JP2010146265A - 印刷システム、印刷物監視装置、印刷物監視方法、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

印刷システム、印刷物監視装置、印刷物監視方法、プログラム、及び、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】排紙トレイに印刷物が放置されていることを確実に印刷者に通知すること。
【解決手段】印刷物監視サーバ101は、印刷装置103から通知される印刷完了通知に含まれる印刷装置103が印刷した印刷物に対応する識別情報と、印刷指示を行ったユーザを特定可能なユーザ特定情報とを関連付けた情報を監視情報記憶部206に記憶しておく。そして、印刷物監視サーバ101の印刷監視部207は、識別情報検出装置102から通知される、印刷装置103で印刷されユーザによりかざされた状態の印刷物から読み取られた識別情報を受け取り、印刷装置103から印刷完了通知を受けた印刷物に付加された識別情報のうち、識別情報検出装置102からの通知がない識別情報を特定し、特定された識別情報に対応するユーザの印刷端末100に、当該特定された識別情報に対応する印刷物が未取得である旨の警告を放置印刷物通知部209から通知するように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷物の放置・取り忘れを防止するための印刷物監視制御に関するものである。
印刷装置として、ユーザ端末(パーソナルコンピュータ等)から印刷データを受信し、その印刷データを所定の用紙に出力するプリンタが知られている。ネットワークを利用して印刷データを端末からプリンタに送信することにより、端末から離れた場所にあるプリンタから印刷データを出力できる。
端末からプリンタへの物理的な距離が離れると、出力された印刷物を取り忘れるケースがある。
昨今の社会活動や企業活動においては、同一の組織内であっても情報統制の必要性が高まっている。情報の開示範囲が今まで以上に厳密に管理されるようになり、身近な範囲での情報漏えいの防止に努める必要性が高まってきた。物理的に空間は共有していながら、情報の開示範囲が異なるグループに対し情報が漏えいしないようにすることも重要な課題となってきている。身近な情報漏洩経路として、上述したように、出力された印刷物を取り忘れるケースがある。
これに対し、印刷物を排紙するトレイをユーザに対して割り当てることにより、取り忘れを防止する技術が知られている。この技術では、トレイ上に印刷物が存在しているかをプリンタや端末側の情報表示インターフェースに情報を表示することによって、印刷物の取り忘れを通知する。
また、ユーザに割り当てられたトレイをトレイに設置された印刷物検出装置により監視する機能を持ったプリンタが知られている。
印刷物が一定時間トレイ上に放置され、印刷物監視装置によって検出された場合、そのトレイに割り当てられたユーザに電子メールを送付することによって、特定ユーザに対して通知を行う技術が知られている。
さらに、特許文献1には、用紙に印刷ジョブを特定可能な識別情報を形成して、排出トレイに出力し、この、排出トレイ上の用紙から識別情報を読み取り、該印刷ジョブを送信したPCの情報送信先を検索した後に、検索した送信先に対して用紙の取り忘れを示す情報を送信することにより、排出トレイに放置された用紙の取り忘れを示す情報を、印刷指示をしたユーザに対して通知する技術が記載されている。
特開2004−195845号公報
しかし、上述したような印刷物を排紙するトレイをユーザに対して割り当てる技術では、トレイの数の制限を受け、トレイ数以上のユーザに対してこの方法を行うことができなかった。
また、特許文献1の方法では、排出トレイに排出された印刷物の物理的状況によっては、識別情報を読み取ることができない。例えば、ある印刷物が排出トレイに放置された状態で、その印刷物の上に新たな印刷物が排出された場合、先に排出された印刷物からは識別情報を読み取ることができず、十分な取り忘れ防止の制御を行うことができなかった。
本発明は、上記の課題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、排紙トレイに印刷物が放置されていることを確実に印刷者に通知することができる仕組を提供することである。
本発明は、印刷装置において出力する印刷データを生成する情報処理装置と、前記情報処理装置によって生成された印刷データの印刷を実行する印刷装置と、識別情報検出装置と、印刷物監視装置とを有する印刷システムであって、前記情報処理装置は、前記印刷データを識別する識別情報が付加された印刷データと、該印刷データの印刷指示を行ったユーザを特定可能なユーザ特定情報とを前記印刷装置に送信する送信手段を有するものであり、前記印刷装置は、前記送信手段によって情報処理装置から送信された印刷データに基づく印刷処理を行って印刷物を排紙部に排出する印刷手段と、前記印刷手段によって印刷された印刷物の印刷完了通知として該印刷物に対応する前記識別情報及び前記ユーザ特定情報を含む情報を前記印刷物監視装置に送信する印刷完了通知手段とを有するものであり、前記識別情報検出装置は、前記印刷手段によって印刷された印刷物に付加された識別情報がユーザによりかざされた場合、該印刷物に付加されている識別情報を読み取る識別情報読取手段と、前記識別情報読取手段によって読み取られた識別情報を前記印刷物監視装置に通知する検出済み識別情報通知手段とを有するものであり、前記印刷物監視装置は、前記印刷完了通知手段によって印刷装置から印刷完了通知を受けた前記印刷物に付加された識別情報のうち、前記検出済み識別情報通知手段による識別情報検出装置からの通知がない識別情報を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された識別情報に対応するユーザの情報処理装置に、当該特定された識別情報に対応する印刷物が未取得である旨の警告を通知する警告通知手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、排紙トレイに印刷物が放置されていることを確実に印刷者に通知することができる。結果として、印刷物が長時間放置されることによるセキュリティリスクを軽減することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態を示す印刷システムの構成を示すシステム構成図である。
図1に示すように、本実施形態の印刷システムは、印刷端末100、印刷物監視サーバ(印刷物監視装置)101、識別情報検出装置102、印刷装置103がUSB、RS−232C、ネットワーク等を介して通信可能に接続されている。
図2は、図1に示した印刷端末100、印刷物監視サーバ101、識別情報検出装置102、印刷装置103の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、印刷端末100は、識別情報合成部202、印刷データ生成部203、通信部204、印刷設定部205等の機能部を有する。なお、印刷端末100は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置により構成されるものであり、CPUが外部メモリに記録されたプログラムを読み出して実行することにより、上記機能部202〜204を実現する。
また、印刷物監視サーバ101は、監視情報記憶部206、印刷監視部207、通信部208、放置印刷物通知部209等の機能部を有する。なお、印刷物監視サーバ101は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置により構成されるものであり、CPUが外部メモリに記録されたプログラムを読み出して実行することにより、上記機能部206〜209を実現する。
また、識別情報検出装置102は、識別情報読取部211、通信部212等の機能部を有する。なお、識別情報検出装置102は、バーコードリーダ装置により構成されるものである。
また、印刷装置103は、印刷部214、通信部215、印刷完了通知部216、印刷保留・開始(立会印刷)部217等の機能部を有する。なお、印刷装置103は、複合機やネットワークプリンタ等により構成されるものであり、CPUがROMに記録されたプログラムを読み出して実行することにより、上記機能部214〜217を実現する。
以下、図3に示すフローチャートを参照して、本発明の印刷システムにおける印刷設定処理について説明する。
図3は、本発明の印刷システムにおける印刷設定処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図中、S300〜S310は、印刷端末100の各機能部により実行される処理を示す。即ち、印刷端末100のCPUが外部メモリに記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される処理に対応する。
まず、プリンタドライバのプロパティ画面等から、印刷端末100の入力部(キーボードやポインティングデバイス)より、印刷設定の開始が指示されると、印刷端末100の印刷設定部205は、印刷設定処理を開始する(S300)。
まず、ステップS301において、印刷設定部205は、印刷方法設定画面800(図4)を印刷端末100のディスプレイに表示し、ステップS302において、立会印刷、又は、監視印刷の選択を受け付ける。ここで、印刷方法設定画面800について説明する。
図4は、印刷端末100のディスプレイに表示される印刷方法設定画面800の一例を示す図である。
図4において、801は立会印刷設定ボタンであり、図3のステップS301で立会印刷を選択する際に指示する。802は、立会印刷が選択された際に一度の操作で印刷できるページ数を指定する立会印刷ページ間隔指定欄である。
通常の印刷では、印刷機にデータが転送された時点で印刷が開始されるのが一般的であるが、「立会印刷」では、データが転送されただけでは自動的に印刷を開始せず、印刷者が印刷機の周辺に移動し、印刷機を操作し印刷を開始する。本実施形態では、一度の操作ですべての印刷を完了する立会印刷と、一定のページ数ごとに操作を要求し、印刷を完了するまで繰り返す立会印刷とを定義している。
803は監視印刷設定ボタンであり、図3のステップS301で監視印刷を選択する際に指示する。本実施形態では、印刷物に対して識別情報の印刷を行い、その識別情報を印刷者が識別情報検出装置により識別情報を読み取らせるまで、印刷物が放置されているものとして、印刷状況を監視し、とり忘れを防止する印刷方法を「監視印刷」と定義している。
804はOKボタンであり、このボタンが押下されると、印刷方法設定画面800で設定された内容が確定し、印刷方法設定画面800が閉じられる。805はキャンセルボタンであり、このボタンが押下されると、印刷方法設定画面800で設定された内容が破棄され、印刷方法設定画面800が閉じられる。
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
そして、印刷方法設定画面800でOKボタン804が押下され、立会印刷、又は、監視印刷の選択が確定すると、印刷設定部205は、ステップS303に処理を進める。なお、印刷方法設定画面800でキャンセルボタン805が押下された場合、図示しないがそのまま本フローチャートの処理を終了する。
ステップS303では、印刷設定部205は、印刷方法として監視印刷が選択されたか否かを判定し、監視印刷が選択されていない(即ち、立会印刷が選択された)と判定した場合には、印刷設定処理を終了し、当該印刷設定処理によりなされた印刷設定を印刷端末100の外部メモリに格納する。
一方、ステップS303では、印刷設定部205は、印刷方法として監視印刷が選択されたと判定した場合には、ステップS304に処理をすすめる。
ステップS304では、印刷設定部205は、印刷監視設定画面900(図5)を印刷端末100のディスプレイに表示し、識別情報印字位置の設定(S305)、印字レイアウトの設定(S306)、印字面の設定(S307)、識別情報印刷ページの設定(S308)、管理者通知の設定(S309)を受け付ける。なお、S305〜S309は順不同である。ここで、印刷監視設定画面900について説明する。
図5、図6は、印刷端末100のディスプレイに表示される印刷監視設定画面900の一例を示す図である。
図5、図6において、901は識別情報である。ここでは、バーコードを例にしているが、識別情報はバーコードに限られるものではなく、記号や数値を印刷したものであってもよい。ユーザは、この識別情報901を、カーソルを用いて印刷領域902に対して配置することにより、識別情報901の印字位置を設定することができる。
903は印刷レイアウト設定欄であり、識別情報を設定する対象の印刷レイアウトを縦/横のいずれかに設定するためのものである。なお、この印刷レイアウト設定欄903で、レイアウトを「横」として設定した場合、印刷監視設定画面900は図6の状態に切り替わり、レイアウトを「縦」として設定した場合、印刷監視設定画面900が図5の状態に切り替わる。
904は印刷面設定欄であり、印刷面を表面/裏面のいずれかに設定するためのものである。なお、印刷面設定欄904において、識別情報901を印刷する専用のページを追加する設定も可能である。
905は識別情報印刷ページ設定欄であり、識別情報901を印刷するページを、先頭のページ、最後のページ、全てのページのいずれかを設定するためのものである。なお、印刷面設定欄904で専用ページを追加する設定を行っている場合には、識別情報901を印刷を全てのページに行う設定はできないように制御される。
906は権利者通知設定欄であり、管理者への通知を有効にするか無効にするか設定するためのものである。
907はOKボタンであり、このボタンが押下されると、印刷監視設定画面900で設定された内容が確定し、印刷監視設定画面900が閉じられる。908はキャンセルボタンであり、このボタンが押下されると、印刷監視設定画面900で設定された内容が破棄され、印刷監視設定画面900が閉じられる。
なお、識別情報のレイアウト(向き)を紙の排紙方向に合わせて、印刷設定部205が設定制御するように構成してもよい。
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
そして、印刷監視設定画面900でOKボタン907が押下され、識別情報印字位置の設定(S305)、印字レイアウトの設定(S306)、印字面の設定(S307)、識別情報印刷ページの設定(S308)、管理者通知の設定(S309)が確定すると、印刷設定部205は、当該印刷設定処理によりなされた印刷設定を印刷端末100の外部メモリに格納し、印刷設定処理を完了する。なお、印刷監視設定画面900でキャンセルボタン908が押下された場合、図示しないがそのまま本フローチャートの処理を終了する。
なお、上述した印刷設定は、管理者等が行って、ユーザが設定できないようにしてもよい。
次に、図7のフローチャートを参照して、本発明の印刷システムにおける印刷処理について説明する。
図7は、本発明の印刷システムにおける印刷処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図中、S400〜S404及びS411〜S415は、印刷端末100の各機能部により実行される処理を示す。即ち、印刷端末100のCPUが外部メモリに記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される処理に対応する。
また、図中、S405〜S409及びS416は、印刷装置103の各機能部により実行される処理に対応する。即ち、印刷装置103のCPUがROMに記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される処理に対応する。
まず、印刷処理の開始が指示されると、印刷端末100の印刷データ生成部203は、印刷処理を開始する(S400)。
まず、ステップS401において、印刷データ生成部203は、印刷設定を印刷端末100の外部メモリから取得する。ステップS402において、印刷データ生成部203は、上記S401で取得した印刷設定に立会印刷が設定されているか、監視印刷が設定されているか判定する。
そして、上記S402において、印刷設定に立会印刷が設定されていると判定した場合には、印刷データ生成部203は、ステップS403に処理を進める。
ステップS403では、印刷データ生成部203は、立会印刷を開始する。
次に、ステップS404において、印刷データ生成部203は、印刷ジョブを生成し、該生成した立会印刷の印刷ジョブを、通信部204を介して印刷装置103に送信する。
印刷装置103の印刷部214は、通信部215を介して印刷端末100からの送信された印刷ジョブを受信すると、該印刷ジョブに含まれる印刷設定を判断し、立会印刷が設定されている(後述する図8に示す印刷者立会印刷設定1304が「True」)と判断すると、印刷保留・開始部217に、立会印刷処理を開始させる。
まず、ステップS405において、印刷保留・開始部217は、印刷装置103の操作パネルよりユーザによる印刷実行命令が入力されるのを待機する。なお、この印刷実行命令の入力の際に、ユーザ認証を行うように構成してもよい。ユーザ認証方法としては、例えば、ユーザ毎に設けられたICカードを、カードリーダにより読み取らせたり、ユーザIDとパスワードを操作パネルから入力させることにより取得したユーザの認証情報に基づいて認証処理を行う。そして、認証処理に成功した場合に、印刷実行命令が入力されたと判定する。また、この認証処理は、S405を実行するたびに毎回行うようにする。これにより、他のユーザにより誤って印刷実行命令がなされ、他のユーザにより印刷物が取得されてしまうことを防止することができる。
そして、上記S405において、ユーザによる印刷実行命令が入力されたと判定した場合には、印刷保留・開始部217は、ステップS406に処理を進める。
ステップS406では、印刷保留・開始部217は、上記受信した印刷ジョブに含まれる立会印刷の設定に一定ページごとに印刷開始を要求する設定がなされているか判定する。
そして、上記S406において、一定ページごとに印刷開始を要求する設定がなされていないと判定した場合には、印刷保留・開始部217は、ステップS407に処理を進める。
ステップS407では、印刷保留・開始部217は、受信した印刷ジョブの全ページを印刷部214に印刷させ、印刷処理を完了する。
一方、上記S406において、一定ページごとに印刷開始を要求する設定がなされていると判定した場合には、印刷保留・開始部217は、ステップS408に処理を進める。
ステップS408では、印刷保留・開始部217は、上記受信した印刷ジョブを一定ページ分だけ印刷部214に印刷させる。
次に、ステップS409において、印刷保留・開始部217は、受信した印刷ジョブの全ページの印刷を完了したか判定する。
そして、上記S409において、まだ全ページの印刷を完了していないと判定した場合には、印刷保留・開始部217は、ステップS405に処理を戻し、再度、操作パネルよりユーザによる印刷実行命令が入力されるのを待機する。
一方、上記S409において、受信した印刷ジョブの全ページの印刷を完了したと判断した場合には、印刷処理を完了する。
また、上記S402において、印刷端末100の印刷データ生成部203が、印刷設定に監視印刷が設定されていると判定した場合には、ステップS411に処理を進める。
ステップS411では、印刷データ生成部203は、監視印刷を開始し、ステップS412において、監視印刷イメージを構築する。
次に、ステップS413において、印刷データ生成部203は、通信部204を介して、印刷実行ユーザの情報と識別情報の関連付けた監視情報(後述する図11に示す印刷物識別情報1401、印刷者1402、通知先情報1403等)を印刷物監視サーバ101の監視情報記憶部206に後述する図11に示すように保存する。なお、通知先情報1403は、権利者通知設定欄906で管理者への通知が有効の場合のみ含まれるものとする。
次に、ステップS414において、識別情報合成部202が、上記S412で構築した印刷イメージに、上記識別情報を合成して、識別情報を含む印刷イメージとして再構築する。即ち、ここで再構築された印刷イメージには、図5、図6に示した印刷監視設定画面900での設定に基づいて識別情報が合成されている。
次に、ステップS415において、印刷データ生成部203は、上記S414で再構築された印刷イメージを含む印刷ジョブを構築し、該印刷ジョブを、通信部204を介して印刷装置103に送信する。ここで印刷ジョブについて説明する。
図8は、図7のステップS415で印刷装置103に送信される印刷ジョブの一例を示した図である。
図8に示すように、印刷ジョブには、印刷ID1301、印刷物識別情報1302、印刷者1303、印刷者立会印刷設定1304、PDL1305、印刷イメージ1306等が含まれる。
なお、印刷物識別情報1302は、図7のS414で合成された識別情報に対応する。また、印刷者立会印刷設定1304は、立会印刷設定の有無を示すものであり、「True」の場合には「立会印刷」の設定がなされていることを示し、「False」の場合には「監視印刷」の設定がなされていることを示す。
以下、図7のフローチャートの説明に戻る。
印刷装置103の印刷部214は、通信部215を介して印刷端末100からの送信された印刷ジョブを受信すると、該印刷ジョブに含まれる印刷設定を判断し、監視印刷が設定されている(印刷者立会印刷設定1304が「False」)と判断すると、ステップS416において、上記受信した印刷ジョブを印刷する。
次に、上記S416の印刷が完了すると、印刷装置103の印刷完了通知部216が、ステップS417において、通信部215を介して、印刷完了通知(識別情報、印字実行時刻を含む)を印刷物監視サーバ101に送信して、印刷処理を完了する。この印刷完了通知を受けた、印刷物監視サーバ101の印刷監視部207は、該印刷完了通知内の印字実行時刻を、監視情報記憶部206内の対応する前記印刷完了通知内の識別情報が格納されたレコードに記憶する(後述する図11の印刷実行時刻1404)。さらに、印刷物監視サーバ101の印刷監視部207は、該印刷実行時刻1404が記憶された印刷物の識別情報を監視対象の識別情報として後述する図12に示す印刷物監視処理を実行する。
なお、上記ステップS416で印刷された印刷物には、図5、図6に示した印刷監視設定画面900での設定に基づいて識別情報(例えばバーコード)が印字されている。ユーザは、この識別情報が印字された印刷物を図9に示すように識別情報検出装置102にかざして読み取らせる。なお、この際、ユーザ認証を行わせて、印刷物の印刷者と、認証されたユーザが異なる場合には警告(警告音の出力や警告画面の表示)を行うように構成してもよい。また、ユーザ認証方法については、上述の図7のS405で説明したものと同様とする。また、印刷物が出力されて一定時間を経過した場合にのみ、ユーザ認証を行うように構成してもよい。
図9は、印刷装置103で印刷された印刷物が印刷者により(物理的に取得され)識別情報検出装置102にかざされて印刷物に印刷された識別情報が識別情報検出装置102で読み取られる様子を示す図である。
図9に示すように、印刷装置103の印刷トレイ103Tに排出された印刷物700を、印刷者が手に取り(物理的に取得し)、該印刷物700の識別情報(バーコード等)700が印刷された部分を、識別情報検出装置102の識別情報読取部211にかざすと、識別情報検出装置102の識別情報読取部211は、上記印刷物700から識別情報(バーコード等)701を読み取る。
そして、識別情報検出装置102の識別情報読取部211は、上記読み取った識別情報を、通信部212を介して印刷物監視サーバ101に通知する。これにより、図10に示す印刷物取得関連処理が開始される。
図10は、本発明の印刷システムにおける印刷物取得関連処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図中、S501〜S506は、印刷物監視サーバ101の各機能部により実行される処理を示す。即ち、印刷物監視サーバ101のCPUが外部メモリに記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される処理に対応する。
まず、印刷物監視サーバ101の印刷監視部207は、通信部208を介して、識別情報検出装置102からの通知があると、印刷物取得関連処理を開始する(S501)。
まず、ステップS502において、印刷監視部207は、識別情報検出装置102から通知された識別情報を受け取る。
次に、印刷監視部207は、S502で受け取った識別情報を解析し、該識別情報に該当するデータが監視情報記憶部206に記憶されているか判定する。ここで、監視情報記憶部206に記憶される情報について説明する。
図11は、図2に示した印刷物監視サーバ101の監視情報記憶部206に記憶されるデータテーブルを説明する図である。
図11に示すように、監視情報記憶部206には、印刷物識別情報1401、印刷者1402、通知先情報1403、印刷実行時刻1404、通知回数1405、前回通知時刻1406、文書名1407、サイズ1408等の情報が記憶されている。
印刷物識別情報1401は、図7のステップS414で再構築された印刷イメージに合成された識別情報に割り当てられた値である。
印刷者1402は、印刷を実行した印刷者を特定する情報である。通知先情報1403は、印刷者に通知を行うための通知先、例えば、メールアドレスや、印刷者の使用する印刷端末100のIPアドレス等を示す。なお、通知先情報1403は、図5に示した権利者通知設定欄906で管理者への通知が有効に設定された場合に格納される。
印刷実行時刻1404は、印刷装置103で実際に印刷実行された時刻を示し、印刷装置103から通知される。通知回数1405は、後述する放置印刷物通知を行った回数を示す。
文書名1407は、印刷文書の文書名を示す。サイズ1408は印刷文書のデータサイズを示す。
以下、図10のフローチャートの説明に戻る。
上記S503において、上記S502で受け取った識別情報に該当するデータが監視情報記憶部206に記憶されていると判定した場合には、印刷監視部207は、上記S502で受け取った識別情報に該当するデータを監視情報記憶部206のデータテーブル(図11)から削除し、確認処理を完了する(S506)。
一方、上記S503において、上記S502で受け取った識別情報に該当するデータが監視情報記憶部206に記憶されていないと判定した場合には、印刷監視部207は、ステップS504において、エラーのメッセージを予め設定された管理者の通知先(例えばメールアドレス)に通知し、確認処理を完了する(S506)。
以下、図12を参照して、本発明の印刷システムにおける印刷物監視処理について説明する。
図12は、本発明の印刷システムにおける印刷物監視処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図中、S601〜S611は、印刷物監視サーバ101の各機能部により実行される処理を示す。即ち、印刷物監視サーバ101のCPUが外部メモリに記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される処理に対応する。
上述したように、印刷物監視サーバ101の印刷監視部207は、印刷装置103から印刷完了通知を受け、該印刷完了通知内の印刷実行時刻を、該当する監視情報記憶部206内のレコードの印刷実行時刻1404に格納する。これにより、印刷監視部207は、該印刷実行時刻1404が記憶された印刷物の識別情報を監視対象の識別情報として印刷物監視処理を開始する(S601)。
まず、ステップS602において、印刷監視部207は、監視対象となっている印刷物の識別情報を含むレコードのデータを監視情報記憶部206より取得する。
次に、ステップS603において、印刷監視部207は、上記S602で取得したデータ内の前回通知時刻1406(前回通知時刻1406に値が格納されていない場合は印刷実行時刻1404)からの経過時間を取得する(算出する)。
次に、ステップS604において、印刷監視部207は、上記S603で取得した経過時間が一定時間(後述する図13に示す印刷物監視処理設定データ内の通知間隔1501)を経過しているか否かを判定する。ここで、図13を用いて印刷物監視処理設定データについて説明する。
図13は、印刷物監視処理設定データを説明する図である。
図13に示すうように、印刷物監視処理設定データは、通知間隔1501、通知回数1502、監視対象削除設定1503、管理者通知設定1504、管理者通知先情報1505(、立会印刷ページ間隔1506)等を含む。
通知間隔1501は、通知を行う時間間隔を示す。一定時間(後述する図13に示す印刷物監視処理設定データ内の通知間隔1501×(通知回数1405+1))を経過しているか否かを判定する。
通知回数1502は、通知を行う回数を示す。なお、通知回数1502が「0」の場合、取得が完了するまで無制限に通知を行うものとする。
監視対象削除設定1503は、通知回数1502を超えた印刷処理に対して削除を行うか否かの設定を示す。管理者通知設定1504は、管理者に通知を行うか否かを示す。
管理者通知先情報1505は、管理者通知設定1504に管理者に通知を行う設定がなされている場合、管理者への通知先を示す。通知先としては、例えば、メールアドレスや、管理者の使用する印刷端末100のIPアドレス等を示す。
なお、印刷物監視処理設定データに、立会印刷ページ間隔1506を設け、該立会印刷ページ間隔1506に設定された値を、図4の立会印刷ページ間隔指定欄802の設定の代わりに用いるように構成してもよい。
以上示した印刷物監視処理設定データは、予め管理者等により設定され、印刷物監視サーバ101の外部メモリに記憶されるものとする。
以下、図12のフローチャートの説明に戻る。
そして、上記ステップS604において、印刷監視部207は、上記S603で取得した経過時間が未だ一定時間(通知間隔1501)を経過していないと判定した場合には、印刷監視部207は、ステップS602に処理を戻し、監視を継続する。
一方、上記ステップS604において、印刷監視部207は、上記S603で取得した経過時間が既に一定時間(通知間隔1501)を経過していると判定した場合には、印刷監視部207は、ステップS605に処理を進める。
ステップS605では、印刷監視部207は、通知を規定回数以上行ったか否かを判定する。即ち、印刷監視部207は、上記S602で取得したデータ内の通知回数1405が通知回数1502に達したか否かを判定する。
そして、上記ステップS605において、未だ通知を規定回数以上行っていない(通知回数1405が通知回数1502に達していない)と判定した場合には、ステップS606に処理を進める。なお、図示しないが、通知回数1405が「−1」の場合には、ステップS609に処理を進めるものとする。なお、後述するが、通知回数1405が「−1」の場合、監視停止を示す。
ステップS606では、印刷監視部207は、放置印刷物通知部209に、印刷者の通知先(上記S602で取得したデータ内の通知先情報1403)への放置印刷物通知を実行させ、ステップS602に処理を戻して監視を継続する。ここで、放置印刷物通知について説明する。
放置印刷物通知部209は、図14に示す放置印刷物通知(印刷物未取得の通知)画面1100のリンク情報を含む電子メールを通知先情報1403に対応する電子メールアドレスに送信するとともに、対応する通知回数1405をインクリメントする。
図14は、放置印刷物通知(印刷物未取得の通知)画面の一例を示す図である。なお、図12のS601〜S606に示したように、印刷実行者が一定の時間以上、印刷物を放置した場合、印刷実行者の印刷端末100上に放置印刷物通知画面1100が表示される。
上述のように電子メールにより放置印刷物通知が行われる場合は、電子メール内のリンク情報をユーザが指示することにより、印刷物監視サーバ101の放置印刷物通知部209から放置印刷物通知画面1100が印刷端末100に送信されて表示されることとなる。
放置印刷物通知には、1101〜1103に示すような印刷物の属性情報が表示される。
1101は文書名であり、文書名1407に対応する情報が記載される。1102は印刷日時であり、印刷実行時刻1404に対応する情報が記載される。1103はサイズであり、サイズ1408に対応する情報が記載される。
1104は監視対象から除外ボタンであり、このボタンが指示されると、印刷物監視サーバ101の放置印刷物通知部209は、図15に示す印刷物監視停止画面1201を印刷端末100に送信して表示させる。
1105はOKボタンであり、このボタンを指示されると、放置印刷物通知画面1100が閉じられ、印刷物の監視は継続される。
図15は、印刷物監視停止画面1201の一例を示す図である。
印刷物監視停止画面1201には、1201〜1203に示すような印刷物の属性情報が表示される。
1204はOKボタンであり、このボタンを指示することにより、印刷物の監視を停止することができる。このOKボタン1204が指示されると、その旨と対応する識別情報が、印刷端末100から印刷物監視サーバ101に通知され、監視情報記憶部206の対応するレコードの通知回数1405に「−1」が記憶される。
1205はキャンセルボタンであり、このボタンを指示されると、印刷物監視停止画面1201が閉じられ、印刷物の監視は継続される。
以下、図12のフローチャートの説明に戻る。
一方、そして、上記ステップS605において、既に通知を規定回数以上行った(通知回数1405が通知回数1502に達した)と判定した場合には、ステップS607に処理を進める。
ステップS607では、印刷監視部207は、印刷管理者に通知を行うか否かを判定する。即ち、印刷監視部207は、管理者通知設定1504が管理者に通知を行う設定であるか行わない設定であるか判定する。
そして、上記ステップS607において、印刷管理者に通知を行うと判定した場合には、印刷監視部207は、放置印刷物通知部209に、管理者の通知先(管理者通知先情報1505)への放置印刷物通知を実行させ、ステップS602に処理を戻し、監視を継続する。
一方、上記ステップS607において、印刷管理者に通知を行わないと判定した場合には、印刷監視部207は、ステップS609に処理を進める。
ステップS609では、印刷監視部207は、監視対象の識別情報を監視対照から除外するか否かを判定する。即ち、印刷監視部207は、上記S602で取得したデータ内の通知回数1405が「−1」か否かを判定する。
そして、上記ステップS609において、監視対象の識別情報を監視対照から除外しない(通知回数1405が「−1」でない)と判断した場合には、印刷監視部207は、ステップS602に処理を戻し、監視を継続する。
一方、上記ステップS609において、監視対象の識別情報を監視対照から除外する(通知回数1405が「−1」である)と判断した場合には、印刷監視部207は、ステップS610に処理を進める。
ステップS610では、印刷監視部207は、監視対象となっている印刷物の識別情報を含むレコードを監視情報記憶部206から削除し、印刷物監視処理を完了する。
なお、印刷物監視サーバ101の機能を、印刷装置103に備えるように構成してもよい。例えば、印刷装置103に識別情報検出装置102が接続されており、さらに、印刷装置103が印刷物監視サーバ101の機能(監視情報記憶部206、印刷監視部207、放置印刷物通知部209)を含む構成であってもよい。
また、識別情報検出装置102が、印刷物監視サーバ101の機能や印刷装置103に直接接続されていてもよい。
さらに、識別情報検出装置102が、居室のドアに連動しており、印刷物を持ち出す際には、印刷物の識別情報を識別情報検出装置102に読み取らせ、さらに、上述のようなユーザ認証を行い、印刷物の印刷者と、認証されたユーザが異なる場合には、ドアをロック状態とするように構成してもよい。
なお、立会印刷と監視印刷とを組み合わせた構成であってもよい。即ち、監視印刷の際も、一定枚数毎に、識別情報検出装置により、識別情報を読み取らせることにより、次の一定枚数の印刷を開始するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、図7のS413において、印刷端末100が、監視情報(図11に示す印刷物識別情報1401、印刷者1402、通知先情報1403等の識別情報とユーザ情報を関連付けた情報)を印刷物監視サーバ101に送信する構成について説明した。しかし、図7のS413において、印刷端末100が、前記監視情報を印刷装置103に送信し、図7のS417において、印刷装置103が印刷完了通知として前記監視情報を含む情報を印刷物監視サーバ101に送信するように構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、排紙トレイに印刷物が放置されていることを確実に印刷者に通知することができる。結果として、印刷物が長時間放置されることによるセキュリティリスクを軽減することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図16に示すメモリマップを参照して、本発明に係る印刷システムを構成する印刷端末100、印刷物監視サーバ101、印刷装置103として、コンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)について説明する。
図16は、本発明に係る印刷システムを構成する印刷端末100、印刷物監視サーバ101、印刷装置103として、コンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3,図7,図10,図12に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明の一実施形態を示す印刷システムの構成を示すシステム構成図である。 図1に示した印刷端末100、印刷物監視サーバ101、識別情報検出装置102、印刷装置103の機能構成を示すブロック図である。 本発明の印刷システムにおける印刷設定処理の一例を示すフローチャートである。 印刷端末100のディスプレイに表示される印刷方法設定画面800の一例を示す図である。 印刷端末100のディスプレイに表示される印刷監視設定画面900の一例を示す図である。 印刷端末100のディスプレイに表示される印刷監視設定画面900の一例を示す図である。 本発明の印刷システムにおける印刷処理の一例を示すフローチャートである。 図7のステップS415で印刷装置103に送信される印刷ジョブの一例を示した図である。 印刷装置103で印刷された印刷物が印刷者により(物理的に取得され)識別情報検出装置102にかざされて印刷物に印刷された識別情報が識別情報検出装置102で読み取られる様子を示す図である。 本発明の印刷システムにおける印刷物取得関連処理の一例を示すフローチャートである。 図2に示した印刷物監視サーバ101の監視情報記憶部206に記憶されるデータテーブルを説明する図である。 本発明の印刷システムにおける印刷物監視処理の一例を示すフローチャートである。 印刷物監視処理設定データを説明する図である。 放置印刷物通知(印刷物未取得の通知)画面の一例を示す図である。 印刷物監視停止画面1201の一例を示す図である。 本発明に係る印刷システムを構成する印刷端末100、印刷物監視サーバ101、印刷装置103として、コンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
100 印刷端末
101 識別情報管理/印刷物監視サーバ
102 識別情報検出装置
103 印刷装置
202 識別情報合成部
203 印刷データ生成部
204 通信部
205 印刷設定部
206 識別情報記憶部
207 印刷監視部
208 通信部
209 放置印刷物通知部
211 識別情報読取部
212 通信部
214 印刷部
215 通信部
216 印刷完了通知部
217 印刷保留・開始(立会印刷)部

Claims (10)

  1. 印刷装置において出力する印刷データを生成する情報処理装置と、前記情報処理装置によって生成された印刷データの印刷を実行する印刷装置と、識別情報検出装置と、印刷物監視装置とを有する印刷システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記印刷データを識別する識別情報が付加された印刷データと、該印刷データの印刷指示を行ったユーザを特定可能なユーザ特定情報とを前記印刷装置に送信する送信手段を有するものであり、
    前記印刷装置は、
    前記送信手段によって情報処理装置から送信された印刷データに基づく印刷処理を行って印刷物を排紙部に排出する印刷手段と、
    前記印刷手段によって印刷された印刷物の印刷完了通知として該印刷物に対応する前記識別情報と前記ユーザ特定情報とを含む情報を前記印刷物監視装置に送信する印刷完了通知手段とを有するものであり、
    前記識別情報検出装置は、
    前記印刷手段によって印刷された印刷物に付加された識別情報がユーザによりかざされた場合、該印刷物に付加されている識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    前記識別情報読取手段によって読み取られた識別情報を前記印刷物監視装置に通知する検出済み識別情報通知手段とを有するものであり、
    前記印刷物監視装置は、
    前記印刷完了通知手段によって印刷装置から印刷完了通知を受けた前記印刷物に付加された識別情報のうち、前記検出済み識別情報通知手段による識別情報検出装置からの通知がない識別情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された識別情報に対応するユーザの情報処理装置に、当該特定された識別情報に対応する印刷物が未取得である旨の警告を通知する警告通知手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記警告通知手段は、前記警告の通知を所定回数行った後も、前記特定手段によって特定された識別情報に対応する印刷物が未取得である旨の警告を、前記印刷データに含まれる予め設定された管理者の通知先に通知することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記警告通知手段は、前記検出済み識別情報通知手段によって識別情報読取装置から送信された識別情報を削除することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
  4. 前記情報処理装置は、
    印刷データに基づいて印刷される印刷物を前記印刷物監視装置により監視させる監視印刷設定が可能な設定手段を更に有するものであり、
    前記送信手段は、前記設定手段によって前記監視印刷設定がなされた、該印刷データを識別する識別情報が付加された印刷データと該印刷データの印刷指示を行ったユーザを特定可能なユーザ特定情報とを前記印刷装置に送信するものであり、
    前記印刷完了通知手段は、前記設定手段によって監視印刷設定がなされた印刷データに基づく印刷処理を完了した場合に、前記印刷完了通知を前記印刷物監視装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷システム。
  5. 前記印刷装置は、ユーザによる操作指示を受け付ける受付手段とを更に有し、
    前記設定手段は、印刷データに基づく印刷処理を前記監視印刷によって実行しない場合、前記受付手段による操作指示に基づいて印刷処理を実行する立会印刷設定を行うことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 前記印刷装置に、前記識別情報検出装置が接続されており、
    前記印刷装置は、前記印刷物監視装置を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷システム。
  7. 情報処理装置、印刷装置、及び識別情報検出装置と通信可能な印刷物監視装置であって、
    前記印刷装置から印刷完了通知として印刷物に対応する前記識別情報と印刷指示を行ったユーザを特定可能なユーザ特定情報とを含む情報を受信する印刷完了通知受信手段と、
    前記印刷装置で印刷された印刷物の識別情報がユーザにより前記識別情報検出装置にかざされた場合、前記識別情報検出装置から通知される識別情報を受け取る受取手段と、
    前記印刷装置から印刷完了通知を受けた前記印刷物に付加された識別情報のうち、前記受取手段による識別情報検出装置からの通知がない識別情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された識別情報に対応するユーザの情報処理装置に、当該特定された識別情報に対応する印刷物が未取得である旨の警告を通知する警告通知手段と、
    を有することを特徴とする印刷物監視装置。
  8. 印刷装置において出力する印刷データを生成する情報処理装置と、前記情報処理装置によって生成された印刷データの印刷を実行する印刷装置と、識別情報検出装置と、印刷物監視装置とを有する印刷システムにおける印刷物監視方法であって、
    前記情報処理装置の送信手段が、前記印刷データを識別する識別情報が付加された印刷データと、該印刷データの印刷指示を行ったユーザを特定可能なユーザ特定情報とを前記印刷装置に送信する送信ステップと、
    前記印刷装置の印刷手段が、前記送信手段によって情報処理装置から送信された印刷データに基づく印刷処理を行って印刷物を排紙部に排出する印刷ステップと、
    前記印刷装置の印刷完了通知手段が、前記印刷手段によって印刷された印刷物の印刷完了通知として該印刷物に対応する前記識別情報と前記ユーザ特定情報とを含む情報を前記印刷物監視装置に送信する印刷完了通知ステップと、
    前記識別情報検出装置の識別情報読取手段が、前記印刷手段によって印刷された印刷物に付加された識別情報がユーザによりかざされた場合、該印刷物に付加されている識別情報を読み取る識別情報読取ステップと、
    前記識別情報検出装置の識別情報通知手段が、前記識別情報読取手段によって読み取られた識別情報を前記印刷物監視装置に通知する検出済み識別情報通知ステップと、
    前記印刷物監視装置の特定手段が、前記印刷完了通知手段によって印刷装置から印刷完了通知を受けた前記印刷物に付加された識別情報のうち、前記検出済み識別情報通知手段による識別情報検出装置からの通知がない識別情報を特定する特定ステップと、
    前記印刷物監視装置の警告通知手段が、前記特定手段によって特定された識別情報に対応するユーザの情報処理装置に、当該特定された識別情報に対応する印刷物が未取得である旨の警告を通知する警告通知ステップと、
    を有することを特徴とする印刷物監視方法。
  9. 請求項8に記載された印刷物監視方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019008728A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 コニカミノルタ株式会社 文書管理システムおよび文書管理装置

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