JP5733353B2 - 電子機器,ソフトウェア更新方法,およびプログラム - Google Patents
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Description
また、特許文献2に記載の制御方法では、省エネが解除されないと、ファームウェアの更新要求を受け、ファームウェアの更新を行うことができない。つまり、通常状態の更新処理と変わらず、省エネに貢献できない。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、省エネ状態でもファームウェア等のソフトウェアの更新要求を管理できるようにすることを目的とする。
上記第1の制御部は、上記省エネ状態から通常状態に復帰した後、上記第2の制御部が記憶した上記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行う処理手段を有する。
上記第2の制御部は、上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと上記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する判断手段を有し、
上記第2の制御部は、上記判断手段により上記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、上記省エネ状態から上記通常状態への復帰を上記第1の制御部へ要求し、上記判断手段により上記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを上記サブ記憶部に記憶して、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後に、上記第1の制御部が上記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御し、
上記第1の制御部の処理手段は、上記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための上記省エネ状態中および上記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して上記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む手段を有し、
上記第2の制御部は、上記記録媒体を介して上記省エネ状態中にソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む手段を有する。
あるいは、上記第2の制御部は、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を上記第1の制御部へ通知する手段を備え、上記第1の制御部の処理手段が、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記第2の制御部から上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、上記更新処理を行ってもよい。
上記第2の制御部が、上記省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行い、上記第1の制御部が、上記省エネ状態から通常状態に復帰した後、上記第2の制御部が記憶した上記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行う。
しかし、上記第2の制御部が、上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと上記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断し、上記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、上記省エネ状態から上記通常状態への復帰を上記第1の制御部へ要求し、上記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを上記サブ記憶部に記憶して、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後に、上記第1の制御部が上記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御する。
また、上記第1の制御部が、上記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための上記省エネ状態中および上記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して上記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込み、上記第2の制御部が、上記記録媒体を介して上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む。
さらに、上記第2の制御部のCPUに、上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと上記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する機能と、該機能により上記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、上記省エネ状態から上記通常状態への復帰を上記第1の制御部へ要求し、上記判断手段により上記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを上記サブ記憶部に記憶して、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後に、上記第1の制御部が上記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御する機能をも実現させ、
さらに、上記第1の制御部のCPUに、上記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための上記省エネ状態中および上記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して上記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む機能も実現させ、
上記第2の制御部のCPUに、上記記録媒体を介して上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む機能も実現させるものである。
図1は、この発明による電子機器の一実施形態であるプリンタのハードウェア(以下「H/W」ともいう)構成例を示すブロック図である。
このプリンタ(以下「機器」ともいう)は、メインコントローラ(主コントローラ)10と、画像形成処理部1とによって構成されている。これらの構成が、印刷(画像形成)を行うためのハードウェア資源である。
入出力装置13は、LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク101上のPC(パーソナルコンピュータ)等の外部機器や、USB(Universal Serial Bus )メモリ102,SDカード103との間でデータの入出力(データ通信)を行う入出力手段である。なお、USBメモリ102やSDカード103の代わりに、入出力装置13と直接接続可能な他のメモリやカード等の記録媒体は勿論、入出力装置13と直接接続可能なHDD等の記憶手段や、その記録媒体又は記憶手段を有するPC等の外部機器を使用することもできる。
記憶装置15は、メイン記憶部であり、ファームウェアやアプリケーション等のソフトウェアや画像データ等の各種データを記憶保存するフラッシュROMやHDD(ハードディスク装置)、SDカード等の不揮発性記憶手段である。
サブCPU管理部17は、サブ制御手段であり、サブCPU21,入出力装置22,メモリ23,および記憶装置24によって構成されている。
入出力装置22は、入出力装置13と同様の入出力手段である。
記憶装置24は、サブ記憶部であり、少なくとも省エネ時に必要なソフトウェアを記憶保存するフラッシュROMやHDD、SDカード等の不揮発性記憶手段である。
画像処理部51は、画像データに対する処理を行う。
ファームウェア更新実行部53は、ファームウェアの更新を実行する。
ファームウェア状態管理部54は、ファームウェアの状態を管理する。
ファームウェア情報管理部55は、ファームウェアの情報を管理する。
ファームウェア更新要求処理部56は、ファームウェアの更新要求を処理する。
省エネ制御部57は、省エネに関する制御を行う。
入力データ管理部71は、外部からの入力データを管理する。
メッセージ出力部72は、各種メッセージの出力(表示又は通知)を行う。
ファームウェアデータ管理部74は、ファームウェアデータを管理する。
ファームウェア更新要求処理部75は、ファームウェアの更新要求を処理する。
省エネ制御部76は、省エネに関する制御を行う。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について説明する。
なお、図1では、メインコントローラとサブCPU管理部で入出力装置を別にしているが、サブCPUが管理する部分がASICとしてメインCPUから制御可能である場合には、入出力装置を共有しても良い。
サブCPU管理部17のサブCPU21は、主にネットワークパケットのフィルタリングを行い、ユーザ要求に対する特定の条件の復帰要因を待っている。
サブCPU管理部17では、省エネ状態(省エネモード)時に外部からネットワーク101経由でデータを受信する(外部要因)と、まず図4のステップS1で入力データ管理部71がその受信データを引き取り、ステップS2でその受信データをデータ識別部73に送り、ステップS3で受信データがFW更新データであるか否かの判別を行わせる。
FW更新要求処理部75は、ステップS5で受信データであるFW更新データのサイズが記憶装置24の空き容量よりも小さいサイズであるか否かを判断する。これが、第2の制御部において、ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズとサブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する判断手段の機能に相当する。
そして、FW更新データのサイズが記憶装置24の空き容量を超えている場合には、後述するステップS9へ移行する。
省エネから通常状態に復帰する要因として、主電源キーの押下(単なる省エネから通常状態への復帰要求)の他にも、ネットワーク101からのプリント要求(印刷要求)等のユーザ要求がある。なお、この実施形態がプリンタではなく、例えばデジタル複合機の場合には、ユーザ要求として、プリント要求(プリント動作の実行要求)だけでなく、コピー要求(コピー動作の実行要求)であるADF(自動原稿給送装置)への原稿セット,圧板の開閉,FAX要求(FAXの受信動作の実行要求)などがある。
そこで、メインコントローラ10では、FW更新よりも優先度の高いユーザ要求を示す情報を予め記憶装置15に記憶保持しておき、省エネ状態から通常状態への復帰後、省エネ制御部57がサブCPU管理部17のメモリ23又は記憶装置24内のFW更新データ格納フラグをチェックして、FW更新が必要であると判断しても、上記復帰の要因がFW更新よりも優先度の高いユーザ要求であった場合には、直ちにFW更新を実施せずに、ユーザ要求を優先して実施してからFW更新を行うようにする。
これによって、ユーザ要求に対するタイムラグは最小限にとどめることが可能となる。
そして、FW更新データ格納フラグが“0”(OFF)の場合には、省エネ状態時にFW更新要求がないため、処理を終了し、ユーザ要求が主電源キーの押下以外であれば、ユーザ要求の処理が実行される。
昨今では、UNIX(登録商標)に似たファイルシステムでプログラムデータを配置しているモデルもあれば、RAMに展開しイメージデータとして持っているモデルなど、その形態は多様であるが、この第1実施例では実行されるプログラムは必ず実行可能なメモリ14にロードされてから実行されることを想定している。
もし、記憶装置15上のデータを書き換えるために、いったんシステムを停めなくてはいけない場合には、そのように処理を行えばよい。
FWの更新処理は、上述したようにFW更新実行部53によって実施される。FW更新実行部53は、例えばFW更新データを記憶装置15に格納されているプログラムデータに対して上書きし、変更したデータの正当性を検査する。
入出力データ管理部52は、受信データを引き取り、その受信データを図示しないデータ識別部に送って、受信データがFW更新データであるか否かの判別を行わせ、受信データがFW更新データであれば、FW更新要求処理部56へFW更新要求を要求する。
次に、第2実施例について説明する。
この第2実施例の処理は、第1実施例と若干異なるだけなので、その異なる部分、つまりサブCPU管理部17が持つ記憶装置24の空き容量を超えた大きさのデータをもつファイル(FW更新データ)を要求された場合の処理について述べる。
ユーザ通知エラーメッセージには、エラーの発生を示す情報、つまりデータサイズ超過によりFW更新処理を継続できない旨を示す情報とともに、省エネ状態を解除してFW更新処理を継続するか中止(中断)するかを要求するボタンが付加される。
図4の処理フローに戻り、ユーザ通知エラーメッセージを通知した後は、ステップS10でユーザからの返答を待つ。
そして、FW更新処理の継続要求によって省エネ状態から通常状態に復帰した場合には、その旨をメインコントローラ10側の省エネ制御部57に通知することにより、その省エネ制御部57がステップS13でFW更新要求をFW更新要求処理部56へ通知する。
一方、ステップS11でユーザからの返答の内容がFW更新処理の中止要求を示すものであると判断した場合は、処理を終了する。それによって、FW更新処理を中止して、FW更新データを破棄することになる。
次に、第3実施例について説明する。
この第3実施例の処理は、第2実施例と同様の処理に以下に示す処理を加えたものである。
この場合は、FW更新処理を自動継続するか否かのモード(FW更新モード)を、設定しておくことが望ましい。
さらには、管理者によってプリンタが管理される可能性もあり、その場合は逆にユーザーに設定を行わせたくないときもあるので、管理者権限で設定可能な部分に、上記のFW更新モードの設定を行わせるようにしても良い。
次に、第4実施例について説明する。
この第4実施例の処理は、第1〜第3実施例と同様の処理に以下に示す処理を加えたものである。
必要に応じて、FW更新データに対する正当性の検証や、外部記録媒体とプリンタ本体との間での認証を行うプログラムを付加し、安全性を高めても良い。
なお、サブCPUを持たないプリンタでは、メインのコントローラ側の制御で省エネ効率を図るため、少なくともCPUとネットワーク,プログラム実行可能なメモリ,記憶装置の電源を入れたままにする必要がある。通常、利用するCPUは印刷等を行うために高速なCPUを用いることが多く、そのためにFW更新に必要なデータ転送,置き換えを行うだけでは、無駄な電力を消費してしまう。また、そのための入出力装置は節電のために電源を落としている場合が多い。
さらに、以上の実施形態では、この発明による電子機器の例として通信機能を持つプリンタについて説明したが、この発明はこれに限られるものではなく、通信機能を持つ複写装置,ファクシミリ装置,複合装置等の他の画像形成装置には勿論、通信機能を持つネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム,AV機器,遊戯機器や,ネットワークに接続可能なコンピュータ等も含め、通信機能を持つ各種電子機器に適用可能である。
このプログラムは、電子機器を通常状態時に制御するコンピュータである第1の制御部のCPU(メインCPU)に、この発明に関わる処理手段,ロード手段,情報管理手段,および状態管理手段としての機能を、電子機器を主に省エネ状態時に制御するコンピュータである省エネ用の第2の制御部のCPU(サブCPU)に、この発明に関わる処理手段および設定手段としての機能をそれぞれ実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをCPU(メインCPU,サブCPU)に実行させることにより、上述したような作用効果を得ることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
13,22:入出力装置 14,23:メモリ 15,24:記憶装置
16:操作部 17:サブCPU管理部 21:サブCPU 51:画像処理部
52:入出力データ管理部 53:ファームウェア更新実行部
54:ファームウェア状態管理部 55:ファームウェア情報管理部
56,75:ファームウェア更新要求処理部 57,76:省エネ制御部
71:入力データ管理部 72:メッセージ出力部 73:データ識別部
74:ファームウェアデータ管理部 101:ネットワーク 102:USBメモリ
103:SDカード
Claims (11)
- 通常状態から消費電力を削減する省エネ状態へ移行可能な電子機器であって、
ソフトウェアの更新処理を行う第1の制御部と、
前記省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行う第2の制御部とを備え、
前記第1の制御部は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記第2の制御部が記憶した前記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行う処理手段を有し、
前記第2の制御部は、
前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと前記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する判断手段を有し、
前記判断手段により前記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、前記省エネ状態から前記通常状態への復帰を前記第1の制御部へ要求し、前記判断手段により前記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶して、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後に、前記第1の制御部が前記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御し、 前記第1の制御部の処理手段は、前記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための前記省エネ状態中および前記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して前記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込む手段を有し、
前記第2の制御部は、前記記録媒体を介して前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込む手段を有することを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記第2の制御部は、前記ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶した場合に、その旨を示す情報も前記サブ記憶部に記憶し、
前記第1の制御部の処理手段は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記サブ記憶部内の情報を参照して前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求の有無をチェックし、そのソフトウェア更新要求がある場合に、前記更新処理を行うことを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記第2の制御部は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を前記第1の制御部へ通知する手段を有し、
前記第1の制御部の処理手段は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記第2の制御部から前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、前記更新処理を行うことを特徴とする電子機器。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記第1の制御部に、
前記ソフトウェアを実行するためのメモリと、
前記メイン記憶部に格納されているソフトウェアを前記メモリにロードするロード手段と、
前記ソフトウェアの情報を管理する情報管理手段と、
前記ソフトウェアの状態を管理する状態管理手段とを設け、
前記第1の制御部の処理手段は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記情報管理手段より前記メモリに格納されているソフトウェアを安全に停止できることを確認できた場合に、そのソフトウェアの停止処理を実施し、前記状態管理手段よりそのソフトウェアが停止したことを確認できた場合にのみ、前記更新処理を実行可能にし、その更新処理が完了した後、前記ロード手段によって前記メイン記憶部に格納されている更新後のソフトウェアを前記メモリに再ロードさせる手段を有することを特徴とする電子機器。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記第1の制御部の処理手段は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、その省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある場合でも、前記復帰の要因がソフトウェア更新より優先度が高いユーザ要求であった場合には、そのユーザ要求の処理を行った後、前記更新処理を行うことを特徴とする電子機器。 - 機器全体を制御する第1の制御部を備えると共に、省エネ用の第2の制御部を備え、消費電力を削減する省エネ状態に移行可能な電子機器におけるソフトウェア更新方法であって、
前記第2の制御部が、前記省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行い、
前記第1の制御部が、前記省エネ状態から通常状態に復帰した後、前記第2の制御部が記憶した前記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行うが、
前記第2の制御部が、前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと前記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断し、前記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、前記省エネ状態から前記通常状態への復帰を前記第1の制御部へ要求し、前記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶して、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後に、前記第1の制御部が前記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御し、
前記第1の制御部が、前記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための前記省エネ状態中および前記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して前記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込み、
前記第2の制御部が、前記記録媒体を介して前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込むことを特徴とするソフトウェア更新方法。 - 請求項6に記載のソフトウェア更新方法において、
前記第2の制御部が、前記ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶した場合に、その旨を示す情報も前記サブ記憶部に記憶し、
前記第1の制御部が、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記サブ記憶部内の情報を参照して前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求の有無をチェックし、そのソフトウェア更新要求がある場合に、前記更新処理を行うことを特徴とするソフトウェア更新方法。 - 請求項6に記載のソフトウェア更新方法において、
前記第2の制御部が、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を前記第1の制御部へ通知し、
前記第1の制御部が、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記第2の制御部から前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、前記更新処理を行うことを特徴とするソフトウェア更新方法。 - 消費電力を削減する省エネ状態に移行可能な電子機器に備えている機器全体を制御する第1の制御部のCPUおよび省エネ用の第2の制御部のCPUにそれぞれ実行させるプログラムであって、
前記第2の制御部のCPUに、
前記省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行う処理機能を実現させ、
前記第1の制御部のCPUに、
前記省エネ状態から通常状態に復帰した後、前記第2の制御部が記憶した前記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行う処理機能を実現させ、
さらに、前記第2の制御部のCPUに、
前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと前記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する機能と、
該機能により前記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、前記省エネ状態から前記通常状態への復帰を前記第1の制御部へ要求し、前記判断する機能により前記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶して、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後に、前記第1の制御部が前記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御する機能をも実現させ、
さらに、前記第1の制御部のCPUに、
前記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための前記省エネ状態中および前記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して前記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込む機能も実現させ、
前記第2の制御部のCPUに、
前記記録媒体を介して前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込む機能も実現させることを特徴とするプログラム。 - 請求項9に記載のプログラムにおいて、
前記第2の制御部のCPUに実現させる処理機能は、前記ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶した場合に、その旨を示す情報も前記サブ記憶部に記憶する処理をし、
前記第1の制御部のCPUに実現させる処理機能は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記サブ記憶部内の情報を参照して前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求の有無をチェックし、そのソフトウェア更新要求がある場合に、前記更新処理を行うことを特徴とするプログラム。 - 請求項9に記載のプログラムにおいて、
前記第2の制御部のCPUに実現させる処理機能は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を前記第1の制御部のCPUへ通知する機能を有し、
前記第1の制御部のCPUに実現させる処理機能は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記第2の制御部のCPUから前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、前記更新処理を行うことを特徴とするプログラム。
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