JP4956927B2 - 液滴吐出装置及び液体充填方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出装置及び液滴を吐出する液滴吐出ヘッドへ液体を充填する液体充填方法に関する。
従来、インクジェットプリンタに代表される液滴吐出装置としては、インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)へインク(液体)を充填する際、インクを貯留したインクタンク(液体貯留部)に正圧を付与し、インクタンクからチューブを介してインクジェット記録ヘッドにインクを加圧送液する装置が知られている(例えば、特許文献1)。
また、インク充填の際、キャップでインクジェット記録ヘッドのヘッド面を封止して、キャップに接続した吸引ポンプを駆動させることで、ヘッド内流路およびチューブ内に負圧を付与し、インクタンクからインクを送液する装置も知られている(例えば、特許文献2)。
ところで、インクが流れる流路内に気泡が残っていると、インクジェット記録ヘッドは、その気泡に起因してノズルの吐出不良を生じる。
そこで、流路内の気泡を効率よく排出すべく、機能液を加圧送液して、インクジェット記録ヘッドのヘッド内流路に充填した後、インクジェット記録ヘッドのノズルから機能液を吸引する方法が提案されている(例えば、特許文献3)。
特開2000−21157号公報 特開平10−286974号公報 特開2004−188410号公報
しかしながら、記録領域の全幅に渡る長尺のプリンタヘッドなど、高密度かつノズル数が多いヘッドになると、インクが流れる流路が複雑になり、流路内に気泡が残りやすく、特許文献3の構成においても、流路内に気泡が残存する場合がある。
本発明は、上記事実を考慮し、液滴吐出ヘッドへ液体を充填する際に、その液体が流れる流路内に残存する気泡を減らすことを目的とする。
本発明の請求項1に係る液滴吐出装置は、ノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、液体を貯留する液体貯留部から前記ノズルまで達し、前記液体貯留部から前記液滴吐出ヘッドへ充填される液体が流通可能な流路と、前記流路に設けられ、前記液体貯留部から前記液滴吐出ヘッドへ流れる前記液体へ抵抗を付与する抵抗付与手段と前記液滴貯留部から前記抵抗付与手段を経て前記ノズルまで達する流路に設けられ、前記当該流路を閉鎖可能な閉鎖手段と、前記液滴吐出ヘッドの前記ノズルから吸気し、前記閉鎖手段で閉鎖された前記流路内を減圧する減圧手段と、を備え、前記減圧手段により前記流路内が減圧された状態で、前記閉鎖手段の閉鎖を解除し、前記液体貯留部から前記抵抗付与手段を経て前記液滴吐出ヘッドへ前記液体を流すことを特徴とする。
この構成では、閉鎖手段が、液体貯留部から液滴吐出ヘッドへ充填される液体が流通可能な流路を閉鎖する。減圧手段が、液滴吐出ヘッドのノズルから吸気し、閉鎖手段に閉鎖された流路内を減圧する。減圧された流路で液体を流し、液体を液体貯留部から液滴吐出ヘッドへ充填する。
以上のように、請求項1では、液体貯留部から液滴吐出ヘッドへ充填される液体が流れる流路内を減圧することにより、流路内に残存する空気を減らす。
従って、請求項1に記載の発明によれば、液滴吐出ヘッドへ液体を充填する際に、その液体が流れる流路内に残存する気泡を減らすことができる。
また、流路内に気泡が残ったとしても、流路内を大気圧に戻したときに、気泡が小さくなるので、気泡の影響が小さくなる。
また、前記液体貯留部から前記液滴吐出ヘッドへ単位時間当たりに流れる前記液体の流量を規制して、該液体を前記液滴吐出ヘッドへ送り出すポンプを備えていてもよい。
また、本願発明に係る構成は前記流路に前記液体貯留部から前記液滴吐出ヘッドへ流れる前記液体へ抵抗を付与する抵抗付与手段を備えている
本発明に係る抵抗付与手段は、請求項2に記載のように、前記流路に前記液体貯留部から前記液滴吐出ヘッドへ流れる前記液体へ付与する抵抗が調整可能な可変抵抗付与手段である構成としてもよい。
本発明は、上記構成としたので、液滴吐出ヘッドへ液体を充填する際に、その液体が流れる流路内に残存する気泡を減らすことができる。
以下に、本発明の液滴吐出装置に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
〔第1実施形態〕
まず、液滴吐出装置としてのインクジェットプリンタの全体構成を、図1に基づき概説する。
図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、用紙(記録媒体)Pが収容される給紙カセット12を備えている。この給紙カセット12の先端側(図1において右端側)の上部には、用紙P上面の先端側に圧接して給紙カセット12内から用紙Pを取り出すピックアップロール24が配置されている。
また、給紙カセット12の先端部から延出し、装置の中央部にある搬送ベルト30へ達する第1搬送路19が形成されている。この第1搬送路19に沿って、用紙Pを搬送ベルト30へ挟持搬送する複数の第1搬送ロール対25が設けられている。
搬送ベルト30は、用紙搬送方向上流側に配置された従動ローラ28と、下流側に配置された駆動ローラ26に巻回され、駆動ローラ26が回転することにより、図1の矢印A方向(反時計方向)に回転するように構成されている。
また、搬送ベルト30は、用紙Pを静電吸着して搬送する搬送手段であり、従動ローラ28の上方に配置されたニップローラ32が、用紙Pを搬送ベルト30へ押し当て用紙Pを搬送ベルト30へ密着させる。
搬送ベルト30の上方には、搬送ベルト30に搬送される用紙Pへインク滴を吐出して画像を記録するインクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)20が配置されている。
このインクジェット記録ヘッド20は、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つの各インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kが、用紙搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像記録が可能となっている。この各インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kは、長手方向へ沿って複数の単位ヘッド21に分割され、各単位ヘッド21のノズル21Aからインク滴を吐出する(図3参照)。
インクジェット記録ヘッド20の上方には、各インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kにインクを供給するインクタンク(液体貯留部)22Y、22M、22C、22K、が配設されている。
また、搬送ベルト30から上方に延出し、画像が記録された用紙Pを収容する排紙トレイ18へ達する第2搬送路39が形成されている。この第2搬送路39に沿って、用紙Pを排紙トレイ18へ挟持搬送する複数の第2搬送ロール対38が設けられている。なお、両面印字するための反転搬送路37が第2搬送路39から第1搬送路19へ接続され、反転搬送路37に沿って、用紙Pを第2搬送路39から第1搬送路19へ挟持搬送する複数の反転搬送ロール対36が設けられている。
以上の構成により、ピックアップロール24によって、給紙カセット12から取り出された用紙Pは、複数の搬送ロール対25によって第1搬送路19を搬送され、搬送ベルト30へ送り込まれる。
搬送ベルト30へ送り込まれた用紙Pは、インクジェット記録ヘッド20からインク滴が吐出されて、画像記録が行われ、複数の搬送ロール対38によって、第2搬送路39を搬送され、排紙トレイ18へ排出される。
また、両面記録を行う場合には、片面記録がされた用紙を、第2搬送路39から反転搬送路37を介して、第1搬送路19に搬送し、再び搬送ベルト30へ送り込み、画像記録が行われる。以上のように、一連の画像記録が行われる。
更に、インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kには、メンテナンスユニット40Y、40M、40C、40Kが備えられている。このメンテナンスユニット40Y、40M、40C、40Kは、イエロー(Y)とマゼンタ(M)、シアン(C)とブラック(K)の2組に分かれて、それぞれ、インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kの吐出面から退避する退避位置(図1参照)と、インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kの吐出面に対向する対向位置(図2参照)とに移動可能に構成されている。
メンテナンスユニット40Yは、図3に示すように、インクジェット記録ヘッド20Yの単位ヘッド21のノズル面に密着して、ノズル21Aを封止する複数のキャップ44を備えている。
各キャップ44は、チューブ48を介して、吸引されたインクが一時的に貯留される吸引タンク46と接続されている。チューブ48には、各キャップ44に対応して、チューブ48が形成する通路を開閉可能なバルブ50が設けられている。
また、吸引タンク46には、吸引タンク46内の空気が排出される排気チューブ58が接続されている。この排気チューブ58の中間部には、吸引タンク46内の空気をタンク外へ排気するロータリポンプ(減圧手段)52が配置されている。
このロータリポンプ52は、ポンプ軸62と一体で回転する円形状の回転板64を備えている。この回転板64の外周近傍には、1個又は複数個(本実施形態では、対角上に2個)のローラ66が配置されている。
回転板64の外周の一部に、排気チューブ58が巻き掛けられ、ローラ66が排気チューブ58を局所的に押し潰すことが可能とされている。
これにより、回転板64を図3の時計回り方向(矢印B方向)に回転させると、ローラ66が排気チューブ58をしごくようにして移動し、排気チューブ58内の空気を排気口63から排出する。
これに伴って、キャップ44、チューブ48及び吸引タンク46内の空気も排気口63から排出され、キャップ44、チューブ48及び吸引タンク46内が負圧となる。
これにより、各キャップ44に封止されたノズル21Aから吸気し、後述するバルブ70及びロータリポンプ72によって、閉鎖されたインク流路内を減圧することが可能とされている。
なお、各メンテナンスユニット40M、40C、40Kも、メンテナンスユニット40Yと同一の構成となっている。
一方、インクジェット記録ヘッド20Yの各単位ヘッド21には、インクが流通可能なインク流路を形成するチューブ68の一端側が接続されている。チューブ68の他端側は、イエロー(Y)のインクを貯留するインクタンク22Yに接続されている。
各単位ヘッド21には、チューブ68から供給されたインクを、ノズル21Aへ流すためのヘッド内流路21Bが形成されている。
すなわち、本実施形態では、チューブ68及びヘッド内流路21Bによって、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yのノズル21Aへ達すると共に、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ充填されるインクが流通可能な流路が形成される。
チューブ68には、インクが流通する方向の上流側部分(インクタンク22Y側)に、ループ状にされた環状部69が形成されている。チューブ68は、環状部69において、第1枝部69Aと第2枝部69Bとに分岐した後、再び合流する。すなわち、本実施形態では、インクがインクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインク流路が、2経路確保されている。
一方の経路である第1枝部69Aには、インク流路を閉鎖可能なバルブ(閉鎖手段)70が設けられている。このバルブ70がインク流路を閉鎖することにより、インク流路のインクタンク22Yとインクジェット記録ヘッド20Yとの間であって、インクが流通する方向の上流側部分が閉鎖される。
他方の経路である第2枝部69Bには、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクの流量を規制して、流量を規制したインクを各単位ヘッド21へ送り出すロータリポンプ(閉鎖手段、流速制御手段)72が設けられている。
このロータリポンプ72は、ポンプ軸82と一体で図3の反時計回り方向(矢印C方向)回転する円形状の回転板84と、回転板84の外周近傍に配置された1個又は複数個(本実施形態では、対角上に2個)ローラ86と、を備え、ロータリポンプ52と同じ構成とされている。
このロータリポンプ72がチューブ68をつぶすことにより、インク流路のインクタンク22Yとインクジェット記録ヘッド20Yとの間であって、インクが流通する方向の上流側部分が閉鎖される。
また、回転板84を図3の反時計回り方向(矢印C方向)に回転させると、ローラ86が第2枝部69Bをしごくようにして移動し、第2枝部69B内のインクの流量を規制して、インクを各単位ヘッド21へ送り出す。
さらに、このロータリポンプ72のポンプ軸82及びロータリポンプ52のポンプ軸62を回転させる駆動部は共通とされ、単一の駆動部によって、各ポンプ軸82、52が回転する構成となっている。
また、インクタンク22Yには、チューブ74が接続され、このチューブ74を通じてインク流路内が大気に開放可能とされている。
なお、各インクジェット記録ヘッド20M、20C、20Kも、インクジェット記録ヘッド20Yと同様の構成とされ、インクジェット記録ヘッド20M、20C、20Kは、それぞれ、チューブを介して、対応するインクタンク22M、22C、22Kと接続されている。
次に、インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kへインクを充填するインク充填方法(液体充填方法)について説明する。
まず、ロータリポンプ72がチューブ68の第2枝部69Bをつぶすと共に、バルブ70を閉めることにより、チューブ68及びヘッド内流路21Bが形成するインク流路を閉鎖する。
各キャップ44を、インクジェット記録ヘッド20Yの各単位ヘッド21のノズル面に密着させ、ノズル21Aを封止する。
これにより、ロータリポンプ72及びバルブ70から、ノズル面までが密閉され、インクが流通するインク流路内に密閉空間が形成される。
次に、バルブ50を開放し、ロータリポンプ52を作動させて、排気チューブ58、吸引タンク46、チューブ48及びキャップ44内の空気を排出することにより、各単位ヘッド21のノズル21Aから吸気して、閉鎖されて密閉空間となったインク流路内を減圧する。
インク流路内が所定の圧力値に達した場合に、吸気を停止し、バルブ70を閉じたまま、ロータリポンプ72よって、インクの流量を規制し、そのインクを各単位ヘッド21へ送り出す。これにより、インクの流速を抑え、緩やかにインクを各単位ヘッド21へ流し、インクジェット記録ヘッド20Yへインクを充填する。
なお、所定の圧力値に達した場合とは、例えば、圧力値が−50kPa以下になった場合をいう。
各単位ヘッド21をインクが満たしたら、ロータリポンプ72を止め、バルブ70を開放し、ロータリポンプ52を作動させることにより、ロータリポンプ72がある経路とは別の第1枝部69Aを通じて、インクを吸引し、インクを各単位ヘッド21へ流す。
その後、インクタンク22Yに接続されたチューブ74によって、インク流路内を大気に開放する。
なお、ロータリポンプ72で、インクの流量を規制してインクを各単位ヘッド21へ送る場合の流速は、少なくとも、ロータリポンプ52で、インクを吸引して流す流速より遅く、例えば、チューブ68の太さを4mmとしたときに、インクの流量は、0.2cc/sec以下に設定される。
また、ロータリポンプ52で、インクを吸引して流す流速は、少なくとも、ロータリポンプ72で、インクの流量を規制してインクを各単位ヘッド21へ送る場合の流速より速く、例えば、2cc/secに設定される。
以上のように、本実施形態では、インクタンク22Y、22M、22C、22Kからインクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kへ充填されるインクが流れるインク流路内を減圧することにより、インク流路内に残存する空気を減らす。
また、インクがインク流路を流れる速度が速い場合には、図4(A)に示すように、インク流路内のインクと空気の界面が一様に進まず、メニスカス(ここでは、インクと空気の界面が流路に対して一様に進む状態をいう)が壊れてしまう。それに対して、本実施形態では、インクを緩やかに流すことにより、図4(B)に示すように、インクと空気の界面がインク流路に対して、一様に進むので、メニスカスが壊れず、気泡がインク流路内に残りにくい。
従って、本実施形態によれば、インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kへインクを充填する際に、そのインクが流れるインク流路内に残存する気泡を減らすことができる。
また、インク流路内に気泡が残ったとしても、インク流路内を大気圧に戻したときに、気泡が小さくなるので、気泡の影響が小さくなる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。また、液滴吐出装置の全体構成は、第1実施形態と同一であるので、説明を省略する。
本実施形態では、図5に示すように、チューブ68の第2枝部69Bは、第1実施形態のロータリポンプ72に替えて、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクへ抵抗を付与する抵抗付与手段としての細管88とされている。この細管88は、長く引き回されており、インクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクの流通抵抗となる。
この細管88のインクの流通方向下流側には、インク流路を閉鎖可能なバルブ(閉鎖手段)90が設けられている。このバルブ90がインク流路を閉鎖することにより、インク流路のインクタンク22Yとインクジェット記録ヘッド20Yとの間であって、インクが流通する方向の上流側部分が閉鎖される。
次に、インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kへインクを充填するインク充填方法(液体充填方法)について説明する。
まず、バルブ90及びバルブ70を閉めることにより、チューブ68及びヘッド内流路21Bが形成するインク流路を閉鎖する。
各キャップ44を、インクジェット記録ヘッド20Yの各単位ヘッド21のノズル面に密着させ、ノズル21Aを封止する。
これにより、バルブ90及びバルブ70から、ノズル面までが密閉され、インクが流通するインク流路内に密閉空間が形成される。
次に、バルブ50を開放し、ロータリポンプ52を作動させて、排気チューブ58、吸引タンク46、チューブ48及びキャップ44内の空気を排出することにより、各単位ヘッド21のノズル21Aから吸気して、閉鎖されて密閉空間となったインク流路内を減圧する。
インク流路内が所定の圧力値に達した場合に、吸気を停止し、バルブ70を閉じたまま、バルブ90を開放する。これにより、ノズル21A側が負圧となっているので、インクタンク22Yからインクが細管88を通じて流れ、インクジェット記録ヘッド20Yのインクを各単位ヘッド21へ送られる。インクは、細管88を通過することにより、流速が抑えられ、緩やかにインクが各単位ヘッド21へ流がれ、インクジェット記録ヘッド20Yへインクが充填される。
なお、所定の圧力値に達した場合とは、例えば、圧力値が−50kPa以下になった場合をいう。
各単位ヘッド21をインクが満たしたら、バルブ90を閉鎖すると共に、バルブ70を開放し、ロータリポンプ52を作動させることにより、ロータリポンプ72がある経路とは別の第1枝部69Aを通じて、インクを吸引し、インクを各単位ヘッド21へ流す。
その後、インクタンク22Yに接続されたチューブ74によって、インク流路内を大気に開放する。
なお、細管88で、インクへ抵抗を付与してインクを各単位ヘッド21へ送る場合の流速は、少なくとも、ロータリポンプ52で、インクを吸引して流す流速より遅く、例えば、チューブ68の太さを4mmとしたときに、インクの流量は、0.2cc/sec以下に設定される。
また、ロータリポンプ52で、インクを吸引して流す流速は、少なくとも、細管88で、インクへ抵抗を付与してインクを各単位ヘッド21へ送る場合の流速より速く、例えば、2cc/secに設定される。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kへインクを充填する際に、そのインクが流れるインク流路内に残存する気泡を減らすことができる。
なお、本実施形態では、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクへ抵抗を付与する抵抗付与手段としての細管88について説明したが、本発明の抵抗付与手段としては、これに限られず、例えば、第2枝部69Bに多孔質の部材であるフィルタ92を設けて、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクへ抵抗を付与する構成であってもよく、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクへ抵抗を付与するものであれば構わない。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。また、液滴吐出装置の全体構成は、第1実施形態と同一であるので、説明を省略する。
本実施形態では、チューブ68は、分岐しておらず、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yまで、インクが流れるインク流路は、一経路で形成されている。
チューブ68の中間部には、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクへ付与する抵抗が調整可能な可変抵抗付与手段としての押圧部材94が設けられている。押圧部材94は、チューブ68を押圧し、チューブ68を押しつぶすことが可能な構成となっている。押圧部材94が押圧し、チューブ68を押しつぶした状態において(図7(B)参照)、インク流路を流れるインクへ抵抗を付与し、押圧を解除した状態では(図7(A)参照)、インク流路を流れるインクへ抵抗は付与されない。
次に、インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kへインクを充填するインク充填方法(液体充填方法)について説明する。
まず、バルブ70を閉めることにより、チューブ68及びヘッド内流路21Bが形成するインク流路を閉鎖する。
各キャップ44を、インクジェット記録ヘッド20Yの各単位ヘッド21のノズル面に密着させ、ノズル21Aを封止する。
これにより、バルブ70から、ノズル面までが密閉され、インクが流通するインク流路内に密閉空間が形成される。
次に、バルブ50を開放し、ロータリポンプ52を作動させて、排気チューブ58、吸引タンク46、チューブ48及びキャップ44内の空気を排出することにより、各単位ヘッド21のノズル21Aから吸気して、閉鎖されて密閉空間となったインク流路内を減圧する。
インク流路内が所定の圧力値に達した場合に、吸気を停止し、押圧部材94でチューブ68を押圧し、インク流路を流れるインクへ抵抗を付与する状態で、バルブ70を開放する。
これにより、ノズル21A側が負圧となっているので、インクタンク22Yからインクが流れ、インクジェット記録ヘッド20Yのインクを各単位ヘッド21へ送られる。インクは、押圧されたチューブ68を通過することにより、流速が抑えられ、緩やかにインクが各単位ヘッド21へ流がれ、インクジェット記録ヘッド20Yへインクが充填される。
なお、所定の圧力値に達した場合とは、例えば、圧力値が−50kPa以下になった場合をいう。
各単位ヘッド21をインクが満たしたら、押圧部材94の押圧を解除した状態で、ロータリポンプ52を作動させることにより、インクを吸引し、インクを各単位ヘッド21へ流す。
その後、インクタンク22Yに接続されたチューブ74によって、インク流路内を大気に開放する。
なお、押圧部材94で押圧されたチューブ68が、インクへ抵抗を付与してインクを各単位ヘッド21へ送る場合の流速は、少なくとも、押圧部材94が押圧していないチューブ68で、インクを吸引して流す流速より遅く、例えば、チューブ68の太さを4mmとしたときに、インクの流量は、0.2cc/sec以下に設定される。
また、ロータリポンプ52で、押圧部材94が押圧していないチューブ68で、インクを吸引して流す流速は、少なくとも、押圧部材94で押圧されたチューブ68が、インクへ抵抗を付与してインクを各単位ヘッド21へ送る場合の流速より速く、例えば、2cc/secに設定される。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kへインクを充填する際に、そのインクが流れるインク流路内に残存する気泡を減らすことができる。
なお、本実施形態では、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクへ付与する抵抗が調整可能な可変抵抗付与手段としての押圧部材94について説明したが、本発明の可変抵抗付与手段としては、これに限られず、例えば、インク流路内の断面積を変えることにより、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクへ付与する抵抗が調整可能とされる構成であってもよく、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ流れるインクへ付与する抵抗が調整可能なものであれば構わない。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。また、液滴吐出装置の全体構成は、第1実施形態と同一であるので、説明を省略する。
本実施形態では、チューブ68は、分岐しておらず、インクタンク22Yからインクジェット記録ヘッド20Yまで、インクが流れるインク流路は、一経路で形成されている。
一方、排気チューブ58は、インクタンク22Yと接続され、排気チューブ58の中間部には、ループ状にされた環状部59が形成されている。排気チューブ58は、環状部59において、第1枝部59Aと第2枝部69Bとに分岐した後、再び合流する。
第1枝部59Aには、第1枝部59Aが形成する通路を開閉可能なバルブ96が設けられている。第2枝部59Bには、第2枝部59Bが形成する通路を開閉可能なバルブ97が設けられている。
第2枝部59Bには、チューブ61が接続され、このチューブ61には、チューブ61が形成する通路を開閉可能なバルブ98が設けられている。バルブ98を開放することにより、第2枝部59Bが大気に開放される。
次に、インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kへインクを充填するインク充填方法(液体充填方法)について説明する。
まず、バルブ96及びバルブ98を開けると共に、バルブ70及びバルブ97を閉めることにより、チューブ68及びヘッド内流路21Bが形成するインク流路を閉鎖する。
各キャップ44を、インクジェット記録ヘッド20Yの各単位ヘッド21のノズル面に密着させ、ノズル21Aを封止する。
これにより、バルブ70から、ノズル面までが密閉され、インクが流通するインク流路内に密閉空間が形成される。
次に、バルブ50を開放し、ロータリポンプ52を作動させて、排気チューブ58、吸引タンク46、チューブ48及びキャップ44内の空気を排出することにより、各単位ヘッド21のノズル21Aから吸気して、閉鎖されて密閉空間となったインク流路内を減圧する。なお、このとき、排気チューブ58の第1枝部59A側も減圧される。
インク流路内が所定の圧力値に達した場合に、吸気を停止し、バルブ96及びバルブ98を閉じ、バルブ70及びバルブ97を開放する。
ロータリポンプ52を作動させて、インクタンク22Y側と吸引タンク46側に差圧を与えることにより、インクの流量を規制し、そのインクを各単位ヘッド21へ送り出す。
これにより、インクの流速を抑え、緩やかにインクを各単位ヘッド21へ流し、インクジェット記録ヘッド20Yへインクを充填する。
なお、所定の圧力値に達した場合とは、例えば、圧力値が−50kPa以下になった場合をいう。
各単位ヘッド21をインクが満たしたら、バルブ96を閉鎖したまま、バルブ97及びバルブ98を開放し、ロータリポンプ52を作動させることにより、インクを吸引し、インクを各単位ヘッド21へ流す。
このとき、第2枝部59Bに接続されたチューブ61によって、インク流路内が大気に開放される。
なお、ロータリポンプ52で、インクタンク22Y側と吸引タンク46側に差圧を与えることにより、インクの流量を規制してインクを各単位ヘッド21へ送る場合の流速は、少なくとも、ロータリポンプ52で、インクを吸引して流す流速より遅く、例えば、チューブ68の太さを4mmとしたときに、インクの流量は、0.2cc/sec以下に設定される。
また、ロータリポンプ52で、インクを吸引して流す流速は、少なくとも、ロータリポンプ72で、インクタンク22Y側と吸引タンク46側に差圧を与えることにより、インクの流量を規制してインクを各単位ヘッド21へ送る場合の流速より速く、例えば、2cc/secに設定される。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、インクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20Kへインクを充填する際に、そのインクが流れるインク流路内に残存する気泡を減らすことができる。
なお、上記実施形態では、液滴吐出装置として、インクジェットプリンタについて説明したが、本発明に係る液滴吐出装置としては、記録用紙上への文字や画像の記録に限定されるものではなく、また、吐出する液体もインクに限定されるものではない。例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成する装置、溶接状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成する装置など、工業的に用いられる液滴吐出装置全般に対して、本発明を適用することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの全体構成を示す図である。 図2は、本実施形態に係るインクジェットプリンタの全体構成を示す図である。 図3は、第1実施形態に係るインク流路の構成を示す図である。 図4は、本実施形態に係るインク流路におけるインクと空気の界面の様子を示す図である。 図5は、第2実施形態に係るインク流路の構成を示す図である。 図6は、第2実施形態に係るインク流路の構成の変形例を示す図である。 図7は、第3実施形態に係るインク流路の構成を示す図である。 図8は、第4実施形態に係るインク流路の構成を示す図である。
符号の説明
10 インクジェットプリンタ(液滴吐出装置)
20Y、20M、20C、20K インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
21A ノズル
21B ヘッド内流路(流路)
22Y、22M、22C、22K インクタンク(液体貯留部)
52 ロータリポンプ(減圧手段、第4実施形態において流速制御手段)
68 チューブ(流路)
70 バルブ(閉鎖手段)
72 ロータリポンプ(閉鎖手段、流速制御手段)
88 細管(流速制御手段)
90 バルブ(閉鎖手段)

Claims (2)

  1. ノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    液体を貯留する液体貯留部から前記ノズルまで達し、前記液体貯留部から前記液滴吐出ヘッドへ充填される液体が流通可能な流路と、
    前記流路に設けられ、前記液体貯留部から前記液滴吐出ヘッドへ流れる前記液体へ抵抗を付与する抵抗付与手段と
    前記液滴貯留部から前記抵抗付与手段を経て前記ノズルまで達する流路に設けられ、前記当該流路を閉鎖可能な閉鎖手段と、
    前記液滴吐出ヘッドの前記ノズルから吸気し、前記閉鎖手段で閉鎖された前記流路内を
    減圧する減圧手段と、を備え、
    前記減圧手段により前記流路内が減圧された状態で、前記閉鎖手段の閉鎖を解除し、前記液体貯留部から前記抵抗付与手段を経て前記液滴吐出ヘッドへ前記液体を流すことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記抵抗付与手段は、前記液体貯留部から前記液滴吐出ヘッドへ流れる前記液体へ付与する抵抗が調整可能な可変抵抗付与手段であることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
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