JP2002176676A - 情報端末、情報取得プログラムが記録された記録媒体、情報取得システム、及び情報取得方法 - Google Patents

情報端末、情報取得プログラムが記録された記録媒体、情報取得システム、及び情報取得方法

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JP2002176676A
JP2002176676A JP2000371783A JP2000371783A JP2002176676A JP 2002176676 A JP2002176676 A JP 2002176676A JP 2000371783 A JP2000371783 A JP 2000371783A JP 2000371783 A JP2000371783 A JP 2000371783A JP 2002176676 A JP2002176676 A JP 2002176676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基地局との間の無線通信の呼集中を回避すると
共に、無線通信を介した情報端末による情報取得機会を
向上することを可能にする。 【解決手段】端末16aは、ユーザからURLによって
指定された情報が自端末において格納されていない場合
には、近接している他の端末16bと通信して、端末1
6bに所望する情報が格納されていればこの情報を取得
し、また端末16bに所望する情報が格納されておら
ず、且つ基地局14を経由して直接、情報提供装置10
から所望する情報が取得できない場合には、端末16b
に対して情報の取得依頼をすることによって処理を代行
させて所望する情報を取得することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末により無
線通信を介して情報を取得する情報取得システム、情報
取得方法、無線通信を介して情報を取得する情報端末、
及び情報取得プログラムが記録された記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯情報端末では、無線通信路を
介して電話網やインターネットなどの通信網に接続し、
さらに通信網を介して情報提供装置に接続することによ
って、所望する情報を情報提供装置から取得することが
できる(第1の方法)。この場合、携帯情報端末は、無
線基地局を経由して電話網に接続し、さらにインターネ
ットサービスプロバイダなどを経由して接続することに
より情報提供装置への通信路を確保する。そして、確保
された通信路を通して、情報提供装置への情報提供要求
を行い、所望の情報を受信する。
【0003】また、特開平11−196091号公報に
は、情報提供装置に接続された無線基地局を経由して携
帯POS(Point of sale/店舗販売時点情報管理)端
末にデータをダウンロードするシステムが開示されてい
る(第2の方法)。特開平11−196091号に開示
されたシステムは、複数存在するPOS端末相互間で通
信可能な構成であり、データを取得しようとする端末が
無線基地局と交信不能の場合には、交信可能な他のPO
S端末を通じてデータを取得することができる。また、
他のPOS端末が既に当該データを取得済みで記憶して
いる場合には、そのデータを基地局と交信不能なPOS
端末に与える。また、データ提供を依頼されたPOS端
末もデータを持っていない場合は、この端末が無線基地
局と交信可能であれば、無線基地局を経由してデータ提
供サーバにアクセスしてデータを取得した後、情報提供
を依頼してきたPOS端末ヘデータを提供する。あるい
は、情報依頼元のPOS端末は、他のPOS端末を経由
して無線基地局に接続し、さらにデータ提供サーバにア
クセスしてデータを取得することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のシス
テムでは、無線通信路を介して通信網に接続し、所望の
情報を取得することができるが次のような問題があっ
た。
【0005】第1の方法においては、1つの無線基地局
が接続サービスを提供する範囲(以後、セルと呼ぶ)の
中で発呼する携帯情報端末の数が、同時接続可能な呼の
数を超過するような場合、呼損が生じて回線を確立でき
ない端末が生じる。その結果、当該端末は情報要求、及
び情報取得が不可能となってしまう。このような場合、
端末の利用者は接続を確立できるまで再発呼を試みる
か、あるいは発呼する場所を移動し、回線に空きがある
他の無線基地局のセルに移動するなどしなければならな
い。
【0006】しかし、同じ無線基地局に対して再発呼を
繰り返す場合、同様の行為を行っている利用者の数が多
いため、必ずしも直ぐに接続できるとは限らず、情報を
欲した時点において情報取得することはできない。ま
た、発呼する場所を移動する場合では、移動時間を要す
るため、即座に情報を取得できないのに加えて、移動先
の無線基地局が空いている保証もない。さらに、1つの
無線基地局がカバーする範囲であるセルが広く、徒歩で
容易に移動できない場合には、隣のセルに移動して通信
しようとすることは非常に負担が大きい。
【0007】また、第2の方法では、携帯POS端末に
おいてデータを必要とする場合には、まず無線基地局と
の通信を試みて、無線基地局との交信が不能である場合
に他のPOS端末を通じてデータを取得する構成である
ため呼の集中を回避することができなかった。また、他
のPOS端末が既に所望するデータを取得済みで記憶し
ていたとしても、そのデータがその時点で無線基地局を
通じて取得されるデータと同じであるか(最新のデータ
であるか)不明であるため、場合によってはデータを取
得しても利用できない可能性があった。
【0008】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、基地局との間の無線通信の呼集中を回避す
ると共に、無線通信を介した情報端末による情報取得機
会を向上することが可能な情報端末、情報取得プログラ
ムが記録された記録媒体、情報取得システム、及び情報
取得方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基地局との間
で無線通信を行う第1の通信手段を有し、この第1の通
信手段を介して情報を取得する情報端末において、取得
すべき対象情報を特定するための特定情報を入力する入
力手段と、他の端末との間で無線通信を行う第2の通信
手段と、前記入力手段にて入力された特定情報に基づい
て、前記第2の通信手段により通信可能な他の端末に前
記対象情報が格納されているかを問い合わせる問い合わ
せ手段と、この問い合わせ手段による問い合わせの結
果、前記対象情報が他の端末に格納されていた場合に、
前記第1の通信手段により前記基地局を介して対象情報
を取得することに代えて、前記第2の通信手段を介して
前記他の端末から対象情報を取得する取得手段とを具備
したことを特徴とする。
【0010】また本発明は、基地局との無線通信を介し
て情報を取得する情報端末において、他の端末との間で
無線通信を行う通信手段と、情報の取得要求に応じて、
前記通信手段により互いに通信可能な範囲に存在する他
の端末に所望の情報が格納されているかを問い合わせる
問い合わせ手段と、前記問い合わせ手段による問い合わ
せの結果、所望の情報が他の端末に格納されていた場合
に、この他の端末から所望の情報を取得する情報取得手
段とを具備し、前記情報取得手段によって所望の情報が
取得された場合に、基地局との無線通信を介した情報の
取得を行わないことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
情報提供システムの概略を示す図である。図1中に示す
情報提供装置10、端末16(端末16a〜16d)
は、例えばCD−ROM、DVD、磁気ディスク等の記
録媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプログ
ラムによって動作が制御されるコンピュータによって実
現される。情報提供装置10は、公衆回線網やインター
ネットなどを含む通信網12と接続されている。通信網
12には、インターネットサービスプロバイダ、交換局
・制御局(図示せず)等を介して、無線通信を行うため
の基地局14が接続されている。基地局14は、無線通
信可能な範囲(セル)に存在する端末16(端末16a
〜16d)との間で無線通信を行ない、通信網12を介
して情報提供装置10と接続させる。
【0012】情報提供装置10は、情報端末からの要求
に応じて各種の情報を送信する情報提供サービスを提供
するもので、通信網12と接続されている。情報提供装
置10は、例えばインターネットに接続されたWebサ
ーバであり、情報端末からURL(uniform resource l
ocator)によって情報が指定された場合には、所定の通
信手順に従って情報端末へ所定の情報を提供する。
【0013】基地局14は、端末16との間で無線通信
を行うもので、セル内に存在する端末16からの発呼に
応じて回線を確保する。基地局14は、同時に無線通信
が可能な端末16の数に制限があり、制限を越える数の
端末16から発呼があると回線が空くまで、新たな端末
16からの発呼に応じた回線を確保できない。
【0014】端末16(情報端末)は、PDA(person
al digital assistant)やPC(パーソナルコンピュー
タ)、携帯電話などによって構成される携帯情報端末で
あって、基地局14との無線通信を介して情報提供装置
10から配信される各種の情報を受信して蓄積する機能
が設けられている。また、端末16は、他の近接する端
末との間で無線通信を行ない、他の端末が蓄積している
情報を受信して蓄積する機能が設けられている。端末1
6は、基地局14との無線通信のために例えば800M
Hz帯などの携帯電話用の比較的電波の到達距離の長い
無線通信機能(例えば数百m〜数km程)と、他の端末
との無線通信のためにBluetoothなどの比較的
電波の到達距離の短い無線通信機能(10m程度)の2
種類の通信機能が搭載されている。Bluetooth
は、短距離の無線通信規格であり、2.45GHz帯の
ISM(Industry Science Medical)バンドを用いて1
0m程度の無線通信を実現するものである。Bluet
oothでは、スペクトラム拡散技術として周波数ホッ
ピング方式を用いており、最大で8台までの機器を時分
割多重方式によって接続することができる。なお、端末
16に搭載される無線通信機能は、800MHz帯など
の携帯電話用の無線通信機能やBluetoothなど
に限らず、光通信などの通信方式を用いることもでき
る。
【0015】携帯電話用の無線通信機能などの場合、基
地局設置の費用対効果の観点から比較的到達距離の長い
もの(例えば数百m〜数km程)が用いられる。しか
し、到達距離の長い無線通信や光通信では混信の恐れが
あるため、異なる通信に同一のチャネルを用いるために
は、比較的離れる必要がありチャネルの使用効率が低
い。このため、一つの基地局14で使用可能なチャネル
数をあまり多くすることができず、基地局14への呼集
中による話中が発生し易い。一方、到達距離の短い通信
方式を用いた場合には、同一チャネルを比較的近くで使
えるため、チャネルの使用効率を高くすることができる
特徴がある。
【0016】本発明は前述のような特徴の異なる通信回
線を有効に活用することによって基地局14への呼集中
を低減し、この結果、基地局14との接続不能によって
情報を取得できない端末16を減らすものである。
【0017】図2は、端末16の構成を示すブロック図
である。図2に示すように、本実施形態における端末1
6は、CPU20、表示制御部22、表示装置24、無
線制御部26、電源制御部28、バッテリ30、ROM
32、RAM34、入力制御部36、入力装置38、及
び記憶装置40によって構成されている。
【0018】CPU20は、ROM32あるいはRAM
34に格納されたプログラムを実行することにより各種
の機能を実現するもので、情報取得プログラムを実行す
ることにより、情報提供装置10が提供する情報を指定
するための情報のタグ(例えばURL)がユーザによっ
て指定された場合に、この指定された情報を取得する情
報取得機能を実行する。この情報取得機能では、ユーザ
によって指定された情報を、自端末の記憶部(RAM3
4あるいは記憶装置40)、無線通信が可能な近接して
いる他の端末、基地局14との無線通信を介して接続さ
れた情報提供装置10の優先順で検索して取得するよう
に動作する。また、情報取得プログラムの実行によっ
て、他の端末16から情報提供装置10が提供している
所定の情報を保持しているか否かの問い合わせを受信し
た場合、自装置の記憶部に格納されていれば問い合わせ
元の端末16に送信する機能、また他の端末16から所
定の情報の取得依頼を受信した場合に、基地局14経由
で情報提供装置10から該当する情報を取得して依頼元
の端末16に対して送信する機能を実現することができ
る。
【0019】表示制御部22は、CPU20の制御のも
とで、表示装置24においてユーザに各種情報(他の端
末や情報提供装置10から取得した情報)を通知するた
めの表示出力を制御する。表示装置24は、液晶ディス
プレイ等によって構成され、表示制御部22の制御のも
とで各種情報を表示する。無線制御部26は、2種類の
無線通信機能を有しており、CPU20の制御のもとで
近接する他の端末、あるいは基地局14との間で無線通
信を行うための制御を行う機能を有している。電源制御
部28は、端末を動作させるために各部に電力を供給す
るためのバッテリ30を制御するもので、バッテリ30
の残量を読みとってCPU20に通知することができ
る。ROM32は、CPU20を動作させるためのプロ
グラム及び各種初期データを格納するためのもので、例
えば情報提供装置10が提供している情報を取得するた
めの情報取得機能を実現するための情報取得プログラム
が記録されている。
【0020】RAM34は、入力装置38を介して入力
されたユーザデータや各処理におけるワークデータ、あ
るいは他の端末や情報提供装置10から受信した情報な
どを一時的に格納する。RAM34(記憶部)に格納さ
れる情報の一例を図3に示している(詳細については後
述する)。入力制御部36は、入力装置38を介してユ
ーザからの入力を受け付けるためのもので、各種キーや
タッチパネルを制御する。入力装置38は、入力制御部
36の制御のもとでユーザからの入力を受け付けるもの
で、キーボードやタッチパネル、ボタンなどによって構
成される。記憶装置40は、各種プログラムや他の端末
や情報提供装置10から取得した情報を含む各種情報
(図3)を蓄積するためのもので、例えばハードディス
クやフラッシュメモリなど不揮発性の記憶媒体に対して
記録を行なう。なお、図示していないが、現在の日時
(年月日時刻)の情報を生成することができる時計機能
が搭載されているものとする。
【0021】図3には、RAM34あるいは記憶装置4
0によって格納される情報の一例を示している。図3
(a)に示すように、端末16には、情報提供装置10
が提供する情報を指定するために用いられる情報のタ
グ、ここではURL50と、このURL50によって指
定される情報本体52が対応づけて格納される。なお、
情報を指定するために用いられる情報のタグは、URL
に限るものではなく、他の情報を用いることができる。
また、情報提供装置10から提供される情報本体に対し
て最後に情報内容が更新された日時を示す最終更新時刻
の情報、情報本体の内容の有効期限を示す情報が付加さ
れている場合には、これらの情報も最終更新時刻54、
有効期限56として、URL50及び情報本体52と対
応づけて格納される。
【0022】また、端末16には、図3(b)に示すよ
うに、他の端末16から所定の情報を保持しているか否
かの問い合わせを受信して、自端末の記憶部に格納され
ていた情報を提供した回数を示す情報提供回数58と、
他の端末16から所定の情報の取得依頼を受信した場合
に、基地局14経由で情報提供装置10から該当する情
報を取得して依頼元の端末16に対して送信した回数を
示す情報取得代行回数59の情報が格納されている。な
お、情報提供回数58と情報取得代行回数59は、UR
L50及び情報本体52と対応づけて、それぞれの回数
を格納していても良いし、全ての情報本体52を対象と
した合計の回数を格納するようにしても良い。
【0023】次に、本実施形態の情報提供システムにお
ける、端末16(情報取得システム)による情報取得の
ための動作について説明する。ここでは、端末16aに
よって情報を取得する場合を例にして説明する。また、
本実施例では、情報提供装置10から提供される情報と
して、特定の駅における電車の時刻表、天気予報、及び
電車運行状況の各情報を例にして説明する。時刻表の情
報は、情報の更新間隔が比較的長く更新時期がおおよそ
わかっている情報の例、天気予報の情報は、更新間隔が
比較的短いが更新時期が予め決まっている情報の例、電
車運行状況の情報は、更新間隔が比較的短く更新時間が
決まっていない情報の例である。
【0024】例えば、端末16aを保持しているユーザ
は、駅近くの繁華街において、情報端末から利用可能な
情報提供サービス事業者(情報提供装置10)から、帰
宅するための電車の時刻を調べようとしている状況を想
定する。この時、駅周辺には多くの人がいて、情報端末
を使って各種情報を取得しようとしている人や携帯電話
で通話する人など、同じ基地局14を利用する人が大勢
いるものとする。このような状況では、回線交換による
音声通話、パケット交換によるデータ通信ともに、基地
局14に呼が集中することにより、通信回線を確立でき
ず話中になる可能性が高い。
【0025】以下、こうした状況下において、端末16
aにより所望する情報を取得するための動作について、
図4及び図5に示すフローチャートを参照しながら説明
する。図4は、情報の取得要求をユーザから入力された
端末16aの動作を示すフローチャート、図5は、端末
16aから無線通信を介して問い合わせ、あるいは情報
取得の依頼を受けた端末16の動作を示すフローチャー
トである。
【0026】まず、端末16aにおいて情報提供装置1
0が提供している情報を取得するためには、その情報を
指定する情報のタグ、ここではURLの指定を入力装置
38からユーザにより入力させる(ステップA1)。U
RLを指定する方法は種々あるが、例えばURLのテキ
スト文字列をキー等の入力インタフェースを用いて入力
する方法、予めマークや見だし文字などに関連づけて記
憶済みのURLを一覧から選択して指定する方法などが
ある。
【0027】この時、ユーザは、URLによって指定し
た情報を、自端末内、近接している他の端末16(端末
16b〜16d)、基地局14との無線通信を介して接
続される情報提供装置10の何れから取得するかを意識
する必要がなく、単に所望する情報を示すURLを指定
すれば良い。
【0028】CPU20は、URLが指定されると情報
の探索を開始し、まず自端末内の記憶部(記憶装置40
あるいはRAM34)に指定されたURLに該当する情
報本体が記憶されているかを検索する(ステップA
2)。
【0029】この検索の結果、自端末の記憶部に所望の
情報が格納されていた場合は、CPU20は、その自端
末に格納されていた情報を取得結果として、表示制御部
22により表示装置24において表示させて処理を終了
する(ステップA4)。端末16は、指定されたURL
の情報を既に取得したことがある場合、図3に示すよう
に、記憶部に保存するようになっている。一般に記憶部
の容量には上限があるため、新しい情報を取得した場合
には、例えば最も古い情報に上書きされるようになって
いる。このため、他の情報により既に上書きされて消去
されてしまっている場合もあるが、まだ当該情報が記憶
されていた場合には、その情報を検索結果として用い
る。これにより、基地局14との無線通信を行う必要が
無くなる。
【0030】一方、自端末内の記憶部に所望の情報が存
在しなかった場合(ステップA3)、CPU20は、無
線制御部26による短距離の無線通信機能(Bluet
oothによる通信)を用いて、通信可能な自端末16
aと近接している(10m以内程度)他の端末16に対
して、所望の情報を保持しているか否かをURLを指定
して問い合わせる(ステップA5)。
【0031】具体的には、まず、近接している互いに通
信可能な範囲に存在する他の端末16を探索する。端末
間の無線通信方式として、例えばBluetoothを
用いており、各端末が少なくともそれら自体が主体的な
使用状態に無い場合、例えば通話中やデータ通信中以外
であれば他端末からのアクセスを受け入れることが可能
となっている。勿論、上記動作中であっても受け入れ可
能であっても構わず、ハードウェア及び制御ソフトウェ
アの設計次第で同時処理可能にすることが可能である。
どのような構成にするかは、技術的な面よりもサービス
及び機器のコスト的な観点から決められる。近接してい
る端末16(例えば、端末16b〜16d)との間で通
信可能な状態になると、CPU20は、各端末16に対
してURLで示される所望する情報を保持しているか否
かを問い合わせる。
【0032】ここで、端末16bが端末16aからの問
い合わせを受信したものとする。端末16bのCPU2
0は、端末16aからURLで示される情報を保持して
いるか否かの問い合わせを受信すると(図5、ステップ
A20)、自端末内の記憶部(記憶装置40あるいはR
AM34)に指定されたURLに該当する情報本体が記
憶されているかを検索する(ステップA21)。
【0033】この検索の結果、自端末の記憶部に所望の
情報が格納されていた場合は(ステップA22)、端末
16bのCPU20は、その自端末に格納されていた情
報を取得結果として取得し、問い合わせ元の端末16a
に対して送信する(ステップA23)。一方、検索の結
果、自端末の記憶部に所望の情報が格納されていなかっ
た場合は(ステップA22)、端末16bのCPU20
は、端末16aに対して問い合わせの情報を保持してい
ないことを示す通知を送信するか、あるいは所定時間以
上、端末16aに対する応答を送信しないことにより問
い合わせの情報を保持していないことを認識させる(何
れか一方の方式が用いられるものとする)。
【0034】なお、端末16bは、他の端末16aから
問い合わせを受信し、この受信に応じた処理を実行する
場合には、問い合わせがあったことをユーザに通知する
ための所定の出力(表示出力や音声出力)をするように
しても良いし、ユーザによって全く認知されないように
して動作するようにしても良い。何れの動作を行うか
は、ユーザが予め設定できるようにしても良い。
【0035】所望の情報を持っている端末16bがあっ
た場合(ステップA6)、端末16aは、所望の情報を
保持していた端末16bから情報を転送することによっ
て取得し、表示制御部22により表示装置24において
表示させて処理を終了する(ステップA7)。なお、端
末16aからの問い合わせに対して、端末16bだけで
無く複数の端末(端末16c,16d)からも所望の情
報を取得できた場合には、後述する情報選択処理を実行
することによって最適な情報を選択することができる。
【0036】一方、他の端末16に対する問い合わせの
結果、通信可能な各端末16(端末16b〜16d)か
ら問い合わせの情報を保持していないことを示す通知が
受信された場合、あるいは所定の時間内に各端末16か
らの応答がなかった場合には、端末16aのCPU20
は、他の端末16から所望の情報を取得できないものと
して、基地局14との無線通信を経由して情報提供装置
10との接続を試みる(ステップA8)。すなわち、C
PU20は、無線制御部26による長距離の無線通信機
能を用いて、基地局14に対して発呼することにより無
線通信回線を確立する。
【0037】ここで、CPU20は、基地局14との回
線が確立できた場合(接続できた場合)(ステップA
9)、基地局14、インターネットサービスプロバイダ
(図示せず)、通信網12などを介して、ユーザによっ
て指定されたURLが示す情報を提供している情報提供
装置10との回線を接続し、所望の情報を取得する(ス
テップA10)。
【0038】一方、CPU20は、他の端末16が基地
局14との回線を確保しているなどの理由から、基地局
14との無線通信の回線が確立できなかった場合、無線
制御部26による短距離の無線通信機能を用いて、通信
可能な自端末16aと近接している他の端末16に対し
て、所望する情報の取得依頼をURLの指定と共に送信
する(ステップA11)。すなわち、他の端末16によ
って情報提供装置10からの所望する情報の取得を代行
させる。
【0039】ここで、端末16bが端末16aからの情
報取得の依頼を受信したものとする。端末16bのCP
U20は、端末16aからURLで示される情報の取得
依頼を受信すると(図5、ステップA24)、基地局1
4との無線通信の回線を確立し、基地局14、インター
ネットサービスプロバイダ(図示せず)、通信網12な
どを介して、情報取得の依頼元である端末16aによっ
て指定されたURLが示す情報を提供している情報提供
装置10との回線を接続し、所望の情報を取得して(ス
テップA25)、自端末内の記憶部(記憶装置40ある
いはRAM34)に格納する。そして、端末16bのC
PU20は、情報提供装置10から取得した情報を、情
報取得の依頼元である端末16aに対して転送する(ス
テップA26)。
【0040】端末16aのCPU20は、端末16bか
ら転送された情報を受信すると(ステップA12)、こ
の情報を取得結果として、表示制御部22により表示装
置24において表示させて処理を終了する(ステップA
13)。
【0041】なお、端末16bは、情報取得の依頼に対
して、指定されたURLが示す情報を取得することがで
きなかった場合、例えば基地局14との無線通信の回線
が確立できなかった場合、指定されたURLに該当する
情報が検索できなかった場合などには、依頼元の端末1
6aに対して情報の取得を失敗したことを通知する。こ
の場合、端末16aは、所望する情報の取得を失敗した
ものとして、その旨をユーザに通知するための所定の出
力(表示出力や音声出力)をして処理を終了する(ステ
ップA14)。
【0042】なお、前述した説明では、端末16aから
情報の取得依頼を受信した端末16bは、その取得依頼
を受信した時点で基地局14との無線通信による回線を
確保し、さらに通信網12を介して端末16aから指定
されたURLが示す情報を提供している情報提供装置1
0と接続して情報の取得を試みるものとしているが、既
に基地局14と接続された状態で端末16aからの情報
の取得依頼を受信することができるようにしても良い。
この場合、端末16bは、先に基地局14と接続して実
行していた処理と並行して、あるいは実行中の処理を中
断して、依頼された処理を実行する。端末16bは、依
頼された情報取得の処理を、先に実行していた処理と並
行して実行するか、実行中の処理を中断して実行するか
は、先に実行していた処理の内容に応じて選択されても
良いし、端末16bのユーザによって予め何れにするか
設定されるようにしても良い。
【0043】ところで、端末16aは、自端末に所望す
る情報が無く(ステップA3)、かつ通信可能な近接し
ている他の端末が無い場合には(ステップA6)、基地
局14を経由した情報提供装置10からの情報の取得を
試みて(ステップA15)、この結果、情報提供装置1
0と接続できた場合には(ステップA16)、所望する
情報を情報提供装置10から取得し(ステップA1
7)、情報提供装置10と接続できなかった場合には
(ステップA16)、所望する情報の取得を失敗したも
のとして、その旨をユーザに通知するための所定の出力
(表示出力や音声出力)をして処理を終了する(ステッ
プA18)。
【0044】なお、図5のフローチャートにおいては、
所望の情報を保持しているか否かの問い合わせの受信、
情報取得の依頼の受信に対する処理が一連の処理として
説明されているが、それぞれ独立して実行される処理で
あっても良い。
【0045】このようにして、端末16aでは、ユーザ
からURLによって指定された情報が自端末において格
納されていない場合には、近接している他の端末16b
と通信して、端末16bに所望する情報が格納されてい
ればこの情報を取得し、また基地局14を経由して直
接、情報提供装置10から所望する情報が取得できない
場合には、端末16bに対して情報の取得依頼をするこ
とによって処理を代行させて、所望する情報を取得する
ことができる。すなわち、情報の検索が要求された場合
には、優先的に自端末、近接している他の端末16bに
所望する情報が既に格納されているかを検索するので、
基地局14に対する発呼の機会を減少させることができ
る。従って、ある基地局14のセル内に多数の端末16
が存在していたとしても基地局14との無線通信の回線
を確保しやすくなる。また、端末16aは、必ずしも基
地局14を介して情報提供装置10と接続して情報を取
得する必要もないので、所望する情報を取得できる機会
を増大させることができる。また、基地局14との無線
通信ができないとしても、他の端末16bに対して情報
提供装置10からの情報取得を代行させることもできる
ので、所望する情報が取得できるまで再発呼を繰り返し
たり、他の基地局14のセルに移動して通信を試みると
いった必要もないために、大幅に労力を軽減することが
できる。
【0046】なお、前述した説明では、ユーザによって
指定されたURLに該当する情報が、自端末内あるいは
近接している通信可能な他の端末16に格納されていれ
ば、この情報を検索結果として取得するものとして説明
しているが、ユーザによって情報取得が要求された時点
に情報提供装置10が提供している最新情報との同一性
が問題になる場合がある。
【0047】例えば、URLが同じであるがURLに関
連付けられた情報の内容が変更されている場合である。
情報の内容が変更されているかを確かめるためには、情
報提供装置10への間い合わせなどが必要となるが、こ
のため情報提供装置10への接続のために基地局14と
の無線通信の機会が増えてしまう。そこで本実施形態で
は、基地局14への接続の機会を減らすために、図3
(a)に示すように、情報本体52とこの情報本体52
のURL50とに対応づけて、最終更新時刻54及び有
効期限56の情報を対応づけて記憶部に格納しておき、
これらの情報を用いて所望する情報が有効であるか否か
を判別する。
【0048】なお、情報提供装置10から提供される情
報(情報本体52)に最終更新時刻54や有効期限56
の情報が付随されていない場合には、端末16は、情報
提供装置10から情報を取得した時刻を最終更新時刻5
4として格納し、有効期限56については不明であるこ
とを示す情報を格納するものとする。
【0049】図6に示すフローチャートには、最終更新
時刻54と有効期限56を参照して、所望する情報が有
効であるか否かを判別する有効情報判定処理の動作を示
している。有効情報判定処理は、例えば、図4のフロー
チャートに示すステップA4、図5のフローチャートに
示すA23において、指定されたURLに該当する情報
本体が検索できた場合に、その情報本体に対して実行さ
れる。
【0050】まず、CPU20は、URLをもとに検索
された情報本体52と対応づけて記憶部に格納された最
終更新時刻54と有効期限56の情報を取得する(ステ
ップB1)。ここで、有効期限56の情報と現在の日時
の情報とを比較して、情報本体52に対する有効期限が
既に経過しているか否かを判別する。ここで、有効期限
が経過していなければ、CPU20は、検索された情報
本体52が有効であるものとして取得する(ステップB
3)。
【0051】一方、有効期限が既に経過している場合、
あるいは有効期限56の情報が格納されていなかった場
合には、CPU20は、最終更新時刻54の情報と現在
の時刻をもとに、情報本体が有効であるか否かを判断す
る(ステップB4)。例えば、最終更新時刻54から現
在までの経過時間を算出し、この経過時間が短い場合に
は有効であると判定し、長い場合には無効であると判定
する。なお、経過時間に対する基準値(時間の長い、短
いを判定する基準)は、予め端末16を使用しているユ
ーザ、あるいは情報検索を要求したユーザが設定した
り、情報本体52の情報内容に応じて決められるように
しても良い。情報本体52の情報内容に応じて決める場
合には、情報中に含まれるキーワードを抽出して、この
キーワードに応じた基準値を設定するようにしても良
い。
【0052】経過時間に対する判定によって情報本体5
2が有効であると判断された場合には(ステップB
5)、CPU20は、検索された情報本体52が有効で
あるものとして取得する(ステップB3)。また、情報
本体52が無効であると判断された場合には(ステップ
B5)、CPU20は、検索された情報本体52を無効
として扱い、URLをもとにした情報検索により所望の
情報が検索できなかった場合(所望の情報が格納されて
いない場合)と同様に処理する(ステップB6)。
【0053】例えば、電車の時刻表であれば、ダイヤ改
正時までは情報に変化がないため、記憶部に保存されて
いる情報をそのまま利用することができる場合が多い。
一方、天気予報のような更新間隔の短い情報もあるが、
このような場合でも、情報の有効期限がわかっているも
のは、有効期限に達するまでは記憶部に記憶されている
情報を利用することができる。また、電車運行状況など
のように更新間隔が非常に短く頻繁に更新が必要な情報
については、情報の取得が要求された際に、その都度、
最新の情報を取得する必要がある。
【0054】なお、前述した経過時間に対する基準値の
設定にキーワードを用いる方式では、情報中に「電車の
時刻表」というキーワードがあれば、比較的長い時間を
判定する基準値を設定し、「天気予報」というキーワー
ドがあれば、比較的短い時間を判定する基準値を設定す
ることができる。
【0055】このように、指定されたURLをもとに検
索された情報本体52について有効であるか否かが最終
更新時刻54及び有効期限56の情報をもとに判定され
るので、情報の取得要求をしたユーザに対して、自端末
内あるいは他の端末に格納された情報を対象として情報
が検索されたとしても、有効な情報を提供することが可
能となる。また、自端末あるいは他の端末において、U
RLをもとに検索された情報が有効であれば、基地局1
4を介して情報提供装置10に接続して情報を取得する
必要がないので、基地局14に対する発呼の機会を低減
することが可能となる。
【0056】次に、前述した説明において、近接してい
る他の端末16へ所望の情報を保持しているか否かを問
い合わせた際、複数の端末16(端末16b〜16d)
から当該情報を保持している旨の返答が得られた場合に
ついて説明する(図4、ステップA6,A7)。この場
合、端末16aは、以下に説明する情報選択処理によっ
て情報を選択することができる。図7には、端末16に
おける情報選択処理の動作を説明するためのフローチャ
ートを示している。
【0057】情報選択の方法としては、最初に当該情報
を保持している旨の返答を得られた端末から情報を取得
する第1の方法、最新の情報を保持している端末から情
報を取得する第2の方法、第3に各端末が他の端末に対
して情報を提供する回数を平均化させる第3の方法など
がある。何れの方法によって情報を選択するかは、端末
16においてユーザからの指示によって予め設定されて
いても良いし、情報取得の要求と共に情報選択の方法が
ユーザから指示されて設定されるようにしても良い。
【0058】まず、端末16aは、周辺の他の端末16
に対して所望の情報を保持しているか否かの問い合わせ
を送信した結果、この問い合わせに対する応答を受信す
ると、情報選択の方法として第1の方法が設定されてい
る場合には、最初に応答のあった他の端末16を情報提
供元として所望する情報を取得する(ステップC8)。
【0059】また、端末16aは、情報選択の方法とし
て第1の方法が設定されておらず、複数の他の端末16
から問い合わせに対する応答を受信した場合(ステップ
C3)、第2の方法が設定されていれば、各端末から得
られる情報本体52の最終更新時刻54の情報をもとに
最新の情報を保持している端末を判別し(ステップC
5)、この端末16を情報提供元として所望する情報を
取得する(ステップC8)。
【0060】また、端末16aは、複数の他の端末16
から問い合わせに対する応答を受信し(ステップC
3)、第3の方法が設定されていれば、各端末から得ら
れる情報提供回数58の情報をもとに、例えば情報提供
回数58が最も少ない端末を判別し(ステップC7)、
この端末16を情報提供元として所望する情報を取得す
る(ステップC8)。
【0061】なお、端末16aから問い合わせを受信し
た他の端末16は、問い合わせに該当する情報本体52
を保持していた場合には、情報本体52を問い合わせ元
の端末16aに送信する前に、この情報に対応づけて格
納されている最終更新時刻54、及び情報提供回数58
の情報のみを端末16aに送信するようにしても良い。
この結果、端末16aは、情報提供元とする端末として
判別した端末16に対して情報提供の要求を送信する。
従って、端末16aからの要求を受信した端末16のみ
が情報本体52を端末16aに送信すれば良い。また、
問い合わせに応じた情報を端末16aに提供した端末1
6は、情報提供回数58を更新(+1)して保持してお
く。
【0062】このようにして、第1の方法では、問い合
わせに対する返答を得られるまでの所要時間が端末16
によって異なり、しかも比較的長時間を要するような場
合であっても最短時間で所望する情報を取得することが
できる。また、情報の有効期限が切れていた場合でも、
すぐに基地局14を経由して情報提供装置10へ接続
し、最新の情報を得ることが可能である。この結果、多
くの端末16からの返答を待って、最新の情報を選択す
るよりも、場合によっては早く最新の情報を得ることが
可能になる。
【0063】また、第2の方法では、多くの端末16か
らの返答を待つことによって、最新の情報を保持してい
る端末16から返答を得られる場合が増えるため、基地
局14経由で情報提供装置10に接続する機会を低減さ
せることができる。
【0064】また、第3の方法では、特定の端末16に
対して他の端末からの問い合わせに対する情報提供のた
めの処理が集中することを回避して、問い合わせ先の端
末16における処理負担を軽減することができる。
【0065】なお、前述した図7のフローチャートの説
明では、第3の方法を用いることによって、問い合わせ
先の他の端末16の処理負担を平均化させるとしている
が、同様にして情報取得の代行依頼に応じた処理につい
ても他の端末16の負担を平均化させるようにすること
ができる。
【0066】図8は、他の複数の端末16へ所望する情
報の取得代行を依頼する際(図4、ステップA11)の
フローチャートを示している。
【0067】まず、端末16aは、周辺の他の端末16
に対して所望する情報の取得代行依頼を送信した結果、
この取得依頼に対する応答を他の端末16から受信した
ものとする(ステップD1)。この場合、情報の代行取
得依頼を受信した他の端末16は、情報取得代行回数5
9の情報のみを依頼元の端末16aに対して送信するも
のとする。
【0068】端末16aは、情報の取得依頼に対する応
答が1つの他の端末16からのみ受信した場合には、こ
の端末16が情報取得を代行させる端末であると決定
し、所望する情報の取得を実行させる(ステップD4
(図5、ステップA24〜A26))。
【0069】一方、複数の他の端末16からそれぞれ情
報取得代行回数59の情報を送信してきた場合(ステッ
プD2)、端末16aは、各端末16から得られる情報
取得代行回数59をもとに、例えば情報取得代行回数5
9が最も少ない端末を情報提供元として判別する(ステ
ップD3)。端末16aは、情報提供元として判別した
端末16に対して情報取得実行を通知し、所望する情報
の取得を実行させる(ステップD4)。なお、情報提供
元として判別した端末16が所望する情報を取得できな
かった場合には、次に情報取得代行回数59が少ない端
末16に対して情報取得の実行を通知するようにしても
良い。
【0070】また、端末16aからの依頼に応じて情報
取得を代行し、情報を端末16aに対して提供した端末
16は情報取得代行回数59を更新(+1)して保持し
ておく。
【0071】このようにして、情報取得を代行させる他
の端末16を情報取得代行回数59をもとに平均化する
ことで、特定の端末16に対して他の端末からの情報取
得代行の処理が集中することを回避して、情報取得を代
行する端末16における処理負担を軽減することができ
る。また、基地局14との接続、あるいは情報提供装置
10からの情報取得に費用が発生する場合には、これら
費用の負担も分散させることができる。
【0072】なお、図7のフローチャートで説明した第
3の方法、図8のフローチャートで説明した方法では、
情報提供回数58あるいは情報取得代行回数59が最も
少ない端末16に対して処理を負担させて平均化させる
ものと説明しているが、情報提供回数58または情報取
得代行回数59の情報をもとにして、所定回数以上とな
っている端末16に対しては処理を依頼しない、あるい
は回数が最も多い端末16に対して処理を依頼するな
ど、平均化させる以外の他の方法を用いて情報提供元と
する端末を判別することもできる。
【0073】このようにして本発明では、情報端末16
による情報取得のための接続先を基地局14(例えば携
帯無線通信網の無線基地局)に加えて、Bluetoo
thなどの短距離の無線通信規格による通信が可能な近
接している情報端末とすることで、情報を取得したいと
きは基地局14に接続する前に、通信可能な範囲に存在
する他の端末16に対して、当該情報を既に保持してい
るかの問い合わせを送信することができる。問い合わせ
を受けた端末16は、当該情報を既に端末内の記憶部に
格納している場合には、その旨を問い合わせ元の端末1
6へ報告する。問い合わせ元の端末16は情報を保持し
ている旨の報告があった端末の何れかより所望の情報を
取得する。もし、近接している通信可能な他の端末16
から所望の情報が得られなかった場合には、基地局14
に対して発呼を行い、情報提供装置10からの取得を試
みる。このような手順によれば、所望の情報を即座に取
得できる機会が大幅に増大し、ユーザの利便性は大きく
向上する。また、基地局14を運営する通信事業者及び
情報提供者は、呼の集中によって通信サービスや情報提
供サービスが基地局14を介して行えない場合の代替手
段を提供できることになり、ユーザに対するサービス水
準を向上することが可能になる。また、無線基地局14
への呼の集中を低減することが可能になり、1つの無線
基地局14がサービスを提供できる実質的な端末数を増
加させるという効果も得られる。
【0074】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできる情報取
得プログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディス
ク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記
録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。
また、通信媒体により伝送して各種装置に提供すること
も可能である。本装置を実現するコンピュータは、記録
媒体に記録された情報取得プログラムを読み込み、また
は通信媒体を介して情報取得プログラムを受信し、この
プログラムによって動作が制御されることにより、上述
した処理を実行する。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ユ
ーザから指定された情報が自端末において格納されてい
ない場合には、近接している他の端末と通信し、この端
末に所望する情報が格納されていればこの情報を取得
し、また基地局を経由して直接、情報提供装置から所望
する情報が取得できない場合には、他の端末に対して情
報の取得依頼をすることによって処理を代行させて、所
望する情報を取得することができるので、基地局との間
の無線通信の呼集中を回避すると共に、無線通信を介し
た情報端末による情報取得機会を向上することが可能と
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わる情報提供システムの概略を
示す図。
【図2】端末16の構成を示すブロック図。
【図3】記憶部に格納される情報の一例を示す図。
【図4】情報の取得要求をユーザから入力された端末1
6aの動作を示すフローチャート。
【図5】無線通信を介して問い合わせあるいは情報取得
の依頼を受けた端末16の動作を示すフローチャート。
【図6】端末16における所望する情報が有効であるか
否かを判別する有効情報判定処理の動作を示すフローチ
ャート。
【図7】端末16における情報選択処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図8】他の複数の端末16へ所望する情報の取得代行
を依頼する際の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…情報提供装置 12…通信網 14…基地局 16…端末 20…CPU 22…表示制御部 24…表示装置 26…無線制御部 28…電源制御部 30…バッテリ 32…ROM 34…RAM 36…入力制御部 38…入力装置 40…記憶装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局との間で無線通信を行う第1の通
    信手段を有し、この第1の通信手段を介して情報を取得
    する情報端末において、 取得すべき対象情報を特定するための特定情報を入力す
    る入力手段と、 他の端末との間で無線通信を行う第2の通信手段と、 前記入力手段にて入力された特定情報に基づいて、前記
    第2の通信手段により通信可能な他の端末に前記対象情
    報が格納されているかを問い合わせる問い合わせ手段
    と、 この問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記対象
    情報が他の端末に格納されていた場合に、前記第1の通
    信手段により前記基地局を介して対象情報を取得するこ
    とに代えて、前記第2の通信手段を介して前記他の端末
    から対象情報を取得する取得手段と、を具備したことを
    特徴とする情報端末。
  2. 【請求項2】 基地局との間で無線通信を行う第1の通
    信手段を有し、この第1の通信手段を介して情報を取得
    する複数の情報端末により構成される情報取得システム
    において、 前記情報端末は、 取得すべき対象情報を特定するための特定情報を入力す
    る入力手段と、 他の端末との間で無線通信を行う第2の通信手段と、 前記入力手段にて入力された特定情報に基づいて、前記
    第2の通信手段により通信可能な他の端末に前記対象情
    報が格納されているかを問い合わせる問い合わせ手段
    と、 この問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記対象
    情報が他の端末に格納されていた場合に、前記第1の通
    信手段により前記基地局を介して対象情報を取得するこ
    とに代えて、前記第2の通信手段を介して前記他の端末
    から対象情報を取得する取得手段とを具備したことを特
    徴とする情報取得システム。
  3. 【請求項3】 基地局との間で無線通信を行なう情報端
    末により情報を取得する情報取得方法において、 取得すべき対象情報を特定するための特定情報を入力す
    る入力ステップと、 前記入力ステップにて入力された特定情報に基づいて、
    通信可能な他の端末に前記対象情報が格納されているか
    を問い合わせる問い合わせステップと、 この問い合わせステップによる問い合わせの結果、前記
    対象情報が他の端末に格納されていた場合に、前記基地
    局を介して対象情報を取得することに代えて、前記他の
    端末から対象情報を取得する取得ステップとを含むこと
    を特徴とする情報取得方法。
  4. 【請求項4】 基地局との無線通信を介して情報を取得
    する情報端末において、 他の端末との間で無線通信を行う通信手段と、 情報の取得要求に応じて、前記通信手段により互いに通
    信可能な範囲に存在する他の端末に所望の情報が格納さ
    れているかを問い合わせる問い合わせ手段と、 前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、所望の情
    報が他の端末に格納されていた場合に、この他の端末か
    ら所望の情報を取得する情報取得手段とを具備し、 前記情報取得手段によって所望の情報が取得された場合
    に、基地局との無線通信を介した情報の取得を行わない
    ことを特徴とする情報端末。
  5. 【請求項5】 前記情報取得手段は、前記問い合わせ手
    段による問い合わせの結果、所望の情報が複数の他の端
    末に格納されていた場合に、最新の情報を格納している
    端末から情報を取得することを特徴とする請求項4記載
    の情報端末。
  6. 【請求項6】 前記情報取得手段は、前記問い合わせ手
    段による問い合わせに対して、所望の情報を格納してい
    る最初に応答のあった他の端末から情報を取得すること
    を特徴とする請求項4記載の情報端末。
  7. 【請求項7】 前記問い合わせ手段による問い合わせの
    結果、所望の情報が複数の他の端末に格納されていた場
    合に、他の端末における情報提供回数の情報を取得し、
    この情報をもとに情報提供元とする端末を判別する判別
    手段を具備し、 前記情報取得手段は、前記判別手段によって判別された
    他の端末から情報を取得することを特徴とする請求項4
    記載の情報端末。
  8. 【請求項8】 前記問い合わせ手段による問い合わせの
    結果、所望の情報が他の端末に格納されていない場合
    に、前記基地局との無線通信を介した情報の取得を行う
    ことを特徴とする請求項4記載の情報端末。
  9. 【請求項9】 前記問い合わせ手段による問い合わせの
    結果、所望の情報が他の端末に格納されていた場合に、
    この情報が有効な情報であるか否かを判別する情報判別
    手段を具備し、 前記情報判別手段によって情報が無効と判別された場合
    には、前記情報取得手段は、前記他の端末から所望の情
    報を取得しないことを特徴とする請求項4記載の情報端
    末。
  10. 【請求項10】 基地局との無線通信を介して情報を取
    得することができない場合に、前記通信手段により互い
    に通信可能な範囲に存在する他の端末に対して所望の情
    報の取得依頼を行う依頼手段と、 前記依頼手段による取得依頼の結果、所望の情報が他の
    端末によって取得された場合に、この他の端末から所望
    の情報を取得する依頼情報取得手段とをさらに具備した
    ことを特徴とする請求項4記載の情報端末。
  11. 【請求項11】 前記依頼手段による依頼の結果、複数
    の他の端末と通信可能である場合に、他の端末における
    情報取得代行回数の情報を取得し、この情報をもとに情
    報提供元とする端末を判別する判別手段を具備し、 前記情報取得手段は、前記判別手段によって判別された
    他の端末から情報を取得することを特徴とする請求項4
    記載の情報端末。
  12. 【請求項12】 基地局との無線通信を介して情報を取
    得する情報取得プログラムが記録された記録媒体であっ
    て、 コンピュータを、 他の端末との間で無線通信を行う通信手段と、 情報の取得要求に応じて、前記通信手段により互いに通
    信可能な範囲に存在する他の端末に所望の情報が格納さ
    れているかを問い合わせる問い合わせ手段と、 前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、所望の情
    報が他の端末に格納されていた場合に、この他の端末か
    ら所望の情報を取得する情報取得手段とに機能させ、 前記情報取得手段によって所望の情報が取得された場合
    に、基地局との無線通信を介した情報の取得を行わない
    ようにするための情報取得プログラムが記録されたコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 基地局との無線通信を介して情報提供
    装置と接続して情報を取得する複数の情報端末により構
    成される情報取得システムにおいて、 前記情報端末は、 他の端末との間で無線通信を行う通信手段と、 情報の取得要求に応じて、前記通信手段により互いに通
    信可能な範囲に存在する他の端末に所望の情報が格納さ
    れているかを問い合わせる問い合わせ手段と、 前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、所望の情
    報が他の端末に格納されていた場合に、この他の端末か
    ら所望の情報を取得する情報取得手段とを具備し、 前記情報取得手段によって所望の情報が取得された場合
    に、基地局との無線通信を介した情報の取得を行わない
    ことを特徴とする情報取得システム。
  14. 【請求項14】 基地局との無線通信を介して情報提供
    装置と接続された情報端末により情報を取得することが
    できる情報取得方法において、 情報端末が情報を取得しようとする場合、互いに通信可
    能な範囲に存在する他の端末に所望の情報が格納されて
    いるかを問い合わせる問い合わせステップと、 この問い合わせステップによる問い合わせの結果、所望
    の情報が他の端末に格納されていた場合に、この他の端
    末から前記情報端末に対して所望の情報を送信する情報
    送信ステップと、 この情報送信ステップによって前記情報端末が前記他の
    情報端末より所望の情報が取得されなかった場合に、前
    記基地局との無線通信を介した情報の取得を行う情報取
    得ステップとを含むことを特徴とする情報取得方法。
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