JP5740934B2 - 被写体検出装置、被写体検出方法及びプログラム - Google Patents
被写体検出装置、被写体検出方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5740934B2 JP5740934B2 JP2010261950A JP2010261950A JP5740934B2 JP 5740934 B2 JP5740934 B2 JP 5740934B2 JP 2010261950 A JP2010261950 A JP 2010261950A JP 2010261950 A JP2010261950 A JP 2010261950A JP 5740934 B2 JP5740934 B2 JP 5740934B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- subject
- unit
- image data
- frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
フレーム画像を逐次取得する取得手段と、前記取得手段により逐次取得された複数のフレーム画像に対し複数種の識別情報の各々を照合することで、複数の被写体画像を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された複数の被写体画像の中から、前記複数種の識別情報による照合対象の複数のフレーム数の前記被写体画像の位置、及び/又は、サイズの情報を統合する統合手段と、前記統合手段による統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報と当該統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報とは異なる時点で前記統合手段により統合された位置、及び/又は、サイズの情報との間の変化の度合いを算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記変化の度合いに基づいて、前記統合手段による統合対象の前記複数のフレーム数を制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
前記算出手段により算出された前記変化の度合いが所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段を更に備え、前記制御手段は、更に、前記判定手段により前記変化の度合いが所定の閾値以上であると判定された場合に、前記統合手段による統合対象の前記複数のフレーム数を減少させるよう制御することを特徴としている。
前記統合手段は、前記所定フレーム数毎に被写体画像のデータを統合し、前記算出手段は、前記統合手段により前記複数のフレーム数毎の統合結果どうしにおける被写体画像の変化度合いを逐次算出することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の被写体検出装置において、
前記取得手段により逐次取得されたフレーム画像に対応するライブビュー画像を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、前記第1の表示制御手段により前記表示手段に表示されたライブビュー画像における前記統合手段による統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報に対応する位置に前記被写体の識別情報を表示させる第2の表示制御手段と、を更に備えたことを特徴としている。
前記被写体画像を識別表示するための前記識別情報を設定する設定手段を更に備えることを特徴としている。
前記設定手段は、前記識別情報として、前記被写体画像に重畳して表示される所定の検出枠を設定することを特徴としている。
前記フレーム画像は、撮像画像から生成された画像であることを特徴としている。
被写体検出装置を用いた被写体検出方法であって、フレーム画像を逐次取得するステップと、逐次取得された複数のフレーム画像に対し複数種の識別情報の各々を照合することで、複数の被写体画像を検出するステップと、検出された複数の被写体画像の中から、前記複数種の識別情報による照合対象の複数のフレーム数の前記被写体画像の位置、及び/又は、サイズの情報を統合する統合ステップと、統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報と当該統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報とは異なる時点で統合された位置、及び/又は、サイズの情報との間の変化の度合いを算出するステップと、算出された前記変化の度合いに基づいて、前記統合ステップによる統合対象の前記複数のフレーム数を制御するステップと、を含むことを特徴としている。
コンピュータを、フレーム画像を逐次取得する取得手段、前記取得手段により逐次取得された複数のフレーム画像に対し複数種の識別情報の各々を照合することで、複数の被写体画像を検出する検出手段、前記検出手段により検出された複数の被写体画像の中から、前記複数種の識別情報による照合対象の複数のフレーム数の前記被写体画像の位置、及び/又は、サイズの情報を統合する統合手段、前記統合手段による統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報と当該統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報とは異なる時点で前記統合手段により統合された位置、及び/又は、サイズの情報との間の変化の度合いを算出する算出手段、前記算出手段により算出された前記変化の度合いに基づいて、前記統合手段による統合対象の前記複数のフレーム数を制御する制御手段、として機能させることを特徴としている。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、撮像装置100は、具体的には、撮像部1と、撮像制御部2と、画像データ生成部3と、メモリ4と、画像処理部5と、識別情報設定部6と、記録媒体制御部7と、表示制御部8と、表示部9と、操作入力部10と、中央制御部11とを備えている。
電子撮像部1bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部1aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
なお、図示は省略するが、撮像部1は、レンズ部1aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
また、撮像制御部2は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体の撮像条件の調整制御を行う。
また、画像データ生成部3は、生成したフレーム画像FのYUVデータを水平及び垂直ともに所定倍率で縮小処理を行って、ライブビュー表示用の低解像度(例えば、VGAやQVGAサイズ等)の画像データを生成する。具体的には、画像データ生成部3は、表示部9によるライブビュー画像の所定の表示フレームレートに応じた所定のタイミングで、フレーム画像FのYUVデータからライブビュー表示用の低解像度の画像データを生成する。
カラープロセス回路から出力されるYUVデータは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用されるメモリ4にDMA転送される。
また、メモリ4は、第1結果格納部4aと、第2結果格納部4bとを具備している。
検出結果情報L1は、例えば、図4(a)に示すように、画像処理部5の被写体検出部5b(後述)により検出された被写体画像S(例えば、顔画像)の画像データがフレーム毎に対応付けられた情報である。具体的には、検出結果情報L1は、被写体検出部5bによる処理対象となるフレーム画像Fの処理順に、各フレームに対応するカラムに被写体画像Sの画像データをリスト形式で記憶している。
例えば、図4(a)に示す検出結果情報L1にあっては、被写体検出部5bによる処理対象が一番目〜三番目のフレーム画像F1〜F3では、被写体画像Sが検出されず、処理対象が四番目のフレーム画像F4で初めて被写体画像Sが検出されたことを表している。また、処理対象が四番目のフレーム画像F4からは、被写体画像Sとして正面から見た顔画像が検出され、処理対象が五番目及び六番目のフレーム画像F5、F6からは、被写体画像Sとして横向きの顔画像が検出されたことを表している。そして、処理対象が七番目のフレーム画像F7では、被写体画像Sが検出されなくなった(見失った)ことを表している。処理対象が八番目以降のフレーム画像Fについても同様であり、その図示は省略している。
また、被写体画像Sの数を一つとしているが、一例であってこれに限られるものではなく、処理対象のフレーム画像F内から複数の被写体画像S、…が検出された場合には、全ての被写体画像Sの画像データが記憶される。
統合結果情報L2は、例えば、図4(b)に示すように、画像処理部5の代表画像生成部5c(後述)により生成された代表画像データDがフレーム毎に対応付けられた情報である。具体的には、統合結果情報L2は、代表画像生成部5cによる代表画像データDの生成順に、各カラムに代表画像データDをリスト形式で記憶している。
例えば、図4(b)に示す統合結果情報L2にあっては、時系列に沿って四番目のカラムに、被写体検出部5bによる処理対象が一番目〜四番目のフレーム画像F1〜F4から検出された被写体画像Sを統合した代表画像データD4、即ち、四番目のフレーム画像F4で初めて検出された被写体画像Sの画像データから生成された代表画像データD4が記憶されている。また、五番目のカラムに、被写体検出部5bによる処理対象がニ番目〜五番目のフレーム画像F2〜F5から検出された被写体画像Sを統合した代表画像データD5、即ち、四番目と五番目のフレーム画像F4、F5で検出された二つの被写体画像Sの画像データから生成された代表画像データD5が記憶されている。また、六番目のカラムには、フレーム数制御部5gによる代表画像データDの生成に用いられるフレーム数の変更後、被写体検出部5bによる処理対象が五番目と六番目のフレーム画像F5、F6から検出された被写体画像Sを統合した代表画像データDが記憶されている。七番目以降のカラムについても同様であり、その図示は省略している。
即ち、画像取得部5aは、画像データ生成部3により表示フレームレートに応じた所定のタイミングで生成されたフレーム画像F(例えば、フレーム画像F1〜F7等)のライブビュー表示用の画像データをメモリ4から逐次取得する。
ここで、画像取得部5aは、フレーム画像Fを逐次取得する取得手段を構成している。
即ち、被写体検出部5bは、画像取得部5aにより逐次取得された各フレーム画像Fのライブビュー表示用の画像データの各々に対して、例えば、顔検出処理、エッジ検出処理、特徴抽出処理等の各種画像処理を施して、所定の被写体が含まれる被写体画像Sを検出する(図4(a)参照)。具体的には、被写体検出部5bは、例えば、画像取得部5aにより所定のタイミングで取得された一のフレーム画像Fのライブビュー表示用の画像データから、特定の被写体画像Sの候補領域として、所定サイズ(例えば、24×24画素)の検出候補領域を複数生成する。そして、被写体検出部5bは、例えば、各検出候補領域の画像データと所定の基準画像の画像データとの類似度をadaboost(アダブースト)出力計算を用いて算出し、算出された類似度が所定の閾値以上である検出候補領域の画像データを被写体画像Sの画像データとして検出する。
このとき、被写体検出部5bは、代表画像データDを用いて被写体の検出を行う。即ち、被写体検出部5bは、代表画像生成部5cにより生成された代表画像データDを基準として、処理対象のフレーム画像Fよりも前のフレーム画像Fから検出された被写体画像Sの位置やサイズ等を考慮して被写体画像Sの検出を行う。
そして、被写体検出部5bは、検出した被写体画像Sの画像データをメモリ4に転送して、第1結果格納部4aに検出結果情報L1として格納させる。
また、所定の基準画像の画像データは、例えば、画像処理部5の一時記憶手段(図示略)に記憶された情報であり、検出候補領域について被写体画像Sであるか否かを判定するための各種の識別用情報である。識別用情報としては、例えば、「ヒトの顔」や「動物」などの形状を基準とするものや、明度や彩度が高く鮮やかな(派手な)色合いであるか否かや肌色であるか否かなどの色調を基準とするものや、画角全体の画像に対する割合(例えば、半分以上であるか)などの大きさを基準とするもの等が挙げられる。
また、顔検出処理やエッジ検出処理や特徴抽出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
このように、被写体検出部5bは、画像取得部5aにより逐次取得されたフレーム画像Fから被写体画像Sをそれぞれ検出する検出手段を構成している。
即ち、代表画像生成部5cは、所定数のフレーム画像Fから検出された所定フレーム数の被写体画像Sの画像データを統合して、当該画像データを代表する代表画像データDを生成する。具体的には、代表画像生成部5cは、フレーム数制御部5gにより決定されたフレーム数に従って、最も新しいフレーム画像F(被写体検出部5bによる被写体検出の処理対象のフレーム画像F)を含む当該フレーム数分のフレーム画像Fの各々から被写体検出部5bにより検出された所定フレーム数の被写体画像Sの画像データを所定の統合方法に従って統合する。
ここで、被写体画像Sの画像データの統合方法としては、例えば、各フレーム毎に被写体検出部5bにより検出された検出候補領域(被写体画像S)の画像データに基づいて所定の演算を行って、各フレーム内の被写体画像Sの位置やサイズを規定する統合データCを生成し、当該統合データCを所定フレーム数分(例えば、4フレームや2フレーム等)まとめることで代表画像データD(例えば、代表画像データD4〜D6等)を生成する方法が挙げられる。なお、当該方法は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
そして、代表画像生成部5cは、生成した代表画像データDをメモリ4に転送して、第2結果格納部4bに統合結果情報L2として格納させる。
ここで、代表画像生成部5cは、被写体検出部5bにより夫々検出された被写体画像Sの中から、所定フレーム数の被写体画像Sの画像データをまとめることにより、所定フレーム数の被写体画像Sを代表する代表画像データDを生成する生成手段を構成している。
即ち、類似画像特定部5dは、代表画像生成部5cによる各代表画像データDの生成に用いられた所定フレーム数の被写体画像Sの画像データの中で、処理対象となる一の被写体画像S(最も新しいフレーム画像Fから検出された被写体画像S)の画像データと類似する類似画像Rの画像データを所定の特定方法に従って特定する。具体的には、類似画像特定部5dは、各代表画像データDの生成に用いられた処理対象の被写体画像Sの画像データを含む所定フレーム数の被写体画像Sの画像データの中で、当該処理対象の被写体画像Sの画像データに係るフレーム画像F(例えば、フレーム画像Fn+1;図5(b)参照)よりも所定フレーム(例えば、一フレーム等)前に生成された他のフレーム画像F(例えば、フレーム画像Fn;図5(a)参照)から検出された他の被写体画像Sの画像データに対応する統合データCを類似画像Rの画像データとして検索する。例えば、類似画像特定部5dは、メモリ4の第2結果格納部4bに格納されている統合結果情報L2を参照して、他のフレーム画像F(例えば、フレーム画像Fn等)から検出された他の被写体画像Sの画像データに対応する統合データCの中で、処理対象の被写体画像Sの統合データCと類似する類似画像Rの画像データを特定する。
ここで、類似画像Rの画像データの特定方法としては、例えば、処理対象の被写体画像Sの統合データCをテンプレートとするテンプレートマッチングや、当該処理対象の被写体画像Sの統合データCと重複する面積が最も大きい被写体画像Sの統合データCを特定する方法や、当該処理対象の被写体画像Sの統合データCの所定位置から最も近距離にある被写体画像Sの統合データCを特定する方法や、当該処理対象の被写体画像Sの統合データCのサイズと最も近いサイズの被写体画像Sの統合データCを特定する方法等が挙げられる。
なお、類似画像Rの画像データを、例えば、処理対象の被写体画像Sの画像データに係るフレーム画像F(例えば、フレーム画像Fn+1等)よりも一フレーム前に生成された他のフレーム画像Fnから検出された他の被写体画像Sの画像データの中から特定するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、当該処理対象の被写体画像Sの画像データを含む所定フレーム数の被写体画像Sの画像データの中から特定すれば良い。
即ち、変化度合算出部5eは、代表画像生成部5cによる各代表画像データDの生成に用いられた処理対象の被写体画像Sの画像データの当該代表画像データDに対する変化の度合いを算出する。具体的には、変化度合算出部5eは、処理対象の被写体画像Sの画像データの類似画像特定部5dにより特定された類似画像Rの画像データに対する変化の度合いを算出する。
例えば、変化度合算出部5eは、処理対象の被写体画像Sの画像データに対応する統合データCと、類似画像Rの画像データとして特定された被写体画像Sの統合データCとを比較して、処理対象の被写体画像Sの統合データCにより規定される被写体画像Sの位置やサイズ等の類似画像Rの画像データに対する変化の度合い(ブレ度合い)を所定の演算式に従って算出する。ここで、変化度合算出部5eによる変化の度合いの算出は、統合結果情報L2の処理対象である各代表画像データDに規定されている複数の被写体画像Sの各々に対して行われる。そして、変化度合算出部5eは、複数の被写体画像Sに各々に対して算出された変化の度合いの中で、最も大きい値を当該処理対象の代表画像データDにおける変化の度合いとして特定する。
ここで、変化度合算出部5eは、代表画像生成部5cにより代表画像データDの生成に用いられた一の被写体画像Sのデータの当該代表画像データDに対する変化の度合いを算出する算出手段を構成している。
即ち、判定部5fは、変化度合算出部5eにより算出された処理対象である代表画像データDにおける一の被写体画像Sの画像データの当該代表画像データDに対する変化の度合いが所定の閾値以上であるか否かを判定する。具体的には、判定部5fは、処理対象の被写体画像Sの画像データの類似画像特定部5dにより特定された類似画像Rの画像データに対する変化の度合いが所定の閾値以上であるか否かを判定する。
ここで、判定部5fは、変化度合算出部5eにより算出された変化の度合いが所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段を構成している。
即ち、フレーム数制御部5gは、変化度合算出部5eにより算出された処理対象の被写体画像Sの画像データの当該代表画像データDに対する変化の度合いに基づいて、代表画像生成部5cによる代表画像データDの生成に用いられる被写体画像Sの画像データのフレーム数を制御する。つまり、フレーム数制御部5gは、処理対象の代表画像データDよりも後に代表画像生成部5cにより生成される代表画像データDの生成に用いられる被写体画像Sの画像データのフレーム数を制御する。具体的には、フレーム数制御部5gは、判定部5fにより処理対象の被写体画像Sの画像データの代表画像データDに対する変化の度合いが所定の閾値以上であると判定された場合に、当該代表画像データDよりも後に代表画像生成部5cにより生成される代表画像データDの生成に用いられる被写体画像Sの画像データのフレーム数を所定の基準フレーム数(例えば、4フレーム等)から減少させるように制御する。例えば、フレーム数制御部5gは、処理対象の代表画像データD(例えば、代表画像データD5等)よりも後の代表画像データD(例えば、代表画像データD6等)の生成にて、統合される被写体画像Sの画像データのフレーム数を所定の基準フレーム数(例えば、4フレーム等)から減少させたフレーム数(例えば、2フレーム等)とする。
このように、フレーム数制御部5gは、変化度合算出部5eにより算出された変化の度合いに基づいて、代表画像生成部5cによる代表画像データDの生成に用いられる被写体画像Sのデータのフレーム数を制御する制御手段を構成している。
即ち、識別情報設定部6は、被写体検出部5bにより検出された被写体画像Sを識別表示するための識別情報を設定する。具体的には、識別情報設定部6は、被写体検出部5bにより代表画像データDを基準として検出された被写体画像Sを識別表示する識別情報として、当該被写体画像Sの画像領域の縁部に重畳して表示部9に表示される検出枠W(図5(c)参照)を設定する。
なお、被写体画像Sの識別情報として、被写体画像Sの画像領域の縁部に重畳して表示される検出枠Wを例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、所定の識別標識など当該被写体画像Sを識別表示するものであれば適宜任意に変更可能である。
ここで、識別情報設定部6は、代表画像生成部5cにより生成された代表画像データDに対応する被写体画像Sを識別表示するための識別情報を設定する設定手段を構成している。
即ち、記録媒体制御部7は、画像処理部5の符号化部(図示略)により所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式等)で符号化された記録用の画像データを記録媒体Mに記録させる。
なお、記録媒体Mは、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
具体的には、表示制御部8は、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部11の制御下にてメモリ4から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部9に出力する。
図2及び図3は、被写体検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図4は、検出結果情報L1及び統合結果情報L2の一例を模式的に示す図である。また、図5は、被写体検出処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。
なお、以下に説明する被写体検出処理は、ユーザによる操作入力部10の所定操作に基づいて被写体検出モードが設定されている場合に、中央制御部11の制御下にて実行される処理である。また、以下の説明にあっては、フレーム画像F(例えば、フレーム画像Fn、フレーム画像Fn+1等)内に顔画像(被写体画像)が含まれているフレーム画像Fを用いるものとする。
次に、中央制御部11は、メモリ4の第1結果格納部4a及び第2結果格納部4bに格納されている各種の情報、即ち、以前の被写体検出処理にて格納されている検出結果情報L1や統合結果情報L2等をクリアして初期化する(ステップS2)。
次に、画像処理部5の画像取得部5aは、表示部9による表示フレームレートに応じた所定のタイミングで、処理対象となる一のフレーム画像Fのライブビュー表示用の画像データをメモリ4から取得する(ステップS4)。
具体的には、被写体検出部5bは、例えば、処理対象の一のフレーム画像Fのライブビュー表示用の画像データから、特定の被写体画像Sの候補領域として、所定サイズ(例えば、24×24画素)の検出候補領域を複数生成する。そして、被写体検出部5bは、例えば、各検出候補領域の画像データと所定の基準画像の画像データとの類似度をadaboost(アダブースト)出力計算を用いて算出し、算出された類似度が所定の閾値以上である検出候補領域の画像データを被写体画像Sの画像データとして検出する。
そして、被写体検出部5bは、検出した被写体画像Sの画像データをメモリ4に転送して、第1結果格納部4aに検出結果情報L1として格納させる。
ここで、所定フレーム数分のフレーム画像Fに対して被写体画像Sの検出を行っていないと判定されると(ステップS6;NO)、中央制御部11は、処理をステップS4に移行して、画像取得部5aは、処理対象となる次のフレーム画像Fのライブビュー表示用の画像データをメモリ4から取得する(ステップS4)。その後、中央制御部11は、ステップS5以降の各処理を上記と同様にして実行する。
具体的には、代表画像生成部5cは、基準フレーム数分のフレーム画像F(例えば、フレーム画像F1〜F4等)の各々から被写体検出部5bにより検出された所定フレーム数の被写体画像S(検出候補領域)の画像データに基づいて、各フレーム毎に所定の演算を行って各フレーム内の被写体画像Sの位置やサイズを規定する統合データCを生成し、当該統合データCを所定フレーム数分(例えば、4フレーム等)まとめることで代表画像データD(例えば、代表画像データD4等)を生成する。
その後、識別情報設定部6は、被写体検出部5bにより検出された被写体画像Sの画像領域の縁部に重畳表示される検出枠Wを設定して、当該検出枠Wの表示制御に係る指示信号を表示制御部8に出力する。
具体的には、類似画像特定部5dは、メモリ4の第2結果格納部4bに格納されている統合結果情報L2を参照して、処理対象の被写体画像Sの画像データに係るフレーム画像F(例えば、フレーム画像Fn+1)よりも所定フレーム(例えば、一フレーム等)前に生成された他のフレーム画像F(例えば、フレーム画像Fn)から検出された他の被写体画像Sの画像データに対応する統合データCの中で、処理対象の被写体画像Sの統合データCと類似する類似画像Rの画像データを検索する。
次に、類似画像特定部5dは、類似画像Rの画像データの検索結果に基づいて、当該類似画像Rの画像データが特定されたか否かを判定する(ステップS9)。
一方、ステップS9にて、類似画像Rの画像データが特定されていないと判定されると(ステップS9;NO)、中央制御部11は、処理をステップS4に移行して、それ以降の各処理を上記と同様にして実行する。
ここで、変化の度合いが所定の閾値以上であると判定されると(ステップS11;YES)、フレーム数制御部5gは、処理対象の代表画像データDよりも後の代表画像データDの生成に用いられる被写体画像Sの画像データのフレーム数を所定の基準フレーム数(例えば、4フレーム等)から減少させるように制御する(ステップS12)。例えば、フレーム数制御部5gは、処理対象の代表画像データD(例えば、代表画像データD5等)よりも後の代表画像データD(例えば、代表画像データD6等)の生成にて、統合される被写体画像Sの画像データのフレーム数を所定の基準フレーム数から減少させたフレーム数(例えば、2フレーム等)とする。
一方、ステップS11にて、変化の度合いが所定の閾値以上でないと判定されると(ステップS11;NO)、中央制御部11は、ステップS12の処理をスキップする。
ここで、被写体検出処理の終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS13;NO)、中央制御部11は、処理をステップS4に移行して、それ以降の各処理を上記と同様にして実行する。
一方、ステップS13にて、被写体検出処理の終了指示が入力されたと判定されると(ステップS13;YES)、中央制御部11は、被写体検出処理を終了する。
そして、撮像装置100は、算出された一の被写体画像Sの画像データの当該代表画像データDに対する変化の度合いに基づいて、代表画像データDの生成に用いられる被写体画像Sの画像データのフレーム数を制御するので、動きのある被写体であっても処理対象の被写体画像Sの画像データの代表画像データDに対する変化の度合いに基づいて、代表画像データDの生成に係る被写体画像Sの画像データのフレーム数を制御することで、被写体画像である確率の高い領域が複数検出されることを防止することができる。具体的には、撮像装置100は、算出された変化の度合いが所定の閾値以上であると判定されると、今後の代表画像データDの生成に用いられる被写体画像Sの画像データのフレーム数を所定の基準フレーム数から減少させるので、代表画像データDの生成に係る被写体画像Sの画像データの検出対象のフレーム画像Fとして、最も新しいフレーム画像Fに対してより古い所定数のフレーム画像Fを除外して、より新しい所定数のフレーム画像Fのみ(最も新しいフレームF近傍の所定数のフレーム画像F)から検出された被写体画像Sの画像データを用いて代表画像データDを生成することができる。
つまり、動きのある被写体の場合、最も新しいフレーム画像Fから検出された被写体画像Sの位置やサイズと、所定フレーム前のフレーム画像Fから検出された被写体画像Sの位置やサイズが大きく変化してしまう場合があり、このような場合に、代表画像データDの生成に係る被写体画像Sの画像データのフレーム数を制御することで、所定フレーム前のフレーム画像Fから検出された被写体画像Sの画像データに基づいて被写体画像である確率の高い領域が検出されることを防止することができる。
従って、動きのある被写体であってもフレーム画像Fから被写体画像Sを精度良く検出することができる。
例えば、被写体検出処理(図2参照)にて、フレーム画像F内の特定の被写体画像Sとして人の顔画像を検出するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、特定の被写体画像Sは適宜任意に変更可能である。
加えて、当該撮像装置100の動きを検出する検出手段(例えば、加速度センサ等)を具備し、上記の変化の度合いの算出の際に、検出手段により検出された当該撮像装置100の動きを基準として変化の度合いを算出しても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、取得処理ルーチン、検出処理ルーチン、生成処理ルーチン、算出処理ルーチン、制御処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部11のCPUを、フレーム画像Fを逐次取得する取得手段として機能させるようにしても良い。また、検出処理ルーチンにより中央制御部11のCPUを、取得手段により逐次取得されたフレーム画像から被写体画像Sを夫々検出する検出手段として機能させるようにしても良い。また、生成処理ルーチンにより中央制御部11のCPUを、検出手段により夫々検出された被写体画像Sの中から、所定フレーム数の被写体画像Sのデータをまとめることにより、所定フレーム数の被写体画像Sを代表する代表画像データを生成する生成手段として機能させるようにしても良い。また、算出処理ルーチンにより中央制御部11のCPUを、生成手段により代表画像データDの生成に用いられた一の被写体画像Sのデータの当該代表画像データDに対する変化の度合いを算出する算出手段として機能させるようにしても良い。また、制御処理ルーチンにより中央制御部11のCPUを、算出手段により算出された変化の度合いに基づいて、生成手段による代表画像データDの生成に用いられる被写体画像Sのデータのフレーム数を制御する制御手段として機能させるようにしても良い。
4 メモリ
4a 検出結果格納部
4b 統合結果格納部
5 画像処理部
5a 画像取得部
5b 被写体検出部
5c 代表画像生成部
5d 類似画像特定部
5e 変化度合算出部
5f 判定部
5g フレーム数制御部
6 識別情報設定部
11 中央制御部
Claims (9)
- フレーム画像を逐次取得する取得手段と、
前記取得手段により逐次取得された複数のフレーム画像に対し複数種の識別情報の各々を照合することで、複数の被写体画像を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された複数の被写体画像の中から、前記複数種の識別情報による照合対象の複数のフレーム数の前記被写体画像の位置、及び/又は、サイズの情報を統合する統合手段と、
前記統合手段による統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報と当該統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報とは異なる時点で前記統合手段により統合された位置、及び/又は、サイズの情報との間の変化の度合いを算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記変化の度合いに基づいて、前記統合手段による統合対象の前記複数のフレーム数を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする被写体検出装置。 - 前記算出手段により算出された前記変化の度合いが所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段を更に備え、
前記制御手段は、更に、
前記判定手段により前記変化の度合いが所定の閾値以上であると判定された場合に、前記統合手段による統合対象の前記複数のフレーム数を減少させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の被写体検出装置。 - 前記統合手段は、前記所定フレーム数毎に被写体画像のデータを統合し、
前記算出手段は、前記統合手段により前記複数のフレーム数毎の統合結果どうしにおける被写体画像の変化度合いを逐次算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の被写体検出装置。 - 前記取得手段により逐次取得されたフレーム画像に対応するライブビュー画像を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
前記第1の表示制御手段により前記表示手段に表示されたライブビュー画像における前記統合手段による統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報に対応する位置に前記被写体の識別情報を表示させる第2の表示制御手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の被写体検出装置。 - 前記被写体画像を識別表示するための前記識別情報を設定する設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の被写体検出装置。
- 前記設定手段は、前記識別情報として、前記被写体画像に重畳して表示される所定の検出枠を設定することを特徴とする請求項5に記載の被写体検出装置。
- 前記フレーム画像は、撮像画像から生成された画像であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の被写体検出装置。
- 被写体検出装置を用いた被写体検出方法であって、
フレーム画像を逐次取得するステップと、
逐次取得された複数のフレーム画像に対し複数種の識別情報の各々を照合することで、複数の被写体画像を検出するステップと、
検出された複数の被写体画像の中から、前記複数種の識別情報による照合対象の複数のフレーム数の前記被写体画像の位置、及び/又は、サイズの情報を統合する統合ステップと、
統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報と当該統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報とは異なる時点で統合された位置、及び/又は、サイズの情報との間の変化の度合いを算出するステップと、
算出された前記変化の度合いに基づいて、前記統合ステップによる統合対象の前記複数のフレーム数を制御するステップと、
を含むことを特徴とする被写体検出方法。 - コンピュータを、
フレーム画像を逐次取得する取得手段、
前記取得手段により逐次取得された複数のフレーム画像に対し複数種の識別情報の各々を照合することで、複数の被写体画像を検出する検出手段、
前記検出手段により検出された複数の被写体画像の中から、前記複数種の識別情報による照合対象の複数のフレーム数の前記被写体画像の位置、及び/又は、サイズの情報を統合する統合手段、
前記統合手段による統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報と当該統合結果の位置、及び/又は、サイズの情報とは異なる時点で前記統合手段により統合された位置、及び/又は、サイズの情報との間の変化の度合いを算出する算出手段、
前記算出手段により算出された前記変化の度合いに基づいて、前記統合手段による統合対象の前記複数のフレーム数を制御する制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010261950A JP5740934B2 (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 被写体検出装置、被写体検出方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010261950A JP5740934B2 (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 被写体検出装置、被写体検出方法及びプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012114678A JP2012114678A (ja) | 2012-06-14 |
JP2012114678A5 JP2012114678A5 (ja) | 2014-01-09 |
JP5740934B2 true JP5740934B2 (ja) | 2015-07-01 |
Family
ID=46498402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010261950A Expired - Fee Related JP5740934B2 (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 被写体検出装置、被写体検出方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5740934B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019021729A1 (ja) | 2017-07-25 | 2019-01-31 | 富士フイルム株式会社 | 損傷図作成方法、損傷図作成装置、損傷図作成システム、及び記録媒体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5055018B2 (ja) * | 2006-06-14 | 2012-10-24 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、撮像装置、及び画像処理装置の制御方法 |
JP4915655B2 (ja) * | 2006-10-27 | 2012-04-11 | パナソニック株式会社 | 自動追尾装置 |
JP5106271B2 (ja) * | 2008-06-27 | 2012-12-26 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム |
-
2010
- 2010-11-25 JP JP2010261950A patent/JP5740934B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012114678A (ja) | 2012-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5939705B2 (ja) | 被写体判定装置、被写体判定方法及びプログラム | |
JP4748244B2 (ja) | 画像選択装置、画像選択方法及びプログラム | |
US20100238325A1 (en) | Image processor and recording medium | |
US8989504B2 (en) | Image processing device that renews identification information of specific subject | |
US20100225785A1 (en) | Image processor and recording medium | |
JP4947136B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
US8441554B2 (en) | Image capturing apparatus capable of extracting subject region from captured image | |
JP6652039B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法及びプログラム | |
US8582813B2 (en) | Object detection device which detects object based on similarities in different frame images, and object detection method and computer-readable medium recording program | |
US20100188520A1 (en) | Imaging device and storage medium storing program | |
US20100246968A1 (en) | Image capturing apparatus, image processing method and recording medium | |
JP4868046B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP4894708B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPWO2012093663A1 (ja) | 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム | |
JP4632417B2 (ja) | 撮像装置、及びその制御方法 | |
JP5740934B2 (ja) | 被写体検出装置、被写体検出方法及びプログラム | |
JP5807695B2 (ja) | 被写体検出装置、被写体検出方法及びプログラム | |
JP5131399B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2009098850A (ja) | 演算装置及びそのプログラム | |
JP2012060292A (ja) | 画像処理装置、画像選択方法、及び、プログラム | |
JP5644180B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法及びプログラム | |
JP2008262305A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP5732773B2 (ja) | 画像識別装置、画像識別方法及びプログラム | |
JP6668646B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2012009980A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131119 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140729 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150331 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150413 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5740934 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |