JP5733353B2 - 電子機器,ソフトウェア更新方法,およびプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置(デジタル複合機,デジタル複写機,ファクシミリ装置,プリンタ等)や画像読取装置(スキャナ装置等)、パーソナルコンピュータ(以下「PC」と略称する)等の電子機器、その電子機器におけるソフトウェア更新方法、および上記電子機器を制御するコンピュータに必要な機能(この発明に係わる機能)を実現させるためのプログラムに関し、特に消費電力低減技術に関する。
上記のような電子機器として、例えば特許文献1に見られるような画像形成装置では、メイン電源スイッチがオフ状態となっている場合でも、電源制御I/OがNIC(ネットワーク・インターフェース・カード)やCPUへの電源供給を行って電子メールの受信を可能にしておき、電子メールを受信した場合に、新たなファームウェアを取り出し、フラッシュROM等へのファームウェアの格納処理を実行するようにしている。
また、特許文献2に記載の画像処理装置では、消費電力を削減する節電(「省エネ」又は「省エネルギー」ともいう)モード中はファームウェアの更新は行えず、節電モードが解除された状態でファームウェアの更新要求を受けた場合にのみファームウェアの更新を可能にし、ファームウェアの更新が終了した後、節電モードに移行するようにしている。
しかしながら、特許文献1に記載の制御方法では、常に稼動しておくハードウェア装置の数が多く、省エネには貢献仕切れていない。
また、特許文献2に記載の制御方法では、省エネが解除されないと、ファームウェアの更新要求を受け、ファームウェアの更新を行うことができない。つまり、通常状態の更新処理と変わらず、省エネに貢献できない。
なお、通常のファームウェア更新は、電子機器の動作を不要とする場合でも、通常の動作状態(通常状態)で実施する必要がある。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、省エネ状態でもファームウェア等のソフトウェアの更新要求を管理できるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、以下に示す電子機器、その電子機器におけるソフトウェア更新方法、および上記電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラムを提供する。
この発明による電子機器は、通常状態から消費電力を削減する省エネ状態に移行可能な電子機器であって、ソフトウェアの更新処理を行う第1の制御部と、上記省エネ状態中にソフトウェア更新データを受信したとき、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行う第2の制御部とを備え、
上記第1の制御部は、上記省エネ状態から通常状態に復帰した後、上記第2の制御部が記憶した上記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行う処理手段を有する。
上記第2の制御部は、上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズ上記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する判断手段を有し、
上記第2の制御部は、上記判断手段により上記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、上記省エネ状態から上記通常状態への復帰を上記第1の制御部へ要求し、上記判断手段により上記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを上記サブ記憶部に記憶して、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後に、上記第1の制御部が上記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御し、
上記第1の制御部の処理手段は、上記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための上記省エネ状態中および上記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して上記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む手段を有し、
上記第2の制御部は、上記記録媒体を介して上記省エネ状態中にソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む手段を有する。
なお、上記第2の制御部は、上記ソフトウェア更新データを上記サブ記憶部に記憶した場合に、その旨を示す情報も上記サブ記憶部に記憶し、上記第1の制御部の処理手段が、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記サブ記憶部内の情報を参照して上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求の有無をチェックし、そのソフトウェア更新要求がある場合に、上記更新処理を行うとよい。
あるいは、上記第2の制御部は、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を上記第1の制御部へ通知する手段を備え、上記第1の制御部の処理手段が、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記第2の制御部から上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、上記更新処理を行ってもよい。
また、上記第1の制御部に、上記ソフトウェアを実行するためのメモリと、上記メイン記憶部に格納されているソフトウェアを上記メモリにロードするロード手段と、上記ソフトウェアの情報を管理する情報管理手段と、上記ソフトウェアの状態を管理する状態管理手段とを設け、上記第1の制御部の処理手段に、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記情報管理手段より上記メモリに格納されているソフトウェアを安全に停止できることを確認できた場合に、そのソフトウェアの停止処理を実施し、上記状態管理手段よりそのソフトウェアが停止したことを確認できた場合にのみ、上記更新処理を実行可能にし、その更新処理が完了した後、上記ロード手段によって上記メイン記憶部に格納されている更新後のソフトウェアを上記メモリに再ロードさせる手段を備えることが望ましい。
さらにまた、上記第1の制御部の処理手段が、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、その省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある場合でも、上記復帰の要因がソフトウェア更新より優先度が高いユーザ要求であった場合には、そのユーザ要求の処理を行った後、上記更新処理を行うことが望ましい。
この発明によるソフトウェア更新方法は、機器全体を制御する第1の制御部を備えると共に、省エネ用の第2の制御部を備え、消費電力を削減する省エネ状態に移行可能な電子機器におけるソフトウェア更新方法であって、
上記第2の制御部が、上記省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行い、上記第1の制御部が、上記省エネ状態から通常状態に復帰した後、上記第2の制御部が記憶した上記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行う。
しかし、上記第2の制御部が、上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと上記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断し、上記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、上記省エネ状態から上記通常状態への復帰を上記第1の制御部へ要求し、上記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを上記サブ記憶部に記憶して、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後に、上記第1の制御部が上記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御する。
また、上記第1の制御部が、上記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための上記省エネ状態中および上記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して上記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込み、上記第2の制御部が、上記記録媒体を介して上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む。
なお、上記第2の制御部が、上記ソフトウェア更新データを上記サブ記憶部に記憶した場合に、その旨を示す情報も上記サブ記憶部に記憶し、上記第1の制御部が、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記サブ記憶部内の情報を参照して上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求の有無をチェックし、そのソフトウェア更新要求がある場合に、上記更新処理を行うとよい。
あるいは、上記第2の制御部が、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を上記第1の制御部へ通知し、上記第1の制御部が、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記第2の制御部から上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、上記更新処理を行ってもよい。
この発明によるプログラムは、消費電力を削減する省エネ状態に移行可能な電子機器に備えている機器全体を制御する第1の制御部のCPUおよび省エネ用の第2の制御部のCPUにそれぞれ実行させるプログラムであって、上記第2の制御部のCPUに、上記省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行う処理機能を実現させ、上記第1の制御部のCPUに、上記省エネ状態から通常状態に復帰した後、上記第2の制御部が記憶した上記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行う処理機能を実現させ、
さらに、上記第2の制御部のCPUに、上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと上記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する機能と、該機能により上記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、上記省エネ状態から上記通常状態への復帰を上記第1の制御部へ要求し、上記判断手段により上記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを上記サブ記憶部に記憶して、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後に、上記第1の制御部が上記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御する機能をも実現させ
さらに、上記第1の制御部のCPUに、上記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための上記省エネ状態中および上記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して上記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む機能も実現させ、
上記第2の制御部のCPUに、上記記録媒体を介して上記省エネ状態中に上記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて上記ソフトウェア更新データを読み込む機能も実現させるものである。
なお、上記第2の制御部のCPUに実現させる処理機能を、上記ソフトウェア更新データを上記サブ記憶部に記憶した場合に、その旨を示す情報も上記サブ記憶部に記憶する処理をし、上記第1の制御部のCPUに実現させる処理機能が、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記サブ記憶部内の情報を参照して上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求の有無をチェックし、そのソフトウェア更新要求がある場合に、上記更新処理を行うとよい。
あるいは、上記第2の制御部のCPUに実現させる処理機能に、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を上記第1の制御部のCPUへ通知する機能を備え、上記第1の制御部のCPUに実現させる処理機能が、上記省エネ状態から上記通常状態に復帰した後、上記第2の制御部のCPUから上記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、上記更新処理を行ってもよい。
この発明によれば、上記第2の制御部が、省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶し、上記第1の制御部が、省エネ状態から通常状態に復帰した後、第2の制御部が記憶したソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行うことにより、省エネ状態でもファームウェア等のソフトウェアの更新要求を管理することができる。
この発明による電子機器の一実施形態であるプリンタのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1のプリンタのソフトウェア構成例を示すブロック図である。 図1の操作部16上に表示されるユーザ通知エラーメッセージの一例を示す図である。 図1のサブCPU管理部17によるFW更新要求処理の一例のフロー図である。 図1のメインコントローラ10によるFW更新処理の一例を示すフロー図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明による電子機器の一実施形態であるプリンタのハードウェア(以下「H/W」ともいう)構成例を示すブロック図である。
このプリンタ(以下「機器」ともいう)は、メインコントローラ(主コントローラ)10と、画像形成処理部1とによって構成されている。これらの構成が、印刷(画像形成)を行うためのハードウェア資源である。
メインコントローラ10は、機器全体(機器の各部)を統括的に制御する第1の制御部であるメイン制御手段であり、メインCPU11,メインASIC(Application Specific Integrated Circuit)12,入出力装置13,メモリ14,記憶装置15,操作部16,および第2の制御部であるサブCPU管理部17によって構成されている。なお、サブCPU管理部17をメインコントローラ10に外部接続するようにしてもよい。
メインCPU11は、メインASIC12を介してメインコントローラ10の各部を制御・管理する中央処理装置である。このメインCPU11は、メインASIC12経由で記憶装置15内のファームウェアを含むソフトウェアをメモリ14にロードして起動させ、機器の制御を行うことにより、この発明に関わる機能である処理手段,ロード手段,情報管理手段,および状態管理手段としての機能を含む各種の機能を実現することができる。
メインASIC12は、メインCPU11の制御対象となるデバイスの共有化を図り、アーキテクチャの面からアプリケーションプログラム(以下単に「アプリケーション」ともいう)等の開発の高効率化を支援するものである。
入出力装置13は、LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク101上のPC(パーソナルコンピュータ)等の外部機器や、USB(Universal Serial Bus )メモリ102,SDカード103との間でデータの入出力(データ通信)を行う入出力手段である。なお、USBメモリ102やSDカード103の代わりに、入出力装置13と直接接続可能な他のメモリやカード等の記録媒体は勿論、入出力装置13と直接接続可能なHDD等の記憶手段や、その記録媒体又は記憶手段を有するPC等の外部機器を使用することもできる。
メモリ14は、メインCPU11が実行するプログラム(ソフトウェア)を展開して記憶するプログラムメモリや、メインCPU11がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ、画像データを展開する画像メモリ等として使用するRAM等の記憶手段である。
記憶装置15は、メイン記憶部であり、ファームウェアやアプリケーション等のソフトウェアや画像データ等の各種データを記憶保存するフラッシュROMやHDD(ハードディスク装置)、SDカード等の不揮発性記憶手段である。
操作部16は、機器に対して操作を行うユーザ(オペレータ)のためのインタフェースであり、各種のデータ入力や要求を行うための各種の操作キー(操作スイッチ又は操作ボタンともいう)と、各種情報を表示するLCD又はCRT等の表示器とを備えている。
サブCPU管理部17は、サブ制御手段であり、サブCPU21,入出力装置22,メモリ23,および記憶装置24によって構成されている。
サブCPU21は、サブCPU管理部17の各部を制御・管理する中央処理装置である。このサブCPU21は、記憶装置24内のファームウェアを含むソフトウェアをメモリ23にロードして起動させ、機器の制御を行うことにより、この発明に関わる機能である処理手段および設定手段としての機能を含む各種の機能を実現することができる。
入出力装置22は、入出力装置13と同様の入出力手段である。
メモリ23は、サブCPU21が実行するプログラムを展開して記憶するプログラムメモリや、サブCPU21がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するRAM等の記憶手段である。
記憶装置24は、サブ記憶部であり、少なくとも省エネ時に必要なソフトウェアを記憶保存するフラッシュROMやHDD、SDカード等の不揮発性記憶手段である。
画像形成処理部1は、メモリ14又は記憶装置15から読み出されて送られてくる画像データに基づいて用紙等の記録媒体上に画像形成(印刷)を行うプロッタ等の画像形成手段である。なお、外部(ネットワーク101上の外部機器等)から入出力装置13によって入力(受信)され、メモリ14に格納された印刷データが、印刷用の画像データの場合には、そのまま画像形成処理部1に転送される。メモリ14に格納された印刷データが、文字コードデータや描画データであれば、メインCPU11およびメインASIC12によって印刷用の画像データに変換(展開)された後、画像形成処理部1に転送される。
図2は、図1のプリンタのソフトウェア(以下「S/W」ともいう)構成例を示すブロック図である。なお、以下に示す各プログラムによる処理は、実際にはメインCPU11又はサブCPU21がそれらのプログラムに従って動作することによって実行するが、説明の都合上、それらのプログラムが処理を実行するものとする。以後も、プログラムが何らかの処理を行うものとして説明を行う場合には、同様とする。
メインコントローラ10のメインCPU11は、画像処理部51,入出力データ管理部52,ファームウェア更新実行部53,ファームウェア状態管理部54,ファームウェア情報管理部55,ファームウェア更新要求処理部56,および省エネ制御部57の各プログラムを記憶装置15から読み出してメモリ14上に展開する。
画像処理部51は、画像データに対する処理を行う。
入出力データ管理部52は、外部との入出力データを管理する。
ファームウェア更新実行部53は、ファームウェアの更新を実行する。
ファームウェア状態管理部54は、ファームウェアの状態を管理する。
ファームウェア情報管理部55は、ファームウェアの情報を管理する。
ファームウェア更新要求処理部56は、ファームウェアの更新要求を処理する。
省エネ制御部57は、省エネに関する制御を行う。
サブCPU管理部17のサブCPU21は、入力データ管理部71,メッセージ出力部72,データ識別部73,ファームウェアデータ管理部74,ファームウェア更新要求処理部75,および省エネ制御部76の各プログラムをメモリ23に展開する。
入力データ管理部71は、外部からの入力データを管理する。
メッセージ出力部72は、各種メッセージの出力(表示又は通知)を行う。
データ識別部73は、外部からの入力データ(受信データ)の識別を行う。
ファームウェアデータ管理部74は、ファームウェアデータを管理する。
ファームウェア更新要求処理部75は、ファームウェアの更新要求を処理する。
省エネ制御部76は、省エネに関する制御を行う。
以下、以上のように構成されたプリンタにおける発明に関わる制御の各実施例について、図3〜図5を参照して具体的に説明する。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について説明する。
このプリンタでは、消費電力を削減する省エネ状態に移行した後は、サブCPU管理部17(サブCPU管理のH/W)によってのみ外部との入出力制御を行う。
なお、図1では、メインコントローラとサブCPU管理部で入出力装置を別にしているが、サブCPUが管理する部分がASICとしてメインCPUから制御可能である場合には、入出力装置を共有しても良い。
このプリンタにおいて、省エネ移行時には、メインコントローラ10から省エネ時にも必要な情報はサブCPU21に与えられて、それ以外の情報はメインメモリである記憶装置15に格納され、メインコントローラ10の電源は、サブCPU管理部17以外落とされる。
サブCPU管理部17のサブCPU21は、主にネットワークパケットのフィルタリングを行い、ユーザ要求に対する特定の条件の復帰要因を待っている。
このネットワークパケットのフィルタリングにおいて、ファームウェア(以下「FW」ともいう)更新データの要求を判別するデータパターンを保持する。なお、FW更新とは、FWのアップデート(バージョンアップを含む)のことである。FW更新データとは、FWのアップデートを行うためのプログラムであるアップデータ等に相当する。
省エネ状態時にサブCPU管理部17がこのデータパターンを受信した場合に行うFW更新処理が実行可能かどうかを判断する処理を含むFW更新要求処理の一例のフローチャートを、図4に示す。
サブCPU管理部17では、省エネ状態(省エネモード)時に外部からネットワーク101経由でデータを受信する(外部要因)と、まず図4のステップS1で入力データ管理部71がその受信データを引き取り、ステップS2でその受信データをデータ識別部73に送り、ステップS3で受信データがFW更新データであるか否かの判別を行わせる。
そして、受信データがFW更新データであると判別された場合には、ステップS4でFW更新要求処理部75へ処理(FW更新要求)を要求するが、FW更新データでない場合には、ステップS8のその他の処理へ移行する。
FW更新要求処理部75は、ステップS5で受信データであるFW更新データのサイズが記憶装置24の空き容量よりも小さいサイズであるか否かを判断する。これが、第2の制御部において、ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズとサブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する判断手段の機能に相当する。
そして、FW更新データのサイズが記憶装置24の空き容量を超えている場合には、後述するステップS9へ移行する。
また、FW更新データのサイズが記憶装置24の空き容量よりも小さいサイズである場合には、ステップS6でFW更新データを記憶装置24に一時格納し、FW更新データの格納が完了すると、ステップS7でFW更新データが格納されたことを示すFW更新データ格納フラグ(ビット変数のような情報でよい)を立てる(“1”にセットする)。このFW更新データ格納フラグは、メモリ23又は記憶装置24に格納されており、省エネ状態から通常状態に復帰したときに、メインコントローラ10側の省エネ制御部57によってチェック(検査)され、もしFW更新データ格納フラグが立っている場合には、省エネから通常状態に復帰後の適切なタイミングでFWの更新処理が継続される。
図5は、省エネから通常状態に復帰後のメインコントローラ10によるFW更新処理の一例を示すフローチャートである。
省エネから通常状態に復帰する要因として、主電源キーの押下(単なる省エネから通常状態への復帰要求)の他にも、ネットワーク101からのプリント要求(印刷要求)等のユーザ要求がある。なお、この実施形態がプリンタではなく、例えばデジタル複合機の場合には、ユーザ要求として、プリント要求(プリント動作の実行要求)だけでなく、コピー要求(コピー動作の実行要求)であるADF(自動原稿給送装置)への原稿セット,圧板の開閉,FAX要求(FAXの受信動作の実行要求)などがある。
これらの要求のうち、FW更新よりも優先度の高いユーザ要求であるプリント要求等は優先して行われるべきである。
そこで、メインコントローラ10では、FW更新よりも優先度の高いユーザ要求を示す情報を予め記憶装置15に記憶保持しておき、省エネ状態から通常状態への復帰後、省エネ制御部57がサブCPU管理部17のメモリ23又は記憶装置24内のFW更新データ格納フラグをチェックして、FW更新が必要であると判断しても、上記復帰の要因がFW更新よりも優先度の高いユーザ要求であった場合には、直ちにFW更新を実施せずに、ユーザ要求を優先して実施してからFW更新を行うようにする。
これによって、ユーザ要求に対するタイムラグは最小限にとどめることが可能となる。
具体的には、ユーザ要求による省エネ状態(省エネモード)から通常状態(通常モード)へ復帰する(外部要因)と、まず図5のステップS21,S22で省エネ制御部57が省エネ状態時のFW更新要求の有無をFW更新データ格納フラグの状態によってチェックする。
そして、FW更新データ格納フラグが“0”(OFF)の場合には、省エネ状態時にFW更新要求がないため、処理を終了し、ユーザ要求が主電源キーの押下以外であれば、ユーザ要求の処理が実行される。
FW更新データ格納フラグが“1”(ON)の場合には、省エネ状態時にFW更新要求があるため、ステップS23でユーザ要求の処理が完了するのを待ち、FW更新が可能であるタイミングで(つまりFWを安全に停止できるアイドル状態)でFW更新要求処理部56へFW更新要求が通知されるため、FW更新処理が再開される。ユーザ要求が主電源キーの押下であれば、そのままFW更新要求処理部56へFW更新要求が通知されてFW更新が再開される。
なお、FW更新データ格納フラグを使用せず、省エネ状態から通常状態への復帰後、サブCPU管理部17側の記憶装置24にFW更新データが格納されている場合に、省エネ制御部76又はFW更新要求処理部75が省エネ状態時のFW更新要求がある旨をメインコントローラ10のFW更新要求処理部56へ通知することにより、そのFW更新要求処理部56がステップS23から処理を開始することも可能である。
メインコントローラ10でのFW更新の続きでは、まずステップS24において、FW更新要求処理部56が、サブCPU管理部17に対してFW更新データを要求することにより、サブCPU管理部17側の記憶装置24に格納されているFW更新データの引き取りを行い、この処理によって、そのFW更新データを記憶装置15にコピー(又は移動)する。そのコピー後は、サブCPU管理部17側の記憶装置24に残った不要なFW更新データは削除される。
メインコントローラ10の記憶装置15にFW更新データがコピーされると、直ちにステップS25において、FW更新実行部53にそのFW更新データによって記憶装置15上のファームウェアの更新を行わせる。
昨今では、UNIX(登録商標)に似たファイルシステムでプログラムデータを配置しているモデルもあれば、RAMに展開しイメージデータとして持っているモデルなど、その形態は多様であるが、この第1実施例では実行されるプログラムは必ず実行可能なメモリ14にロードされてから実行されることを想定している。
そのため、FW更新データでもって、稼働中にロードされた後に記憶装置15に残っているプログラム(ファームウェア)を書き換えることは、直接実行中のシステムには影響がないため、比較的安全な行為であるといえる。
もし、記憶装置15上のデータを書き換えるために、いったんシステムを停めなくてはいけない場合には、そのように処理を行えばよい。
ファームウェアの更新後は、ステップS26でFW情報管理部55によってFW更新データからFW情報(後述する)を抽出させ、それからステップS27で再起動が不要かどうかを判断し、再起動が必要であればこの処理を終了する。それによって、再起動が行われ、FWの更新が完了する。再起動が不要である場合には、ステップS28でメモリ14上の更新対象のファームウェアのみを停止させた後、ステップS29へ進み、記憶装置15上のファームウェアをメモリ14に再ロードする。それによって、その他のシステムに影響を与えることなく更新を完了できる。
ここで、FW更新において、再起動が不要かどうかを判断するためには、そのファームウェア(FW)が持つ別のプログラムとの関連を調べればよく、そのプログラムが単体もしくは、ごく少数の関連モジュールによって成り立っており、それぞれを一時停止してもメインシステムへの影響がないことが判断(確認)できれば、停止させることが可能である。
判断基準については、ここでは述べていないが、一例としてはどのファームウェアが再起動不要であるかを静的なパラメータ(FW情報)として予め機器内(記憶装置15)に保持しておき、FW情報管理部55で判断することも考えられるし、FW更新データにそのパラメータを含めてそれをFW情報管理部55において判断することも可能である。
また、プログラムの実行状態(実行中,停止中)は、FW状態管理部54によって確認することができる。FW状態管理部54は、OS(オペレーティングシステム)等が持つスケジューラに問い合わせることによって、そのプログラムの状態を確認する。
FWの更新処理は、上述したようにFW更新実行部53によって実施される。FW更新実行部53は、例えばFW更新データを記憶装置15に格納されているプログラムデータに対して上書きし、変更したデータの正当性を検査する。
なお、メインコントローラ10では、通常状態中に外部からネットワーク101経由でデータを受信した場合には、例えば以下に示す処理を行う。
入出力データ管理部52は、受信データを引き取り、その受信データを図示しないデータ識別部に送って、受信データがFW更新データであるか否かの判別を行わせ、受信データがFW更新データであれば、FW更新要求処理部56へFW更新要求を要求する。
FW更新要求を受けたFW更新要求処理部56は、入出力データ管理部52からFW更新データを引き取って一旦記憶装置15に格納した後、ユーザ要求の処理中でなければそのまま、ユーザ要求の処理中であればその処理が完了するのを待ち、FW更新が可能であるタイミングで入出力データ管理部52からFW更新データを引き取って記憶装置15に格納し、FW更新実行部53にそのFW更新データによって記憶装置15上のファームウェアの更新を行わせるなど、図5のステップS24〜S29と略同様の処理を行う。
このように、サブCPU管理部側のサブCPUが、省エネ状態中にFW更新要求があった場合に、該当するFW更新データをサブ記憶装置に格納する更新処理(FW更新処理の一部)を行い、メインコントローラ側のメインCPUが、省エネ状態から通常状態に復帰した後、サブ記憶装置に格納されているFW更新データをメイン記憶装置に移動またはコピーさせ、そのメイン記憶装置に格納されているFWを更新する更新処理(FW更新処理の続き)を行うことにより、省エネ状態でもFWの更新要求を管理することができる。
また、メインCPUが、省エネ状態から通常状態に復帰した後、FW情報管理部よりメモリに格納されているFWを安全に停止できることを確認できた場合に、そのFWの停止処理を実施し、FW状態管理部よりそのFWが停止したことを確認できた場合にのみ、更新処理を実行可能にし、その更新処理が完了した後、メイン記憶装置に格納されている更新後のFWをメモリに再ロードさせることにより、不要な機器の再起動をなくし、可能な限り利便性を向上させることができる。
さらに、メインCPUが、省エネ状態から通常状態に復帰した後、その省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある場合でも、上記復帰の要因がソフトウェア更新より優先度が高いプリント要求等のユーザ要求であった場合には、そのユーザ要求の処理を行った後、更新処理を行うことにより、ユーザ要求の処理を実施するまでのタイムラグを作ってしまうことがなくなり、処理要求遅延によるクレームの発生がなくなる。
〔第2実施例〕
次に、第2実施例について説明する。
この第2実施例の処理は、第1実施例と若干異なるだけなので、その異なる部分、つまりサブCPU管理部17が持つ記憶装置24の空き容量を超えた大きさのデータをもつファイル(FW更新データ)を要求された場合の処理について述べる。
図4に処理フローを記載しているが、サブCPU管理部17側のFW更新要求処理部75は、ステップS5でFW更新データのサイズがサブCPU21で管理する記憶装置24の空き容量よりも大きいと判断した場合、ステップS9へ進み、FW更新処理(ここでは記憶装置24にFW更新データを格納するか否かを判断して、Yesの場合にFW更新データを格納する処理)を一時停止し、ユーザに対してFW更新処理を継続できない旨を示すメッセージ(情報)を送る準備、つまりそのメッセージ(ユーザ通知エラーメッセージ)を生成する処理を行って、そのメッセージをユーザに対して通知(送信)する処理を行う。なお、FW更新データのサイズが記憶装置24の空き容量よりも大きい場合に、FW更新処理を中止することもできる。
ここで、ユーザ通知エラーメッセージは、ネットワーク101を利用する場合(省エネ状態でのFW更新要求がネットワーク101を介してのFW更新要求である場合)には、ネットワークパケットで構成されたデータであり、ユーザが使用するPC等の外部機器に対して通知され、外部機器の表示部にエラーポップアップとして表示される。プリンタ本体に直接接続される外部記録媒体(USBメモリ102又はSDカード103等)などを利用する場合(省エネ状態でのソフトウェア更新要求がスタンドアロン状態でのソフトウェア更新要求である場合)には、通常、ユーザ入力操作を実現する操作部16上にエラーポップアップとして表示される。
ユーザ通知エラーメッセージの一例を図3に示す。
ユーザ通知エラーメッセージには、エラーの発生を示す情報、つまりデータサイズ超過によりFW更新処理を継続できない旨を示す情報とともに、省エネ状態を解除してFW更新処理を継続するか中止(中断)するかを要求するボタンが付加される。
図4の処理フローに戻り、ユーザ通知エラーメッセージを通知した後は、ステップS10でユーザからの返答を待つ。
そして、ユーザからの返答を受けた場合に、ステップS11でその返答の内容をチェックし、その内容がFW更新処理の継続要求を示すものであった場合にはステップS12へ進み、省エネ状態から通常状態への復帰を省エネ制御部76に対して要求し、省エネ状態から通常状態へ復帰させる。
そして、FW更新処理の継続要求によって省エネ状態から通常状態に復帰した場合には、その旨をメインコントローラ10側の省エネ制御部57に通知することにより、その省エネ制御部57がステップS13でFW更新要求をFW更新要求処理部56へ通知する。
そのFW更新要求を受けたFW更新要求処理部56は、ステップS14でサブCPU管理部17に対してFW更新データを要求し、ステップS15でFW更新処理(これは図5のステップS24以降の処理に相当する)を実施する。なお、ステップS14でFW更新データの送信元に対してFW更新データの再送を要求することにより、そのFW更新データを取得することも可能である。
一方、ステップS11でユーザからの返答の内容がFW更新処理の中止要求を示すものであると判断した場合は、処理を終了する。それによって、FW更新処理を中止して、FW更新データを破棄することになる。
このように、サブCPUが、FW更新データがサブ記憶装置の空き容量を超えているかいないかを判断し、超えている場合には更新処理を一時中断して、その更新処理を継続できない旨を示す情報をユーザに対して通知し、ユーザ操作によって更新処理の継続要求があった場合にのみ、省エネ状態から通常状態に復帰させ、メインCPUが、更新処理の継続要求によって省エネ状態から通常状態に復帰した後、更新処理を行うことにより、FW更新データがサブ記憶装置の空き容量を超えている場合でも、FWの更新を安全に行うことができる。つまり、フェイルセーフとしての機能を果すことができる。
また、省エネ状態でのFW更新要求がスタンドアロン状態でのソフトウェア更新要求である場合には、ユーザに対する通知(更新処理を継続できない旨を示す情報の通知)を操作部上への表示によって行い、省エネ状態でのソフトウェア更新要求がネットワークを介してのソフトウェア更新要求である場合には、ユーザに対する通知をその要求元に対して行うことにより、更新処理を継続できない旨をユーザに確実に通知することができる。
〔第3実施例〕
次に、第3実施例について説明する。
この第3実施例の処理は、第2実施例と同様の処理に以下に示す処理を加えたものである。
第2実施例では、ユーザに対してFW更新処理を継続するか否かの判断を委ねたが、これはユーザが省エネを考慮している場合、闇雲にFWを更新するよりも省エネ効果を高めることが優先されるからであって、ユーザが望めばFW更新を自動化しても良い。
この場合は、FW更新処理を自動継続するか否かのモード(FW更新モード)を、設定しておくことが望ましい。
たいていのプリンタには、ユーザ設定が可能な管理画面が用意されている(操作部16上に表示可能になっている)ため、その画面に省エネ中のFW更新においてユーザに判断を依頼するか自動化するかを設定可能にし、その設定データを記憶装置24に記憶保持しておけばよい。
さらには、管理者によってプリンタが管理される可能性もあり、その場合は逆にユーザーに設定を行わせたくないときもあるので、管理者権限で設定可能な部分に、上記のFW更新モードの設定を行わせるようにしても良い。
このようなFW更新モードを設定しておくことにより、サブCPU管理部17側のFW更新要求処理部75は、図4のステップS5でFW更新データのサイズがサブCPU21で管理する記憶装置24の空き容量よりも大きいと判断した場合に、FW更新モードの設定内容を参照してFW更新処理を自動継続するか否かをチェックし、自動継続する場合にはステップS12へ、自動継続しない場合にはステップS9へそれぞれ移行する。
このように、サブCPUが、外部からの指示により、FW更新データがサブ記憶装置の空き容量を超える場合に更新処理を自動継続するか否かのモードを予め設定しておき、FW更新データがサブ記憶装置の空き容量を超えているかいないかを判断し、超えている場合には設定モードを参照して更新処理を自動継続するか否かをチェックし、自動継続する場合にのみ省エネ状態から通常状態に復帰させ、メインCPUが、更新処理の自動継続の判断によって省エネ状態から通常状態に復帰した場合には、直ちに更新処理を行うことにより、FW更新データがサブ記憶装置の空き容量を超えている場合でも、FWの更新を安全且つ確実に行うことができる。
〔第4実施例〕
次に、第4実施例について説明する。
この第4実施例の処理は、第1〜第3実施例と同様の処理に以下に示す処理を加えたものである。
この第4実施例では、例えば操作部16上のユーザ操作によってUSBメモリ102又はSDカード103に対するアクセス要求が発行され、USBメモリ102又はSDカード103をアクセスすることにより、そのUSBメモリ102又はSDカード103を介してFW更新要求を受けた場合に、以下に示す処理を行う。なお、USBメモリ102およびSDカード103を、ここでは「外部記録媒体」ともいう。
基本的な処理フローは、第1実施例と同様であるが、外部記録媒体(USBメモリ102又はSDカード103)の場合は、ネットワーク101のようにインタラクティブにメッセージのやり取りができないため、機器が省エネ状態か通常状態かで実行するプログラム(更新プログラム)を2つの更新プログラムの中から適切に選択するようにしている。その2つの更新プログラムは、FW更新データと共に外部記録媒体に記録されているが、記憶装置15に格納されていてもよい。
2つの更新プログラムを用意した理由としては、サブCPU21が必ずしもメインCPU11と同一アーキテクチャではないことがあげられる。ネットワーク101を介した場合は、FW更新データのみを転送すればよく、また更新処理自体はメインCPU11側で実現されるためアーキテクチャに対する考慮が必要ないが、外部記録媒体のユーザとの対話を実現する部分はプログラムである必要があり、それをアーキテクチャごとに用意する必要がある。
更新プログラム自体の基本動作は、外部記録媒体(USBメモリ102やSDカード103)に保持されているFW更新データをプリンタ本体の入出力装置22に送る(メインCPU11又はサブCPU21によって読み込む)だけである。
必要に応じて、FW更新データに対する正当性の検証や、外部記録媒体とプリンタ本体との間での認証を行うプログラムを付加し、安全性を高めても良い。
このように、メインコントローラ側のメインCPUが、ソフトウェア更新データと共に、そのソフトウェア更新データをプリンタへ送るための省エネ状態中および通常状態中にそれぞれ実行される2つの更新プログラムが記録されている記録媒体を介して通常状態中にFW更新要求を受けた場合に、その記録媒体から対応する更新プログラムに基づいてFW更新データを読み込み、サブCPU管理部側のサブCPUが、上記記録媒体を介して省エネ状態中にFW更新要求を受けた場合に、その記録媒体から対応する更新プログラムに基づいてFW更新データを読み込み、それぞれ上述したような処理によってFWの更新を可能にすることにより、サブCPUを利用することによって省電力を実現しつつ、複数の入出力装置(ネットワーク上の外部機器やUSBメモリ,SDカード等の記録媒体)からのFW更新要求に対応できる。
また、USBメモリ又はSDカード等の記録媒体に記録されている更新プログラムをプリンタの状態(省エネ状態中および通常状態中)によらず実行することができ、メインCPUとサブCPUのハードウェアアーキテクチャが異なる場合に、更新プログラムが実行できないという不具合を回避することができる。
なお、サブCPUを持たないプリンタでは、メインのコントローラ側の制御で省エネ効率を図るため、少なくともCPUとネットワーク,プログラム実行可能なメモリ,記憶装置の電源を入れたままにする必要がある。通常、利用するCPUは印刷等を行うために高速なCPUを用いることが多く、そのためにFW更新に必要なデータ転送,置き換えを行うだけでは、無駄な電力を消費してしまう。また、そのための入出力装置は節電のために電源を落としている場合が多い。
また、以上の実施形態では、ファームウェアの更新に関する制御について説明したが、他のソフトウェアやデータの更新に関する制御も同様に行うことができる。
さらに、以上の実施形態では、この発明による電子機器の例として通信機能を持つプリンタについて説明したが、この発明はこれに限られるものではなく、通信機能を持つ複写装置,ファクシミリ装置,複合装置等の他の画像形成装置には勿論、通信機能を持つネットワーク家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム,AV機器,遊戯機器や,ネットワークに接続可能なコンピュータ等も含め、通信機能を持つ各種電子機器に適用可能である。
〔この発明に関わるプログラム〕
このプログラムは、電子機器を通常状態時に制御するコンピュータである第1の制御部のCPU(メインCPU)に、この発明に関わる処理手段,ロード手段,情報管理手段,および状態管理手段としての機能を、電子機器を主に省エネ状態時に制御するコンピュータである省エネ用の第2の制御部のCPU(サブCPU)に、この発明に関わる処理手段および設定手段としての機能をそれぞれ実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをCPU(メインCPU,サブCPU)に実行させることにより、上述したような作用効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめから画像処理装置に備えるROM、あるいは不揮発性メモリ(フラッシュROM,EEPROM等)、あるいはHDDなどの記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROM、あるいはメモリカード,フレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAM等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムを電子機器にインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそれらの記録媒体からこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、省エネ状態でもソフトウェアの更新要求を管理することができる。したがって、省エネを実現しつつソフトウェア更新を確実に実行できる電子機器を提供することができる。
10:メインコントローラ 11:メインCPU 12:メインASIC
13,22:入出力装置 14,23:メモリ 15,24:記憶装置
16:操作部 17:サブCPU管理部 21:サブCPU 51:画像処理部
52:入出力データ管理部 53:ファームウェア更新実行部
54:ファームウェア状態管理部 55:ファームウェア情報管理部
56,75:ファームウェア更新要求処理部 57,76:省エネ制御部
71:入力データ管理部 72:メッセージ出力部 73:データ識別部
74:ファームウェアデータ管理部 101:ネットワーク 102:USBメモリ
103:SDカード
特開2004−160687号公報 特開2003−067171号公報

Claims (11)

  1. 通常状態から消費電力を削減する省エネ状態へ移行可能な電子機器であって、
    ソフトウェアの更新処理を行う第1の制御部と、
    前記省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行う第2の制御部とを備え、
    前記第1の制御部は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記第2の制御部が記憶した前記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行う処理手段を有し、
    前記第2の制御部は、
    前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと前記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する判断手段を有し、
    前記判断手段により前記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、前記省エネ状態から前記通常状態への復帰を前記第1の制御部へ要求し、前記判断手段により前記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶して、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後に、前記第1の制御部が前記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御し、 前記第1の制御部の処理手段は、前記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための前記省エネ状態中および前記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して前記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込む手段を有し、
    前記第2の制御部は、前記記録媒体を介して前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込む手段を有することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記第2の制御部は、前記ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶した場合に、その旨を示す情報も前記サブ記憶部に記憶し、
    前記第1の制御部の処理手段は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記サブ記憶部内の情報を参照して前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求の有無をチェックし、そのソフトウェア更新要求がある場合に、前記更新処理を行うことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記第2の制御部は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を前記第1の制御部へ通知する手段を有し、
    前記第1の制御部の処理手段は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記第2の制御部から前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、前記更新処理を行うことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記第1の制御部に、
    前記ソフトウェアを実行するためのメモリと、
    前記メイン記憶部に格納されているソフトウェアを前記メモリにロードするロード手段と、
    前記ソフトウェアの情報を管理する情報管理手段と、
    前記ソフトウェアの状態を管理する状態管理手段とを設け、
    前記第1の制御部の処理手段は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記情報管理手段より前記メモリに格納されているソフトウェアを安全に停止できることを確認できた場合に、そのソフトウェアの停止処理を実施し、前記状態管理手段よりそのソフトウェアが停止したことを確認できた場合にのみ、前記更新処理を実行可能にし、その更新処理が完了した後、前記ロード手段によって前記メイン記憶部に格納されている更新後のソフトウェアを前記メモリに再ロードさせる手段を有することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記第1の制御部の処理手段は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、その省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある場合でも、前記復帰の要因がソフトウェア更新より優先度が高いユーザ要求であった場合には、そのユーザ要求の処理を行った後、前記更新処理を行うことを特徴とする電子機器。
  6. 機器全体を制御する第1の制御部を備えると共に、省エネ用の第2の制御部を備え、消費電力を削減する省エネ状態に移行可能な電子機器におけるソフトウェア更新方法であって、
    前記第2の制御部が、前記省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行い、
    前記第1の制御部が、前記省エネ状態から通常状態に復帰した後、前記第2の制御部が記憶した前記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行うが、
    前記第2の制御部が、前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと前記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断し、前記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、前記省エネ状態から前記通常状態への復帰を前記第1の制御部へ要求し、前記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶して、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後に、前記第1の制御部が前記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御し、
    前記第1の制御部が、前記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための前記省エネ状態中および前記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して前記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込み、
    前記第2の制御部が、前記記録媒体を介して前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込むことを特徴とするソフトウェア更新方法。
  7. 請求項に記載のソフトウェア更新方法において、
    前記第2の制御部が、前記ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶した場合に、その旨を示す情報も前記サブ記憶部に記憶し、
    前記第1の制御部が、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記サブ記憶部内の情報を参照して前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求の有無をチェックし、そのソフトウェア更新要求がある場合に、前記更新処理を行うことを特徴とするソフトウェア更新方法。
  8. 請求項に記載のソフトウェア更新方法において、
    前記第2の制御部が、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を前記第1の制御部へ通知し、
    前記第1の制御部が、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記第2の制御部から前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、前記更新処理を行うことを特徴とするソフトウェア更新方法。
  9. 消費電力を削減する省エネ状態に移行可能な電子機器に備えている機器全体を制御する第1の制御部のCPUおよび省エネ用の第2の制御部のCPUにそれぞれ実行させるプログラムであって、
    前記第2の制御部のCPUに、
    前記省エネ状態中に外部からソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データをサブ記憶部に記憶する処理を行う処理機能を実現させ、
    前記第1の制御部のCPUに、
    前記省エネ状態から通常状態に復帰した後、前記第2の制御部が記憶した前記ソフトウェア更新データによって、メイン記憶部のソフトウェアを更新する更新処理を行う処理機能を実現させ、
    さらに、前記第2の制御部のCPUに、
    前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新データを受信したときに、該ソフトウェア更新データを記憶可能か否かを、該ソフトウェア更新データのサイズと前記サブ記憶部の空き容量とに基づいて判断する機能と、
    該機能により前記ソフトウェア更新データを記憶可能でないと判断した場合は、前記省エネ状態から前記通常状態への復帰を前記第1の制御部へ要求し、前記判断する機能により前記ソフトウェア更新データを記憶可能であると判断した場合は、該ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶して、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後に、前記第1の制御部が前記メイン記憶部のソフトウェアの更新処理を行うように制御する機能をも実現させ、
    さらに、前記第1の制御部のCPUに、
    前記ソフトウェア更新データと共に、該ソフトウェア更新データを当該電子機器へ送るための前記省エネ状態中および前記通常状態中にそれぞれ実行される2つのプログラムが記録されている記録媒体を介して前記通常状態中にソフトウェア更新要求があった場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込む機能も実現させ、
    前記第2の制御部のCPUに、
    前記記録媒体を介して前記省エネ状態中に前記ソフトウェア更新要求を受けた場合に、該記録媒体から対応するプログラムに基づいて前記ソフトウェア更新データを読み込む機能も実現させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項に記載のプログラムにおいて、
    前記第2の制御部のCPUに実現させる処理機能は、前記ソフトウェア更新データを前記サブ記憶部に記憶した場合に、その旨を示す情報も前記サブ記憶部に記憶する処理をし、
    前記第1の制御部のCPUに実現させる処理機能は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記サブ記憶部内の情報を参照して前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求の有無をチェックし、そのソフトウェア更新要求がある場合に、前記更新処理を行うことを特徴とするプログラム。
  11. 請求項に記載のプログラムにおいて、
    前記第2の制御部のCPUに実現させる処理機能は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を前記第1の制御部のCPUへ通知する機能を有し、
    前記第1の制御部のCPUに実現させる処理機能は、前記省エネ状態から前記通常状態に復帰した後、前記第2の制御部のCPUから前記省エネ状態中のソフトウェア更新要求がある旨を受けた場合に、前記更新処理を行うことを特徴とするプログラム。
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