JP5732026B2 - ゴム材料の加硫度予測方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴム材料の加硫度を精度よく予測することができる加硫度予測方法に関する。
タイヤ等のゴム製品を製造する場合には、加硫温度や加硫時間を決定するために、ゴム材料の加硫度を予測することが重要である。例えば、下記非特許文献1では、加硫中のゴム材料の加硫度と加硫時間との関係を示す加硫硬化曲線に、例えば、下記式(3)を積分して近似させることにより、加硫度Xを予測することが提案されている。

ここで、
X:加硫度
t:加硫時間
、K、m、n:定数
W.J.TOTH J.P.CHANG and C.ZANICHELLI 著、「Finite element evaluation of the state of cure in a tire」、Tire Science and Technology: October 1991, Vol. 19, No. 4, pp. 178-212.
上記非特許文献1の予測式は、上記式(3)の積分を可能にするために、例えば、定数m及び定数Kに予め定められた実数が代入されて得られている。このため、上記非特許文献1の予測式は、定数Kのみを同定したものであり、加硫硬化曲線に十分に近似できるものではない。このため、上記非特許文献1の予測式では、ゴム材料の加硫度を精度よく予測することができないという問題があった。
また、上記式(3)を加硫硬化曲線に近似させるために、定数m、定数n、定数K及び定数Kを同定することも考えられる。しかしながら、このような方法では、計算が複雑になりやすく、また、同定できる保証もない。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ゴム材料の加硫度を精度よく予測することができる加硫度予測方法を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ゴム材料の加硫度を予測するための方法であって、加硫中の前記ゴム材料のせん断抵抗トルクを測定して、前記ゴム材料の加硫度と加硫時間との関係を示す実測加硫硬化曲線を求める測定工程、並びに、前記実測加硫硬化曲線と、下記式(1)で求められる予測加硫硬化曲線との誤差が最小となるように、定数K、定数K及び定数mを同定する同定工程を含み、前記同定工程は、下記式(1)の前記定数Kに複数の実数を代入して、前記実測加硫硬化曲線に近似させることにより、前記実数ごとに、前記定数K、前記定数K及び前記定数mを求める定数計算工程、並びに、前記実数ごとに求められた前記定数K、前記定数K及び前記定数mを下記式(1)に代入して求められる複数の前記予測加硫硬化曲線のうち、前記実測加硫硬化曲線との誤差が最も小さい前記予測加硫硬化曲線を求める曲線特定工程を含むことを特徴とする。

ここで、
X:加硫度
t:加硫時間
、K、m:定数
また、請求項2記載の発明は、前記複数の実数は、0より大かつ1未満である請求項1に記載のゴム材料の加硫度予測方法である。
また、請求項3記載の発明は、前記測定工程は、複数の加硫温度ごとに、前記実測加硫硬化曲線を求め、前記曲線特定工程は、前記各加硫温度において、前記実測加硫硬化曲線との誤差が最も小さい前記予測加硫硬化曲線を求める請求項1又は2に記載のゴム材料の加硫度予測方法である。
また、請求項4記載の発明は、前記同定工程は、前記曲線特定工程において、前記加硫温度ごとに求められた前記予測加硫硬化曲線の前記定数Kを直線近似して、前記定数Kと前記加硫温度との関係を示す近似式を求める工程、前記曲線特定工程において、前記加硫温度ごとに求められた前記予測加硫硬化曲線の前記定数Kを直線近似して、前記定数Kと前記加硫温度との関係を示す近似式を求める工程、及び、前記曲線特定工程において、前記加硫温度ごとに求められた前記予測加硫硬化曲線の前記定数mを直線近似して、前記定数mと前記加硫温度との関係を示す近似式を求める工程をさらに含む請求項3に記載のゴム材料の加硫度予測方法である。
また、請求項5記載の発明は、前記ゴム材料が加硫される際に設定される加硫温度及び加硫時間に基づいて、前記ゴム材料の加硫度Xを予測する予測工程をさらに含み、前記予測工程は、前記定数Kの近似式、前記定数Kの近似式及び前記定数mの各近似式に、前記加硫時間tに設定される前記加硫温度を代入して、前記加硫時間の前記定数K、前記定数K及び前記定数mを求める工程、前記加硫時間tの前記定数K、前記定数K及び前記定数mを上記式(1)に代入して、前記加硫時間tの加硫度の勾配(dX/dt)を求める工程、並びに、前記加硫時間tの加硫度の勾配(dX/dt)を下記式(2)に代入して、前記加硫時間tの前記ゴム材料の加硫度X(t)を計算する工程を含む請求項4に記載のゴム材料の加硫度予測方法である。
本発明のゴム材料の加硫度予測方法は、加硫中のゴム材料のせん断抵抗トルクを測定して、ゴム材料の加硫度と加硫時間との関係を示す実測加硫硬化曲線を求める測定工程、並びに、実測加硫硬化曲線と、下記式(1)で求められる予測加硫硬化曲線との誤差が最小となるように、定数K、定数K及び定数mを同定する同定工程を含む。

ここで、
X:加硫度
t:加硫時間
、K、m:定数
同定工程は、上記式(1)の定数Kに複数の実数を代入して、実測加硫硬化曲線に近似させることにより、実数ごとに、定数K、定数K及び定数mを求める定数計算工程が含まれる。これにより、定数計算工程では、上記式(1)を線形一次式に変形して、実測加硫硬化曲線に直線近似させることができる。このため、同定工程では、計算を複雑にすることなく、上記式(1)を実測加硫硬化曲線に確実に近似させることができるため、複数の実数ごとに、定数K、定数K及び定数mを容易に求めることができる。
さらに、同定工程では、実数ごとに求められた定数K、定数K及び定数mを上記式(1)に代入して求められる複数の予測加硫硬化曲線のうち、実測加硫硬化曲線との誤差が最も小さい予測加硫硬化曲線を求める曲線特定工程が含まれる。これにより、本発明のゴム材料の加硫度予測方法では、実測加硫硬化曲線に最も近似する予測加硫硬化曲線を容易に求めることができる。このような予測加硫硬化曲線は、ゴム材料の加硫度を精度よく予測するのに役立つ。
本実施形態のゴム材料の加硫度予測方法の一例を示すフローチャートである。 加硫温度150℃の実測加硫硬化曲線及び予測加硫硬化曲線を示すグラフである。 加硫温度160℃の実測加硫硬化曲線及び予測加硫硬化曲線を示すグラフである。 加硫温度170℃の実測加硫硬化曲線及び予測加硫硬化曲線を示すグラフである。 加硫温度180℃の実測加硫硬化曲線及び予測加硫硬化曲線を示すグラフである。 本実施形態の同定工程の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の定数計算工程の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の曲線特定工程の一例を示すフローチャートである。 (a)は、定数Kと加硫温度との関係を示すグラフ、(b)は、定数Kと加硫温度との関係を示すグラフ、(c)は、定数mと加硫温度との関係を示すグラフである。 ゴム材料を加硫する際に設定される加硫温度と加硫時間との関係を示すグラフである。 本実施形態の予測工程の一例を示すフローチャートである。 予測工程で求められた予測加硫硬化曲線を示すグラフである。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
本発明のゴム材料の加硫度予測方法(以下、単に「加硫度予測方法」ということがある)は、例えば、タイヤ等のゴム製品を構成するゴム材料の加硫度を予測するための方法である。図1には、本実施形態の加硫度予測方法の具体的な処理手順が示される。
本実施形態の加硫度予測方法では、先ず、加硫中のゴム材料のせん断抵抗トルクを測定して、ゴム材料の加硫度Xと加硫時間tとの関係を示す加硫硬化曲線(以下、単に「実測加硫硬化曲線」)を求める(測定工程S1)。本実施形態の測定工程S1では、加硫特性を評価するための一般的なキュラスト測定が行われる。この測定工程S1では、図2〜図5に示されるように、複数の加硫温度s(例えば、150℃、160℃、170℃及び180℃)ごとに、実測加硫硬化曲線2が求められている。なお、加硫温度については、適宜設定することができる。
測定工程S1では、先ず、各加硫温度において、下記の条件に従って、加硫中のゴム材料のせん断抵抗トルク(以下、単に「トルク」ということがある。)Tを測定する。そして、測定されたトルクTから、下記式(4)に基づいて、ゴム材料の加硫度Xが求められる。この加硫度Xは、トルクTの最小値を0とし、かつ、トルクTの最大値(ピーク値)を1としたときの加硫の進捗の割合を示すものである。なお、トルクTの最小値及び最大値は、トルクの測定値をグラフにプロットすることにより、容易に求めることができる。また、ゴム材料のトルクの測定には、例えば、JIS K 6300に準じて、振動式加硫試験機(キュラストメーター:JSRトレーディング(株)社製のキュラストメーター7)が用いられる。なお、ゴム材料のトルクの測定条件としては、上記した加硫温度を除き、次のとおりである。
振幅角:±1度
ねじり振動数:100回/分

ここで、
max:ゴム材料の加硫終了後のトルク
min:ゴム材料の加硫前のトルク
次に、測定工程S1では、図2〜5に示されるように、各加硫温度において、加硫時間tごとにゴム材料の加硫度Xがプロットされる。そして、これらのプロットされた点(図示省略)が滑らかに結ばれることにより、各加硫温度sの実測加硫硬化曲線2を求めることができる。
次に、実測加硫硬化曲線2と、下記式(1)で求められる予測加硫硬化曲線3との誤差が最小となるように、定数K、定数K及び定数mを同定する(同定工程S2)。下記式(1)は、上記非特許文献1において、ゴム材料の加硫度を予測する際に用いられる上記式(3)に、定数n=1を代入した後に、自然対数をとって変形したものである。

ここで、
X:加硫度
t:加硫時間
、K、m:定数
図6には、本実施形態の同定工程S2の具体的な処理手順が示される。
本実施形態の同定工程S2では、先ず、上記式(1)の定数Kに複数の実数を代入して、実数ごとに、定数K、定数K及び定数mを求める(定数計算工程S21)。
本実施形態の定数計算工程S21では、実測加硫硬化曲線2が求められた各加硫温度(例えば、150℃、160℃、170℃及び180℃)において、実数ごとに、定数K、定数K及び定数mを求める。また、実数は、予め定められた下限値及び上限値の範囲内で選択される。図7には、本実施形態の定数計算工程S21の具体的な処理手順が示される。
定数計算工程S21では、先ず、上記式(1)の定数Kに、実数の下限値を代入する(工程S211)。上記式(1)は、定数Kに実数が代入されることにより、傾きを定数mとし、かつ、切片を定数Kとする線形一次式に変形することができる。なお、本実施形態の実数の下限値としては、1×10−10が代入されている。
次に、工程S211において上記式(1)を変形した線形一次式を、上記加硫温度のいずれかの加硫温度(例えば、150℃)の実測加硫硬化曲線2に近似させる(工程S212)。図2に示されるように、本実施形態では、最小二乗法に基づいて、上記式(1)を変形した線形一次式4を、実測加硫硬化曲線2に直線近似させている。これにより、本実施形態では、計算を複雑にすることなく、上記式(1)を実測加硫硬化曲線2に確実に近似させることができる。
次に、実測加硫硬化曲線2に近似した線形一次式4から定数K、定数K及び定数mを求める(工程S213)。この工程S213では、工程S212で求められた線形一次式4の傾き及び切片から、定数K及び定数mを求めている。これにより、工程S213では、工程S211で代入された実数に対応する定数K、定数K及び定数mを容易に求めることができる。
次に、定数Kが上限値以上であるかが判断される(工程S214)。この工程S214では、定数Kが上限値以上であると判断された場合、次の工程S216が行われる。一方、定数Kが上限値未満であると判断された場合は、定数Kに所定の増分率Lを乗じた実数を、定数K1に代入して(工程S215)、上記各工程S212〜S214が再度実施される。これにより、定数計算工程S21では、各加硫温度において、下限値から上限値までの実数ごとに、定数K、定数K及び定数mを求めることができる。なお、各図2には、線形一次式4を実測加硫硬化曲線2に近似させた一つの結果のみを表示しているが、定数Kに代入される実数ごとに、線形一次式4の近似結果が異なるのはいうまでもない。
なお、本実施形態の増分率Lとしては、1.1が設定されている。また、上限値としては、1が設定されている。これにより、本実施形態では、定数Kに代入される複数の実数が、0より大かつ1未満に限定される。
このように、定数Kに代入される実数が上記範囲に限定されるのは、発明者らが行った種々の実験の結果、上記範囲の実数が定数Kに代入されることにより、上記式(1)を変形した線形一次式4を、実測加硫硬化曲線2に精度よく近似できることを解明したことに基づいている。なお、定数Kに代入される実数が1以上であっても、近似精度の向上はなく、計算コストだけが増大する。
次に、全ての加硫温度(例えば、150℃、160℃、170℃及び180℃)において、実数ごとに定数K、定数K及び定数mが求められたかを判断する(工程S216)。この工程S216では、全ての加硫温度において、実数ごとに定数K、定数K及び定数mが求められたと判断された場合、次の曲線特定工程S22が行われる。一方、未計算の加硫温度が存在すると判断された場合は、未計算の加硫温度の実測加硫硬化曲線2に基づいて、上記各工程S211〜S216が実施される。これにより、定数計算工程S21では、図2〜図5に示されるように、全ての加硫温度において、線形一次式4を、実測加硫硬化曲線2に直線近似させることができ、実数ごとに定数K、定数K及び定数mを確実に求めることができる。
次に、実数ごとに求められた定数K、定数K及び定数mを上記式(1)に代入して求められる複数の予測加硫硬化曲線3のうち、実測加硫硬化曲線2との誤差が最も小さい予測加硫硬化曲線3(以下、単に「最近似曲線3s」ということがある)を求める(曲線特定工程S22)。本実施形態の曲線特定工程S22では、各加硫温度(例えば、150℃、160℃、170℃及び180℃)において、最近似曲線3sを求めている。図8には、本実施形態の曲線特定工程S22の具体的な処理手順が示される。
本実施形態の曲線特定工程S22では、先ず、上記加硫温度のいずれか(例えば、150℃)において、実数ごとに予測加硫硬化曲線3を求める(工程S221)。この工程S221では、実数ごとに求められた定数K、定数K及び定数mを上記式(1)に代入する。これにより、図2に示されるように、実数ごとに予測加硫硬化曲線3を求めることができる。なお、各図面には、全ての実数の予測加硫硬化曲線3のうち、3つの実数の予測加硫硬化曲線3に限定して表示している。
次に、実数ごとに求められた複数の予測加硫硬化曲線3のうち、実測加硫硬化曲線2との誤差が最も小さい予測加硫硬化曲線3(最近似曲線3s)を特定する(工程S222)。これにより、曲線特定工程S22では、最近似曲線3sを容易に求めることができるため、加硫度の予測精度を高めるのに役立つ。なお、予測加硫硬化曲線3と、実測加硫硬化曲線2との誤差は、例えば、加硫時間tの予測加硫硬化曲線3の加硫度X(t)とし、かつ、加硫時間tの実測加硫硬化曲線2の加硫度X(t)とした場合、実測加硫硬化曲線2の加硫度Xが0のときの加硫時間tから、実測加硫硬化曲線2の加硫度Xが1のときの加硫時間tまでの各差(X(t)−X(t))を、総和することにより求めることができる。
次に、全ての加硫温度(例えば、150℃、160℃、170℃及び180℃)において、予測加硫硬化曲線3(最近似曲線3s)が特定されたかが判断される(工程S223)。この工程S223では、全ての加硫温度において、最近似曲線3sが求められたと判断された場合、次の工程S23が行われる。一方、最近似曲線3sを求めていない加硫温度が存在すると判断された場合は、該加硫温度において、工程S221〜S222が再度実施される。これにより、曲線特定工程S22では、図2〜図5に示されるように、全ての加硫温度において、最近似曲線3sを求めることができる。
次に、曲線特定工程S22において、加硫温度ごと(例えば、150℃、160℃、170℃及び180℃)に求められた予測加硫硬化曲線3(最近似曲線3s)の各定数Kと、加硫温度sとの関係を示す近似式を求める(工程S23)。この工程S23では、図9(a)に示されるように、先ず、加硫温度ごとに求められた最近似曲線3s(図2〜図5に示す)の各定数Kを、定数Kと加硫温度sとの関係を示すグラフにプロットする。次に、プロットされた各定数Kを直線近似する。これにより、工程S23では、定数Kと加硫温度sとの関係を示す近似式K(s)を求めることができる。このような近似式K(s)は、上記の加硫温度(例えば、150℃、160℃、170℃及び180℃)以外の任意の加硫温度sにおいて、定数Kを求めることができる。なお、本実施形態の定数Kの近似式は、例えば、K(s)=−2.17×10−4+1.67×10−6×sである。なお、近似式K(s)は、各温度の予測加硫硬化曲線3(最近似曲線3s)の結果によって変化するのはいうまでもない。
次に、曲線特定工程S22において、加硫温度ごとに求められた最近似曲線3s(図2〜図5に示す)の各定数Kと加硫温度sとの関係を示す近似式を求める(工程S24)。この工程S24では、図9(b)に示されるように、先ず、加硫温度ごとに求められた最近似曲線3sの各定数Kを、定数Kと加硫温度sとの関係を示すグラフにプロットする。次に、プロットされた各定数Kを直線近似する。これにより、工程S24では、定数Kと加硫温度sとの関係を示す近似式K(s)を求めることができる。このような近似式K(s)も、上記の加硫温度以外の任意の加硫温度sにおいて、定数Kを求めることができる。なお、本実施形態の近似式K(s)は、例えば、K(s)=−2.17×10−4+2.24×10−3×sである。なお、近似式K(s)も、各温度の最近似曲線3sの結果によって変化するのはいうまでもない。
次に、曲線特定工程S22において、加硫温度ごとに求められた最近似曲線3s(図2〜図5に示す)の各定数mと加硫温度sとの関係を示す近似式を求める(工程S25)。この工程S25では、図9(c)に示されるように、先ず、加硫温度ごとに特定された各定数mを、定数mと加硫温度sとの関係を示すグラフにプロットする。次に、各定数mを直線近似する。これにより、工程S25では、定数mと加硫温度sとの関係を示す近似式m(s)を求めることができる。このような近似式m(s)も、上記の加硫温度以外の任意の加硫温度sにおいて、定数mを求めることができる。なお、本実施形態の近似式m(s)は、例えば、m(s)=4.14×10−1+3.01×10−3×sである。なお、近似式m(s)も、各温度の最近似曲線3sの結果によって変化するのはいうまでもない。
このように、本実施形態では、定数K、定数K及び定数mの近似式を求めることにより、任意の加硫温度sにおいて、定数K、定数K及び定数mを求めることができる。これにより、任意の加硫温度sの定数K、定数K及び定数mが、上記式(1)に代入されることにより、任意の加硫温度sの予測加硫硬化曲線3(最近似曲線3s)を容易かつ短時間に求めることができる。従って、このような定数K、定数K及び定数mの近似式は、ゴム材料の加硫度を精度よく予測するのに役立つ。なお、各近似式は、上記のような一次式に限定されるわけではなく、例えば、多項式等で近似させてもよい。
図10には、ゴム材料を加硫する際に設定される加硫温度sと加硫時間tとの関係7を示すグラフが示される。本実施形態では、例えば、図10に示される加硫温度s及び加硫時間tに基づいて、加硫時間tごとにゴム材料の加硫度X(t)を予測する(予測工程S3)。図11には、本実施形態の予測工程S3の具体的な処理手順が示される。
本実施形態の予測工程S3では、先ず、加硫時間tの定数K、定数K及び定数mを求める(工程S31)。工程S31では、先ず、加硫時間tに設定される加硫温度s(図10に示す)を、定数Kの近似式K(t)、定数Kの近似式K(t)及び定数mの近似式m(t)にそれぞれ代入する。これにより、工程S31では、加硫時間tの加硫温度sに対応する定数K、定数K及び定数mを求めることができる。なお、予測工程S3の開始時においては、加硫時間tに、図10の加硫開始時間t1が設定される。
次に、加硫時間tの加硫度の勾配(dX/dt)を求める(工程S32)。この工程S32では、工程S31で求められた加硫時間tの定数K、定数K及び定数mを、上記式(1)に代入する。これにより、工程32では、加硫時間tの加硫度の勾配(dX/dt)を求めることができる。
次に、加硫時間tのゴム材料の加硫度X(t)を計算する(工程S33)。この工程S33では、工程S32で求められた加硫時間tの加硫度の勾配(dX/dt)を、下記式(2)に代入する。
上記式(2)は、加硫時間tまでの加硫度X(t)と加硫時間tの勾配(dX/dt)とを乗じた加硫度X(t)の増分値に、加硫時間tまでの加硫度X(t)を積算したものである。これにより、工程S32は、加硫時間t+1のゴム材料の加硫度X(t+1)を計算することができる。
次に、全ての加硫時間tにおいて加硫度X(t)が求められたかが判断される(工程S34)。この工程S34では、全ての加硫時間tにおいて加硫度X(t)が求められた(加硫時間tが図10の加硫終了時間t2以上である)と判断された場合、次の工程S36が行われる。一方、全ての加硫時間tにおいて加硫度X(t)が求められていない(加硫時間tが加硫終了時間t2未満である)と判断された場合は、加硫時間t(単位時間)を一つ進めて(工程S35)、工程S31〜S34が再度実施される。これにより、予測工程S3では、図10に示した加硫開始から終了までにおいて、加硫時間tごとに加硫度X(t)を求めることができる。
次に、加硫時間tごとに求めた加硫度X(t)に基づいて、予測加硫硬化曲線を求める(工程S36)。この工程S36では、図12に示されるように、加硫時間tごとに求めた加硫度X(t)を、加硫度X(t)と加硫時間tとの関係を示すグラフにプロットすることにより、予測加硫硬化曲線5を求めることができる。このような予測加硫硬化曲線5は、任意に決定した加硫温度s及び加硫時間t(図10に示す)に基づいて求められるため、ゴム材料に最適な加硫温度や加硫時間を求めるのに役立つ。
次に、加硫時間tごとに求めた加硫度X(t)が良好か判断される(工程S37)。この工程S37では、加硫時間ごとに求めた加硫度X(t)が良好と判断された場合は、図10に示した加硫温度s及び加硫時間tに基づいてゴム材料を加硫して、ゴム製品を製造する(工程S38)。一方、加硫時間ごとに求めた加硫度X(t)が良好ではないと判断された場合は、図10に示した加硫温度s及び加硫時間tを変更して(工程S39)、工程S31〜S37が再度実施される。これにより、予測工程S3では、ゴム材料に最適な加硫温度s及び加硫時間tを確実に求めることができる。
なお、良好な加硫度X(t)の判断は、例えば、評価対象がタイヤのゴム部材(例えば、トレッドゴムやサイドウォールゴム等)の場合、各ゴム部材の加硫度X(t)が0.8〜1.0になる時間t(加硫がほぼ完了する時間)のバラツキが、所定の範囲内であるかが判断される。これは、生タイヤを加硫する加硫工程において、各ゴム部材の加硫が、略同一時間内に完了するか(即ち、加硫度X(t)が0.8〜1.0になる時間tのバラツキが小さいか)を評価するのに役立つ。なお、タイヤの加硫時間は、例えば、各ゴム部材のうち、加硫に最も時間を要するゴム部材の加硫度X(t)が、0.8になる時間で決定される。また、各ゴム部材の加硫度X(t)が0.8〜1.0になる時間tについても考慮される。これは、各ゴム部材の加硫時間を短縮させうる加硫温度s及び加硫時間tを求めるのに役立つ。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
[実施例1]
図1に示した処理手順に従って、下記加硫温度ごとに、ゴム材料の実測加硫硬化曲線が求められた。次に、各加硫温度において、実測加硫硬化曲線と、上記式(1)で求められる予測加硫硬化曲線との誤差が最小となるように、定数K、定数K及び定数mが同定された。そして、定数K、定数K及び定数mを代入して求められた予測加硫硬化曲線の加硫度X(t)と、実測加硫硬化曲線の加硫度X(t)との誤差(最大値)が計算された(実施例1)。
また、比較のために、上記非特許文献1の手順に従って、下記加硫温度ごとに、定数Kのみを同定して求められた予測加硫硬化曲線と、実測加硫硬化曲線との誤差が計算された(比較例1)。なお、共通仕様は次のとおりである。
加硫温度:150℃、160℃、170℃及び180℃
比較例1の定数n:1
比較例1の定数m:1/2
比較例1の定数K:0
テストの結果、実施例1では、各加硫温度の誤差は下記のとおりであり、各誤差を小さくすることができることが確認できた。なお、各誤差は、任意の加硫時間tにおいて、0.1以下であれば良好である。一方、比較例1では、実測加硫硬化曲線に近似させることができず、定数K、定数K及び定数mを同定することができなかった。従って、本発明の加硫度予測方法は、予測加硫硬化曲線を、実測加硫硬化曲線に確実に近似させることができ、かつ、ゴム材料の加硫度を精度よく予測できることが確認できた。
実施例1の誤差(150℃):0.08
実施例1の誤差(160℃):0.08
実施例1の誤差(170℃):0.08
実施例1の誤差(180℃):0.08
[実施例2]
図1に示した処理手順に従って、上記実施例1において、加硫温度ごとに求められた定数K、定数K及び定数mに基づいて、定数K、定数K及び定数mの近似式を求めた。そして、図10に示した加硫温度s及び加硫時間tに基づいて、加硫時間tごとにゴム材料の加硫度X(t)を予測した。そして、図10に示した加硫温度s及び加硫時間tに基づいて、JIS K 6300に準じて測定したトルクデータを用いて導出した加硫度(実験値)と、予測された加硫度X(t)との誤差が計算された(実施例2)。
テストの結果、任意の加硫時間tにおいて、実施例2の予測された加硫度X(t)と、実験値の加硫度との誤差の最大値は、0.07であり(0.1以下であれば良好)、ゴム材料の加硫度を精度よく予測することができることが確認できた。
2 実測加硫硬化曲線
3 予測加硫硬化曲線
、K、m 定数
t 加硫時間

Claims (5)

  1. ゴム材料の加硫度を予測するための方法であって、
    加硫中の前記ゴム材料のせん断抵抗トルクを測定して、前記ゴム材料の加硫度と加硫時間との関係を示す実測加硫硬化曲線を求める測定工程、並びに、
    前記実測加硫硬化曲線と、下記式(1)で求められる予測加硫硬化曲線との誤差が最小となるように、定数K、定数K及び定数mを同定する同定工程を含み、
    前記同定工程は、下記式(1)の前記定数Kに複数の実数を代入して、前記実測加硫硬化曲線に近似させることにより、前記実数ごとに、前記定数K、前記定数K及び前記定数mを求める定数計算工程、並びに、
    前記実数ごとに求められた前記定数K、前記定数K及び前記定数mを下記式(1)に代入して求められる複数の前記予測加硫硬化曲線のうち、前記実測加硫硬化曲線との誤差が最も小さい前記予測加硫硬化曲線を求める曲線特定工程を含むことを特徴とするゴム材料の加硫度予測方法。

    ここで、
    X:加硫度
    t:加硫時間
    、K、m:定数
  2. 前記複数の実数は、0より大かつ1未満である請求項1に記載のゴム材料の加硫度予測方法。
  3. 前記測定工程は、複数の加硫温度ごとに、前記実測加硫硬化曲線を求め、
    前記曲線特定工程は、前記各加硫温度において、前記実測加硫硬化曲線との誤差が最も小さい前記予測加硫硬化曲線を求める請求項1又は2に記載のゴム材料の加硫度予測方法。
  4. 前記同定工程は、前記曲線特定工程において、前記加硫温度ごとに求められた前記予測加硫硬化曲線の前記定数Kを直線近似して、前記定数Kと前記加硫温度との関係を示す近似式を求める工程、
    前記曲線特定工程において、前記加硫温度ごとに求められた前記予測加硫硬化曲線の前記定数Kを直線近似して、前記定数Kと前記加硫温度との関係を示す近似式を求める工程、及び、
    前記曲線特定工程において、前記加硫温度ごとに求められた前記予測加硫硬化曲線の前記定数mを直線近似して、前記定数mと前記加硫温度との関係を示す近似式を求める工程をさらに含む請求項3に記載のゴム材料の加硫度予測方法。
  5. 前記ゴム材料が加硫される際に設定される加硫温度及び加硫時間に基づいて、前記ゴム材料の加硫度Xを予測する予測工程をさらに含み、
    前記予測工程は、前記定数Kの近似式、前記定数Kの近似式及び前記定数mの各近似式に、前記加硫時間tに設定される前記加硫温度を代入して、前記加硫時間の前記定数K、前記定数K及び前記定数mを求める工程、
    前記加硫時間tの前記定数K、前記定数K及び前記定数mを上記式(1)に代入して、前記加硫時間tの加硫度の勾配(dX/dt)を求める工程、並びに、
    前記加硫時間tの加硫度の勾配(dX/dt)を下記式(2)に代入して、前記加硫時間tの前記ゴム材料の加硫度X(t)を計算する工程を含む請求項4に記載のゴム材料の加硫度予測方法。
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