JP5734397B2 - 通信装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置、及びその制御方法に関する
LPR(Line Printer Remote)等の印刷プロトコルをサポートしないクライアントPCがプリンタサーバを介して印刷を実行することを可能にする技術が知られている(特許文献1参照)。特許文献1によれば、プリンタサーバは、プリンタサーバの記憶部に格納されたファイルにクライアントPCが書き込んだプリントデータに基づく印刷を行うように、プリンタを制御する。そのため、クライアントPCは、NFS(Network File System)等のファイル共有プロトコルをサポートしていれば、印刷プロトコルをサポートしていなくても、プリンタサーバを介した印刷を実行可能である。
また、プリンタサーバなどの制御装置の記録部に格納されたファイルに対してPCなどの通信装置が命令(コマンド)を書き込み、書き込まれたコマンドに従って制御装置が処理を実行する技術も知られている。この技術を使用すれば、通信装置は、ファイル共有プロトコルをサポートしていれば、制御装置の制御プロトコルをサポートしていなくても、制御装置にコマンドに従った処理を実行させることができる。一例として、上述した印刷プロトコルをサポートしないクライアントPCは、プリントデータに基づく印刷をプリンタサーバに実行させることに加えて、プリンタの動作状態の取得や詳細な印刷設定等をプリンタサーバに実行させることができる。
特開平6−187113号公報
上述した制御装置の記録部が書き込み禁止に設定されている場合、通信装置は、記録部に格納されたファイルを介して制御装置にコマンドを受け渡すことができない。そのため、例えば通信装置のユーザが制御装置の記録部が書き込み禁止に設定されていることを知らずに、制御装置に何らかのコマンドに従った処理を実行させようと通信装置を操作する可能性があり、この場合、例えば書き込みエラーが発生する。しかしながら、「制御装置に処理を実行させること」を目的として通信装置を操作したユーザにとっては、「記録部に対する書き込み」は直接の目的ではない。そのため、ユーザは、書き込みエラーが発生した原因を理解できず、結果として、制御装置による処理が正常に実行されない原因を理解できない可能性がある。また、書き込みエラーが発生した原因をユーザが理解できる場合であっても、制御装置に何らかのコマンドに従った処理を実行させようと通信装置を実際に操作して初めて、ユーザは制御装置がコマンドを受け付けられないということを知ることになる。このような事態は、制御装置の利便性を損ねる可能性がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、制御装置の記録部に対して制御装置が使用するコマンドを書き込む通信装置の利便性を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明は、記録媒体を有し、ハードウェアスイッチを用いて前記記録媒体をデータ書き込み禁止に設定することが可能な記録制御装置と接続可能であり、前記記録媒体に記録された制御ファイルにコマンドを書き込むことで前記記録制御装置に所定の処理を実行させる通信装置であって、ユーザ操作による前記所定の処理に関する制御指示を受け付けるための制御メニューを表示部に表示する表示制御手段と、前記制御メニューを介して受け付けられた制御指示に応じたコマンドを、前記記録媒体内の前記制御ファイルに書き込むよう制御する書き込み制御手段と、前記記録媒体が、データ書き込み禁止に設定されているか否かを判定する判定手段とを有し、前記記録媒体がデータ書き込み禁止に設定されていると判定された場合、前記表示制御手段は、前記制御メニューを介した制御指示が行えないことをユーザに認識させるよう表示を制御することを特徴とする通信装置を提供する。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、制御装置の記録部に対して制御装置が使用するコマンドを書き込む通信装置の利便性を向上させることが可能となる。
第1、第2、及び第4の実施形態に係るモバイルPC100及びプリンタサーバ200の構成を示すブロック図 (a)モバイルPC100のCPU110におけるプログラムスタック図、(b)記録部270に格納されている、プリンタサーバ200を制御するための制御ファイルのファイルフォーマットを示す図 (a)は、モバイルPC100のCPU110が、記録部270に格納されている制御ファイルを介してプリンタサーバ200を制御する処理を示すフローチャート、(b)は、プリンタサーバ200のCPU210が、記録部270に格納されたファイルに書き込まれたコマンドに従って処理を実行する流れを示すフローチャート 第1の実施形態において、モバイルPC100がプリンタサーバ200の接続した際に実行する処理を示すフローチャート (a)書き込み禁止でない場合の印刷メニューの表示例を示す図、(b)サブメニューの表示例を示す図、(c)書き込み禁止である場合の印刷メニューの表示例を示す図、(d)印刷メニューが非表示の状態を示す図 書き込み禁止である場合の警告メッセージの表示例を示す図 プリンタアイコンの例を示す図 第2の実施形態において、モバイルPC100がプリンタサーバ200の接続した際に実行する処理を示すフローチャート 第3の実施形態に係るモバイルPC100及びプリンタサーバ200の構成を示すブロック図 第3の実施形態において、モバイルPC100がプリンタサーバ200の接続した際に実行する処理を示すフローチャート 第4の実施形態において、モバイルPC100がプリンタサーバ200の接続した際に実行する処理を示すフローチャート
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の各実施形態では、本発明の通信装置の例としてモバイルPC(パーソナルコンピュータ)を用いる。また、モバイルPCは、制御装置の一例であるプリンタサーバと通信するものとする。しかしながら、通信装置及び制御装置の例はこれに限定されない。例えば、通信装置としてデジタルカメラなどを、制御装置としてファイルサーバなどを、それぞれ使用することもできる。なお、以下の各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るモバイルPC100及びプリンタサーバ200の構成を示すブロック図である。モバイルPC100は通信部160を、プリンタサーバ200は通信部260をそれぞれ備え、通信部160と通信部260とは通信回線500を介して接続可能である。通信部160及び通信部260が使用する通信方式は任意であるが、本実施形態では、有線通信方式を前提としたブロック図を用いる。
モバイルPC100において、CPU110は、プロセッサコアや、IO汎用ポート、AD変換機などの周辺回路を含んでおり、プログラムの実行が可能である。CPU110には、一次記憶装置であるRAM140、及び、プログラムが格納されている二次記憶装置であるROM150が接続されている。記録部170は、画像ファイルや文書ファイルなどを保存するための記録媒体として用いられる。表示部120は、システム情報の表示や、記録部170に保存されている各種ファイルの情報を表示するために用いられる。操作部130は、ユーザがモバイルPC100を操作するために用いられる。
プリンタサーバ200において、CPU210は、プロセッサコアや、IO汎用ポート、AD変換機などの周辺回路を含んでおり、プログラムの実行が可能である。CPU210には、一次記憶装置であるRAM240、及び、プログラムが格納されている二次記憶装置であるROM250が接続されている。記録部270は、プリンタサーバ200を制御するための命令(コマンド)が書き込まれたファイル(制御ファイル)を格納するための記録媒体である。操作部230は、ユーザがプリンタサーバ200を操作するために用いられる。プリンタポート280は、プリンタ300を接続するためのインタフェースを含み、CPU210から制御が可能である。
なお、コマンドの書き込みの際には、必ずしもファイルが用いられなくてもよい。例えば、モバイルPC100は、記録部270の特定のアドレスにコマンドを書き込み、プリンタサーバ200は、この特定のアドレスに書き込まれたコマンドに従って処理を実行してもよい。
CPU210はNFS等のファイル共有プロトコルを用いて記録部270をクライアント(例えば、モバイルPC100)に共有させることが可能である。共有のアクセス属性の設定として、「書き込み可能属性」、「読み出し専用属性」などの設定が可能である。「読み出し専用属性」が設定されることを、本明細書では、「書き込み禁止に設定される」とも言う。書き込み禁止の設定は、ソフトウェアによって実現されてもよいし、ライトプロテクトスイッチのようなハードウェアによって実現されてもよい。記録部270が書き込み禁止に設定されると、記録部270にファイルを書き込んだり、記録部270に格納されているファイルにコマンドを書き込むことなどによりファイルを更新したりすることはできない。ユーザは例えば、プリンタサーバ200に接続されたプリンタ300のインク交換や用紙補充などのメンテナンス作業を行う目的で、操作部230を操作することにより、記録部270を書き込み禁止に設定することができる。
図2(a)は、モバイルPC100のCPU110が読み込んで実行することで、CPU110を種々の手段として機能させるプログラムスタック図である。下位層から順に、外部装置接続モジュール、機器識別情報取得モジュール、外部記録部マウントモジュール、ファイルアクセスモジュール、外部装置制御モジュールとなっている。
外部装置接続モジュールは、通信部160を通して、通信回線500に接続されている装置に対して、データの送受信を行い、外部装置が接続されたか否かを検出するためのモジュールである。機器識別情報取得モジュールは、外部装置接続モジュールにより外部装置の接続を検出した場合に、外部装置との初期通信により取得できる物理アドレスや機器名情報などの、外部装置の機器識別情報を取得するためのモジュールである。機器識別情報取得モジュールは、予め登録しておいた登録リストを参照することにより、取得した機器識別情報に対応する外部装置が有する機能を取得するためのモジュールである。登録リストは、モバイルPC100へ登録しておいてもよいし、別の外部装置に保存しておいて、必要に応じて別の外部装置から取得しても構わない。外部記録部マウントモジュールは、ファイル共有プロトコルを用いて、外部装置の記録部をモバイルPC100へマウントするためのモジュールである。外部記録部マウントモジュールにより、外部装置の記録部のアクセス属性も取得することが可能である。ファイルアクセスモジュールは、外部記録部マウントモジュールを通して、外部装置の記録部に保存されたファイルへアクセスするためのモジュールである。外部装置制御モジュールは、ファイルアクセスモジュールを介して外部装置の記録部に格納されているファイルに対してデータの読み書きを行うことにより、外部装置を制御するためのモジュールである。外部装置制御モジュールは例えば、外部装置の機能を設定したり、外部装置から各種情報を取得したり、外部装置に対してコマンドを受け渡すことにより外部装置に処理を実行させるためのモジュールである。
図2(b)は、記録部270に格納されている、プリンタサーバ200を制御するための制御ファイルのファイルフォーマットを示す図である。ファイルの先頭にはフラグ領域301が存在し、ここには、CPU110からのコマンドであることを示すコマンドフラグ、又は、CPU210からの応答であることを示すレスポンスフラグが書き込まれる。データ領域302には、CPU110からのコマンド、又は、CPU210からの処理結果が書き込まれる。なお、前述の通り、コマンドの書き込みの際には、必ずしもファイルが用いられなくてもよい。例えば、記録部270の所定のアドレスをフラグ領域として割り当て、他の所定のアドレスをデータ領域302として割り当ててもよい。
図3(a)は、モバイルPC100のCPU110が、記録部270に格納されている制御ファイルを介してプリンタサーバ200を制御する処理を示すフローチャートである。S301で、CPU110は、ユーザによるコマンドの選択を受け付ける。選択されるコマンドは例えば、印刷開始、印刷中止、インク残量の通知などを指示するものである。コマンドが選択されると、処理はS302に進む。S302で、CPU110は、プリンタサーバ200の記録部270に格納されている制御ファイルに、コマンドフラグと選択されたコマンドとを書き込む。S302において記録部270に制御ファイルが存在しない場合は、CPU110は、コマンドフラグと選択されたコマンドとが書き込まれた制御ファイルを生成して、生成した制御ファイルを記録部270に書き込んでもよい。
ここで、図3(b)を参照する。図3(b)は、プリンタサーバ200のCPU210が、記録部270に格納されたファイルに書き込まれたコマンドに従って処理を実行する流れを示すフローチャートである。S311で、CPU210は、制御ファイルの読み出しを行う。S312で、CPU210は、制御ファイル内にコマンドフラグがセットされているか否かを判定する。コマンドフラグがセットされていない場合、処理はS311に戻り、CPU210は所定の間隔で再び制御ファイルを読み出す。コマンドフラグがセットされている場合は、処理はS313に進む。S313で、CPU210は、制御ファイルに書き込まれたコマンドに従って処理を行う。S314で、CPU210は、S313における処理結果を示すデータを制御ファイルに書き込み、レスポンスフラグを制御ファイルにセットする。
図3(a)に戻り、S303で、CPU110は、プリンタサーバ200の記録部270から制御ファイルを読み出す。S304で、CPU110は、制御ファイル内にレスポンスフラグがセットされているか否かを判定する。レスポンスフラグがセットされていない場合、処理はS303に戻り、CPU110は所定の間隔で再び制御ファイルを読み出す。レスポンスフラグがセットされている場合は、処理はS305に進む。S305で、CPU110は、制御ファイルから処理結果を取得する。ここで取得される処理結果は、プリンタサーバ200のCPU210がS314において書き込んだものである。
以上の処理により、制御ファイルを介したプリンタサーバ200の制御が実現される。しかしながら、プリンタサーバ200の記録部270が「書き込み禁止」に設定されている場合、S302においてCPU110は制御ファイルにコマンドフラグ及びコマンドを書き込むことができない。従って、S312においてコマンドフラグの検出が発生せず、プリンタサーバ200の制御が不可能になる。そこで、本実施形態では、以下に詳述するように、モバイルPC100は、記録部270が「書き込み禁止」に設定されていることをユーザに通知する。
図4は、モバイルPC100がプリンタサーバ200の接続した際に実行する処理を示すフローチャートである。S401で、CPU110は、通信部160に対する外部装置の接続を検知する。外部装置の接続が検知されると、処理はS402に進む。S402で、CPU110は、外部装置の機器識別情報を取得する。S403で、CPU110は、接続された外部装置がプリンタサーバ200であるか否かを判定する。外部装置がプリンタサーバ200であれば処理はS404に進み、そうでなければ処理は427に進む。なお、制御装置はプリンタサーバ200に限定されないので、S403における処理は、広義には、外部装置が図3(b)を参照して上述した方式で制御を実行する種類の制御装置であるか否かを判定する処理である。そして、S401及びS403の両方において「YES」と判定されることは、図3(b)を参照して上述した方式で制御を実行する種類の制御装置の接続が検知されたということを意味する。
S404で、CPU110は、プリンタサーバ200の記録部270をネットワークドライブとしてマウントする。S405で、CPU110は、マウントしたドライブのアクセス属性を確認する。S406で、CPU110は、記録部270が「書き込み禁止」に設定されているか否かを判定する。書き込み禁止の場合、処理はS416に進み、そうでない場合、処理はS407に進む。S407で、CPU110は、図5(a)に示す印刷メニュー501を表示し、印刷メニュー501を操作可能にする。ユーザが操作部130を介して印刷メニュー501を選択すると、CPU110は、図5(b)に示すサブメニューを表示する。サブメニューにおいて、ユーザは、プリンタ選択502、詳細設定503、印刷中止504、印刷禁止505などを選択可能である。各項目は、プリンタサーバ200のコマンドに対応しているため、項目を選択するということは結局、コマンドを選択することに対応し、CPU110が選択を受け付ける。また、印刷メニュー501及びサブメニューは、ユーザにとっては、プリンタサーバ200が接続されていることを示す情報でもある。
S406において書き込み禁止と判定された場合、S416で、CPU110は、図6に示す警告メッセージのウインドウを表示する。これにより、ユーザは、記録部270が書き込み禁止に設定されているためにプリンタサーバ200を制御できないということを認識することができる。このウインドウは印刷中止ボタン601を含む場合もあるが、これについては別の実施形態で説明する。S416における通知は、表示によるものではなく、例えばビープ音などであってもよい。警告メッセージは、プリンタサーバ200が接続されている期間、継続して表示されていてもよいし、所定期間経過後に消去されてもよい。このとき、モバイルPC100は、制御ファイルを介したプリンタサーバ200の制御は実行不可能であるが、プリンタサーバ200とその他の通信を行うことは可能であるため、プリンタサーバ200との通信を終了する必要はない。
S417で、CPU110は、図5(c)に示すように印刷メニュー506をグレーで表示し、印刷メニュー506を操作不可能にする。印刷メニュー506及びサブメニューは、ユーザにとっては、プリンタサーバ200が接続されていることを示す情報でもあるが、印刷メニュー501とは異なる外観を持つため、ユーザはプリンタサーバ200が制御不可能であることを認識できる。
プリンタサーバ200が接続されていない場合、S427で、CPU110は、印刷メニューを非表示にする(図5(d)参照)。
なお、図5(a)及び図5(c)に示したプリンタのアイコンを変化させることにより、プリンタ300の様々な状態をユーザに通知することができる。図7は、プリンタアイコンの例を示す図である。プリンタサーバ200を正常に制御可能な場合、CPU110は、プリンタサーバ200の状態に応じて、図7のid0〜id4のアイコンを表示する。プリンタサーバ200に接続されているプリンタ300でエラーが発生している場合は、CPU110は、id5のアイコンを表示する。プリンタサーバ200が制御不可能である場合、CPU110は、id6のアイコンを表示することにより、ユーザに対してプリンタサーバ200が制御不可能であることを通知できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、モバイルPC100は、プリンタサーバ200が接続されると、プリンタサーバ200の記録部270が書き込み禁止に設定されているか否かを判定する。記録部270が書き込み禁止に設定されている場合、モバイルPC100は、ユーザに対してその旨を通知する。従って、ユーザはプリンタサーバ200に対するコマンドを選択する前に記録部270が書き込み禁止に設定されているということを認識できる。これにより、コマンドの書き込みが不可能であるにも関わらずユーザがコマンドを選択してしまう可能性が減少し、プリンタサーバ200の利便性が向上する。また、モバイルPC100が印刷メニューを操作不可能にする場合(即ち、コマンドの選択を受け付けないように制御する場合)、プリンタサーバ200の利便性が更に向上する。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、モバイルPC100は記録部270が書き込み禁止に設定されている場合でも、(外観は異なるが)印刷メニューを表示した。これに対し、第2の実施形態では、モバイルPC100は記録部270が書き込み禁止に設定されている場合、印刷メニューを非表示にする。これにより、コマンドの書き込みが不可能であるにも関わらずユーザがコマンドを選択してしまうことを防止でき、プリンタサーバ200の利便性が向上する。以下、図8を参照して説明する。
なお、第2の実施形態では、図4の代わりに図8のフローチャートが使用されること以外は、第1の実施形態と同様である。また、図8において、図4と同一又は同様の処理が行われるステップには同一の符号を付し、説明を省略する。
S801で、CPU110は、記録部270が「書き込み禁止」に設定されているか否かを判定する。書き込み禁止の場合、処理はS427に進み(この点が第1の実施形態と異なる)、そうでない場合、処理はS407に進む。
以上の処理により、モバイルPC100は記録部270が書き込み禁止に設定されている場合、印刷メニューを非表示にする。これにより、上述したとおり、プリンタサーバ200の利便性が向上する。また、警告メッセージの表示等(図4のS416及びS417参照)が不要であるため、プリンタサーバ200の実装を簡略化できる。
[第3の実施形態]
例えば、プリンタサーバ200の記録部270が「書き込み禁止」に設定されていない状態で、モバイルPC100がプリンタサーバ200の制御データに対して印刷データを書き込み中に、通信回線500の障害により通信が切断された場合を考える。その後、記録部270が「書き込み禁止」に設定されたものとする。この場合、通信回線500が復旧しても、モバイルPC100は制御ファイルに対する書き込みを実行できないため、途中で中断した印刷ジョブの情報を取得することも、キャンセルすることもできない。そのため、インクや紙の無駄が発生する可能性がある。そこで、第3の実施形態では、プリンタサーバ200による印刷を強制的に中止することについて説明する。
図9は、第3の実施形態に係るモバイルPC100及びプリンタサーバ200の構成を示すブロック図である。図9において、図1と同一又は同様の機能を持つブロックには同一の符号を付し、説明を省略する。
第3の実施形態では、モバイルPC100及びプリンタサーバ200に対して、電源制御装置400が接続されている。電源制御装置400においてCPU410は、プロセッサコアや、IO汎用ポート、AD変換機などの周辺回路を含んでおり、プログラムの実行が可能である。CPU410には、一次記憶装置であるRAM440、及び、プログラムが格納されている二次記憶装置であるROM450が接続されている。通信部460は、通信部160及び通信部260を介して、電源制御装置400をモバイルPC100及びプリンタサーバ200に接続する。記録部470は、電源制御装置400のための制御ファイルを格納する。従って、電源制御装置400は、プリンタサーバ200と同様、ファイル共有プロトコルを用いて制御可能な制御装置として機能する。電源制御部490は、プリンタサーバ200の電源制御部290を制御することにより、例えばプリンタサーバ200の電源をONにしたりOFFにしたりする。
図10は、モバイルPC100がプリンタサーバ200の接続した際に実行する処理を示すフローチャートである。図10において、図4と同一又は同様の処理が行われるステップには同一の符号を付し、説明を省略する。S1001で、CPU110は、図6に示す警告メッセージのウインドウを表示する。このウインドウは、図6に示すように、印刷中止ボタン601を有する。S1002で、CPU110は、印刷中止ボタン601が押下されたか否かを判定し、押下された場合はS1003に進む。
S1003で、CPU110は、電源制御装置400の記録部470に格納されている制御ファイルに、コマンドフラグと、プリンタサーバ200の電源をOFFにすることを指示するコマンドとを書き込む。これにより、電源制御装置400は電源制御部490及び電源制御部290を介してプリンタサーバ200の電源をOFFにする。従って、プリンタサーバ200が実行中の印刷は強制的に中止され、インクや紙の浪費を回避することができる。
なお、モバイルPC100が電源制御装置400に対して指示を行う方式は、制御ファイルを使用するものに限定されない。本実施形態では、どのような方式であれ、CPU110が、電源制御装置400に対して、プリンタサーバ200の電源をOFFにするように指示すればよい。
[第4の実施形態]
第3の実施形態では、印刷を中止するために、電源制御装置400が必要であった。また、プリンタサーバ200の電源をOFFにする必要もあった。これに対し、第4の実施形態では、電源制御装置400を不要とし、プリンタサーバ200の電源をOFFにすることも不要とすることについて説明する。第4の実施形態では、図4の代わりに図11のフローチャートが使用されること以外は、第1の実施形態と同様である。また、図11において、図4又は図10と同一又は同様の処理が行われるステップには同一の符号を付し、説明を省略する。
図11は、第4の実施形態において、モバイルPC100がプリンタサーバ200の接続した際に実行する処理を示すフローチャートである。S1101で、CPU110は、プリンタサーバ200の記録部270へ管理者モードでアクセスし、記録部270を「書き込み可能」に設定する。S1102で、CPU110は、記録部270に格納されている制御ファイルに、コマンドフラグと、印刷中止を指示するコマンドとを書き込む。これにより、プリンタサーバ200は実行中の印刷を中止し、インクや紙の浪費を回避することができる。S1103で、CPU110は、プリンタサーバ200の記録部270へ管理者モードでアクセスし、記録部270を「書き込み禁止」に設定する。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 記録媒体を有し、ハードウェアスイッチを用いて前記記録媒体をデータ書き込み禁止に設定することが可能な記録制御装置と接続可能であり、前記記録媒体に記録された制御ファイルにコマンドを書き込むことで前記記録制御装置に所定の処理を実行させる通信装置であって、
    ユーザ操作による前記所定の処理に関する制御指示を受け付けるための制御メニューを表示部に表示する表示制御手段と、
    前記制御メニューを介して受け付けられた制御指示に応じたコマンドを、前記記録媒体内の前記制御ファイルに書き込むよう制御する書き込み制御手段と、
    前記記録媒体が、データ書き込み禁止に設定されているか否かを判定する判定手段とを有し、
    前記記録媒体がデータ書き込み禁止に設定されていると判定された場合、前記表示制御手段は、前記制御メニューを介した制御指示が行えないことをユーザに認識させるよう表示を制御することを特徴とする通信装置。
  2. 前記記録媒体がデータ書き込み禁止に設定されていると判定された場合、前記表示制御手段は、前記制御メニューを表示しないよう制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記記録媒体がデータ書き込み禁止に設定されていると判定された場合、前記表示制御手段は、前記制御メニューを選択できない態様で表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記記録媒体がデータ書き込み禁止に設定されていると判定された場合、前記表示制御手段は、前記表示部に表示された前記制御メニューをグレーアウトすることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記記録媒体がデータ書き込み禁止に設定されていると判定された場合、前記表示制御手段はその旨を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記制御ファイルは、前記制御ファイルに書き込まれたコマンドに従った処理を前記記録制御装置に実行させるためのフラグ領域を含み、
    前記制御メニューを介して制御指示が受け付けられた場合、前記書き込み制御手段は前記フラグ領域のフラグの状態を変更するよう制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記コマンドと、前記フラグの状態は1つの制御ファイルに書き込まれることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記通信装置はモバイルデバイスであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記通信装置は撮像装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記所定の処理は印刷処理であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記通信装置は有線を用いて前記記録制御装置に接続ることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 記録媒体を有し、ハードウェアスイッチを用いて前記記録媒体をデータ書き込み禁止に設定することが可能な記録制御装置と接続可能であり、前記記録媒体に記録された制御ファイルにコマンドを書き込むことで前記記録制御装置に所定の処理を実行させる通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置の表示制御手段が、ユーザ操作による前記所定の処理に関する制御指示を受け付けるための制御メニューを表示部に表示する表示制御工程と、
    前記通信装置の書き込み制御手段が、前記制御メニューを介して受け付けられた制御指示に応じたコマンドを、前記記録媒体内の前記制御ファイルに書き込むよう制御する書き込み制御工程と、
    前記通信装置の判定手段が、前記記録媒体が、データ書き込み禁止に設定されているか否かを判定する判定工程とを有し、
    前記記録媒体がデータ書き込み禁止に設定されていると判定された場合、前記表示制御工程では、前記制御メニューを介した制御指示が行えないことをユーザに認識させるよう表示を制御することを特徴とする制御方法。
  13. コンピュータに、請求項12に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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