JP5733664B2 - 広口チューブ体容器と凹凸壁部成形方法 - Google Patents
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Description
合成樹脂チューブ体製胴部の上端に口筒部を、また胴部の下端に閉塞して脚部を形成する底部を、それぞれインサート成形により設け、口筒部に着脱する蓋体で開閉され、口筒部が、胴部を支持する金型部分から型抜き可能な口径寸法を有するものとして容器本体(1)を構成すること、
胴部は、柔軟な合成樹脂積層チューブ体製であること、
口筒部は、変形し難くかつ胴部よりも大きい外径を持つ筒片状の本体筒を有すること、
底部は、変形し難くかつ胴部よりも大きい外径を持つ筒片状の筒片部を有すること、
にある。
なお、広口チューブ容器における「広口」とは、インサート成形される口筒部が、チューブ製胴部を支持する金型部分から型抜きの可能な口径寸法を意味する。
合成樹脂チューブ体製胴部の上端に口筒部を、また胴部の下端に閉塞して脚部を形成する底部を、それぞれインサート成形により設け、口筒部に着脱する蓋体で開閉され、口筒部が、胴部を支持する金型部分から型抜き可能な口径寸法を有するものとして容器本体を構成すること、
胴部は、柔軟な合成樹脂積層チューブ体製であり、口筒部は、変形し難くかつ胴部よりも大きい外径を持つ筒片状の本体筒を有し、底部は、変形し難くかつ胴部よりも大きい外径を持つ筒片状の筒片部を有していること、
胴部に屈曲構造の凹凸壁部を設け、この凹凸壁部は、チューブ体の筒壁の一部を曲げて成形されるものとすること、
容器本体をインサート成形する金型装置は、雄型と一対の割金型である雌型を有し、雄型および雌型の少なくとも一方の型面部分に、凹凸壁部分成形用の凹凸型面部を形成し、この凹凸型面部は、離型に支障を生じない凹凸程度とすること、雄型にチューブ体を外装組付けしてから、容器本体をインサート成形すべく型締めした際に、この型締めにより凹凸壁部を曲げ成形すること、
にある。
本発明の主たる構成にあっては、容器の主体部分を構成する胴部を薄肉なチューブ体で構成したので、一つの容器に消費される樹脂量を大幅に削減することができ、これにより省資源化を得ることができる。
本発明による広口チューブ体容器(図1参照)は、容器本体1と蓋体13とから構成され、容器本体1は、径の大きい合成樹脂積層チューブ体18製の胴部2と、この胴部2の上端開放部にインサート成形により取付けられて、胴部2の内径と略等しい口径の開口部を形成する口筒部3と、胴部2の下端開放部にインサート成形により取付けられた底部8とから構成され、蓋体13は、口筒部3に着脱して容器本体1を開閉する。
2 ;胴部
2a;凹凸壁部
3 ;口筒部
4 ;本体筒
5 ;螺条
6 ;内鍔
7 ;膨出下部
8 ;底部
9 ;筒片部
10;底板部
11;開放部
12;底フィルム
13;蓋体
14;頂壁
15;筒壁
16;シール筒片
17;シール条
18;チューブ体
19;雄型
20;雌型
21;凹凸型面部
Claims (12)
- 合成樹脂チューブ体製胴部(2)の上端に口筒部(3)を、また前記胴部(2)の下端に閉塞して脚部を形成する底部(8)を、それぞれインサート成形により設け、前記口筒部(3)に着脱する蓋体(13)で開閉され、前記口筒部(3)が、前記胴部(2)を支持する金型部分から型抜き可能な口径寸法を有するものとして容器本体(1)を構成し、前記胴部(2)は、柔軟な合成樹脂積層チューブ体(18)製であり、前記口筒部(3)は、変形し難くかつ胴部(2)よりも大きい外径を持つ筒片状の本体筒(4)を有し、前記底部(8)は、変形し難くかつ胴部(2)よりも大きい外径を持つ筒片状の筒片部(9)を有することを特徴とする広口チューブ体容器。
- 胴部(2)を構成する合成樹脂積層チューブ体(18)が、アルミ箔を用いた合成樹脂積層シート製である請求項1に記載の広口チューブ体容器。
- 胴部(2)を構成する合成樹脂積層チューブ体(18)が、シリカ蒸着層や透明なバリヤー樹脂フィルムを用いた透明合成樹脂積層シート製である請求項1に記載の広口チューブ体容器。
- 口筒部(3)および底部(8)を、胴部(2)の外表面にインサート成形した請求項1〜3の何れか1項に記載の広口チューブ体容器。
- 口筒部(3)の本体筒(4)を、外周面に蓋体(13)の装着部分を形成した上半部分と、肉厚で大きな外径を有する膨出下部(7)を形成した下半部分とから構成した請求項1〜4の何れか1項に記載の広口チューブ体容器。
- 胴部(2)の下端を閉塞する底部(8)を、筒片部(9)と平板状の底板部(10)とからなる有底短筒片状に構成し、前記底板部(10)に開放部(11)を設け、前記底板部(10)の上面を覆ってインモールド材である柔らかく撓み変形する底フィルム(12)を位置させ、該底フィルム(12)を底板部(10)に対して、周端部は密に溶着してその他の部分は剥離自在とした請求項1〜5の何れか1項に記載の広口チューブ体容器。
- 胴部(2)の下端を閉塞する底部(8)を、筒片部(9)とリング板状の底板部(10)とインモールド材である柔らかく撓み変形する底フィルム(12)とから構成し、該底フィルム(12)で底板部(10)の開放部(11)を閉塞した請求項1〜5の何れか1項に記載の広口チューブ体容器。
- 胴部(2)に屈曲構造の凹凸壁部(2a)を設け、該凹凸壁部(2a)は、前記胴部(2)に成形されるチューブ体(18)の筒壁の一部を、容器本体(1)の成形時に曲げて形成されるものとした請求項1〜7の何れか1項に記載の広口チューブ体容器。
- 凹凸壁部(2a)を、螺旋条状に形成した請求項8に記載の広口チューブ体容器。
- 凹凸壁部(2a)を、縦条状に形成した請求項8に記載の広口チューブ体容器。
- 凹凸壁部(2a)を、凹凸により表示を現出させる形状に形成した請求項8に記載の広口チューブ体容器。
- 合成樹脂チューブ体製胴部(2)の上端に口筒部(3)を、また前記胴部(2)の下端に閉塞して脚部を形成する底部(8)を、それぞれインサート成形により設け、前記口筒部(3)に着脱する蓋体(13)で開閉され、前記口筒部(3)が、前記胴部(2)を支持する金型部分から型抜き可能な口径寸法を有するものとして容器本体(1)を構成し、前記胴部(2)は、柔軟な合成樹脂積層チューブ体(18)製であり、前記口筒部(3)は、変形し難くかつ胴部(2)よりも大きい外径を持つ筒片状の本体筒(4)を有し、前記底部(8)は、変形し難くかつ胴部(2)よりも大きい外径を持つ筒片状の筒片部(9)を有し、前記胴部(2)に屈曲構造の凹凸壁部(2a)を設け、該凹凸壁部(2a)は、前記チューブ体(18)の筒壁の一部を曲げて成形されるものとし、前記容器本体(1)をインサート成形する金型装置は、雄型(19)と一対の割金型である雌型(20)を有し、前記雄型(19)および雌型(20)の少なくとも一方の型面部分に、前記凹凸壁部分(2a)成形用の凹凸型面部(21)を形成し、該凹凸型面部(21)は、離型に支障を生じない凹凸程度とし、前記雄型(19)にチューブ体(18)を外装組付けしてから、前記容器本体(1)をインサート成形すべく型締めした際に、該型締めにより凹凸壁部(2a)を曲げ成形する広口チューブ体容器の凹凸壁部成形方法。
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