JP6597262B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来、動画コンテンツから特定の動きを持つ画像部分を抽出する画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−200713号公報
しかしながら、上記特許文献1等の場合、動画像からある特定の動きを持つ画像部分を抽出する上で、当該動画像を構成する各フレーム画像毎に他のフレーム画像との変化を検出しなければならず、処理に負荷が掛かってしまうといった問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、複数の画像からの特定の画像の検出の負荷をより小さくすることができる画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、
連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像の中から互いに比較される、所定のフレーム間隔を空けた一対の比較画像を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する検出手段と、を備え、
前記指定手段は、
前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに比較対象となる一対の比較画像を指定する一方で、前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像を指定することを特徴としている。
本発明によれば、複数の画像からの特定の画像の検出の負荷をより小さくすることができる。
本発明を適用した一実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置による画像検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図2の画像検出処理の続きを示すフローチャートである。 図2の画像検出処理に係る動画像の一例を模式的に示す図である。 図2の画像検出処理に係る比較領域を説明するための図である。 図2の画像検出処理を説明するための図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の撮像装置100は、具体的には、中央制御部1と、メモリ2と、撮像部3と、信号処理部4と、画像処理部5と、検出制御部6と、表示部7と、画像記録部8と、操作入力部9とを備えている。
また、中央制御部1、メモリ2、撮像部3、信号処理部4、画像処理部5、検出制御部6、表示部7及び画像記録部8は、バスライン10を介して接続されている。
中央制御部1は、撮像装置100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部1は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)等を備え、撮像装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
メモリ2は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部1や検出制御部6等によって処理されるデータ等を一時的に格納する。
撮像部(撮像手段)3は、所定の被写体(例えば、人物等)を撮像してフレーム画像を生成する。具体的には、撮像部3は、レンズ部3aと、電子撮像部3bと、撮像制御部3cとを備えている。
レンズ部3aは、例えば、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズ、レンズを通過する光の量を調整する絞り等から構成されている。
電子撮像部3bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサ(撮像素子)から構成されている。そして、電子撮像部3bは、レンズ部3aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
撮像制御部3cは、例えば、タイミング発生器やドライバにより電子撮像部3bを走査駆動して、レンズ部3aを通過した光学像を電子撮像部3bにより所定周期毎に二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部3bの撮像領域から一画面分ずつフレーム画像を読み出して信号処理部4に出力させる。
信号処理部4は、電子撮像部3bから転送されたフレーム画像のアナログ値の信号に対して各種の画像信号処理を施す。具体的には、信号処理部4は、例えば、フレーム画像のアナログ値の信号に対してRGBの色成分毎にゲイン調整し、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行って、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。また、信号処理部4は、生成された輝度信号Y及び色差信号Cb,Crをバッファメモリとして使用されるメモリ2に出力する。
画像処理部5は、信号処理部4により生成された画像データを所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式、MPEG形式等)で符号化して記録用の画像データを生成する。
また、画像処理部5は、メモリ2や画像記録部8から読み出された表示対象に係る画像データを対応する所定の符号化方式に従って復号して、表示部7に出力する。このとき、画像処理部5は、例えば、後述する表示パネル7bの表示解像度等に基づいて所定サイズ(例えば、VGAやフルHDサイズ)に変形して表示部7に出力しても良い。
検出制御部6は、画像取得部6aと、領域設定部6bと、画像指定部6cと、画像検出部6dとを具備している。
なお、検出制御部6の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
画像取得部(取得手段)6aは、連続的に撮像された複数の画像を取得する。
すなわち、画像取得部6aは、撮像部3により撮像された動画像M(図4参照)を構成する複数のフレーム画像F、…を取得する。具体的には、例えば、画像記録部8に記録されている動画像Mの中で、ユーザによる操作入力部9の所定操作に基づいてユーザ所望の動画像Mが指定されると、画像取得部6aは、画像処理部5により当該動画像Mの復号処理が施されることで生成された複数のフレーム画像F、…を取得する。なお、図4には、複数のフレーム画像F、…のうち、最初から12番目までのフレーム画像F1〜F12を模式的に表している。
ここで、画像処理部5による動画像Mの復号処理は、画像取得部6aによる取得前に、当該動画像Mを構成する全てのフレーム画像Fについて行われても良いが、例えば、復号されたフレーム画像Fを一時的に格納するリングバッファ(図示略)の格納領域の容量によっては、動画像Mを構成する複数のフレーム画像F、…のうち、少なくとも後述する一対の比較画像が含まれる所定数分のフレーム画像Fを復号するようにしても良い。
なお、連続的に撮像された複数の画像として、動画像Mを構成する複数のフレーム画像F、…を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、インターバル撮影等によって、所定の時間間隔を空けて連続して撮像された複数の静止画像を取得しても良い。
領域設定部(領域設定手段)6bは、比較領域A(図5参照)を設定する。
すなわち、領域設定部6bは、画像取得部6aにより取得された複数のフレーム画像F、…の各々における所定位置に互いに比較される比較領域Aを設定する。具体的には、領域設定部6bは、例えば、被写体によるゴルフのスイングに係る動画像Mの場合、バックスイングしたクラブヘッドを検出するための比較領域Aを、当該動画像Mを構成する複数のフレーム画像F、…の各々における向かって右上の位置に設定する(図5参照)。また、例えば、インパクトの場合には、領域設定部6bは、比較領域Aを中央下の位置に設定する(図示略)。なお、図5には、フレーム番号が「8」のフレーム画像F8が表示パネル7bに表示された状態を模式的に表している。
ここで、比較領域Aの位置や大きさは、例えば、表示パネル7bに表示されたフレーム画像Fの中でユーザによる操作入力部9の所定操作に基づいて手動で調整されても良いし、被写体の動作の種類(例えば、ゴルフのスイング、野球のスイング等)や被写体を撮影する向き(例えば、被写体の正面からの撮影、被写体の側方からの撮影等)に基づいて予めデフォルトとして規定されている内容で自動的に設定されても良い。
また、比較領域Aの大きさは、被写体を撮影する向きや撮像部3の画角等に基づいて、全画面の大きさに対して所定の割合となるように相対的な大きさで設定されても良いし、所定の画素数となるように絶対的な大きさで設定されても良い。
画像指定部(指定手段)6cは、一対の比較画像を指定する。
すなわち、画像指定部6cは、画像取得部6aにより取得された複数のフレーム画像F、…の中から互いに比較される一対の比較画像を指定する。具体的には、画像指定部6cは、一対の比較画像として指定される第一及び第二の比較画像のフレーム間隔を、所定の画像数分としたり、後述する画像検出部6dによる一対の比較画像の比較結果に基づいて狭めたりして、当該一対の比較画像(第一及び第二の比較画像)を指定する。
例えば、図6に示すように、画像指定部6cは、先ず、被写体の動作の種類やその動作の速度(例えば、ゴルフのスイングの速度等)、被写体を撮影する向き(例えば、横向きや縦向き等)、撮像部3の撮像フレームレート、画角等を考慮して、第一及び第二の比較画像の基準間隔(例えば、4フレーム分の間隔)を設定する。そして、画像指定部6cは、複数のフレーム画像F、…の中で、設定された基準間隔(所定の画像数分のフレーム間隔)を空けて第一及び第二の比較画像(例えば、フレーム番号が「1」及び「5」のフレーム画像F等)を指定する。
その後、画像検出部6dによる基準間隔(所定の画像数分のフレーム間隔)を空けた第一及び第二の比較画像の比較領域Aどうしの比較の結果(詳細後述)、比較領域Aの内容に変化がない場合、画像指定部6cは、複数のフレーム画像F、…の中から当該第一及び第二の比較画像(一対の比較画像)どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに比較対象となる一対の比較画像としての第一及び第二の比較画像を指定する。具体的には、画像指定部6cは、一対の比較画像(例えば、フレーム番号が「1」及び「5」のフレーム画像F1、F5等)のうち、時間軸上で後ろ側に位置する比較画像(例えば、フレーム番号が「5」のフレーム画像F5等)を第一の比較画像として指定する。さらに、画像指定部6c、複数のフレーム画像F、…の中から当該第一の比較画像に対して時間軸上で基準間隔分後ろ側のフレーム画像F(例えば、フレーム番号が「9」のフレーム画像F9等)を第二の比較画像として指定する。
一方、画像検出部6dによる基準間隔を空けた第一及び第二の比較画像の比較領域Aどうしの比較の結果、比較領域Aの内容に変化が生じた場合、画像指定部6cは、複数のフレーム画像F、…の中から当該第一及び第二の比較画像(一対の比較画像)どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像としての第一及び第二の比較画像を指定する。具体的には、画像指定部6cは、一対の比較画像(例えば、フレーム番号が「5」及び「9」のフレーム画像F9等)のうち、時間軸上で前側の比較画像(例えば、フレーム番号が「5」のフレーム画像F5等)を第一の比較画像として指定する。さらに、画像指定部6c、複数のフレーム画像F、…の中から時間軸上で後ろ側の比較画像(例えば、フレーム番号が「9」のフレーム画像F9等)よりも前側であって且つ第一の比較画像よりも後ろ側のフレーム画像F、例えば、基準間隔に対応する所定の画像数分よりも少ない画像数分(例えば、2フレーム分)前側のフレーム画像F(例えば、フレーム番号が「7」のフレーム画像F7等)を第二の比較画像として指定する。
上記した画像指定部6cによる一対の比較画像の指定は、指定された一対の比較画像としての第一及び第二の比較画像が隣合う画像どうしとなるまで、すなわち、第一及び第二の比較画像を指定する上での間引き量が「0」となるまで行われる。
画像検出部(検出手段)6dは、複数のフレーム画像F、…の中から特定のフレーム画像Fを検出する。
すなわち、画像検出部6dは、画像指定部6cにより指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、複数のフレーム画像F、…の中から被写体による特定の動作(例えば、ゴルフのバックスイングにて、クラブヘッドをトップの位置に移動させる動作等)が行われた特定のフレーム画像Fを検出する。
具体的には、画像検出部6dは、一対の比較画像における、領域設定部6bにより設定された比較領域Aの画素値を比較する。例えば、画像検出部6dは、一対の比較画像における比較領域Aの画素値(例えば、輝度値)の差分二乗和SSD(Sum of Squared Differences)を評価値として算出し、算出された評価値が予め設定されている所定の閾値よりも大きいか否かを判定する。ここで、所定の閾値は、例えば、被写体が存在しない背景のみが撮像された画像を用いて算出されても良いし、予めデフォルトとして規定されていても良い。
例えば、ゴルフのスイングの場合、移動するクラブヘッドが比較領域A内に存することで、評価値が所定の閾値よりも大きくなり、一対の比較画像における比較領域Aの内容に変化が生じる。
そして、画像検出部6dは、一対の比較画像における比較領域Aの比較結果に基づいて、特定のフレーム画像Fを検出する。具体的には、一対の比較画像における比較領域Aの内容に変化が生じた場合には、画像指定部6cにより複数のフレーム画像F、…の中から一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像が指定され、画像検出部6dは、上記のようにして、一対の比較画像における比較領域Aの画素値を比較する。この処理の結果として、画像指定部6cにより指定された一対の比較画像としての第一及び第二の比較画像が隣合う画像どうし(例えば、フレーム番号が「7」及び「8」のフレーム画像F7、F8等)となった場合に、画像検出部6dは、当該第一及び第二の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側の比較画像である第二の比較画像(例えば、フレーム番号が「8」のフレーム画像F等)を特定のフレーム画像Fとして検出する。
なお、画像検出部6dは、複数のフレーム画像F、…の中から検出された特定のフレーム画像Fを識別するための識別情報を、例えば、Exif(Exchangeable Image File Format)情報として当該特定のフレーム画像Fの画像データに対応付けても良い。
表示部7は、表示制御部7aと、表示パネル7bとを具備している。
表示制御部7aは、メモリ2や画像記録部8から読み出され画像処理部5により復号された所定サイズの画像データに基づいて、所定の画像を表示パネル7bの表示領域に表示させる制御を行う。具体的には、表示制御部7aは、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、画像処理部5により復号されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから所定の再生フレームレートで読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示パネル7bに出力する。
表示パネル7bは、表示制御部7aからのビデオ信号に基づいて撮像部3により撮像された画像などを表示領域内に表示する。例えば、表示パネル7bは、画像記録部8から読み出された複数のフレーム画像F、…を所定の再生フレームレートで逐次更新しながら動画像Mを表示する。
なお、表示パネル7bとしては、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)表示パネルなどが挙げられるが、一例であってこれらに限られるものではない。
画像記録部8は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成され、画像処理部5により所定の圧縮形式で符号化された記録用の画像データを記録する。例えば、画像記録部8は、被写体が連続して撮像された複数のフレーム画像F、…からなる動画像を記録する。
なお、画像記録部8は、例えば、記録媒体(図示略)が着脱自在に構成され、装着された記録媒体からのデータの読み出しや記録媒体に対するデータの書き込みを制御する構成であっても良い。
操作入力部9は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものである。具体的には、操作入力部9は、被写体の撮影指示に係るシャッタボタン、撮影モードや機能等の選択指示に係る選択決定ボタン、ズーム量の調整指示に係るズームボタン等(何れも図示略)の操作部を備え、当該操作部の各ボタンの操作に応じて所定の操作信号を中央制御部1に出力する。
<画像検出処理>
以下に、撮像装置100による画像検出処理について、図2〜図6を参照して説明する。
図2及び図3は、画像検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
画像検出処理は、例えば、被写体の動作の種類(例えば、ゴルフのスイング、野球のスイング等)に応じて各種の条件が設定されるものとし、以下の説明では、ゴルフのスイングを例示して説明する。
図2に示すように、検出制御部6の画像取得部6aは、画像記録部8に記録されている動画像Mの中から、画像検出処理の処理対象となる動画像Mを構成する複数のフレーム画像F、…を取得する(ステップS1;図3参照)。具体的には、画像取得部6aは、画像記録部8から動画像Mを読み出して、画像処理部5により当該動画像Mの復号処理が施されることで生成された複数のフレーム画像F、…を取得する。
次に、領域設定部6bは、例えば、表示パネル7bに何れか一のフレーム画像F(例えば、フレーム番号が「1」のフレーム画像F1等)が表示された状態で、ユーザによる操作入力部9の所定操作に基づいて当該フレーム画像Fの向かって右上の位置に比較領域Aを設定する(ステップS2;図5参照)。これにより、動画像Mを構成する他のフレーム画像Fについても、同様に、比較領域Aが設定された状態となる。
次に、画像指定部6cは、被写体の動作の種類やその動作の速度(例えば、ゴルフのスイングの速度等)等を考慮して、一対の比較画像としての第一及び第二の比較画像の基準間隔(例えば、4フレーム分の間隔)を設定する(ステップS3)。続けて、画像指定部6cは、複数のフレーム画像F、…の中で、設定された基準間隔を空けて一対の比較画像としての第一及び第二の比較画像(例えば、フレーム番号が「1」及び「5」のフレーム画像F等)を指定する(ステップS4;図6中、一回目)。
そして、画像検出部6dは、一対の比較画像における比較領域Aの画素値を比較して(ステップS5)、比較領域Aの内容に変化があるか否かを判定する(ステップS6)。具体的には、画像検出部6dは、例えば、一対の比較画像における比較領域Aの画素値(例えば、輝度値)の差分二乗和SSDを評価値として算出し、算出された評価値が所定の閾値よりも大きいか否かの判定結果に応じて、比較領域Aの内容に変化があるか否かを判定する。
ここで、比較領域Aの内容に変化がないと判定されると(ステップS6;NO)、画像指定部6cは、一対の比較画像(例えば、フレーム番号が「1」及び「5」のフレーム画像F1、F5等)のうち、時間軸上で後ろ側に位置する比較画像(例えば、フレーム番号が「5」のフレーム画像F5等)を第一の比較画像として指定するとともに、指定された第一の比較画像に対して時間軸上で基準間隔分後ろ側のフレーム画像F(例えば、フレーム番号が「9」のフレーム画像F9等)を第二の比較画像として指定する(ステップS7;図6中、二回目)。その後、画像検出部6dは、処理をステップS5に移行し、上記と同様に、第一及び第二の比較画像における比較領域Aの画素値を比較して(ステップS5)、比較領域Aの内容に変化があるか否かを判定する(ステップS6)。
ステップS6にて、比較領域Aの内容に変化があると判定されると(ステップS6;YES)、画像指定部6cは、一対の比較画像(例えば、フレーム番号が「5」及び「9」のフレーム画像F5、F9等)のうち、時間軸上で後ろ側に位置する比較画像(例えば、フレーム番号が「9」のフレーム画像F9等)を比較領域Aに変化が生じた「変化有り画像」として指定する(ステップS8;図3参照)。
次に、画像指定部6c、複数のフレーム画像F、…の中から、第一の比較画像(例えば、フレーム番号が「5」のフレーム画像F5等)に対して、基準間隔よりもフレーム間隔を狭めて第二の比較画像を指定する(ステップS9;図6中、三回目)。具体的には、画像指定部6cは、複数のフレーム画像F、…の中から、「変化有り画像」に対して基準間隔に対応する所定の画像数分よりも少ない画像数分(例えば、2フレーム分)前側のフレーム画像F(例えば、フレーム番号が「7」のフレーム画像F等)を第二の比較画像として指定する。
そして、画像検出部6dは、第一及び第二の比較画像における比較領域Aの画素値を比較して(ステップS10)、比較領域Aの内容に変化があるか否かを判定する(ステップS11)。この判定処理は、上記したステップS5、S6の処理と略同様であり、ここでは詳細な説明は省略する。
ここで、比較領域Aの内容に変化がないと判定されると(ステップS11;NO)、画像指定部6cは、一対の比較画像(例えば、フレーム番号が「5」及び「7」のフレーム画像F5、F7等)のうち、時間軸上で後ろ側に位置する比較画像(例えば、フレーム番号が「7」のフレーム画像F7等)を第一の比較画像として指定する(ステップS12)。そして、画像指定部6cは、新たに指定された第一の比較画像(例えば、フレーム番号が「7」のフレーム画像F7等)と「変化有り画像」(例えば、フレーム番号が「9」のフレーム画像F9等)とが隣合う画像どうしであるか否かを判定する(ステップS13)。
ステップS13にて、第一の比較画像と「変化有り画像」とが隣合う画像どうしでないと判定されると(ステップS13;NO)、画像指定部6cは、第一の比較画像よりも後ろ側で、且つ、「変化有り画像」よりも前側のフレーム画像F(例えば、フレーム番号が「8」のフレーム画像F8等)を第二の比較画像として指定する(ステップS14;図6中、四回目)。
そして、画像検出部6dは、処理をステップS10に戻し、第一及び第二の比較画像における比較領域Aの画素値を比較して(ステップS10)、比較領域Aの内容に変化があるか否かを判定する(ステップS11)。この判定処理は、上記したステップS5、S6の処理と略同様であり、ここでは詳細な説明は省略する。
ステップS11にて、比較領域Aの内容に変化があると判定されると(ステップS11;YES)、画像指定部6cは、第一及び第二の比較画像(例えば、フレーム番号が「7」及び「8」のフレーム画像F7、F8等)が隣合う画像どうしであるか否かを判定する(ステップS15)。
ここで、第一及び第二の比較画像が隣合う画像どうしであると判定されると(ステップS15;YES)、画像検出部6dは、時間軸上で後ろ側に位置する比較画像(例えば、フレーム番号が「8」のフレーム画像F8等)を特定のフレーム画像Fとして検出する(ステップS16)。
例えば、ゴルフのスイングの場合、クラブヘッドをトップの位置に移動させた後にダウンスイングが行われるため、複数のフレーム画像F、…のうち、特定のフレーム画像Fとして検出されたフレーム番号が「8」のフレーム画像F8以降のフレーム画像Fによって、例えば、ダウンスイング、インパクト、フォロースルーといった動作を行う被写体が撮像されたフレーム画像Fを取得して表示することができる。
これにより、画像検出処理を終了する。
一方、ステップS15にて、第一及び第二の比較画像が隣合う画像どうしでないと判定されると(ステップS15;NO)、画像指定部6cは、処理をステップS8に戻し、一対の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側に位置する比較画像を比較領域Aに変化が生じた「変化有り画像」として指定する(ステップS8)。
すなわち、第一及び第二の比較画像における比較領域Aの内容に変化があると判定され(ステップS11;YES)、且つ、第一及び第二の比較画像が隣合う画像どうしでないと判定された場合(ステップS15;NO)、画像指定部6cは、第二の比較画像を比較領域Aに変化が生じた「変化有り画像」として指定する。
その後、上記と同様に、ステップS9にて、画像指定部6cは、複数のフレーム画像F、…の中から、第一の比較画像に対して、基準間隔よりもフレーム間隔を狭めて第二の比較画像を指定する。そして、画像検出部6dは、ステップS10にて、第一及び第二の比較画像における比較領域Aの画素値を比較して、ステップS11にて、比較領域Aの内容に変化があるか否かを判定する。
また、ステップS13にて、第一の比較画像と「変化有り画像」とが隣合う画像どうしであると判定されると(ステップS13;YES)、画像検出部6dは、処理をステップS16に移行し、時間軸上で後ろ側に位置する比較画像、つまり、「変化有り画像」を特定のフレーム画像Fとして検出する(ステップS16)。
すなわち、第一及び第二の比較画像における比較領域Aの内容に変化がないと判定され(ステップS11;NO)、且つ、このうち、時間軸上で後ろ側に位置して新たな第一の比較画像として指定された比較画像と「変化有り画像」とが隣合う画像どうしであると判定された場合(ステップS13;YES)、画像検出部6dは、当該「変化有り画像」を特定のフレーム画像Fとして検出する。
これにより、画像検出処理を終了する。
このように、被写体による特定の動作が行われたフレーム番号が「8」のフレーム画像F8を検出する際に、従来のように、動画像Mを構成する各フレーム画像F毎に他のフレーム画像Fとの変化を検出する手法では、隣合うフレーム画像Fどうしの比較を7回行わなければならないのに対して、本実施形態では、計4回で済ませることができる。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、複数のフレーム画像F、…のうちの一対の比較画像の比較結果に基づいて、当該複数のフレーム画像F、…の中から特定のフレーム画像Fを検出する際に、基準間隔(所定の画像数分のフレーム間隔)を空けた一対の比較画像の内容に変化が生じるまでは、複数のフレーム画像F、…の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに一対の比較画像を指定することができ、これにより、複数のフレーム画像F、…の中で変化のないフレーム画像Fについては他のフレーム画像Fとの比較を行う必要がなくなる。また、一対の比較画像の内容に変化が生じると、複数のフレーム画像F、…の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに一対の比較画像を指定することで、複数のフレーム画像F、…から変化のある特定のフレーム画像F、例えば、被写体による特定の動作が行われたフレーム画像F等の検出を適正に行うことができる。特に、複数のフレーム画像F、…における所定位置に比較領域Aを設定することで、当該比較領域Aどうしの比較結果に基づいて、比較領域Aの内容に変化が生じた特定のフレーム画像Fを検出することができ、フレーム画像F全体を比較する場合に比べて高速化を図ることができる。
従って、従来のように、動画像Mを構成する各フレーム画像F毎に他のフレーム画像Fとの変化を検出する手法に比べて、複数のフレーム画像F、…からの特定のフレーム画像Fの検出の負荷をより小さくすることができる。
具体的には、基準間隔を空けた一対の比較画像の内容に変化がない場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、複数のフレーム画像F、…の中から当該第一の比較画像に対して時間軸上で基準間隔分後ろ側のフレーム画像Fを第二の比較画像として指定することで、複数のフレーム画像F、…の中から基準間隔に対応する所定の画像数分間引いて新たに一対の比較画像を指定することができる。
また、一対の比較画像の内容に変化がある場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で前側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、複数のフレーム画像F、…の中から当該一対の比較画像のうちの時間軸上で後ろ側の比較画像よりも前側のフレーム画像Fを第二の比較画像として指定することで、複数のフレーム画像F、…の中から間引く量を少なくして新たに一対の比較画像を指定することができる。
さらに、複数のフレーム画像F、…の中から指定された一対の比較画像が隣合う画像どうしとなった場合に、特定のフレーム画像Fを検出したと判断し、これら一対の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側の比較画像を特定のフレーム画像Fとして検出することができる。すなわち、複数のフレーム画像F、…の中からの一対の比較画像の指定を、指定された一対の比較画像が隣合う画像どうしとなるまで行い、フレーム画像Fの内容が変化する境界を構成する一対の比較画像(例えば、フレーム番号が「7」及び「8」のフレーム画像F7、F8等)が隣合う画像どうしとなることで、例えば、被写体による特定の動作が行われたフレーム画像F等の検出を適正に行うことができる。
また、複数のフレーム画像F、…の中から検出された特定のフレーム画像Fを識別するための識別情報(例えば、Exif情報等)を当該特定のフレーム画像Fと対応付けておくことで、例えば、動画像Mのうち、被写体による特定の動作が行われた部分のみを表示させる場合等に、特定のフレーム画像Fを検出するための画像検出処理をその都度行う必要がなくなり、使い勝手を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、一対の比較画像の間隔として、第一及び第二の比較画像の間の画像数を基準としたものを例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、第一及び第二の比較画像の間の画像数に代えて、或いは、加えて、第一及び第二の比較画像の間の時間間隔を基準としても良い。これにより、例えば、撮像フレームレートを途中で高速や低速に変化させて撮像された動画像を処理対象とする場合に、変化の少ないフレーム画像Fが多数含まれていたり、フレーム画像Fに急激な変化が生じていても、特定のフレーム画像Fの検出をより短時間で適切に行うことができる。
すなわち、例えば、変化の少ないフレーム画像Fが多数含まれていても、所定の時間間隔を空けた一対の比較画像の内容に変化が生じるまでは、複数のフレーム画像F、…の中から当該一対の比較画像どうしの間隔を狭めることなく新たに一対の比較画像を指定することができ、これにより、複数のフレーム画像F、…の中で変化の少ない多数のフレーム画像Fについては他のフレーム画像Fとの比較を行う必要がなくなる。また、例えば、フレーム画像Fに急激な変化が生じる場合であっても、複数のフレーム画像F、…の中から当該一対の比較画像どうしの間隔(例えば、画像数等)を狭めて新たに一対の比較画像を指定することで、急激な変化が生じた特定のフレーム画像Fの検出を適正に行うことができる。
また、上記実施形態にあっては、画像検出部6dによる基準間隔(例えば、4フレーム分の間隔等)を空けた第一及び第二の比較画像の比較領域Aどうしの比較の結果、比較領域Aの内容に変化がない場合に、画像指定部6cは、第一及び第二の比較画像どうしのフレーム間隔を変えることなく新たに比較対象となる一対の比較画像としての第一及び第二の比較画像を指定するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、新たに比較対象となる一対の比較画像については、第一及び第二の比較画像どうしの間隔(例えば、6フレーム分の間隔等)を拡げても良い。
なお、上記実施形態にあっては、例えば、比較領域A内にクラブヘッドが存する状態から撮像を開始した場合等に、画像指定部6cにより指定された第一及び第二の比較画像(例えば、フレーム番号が「1」及び「5」のフレーム画像F1、F5等)の両方の比較領域A内にクラブヘッドが存する虞があり、この場合、これらの比較領域Aどうしを比較しても、比較領域Aの内容に変化がないと判定されてしまう。そこで、例えば、比較領域Aの内容に変化がないと判定された第一及び第二の比較画像については、画像検出部6dは、第一及び第二の比較画像の各々の比較領域Aの画素値を、被写体が存在しない背景のみが撮像された画像を用いて算出された所定の閾値と比較し、第一及び第二の比較画像の各々について、比較領域A内にクラブヘッドが存するか否かを判定する。そして、第一及び第二の比較画像の両方の比較領域A内にクラブヘッドが存すると判定された場合には、画像検出部6dは、時間軸上で前側の比較画像である第一の比較画像(例えば、フレーム番号が「1」のフレーム画像F1等)を特定のフレーム画像Fとして検出しても良い。
また、画像検出部6dは、例えば、フレーム番号が「1」のフレーム画像F1を比較画像(第一の比較画像)として指定する場合には、当該フレーム画像F1については比較領域Aの画素値を、被写体が存在しない背景のみが撮像された画像を用いて算出された所定の閾値と比較し、比較領域A内にクラブヘッドが存するか否かを判定するようにしても良い。
また、撮像装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。例えば、撮像装置100は、撮像部3を搭載するようにしたが、これに限られるものではなく、撮像手段を搭載せずに外部の撮像手段と情報通信可能に接続されていても良い。
加えて、上記実施形態にあっては、中央制御部1の制御下にて、画像取得部6a、画像指定部6c、画像検出部6dが駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
すなわち、プログラムメモリ(図示略)に、取得処理ルーチン、指定処理ルーチン、検出処理ルーチンを含むプログラムを記録しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、連続的に撮像された複数のフレーム画像F、…を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、指定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、取得された複数のフレーム画像F、…の中から互いに比較される、所定のフレーム間隔を空けた一対の比較画像を指定する手段として機能させるようにしても良い。また、検出処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、複数のフレーム画像F、…の中から特定の画像を検出する手段として機能させるようにしても良い。そして、指定処理ルーチンにより中央制御部1のCPUは、一対の比較画像の内容に変化がない場合、複数のフレーム画像F、…の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに比較対象となる一対の比較画像を指定する一方で、一対の比較画像の内容に変化がある場合、複数のフレーム画像F、…の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像を指定するようにしても良い。
同様に、領域設定手段についても、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像の中から互いに比較される、所定のフレーム間隔を空けた一対の比較画像を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する検出手段と、を備え、
前記指定手段は、
前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに比較対象となる一対の比較画像を指定する一方で、前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像を指定することを特徴とする画像処理装置。
<請求項2>
前記指定手段は、
所定の画像数分フレーム間隔を空けた前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、前記複数の画像の中から当該第一の比較画像に対して時間軸上で前記所定の画像数分後ろ側の画像を第二の比較画像として指定し、
前記検出手段は、前記第一の比較画像と前記第二の比較画像との比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項3>
前記指定手段は、
前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で前側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、前記複数の画像の中から、当該一対の比較画像のうちの時間軸上で後ろ側の比較画像よりも前側であって且つ前記第一の比較画像よりも後ろ側の画像を第二の比較画像として指定し、
前記検出手段は、前記第一の比較画像と前記第二の比較画像との比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
<請求項4>
前記検出手段は、
前記指定手段により指定された一対の比較画像が隣合う画像どうしとなった場合に、前記特定の画像を検出したと判断することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項5>
前記検出手段は、
前記指定手段により指定された一対の比較画像が隣合う画像どうしとなった場合に、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側の比較画像を前記特定の画像として検出することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
<請求項6>
前記検出手段は、前記複数の画像の中から検出された特定の画像を識別するための識別情報を当該特定の画像と対応付けることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項7>
前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に互いに比較される比較領域を設定する領域設定手段を更に備え、
前記検出手段は、前記指定手段により指定された一対の比較画像における、前記領域設定手段により設定された比較領域どうしの比較結果に基づいて、前記特定の画像を検出することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像処理装置。
<請求項8>
連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像の中から互いに比較される一対の比較画像を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する検出手段と、を備え、
前記指定手段は、
前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、前記複数の画像の中で当該第一の比較画像に対して時間軸上で所定の画像数分後ろ側の画像を第二の比較画像として指定する一方で、前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で前側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、前記複数の画像の中で、当該一対の比較画像のうちの時間軸上で後ろ側の比較画像よりも前側の画像であって且つ前記第一の比較画像よりも後ろ側を第二の比較画像として指定し、
前記検出手段は、前記第一の比較画像と前記第二の比較画像との比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する
ことを特徴とする画像処理装置。
<請求項9>
画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
連続的に撮像された複数の画像を取得する取得処理と、
前記取得処理により取得された複数の画像の中から互いに比較される、所定のフレーム間隔を空けた一対の比較画像を指定する指定処理と、
前記指定処理により指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する検出処理と、を含み、
前記指定処理は、
前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに比較対象となる一対の比較画像を指定する一方で、前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像を指定することを特徴とする画像処理方法。
<請求項10>
画像処理装置のコンピュータを、
連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された複数の画像の中から互いに比較される、所定のフレーム間隔を空けた一対の比較画像を指定する指定手段、
前記指定手段により指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する検出手段、として機能させ、
前記指定手段は、
前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに比較対象となる一対の比較画像を指定する一方で、前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像を指定することを特徴とするプログラム。
100 撮像装置
1 中央制御部
2 メモリ
3 撮像部
6 検出制御部
6a 画像取得部
6b 領域設定部
6c 画像指定部
6d 画像検出部

Claims (10)

  1. 連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された複数の画像の中から互いに比較される、所定のフレーム間隔を空けた一対の比較画像を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する検出手段と、を備え、
    前記指定手段は、
    前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに比較対象となる一対の比較画像を指定する一方で、前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像を指定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記指定手段は、
    所定の画像数分フレーム間隔を空けた前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、前記複数の画像の中から当該第一の比較画像に対して時間軸上で前記所定の画像数分後ろ側の画像を第二の比較画像として指定し、
    前記検出手段は、前記第一の比較画像と前記第二の比較画像との比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記指定手段は、
    前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で前側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、前記複数の画像の中から、当該一対の比較画像のうちの時間軸上で後ろ側の比較画像よりも前側であって且つ前記第一の比較画像よりも後ろ側の画像を第二の比較画像として指定し、
    前記検出手段は、前記第一の比較画像と前記第二の比較画像との比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記検出手段は、
    前記指定手段により指定された一対の比較画像が隣合う画像どうしとなった場合に、前記特定の画像を検出したと判断することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記検出手段は、
    前記指定手段により指定された一対の比較画像が隣合う画像どうしとなった場合に、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側の比較画像を前記特定の画像として検出することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記検出手段は、前記複数の画像の中から検出された特定の画像を識別するための識別情報を当該特定の画像と対応付けることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記取得手段により取得された複数の画像の各々における所定位置に互いに比較される比較領域を設定する領域設定手段を更に備え、
    前記検出手段は、前記指定手段により指定された一対の比較画像における、前記領域設定手段により設定された比較領域どうしの比較結果に基づいて、前記特定の画像を検出することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像処理装置。
  8. 連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された複数の画像の中から互いに比較される一対の比較画像を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する検出手段と、を備え、
    前記指定手段は、
    前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で後ろ側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、前記複数の画像の中で当該第一の比較画像に対して時間軸上で所定の画像数分後ろ側の画像を第二の比較画像として指定する一方で、前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、当該一対の比較画像のうち、時間軸上で前側の比較画像を第一の比較画像として指定するとともに、前記複数の画像の中で、当該一対の比較画像のうちの時間軸上で後ろ側の比較画像よりも前側の画像であって且つ前記第一の比較画像よりも後ろ側を第二の比較画像として指定し、
    前記検出手段は、前記第一の比較画像と前記第二の比較画像との比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  9. 画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
    連続的に撮像された複数の画像を取得する取得処理と、
    前記取得処理により取得された複数の画像の中から互いに比較される、所定のフレーム間隔を空けた一対の比較画像を指定する指定処理と、
    前記指定処理により指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する検出処理と、を含み、
    前記指定処理は、
    前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに比較対象となる一対の比較画像を指定する一方で、前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像を指定することを特徴とする画像処理方法。
  10. 画像処理装置のコンピュータを、
    連続的に撮像された複数の画像を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された複数の画像の中から互いに比較される、所定のフレーム間隔を空けた一対の比較画像を指定する指定手段、
    前記指定手段により指定された一対の比較画像の比較結果に基づいて、前記複数の画像の中から特定の画像を検出する検出手段、として機能させ、
    前記指定手段は、
    前記一対の比較画像の内容に変化がない場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めることなく新たに比較対象となる一対の比較画像を指定する一方で、前記一対の比較画像の内容に変化がある場合、前記複数の画像の中から当該一対の比較画像どうしのフレーム間隔を狭めて新たに比較対象となる一対の比較画像を指定することを特徴とするプログラム。
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