JP5727438B2 - 携帯端末、情報処理システム、並びに携帯端末の制御装置および制御プログラム - Google Patents

携帯端末、情報処理システム、並びに携帯端末の制御装置および制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5727438B2
JP5727438B2 JP2012213827A JP2012213827A JP5727438B2 JP 5727438 B2 JP5727438 B2 JP 5727438B2 JP 2012213827 A JP2012213827 A JP 2012213827A JP 2012213827 A JP2012213827 A JP 2012213827A JP 5727438 B2 JP5727438 B2 JP 5727438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
line
control unit
unit
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012213827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014068302A (ja
Inventor
涼 設楽
涼 設楽
Original Assignee
株式会社沖データ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社沖データ filed Critical 株式会社沖データ
Priority to JP2012213827A priority Critical patent/JP5727438B2/ja
Priority to US14/033,715 priority patent/US9474004B2/en
Publication of JP2014068302A publication Critical patent/JP2014068302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5727438B2 publication Critical patent/JP5727438B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/26Reselection being triggered by specific parameters by agreed or negotiated communication parameters
    • H04W36/28Reselection being triggered by specific parameters by agreed or negotiated communication parameters involving a plurality of connections, e.g. multi-call or multi-bearer connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、携帯端末、情報処理システム、並びに携帯端末の制御装置および制御プログラムに関する。
特許文献1には、携帯端末がネットワークを介してテキスト文字列を情報処理装置に送信し、情報処理装置が携帯端末からのテキスト文字列を受信して印刷するシステムが記載されている。
特開2009−75807号公報
ところで、複数の無線通信回線を利用可能な携帯端末では、当該携帯端末からデータを送信する際、優先すべき通信性能に応じて、適切な無線通信回線を利用することが望ましい。
本発明は、利用可能な複数の無線通信回線のうち、優先すべき通信性能に応じた適切な無線通信回線を利用してデータを送信することができる携帯端末、情報処理システム、並びに携帯端末の制御装置および制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末は、複数の無線通信回線を利用可能な無線通信部と、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付部と、前記受付部により受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記無線通信部を制御する通信制御部とを備え、前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、前記所定の帯域制限条件を示す帯域制限情報を取得する帯域制限情報取得部と、前記制限対象回線での当該携帯端末の通信量を監視する通信量監視部とをさらに備え、前記通信制御部は、前記帯域制限情報取得部により取得された帯域制限情報と、前記通信量監視部の監視結果とに基づき、前記制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、前記帯域制限情報取得部は、前記複数の無線通信回線の何れかを介して前記帯域制限情報を取得し、当該帯域制限情報を記憶部に保存することを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、複数の無線通信回線を利用可能な無線通信部と、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付部と、前記受付部により受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記無線通信部を制御する通信制御部とを備え、前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、前記通信制御部は、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記制限対象回線を利用して送信を行い、帯域が制限されていない場合には、前記制限対象回線を利用するかを問い合わせ、利用する旨の応答を受けたときに、前記制限対象回線を利用して送信を行うことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、複数の無線通信回線を利用可能な無線通信部と、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付部と、前記受付部により受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記無線通信部を制御する通信制御部とを備え、前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、前記通信制御部は、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うかを問い合わせ、行う旨の応答を受けたときに、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、複数の無線通信回線を利用可能な無線通信部と、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付部と、前記受付部により受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記無線通信部を制御する通信制御部とを備え、前記通信制御部は、前記選択された無線通信回線が利用できない場合、当該携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得するとともに、目的地を示す目的地情報を取得し、前記位置情報と前記目的地情報とに基づき、前記無線通信回線が利用可能な場所を経由する前記現在位置から前記目的地までの経路を探索し、探索された経路を表示部に表示させることを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、第1通信回線と、当該第1通信回線と通信規制が異なる第2通信回線とを利用可能な無線通信部を用いて送信対象データを送信する携帯端末において、前記送信対象データの送信を制御する制御部と、表示を行う表示部と、操作を受ける操作部とを備え、前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていない場合は、前記表示部に第1確認画面を表示させ前記操作部から許可を示す入力がなされた後で、当該第1通信回線を利用して送信対象データの送信を行い、前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていた場合は、前記第1確認画面に対する許可を行わずに送信対象データの送信を行い、前記制御部は、前記第1通信回線および前記第2通信回線の何れかを介して前記所定量を取得し、当該所定量を記憶部に保存することを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、第1通信回線と、当該第1通信回線と通信規制が異なる第2通信回線とを利用可能な無線通信部を用いて送信対象データを送信する携帯端末において、前記送信対象データの送信を制御する制御部と、表示を行う表示部と、操作を受ける操作部とを備え、前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていない場合は、前記表示部に前記第1通信回線を利用するかを問い合わせる画面を表示させ前記操作部から許可を示す入力がなされた後で、当該第1通信回線を利用して送信対象データの送信を行い、前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていた場合は、前記第1通信回線を利用するかを問い合わせる画面に対する許可を行わずに送信対象データの送信を行うことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末は、第1通信回線と、当該第1通信回線と通信規制が異なる第2通信回線とを利用可能な無線通信部を用いて送信対象データを送信する携帯端末において、前記送信対象データの送信を制御する制御部と、表示を行う表示部と、操作を受ける操作部とを備え、前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていた場合は、前記所定量を緩和するための処理を行うかを問い合わせ、行う旨の応答を受けたときに、前記所定量を緩和するための処理を行うことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末の制御プログラムは、複数の無線通信回線を利用可能な携帯端末の制御プログラムであって、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記携帯端末を制御する通信制御ステップとをコンピュータに実行させ、前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、前記所定の帯域制限条件を示す帯域制限情報を取得する帯域制限情報取得ステップと、前記制限対象回線での前記携帯端末の通信量を監視する通信量監視ステップとをさらに前記コンピュータに実行させ、前記通信制御ステップは、前記帯域制限情報取得ステップにより取得された帯域制限情報と、前記通信量監視ステップの監視結果とに基づき、前記制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、前記帯域制限情報取得ステップは、前記複数の無線通信回線の何れかを介して前記帯域制限情報を取得し、当該帯域制限情報を記憶部に保存することを特徴とする。
本発明に係る携帯端末の制御プログラムは、複数の無線通信回線を利用可能な携帯端末の制御プログラムであって、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記携帯端末を制御する通信制御ステップとをコンピュータに実行させ、前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、前記通信制御ステップは、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記制限対象回線を利用して送信を行い、帯域が制限されていない場合には、前記制限対象回線を利用するかを問い合わせ、利用する旨の応答を受けたときに、前記制限対象回線を利用して送信を行うことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末の制御プログラムは、複数の無線通信回線を利用可能な携帯端末の制御プログラムであって、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記携帯端末を制御する通信制御ステップとをコンピュータに実行させ、前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、前記通信制御ステップは、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うかを問い合わせ、行う旨の応答を受けたときに、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末の制御プログラムは、複数の無線通信回線を利用可能な携帯端末の制御プログラムであって、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記携帯端末を制御する通信制御ステップとをコンピュータに実行させ、前記通信制御ステップは、前記選択された無線通信回線が利用できない場合、前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得するとともに、目的地を示す目的地情報を取得し、前記位置情報と前記目的地情報とに基づき、前記無線通信回線が利用可能な場所を経由する前記現在位置から前記目的地までの経路を探索し、探索された経路を表示部に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、利用可能な複数の無線通信回線のうち、優先すべき通信性能に応じた適切な無線通信回線を利用してデータを送信することができる。
実施の形態1における情報処理システムの構成を示すブロック図である。 通信量情報のデータ構造を示す図である。 実施の形態1における制御部の動作を示すフローチャートである。 優先すべき通信性能を選択するための通信性能選択画面を示す図である。 通信料金優先での送信処理を示すフローチャートである。 印刷データの送信の進捗を示すデータ送信中画面を示す図である。 無線LANへの接続待ちで、印刷データの送信を待機していることを表示する無線LAN接続待ち画面を示す図である。 無線LANへの接続待ちで、印刷データの送信を一時中断していることを表示する無線LAN接続待ち画面を示す図である。 セキュリティ優先での送信処理を示すフローチャートである。 携帯電話網への接続待ちで、印刷データの送信を待機していることを表示する携帯電話網接続待ち画面を示す図である。 帯域が制限されている場合の処理を示すフローチャートである。 帯域が制限されていない場合の処理を示すフローチャートである。 帯域制限された携帯電話網を利用して印刷データを送信しているときのデータ送信中画面を示す図である。 携帯電話網への接続待ちで、印刷データの送信を一時中断していることを表示する携帯電話網接続待ち画面を示す図である。 印刷を実行するかを問い合わせる問い合わせ画面を示す図である。 通信速度優先での送信処理を示すフローチャートである。 通信量情報を更新する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における情報処理システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2における無線LAN接続待ち画面を示す図である。 実施の形態2における制御部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2における、無線LANの通信状態の変化を通知する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるデータ送信中画面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における情報処理システム1000の構成を示すブロック図である。情報処理システム1000は、携帯端末1と情報処理装置2とを含む。
携帯端末1は、複数の無線通信回線(または無線ネットワーク)を利用可能な携帯型の無線端末であり、例えば、携帯電話機、スマートフォン、ノート型パーソナルコンピュータである。携帯端末1は、利用可能な複数の無線通信回線のうち何れかの無線通信回線を利用して送信対象のデータ(例えば画像データ)を情報処理装置2へ送信する。
図1の例では、携帯端末1は、複数の無線通信回線として、携帯電話網100、公衆無線LAN(Local Area Network)200、および自宅無線LAN300を利用することができ、携帯電話網100の基地局110、公衆無線LAN200のアクセスポイント(AP)210、および自宅無線LAN300のアクセスポイント(AP)310を介してインターネット400上の装置と通信することができる。基地局110は、携帯端末1とインターネット400とを携帯電話網100で接続するための機器で構成され、AP210は、携帯端末1とインターネット400とを公衆無線LAN200で接続するための機器で構成され、AP310は、携帯端末1とインターネット400とを自宅無線LAN300で接続するための機器で構成される。
情報処理装置2は、携帯端末1から画像データ等のデータを受信し、受信したデータを処理する。図1の例では、情報処理装置2は、インターネット400に接続されており、インターネット400を介して携帯端末1からデータを受信する。情報処理装置2は、インターネット400上のサーバなどからデータを受け取って処理してもよい。図1には1つの情報処理装置2が示されているが、情報処理装置2は複数存在していてもよい。
ここでは、情報処理システム1000は印刷システムであり、携帯端末1は印刷対象のデータである印刷データを送信し、情報処理装置2は携帯端末1からの印刷データを受信して印刷する印刷装置(または画像形成装置)である。以下の説明では、送信対象のデータとして印刷データを例示し、情報処理装置を「印刷装置」と呼ぶ。
図1において、携帯端末1は、表示部10、操作部20、記憶部30、無線通信部40、および制御部50を備える。
表示部10は、携帯端末1を操作するための情報や、データの送信状況を示す情報など、各種の情報を表示するものであり、例えば液晶パネルである。操作部20は、ユーザからの入力を受けるものであり、例えば操作パネルである。表示部10および操作部20は、タッチパネルとして構成されてもよい。
記憶部30は、送信または印刷の対象となり得るデータや、制御用のデータなど、各種の情報を記憶するものであり、例えば書き換え可能な不揮発性の半導体メモリである。図1では、記憶部30は、画像データ、テキストデータ、期間情報、上限量情報、および通信量情報を記憶している。画像データおよびテキストデータは、送信または印刷の対象となり得るデータであり、印刷したり、他の携帯端末などに送信したりするために保持されている。期間情報、上限量情報、および通信量情報は、携帯端末1の制御に用いられる。
無線通信部40は、複数の無線通信回線(以下、適宜「回線」と略称する)を利用して通信可能な無線通信インタフェース(I/F)である。図1の例では、無線通信部40は、携帯電話網100を利用してデータの送受信を行う携帯電話網通信部41と、公衆無線LAN200または自宅無線LAN300を利用してデータの送受信を行う無線LAN通信部42とを有する。
制御部50は、携帯端末1の動作を制御する。制御部50の機能は、例えば、コンピュータとソフトウェアとによって実現される。具体的には、制御部50の機能は、記録媒体に記録された制御プログラム(または印刷アプリケーション)が主記憶装置に読み出されて中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)により実行されることによって実現される。制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の通信回線を介して提供されてもよい。ただし、制御部50は、電子回路などのハードウェア資源のみにより実現されてもよい。
図1において、制御部50は、受付部51、通信制御部52、帯域制限情報取得部53、通信量監視部54、および通信料金算出部55を有する。
受付部51は、制御部50に対する指示を受け付ける。具体的には、受付部51は、ユーザが指示を入力するための画面を表示部10に表示させ、操作部20を介してユーザからの指示を受け付ける。また、受付部51は、受け付けた指示を通信制御部52に送る。
受付部51は、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける。ここでは、複数種類の通信性能は、通信速度、低廉性(またはコスト性能)、および安全性(またはセキュリティ)であり、受付部51は、優先順位の指定として、上記通信性能のうち優先すべき通信性能の選択を受け付ける。
また、受付部51は、印刷すべきデータ(印刷データ)の印刷指示を受け付けてもよい。ここでは、受付部51は、印刷データの印刷指示を受け付けた場合に、当該印刷データの送信時に優先すべき通信性能の選択を受け付け、当該印刷指示および選択結果を通信制御部52に通知する。
通信制御部52は、受付部51により受け付けられた優先順位に応じて、所定の規則に従い、複数の回線の中から送信に利用する回線を選択し、選択された回線を利用して印刷データを送信するように無線通信部40を制御する。具体的には、通信制御部52は、受付部51により印刷指示が受け付けられた印刷データを印刷装置2に送信するように無線通信部40を制御する。通信制御部52は、例えば、携帯電話網100を選択した場合には携帯電話網通信部41に印刷データを送信させ、公衆無線LAN200または自宅無線LAN300を選択した場合には無線LAN通信部42に印刷データを送信させる。
通信制御部52は、本例では、各通信性能に対応する回線を示す対応情報を参照し、複数の回線のうち、優先すべき通信性能に対応する回線を利用する回線として選択する。対応情報において、典型的には、各通信性能は、複数の回線のうち当該通信性能が最も高い回線と対応付けられる。通信制御部52は、上記の対応情報を、ユーザから取得してもよいし、ネットワーク(例えばインターネット400)上のサーバ等の情報提供装置から取得してもよいし、ネットワークまたはユーザからの情報に基づいて作成してもよい。対応情報は、例えば記憶部30に記憶される。
帯域制限情報取得部53は、所定の帯域制限条件に従って帯域(通信速度)が制限される回線(以下、「制限対象回線」という)がある場合に、上記帯域制限条件(すなわち帯域を制限する条件)を示す帯域制限情報を取得する。具体的には、帯域制限情報取得部53は、複数の回線の何れかを介してインターネット400上のサーバ等の情報提供装置から帯域制限情報を取得し、当該帯域制限情報を記憶部30に保存する。ここでは、帯域制限条件は、「直近の所定期間における制限対象回線での携帯端末1の累計通信量が所定の上限量を超えた場合に帯域を制限する」というものであり、帯域制限情報取得部53は、帯域制限情報として、上記所定期間を示す期間情報と、上記所定の上限量を示す上限量情報とを記憶部30に保存する。所定期間は例えば3日や30日であり、期間情報は例えば日数を示す日数情報である。また、図1の例では、携帯電話網100が制限対象回線である。
通信量監視部54は、制限対象回線での携帯端末1の通信量を監視または計測する。通信量監視部54は、監視結果を通信量情報として記憶部30に保存する。通信量監視部54により監視される通信量は、制限対象回線を利用して携帯端末1により送受信されるデータ量であり、印刷データのデータ量だけでなく、電子メールやWebアクセスなどのデータ量も含む。通信量情報は、帯域が制限されているかどうかを判断するための情報であり、ここでは、直近の所定期間における携帯端末1の制限対象回線での累計通信量を特定可能な情報である。具体的には、記憶部30は、通信量情報として、期間情報により示される日数分の日毎の通信量を保持し、保持されている全ての通信量が合計されることにより、帯域制限の対象となる期間での累計通信量が求められる。より具体的には、通信量情報は、図2に示されるようなデータ構造を有する。図2において、通信量情報は、それぞれ日毎の通信量を保持する(N+1)個(Nは1以上の整数)の領域A,A,…,Aが連結されたチェーンを含む。チェーンの先頭の領域Aは今日の通信量を格納し、その次の領域Aは昨日の通信量を格納し、チェーンの先頭からN番目の領域AはN日前の通信量を格納する。
通信料金算出部55は、データ送信に通信料金がかかる回線(以下、「有料の回線」という)がある場合に、当該有料の回線を利用してデータを送信する際に、送信対象のデータのデータサイズから当該データの送信に必要な通信料金を計算する。
通信制御部52は、さらに下記(A1)〜(A9)に示す機能を有していてもよい。
(A1)通信制御部52は、制限対象回線の帯域が制限されているか否かに基づいて、利用する回線の選択を行う。この場合、通信制御部52は、例えば、帯域制限情報取得部53により取得された帯域制限情報と、通信量監視部54の監視結果とに基づき、制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断する。具体的には、通信制御部52は、記憶部30に保存されている期間情報、上限量情報、および通信量情報に基づき、直近の所定期間における制限対象回線での携帯端末1の累計通信量を求め、当該累計通信量と上限量とを比較し、累計通信量が上限量以下であれば帯域制限されていないと判断し、累計通信量が上限量を超えていれば帯域制限されていると判断する。
(A2)通信制御部52は、優先順位に応じて制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、当該制限対象回線を利用して送信を行い、帯域が制限されていない場合には、当該制限対象回線を利用するかを問い合わせ、利用する旨の応答を受けたときに、当該制限対象回線を利用して送信を行う。問い合わせの際、好ましくは、通信制御部52は、帯域制限に関する情報を表示部10に表示させる。帯域制限に関する情報は、例えば、利用しようとする回線が制限対象回線であることを示すメッセージ、帯域制限の上限量、現在の累計通信量、印刷データの送信にかかる通信量などを含む。問い合わせに対して利用しない旨の応答を受けたときには、通信制御部52は、印刷データの送信を中止してもよいし、優先順位またはユーザの指示に基づいて別の回線を選択して送信を行ってもよい。
(A3)通信制御部52は、優先順位に応じて制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、利用する回線を変更するかを問い合わせ、変更する旨の応答を受けたときに、利用する回線を当該制限対象回線以外の回線に変更する。この場合、通信制御部52は、優先順位に応じて変更後の回線を選択してもよいし、ユーザの指示に基づいて選択してもよい。なお、通信制御部52は、制限対象回線の帯域が制限されていると判断した場合、当該制限対象回線での送信を開始した後に問い合わせを行ってもよいし、送信を開始する前に問い合わせを行ってもよい。
(A4)通信制御部52は、優先順位に応じて制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、帯域制限条件を緩和するための処理を行うかを問い合わせ、行う旨の応答を受けたときに、帯域制限条件を緩和するための処理を行う。このような処理としては、例えば、帯域制限の上限を上げる申し込みがある。具体的には、通信制御部52は、制限対象回線を管理するための管理装置(例えばインターネット400上のサーバ)にアクセスして、当該管理装置に対して帯域制限の上限を上げる申し込みを行う。なお、通信制御部52は、制限対象回線の帯域が制限されていると判断した場合、当該制限対象回線での送信を開始した後に問い合わせを行ってもよいし、送信を開始する前に問い合わせを行ってもよい。
(A5)通信制御部52は、回線による印刷データの送信中に、当該回線が利用できなくなった場合、印刷データの送信を中断し、当該回線が利用できるようになったときに印刷データの送信を再開する。
(A6)通信制御部52は、回線による印刷データの送信中に、当該回線が利用できなくなった場合、印刷データの送信に利用する回線を、複数の回線のうち現在利用できる別の回線に変更する。この場合、通信制御部52は、優先順位に応じて、現在利用できる回線の中から変更後の回線を選択してもよいし、現在利用できる回線のうち通信速度が最も速い回線を変更後の回線として選択してもよい。
(A7)通信制御部52は、回線による印刷データの送信中に、当該回線が利用できなくなった場合、利用する回線を変更するかを問い合わせ、変更する旨の応答を受けたときに、印刷データの送信に利用する回線を複数の回線のうち現在利用できる別の回線に変更する。この場合、通信制御部52は、優先順位に応じて変更後の回線を選択してもよいし、通信速度が最も速い回線を変更後の回線として選択してもよいし、ユーザの指示に基づいて選択してもよい。
(A8)通信制御部52は、印刷データの送信中に回線が利用できなくなった場合の動作モードとして、上記A5のように動作する第1のモード(一時中断するモード)と、上記A6のように動作する第2のモード(自動で回線を切り替えるモード)と、上記A7のように動作する第3のモード(ユーザの指示で回線を切り替えるモード)とを有する。この場合、通信制御部52は、例えば、優先順位または状況に応じて、第1〜第3のモードを切り替えて使用する。例えば、通信制御部52は、優先すべき通信品質を満足する回線が1つしかない場合には第1のモードで動作する。通信速度を優先すべき場合には、第2のモードで動作する。現在利用できる回線の中に優先すべき通信品質を満足する回線は存在するが、回線の変更によってユーザの不利益等が生じる場合には、第3のモードで動作する。ただし、どの動作モードで動作するかは、別の方法で決定されてもよく、予めユーザにより固定的に設定されてもよいし、送信時にユーザにより指定されてもよい。
(A9)通信制御部52は、優先順位に応じて有料の回線を選択した場合、印刷データの送信に必要な通信料金を表示部10に表示させる。この場合、通信制御部52は、当該有料の回線を利用するかを問い合わせ、利用する旨の応答を受けたときに、当該回線を利用して印刷データの送信を行ってもよい。利用しない旨の応答を受けたときには、通信制御部52は、印刷データの送信を中止してもよいし、優先順位またはユーザの指示に基づいて別の回線(例えば無料の回線)を選択して印刷データの送信を行ってもよい。図1の例では、通信制御部52は、通信料金算出部55から、印刷データの送信に必要な通信料金を取得する。
以下、実施の形態1における制御部50の動作を説明する。なお、ここでは、説明を簡単にするため、携帯端末1が利用可能な回線は、携帯電話網100および公衆無線LAN200の2つの回線であるとする。また、回線の符号を省略し、公衆無線LANを「無線LAN」と略称する。また、ここでは、無線LANの方が携帯電話網よりも通信速度が速く、無線LANの方が携帯電話網よりも通信料金が安く、携帯電話網の方が無線LANよりもセキュリティが高い場合を想定する。そして、対応情報では、「通信速度」には無線LAN、「通信料金」(低廉性)には無線LAN、「セキュリティ」には携帯電話網がそれぞれ対応付けられているものとする。また、以下の説明において、制御部50は、表示部10を用いて表示を行い、操作部20を用いてユーザ入力を受け、無線通信部40を用いてデータの送信を行う。
図3は、実施の形態1における制御部50の動作を示すフローチャートである。
制御部50は、使用可能な印刷装置2の中から印刷に使用する印刷装置2を選択する操作をユーザから受け付け(S1)、記憶部30に記憶されているデータの中から印刷すべき印刷データ(例えば画像データ)を選択して印刷指示する操作をユーザから受け付ける(S2)。次に、制御部50は、優先すべき通信性能を選択するための通信性能選択画面(図4)を表示し、この通信性能選択画面に表示された通信性能「通信速度」、「通信料金」、「セキュリティ」の中から優先すべき通信性能を選択する操作をユーザから受け付ける(S3)。
そして、制御部50は、ステップS3でどの通信性能が選択されたかを判断し(S4)、「通信料金」が選択された場合には通信料金優先での送信処理を実行し(S5)、「セキュリティ」が選択された場合にはセキュリティ優先での送信処理を実行し(S6)、「通信速度」が選択された場合には通信速度優先での送信処理を実行する(S7)。
図5は、通信料金優先での送信処理、すなわち図3のステップS5の処理を示すフローチャートである。
通信料金優先での送信処理では、制御部50は、対応情報に基づき、印刷データの送信に利用する回線として無線LANを選択する(S11)。
次に、制御部50は、携帯端末1が無線LANに現在接続されているか否か、すなわち無線LANが現在利用できるか否かを判断し(S12)、無線LANに接続されていれば(S12:YES)、選択された印刷装置2へ選択された印刷データを無線LANにより送信する(S13)。データ送信処理中、制御部50は、印刷データの送信の進捗を示すデータ送信中画面(図6)を表示する。一方、無線LANに接続されていない場合には(S12:NO)、制御部50は、無線LANに接続されるまで印刷データの送信を待つ(S14、S15:NO)。このとき、制御部50は、無線LANへの接続をユーザに促す無線LAN接続待ち画面(図7)を表示する。そして、無線LANに接続されたときに(S15:YES)、制御部50は、無線LANでの印刷データの送信を行う(S13)。
印刷データの送信中において、制御部50は、無線LANが切断されたかを確認する(S16)。無線LANが切断されていなければ(S16:NO)、制御部50は、印刷データの送信が完了したか否かを判断し(S17)、送信が完了していなければ継続して残りの印刷データを送信し(S17:NO、S13)、送信が完了していれば処理を終了する(S17:YES)。一方、印刷データの送信中に無線LAN接続が切断された場合(S16:YES)、制御部50は、印刷データの送信を一時中断し、無線LANに接続されるまで待つ(S18、S19:NO)。このとき、制御部50は、無線LANへの接続をユーザに促す無線LAN接続待ち画面(図8)を表示する。そして、無線LANに接続されると(S19:YES)、制御部50は、送信を再開し、残りの印刷データの送信を行う(S13)。
なお、上記の例では、無線LANの方が携帯電話網よりも通信料金が安い場合を想定し、通信料金優先時に無線LANを選択する場合を示したが、携帯電話網の方が安い場合には、携帯電話網を選択するようにしてもよい。
図9は、セキュリティ優先での送信処理、すなわち図3のステップS6の処理を示すフローチャートである。
セキュリティ優先での送信処理では、制御部50は、対応情報に基づき、印刷データの送信に利用する回線として携帯電話網を選択する(S21)。
次に、制御部50は、携帯端末1が携帯電話網に現在接続されているか否か、すなわち携帯電話網が現在利用できるか否かを判断し(S22)、携帯電話網に接続されていれば(S22:YES)、ステップS25へ進む。一方、携帯電話網に接続されていない場合には(S22:NO)、制御部50は、携帯電話網に接続されるまで印刷データの送信を待つ(S23、S24:NO)。このとき、制御部50は、携帯電話網への接続をユーザに促す携帯電話網接続待ち画面(図10)を表示する。そして、携帯電話網に接続されると(S24:YES)、制御部50は、ステップS25へ進む。
ステップS25では、制御部50は、携帯電話網の帯域制限が実施されているか否かを判断する。具体的には、制御部50は、図2の通信量情報に含まれる日毎の通信量の総和と、上限量情報により示される上限量とを比較して、総和(すなわち累計通信量)が帯域制限の上限量を超えているか否かを判断する。そして、総和が上限量を超えている場合、すなわち帯域制限が実施されている場合(S25:YES)、制御部50は、図11に示される帯域が制限されている場合の処理を行う(S26)。一方、総和が上限量を超えていない場合、すなわち帯域制限が実施されていない場合(S25:NO)、制御部50は、図12に示される帯域が制限されていない場合の処理を行う(S27)。
図11の帯域が制限されている場合の処理では、制御部50は、選択された印刷装置2へ選択された印刷データを携帯電話網により送信する(S31)。印刷データを送信している間、制御部50は、送信量を記憶部30の通信量情報に記録する(S32)。具体的には、制御部50は、送信したデータ量を図2の通信量情報のチェーン先頭領域(すなわち今日の通信量を保持する領域)Aに保持されている通信量に加算し、当該領域Aの通信量を更新する。
帯域制限が実施されているときは通信速度が遅くなる。そこで、帯域制限された携帯電話網を利用して印刷データを送信するときには、制御部50は、無線LANに切り替えるか、追加料金を支払うことで帯域制限の上限量を上げる申し込みをするかについて問い合わせる問い合わせ画面を表示する(S33)。例えば、制御部50は、図13に示されるような、印刷データの送信の進捗を示すとともに、無線LANへの切り替え指示または申し込み指示を受け付けるための画面を表示する。
制御部50は、ユーザからの無線LANへの切り替え指示を受けたか否かを判断し(S34)、切替指示を受けた場合には(S34:YES)、後述する通信速度優先での印刷処理を実行する(S35)。切替指示を受けなかった場合には(S34:NO)、制御部50は、ユーザからの申し込み指示を受けたか否かを判断し(S36)、申し込み指示を受けた場合には(S36:YES)、追加料金を支払い帯域制限の上限を上げる申し込みを実施し(S37)、ステップS38へ進む。申し込み指示を受けなかった場合には(S36:NO)、申し込みを実施せずにステップS38へ進む。
ステップS38では、制御部50は、携帯電話網が切断されたかを確認する。携帯電話網が切断されていなければ(S38:NO)、制御部50は、印刷データの送信が完了したか否かを判断し(S39)、送信が完了していなければ継続して残りの印刷データを送信し(S39:NO、S31)、送信が完了していれば処理を終える(S39:YES)。一方、印刷データの送信中に携帯電話網が切断された場合(S38:YES)、制御部50は、印刷データの送信を一時中断し、携帯電話網に接続されるまで待つ(S40、S41:NO)。このとき、制御部50は、携帯電話網への接続をユーザに促す携帯電話網接続待ち画面(図14)を表示する。そして、携帯電話網に接続されると(S41:YES)、制御部50は、送信を再開し、残りの印刷データの送信を行う(S31)。
図12の帯域が制限されていない場合の処理では、制御部50は、印刷データのサイズから印刷データの送信にかかる通信料金を計算し(S51)、印刷を実行するかを問い合わせる問い合わせ画面(または送信の可否を確認するための確認画面)(図15)を表示する(S52)。このとき、制御部50は、記憶部30の情報およびステップS51の計算結果に基づき、問い合わせ画面に、現在の累計通信量(図2の日毎の通信量の総和)と、印刷データ送信後の累計通信量の予想値である予想累計通信量と、帯域制限の上限量と、印刷データの送信にかかる通信量(または予想通信データサイズ)と、印刷データの送信にかかる通信料金(または印刷データを送信する際の予想通信料金)とを表示する。すなわち、制御部50は、帯域制限(または通信量)に関する情報および通信料金をユーザに確認させる。
制御部50は、図15の問い合わせ画面に対するユーザ操作を受けると、ユーザ操作が印刷を実行する旨の指示(または送信の許可を示す入力)であるかを判断する(S53)。そして、ユーザ操作が印刷を実行する旨の指示(具体的には「はい」の選択)であれば(S53:YES)、携帯電話網での印刷データの送信を行い(S54)、印刷を実行しない旨の指示(具体的には「いいえ」の選択)であれば(S53:NO)、処理を終了する。
印刷データの送信中において、制御部50は、携帯電話網が切断されたかを確認する(S55)。携帯電話網が切断されていなければ(S55:NO)、制御部50は、印刷データの送信が完了したか否かを判断し(S56)、送信が完了していなければ継続して残りの印刷データを送信し(S56:NO、S54)、送信が完了していれば処理を終える(S56:YES)。一方、印刷データの送信中に携帯電話網が切断された場合(S55:YES)、制御部50は、印刷データの送信を一時中断し、携帯電話網に接続されるまで待つ(S57、S58:NO)。このとき、制御部50は、携帯電話網への接続をユーザに促す携帯電話網接続待ち画面(図14)を表示する。そして、携帯電話網に接続されると(S58:YES)、制御部50は、送信を再開し、残りの印刷データの送信を行う(S54)。
以上のように、制御部50は、携帯電話網で予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていない場合は、送信の可否を確認するための確認画面(図15)を表示部10に表示させ、操作部20から送信の許可を示す入力を受けた後で、携帯電話網を利用して印刷データの送信を行う。一方、携帯電話網で予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていた場合は、制御部50は、上記確認画面の表示および許可を示す入力の受付(または確認画面による確認)を行わずに、携帯電話網を利用して印刷データの送信を行う。
なお、上記の例では、携帯電話網の方が無線LANよりもセキュリティが高い場合を想定し、セキュリティ優先時に携帯電話網を選択する場合を示したが、無線LANの方が安全であれば、無線LANを選択するようにしてもよい。
図16は、通信速度優先での送信処理、すなわち図3のステップS7の処理を示すフローチャートである。
通信速度優先での送信処理では、制御部50は、対応情報に基づき、印刷データの送信に利用する回線として無線LANを選択する(S61)。
次に、制御部50は、携帯端末1が無線LANに現在接続されているか否か、すなわち無線LANが現在利用できるか否かを判断し(S62)、無線LANに接続されていれば(S62:YES)、選択された印刷装置2へ選択された印刷データを無線LANにより送信する(S63)。データ送信処理中、制御部50は、印刷データの送信の進捗を示すデータ送信中画面(図6)を表示する。一方、無線LANに接続されていない場合には(S62:NO)、ステップS66へ進む。
無線LANでの印刷データの送信中において、制御部50は、無線LAN接続が切断されたかを確認する(S64)。無線LANが切断されていなければ(S64:NO)、制御部50は、印刷データの送信が完了したか否かを判断し(S65)、送信が完了していなければ継続して残りの印刷データを送信し(S65:NO、S63)、送信が完了していれば処理を終える(S65:YES)。印刷データの送信中に無線LANが切断された場合には(S64:YES)、ステップS66へ進む。
ステップS66では、制御部50は、携帯端末1が携帯電話網に現在接続されているか否か、すなわち携帯電話網が現在利用できるか否かを判断する。そして、携帯電話網に接続されていれば(S66:YES)、制御部50は、携帯電話網での印刷データの送信を行う(S67)。一方、携帯電話網に接続されていなければ(S66:NO)、制御部50は、ステップS62に戻り、再度無線LANに接続されているか否かを確認する。
携帯電話網での印刷データの送信中において、制御部50は、無線LANに現在接続されているか否かを判断し(S68)、無線LANに接続されていれば(S68:YES)、制御部50は、ステップS63に移り、無線LANでの送信に切り替える。無線LANに接続されていなければ(S68:NO)、制御部50は、印刷データの送信が完了したか否かを判断し(S69)、送信が完了していなければ継続して残りの印刷データを送信し(S69:NO、S67)、送信が完了していれば処理を終える(S69:YES)。
なお、上記の例では、無線LANの方が携帯電話網よりも通信速度が速い場合を想定し、通信速度優先時に無線LANを優先的に選択する場合を示したが、携帯電話網の方が速い場合には、携帯電話網を優先的に選択するようにしてもよい。
図17は、通信量情報を更新する処理を示すフローチャートである。以下、図17を参照して、通信量情報を更新する処理を説明する。この処理は、適当な時間間隔で繰り返し実行される。
制御部50は、日付が変わったかを判断し(S71)、日付が変わった場合には(S71:YES)、通信量情報の更新処理(S72〜S74)を行い、日付が変わっていなければ(S71:NO)、処理を終了する。
通信量情報の更新処理では、まず、制御部50は、図2の通信量情報のチェーンの長さ(すなわち日毎の通信量を保持する領域の個数)が、期間情報により示される帯域制限の日数と等しいかを確認する(S72)。そして、等しい場合には(S72:YES)、制御部50は、通信量情報のチェーンの末尾のデータ領域を削除し(S73)、通信量情報のチェーンの先頭に新しいデータ領域を追加する(S74)。一方、チェーンの長さが帯域制限の日数よりも小さい場合には(S72:NO)、ステップS73の処理を行わずに、ステップS74の処理を行う。以上の処理により、日付が変わった場合において、新たに追加されたチェーン先頭の領域に今日の通信量を格納し、チェーンの先頭からN番目の領域にN日前の通信量を格納することができる。そして、チェーンの各領域の通信量の総和を計算することにより、直近の所定期間における累計通信量を知ることが可能となる。
なお、本実施の形態において、携帯端末1の使用中に携帯電話網または無線LANとの接続状態が接続可能と接続不可との間で切り替わる場合が発生するのは、携帯端末1の使用場所により、携帯端末1の電波が届く範囲が変わるためである。携帯端末の場所が移動することで、携帯端末1の電波が携帯電話基地局または無線LANのアクセスポイント(AP)に届く場所では届いた携帯電話基地局または無線LANのアクセスポイントと接続し該接続した携帯電話基地局または無線LANのアクセスポイントが利用可能(利用可能場所)となり、携帯端末1の電波が携帯電話基地局または無線LANのアクセスポイントに届かない場所では届かない携帯電話基地局または無線LANのアクセスポイントとは接続できずに利用不可となることが起こる場合がある。
以上説明した本実施の形態1によれば、下記(1)〜(9)の効果が得られ得る。
(1)本実施の形態では、携帯端末は、複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付け、受け付けられた優先順位に応じて、複数の回線の中から送信に利用する回線を選択し、選択された回線を利用して送信対象のデータを送信する。このため、本実施の形態によれば、利用可能な複数の回線のうち、優先すべき通信性能に応じた適切な回線を利用してデータを送信することができる。具体的には、複数種類の通信性能間の優先順位の指定をユーザから受け付け、複数の回線の中から、ユーザに指定された優先順位に応じた回線を選択して利用することができ、ユーザの利便性が向上する。例えば、ユーザが速く送信したい場合には通信速度が最も速い回線を選択して送信し、ユーザが安く送信したい場合には通信料金が最も安い回線を選択して送信することにより、通信性能に関するユーザの要求に応えることができる。
(2)通信制御部が上記(A1)の機能を有する構成によれば、制限対象回線の帯域が制限されているか否かを加味して、より適切に回線を選択することができる。例えば、帯域制限により制限対象回線の通信速度が下がるので、通信速度を優先すべき場合に、より適切な回線を選択することができる。
(3)通信制御部が上記(A2)の機能を有する構成によれば、通信量などに応じて帯域制限が実施される場合に、データの送信によって帯域制限が発生することを回避することが可能となる。具体的には、帯域が制限されていない場合において、ユーザの応答に基づいて制限対象回線を利用するので、ユーザが予期しない帯域制限の発生を回避することができる。
(4)通信制御部が上記(A3)の機能を有する構成によれば、制限対象回線の帯域が制限されている場合に、問い合わせに対する応答(具体的にはユーザの応答)に応じて利用する回線を変更することができる。
(5)通信制御部が上記(A4)の機能を有する構成によれば、制限対象回線の帯域が制限されている場合に、問い合わせに対する応答(具体的にはユーザの応答)に応じて帯域制限条件を緩和するための処理を行うことができる。
(6)通信制御部が上記(A5)の機能を有する構成によれば、優先順位に応じた1つの回線で一貫してデータを送信することができる。
(7)通信制御部が上記(A6)の機能を有する構成によれば、データ送信中に回線が利用できなくなった場合に送信を中断する構成よりも、データ送信を早く終わらせることができ、特に、通信速度を優先すべき場合に有効である。
(8)通信制御部が上記(A7)の機能を有する構成によれば、データ送信中に回線が利用できなくなった場合に送信を中断する構成よりも、データ送信を早く終わらせることが可能となる。また、問い合わせに対する応答(具体的にはユーザの応答)に基づいて回線を変更するので、不適切な変更(例えばユーザが望まない変更)を回避することができる。
(9)通信制御部が上記(A8)の機能を有する構成によれば、動作モードが1つの構成と比較して、データ送信中に回線が利用できなくなった場合に、より適切に動作することが可能となる。
実施の形態2.
図18は、実施の形態2における情報処理システム2000の構成を示すブロック図である。この情報処理システム2000は、上記実施の形態1における情報処理システム1000とほぼ同じであるので、以下の説明では、実施の形態1と同様の部分については説明を省略または簡略化し、実施の形態1と同一または対応する要素については同一の符号を付す。
図18において、携帯端末1は、位置情報取得部60、場所情報取得部70、経路探索部80、および通知部90をさらに備える。
位置情報取得部60は、携帯端末1の現在位置を示す位置情報を取得する。ここでは、位置情報取得部60は、GPS(Global Positioning System)受信機であり、GPS衛星からの電波を受信して携帯端末1の位置情報(例えば経度および緯度)を検出する。
場所情報取得部70は、無線通信回線が利用可能な場所を示す場所情報を取得する。ここでは、場所情報取得部70は、公衆無線LAN200を利用できるエリアまたはスポットを検索する。場所情報取得部70は、インターネット上のサービスを利用して検索を行ってもよいし、記憶部30または制御部50に保持された公衆無線LANエリアの情報(例えば住所情報)に対して検索を行ってもよい。
経路探索部80は、出発地から目的地までの経路を、無線通信回線が利用可能な場所を経由するように探索または検索する。ここでは、経路探索部80は、インターネット上のサービスを利用して検索を行う。インターネット上のサービスでは、経路の距離も得ることができる。
通知部90は、ユーザに対して携帯端末1の状態や状態変化などを、音や振動などによって通知するものであり、例えばスピーカやバイブレータである。
本実施の形態では、通信制御部52は、下記(B1)〜(B3)の機能を有する。
(B1)通信制御部52は、選択された回線が利用できない場合、携帯端末1の現在位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて携帯端末1の現在位置周辺における上記回線が利用可能な場所を示す場所情報を取得し、当該場所情報を表示部10に表示させる。図18の例では、通信制御部52は、位置情報取得部60を用いて携帯端末1の位置情報を取得し、場所情報取得部70を用いて場所情報を取得する。ユーザの利便性向上の観点より、好適な一態様では、通信制御部52は、上記回線が利用可能な場所を示す地図情報を表示部10に表示させる。
(B2)通信制御部52は、選択された回線が利用できない場合、携帯端末1の現在位置を示す位置情報を取得するとともに、目的地を示す目的地情報を取得し、位置情報と目的地情報とに基づき、上記回線が利用可能な場所を経由する現在位置から目的地までの経路を探索または検索し、探索された経路を表示部10に表示させる。図18の例では、通信制御部52は、位置情報取得部60を用いて携帯端末1の位置情報を取得し、表示部10および操作部20を用いて目的地情報を取得し、経路探索部80を用いて経路を探索する。ユーザの利便性向上の観点より、好適な一態様では、通信制御部52は、上記経路を示す地図情報を表示部10に表示させる。
(B3)通信制御部52は、無線通信回線が利用可能な場所に携帯端末1が移動した場合にユーザに通知する。図18の例では、通信制御部52は、通知部90を用いてユーザへの通知を行う。例えば、通信制御部52は、位置情報取得部60により携帯端末1の現在位置を監視し、携帯端末1の現在位置が無線通信回線の通信可能エリアに入ったと判断した場合に、ユーザに対する通知を行う。あるいは、通信制御部52は、無線通信回線が利用できない状態から利用できる状態に変化したと判断した場合に、ユーザに対する通知を行ってもよい。
以下、実施の形態2における制御部50の動作を説明する。なお、実施の形態2における動作は、実施の形態1における動作とほぼ同じであり、以下の説明では実施の形態1と異なる点を示す。
本実施の形態では、制御部50は、図5のステップS14およびS15を繰り返しているときや、図5のステップS18およびS19を繰り返しているときなど、無線LANの接続待ち状態において、図7や図8の無線LAN接続待ち画面に代えて、図19に示される無線LAN接続待ち画面を表示する。図19の無線LAN接続待ち画面は、ユーザが「周辺の公衆無線LANエリアを検索する」との指示、または「公衆無線LANエリアを経由する目的地までの経路を探索する」との指示を選択することができるように構成されている。
そして、無線LANの接続待ち状態において、制御部50は、図20に示される処理を行う。この図20の処理は、例えば図5の処理と並行して行われる。
図20において、制御部50は、「周辺の公衆無線LANエリアを検索する」との指示、または「公衆無線LANエリアを経由する目的地までの経路を探索する」との指示を受けるまで待機する(S81:NO、S82:NO)。
「周辺の公衆無線LANエリアを検索する」との指示を受けた場合(S81:YES)、制御部50は、位置情報取得部60により携帯端末1の現在地の位置情報を取得し(S83)、当該位置情報を場所情報取得部70へ設定し、場所情報取得部70により携帯端末1の現在地周辺の公衆無線LANエリアを検索し(S84)、当該検索結果に基づき、公衆無線LANエリアを表示部10で地図上に表示し(S85)、処理を終了する。
「公衆無線LANエリアを経由する目的地までの経路を探索する」との指示を受けた場合(S82:YES)、制御部50は、目的地の入力を促す画面を表示部10に表示し、ユーザから目的地の入力を受ける(S86)。次に、制御部50は、位置情報取得部60により携帯端末1の現在地の位置情報を取得し(S87)、当該位置情報を場所情報取得部70に送り、場所情報取得部70により携帯端末1の現在地周辺の公衆無線LANエリアを検索する(S88)。そして、制御部50は、ステップS86で入力された目的地と、ステップS87で取得された現在地の位置情報と、ステップS88の検索結果とを経路探索部80に送り、経路探索部80により、現在地周辺の(または最寄りの)公衆無線LANエリアを経由する現在地から目的地への経路を検索し(S89)、検索された経路の中で最も距離の短い経路(すなわち最短の経路)を表示部10で地図上に表示し(S90)、処理を終了する。
さらに、無線LANの接続待ち状態において、制御部50は、図21に示される処理を行う。この図21の処理は、例えば図5の処理と並行して行われる。
図21において、制御部50は、無線LANが利用できない場所から利用できる場所に携帯端末1が移動するまで待機し(S91:NO)、無線LANが利用できる場所に携帯端末1が移動した場合に(S91:YES)、無線LANを利用できるエリアに入ったことを、通知部90によってユーザに知らせる(S92)。
また、本実施の形態では、データ送信処理中に、制御部50は、データ送信の進捗状況を表示するとともに、印刷データの送信完了までにかかる予想時間を表示する。具体的には、制御部50は、図6のデータ送信中画面に代えて、図22のデータ送信中画面を表示する。さらに、印刷データの送信が完了した場合に、その旨を通知部90によってユーザに通知する。
以上説明した本実施の形態2によれば、上記(1)〜(9)の効果の他に、下記(10)〜(11)の効果が得られ得る。
(10)通信制御部は、選択された無線通信回線が利用できない場合、携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて携帯端末の現在位置周辺における無線通信回線が利用可能な場所を示す場所情報を取得し、当該場所情報を表示部に表示させる。本構成によれば、現在位置周辺における無線通信回線が利用可能な場所を提示することができ、ユーザの利便性が向上する。
(11)通信制御部は、選択された無線通信回線が利用できない場合、携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得するとともに、目的地を示す目的地情報を取得し、位置情報と目的地情報とに基づき、無線通信回線が利用可能な場所を経由する現在位置から目的地までの経路を探索し、探索された経路を表示部に表示させる。本構成によれば、無線通信回線が利用可能な場所を経由する現在位置から目的地までの経路を提示することができ、ユーザの利便性が向上する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、無線通信回線として携帯電話網および無線LANを例示したが、携帯端末は、BlueTooth(登録商標)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)ネットワークなど、他の無線通信回線を利用してもよい。
また、上記実施の形態では、主に携帯端末から印刷装置へ印刷データを送信する場合を示したが、本発明は、携帯端末から他の携帯端末やサーバへデータを送信する場合にも適用可能である。
また、上記実施の形態では、複数種類の通信性能間の優先順位の指定として、優先すべき1つの通信性能、すなわち最も優先すべき通信性能の選択を受け付ける場合を例示したが、受付部51は、上記以外の態様で優先順位の指定を受け付けてもよい。例えば、受付部51は、複数種類の通信性能のうち優先すべき2以上の通信性能の選択を受けてもよい。また、優先順位の指定は、優先すべきか否かの2段階に限られず、3段階以上であってもよい。例えば、M種類(Mは3以上の整数)の通信性能に対してそれぞれ異なるM段階の優先順位が指定されてもよい。
また、上記実施の形態では、対応情報に基づいて、優先すべき通信性能に対応する回線を利用する回線として選択する構成を例示したが、通信制御部52は、これ以外の方法で利用する回線を選択してもよい。例えば、通信制御部52は、優先順位1位の通信性能に対応する回線を特定し、1つの回線が特定された場合には当該回線を利用する回線として選択し、2以上の回線が特定された場合には優先順位2位の通信性能に対応する回線を特定するといったように、優先順位の順に、通信性能に対応する回線を特定する処理を繰り返し行って回線を絞り込んでもよい。また、あらかじめ回線毎に各通信性能のレベル値を設定しておき、通信制御部52は、回線毎に、各通信性能の優先順位を重みとして各通信性能のレベル値を重み付け加算して評価値を求め、評価値が最も高い回線を利用する回線として選択してもよい。
また、上記実施の形態では、印刷データの印刷指示の受付、優先順位の指定の受付、利用する回線の選択という順番で処理する構成を例示したが、処理の順序はこれに限られない。例えば、制御部50は、印刷指示を受ける前に優先順位の指定を受けてもよいし、印刷指示を受ける前に優先順位の指定を受けて利用する回線を選択してもよい。
また、複数種類の通信性能は、上記のものに限られず、例えば、利用可能場所を含んでもよく、速度、低廉性、安全性、および利用可能場所のうちの一部または全部を含んでもよい。
1 携帯端末、 2 情報処理装置、 10 表示部、 20 操作部、 30 記憶部、 40 無線通信部、 50 制御部、 51 受付部、 52 通信制御部、 53 帯域制限情報取得部、 54 通信量監視部、 55 通信料金算出部、 60 位置情報取得部、 70 場所情報取得部、 80 経路探索部、 90 通知部、 100 携帯電話網、 200 公衆無線LAN、 300 自宅無線LAN、 400 インターネット、 1000 情報処理システム。

Claims (28)

  1. 複数の無線通信回線を利用可能な無線通信部と、
    複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記無線通信部を制御する通信制御部と、
    を備え
    前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、
    前記所定の帯域制限条件を示す帯域制限情報を取得する帯域制限情報取得部と、
    前記制限対象回線での当該携帯端末の通信量を監視する通信量監視部と、
    をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記帯域制限情報取得部により取得された帯域制限情報と、前記通信量監視部の監視結果とに基づき、前記制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、
    前記帯域制限情報取得部は、前記複数の無線通信回線の何れかを介して前記帯域制限情報を取得し、当該帯域制限情報を記憶部に保存することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記通信制御部は、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記制限対象回線を利用して送信を行い、帯域が制限されていない場合には、前記制限対象回線を利用するかを問い合わせ、利用する旨の応答を受けたときに、前記制限対象回線を利用して送信を行うことを特徴とする請求項に記載の携帯端末。
  3. 複数の無線通信回線を利用可能な無線通信部と、
    複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記無線通信部を制御する通信制御部と、
    を備え、
    前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、
    前記通信制御部は、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記制限対象回線を利用して送信を行い、帯域が制限されていない場合には、前記制限対象回線を利用するかを問い合わせ、利用する旨の応答を受けたときに、前記制限対象回線を利用して送信を行うことを特徴とする携帯端末。
  4. 前記所定の帯域制限条件を示す帯域制限情報を取得する帯域制限情報取得部と、
    前記制限対象回線での前記携帯端末の通信量を監視する通信量監視部と、
    をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記帯域制限情報取得部により取得された帯域制限情報と、前記通信量監視部の監視結果とに基づき、前記制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記通信制御部は、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うかを問い合わせ、行う旨の応答を受けたときに、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 複数の無線通信回線を利用可能な無線通信部と、
    複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記無線通信部を制御する通信制御部と、
    を備え、
    前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、
    前記通信制御部は、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うかを問い合わせ、行う旨の応答を受けたときに、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うことを特徴とする携帯端末。
  7. 前記所定の帯域制限条件を示す帯域制限情報を取得する帯域制限情報取得部と、
    前記制限対象回線での前記携帯端末の通信量を監視する通信量監視部と、
    をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記帯域制限情報取得部により取得された帯域制限情報と、前記通信量監視部の監視結果とに基づき、前記制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
  8. 前記通信制御部は、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、利用する無線通信回線を変更するかを問い合わせ、変更する旨の応答を受けたときに、利用する無線通信回線を前記制限対象回線以外の無線通信回線に変更することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯端末。
  9. 前記通信制御部は、前記選択された無線通信回線が利用できない場合、前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得するとともに、目的地を示す目的地情報を取得し、前記位置情報と前記目的地情報とに基づき、前記無線通信回線が利用可能な場所を経由する前記現在位置から前記目的地までの経路を探索し、探索された経路を表示部に表示させることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  10. 複数の無線通信回線を利用可能な無線通信部と、
    複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記無線通信部を制御する通信制御部と、
    を備え、
    前記通信制御部は、前記選択された無線通信回線が利用できない場合、当該携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得するとともに、目的地を示す目的地情報を取得し、前記位置情報と前記目的地情報とに基づき、前記無線通信回線が利用可能な場所を経由する前記現在位置から前記目的地までの経路を探索し、探索された経路を表示部に表示させることを特徴とする携帯端末。
  11. 前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、
    前記通信制御部は、前記制限対象回線の帯域が制限されているか否かに基づいて、前記無線通信回線の選択を行う、
    ことを特徴とする請求項10に記載の携帯端末。
  12. 前記所定の帯域制限条件を示す帯域制限情報を取得する帯域制限情報取得部と、
    前記制限対象回線での前記携帯端末の通信量を監視する通信量監視部と、
    をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記帯域制限情報取得部により取得された帯域制限情報と、前記通信量監視部の監視結果とに基づき、前記制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の携帯端末。
  13. 前記通信制御部は、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、利用する無線通信回線を変更するかを問い合わせ、変更する旨の応答を受けたときに、利用する無線通信回線を前記制限対象回線以外の無線通信回線に変更することを特徴とする請求項11または12に記載の携帯端末。
  14. 前記通信制御部は、前記選択された無線通信回線が利用できない場合、前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて前記携帯端末の現在位置周辺における前記無線通信回線が利用可能な場所を示す場所情報を取得し、当該場所情報を表示部に表示させることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の携帯端末。
  15. 前記通信制御部は、前記無線通信回線が利用可能な場所または前記経路を示す地図情報を表示させることを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載の携帯端末。
  16. 前記通信制御部は、前記無線通信回線が利用可能な場所に前記携帯端末が移動した場合にユーザに通知することを特徴とする請求項から15のいずれか1項に記載の携帯端末。
  17. 前記複数種類の通信性能は、速度、低廉性、利用可能場所、および安全性のうち少なくとも2つを含むことを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の携帯端末。
  18. 前記通信制御部は、前記データの無線通信回線による送信中に、当該無線通信回線が利用できなくなった場合、前記データの送信を中断し、当該無線通信回線が利用できるようになったときに前記データの送信を再開することを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の携帯端末。
  19. 前記通信制御部は、前記データの無線通信回線による送信中に、当該無線通信回線が利用できなくなった場合、前記データの送信に利用する無線通信回線を、前記複数の無線通信回線のうち現在利用できる無線通信回線に変更することを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の携帯端末。
  20. 前記通信制御部は、前記データの無線通信回線による送信中に、当該無線通信回線が利用できなくなった場合、利用する無線通信回線を変更するかを問い合わせ、変更する旨の応答を受けたときに、前記データの送信に利用する無線通信回線を前記複数の無線通信回線のうち現在利用できる無線通信回線に変更することを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の携帯端末。
  21. 第1通信回線と、当該第1通信回線と通信規制が異なる第2通信回線とを利用可能な無線通信部を用いて送信対象データを送信する携帯端末において、
    前記送信対象データの送信を制御する制御部と、
    表示を行う表示部と、
    操作を受ける操作部とを備え、
    前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていない場合は、前記表示部に第1確認画面を表示させ前記操作部から許可を示す入力がなされた後で、当該第1通信回線を利用して送信対象データの送信を行い、
    前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていた場合は、前記第1確認画面に対する許可を行わずに送信対象データの送信を行い、
    前記制御部は、前記第1通信回線および前記第2通信回線の何れかを介して前記所定量を取得し、当該所定量を記憶部に保存する
    ことを特徴とする携帯端末。
  22. 第1通信回線と、当該第1通信回線と通信規制が異なる第2通信回線とを利用可能な無線通信部を用いて送信対象データを送信する携帯端末において、
    前記送信対象データの送信を制御する制御部と、
    表示を行う表示部と、
    操作を受ける操作部とを備え、
    前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていない場合は、前記表示部に前記第1通信回線を利用するかを問い合わせる画面を表示させ前記操作部から許可を示す入力がなされた後で、当該第1通信回線を利用して送信対象データの送信を行い、
    前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていた場合は、前記第1通信回線を利用するかを問い合わせる画面に対する許可を行わずに送信対象データの送信を行う
    ことを特徴とする携帯端末。
  23. 記画面は通信量に関する確認画面であることを特徴とする請求項22に記載の携帯端末。
  24. 第1通信回線と、当該第1通信回線と通信規制が異なる第2通信回線とを利用可能な無線通信部を用いて送信対象データを送信する携帯端末において、
    前記送信対象データの送信を制御する制御部と、
    表示を行う表示部と、
    操作を受ける操作部とを備え、
    前記制御部は、前記第1通信回線が予め決められた期間に所定量を超える通信が行われていた場合は、前記所定量を緩和するための処理を行うかを問い合わせ、行う旨の応答を受けたときに、前記所定量を緩和するための処理を行う
    ことを特徴とする携帯端末。
  25. 複数の無線通信回線を利用可能な携帯端末の制御プログラムであって、
    複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記携帯端末を制御する通信制御ステップと、
    をコンピュータに実行させ
    前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、
    前記所定の帯域制限条件を示す帯域制限情報を取得する帯域制限情報取得ステップと、
    前記制限対象回線での前記携帯端末の通信量を監視する通信量監視ステップと、
    をさらに前記コンピュータに実行させ、
    前記通信制御ステップは、前記帯域制限情報取得ステップにより取得された帯域制限情報と、前記通信量監視ステップの監視結果とに基づき、前記制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、
    前記帯域制限情報取得ステップは、前記複数の無線通信回線の何れかを介して前記帯域制限情報を取得し、当該帯域制限情報を記憶部に保存することを特徴とする携帯端末の制御プログラム。
  26. 複数の無線通信回線を利用可能な携帯端末の制御プログラムであって、
    複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記携帯端末を制御する通信制御ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、
    前記通信制御ステップは、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記制限対象回線を利用して送信を行い、帯域が制限されていない場合には、前記制限対象回線を利用するかを問い合わせ、利用する旨の応答を受けたときに、前記制限対象回線を利用して送信を行うことを特徴とする携帯端末の制御プログラム。
  27. 複数の無線通信回線を利用可能な携帯端末の制御プログラムであって、
    複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記携帯端末を制御する通信制御ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記複数の無線通信回線は、所定の帯域制限条件に従って帯域が制限される無線通信回線(以下、「制限対象回線」という)を含み、
    前記通信制御ステップは、前記優先順位に応じて前記制限対象回線を選択した場合、当該制限対象回線の帯域が制限されているか否かを判断し、帯域が制限されている場合には、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うかを問い合わせ、行う旨の応答を受けたときに、前記帯域制限条件を緩和するための処理を行うことを特徴とする携帯端末の制御プログラム。
  28. 複数の無線通信回線を利用可能な携帯端末の制御プログラムであって、
    複数種類の通信性能間の優先順位の指定を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けられた優先順位に応じて、前記複数の無線通信回線の中から送信に利用する無線通信回線を選択し、選択された無線通信回線を利用して送信対象のデータを送信するように前記携帯端末を制御する通信制御ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記通信制御ステップは、前記選択された無線通信回線が利用できない場合、前記携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得するとともに、目的地を示す目的地情報を取得し、前記位置情報と前記目的地情報とに基づき、前記無線通信回線が利用可能な場所を経由する前記現在位置から前記目的地までの経路を探索し、探索された経路を表示部に表示させることを特徴とする携帯端末の制御プログラム。
JP2012213827A 2012-09-27 2012-09-27 携帯端末、情報処理システム、並びに携帯端末の制御装置および制御プログラム Expired - Fee Related JP5727438B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012213827A JP5727438B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 携帯端末、情報処理システム、並びに携帯端末の制御装置および制御プログラム
US14/033,715 US9474004B2 (en) 2012-09-27 2013-09-23 Mobile device and information processing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012213827A JP5727438B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 携帯端末、情報処理システム、並びに携帯端末の制御装置および制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014068302A JP2014068302A (ja) 2014-04-17
JP5727438B2 true JP5727438B2 (ja) 2015-06-03

Family

ID=50339327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012213827A Expired - Fee Related JP5727438B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 携帯端末、情報処理システム、並びに携帯端末の制御装置および制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9474004B2 (ja)
JP (1) JP5727438B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150049630A1 (en) * 2013-08-13 2015-02-19 International Business Machines Corporation Smart wireless access point analyzer
JP6330855B2 (ja) * 2016-05-31 2018-05-30 マツダ株式会社 車両用情報通信システムおよびアプリケーションプログラム
CN108924877B (zh) 2017-03-24 2022-02-11 华为技术有限公司 信息的处理方法和设备
WO2020166348A1 (ja) * 2019-02-13 2020-08-20 ソニー株式会社 移動体、通信方法、およびプログラム

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000105676A (ja) * 1998-07-31 2000-04-11 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法及びコンピュ―タ読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体
JP2000278735A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Hitachi Ltd 移動無線装置
JP3397196B2 (ja) * 2000-03-14 2003-04-14 日本電気株式会社 パケット通信料金事前通知システム
GB0031535D0 (en) * 2000-12-22 2001-02-07 Nokia Networks Oy Traffic congestion
JP2002335201A (ja) * 2001-05-09 2002-11-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信装置
KR100465208B1 (ko) * 2002-04-02 2005-01-13 조광선 Ad-hoc 네트워크 병용 무선이동통신 시스템,통신장치, 및 통신방법
JP2004193671A (ja) * 2002-12-06 2004-07-08 Yamaha Corp 携帯端末装置
US7466986B2 (en) * 2006-01-19 2008-12-16 International Business Machines Corporation On-device mapping of WIFI hotspots via direct connection of WIFI-enabled and GPS-enabled mobile devices
US20070255797A1 (en) * 2006-04-28 2007-11-01 Dunn Douglas L Method for selecting an air interface using an access list on a multi-mode wireless device
JP2009075807A (ja) 2007-09-20 2009-04-09 Oki Data Corp 情報処理システム
KR100944772B1 (ko) * 2007-12-17 2010-03-03 한국전자통신연구원 다중 통신 모드를 지원하는 이동 단말기에서 통신 모드안내 데이터에 의한 인지 무선 접속 지원 장치 및 방법
US8406748B2 (en) * 2009-01-28 2013-03-26 Headwater Partners I Llc Adaptive ambient services
US8589541B2 (en) * 2009-01-28 2013-11-19 Headwater Partners I Llc Device-assisted services for protecting network capacity
JP2010130386A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Hitachi Ltd 無線通信システムおよび無線基地局ならびに不感知エリア通知方法
US8351898B2 (en) * 2009-01-28 2013-01-08 Headwater Partners I Llc Verifiable device assisted service usage billing with integrated accounting, mediation accounting, and multi-account
US20100222032A1 (en) * 2009-02-27 2010-09-02 Research In Motion Limited Communications system providing notification effectiveness ranking for a notification display and related methods
JP5096524B2 (ja) * 2010-06-01 2012-12-12 株式会社Tdモバイル アドレス帳更新プログラムおよびアドレス帳更新システム
US9124436B2 (en) * 2010-12-16 2015-09-01 Cellco Partnership Intelligent automated data usage upgrade recommendation
TW201239745A (en) * 2011-03-17 2012-10-01 Teco Image Sys Co Ltd Print system and method for portable communication device
US9295022B2 (en) * 2012-05-18 2016-03-22 Comcast Cable Communications, LLC. Wireless network supporting extended coverage of service

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014068302A (ja) 2014-04-17
US20140087730A1 (en) 2014-03-27
US9474004B2 (en) 2016-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2759925B1 (en) Terminal apparatus and system
JP5727438B2 (ja) 携帯端末、情報処理システム、並びに携帯端末の制御装置および制御プログラム
JP4805739B2 (ja) 近距離無線通信端末及びセキュリティレベル設定方法
JP4964336B2 (ja) ナビゲーション装置および適応制御型通信システム
JP2006506880A (ja) 無線通信用のネットワーク資源を管理する方法
WO2005121981A1 (ja) 情報端末、設定情報配信サーバ、権利情報配信サーバ、ネットワーク接続設定プログラムおよび方法
JP2006502678A (ja) 携帯用装置のスマート接続の管理
JP2003134133A (ja) 網サービス情報提供システム及び網サービス情報提供装置並びにその方法及び端末
US11252631B2 (en) Intelligent indicators of dynamic connectivity alternatives
CN103119987A (zh) 定位数据点的方法、使用该方法的网络和用户装备
JP2005009891A (ja) 車両用経路選出方法および装置
JPWO2012077303A1 (ja) 通信サービス提供システム、通信サービス提供方法およびデータセンタ管理システム
JP2003299150A (ja) 無線端末装置
KR20080039225A (ko) 무선통신시스템
JP2008227614A (ja) 無線装置、無線通信システム、通信制御方法及び通信制御プログラム
JP2005215898A (ja) 端末装置、その端末装置を管理する管理装置および管理方法
JP5619045B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法
JP2015104009A (ja) 情報管理装置、ローカルネットワークシステム、情報管理方法および情報管理プログラム
JP4173320B2 (ja) 移動通信端末、情報記憶モジュール、プログラムおよび記録媒体
JP6264752B2 (ja) 制御方法、制御装置および通信システム
JP4459976B2 (ja) ローミング制御システム、制御装置、ローミング先中継装置、移動端末、及びローミング制御方法
JP2002176676A (ja) 情報端末、情報取得プログラムが記録された記録媒体、情報取得システム、及び情報取得方法
JP6127100B2 (ja) 通信端末装置及びシステム
JP3937750B2 (ja) 情報通信端末および通信システム
WO2017157016A1 (zh) 无线接入的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5727438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees