JP5732773B2 - 画像識別装置、画像識別方法及びプログラム - Google Patents
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前記第1の算出制御手段により算出された類似度に基づいて、前記第2領域の各々について前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させるか否かを判断する判断手段を更に備え、前記指定手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記第2領域の各々のうち、前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出する領域を指定することを特徴としている。
前記第2領域の各々についての前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させるか否かの前記判断手段による判断基準となる閾値を設定する設定手段を更に備え、前記判断手段は、更に、前記第1の算出制御手段により算出された類似度が前記設定手段により設定された閾値以上であると判断された場合に、前記算出手段により前記識別用情報との類似度を算出すると判断する一方で、前記第1の算出制御手段により算出された類似度が前記設定手段により設定された閾値未満であると判断された場合に、前記算出手段により前記識別用情報との類似度を算出しないと判断することを特徴としている。
前記第2の記録手段に記録されている画像を所定の比率で順次縮小して縮小画像を順次生成する画像縮小手段を更に備え、前記生成手段は、前記画像縮小手段により順次生成された縮小画像の各々から前記第1領域及び第2領域をそれぞれ生成することを特徴としている。
前記生成手段は、前記第1領域及び第2領域の各々の所定の単位画素からなる基準ブロックが直和分割されるように当該第1領域及び第2領域をそれぞれ生成することを特徴としている。
前記第2の記録手段に記録されている画像を表示する表示手段を更に備えることを特徴としている。
前記画像内で前記識別手段により識別された前記特定画像領域に相当する画像に対して所定の加工処理を施して前記表示手段に表示させる表示制御手段を更に備えることを特徴としている。
画像を撮像する撮像手段を更に備え、前記第2の記録手段は、前記撮像手段により撮像された画像を記録することを特徴としている。
図1は、本発明を適用した一実施形態の画像表示装置100の概略構成を示すブロック図である。
具体的には、画像表示装置100は、例えば、卓上に設置されるデジタルフォトフレーム等であり、図1に示すように、表示部1と、画像処理部2と、顔検出部3と、メモリ4と、識別用情報記録部5と、画像記録部6と、操作入力部7と、中央制御部8とを備えている。
表示パネル1aは、画像記録部6に記録されている画像(例えば、画像P等;図9(b)参照)を表示する表示手段を構成している。また、表示パネル1aとしては、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどが挙げられるが、一例であってこれらに限られるものではない。
表示制御部1bは、画像記録部6から読み出され画像処理部2により復号された所定サイズの画像データに基づいて、所定の画像を表示パネル1aの表示画面に表示させる。
また、表示制御部1bは、顔識別部3iにより顔領域が複数識別された場合には、順次識別された顔領域に対応する画像領域に対して所定の加工処理を施した後、これらの画像領域を所定の表示時間で切り替えて表示パネル1aの表示画面に表示させる。
なお、所定の加工処理として例示したものは一例であってこれらに限られるものではない。
このように、表示制御部1bは、画像内で識別手段により識別された特定画像領域に相当する画像領域に対して所定の加工処理を施して表示パネル1aに表示させる表示制御手段を構成している。
また、画像処理部2は、画像識別処理にて、表示対象に係る画像Pの輝度画像データLから縮小画像データR(図4(a)〜図4(f)参照)を生成する縮小画像生成部2aを具備している。
このように、縮小画像生成部2aは、画像記録部6に記録されている画像を所定の比率で順次縮小して縮小画像を順次生成する画像縮小手段を構成している。
即ち、画像領域生成部3aは、画像処理部2により生成された表示対象に係る画像Pの輝度画像データLから、評価値算出部3cによる顔の識別対象領域となる第1領域A1及び第2領域A2をそれぞれ複数生成する(図5参照)。具体的には、画像領域生成部3aは、第1領域A1及び第2領域A2の各々の所定の単位画素(例えば、1画素)からなる基準ブロックが直和分割されるように所定サイズ(例えば、24×24画素)の第1領域A1及び第2領域A2をそれぞれ生成する。
具体的には、第1領域A1については、画像領域生成部3aは、例えば、座標(0, 0)の画素を基準ブロックとし、且つ、(0, 0),(23, 0),(0, 23),(23, 23)を四隅の座標とする第1領域A1(図6(a)参照)や、座標(2, 0)の画素を基準ブロックとし、且つ、(2, 0),(25, 0),(2, 23),(25, 23)を四隅の座標とする第1領域A1(図6(b)参照)や、座標(4, 0)の画素を基準ブロックとし、且つ、(4, 0),(27, 0),(4, 23),(27, 23)を四隅の座標とする第1領域A1(図6(c)参照)等を順次生成する。また、画像領域生成部3aは、輝度画像データLや縮小画像データR内で第1領域A1を右端まで生成すると、サブウィンドウAの設定位置をy軸方向に一画素ずらして、上記と同様に、左から右に第1領域A1を生成する。
同様に、第2領域A2については、画像領域生成部3aは、例えば、座標(1, 0)の画素を基準ブロックとし、且つ、(1, 0),(24, 0),(1, 23),(24, 23)を四隅の座標とする第2領域A2(図示略)や、座標(3, 0)の画素を基準ブロックとし、且つ、(3, 0),(26, 0),(3, 23),(26, 23)を四隅の座標とする第2領域A2(図示略)や、座標(5, 0)の画素を基準ブロックとし、且つ、(5, 0),(28, 0),(5, 23),(28, 23)を四隅の座標とする第2領域A2(図示略)等を順次生成する。また、画像領域生成部3aは、輝度画像データLや縮小画像データR内で第2領域A2を右端まで生成すると、サブウィンドウAの設定位置をy軸方向に一画素ずらして、上記と同様に、左から右に第2領域A2を生成する。
なお、図示は省略するが、画像領域生成部3aは、第1領域A1及び第2領域A2の右下隅部の画素の座標が輝度画像データLや縮小画像データRの右下隅部の画素の座標と一致するか、当該座標よりも大きくなった場合に、第1領域A1及び第2領域A2の生成を終了する。また、第1領域A1及び第2領域A2の生成方向(生成順序)は、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
このように、画像領域生成部3aは、画像記録部6に記録されている画像から第1領域A1及び第2領域A2をそれぞれ生成する生成手段を構成している。
また、一時記憶用メモリ3bは、評価値算出部3cにより算出された第1領域A1や第2領域A2等の識別対象領域と識別用情報との類似度に係る類似評価値を識別対象領域と対応付けて一時的に記憶する。
即ち、評価値算出部3cは、一時記憶用メモリ3bから画像領域生成部3aにより生成された第1領域A1や第2領域A2の画像データをそれぞれ取得して、当該第1領域A1や第2領域A2と識別用情報との類似度に係る類似評価値を算出する。また、評価値算出部3cは、入力される第1領域A1や第2領域A2の画像データについて、例えば、adaboost(アダブースト)出力計算を用いて類似評価値を算出する。具体的には、評価値算出部3cは、第1領域A1や第2領域A2等の識別対象領域が顔であるか否かを判断するための複数のサブ識別器を具備しており、これら複数のサブ識別器が複数(例えば、20)のステージに分けて規定されている。例えば、サブ識別器部は、第1ステージに2つ、第2ステージに5つ、第3ステージに10、第4ステージに20といったように、各ステージに所定個数のサブ識別器が規定されている。なお、より低い(数値の小さい)ステージに規定されているサブ識別器ほど、顔であるか否かの判断の信頼度がより高く設定されても良い。
そして、評価値算出部3cは、識別対象領域の画像データを、ステージ順に各ステージのサブ識別器に入力していく。評価値算出部3cは、一のステージの全てのサブ識別器にて顔であると判断された画像データ(図7における「T」)を次のステージのサブ識別器に入力する一方で、顔でないと判断された画像データ(図7における「F」)のそれ以降の識別を中止する。評価値算出部3cは、第1領域A1や第2領域A2等の各識別対象領域について、サブ識別器の識別結果に従って類似評価値を算出する。具体的には、評価値算出部3cは、各識別対象領域について、複数のサブ識別器を規定する複数のステージの通過数、即ち、各ステージに規定されている全てのサブ識別器にて顔であると判断された場合には、当該ステージを通過して次のステージに受け渡されるが、通過した全てのステージに規定されているサブ識別器の個数を加算した値を類似評価値として算出する。一方、ステージの通過数が「0」の場合(第1ステージを通過できずに第2ステージに受け渡されなかった場合)、評価値算出部3cは、例えば、負の値など所定の最低値を類似評価値として算出する。
また、評価値算出部3cは、第1ステージにて顔であると判断された識別対象領域の画像データについて、第1ステージと同様に、第2ステージの5つのサブ識別器に所定の順序で入力し、1つ目のサブ識別器から5つ目のサブ識別器までに算出された類似度が予め設定された閾値以上と判断された画像データを、次のステージである第3ステージのサブ識別器に入力する。一方、第2ステージの1つ目のサブ識別器から5つ目のサブ識別器までに評価値算出部3cにより算出された類似度が予め設定された閾値未満と判断されると、評価値算出部3cは、当該画像データのそれ以降の識別を中止して、通過済みの一つ前のステージ(第1ステージ)までのサブ識別器の総数(第1ステージのみ通過している場合、「2」)を類似評価値として算出する。
評価値算出部3cは、第3ステージ以降についても上記と同様にして類似度を算出していく。つまり、より顔であると判断される可能性の高い画像領域ほど、より先のステージのサブ識別器に入力される。
このように、評価値算出部3cは、画像記録部6に記録されている画像と識別用情報記録部5に記録されている識別用情報との類似度を算出する算出手段を構成している。
即ち、第1算出制御部3dは、画像領域生成部3aにより第1領域A1が生成される毎に、評価値算出部3cを制御して、生成された各第1領域A1と識別用情報との類似度に係る類似評価値を算出させる。
ここで、第1算出制御部3dは、画像領域生成部3aにより生成された第1領域A1の各々と識別用情報との類似度を評価値算出部3cにより算出させる第1の算出制御手段を構成している。
即ち、判断部3eは、第1算出制御部3dによる制御下にて評価値算出部3cにより算出された類似評価値に基づいて、第2領域A2の各々について識別用情報との類似度に係る類似評価値を評価値算出部3cにより算出させるか否かを判断する。具体的には、判断部3eは、識別対象領域となる第2領域A2の各々について、当該第2領域A2の基準ブロックと隣設する基準ブロックを具備する少なくとも一の第1領域A1に係る類似評価値に基づいて、識別対象領域(第2領域A2)の類似評価値を評価値算出部3cにより算出させるか否かを判断する。より具体的には、判断部3eは、複数の第2領域A2、…のうち、識別対象領域となる第2領域A2の基準ブロックと隣設する基準ブロックを具備する各第1領域A1の類似評価値を加算した値を第2領域A2の判定用評価値として、評価閾値設定部3fにより設定された評価閾値以上であるか否かを判断する。そして、判断部3eは、第1領域A1に係る判定用評価値が評価閾値設定部3fにより設定された評価閾値以上であると判断した場合に、評価値算出部3cにより類似評価値を算出すると判断する。一方、判断部3eは、第1領域A1に係る判定用評価値が評価閾値未満であると判断した場合に、評価値算出部3cにより類似評価値を算出しないと判断する。
例えば、図8に示すように、識別対象領域となる第2領域A2の基準ブロックに4つの第1領域A1の基準ブロックが隣設している場合に、判断部3eは、これら4つの基準ブロックに係る第1領域A1の類似評価値(例えば、「2」、「2」、「7」、「7」等)を全て加算した値(第2領域A2の判定用評価値)が評価閾値以上であるか否かを判断する。そして、判断部3eは、判定用評価値が評価閾値以上であると判断された場合に、識別対象領域となる第2領域A2について評価値算出部3cにより類似評価値を算出すると判断する一方で、判定用評価値が評価閾値未満であると判断された場合に、識別対象領域となる第2領域A2について評価値算出部3cにより類似評価値を算出しないと判断する。
このように、判断部3eは、第1算出制御部3dにより算出された類似度に基づいて、第2領域A2の各々について識別用情報との類似度を評価値算出部3cにより算出させるか否かを判断する判断手段を構成している。
即ち、評価閾値設定部3fは、第2領域A2の各々と識別用情報との類似度に係る類似評価値を評価値算出部3cにより算出させるか否かの判断部3eによる判断基準となる評価閾値を設定する。具体的には、評価閾値設定部3fは、ユーザによる操作入力部7の所定操作に基づいて入力された所定の値、或いは、予めデフォルトとして設定されている所定の値を、判断部3eによる判断基準となる評価閾値として設定する。
ここで、評価閾値設定部3fは、第2領域A2の各々についての識別用情報との類似度を評価値算出部3cにより算出させるか否かの判断部3eによる判断基準となる閾値を設定する設定手段を構成している。
即ち、画像領域指定部3gは、第1算出制御部3dによる制御下にて評価値算出部3cにより算出された類似評価値に基づいて、第2領域A2の各々のうち、類似評価値を評価値算出部3cにより算出させる画像領域を指定する。具体的には、画像領域指定部3gは、判断部3eによる判断の結果、複数の第2領域A2、…の中で、評価値算出部3cにより識別用情報との類似度に係る類似評価値を算出すると判断された第2領域A2を、類似評価値を算出する画像領域として指定する。例えば、画像領域指定部3gは、識別対象領域となる第2領域A2の基準ブロックに隣設する基準ブロックに係る第1領域A1の類似評価値(例えば、「2」、「2」、「7」、「7」等)を全て加算した値(第2領域A2の判定用評価値)が評価閾値以上であると判断された第2領域A2を、類似評価値を算出する画像領域として指定する。
ここで、画像領域指定部3gは、第1算出制御部3dにより算出された類似度に基づいて、画像領域生成部3aにより生成された第2領域A2の各々のうち、識別用情報との類似度を評価値算出部3cにより算出させる画像領域を指定する指定手段を構成している。
即ち、第2算出制御部3hは、画像領域生成部3aにより生成された第2領域A2の各々のうち、画像領域指定部3gにより画像領域として指定された第2領域A2と識別用情報との類似度に係る類似評価値を評価値算出部3cにより算出させる。
ここで、第2算出制御部3hは、画像領域指定部3gにより指定された画像領域と識別用情報との類似度を評価値算出部3cにより算出させる第2の算出制御手段を構成している。
即ち、顔識別部3iは、第1算出制御部3dにより算出された各第1領域A1の類似評価値及び第2算出制御部3hにより算出された各第2領域A2の類似評価値のうち、少なくとも一方に基づいて、所定の画像内で顔領域(特定画像領域)を識別する。具体的には、顔識別部3iは、表示対象としての画像の輝度画像や、縮小画像生成部2aにより生成された縮小画像の各々から生成された第1領域A1や第2領域A2の類似評価値に基づいて、顔領域を識別する処理を行う(図9(a)参照)。なお、図9(a)にあっては、輝度画像や各縮小画像内で識別された各顔領域に各仮顔枠Waが重畳された状態を模式的に示しているが、当該仮顔枠Waは表示パネル1aに表示される表示画像上に表示されても良いし、表示されなくても良い。
そして、顔識別部3iは、輝度画像や縮小画像から識別された少なくとも一の顔領域を所定の演算式に従って統合して、表示対象の画像内で一の顔領域に相当する画像領域を特定する(図9(b)参照)。
このように、顔識別部3iは、第1算出制御部3d及び第2算出制御部3hのうちの少なくとも一方により算出された類似度に基づいて、画像内で特定画像領域を識別する識別手段を構成している。
格納用メモリ4bは、画像記録部6から読み出された表示対象となる画像における、顔識別部3iにより識別された顔領域に対応する画像領域の画像データを一時的に格納する。
ここで、識別用情報は、例えば、ニューラルネット、アダブースト、サポートベクターマシン等の所定の顔検出部3のサブ識別器に入力される第1領域A1及び第2領域A2について、顔であるか否かを判定するための各種の情報である。
なお、画像データは、所定のサイズ(例えば、1000万画素)で撮像された記録用画像の画像データであっても良いし、表示用に所定のサイズ(例えば、VGAやQVGAサイズ)に縮小された表示用画像の画像データであっても良い。
図2は、画像識別処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図3は、顔検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の説明にあっては、特定画像領域としての顔領域が含まれている画像Pを用いるものとする。
ここで、顔検出処理について図3を参照して詳細に説明する。
ここで、第1領域A1を生成可能であると判定されると(ステップS31;YES)、画像領域生成部3aは、輝度画像データLから第1領域A1を生成する(ステップS32)。具体的には、画像領域生成部3aは、第1領域A1及び第2領域A2の左上隅部の基準ブロックが市松模様状に配置されるように設定した後、輝度画像データL内で第1領域A1に係る各基準ブロック(例えば、左上隅部の画素等)を基準として所定サイズ(例えば、24×24画素)のサブウィンドウAを所定位置に設定することで、第1領域A1を生成する(図5及び図6(a)等参照)。そして、顔検出部3は、画像領域生成部3aにより生成された第1領域A1の画像データを一時記憶用メモリ3bに一時的に記憶する。
続けて、顔検出部3は、評価値算出部3cにより算出された第1領域A1に係る類似評価値を一時記憶用メモリ3bに一時的に記憶する(ステップS34)。
上記の処理を、ステップS31にて第1領域A1を生成可能でないと判定されるまで繰り返し実行することで、顔検出部3は、輝度画像データL内で複数の第1領域A1、…(図6(b)、図6(c)等参照)を順次設定していき、各第1領域A1について類似評価値を順次算出していく。
ここで、第2領域A2を生成可能であると判定されると(ステップS36;YES)、画像領域生成部3aは、輝度画像データLから第2領域A2を生成する(ステップS37)。具体的には、画像領域生成部3aは、輝度画像データL内で、第1領域A1の生成の際に市松模様状に配置された第2領域A2の左上隅部の基準ブロックを基準として所定サイズ(例えば、24×24画素)のサブウィンドウAを所定位置に設定することで、第2領域A2を生成する(図5等参照)。そして、顔検出部3は、画像領域生成部3aにより生成された第2領域A2の画像データを一時記憶用メモリ3bに一時的に記憶する。
ここで、判定用評価値が評価閾値以上であると判断されると(ステップS39;YES)、画像領域指定部3gは、判定用評価値が評価閾値以上である第2領域A2を、類似評価値を算出する画像領域として指定する(ステップS40)。
続けて、顔検出部3は、評価値算出部3cにより算出された第2領域A2に係る類似評価値を一時記憶用メモリ3bに一時的に記憶する(ステップS42)。
また、ステップS39にて、識別対象領域となる第2領域A2の判定用評価値が評価閾値以上でないと判断された場合(ステップS39;NO)にも、顔検出部3は、処理をステップS43に移行して、次の第2領域A2を処理対象に設定し(ステップS43)、それ以降の処理を実行する。即ち、例えば、青空や無地の背景部分といった輝度変化の少ない画像領域に第1領域A1が設定された場合等のように、当該第1領域A1の近傍の第2領域A2については、ステップS39にて、当該第2領域A2の判定用評価値が評価閾値以上でないと判断され(ステップS39;NO)、それ以降の処理が行われない。
上記の処理を、ステップS36にて第2領域A2を生成可能でないと判定(ステップS36;NO)されるまで繰り返し実行することで、顔検出部3は、輝度画像データL内で複数の第2領域A2、…を順次設定していき、各第2領域A2について類似評価値を算出するか否かの判定を順次行い、類似評価値を算出すると判断された第2領域A2については類似評価値を順次算出していく。
ここで、縮小画像データR(第1縮小画像データR1)を生成可能であると判定されると(ステップS4;YES)、縮小画像生成部2aは、表示対象の画像に係る輝度画像データLの水平及び垂直の画素を所定の比率(例えば、0.9倍)で縮小した第1縮小画像データR1を生成した後(ステップS5)、処理をステップS3に移行して、顔検出部3は、第1縮小画像データR1から顔検出処理を行う(ステップS3;図3参照)。
この顔検出処理にて、顔識別部3iは、第1縮小画像データR1から生成された第1領域A1の類似評価値や第2領域A2の類似評価値に基づいて、第1縮小画像データR1内で顔領域を識別する(ステップS44;図9(a)参照)。
ここで、縮小画像生成部2aにより縮小画像データR(第2縮小画像データR2)が生成可能であると判定されると(ステップS4;YES)、縮小画像生成部2aは、表示対象の画像に係る第1縮小画像データR1の水平及び垂直の画素を所定の比率(例えば、0.9倍)で縮小した第2縮小画像データR2を生成した後(ステップS5)、処理をステップS3に移行して、顔検出部3は、第2縮小画像データR2から顔検出処理を行う(ステップS3;図3参照)。
この顔検出処理にて、顔識別部3iは、第2縮小画像データR2から生成された第1領域A1の類似評価値や第2領域A2の類似評価値に基づいて、第2縮小画像データR2内で顔領域を識別する(ステップS44;図9(a)参照)。
これにより、図9(a)に示すように、輝度画像データLや各縮小画像データR内で識別された複数の顔領域の各々に仮顔枠Waが重畳された状態となる。例えば、集合写真にて手前側にいる人など画像全体に対してより大きな面積の顔を有していたり、正面を向いている人は、縮小画像を順次生成していった場合に、より小さい縮小画像データR内でも顔領域を識別可能となる。これにより、画像全体に対してより大きな面積の顔を有していたり、正面を向いている人は、より小さな面積の顔を有していたり、横を向いている人に比べて相対的に顔領域を識別し易くなって、より多くの仮顔枠Waが重畳された状態となる。
その後、表示制御部1bは、表示対象の画像内で、顔識別部3iにより識別された画像領域(顔領域)に重畳させて顔領域枠Wbを表示させた後(ステップS7;図9(b)参照)、画像記録部6に記録されている画像における顔領域に対応する画像領域に対して所定の加工処理を施して表示パネル1aに表示させる(ステップS8)。
具体的には、例えば、表示制御部1bは、顔識別部3iにより識別された顔領域に対応する画像領域を所定の拡大倍率で拡大して表示パネル1aの表示画面に表示させたり、顔識別部3iにより識別された顔領域に対応する画像領域に対してデモザイク処理を施して表示パネル1aの表示画面に表示させる。
これにより、顔識別処理を終了する。
具体的には、第1領域A1及び第2領域A2の各々の所定の単位画素からなる基準ブロックが直和分割されるように当該第1領域A1及び第2領域A2をそれぞれ生成した場合であっても、第1領域A1について算出された類似度に基づいて、複数の第2領域A2、…の中で、識別用情報との類似度を算出する画像領域を指定するので、複数の第2領域A2、…の全てについて識別用情報との類似度を算出する必要がなくなる。
特に、評価閾値の値を適宜任意に変更することで、全ての第2領域A2の中で、識別用情報との類似度を算出する画像領域として指定される割合を変更することができ、結果として、画像P内での特定画像領域の識別精度を適宜変更することができる。
例えば、画像表示装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。また、画像識別装置として、画像表示装置100を例示したが、これに限られるものではなく、例えば、図10に示すように、表示部1を備えた撮像装置200などの本発明に係る所定の画像処理を実行可能なものであれば如何なる構成であっても良い。
以下に、画像識別装置の変形例としての撮像装置200について図10を参照して説明する。
なお、表示部1と、画像処理部2と、顔検出部3と、メモリ4と、識別用情報記録部5と、画像記録部6と、操作入力部7と、中央制御部8は、下記に説明する以外の点で上記実施形態の画像表示装置100に備わるものと略同様の構成をなしている。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、生成処理ルーチン、第1の算出制御処理ルーチン、指定処理ルーチン、第2の算出制御処理ルーチン、識別処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、生成処理ルーチンにより中央制御部8のCPUを、第2の記録手段に記録されている画像から第1領域A1及び第2領域A2をそれぞれ複数生成する生成手段として機能させるようにしても良い。また、第1の算出制御処理ルーチンにより中央制御部8のCPUを、生成手段により生成された第1領域A1の各々と識別用情報との類似度を算出手段により算出させる第1の算出制御手段として機能させるようにしても良い。また、指定処理ルーチンにより中央制御部8のCPUを、第1の算出制御手段により算出された類似度に基づいて、生成手段により生成された第2領域A2の各々のうち、識別用情報との類似度を算出手段により算出させる画像領域を指定する指定手段として機能させるようにしても良い。また、第2の算出制御処理ルーチンにより中央制御部8のCPUを、指定手段により指定された画像領域と識別用情報との類似度を算出手段により算出させる第2の算出制御手段として機能させるようにしても良い。また、識別処理ルーチンにより中央制御部8のCPUを、第1の算出制御手段及び第2の算出制御手段のうちの少なくとも一方により算出された類似度に基づいて、画像内で特定画像領域を識別する識別手段として機能させるようにしても良い。
1 表示部
1a 表示パネル
1b 表示制御部
2 画像処理部
2a 縮小画像生成部
3 顔検出部
3a 画像領域生成部
3c 評価値算出部
3d 第1算出制御部
3e 判断部
3f 評価閾値設定部
3g 画像領域指定部
3h 第2算出制御部
3i 顔識別部
5 識別用情報記録部
6 画像記録部
8 中央制御部
9 撮像部
200 撮像装置
Claims (9)
- 特定画像領域を識別するための識別用情報を記録する第1の記録手段と、
画像を記録する第2の記録手段と、
この第2の記録手段に記録されている画像から第1領域及び第2領域をそれぞれ複数生成する生成手段と、
前記第2の記録手段に記録されている画像と前記第1の記録手段に記録されている識別用情報との類似度を算出する算出手段と、
前記生成手段により生成された前記第1領域の各々と前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させる第1の算出制御手段と、
この第1の算出制御手段により算出された類似度に基づいて、前記生成手段により生成された前記第2領域の各々のうち、前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させる領域を指定する指定手段と、
この指定手段により指定された領域と前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させる第2の算出制御手段と、
前記第1の算出制御手段及び前記第2の算出制御手段のうちの少なくとも一方により算出された類似度に基づいて、前記画像内で前記特定画像領域を識別する識別手段と、
前記第1の算出制御手段により算出された類似度であって、前記第2領域の周辺の複数の前記第1領域の類似度に基づいて、前記第2領域の各々について前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させるか否かを判断する判断手段と、
を備え、
前記指定手段は、
前記判断手段による判断結果に基づいて、前記第2領域の各々のうち、前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出する領域を指定する
ことを特徴とする画像識別装置。 - 前記第2領域の各々についての前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させるか否かの前記判断手段による判断基準となる閾値を設定する設定手段を更に備え、
前記判断手段は、更に、
前記第1の算出制御手段により算出された類似度であって、前記第2領域の周辺の複数の前記第1領域の類似度が前記設定手段により設定された閾値以上であると判断された場合に、前記算出手段により前記識別用情報との類似度を算出すると判断する一方で、前記第1の算出制御手段により算出された類似度であって、前記第2領域の周辺の複数の前記第1領域の類似度が前記設定手段により設定された閾値未満であると判断された場合に、前記算出手段により前記識別用情報との類似度を算出しないと判断することを特徴とする請求項1に記載の画像識別装置。 - 前記第2の記録手段に記録されている画像を所定の比率で順次縮小して縮小画像を順次生成する画像縮小手段を更に備え、
前記生成手段は、前記画像縮小手段により順次生成された縮小画像の各々から前記第1領域及び第2領域をそれぞれ生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像識別装置。 - 前記生成手段は、前記第1領域及び第2領域の各々の所定の単位画素からなる基準ブロ
ックが直和分割されるように当該第1領域及び第2領域をそれぞれ生成することを特徴と
する請求項1〜3の何れか一項に記載の画像識別装置。 - 前記第2の記録手段に記録されている画像を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像識別装置。
- 前記画像内で前記識別手段により識別された前記特定画像領域に相当する画像に対して所定の加工処理を施して前記表示手段に表示させる表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の画像識別装置。
- 画像を撮像する撮像手段を更に備え、
前記第2の記録手段は、前記撮像手段により撮像された画像を記録することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像識別装置。 - 特定画像領域を識別するための識別用情報を記録する第1の記録手段と、画像を記録する第2の記録手段と、この第2の記録手段に記録されている画像と前記第1の記録手段に記録されている識別用情報との類似度を算出する算出手段と、を備えた画像識別装置を用いた画像識別方法であって、
前記第2の記録手段に記録されている画像から第1領域及び第2領域をそれぞれ複数生成する生成ステップと、
前記生成された前記第1領域の各々と前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させる第1の算出制御ステップと、
この第1の算出制御ステップにて算出された類似度に基づいて、前記第2領域の各々のうち、前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させる領域を指定する指定ステップと、
この指定ステップにて指定された領域と前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させる第2の算出制御ステップと、
前記第1領域及び前記第2領域のうち、算出された少なくとも一方に係る類似度に基づいて、前記画像内で前記特定画像領域を識別するステップと、
前記第1の算出制御ステップにより算出された類似度であって、前記第2領域の周辺の複数の前記第1領域の類似度に基づいて、前記第2領域の各々について前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させるか否かを判断する判断ステップと、
を含み、
前記指定ステップは、
前記判断ステップによる判断結果に基づいて、前記第2領域の各々のうち、前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出する領域を指定する
ことを特徴とする画像識別方法。 - 特定画像領域を識別するための識別用情報を記録する第1の記録手段と、画像を記録する第2の記録手段と、この第2の記録手段に記録されている画像と前記第1の記録手段に記録されている識別用情報との類似度を算出する算出手段と、を備えた画像識別装置のコンピュータを、
前記第2の記録手段に記録されている画像から第1領域及び第2領域をそれぞれ複数生成する生成手段、
この生成手段により生成された前記第1領域の各々と前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させる第1の算出制御手段、
この第1の算出制御手段により算出された類似度に基づいて、前記生成手段により生成された前記第2領域の各々のうち、前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させる領域を指定する指定手段、
この指定手段により指定された領域と前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させる第2の算出制御手段、
前記第1の算出制御手段及び前記第2の算出制御手段のうちの少なくとも一方により算出された類似度に基づいて、前記画像内で前記特定画像領域を識別する識別手段、
前記第1の算出制御手段により算出された類似度であって、前記第2領域の周辺の複数の前記第1領域の類似度に基づいて、前記第2領域の各々について前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出させるか否かを判断する判断手段、
として機能させ、
前記指定手段は、
前記判断手段による判断結果に基づいて、前記第2領域の各々のうち、前記識別用情報との類似度を前記算出手段により算出する領域を指定する
ことを特徴とするプログラム。
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