し易くなる。
この構成によれば、プランジャ56の軸方向及び移動方向を誘導路92の延出方向と対応させることができるため、誘導路92の下方側においてより効率的にソレノイド50を配置することができ、特に左右方向の嵩張りを抑え易くなる。更に、プランジャ56と別動作する中間部材(リンク等)を介さずにプランジャ56の動作を直接的に伝達部材30に伝達することができるため、開閉動作をより俊敏に行うことができる。また、可動するプランジャ56や係合部33が誘導路92に対して、下側に隠れるように配置されるので、可動が遊技球に影響を与えることがない。
この構成によれば、誘導路92の下側部分だけでなく、一対の回動片の下側部分をも有効に利用してソレノイド50を配置することができるため、ソレノイド50を遊技盤2の厚みから後方側にはみ出ないように効率的に収めることが可能となり、遊技盤2の奥行き方向のコンパクト化を図ることができる。また、ソレノイド50を一対の回動片21,22の下側部分のみに配置するのではなく、誘導路92の下側部分に跨らせる形で配置しているため、遊技領域内にソレノイド50の配置スペースをそれほど大きく割く必要もない。
更に、プランジャ56が突出位置から没入位置に変位する際に、当該プランジャ56と連動して回動軸G1(第1回動軸)が前方側に移動するように伝達部材30が前方側に変位することにより当該伝達部材30の押圧を受けてロック部材120が解除位置に切り替わり、且つ当該伝達部材30が、前方側に変位した回動軸G1(第1回動軸)を中心として所定方向に回動することで回動片21,22が開放位置に変化するように構成されている。
更に、プランジャ56が突出位置にあり且つ回動片21,22が抑制位置にある状態で回動片21,22を開放位置に変化させようとする外力が加えられた場合に、当該回動片21,22と連動する伝達部材30の回動がロック部材120によって阻止されることにより、回動片21,22が抑制位置に変化することが規制されるようになっている。
この構成では、入賞抑制時(プランジャ56が突出位置にあり且つ回動片21,22が抑制位置にある時)に、回動片21,22に対して何らかの外力が加えられ、不正に開放操作されようとした場合に、ロック部材120が作用して伝達部材30の回動を規制するため、このようなときには回動片21,22が開放位置に変化しなくなる。従って、回動片21,22を不正に開放位置に変化させようとする不正開放行為を効果的に防ぐことができる。一方、正規の開放動作の際には、プランジャ56を動作させることで回動軸G1(第1回動軸)が前方側に移動するように伝達部材30を前方側に変位させ、この変位時の押圧によってロック部材120を解除位置に切り替えることができるため、回動片21,22を確実に開放することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、遊技機用可変入賞装置以外の構成は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の構成については第1実施形態と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第1実施形態と同様に、第2実施形態の入賞装置210でも、筐体280と一体的に誘導路292が設けられており、この誘導路292の下方側に、プランジャ256とコイル部252を備えたソレノイド250が配置されている。そして、このように配置されるソレノイド250の駆動力が伝達部材230によって回動片221,222に伝達され、回動片221,222が駆動されるようになっている。
この構成によれば、後方側に延びる誘導路292の下方側の領域を利用してソレノイド250を効率良く配置することができ、装置全体の小型化を図りやすくなる。特にソレノイド250と誘導路292を前後に重ねずに済むため、遊技盤2の奥行き方向のコンパクト化を図る上で有利となる。また、ソレノイド250が、誘導路292の上ではなく誘導路292の下に配置されているため、遊技球をより上方側の浅い位置で受けて円滑に後方側に導くことができる。これにより、進入した遊技球をより早期に検出することが可能となり、レスポンスの向上を図ることができる。また、遊技機内において遊技球を検出するための部品をそれほど下方側に嵩張らせる必要が無く、上下方向のコンパクト化も図りやすくなる。
2…遊技盤
2a…盤面
10,210…遊技機用可変入賞装置
20,220…入賞口
21,22,221,222…回動片
30,230…伝達部材
31,32,231,232…延出部(作用片)
33,233…係合部(連結部)
50,250…ソレノイド
52,252…コイル部
56,256…プランジャ
80,280…筐体
90,290…台板
92,292…誘導路
120…ロック部材
A1,A2…回動軸線
G1…伝達部材の回動軸(第1回動軸)
G2…ロック部材の回動軸(第2回動軸)
Claims (6)
- 遊技機の遊技盤に固定され、前記遊技盤に沿って流下する遊技球を受け入れる入賞口を備えた遊技機用可変入賞装置であって、
前記遊技盤の盤面側に固定される台板を備えた筐体と、
前記遊技盤の盤面と直交する方向を前後方向としたときに前記台板の前面側において前記盤面と交差する回動軸線を中心として回動可能に支持され、前記入賞口における遊技球の受け入れ状態を所定の抑制状態とする抑制位置と、前記抑制状態のときよりも遊技球が進入し易い状態とする開放位置とで変位可能な回動片と、
前記筐体と一体的に又は別体として設けられ、前記入賞口で受け入れた遊技球を後方に誘導する誘導路と、
通電可能に構成されたコイル部と、このコイル部の通電状態に応じて前記コイル部内に引き込まれた没入位置とこの没入位置のときよりも前記コイル部から突出する突出位置との間で直線的に移動するプランジャとを備え、且つ前記誘導路の下方側に配置されたソレノイドと、
前記回動片と接触可能に構成された作用部を備えると共に、前記台板の後方側において前記プランジャの動作に応じて変位するように配され、前記プランジャが前記突出位置にあるときに前記回動片を前記抑制位置に変位させ、前記プランジャが前記没入位置にあるときに前記回動片を前記開放位置に変位させる伝達部材と、を備え、
前記ソレノイドは、前記プランジャが軸状に構成されると共に当該プランジャの軸方向が前記前後方向に沿うように配置され、
前記プランジャは、前記没入位置よりも前記突出位置のほうが後方位置となるように前記軸方向に進退する構成をなし、
前記伝達部材は、前記プランジャ又は当該プランジャと一体的に変位する部材の当接を受けて回動するように構成されていることを特徴とする遊技機用可変入賞装置。 - 2つの前記回動片が、前記誘導路の両側方に一対設けられており、
前記伝達部材は、それら一対の回動片の各々に対応するように前記誘導路の両側方にそれぞれ配置される一対の作用片と、この一対の作用片を連結する連結部とを備え、前記一対の作用片と前記連結部とを一体的に変位するように構成しており、
前記連結部は、前記誘導路の下方側で前記プランジャの駆動動作を受けるように配され、この連結部の変位に応じて前記一対の作用片が動作するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用可変入賞装置。 - 前記伝達部材は、所定の回動軸を中心として回動し得るように保持されており、
前記伝達部材の前記回動軸は、前記誘導路の底部よりも上方において上下方向及び前後方向と直交する左右方向と略平行となるように位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機用可変入賞装置。 - 前記ソレノイドは、その一部が前記台板の前面よりも前方側において前記回動片の下方に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機用可変入賞装置。
- 前記伝達部材は、所定の第1回動軸を中心として回動し得るように構成されると共に、前記第1回動軸の位置が前後方向に変化可能となるように前記筐体に直接又は他部材を介して間接的に保持され、
更に、前記伝達部材の上方において前記伝達部材の第1回動軸と略平行の第2回動軸を中心として、前記伝達部材と当接することで当該伝達部材が前記回動片を開放位置に向けて変位させる所定方向に回動することを規制するロック位置と、前記伝達部材が前記所定方向に回動することを許容する解除位置との間で回動可能に構成されたロック部材が設けられており、
前記プランジャが前記突出位置から前記没入位置に変位する際には、当該プランジャと連動して前記第1回動軸が前方側に移動するように前記伝達部材が前方側に変位することにより当該伝達部材の押圧を受けて前記ロック部材が前記解除位置に切り替わり、且つ当該伝達部材が、前方側に変位した前記第1回動軸を中心として前記所定方向に回動することで前記回動片が前記開放位置に変化するようになっており、
前記プランジャが前記突出位置にあり且つ前記回動片が前記抑制位置にある状態で前記回動片を前記開放位置に変化させようとする外力が加えられた場合には、当該回動片と連動する前記伝達部材の回動が前記ロック部材によって阻止されることにより、前記回動片が前記抑制位置に変化することが規制されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機用可変入賞装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機用可変入賞装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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