JP5737322B2 - 流体噴射装置及び流体供給方法 - Google Patents

流体噴射装置及び流体供給方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5737322B2
JP5737322B2 JP2013092703A JP2013092703A JP5737322B2 JP 5737322 B2 JP5737322 B2 JP 5737322B2 JP 2013092703 A JP2013092703 A JP 2013092703A JP 2013092703 A JP2013092703 A JP 2013092703A JP 5737322 B2 JP5737322 B2 JP 5737322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
ink
fluid supply
supply
ink supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013092703A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013144461A (ja
Inventor
高橋 宣仁
宣仁 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2013092703A priority Critical patent/JP5737322B2/ja
Publication of JP2013144461A publication Critical patent/JP2013144461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5737322B2 publication Critical patent/JP5737322B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンタ等の流体噴射装置及び流体供給方法に関する。
例えば特許文献1には、メインタンク(流体収容体)から1つの流路が延出し、その流路から分かれた分岐路が複数の流体噴射ヘッドのそれぞれに接続されているインク供給装置が開示されている。このインク供給装置では、流体としてのインクがメインタンクから供給されて記録ヘッドを構成する各単位ヘッドのそれぞれに供給されるようになっていた。そして、この流体供給路は、メインタンクから送出したインクを再びメインタンクへ還流させるインク循環方式であった。また、多くのインクジェット式プリンタでは、メインタンクから供給されるインクが還流されることなく記録ヘッド側へ一方的に送出される非循環方式(一方向供給方式)が採用されている。
例えば図10に示すように、インクタンク61から延出する一本のインク供給チューブ62は、ラインヘッド63を構成する記録ヘッド64の各々に接続されている。この場合、インク供給チューブ62は、ラインヘッド63を構成するすべての記録ヘッド64を経由する引き回し経路でラインヘッド63の長手方向に沿って配設されるとともに、各記録ヘッド64と対応する枝管部62Aがヘッド数に等しい数だけ分岐した供給路構造となっていた。そして、供給路中のサブポンプ(供給ポンプ)を駆動することで、インクを供給していた。
特開2005−22124号公報(例えば図2,図3)
しかしながら、この供給方式の場合、1本のチューブから多く分岐させる図10に示すような構成とすると、インクタンク61からインク供給経路上遠い側(下流側)に位置する枝管部62A(図10における左端側のもの)と接続された記録ヘッド64の接続部64A(流体供給口)へインクが供給されにくくなるので、供給流路中に供給ポンプを配置する必要がある。しかし、供給ポンプを配置すると、その下流側では圧力が高くなるためにチューブの接続の外れや破裂などを招く虞があるうえ、コストがかかるという問題があった。そのため、供給ポンプを用いずにインクタンク61と記録ヘッド64の水頭差によりインクを供給することが望まれるが、インクが供給されにくくなるという当初の課題に至ってしまう。これは、インク供給経路が長くなるほど圧力損失等によってインク供給圧が低下するためである。この結果、記録ヘッド64間でインク供給むらが発生して記録ヘッド64間のインク噴射量のばらつきをもたらし、これが原因で印刷品質の低下を招くという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、水頭圧によるインク供給方式において、流体収容体から流体噴射ヘッドの流体供給口の個々への流体の供給むらを小さく抑えることができる体噴射装置及び流体供給方法を提供することにある。
本発明は、複数の流体噴射ヘッドに流体を供給するために流体噴射装置に取り付けて使用される流体供給装置であって、流体を収容する流体収容体と、前記流体収容体から前記複数の流体噴射ヘッドへ向かって流体を供給する流体供給路と、を備え、前記複数本の流体供給路は、前記流体収容体側から複数本延出するとともに該複数本の延出先の端部が当該複数本以上の数の前記複数の流体噴射ヘッドの流体供給口に対して接続されており、前記複数本延出する前記流体供給路は、前記流体噴射ヘッドの流体供給口に接続される第1流体供給路と、前記第1流体供給路の長さよりも長く、前記第1流体供給路に接続された前記流体噴射ヘッドの数よりも多い数の前記流体噴射ヘッドの流体供給口に接続される第2流体供給路と、を有していることを要旨とする。
これによれば、流体収容体から延出する複数本の流体供給路を通じて当該複数本以上の数の流体供給口に流体が供給されるので、流体噴射ヘッドの各流体供給口までの流体供給路長の差を小さく抑えることができる。よって、流体噴射ヘッドの流体供給口の個々への流体の供給むらを小さく抑えることができる。
本発明の流体供給装置においては、前記複数の流体供給路は、前記流体収容体の長手方向に沿って延びる面から延出しており、前記第2流体供給路は、前記長手方向に沿って延びる前記面において、前記第1流体供給路よりも外側の位置から延出していることが好ましい。
これによれば、流体収容体から流体供給路を複数本延出しても、流体供給路の延出箇所を適度な間隔を開けて配置できるうえ、レイアウトの自由度も高まる。
本発明の流体供給装置においては、前記流体収容体の前記長手方向は、前記複数の流体噴射ヘッドの流体供給口の配列方向と略平行となる向きに配置されていることが好ましい。
これによれば、流体供給路の延出箇所を、流体収容体の長手方向に沿って延びる面上における接続先の流体供給口寄りの位置に設定することができる。
本発明の流体供給装置においては、前記第2流体供給路の一部は途中で複数本の枝路に分岐し、前記各枝路が前記流体噴射ヘッドの流体供給口に接続されていることが好ましい。
これによれば、流体収容体に接続する流体供給路の本数を、当該複数本の流体供給路の流体噴射ヘッドに対する接続先である流体供給口の個数よりも少なく抑えることができる。よって、流体供給口が多数ある構成であっても、流体供給口の個数の割に、流体収容体に接続する流体供給路の本数を少なく抑えられる。例えば複数本の流体供給路のすべてが2本以上の枝路に分岐した構成を採用した場合は、流体供給路の本数を、流体供給口の個数の半分以下に抑えることができる。
本発明の流体供給装置においては、前記第1流体供給路及び前記第2流体供給路のそれぞれは途中で複数本の枝路に分岐し、前記各枝路が前記流体噴射ヘッドの流体供給口に対して接続されていることが好ましい。
本発明は、流体噴射装置であって、複数の流体噴射ヘッドと、前記複数の流体噴射ヘッドの流体供給口の個々に流体を供給する上記発明の流体供給装置とを備えたことを要旨とする。
これによれば、この流体噴射装置は、上記発明の流体供給装置を備えるので、上記発明と同様の効果が得られる。
また、本発明は、流体収容体から複数本延出する流体供給路を通じて、前記流体収容体から前記複数本以上の数の複数の流体噴射ヘッドへ流体を供給する流体供給方法であって、前記流体収容体から前記複数本延出する流体供給路のうち、第1流体供給路を、前記流体噴射ヘッドの流体供給口に接続して前記流体収容体から流体を供給するとともに、前記第1流体供給路の長さよりも長い第2流体供給路を、前記第1流体供給路に接続された前記流体噴射ヘッドの数よりも多い数の前記流体噴射ヘッドの流体供給口の個々に接続して前記流体収容体から流体を供給することを要旨とする。これによれば、上記発明の流体供給装置と同様の効果が得られる。
一実施形態におけるプリンタの概略構成を示す模式正断面図。 インク供給装置を示す斜視図。 ラインヘッドの一部を示す底面図。 変形例におけるインク供給装置を示す模式図。 図4と異なる変形例のインク供給装置を示す模式図。 図5と異なる変形例のインク供給装置を示す模式図。 図6と異なる変形例のインク供給装置を示す模式図。 図7と異なる変形例のインク供給装置を示す模式図。 図8と異なる変形例のインク供給装置を示す模式図。 従来のインク供給装置を示す模式図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1は、流体噴射装置としてのインクジェット式記録装置の模式正断面図を示す。
流体噴射装置としてのインクジェット式記録装置(以下、単にプリンタ11という)は、最大用紙幅の全域に渡る範囲を印字可能なラインヘッド12を備えるラインプリンタである。上側が開口する箱状の本体ケース11A内には、例えば4本(図1では2本のみ図示)の駆動軸13(スクリュー軸)が立設されており、4本の駆動軸13と四隅のネジ穴にて螺合するヘッド保持部材14(支持枠)には、複数個の記録ヘッド15(単位ヘッド)が用紙搬送方向(同図におけるX方向)と交差する幅方向Yに沿って二列で配列された状態で支持されている(図3参照)。4本のうち一本の駆動軸13は歯車機構16を介して電動モータ17と動力伝達可能に連結されており、電動モータ17が正逆転駆動されることにより、ラインヘッド12が図1におけるZ方向に昇降可能に構成されている。
ラインヘッド12の下方には、ターゲットとしての用紙18を搬送する搬送ユニット20が配設されている。搬送ユニット20は、複数本のローラ21(図1では1本のみ図示)と、ローラ21の軸方向複数箇所に巻き掛けられた複数本の搬送ベルト22と、ローラ21を回転駆動する電動モータ23とを備える。複数の搬送ベルト22は、各記録ヘッド15の下方対向領域を避けた位置に配置され、電動モータ23が駆動されてローラ21が回転することにより回転駆動されて、搬送ベルト22上に載った用紙18を搬送方向Xに搬送するように構成されている。なお、電動モータ17が正転又は逆転駆動されてラインヘッド12を昇降させることによって、例えば記録ヘッド15と用紙18(又は搬送ベルト上面)との間のギャップの調整が行われる。
ラインヘッド12の上方位置には、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色のインクをそれぞれ収容する4個の流体収容体としてのインクカートリッジ25C,25M,25Y,25Kが、水平状態に保持されるとともに幅方向Yに一列に並んだ状態で配置されている。各インクカートリッジ25C,25M,25Y,25Kは扁平な直方板形状をなし、それぞれの長辺方向に沿って延びた一側面上から、流体供給路としてのインク供給チューブ26が複数本(図1では例えば4本)延出している。インク供給チューブ26は、途中で複数本(本例では3本又は4本)に分岐して、分岐した枝管部26Bがそれぞれ異なる記録ヘッド15の上端部に接続されている。各インクカートリッジ25C,25M,25Y,25Kからのインクは、インク供給チューブ26を通じてそれぞれ相異なる記録ヘッド15に供給されるように構成されている。
また、各記録ヘッド15の下方対向位置には、キャップユニット30がそれぞれ設けられている。キャップユニット30は、キャップ31と、キャップ31内に吸引力を及ぼす負圧発生手段を構成する吸引ポンプ32と、キャップ31を昇降させる昇降機構(図示省略)とを備える。キャップ31は、昇降機構により、図1に示す退避位置(最下降位置)と、記録ヘッド15のノズル形成面15Aに当接するキャッピング位置との間で昇降可能である。そして、キャッピング状態で、吸引ポンプ32が駆動されることにより、キャップ31内に導入された負圧によりノズルに吸引力(負圧)が及んでノズル内の増粘インクやインク中の気泡等を除去するクリーニングが行われる。
図3は、ラインヘッドをノズル形成面側から見た底面図を示す。
ラインヘッド12を構成する複数個の記録ヘッド15は、幅方向Yに沿って二列千鳥状に配列されている。各記録ヘッド15の下面(底面)は、ノズルが開口するノズル形成面15Aとなっており、ノズル形成面15Aには、インクの4色に対応する4本のノズル列15Bが形成されている。各ノズル列15Bは、多数個(例えば180個)のノズルが千鳥状に配列されてなる。記録ヘッド15内は、各ノズル列15Bに対応するインク色別の4つの流路に区画されており、各流路には対応するインク色のインクが供給される。よって、同一のノズル列15Bを構成するノズルからは、同一色のインクが噴射される。
記録ヘッド15内においてインク色別の各流路上には、圧力調整弁が内蔵されている。この圧力調整弁は、ノズルからの噴射によりインクが消費されてインク室内のインク圧が所定値まで減圧すると開弁し、この開弁により消費した分量のインクが補充されると閉弁することで、インク室内のインク圧を略一定に維持しつつインク室へインクを供給する機能をもつ。また、記録ヘッド15内には、ノズル毎のインク室と対応する箇所に吐出駆動素子(いずれも図示せず)が設けられ、吐出駆動素子が駆動されて吐出力がインク室内のインクに及ぶことで、ノズルからインク滴が吐出される。なお、吐出駆動素子として圧電振動素子を用いた圧電方式、静電駆動素子を用いた静電方式、ヒータを用いたサーマル方式などを採用できる。また、本実施形態では、インクカートリッジ25、カートリッジホルダ40、複数本のインク供給チューブ26により、流体供給装置が構成されている。
また、記録ヘッド15が二列千鳥状に配列されることにより、1列目の記録ヘッド15のノズル列と、2列目の記録ヘッド15のノズル列とが、図3の上下方向に投影したときに両端部の少なくとも1個のノズルが重なるか、両端のノズルがそれぞれ一定のノズルピッチで連続するようになっている。このため、記録ヘッド15を固定したままでも用紙最大幅範囲の印字が可能となっている。
図2は、インク供給装置を示す斜視図である。なお、インクカートリッジはインク色によらず同じ構造なので、同図では、インクカートリッジをインク色ごとに区別することなく符号25を付している。図2に示すように、インクカートリッジ25は、カートリッジケース35と、カートリッジケース35内に収容されたインクパック36とを有する。カートリッジケース35は、ケース37と蓋体38とからなる。カートリッジケース35内に収容されたインクパック36は、アルミニウム等の金属箔を挟んだラミネート構造の樹脂フィルムにより略四角袋状に形成されてなる袋体36Aと、袋体36Aの一辺部が熱圧着された合成樹脂製のインク供給部材36Bとからなる。本実施形態のインクパック36では、インク供給部材36Bの基部36Cから円筒状のインク供給部36Dが複数個(例えば4個)突設されている。インクパック36には、4色のうち一色のインクが封入されている。
蓋体38を閉じて内部にインクパック36を収容した状態のインクカートリッジ25は、扁平な直方板形状をなし、複数個のインク供給部36Dは、インクカートリッジ25の長辺方向に沿って延びる一側面上に露出した状態にある。また、その一側面上には、4つのインク供給部36Dを間に挟んだ両側に一対の位置決め穴39が形成されている。
プリンタ11にはインクカートリッジ25を装填するための収容凹部(図示せず)が設けられ、その収容凹部内には、図2に示すカートリッジホルダ40が配置されている。カートリッジホルダ40には、各インク供給部36Dと相対する位置に、四本のインク供給針40Aが突設されており、また位置決め穴39と相対する位置に一対の位置決めピン40Bが突設されている。インクカートリッジ25を収容凹部に装填すると、位置決め穴39に位置決めピン40Bが差し込まれた位置決め状態で、インク供給部36Dの供給口にインク供給針40Aが突き刺さり、インクパック36内のインクがカートリッジホルダ40の底面に接続された4本のインク供給チューブ26を通じて各記録ヘッド15へ供給可能な状態になる。また、インクカートリッジ25は、水平状態に保持されるとともに、その長手方向が記録ヘッド15の配列方向(図1におけるY方向)と略平行となる向きに配置されている。なお、図2に示すように、記録ヘッド15の上面には、インク色と同数(4個)の接続部15Cが突設され、各インクカートリッジ25C,25M,25Y,25Kのうち残り3色のものから延出したインク供給チューブ26の枝管部26Bが、対応する色の接続部15Cにそれぞれ接続されている。このため、各記録ヘッド15には、4色のインクが別々のインク供給チューブ26を通じて供給される。
図1及び図2に示すように、インク供給チューブ26は、上流側(インクカートリッジ側)の大部分の長さ(例えば全長の80〜95%)を占めるとともに1本で延びている主管部26Aと、下流側において全長の5〜20%の長さを占めるとともに主管部26Aから分岐した3本又は4本の枝管部26Bとを備える。本実施形態では、枝管部26Bは、主管部26Aよりも内径が細く形成されている。また、主管部26Aについても、従来のインク供給チューブが一本のみの構成に比べ、1本当たりのインク流量が、本例で使用するインク供給チューブ26の本数(例えば「4」)で割った流量で済むので、チューブ内径を従来の1本の場合の内径の約半分の値に小さくしている(流路断面積の比較で従来の1/4)。このため、チューブ細径化に伴う圧力損失を無視すれば、複数本のインク供給チューブ26の使用によって、インク供給チューブが一本の従来構成と同程度のインク流量が確保される。
インクカートリッジ25は、記録ヘッド15のノズル形成面15Aの高さ位置よりも重力方向反対方向(上方)に所定高さとなる位置に配置されており、水頭差を利用して、インクカートリッジ25から記録ヘッド15のノズルまでインクを供給するためのインク供給圧を得るようにしている。
インク供給チューブ26は、可撓性が得られるように合成樹脂材料を用いて形成されているが、合成樹脂材料は、金属材料等の他の材料に比べ水分透過性やガス透過性を有する。そのため、合成樹脂材料の中でも、特に水分透過性やガス透過性の比較的低い材料を選択してチューブ材料に用いている。チューブ材料としては、例えばフッ素系樹脂などを挙げることができる。
図1の例では、ラインヘッド12を構成する記録ヘッド15が14個であり、これに対してインク一色(同一種の流体)につきインク供給チューブ26は4本であって、両者の数が割り切れない関係にある。このため、インク供給チューブ26は、4個の記録ヘッド15と接続できるように4本の枝管部26Bに分岐したものと、3個の記録ヘッド15と接続されるように3本の枝管部26Bに分岐したものとの2種類用いられている。
そして、本実施形態では、図1に示すように、ラインヘッド12のうち長手方向両端に配置された片側3個ずつの記録ヘッド15には、インク供給チューブ26の3本に分岐した枝管部26Bが接続され、両端側3個ずつを除く中央寄りの4個ずつの記録ヘッド15にはインク供給チューブ26の4本に分岐した枝管部26Bがそれぞれ接続されている。
つまり、プリンタ11の幅方向において、記録ヘッド15を、ラインヘッド12の長手方向で個数が対称となる複数の群に分け、群に属する記録ヘッド15の個数に等しい分岐数を持つインク供給チューブ26を通じて、記録ヘッド15を群毎にインクカートリッジ25と接続している。なお、ラインヘッド12を構成する記録ヘッド15の個数は、プリンタ11が対応できる最大用紙サイズや記録ヘッド15のサイズに応じて適宜変更することができる。
さて、上記のように構成されたプリンタ11においては、インクカートリッジ25(インクパック36)内のインクは、複数本のインク供給チューブ26を通じて並列な経路で各記録ヘッド15に供給される。このため、記録ヘッド15間におけるインク供給経路長の差を小さく抑えることができる。この結果、インクカートリッジ25から各記録ヘッド15に到達するまでのインクにかかる圧力損失の差を小さく抑えることができ、ひいては記録ヘッド15間におけるインクの供給むらを小さく抑えることができる。従って、インクの供給むらに起因する記録ヘッド15間におけるインク噴射量のばらつきを効果的に抑えることができるため、印刷品質を向上させることができる。
また、従来のインク供給チューブが1本である構成に比べ、インクカートリッジ25から記録ヘッド15までのインク供給経路の最大長を短く抑えることができる。インク供給経路長が長いほど、インク供給チューブ内を流れるインクの滞留時間が相対的に長くなり、さらにこのインク滞留時間が長くなるに連れて、インク供給チューブ26の樹脂材料を水分やガス(空気)が透過して起こるインクからの水分蒸発やインクへのガス溶解の度合いが高くなる。そして、インク供給チューブ26を通じたインク供給過程で、この水分蒸発やガス溶解の度合いが、ある閾値を超えると、ノズル内又はインク室内のインクの粘度がノズル目詰まりを誘発する程度に高くなりやすくなったり、ノズル内又はインク室内のインク中に、溶解ガスに起因して発生した気泡が混入しやすくなったりする。しかし、本実施形態によれば、インク供給経路の最大長を、従来構成に比べ短くできるので、インク滞留時間が上記の閾値を超える頻度を効果的に低減できる。よって、水分透過性やガス透過性が金属材料に比べ高い樹脂材料をチューブ材料に使用しつつも、従来構成に比べ、ノズル目詰まりやインク中の気泡に起因するインク吐出不良の発生頻度を低減することができる。
以上、詳述したように本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)インクカートリッジ25から複数本のインク供給チューブ26を延出させて記録ヘッド15の接続部15Cに接続する構成を採用したので、1本のインク供給チューブをすべての記録ヘッドの接続部(流体供給口)を経由する引き回し経路で配設する従来構成に比べ、インク供給チューブ26を直接目的とする接続部15Cへ向かう極力短い引き回し経路で配設することができる。この結果、従来構成に比べ、インクカートリッジ25から各接続部15Cまでのインク供給経路長の差を小さくできるので、記録ヘッド15間におけるインク供給むらを小さく抑えることができる。
(2)また、複数本のインク供給チューブ26内を流れるインクの流速がたとえ従来構成の1本の場合と同じであっても、インク供給チューブ26を短くできた分だけインク供給チューブ26内におけるインクの滞留時間を短くすることができる。この結果、インク供給チューブ26内のインクからの水分蒸発や、インクへのガス溶解の程度を低く抑えることができる。従って、水分蒸発によるインク粘度上昇に起因するノズル目詰まりの発生頻度や、ガス溶解に起因してインク中に発生した気泡が原因で起こるインク吐出不良の発生頻度を低減できる。
(3)インク供給チューブ26を複数本の枝管部26Bに分岐し、各枝管部26Bをそれぞれ異なる記録ヘッド15の接続部15Cに接続する構成としたので、インク供給チューブ26を、記録ヘッド15の接続部15Cの個数の割に少ない本数で済ませられる。よって、ラインヘッド12のように多数個の記録ヘッド15を備えた構成であっても、インク1色当たりに必要なインク供給チューブ26の本数が、例えばインク供給チューブ26の分岐数が「3」又は「4」である本実施形態においては、記録ヘッド15の接続部15Cの個数の1/3〜1/4の範囲内の本数に抑えることができる。例えばインク供給チューブ26をインクカートリッジ25と記録ヘッド15に接続する接続作業が簡単で済む。
(4)四角板形状という異方性形状を有するインクカートリッジ25において、その長辺方向に沿って延びる面上に複数のインク供給部36Dを配置したので、複数本のインク供給チューブ26の接続スペースを十分確保できるうえ、接続箇所の選択自由度も高まる。
尚、実施形態は、上記に限定されるものではなく、以下のように変更してもよい。
(変形例1)図4に示すように、インクカートリッジ25から遠い側の群に属する記録ヘッド15の接続部15Cと接続するインク供給チューブ26の分岐数を多くした構成も採用できる。つまり、プリンタの幅方向において、インクカートリッジ25から一番遠く(図4における左右両端側)に位置する群に属する記録ヘッド15の接続部15Cの個数を、最も多い個数「4個」とし、それよりも近い側の群に属する記録ヘッド15の接続部15Cの個数を、4個よりも少ない個数「3個」としている。これは、遠くの記録ヘッド15と接続されるインク供給チューブ26ほどチューブ長が長くなって、記録ヘッド15に到達するまでのインクの滞留時間が相対的に長くなるため、インク滞留時間を少しでも短くするために遠くの群の記録ヘッドに使用されるものほど多い分岐数を選択している。この構成によれば、複数本のインク供給チューブ26の径は同じであるが、分岐数の多いインク供給チューブ26の方が、インク供給先の記録ヘッド15の個数が多いため、インク消費速度が相対的に高く、インク供給チューブ26内のインクの流速が相対的に高くなり、ひいてはインク供給チューブ26内におけるインクの滞留時間が相対的に短くなる。よって、インク供給経路長の長さの割にインク滞留時間を相対的に短くすることができるので、インク供給経路長の長いインク供給チューブ26においても、インクからの水分蒸発やインク中へのガス溶解の程度を小さく抑えられる。
(変形例2)前記実施形態では、一つのインク色につき流体収容体(インクカートリッジ25)を一つとしたが、流体収容体を同一種の流体につき複数個設けてもよい。例えば図5に示すように、同一インク色のインクを収容する流体収容体としてのインクカートリッジ45を二個設け、各インクカートリッジ45からはそれぞれ複数本のインク供給チューブ26が延出し、各インク供給チューブ26は途中で分岐し、分岐した枝管部26Bをそれぞれ相異なる記録ヘッド15の接続部15Cと接続する構成とする。なお、図5では、ラインヘッド51は、複数個の記録ヘッドを最大用紙幅の全域に渡って配列されてなる構成のものではなく、一本の長尺状に形成されたラインヘッドを流体噴射ヘッドとして採用した例である。このラインヘッド51は、長手方向において複数の流路に区画されており、区画された各流路に対応するヘッド部分を記録ヘッド15(単位ヘッド)としている。
(変形例3)図6に示すように、流体収容体としてのインクカートリッジ45から延出する複数本のインク供給チューブ26を、インクカートリッジ45から流体噴射ヘッドとしてのラインヘッド51の各接続部15C(流体供給口)までの流体供給長がすべて同じとなるように設けた構成も採用できる。図6の構成によれば、インクカートリッジから各接続部15Cまでの流路長がすべて同じになるので、各接続部15Cへのインク供給むらを防止することができる。なお、図6では、インク供給チューブ26の途中で分岐する複数本の枝路としての枝管部26Bの長さもすべて同じにしているが、インクカートリッジ45から各接続部15Cまでの流路長がすべて同じである限りにおいて枝管部26Bの長
さは異なっても構わない。また、図6ではインク供給チューブ26が2分岐の構成であるが、すべての流路長が同じである限りにおいて、インク供給チューブの分岐数は3分岐以上の適宜な数を採用できる。さらに図6のように複数のインクカートリッジ45を設けた構成に替え、前記実施形態や図4の変形例のように、同一インク種につき一つのインクカートリッジ25を設けた構成も採用できる。
(変形例4)前記実施形態では、複数本すべてのインク供給チューブを途中で複数本に分岐したが、複数本のインク供給チューブのうち一部に分岐なしのインク供給チューブが含まれていてもよい。図7に示す例では、ラインヘッド12の長手方向両端に位置する記録ヘッド15の接続部15C(流体供給口)には分岐なしのインク供給チューブ27が接続されている。また、分岐数も、流路長が長くなるほど少なくする構成となっており、この例では、インクカートリッジから比較的距離の短い中央寄りに位置する第1群を構成する3個ずつの記録ヘッド15に対しては3分岐のインク供給チューブ26が接続され、その両側の第2群を構成する2個ずつの記録ヘッド15には分岐数「2」のインク供給チューブ26が接続され、最も外側の記録ヘッド15には分岐なしのインク供給チューブ27が接続されている。このように流路長が長いほどインク供給チューブの分岐数を少なくする接続構造にすれば、水頭圧によってインクを供給する構成であっても、接続部15Cにおけるインク供給圧むらを小さく抑えることができるので、インク供給圧むらに起因する記録ヘッド15間におけるインク噴射量のばらつきを小さく抑えることができる。
また、図8に示すように、同一色のインクカートリッジ45を複数備えた構成においても、インクカートリッジ45と記録ヘッド15とを接続する複数本のインク供給チューブ26,27のうち一部に分岐なしのインク供給チューブ27が含まれていてもよい。この例では、一個のインクカートリッジ45からのインク供給先となる複数個(この例では6個)の記録ヘッド15のうち相対的に遠くに位置する両端の記録ヘッド15には分岐なしのインク供給チューブ27が接続されている。図7及び図8の構成においても、インクカートリッジからの流路長が最も長い両端に位置する記録ヘッドには分岐なしのインク供給チューブ27を使用しているため、インク供給チューブ27において流路長要因の圧力損失が大きくなっても分岐数要因の圧力損失をなくせるので、各インク供給チューブ26,27から各記録ヘッド15へのインク供給むらを小さく抑えることができる。
(変形例5)前記実施形態では、インク供給チューブを途中で複数本に分岐したが、インク供給チューブの分岐は必須ではない。例えば図9に示すように、流体収容体であるインクカートリッジ25と記録ヘッド15の接続部15C(流体供給口)との間を、分岐のないインク供給チューブ46を用いて一本ずつ接続する構成も採用できる。この構成も、複数本のインク供給チューブ46の長さがすべて同じなので、各接続部15Cへのインク供給むらを防止することができる。
(変形例6)流体収容体としてのインク収容体は、インクカートリッジに限定されず、インクタンクであってもよい。インクタンクを用いた場合のインク供給方式は、水頭差を利用したインク供給方式を採用できる。インクタンクの場合も、長辺方向に沿って延びる面上からインク供給チューブを延出させることが好ましい。
(変形例7)分岐したインク供給チューブと分岐なしのインク供給チューブが混在していてもよい。この場合、分岐なしのインク供給チューブは、端部の記録ヘッドに接続されることに限定されず、例えば中央寄りの記録ヘッド15の接続部15Cに接続されてもよい。また、インク供給チューブの分岐数は5分岐以上であってもよい。
(変形例8)流体噴射装置は、ラインプリンタに限定されず、例えばキャリッジを有するシリアル式プリンタであってもよい。
(変形例9)前記実施形態では、流体噴射装置をインクジェット式記録装置に具体化したが、この限りではなく、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を含む)を噴射したり吐出したりする流体噴射装置に具体化することもできる。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射する液状体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置であってもよい。なお、「流体」とは、気体のみからなる流体を含まない概念であり、例えば液体(無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含む)、液状体、流状体などが含まれる。
以下、前記実施形態及び各変形例から得られる技術的思想を記載する。
(1)請求項1乃至5のいずれか一項に記載の流体供給装置において、前記流体供給路は合成樹脂製のチューブであることが好ましい。これによれば、液体透過性やガス透過性が金属等の他の材料に比べて高い合成樹脂製のチューブであっても、複数本に分けたことにより、流体供給路が一本の従来構成に比べ、流体収容体から流体噴射ヘッドの流体供給口までの流体供給経路の最大長を短くすることができる。よって、流体供給路内の流体の滞留時間を短くできるので、チューブ内の流体の液成分が外部へ気化する割合や、外部の空気などのガスがチューブを透過して流体に溶解する割合を小さく抑えることができる。
(2)請求項1乃至5のいずれか一項に記載の流体供給装置において、前記流体収容体が着脱可能に装着される流路ホルダ(40)を備え、前記流体収容体は前記流路ホルダに装着されることで当該流路ホルダから延出する前記複数本の流体供給路と接続されることを特徴とする流体供給装置。
11…流体噴射装置としてのプリンタ、12…ラインヘッド、15…流体噴射ヘッドとしての記録ヘッド(単位ヘッド)、15C…流体供給口としての接続部、25…流体供給装置を構成するとともに流体収容体(流体供給源)としてのインクカートリッジ、26…流体供給装置を構成するとともに流体供給路としてのインク供給チューブ、26A…主管部、26B…枝路としての枝管部、27…インク供給チューブ(分岐なし)、40…カートリッジホルダ(流路ホルダ)、45…流体収容体(流体供給源)としてのインクカートリッジ、46…流体供給路としてのインク供給チューブ、51…ラインヘッド。

Claims (4)

  1. 体を収容する流体収容体が装填され、該流体収容体に収容されている前記流体を複数の流体噴射ヘッドから噴射する流体噴射装置であって、
    前記流体収容体には複数本の流体供給路が接続され、
    前記複数本の流体供給路の前記流体噴射ヘッド側それぞれ分岐して当該複数本より多い数の前記複数の流体噴射ヘッドに対して接続されており、
    前記複数本前記流体供給路は、
    前記流体噴射ヘッドに接続される第1流体供給路と、
    前記第1流体供給路の長さよりも長く、前記第1流体供給路に接続された前記流体噴射ヘッドの数よりも多い数の前記流体噴射ヘッドに接続される第2流体供給路と、
    を有していることを特徴とする流体噴射装置。
  2. 前記複数の流体供給路は、前記流体収容体の長手方向に沿って延びる面から延出しており、
    前記第2流体供給路は、前記長手方向に沿って延びる前記面において、前記第1流体供給路よりも外側の位置から延出していることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
  3. 前記流体収容体の前記長手方向は、前記複数の流体噴射ヘッドの流体供給口の配列方向と略平行となる向きに配置されていることを特徴とする請求項2に記載の流体噴射装置。
  4. 流体噴射装置に装填される流体収容体複数本接続される流体供給路を通じて、前記流体収容体から前記複数本より多い数の複数の流体噴射ヘッドへ流体を供給する流体供給方法であって、
    前記流体噴射ヘッド側がそれぞれ分岐している前記複数本の流体供給路のうち、
    第1流体供給路を、前記流体噴射ヘッドの流体供給口に接続して前記流体収容体から流体を供給するとともに、
    前記第1流体供給路の長さよりも長い第2流体供給路を、前記第1流体供給路に接続された前記流体噴射ヘッドの数よりも多い数の前記流体噴射ヘッドの流体供給口の個々に接続して前記第1流体供給路よりも多く前記流体収容体から流体を供給する
    ことを特徴とする流体供給方法。
JP2013092703A 2007-06-14 2013-04-25 流体噴射装置及び流体供給方法 Expired - Fee Related JP5737322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013092703A JP5737322B2 (ja) 2007-06-14 2013-04-25 流体噴射装置及び流体供給方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007157657 2007-06-14
JP2007157657 2007-06-14
JP2013092703A JP5737322B2 (ja) 2007-06-14 2013-04-25 流体噴射装置及び流体供給方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008104820A Division JP2009018566A (ja) 2007-06-14 2008-04-14 流体供給装置、流体噴射装置及び流体供給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013144461A JP2013144461A (ja) 2013-07-25
JP5737322B2 true JP5737322B2 (ja) 2015-06-17

Family

ID=40186979

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008104820A Pending JP2009018566A (ja) 2007-06-14 2008-04-14 流体供給装置、流体噴射装置及び流体供給方法
JP2013092703A Expired - Fee Related JP5737322B2 (ja) 2007-06-14 2013-04-25 流体噴射装置及び流体供給方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008104820A Pending JP2009018566A (ja) 2007-06-14 2008-04-14 流体供給装置、流体噴射装置及び流体供給方法

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP2009018566A (ja)
CN (1) CN101323212B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3327933A1 (de) 1982-08-04 1984-02-09 Olympus Optical Co., Ltd., Tokyo Einsatzteil fuer ein industrie-endoskop

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110060832A (ko) * 2009-11-30 2011-06-08 이하라 사이언스 가부시키가이샤 결합링
JP5569020B2 (ja) * 2010-02-15 2014-08-13 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP2013158725A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Nippo Corp 液体供給装置
JP6028424B2 (ja) 2012-07-06 2016-11-16 セイコーエプソン株式会社 印刷材供給システムおよびそのカートリッジ
JP6134624B2 (ja) * 2013-09-26 2017-05-24 エスアイアイ・プリンテック株式会社 液体噴射ユニット及び液体噴射装置
JP6520265B2 (ja) * 2015-03-20 2019-05-29 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP6878020B2 (ja) * 2017-01-31 2021-05-26 キヤノン株式会社 液体吐出装置および液体吐出ヘッド
CN107214962A (zh) * 2017-06-28 2017-09-29 宁夏共享模具有限公司 一种阵列式3d打印头
CN111132846B (zh) * 2017-09-28 2022-05-17 惠普发展公司,有限责任合伙企业 可接合的流体接口构件和连接器
CN110949014A (zh) * 2019-12-26 2020-04-03 北大方正集团有限公司 墨路分路装置和供墨系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3097321B2 (ja) * 1992-06-23 2000-10-10 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置動作方法
GB9822875D0 (en) * 1998-10-21 1998-12-16 Xaar Technology Ltd Droplet deposition apparatus
JP2002067350A (ja) * 2000-09-01 2002-03-05 Kishu Giken Kogyo Kk インクジェットプリンタ
JP2005022124A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Fuji Xerox Co Ltd インク供給装置、インク供給方法及び記録装置
JP4442240B2 (ja) * 2004-02-06 2010-03-31 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP4011550B2 (ja) * 2004-01-09 2007-11-21 株式会社石井表記 インクジェットヘッド送液装置
JP3978687B2 (ja) * 2004-03-22 2007-09-19 富士フイルム株式会社 液体供給装置及び画像形成装置
JP4415849B2 (ja) * 2004-12-22 2010-02-17 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP4956927B2 (ja) * 2005-07-22 2012-06-20 富士ゼロックス株式会社 液滴吐出装置及び液体充填方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3327933A1 (de) 1982-08-04 1984-02-09 Olympus Optical Co., Ltd., Tokyo Einsatzteil fuer ein industrie-endoskop

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013144461A (ja) 2013-07-25
CN101323212B (zh) 2011-11-23
CN101323212A (zh) 2008-12-17
JP2009018566A (ja) 2009-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5737322B2 (ja) 流体噴射装置及び流体供給方法
US8915576B2 (en) Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus
JP2018012291A (ja) ヘッドモジュール、液体吐出装置、及び、ケース
US20080309739A1 (en) Fluid supplying apparatus, fluid ejecting apparatus, and fluid supplying method
CN112172344B (zh) 液体喷射头以及液体喷射系统
JP2018202817A (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JP2008246842A (ja) 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
JP2009012376A (ja) 流体噴射装置
JP6372085B2 (ja) 液体噴射装置
JP2012210771A (ja) 流路形成部材、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP7310381B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射システム
JP2018043452A (ja) インクジェットヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法
US10994538B2 (en) Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus
JP2019107777A (ja) 循環機構および液体噴射記録装置
US9498963B2 (en) Flow path member, liquid ejecting head, liquid ejecting apparatus and liquid stirring method
JP2010030097A (ja) 液体噴射装置
JP2013059980A (ja) 液体噴射装置
JP7215223B2 (ja) 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JP2020049873A (ja) 液体噴射ヘッドユニット、液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置
WO2017169681A1 (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
US20230234369A1 (en) Filter unit, liquid ejecting head, and liquid ejecting apparatus
JP2010228118A (ja) 流体噴射装置のメンテナンス方法及び流体噴射装置
JP2011098555A (ja) 液体噴射装置
US10220626B2 (en) Liquid container
JP2011224800A (ja) 液体噴射装置及び液体噴射ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5737322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees