JP4964336B2 - ナビゲーション装置および適応制御型通信システム - Google Patents

ナビゲーション装置および適応制御型通信システム Download PDF

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Description

この発明は、有線もしくは無線で接続される電話機を介して移動体通信網経由でサーバに接続される、ナビゲーション装置および適応制御型通信システムに関するものである。
近年、車載ナビゲーションの分野において、携帯電話接続によるオンラインデマンド型の交通パラメータ情報サービスシステムが出現している。
本システムに携帯電話を接続した状態で、ユーザが目的地を設定すると、パラメータ情報センタのサーバに接続され、目的地誘導が開始される。また、本システムによれば、地図の更新サービス、渋滞予測、インターネットのWeb(World Wide Web)サイトと連携したサービスも提供され、ユーザは、これを享受できる。
ところで、上記した携帯電話が接続可能な通信システムにおいて、従来、予め入手した通話可能エリアと不可能エリアを判定するナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1、2、3)。具体的に、ナビゲーション装置は、通話エリアパラメータ情報と自車位置の電界強度をマッチングさせ、当該エリアが通話可能か否かを判定し、事前に通話の可否を認識可能とするものである。
特開2000−295652号公報 特開2006−157746号公報 特開平10−89984号公報
しかしながら、上記した特許文献1、2、3に開示された技術によれば、ユーザがそのエリアでの通話可否を判定できる点では効果があるが、いずれも、通話エリアと電界強度のマッチングを行ない、通話可否を判定するのみにとどまっており、実際の通話状態、例えば、ネットワークの混雑具合などは考慮されていない。
したがって、そのエリアでの通信方式への切替えや、無駄な通信が発生し、また、ユーザにそのための通信操作の負担を強いていた。更に、使用する携帯電話は必ず接続できることが前提となっているため、接続コマンドに対応していない電話機の場合は使用できないか、もしくはナビゲーション装置のソフトウェアの変更作業を要していた。
この発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、無駄な通信を発生させることなく、ユーザの負担を軽減して通信を可能にした、ナビゲーション装置および適応制御型通信システムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するためにこの発明のナビゲーション装置は、有線もしくは無線で接続される電話機を介して移動体通信網経由でサーバに接続されるナビゲーション装置であって、前記電話機により前記サーバと通信を行ない、前記電話機のコマンド対応状況もしくは通信接続環境に関するパラメータ情報を測定する通信制御部と、前記通信制御部が測定したパラメータ情報を外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送し、以降の通信を、前記外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送されたパラメータ情報にしたがい制御する主制御部とを備え、前記通信制御部は、前記測定したパラメータ情報と、前記外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送されたパラメータ情報との間に差分があった場合に、前記差分に相当するパラメータ情報を前記主制御部に転送し、通信事業者と通信方式を指定し、前記主制御部を介して前記外部記憶媒体もしくは前記サーバから前記通信接続環境に関するパラメータ情報を取得するとともに、通信接続が開始され、前記主制御部から通信接続要求を受信したタイミングで、前記取得した通信接続環境に関するパラメータ情報にしたがい前記電話機への接続を行い、前記接続が成功して通信中に状態が移行した後、前記サーバとの通信により、少なくとも接続応答時間と接続回数を含む通信接続環境に関するパラメータ情報の測定を行ない、前記パラメータ情報の測定結果と、前記取得した通信接続環境に関するパラメータ情報との間に差分があった場合に、前記差分に相当するパラメータ情報を、前記電話機との通信が失敗し、もしく通信が切断されたタイミングで前記主制御部に転送し、測定される実接続応答時間から基準値を減算して得られる値を、前記基準値に対するオフセットとし、以降使用される前記接続応答時間とすることを特徴とするものである。
この発明によれば、無駄な通信を発生させることなく、ユーザの負担を軽減して通信を可能にした、ナビゲーション装置および適応制御型通信システムを提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る車載ナビ装置1および適応制御型通信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る車載ナビ装置1で使用される電接パラメータファイルのデータ構造の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る車載ナビ装置1の電接パラメータファイル更新処理動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1で使用される通環パラメータファイルのデータ構造の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1の通環パラメータファイル更新処理動作を示すフローチャート(1)である。 この発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1の通環パラメータファイル更新処理動作を示すフローチャート(2)である。 この発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1の接続応答時間および接続回数の測定方法の一例を表形式で示した図である。 この発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1の統計処理による最適基準値測定方法を説明するために示した図である。 この発明の実施の形態3に係る車載ナビ装置1の最適通信制御動作を示す前段のフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る車載ナビ装置1の最適通信制御動作を示す中段のフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る車載ナビ装置1の最適通信制御動作を示す後段のフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る車載ナビ装置1および適応制御型通信システムの構成を示すブロック図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置および適応制御型通信システムの構成を示すブロック図である。ここでは、ナビゲーション装置として、車両に搭載された車載ナビ装置1を例示して説明する。
図1に示されるように、この発明の実施の形態1に係る適応制御型通信システムは、車載ナビ装置1と、有線もしくは無線接続される電話機2と、移動体通信網3を介して接続される網側接続装置である基地局装置4、およびサーバ5に接続される。
ここで、有線接続される電話機とは、USB(Universal Serial Bus)、もしくはRS232Cケーブル等のシリアル通信ケーブル1aを介して車載ナビ装置1に接続される携帯電話2aをいう。また、無線接続される電話機とは、BlueTooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)、UWB(Ultra Wide Band)等の近距離無線通信1bにより車載ナビ装置1に接続される携帯電話2bをいう。
図1に示されるように、車載ナビ装置1は、主制御部10と、主記憶部11と、通信制御部12と、現在位置取得IF部13と、外部記憶制御部14と、情報入力制御部15と、情報表示制御部16と、外部記憶IF部17と、通信IF部18と、情報入力装置部19と、情報表示装置部20と、外部記憶媒体21とにより構成される。なお、IFとは、インタフェースの略である。
主制御部10は、車載ナビ装置1の制御中枢となり、主記憶部11に格納されたプログラムにしたがい上記した各ブロック13〜21の制御を行なうとともに、ここでは、通信制御部12が測定したパラメータ情報を、外部記憶媒体21、もしくはサーバ5に転送し、以降の通信を、外部記憶媒体21、もしくはサーバ5に転送されたパラメータ情報(後述する電接パラメータファイル100、通環パラメータファイル200)にしたがい制御する。
通信制御部12は、主制御部10による制御の下で通信制御全般を司り、ここでは特に、電話機2(有線接続電話機(以下、有線電話と称す)2a、無線接続電話機(以下、無線電話と称す)2b)、基地局装置4、移動体通信網3を介してサーバ5と通信を行ない、電話機2のコマンド対応状況もしくは通信接続環境に関するパラメータ情報を測定して主制御部10へ出力する。
通信制御部12は、電話機2との接続が検知されると、電話機2に対して電話機名を問い合わせ、主制御部10を介して外部記憶媒体21もしくはサーバ5から該当電話機のコマンド対応状況に関するパラメータ情報を取得する。そして、通信制御部12は、電話機2及びサーバ5との通信によりコマンド対応状況の判定を行ない、ここでの判定の結果と取得した該当電話機2のコマンド対応状況に関するパラメータ情報との間に差分があった場合に、この差分に相当するパラメータ情報を主制御部10に転送する。
このとき、主制御部10は、通信制御部12から転送される差分に相当するパラメータ情報に基づき、外部記憶媒体21もしくはサーバ5に転送済みの電話機のコマンド対応状況に関するパラメータ情報を更新する。以下、このパラメータ情報を電接パラメータファイル100と称して説明を行う。
通信制御部12は、また、通信事業者と通信方式を指定し、主制御部10を介して外部記憶媒体21もしくはサーバ5から通信接続環境に関するパラメータ情報を取得する。そして、通信制御部12は、通信接続が開始され、主制御部10から通信接続要求を受信したタイミングで、先に取得した通信接続環境に関するパラメータ情報にしたがい電話機2への接続を行う。そして、通信制御部12は、接続が成功して通信中に状態が移行した後、サーバ5との通信により、少なくとも接続応答時間と接続回数を含む通信接続環境に関するパラメータ情報の測定を行ない、この測定の結果と、先に取得した通信接続環境に関するパラメータ情報との間に差分があった場合に、当該差分に相当するパラメータ情報を、電話機2との通信が失敗し、もしく通信が切断されたタイミングで主制御部10に転送する。
このとき、主制御部10は、通信制御部12から転送される差分に相当するパラメータ情報に基づき、外部記憶媒体21もしくはサーバ5に転送済みの通信接続環境に関するパラメータ情報を更新する。以下、このパラメータ情報を通環パラメータファイル200と称して説明を行う。
現在位置取得IF部13は、GPS衛星30から、緯度、経度、時間に関する情報を取得して車両の現在位置測位を行い、測位された現在位置情報を主制御部10に出力する。
外部記憶制御部14は、主制御部10による制御の下、外部記憶IF部17を介して接続される外部記憶媒体21に対して、電接パラメータファイル100、もしくは通環パラメータファイル200のリード・ライト制御を行なう。
なお、外部記憶媒体21として、ここでは、フラッシュメモリ等、不揮発性の記憶素子からなるメモリカード、USBメモリ等が使用されるものとする。
情報入力制御部15は、ユーザが情報入力装置部19を操作することにより入力される、対応コマンド状況を含む電話接続環境や通信接続環境に関するパラメータ情報を取得して主制御部10へ出力する。
情報表示制御部16は、主制御部10により生成される表示情報を不図示の表示メモリに描画し、情報表示装置部20の表示タイミングに同期して表示メモリから描画された表示情報を読み出し、情報表示装置部20に表示する。なお、情報入力装置部19と情報表示装置部20は、例えば、一体型のLCD(Liquid Crystal Display)タッチパネルにより表示入力装置として構成されてもよい。
通信IF部18は、車載ナビ装置1と、車載ナビ装置1に接続される電話機2とのインタフェースを司り、有線接続の場合は、USBあるいはRS232Cによる通信プロトコルにしたがい、無線接続の場合は、近距離無線通信による通信プロトコルにしたがい、電話機2と車載ナビ装置1との間のデータ交信を行なう。
図2は、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置(車載ナビ装置1)により生成される電接パラメータファイル100のデータ構造の一例を示す図である。
図2に示されるように、電接パラメータファイル100は、各エントリが、電話機番号101、通信事業者102、電話機名103、接続方式104、ソフトウェアバージョン105、対応コマンド#1〜#N(106)の各データフィールドで構成される。
上記のように、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置は、車載ナビ装置1に接続される電話機2の種類101に応じて、その電話機を販売している通信事業者102、電話機名103、有線接続か無線接続かを示す接続方式104、電話機2が有するソフトウェアのバージョン情報(ソフトウェアバージョン)105、通信接続時に車載ナビ装置1と電話機2との間でやりとりされるコマンドの対応状況(対応コマンド)106を電接パラメータファイル100として記録し、次回以降の電話機2の接続時に活用することで、以下に説明するように、その接続性を向上させるものである。
ここで、対応コマンド106とは、例えば、モデム等の制御に使用される頭文字がATで始まるATコマンドのことをいい、ダイヤル、コマンドエコー、回線の接続・切断、エスケープ等に関する各種コマンドが存在する。
図3は、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すシーケンス図であり、図1に示す車載ナビ装置1の外部記憶媒体21と、主制御部10と、通信制御部12と、電話機2との間の動作の流れが示されている。
以下、図3のシーケンス図を参照しながら、図1に示すこの発明の実施の形態1に係る車載ナビ装置1の電接パラメータファイル100の更新動作について詳細に説明する。
まず、車載ナビ装置1に電源が投入され(ステップST301)、車載ナビ装置1に近距離無線通信1bにより無線電話2bが無線接続されたとする(ステップST302)。
これを受けて車載ナビ装置1の通信制御部12は、接続された無線電話2bに対して電話機名を問い合わせると(ステップST303)、無線電話2bは、通信制御部12に自身の電話機名を通知する(ステップST304)。続いて、通信制御部12は、主制御部10に対し、先に無線電話2bの応答により得た電話機名に基づく電接パラメータファイル100の情報読出のための要求を発行する(ステップST305)。
主制御部10は、電接パラメータファイル100の読出要求を受信すると、外部記憶制御部14、外部記憶IF部17を介して外部記憶媒体21にアクセスし、該当無線電話2bの電接パラメータファイル100を読み出す(ステップST306〜ST308)。そして、主制御部10は、読み出した電接パラメータファイル100を通信制御部12へ転送する(ステップST309:電接パラメータ応答)。
電接パラメータファイル100の転送を受けた通信制御部12は、無線接続された無線電話2bに対し、続いて無線電話2bが有するソフトウェアのバージョン情報の問い合わせを行なう(ステップST310:バージョン確認)。無線電話2bからバージョン情報の応答を得た通信制御部12は、そのバージョン情報を内蔵のメモリに記憶する(ステップST311、ST312)。
次に、通信制御部12は、無線接続された無線電話2bに対し、コマンド#1を送信し(ステップST313)、その応答を受信して接続された無線電話2bのコマンド#1の対応状況を判定する。ここでは、エラー応答を受信したことにより(ステップST314)、無線電話2bは、コマンド#1に対応していない(非対応)ことを内蔵のメモリ(RAM)に記憶する(ステップST315)。
続いて、通信制御部12は、同様に、コマンド#2を送信し(ステップST316)、その応答を受信して接続された無線電話2bのコマンド#2の対応状況を判定する。ここでは、正常応答を受信したことにより(ステップST317)、無線電話2bは、コマンド#2に対応していることを内蔵のメモリに記憶する(ステップST318)。以降、通信制御部12は、上記と同様の手順にしたがい、無線電話2bのコマンド#3〜#Nの対応状況を判定し、結果を内蔵のメモリに記憶する。
通信制御部12は、上記のコマンド対応状況の判定を終了すると、先に取得した無線電話2bのバージョン名とともに、先に取得した電接パラメータファイル100との比較を行う(ステップST319)。
ここで、変化が無いと判定された場合は(ステップST319“変化なし”)、電接パラメータファイル100に変化がないことを主制御部10に通知し(ステップST320)、変化有りと判定された場合は(ステップST319“変化あり”)、その差分を得、主制御部10に差分に相当するパラメータ情報を転送する(ステップST321)。そして、この差分を転送により得た主制御部10は、該当パラメータを更新し(ステップST322)、外部記憶制御部14、外部記憶IF部17を介して外部記憶媒体21に書き込み(ステップST323:情報書込)、先に記憶済みの電接パラメータ100の内容を更新する(ステップTS324)。
上記した実施の形態1に係るナビゲーション装置によれば、通信制御部12は、主制御部10を介して外部記憶媒体21から電接パラメータファイル100を取得した後、接続された電話機2に対して、バージョン情報の問い合わせ、対応コマンドの判定、および記憶を順次行なう。そして、通信制御部12は、この判定処理が終了した時点で先に主制御部10を介して転送された電接パラメータファイル100との比較を行い、差分があった場合にその差分に相当するパラメータ情報を転送し、外部記憶媒体21に記憶されている旧電接パラメータファイル100の更新を行なう。
この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置によれば、電接パラメータファイル100を更新するだけで、以降の通信接続が可能になるため、開発側の作業工数削減、およびソフトウェアの品質を向上させることができる。また、ナビゲーション装置は、パラメータファイルを更新するだけでソフトウェアのアップデートは不要となるため、ユーザの負担を軽減することもできる。また、ナビゲーション装置に接続される外部記憶媒体21の書替えのみで以降の電話機2との接続性が向上する。
なお、上記した実施の形態1では、車載ナビ装置1に接続される外部記憶媒体21に電接パラメータファイル100を記憶することとしたが、サーバ5で、接続される複数の車載ナビ装置1から転送される電接パラメータファイル100を集中管理してもよい。この場合は、学習された電接パラメータファイル100を各車両に搭載された車載ナビ装置1が共有できる効果が得られる。
実施の形態2.
上記した実施の形態1では、電接パラメータファイル100の更新を行う車載ナビ装置1について説明したが、ここでは、実施の形態2として、通環パラメータファイル200の更新を行う車載ナビ装置1について説明する。
実施の形態2に係る車載ナビ装置1および適応型通信システムは、実施の形態1同様、図1に示す車載ナビ装置1および適応型通信システムと同じ構成を用いることとする。
図4(a)(b)は、この発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1により生成される通環パラメータファイル200のデータ構造の一例を示す図である。
図4(a)に示されるように、通環パラメータファイル200は、各エントリが、エリア201、通信事業者202、通信方式203、電波レベル204、接続応答時間205、接続回数206、通信速度207の各データフィールドで構成される。
上記のように、この発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1は、通信エリア201(例えば、地図のメッシュ相当)に加え、その通信エリア201での通信方式203(通信事業者202が採用している、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)における1xやEVDO(Evolution-Data Optimized/only))毎に、通信事業者202、RSSI(Received Signal Strength Indicator)等の電波レベル204、ユーザが接続要求を発行してから基地局装置4から応答があるまでの接続応答時間205、接続されるまでに試行した回数を示す接続回数206、通信速度207のそれぞれを通環パラメータファイル200として記憶し、次回以降の電話機2の接続時に活用することでその接続性を向上させるものである。
なお、図4(b)は、同じ通信事業者202の別の通信方式203(ここでは通信方式B)に対する通環パラメータファイル200の一例であり、そのデータ構造は、図4(a)に示すデータ構造と同じである。
図5、図6は、この発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1の動作を示すシーケンス図(1)(2)であり、図1に示す外部記憶媒体21と、主制御部10と、通信制御部12と、電話機2間の動作の流れが示されている。
以下、図5、図6のシーケンス図を参照しながら、図1に示すこの発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1の通環パラメータファイル200の更新動作について詳細に説明する。
上記した電接パラメータファイル100更新後(図5のステップST501)、車載ナビ装置1の通信制御部12は、主制御部10対し、通信事業者と通信方式を指定して通環パラメータファイル200の取得を要求する(ステップST502)。
主制御部10は、指定された通信事業者と通信方式に該当する通環パラメータファイル200を外部記憶媒体21から読出し(ステップST503)、外部記憶媒体21から転送さされる通環パラメータファイル200を主記憶部11に記憶するとともに(ステップST504、ST505)、通信制御部12に通環パラメータファイル200の代わりに主記憶部11における記憶先アドレスを引き渡す(ステップST506)。
上記した準備作業の後、ユーザが情報入力装置部19により通信開始操作を行うと、主制御部10は、情報入力制御部15を介しユーザが情報入力装置19を操作したことにより生成される通信開始要求を取り込み、通信制御部12に対して接続要求を発行する(ステップST507)。このとき、主制御部10は、GPS衛星30から現在位置取得IF部13を介して車両の現在位置情報を取得し、通信制御部12に引き渡す。
通信開始要求を受信した通信制御部12は、主記憶部11に記憶してある電接パラメータファイル100を読出し(ステップST508)、また、先に主制御部10により引き渡された記憶先アドレスにしたがい、主記憶部11から通環パラメータファイル200を読出す(ステップST509)。続いて、通信制御部12は、基準接続回数に+1加算して、接続回数をカウントする引き数に設定し(ステップST510)、ここで設定した接続回数から−1して接続回数として設定する(ステップST511)。ここでは通信接続を繰り返す毎に接続回数を−1することにより接続回数を管理することにしている。
通信制御部12は、また、内蔵する接続応答タイマによるカウントをスタートさせ(ステップST512)、接続応答時間の計測を開始する(ステップST513)。そして、通信制御部12は、取得した電接パラメータファイル100の対応コマンド#2を電話機2(無線電話2b)に送信し(ステップST514)、無線電話2bから正常応答を受信することで通信接続を行う(ステップST515、ST516)。
続いて、通信制御部12は、接続応答タイマによるカウントを停止し(ステップST517、ST518)、接続が成功したか否かを判定する(ステップST519)。
ここで、接続が成功しなかった場合(ステップST519“NO”)、通信制御部12は、更に、接続回数の判定を行う(ステップST520)。
ここで、接続回数>0の場合(ステップST520“YES”)、接続回数を−1更新するステップST511以降の処理を繰り返し、接続回数>0でなかった場合(ステップST520“NO”)、次回以降有効となる、接続応答時間と接続回数からなる通環パラメータの測定を行なう(ステップST521)。そして、通信制御部12は、ここでの測定結果に基づき、通環パラメータを更新する(ステップST522)。接続応答時間と接続回数からなる通環パラメータの測定方法については後述する。ここで更新された通環パラメータは、後述するように、電話機2(無線電話2b)との通信を切断後に、外部記憶媒体21の通環パラメータファイル200に反映される。
一方、ステップST519の接続判定処理において、接続が成功した場合(ステップST519“YES”)、車載ナビ装置1と無線電話2bは、通信中状態に移行する(図6のステップST523)。
通信中状態に移行後、通信制御部12は、次回以降有効となる、接続応答時間と接続回数からなる通環パラメータの測定(計算)を行ない(ステップST524)、ここでの計算結果に基づき、通環パラメータを更新して主記憶部11に一時記憶する(ステップST525)。ここで電話機と通信切断(ステップST526)後、更新された通環パラメータは、通信制御部12が先に取得した通環パラメータファイル200と比較し(ステップST527)、差分がない場合(ステップST527“変化なし”)、主制御部10へ通環パラメータファイル200に変化がないことと合わせて通信終了を通知する(ステップST528)。一方、差分があった場合(ステップST527“変化あり”)、通信制御部12は、その差分に相当するパラメータ情報を抽出し、ここで抽出されたパラメータ情報を転送し、主制御部10に通信終了を通知する(ステップST529)。
差分に関するパラメータ情報を通信制御部12から転送により得た主制御部10は、そのパラメータ情報に基づき主記憶部11に一時記憶された通環パラメータファイル200を更新するとともに(ステップST530)、更新した通環パラメータファイル200を外部記憶制御部14、外部記憶IF部17経由で外部記憶媒体21に転送し(ステップST531)、外部記憶媒体21に記憶されている該当の通環パラメータファイル200を更新することにより書替え、先に測定により得られた接続応答時間、接続回数を含む差分に相当するパラメータ情報を通環パラメータファイル200に反映させる(ステップST532)。
図7(a)に、接続時間の計算方法の一例が、図7(b)に、接続回数の計算方法の一例が、それぞれ表形式で示されている。
図7(a)に示されるように、通信制御部12は、測定される実接続応答時間から基準値(基準タイマ[秒])を減算して得られる値をオフセットとして、基準値を加算し、以降使用される接続応答時間としている。なお、図8中の「*」は、応答がない場合(NULL状態)を示す。また、図7(b)に示されるように、通信制御部12は、測定される実接続回数から基準接続回数を減算して得られる値をオフセットとして基準接続回数を加算し、以降使用される接続回数としている。
図8(a)は、接続応答時間の基準値を決定する統計計算の一例を表形式で示した図であり、図8(b)は、図8(a)で示す方法で計算された値から接続応答時間の測定に使用される最適基準値を決定する方法をグラフ表示した図である。
図8(a)に示されるように、主制御部10は、通信制御部12から計算によって得られる接続応答時間に関する情報を取得し、n(nは任意の整数)段階、ここでは6段階に分類された接続応答時間帯別に、接続回数とその累積値、および累積比率についての統計処理を行う。続いて、主制御部10は、図8(b)に示されるように、横軸に接続応答時間、縦軸に接続回数および累積比率を目盛ったときの度数分布を求め、あらかじめ定義されたポイント、例えば接続応答時間の上限値(RT)、もしくは累積比率の予め定めた設定値(RT)を最適基準値として決定するものである。
上記した実施の形態2に係るナビゲーション装置によれば、通信制御部12は、電接パラメータファイル100更新後、通信事業者と通信方式を指定して外部記録媒体21から環境パラメータファイル200を取得する。そして、通信制御部12は、ユーザが通信接続を開始し、主制御部10からの通信接続要求を受信した後、先に取得した電接パラメータファイル100と通環パラメータファイル200とを読出し、それらのパラメータを使用して無線電話2bへ通信接続を行う。通信制御部12は、更に、接続が成功して通信中状態へ移行した後、次回の通環パラメータ(ここでは、接続応答時間と接続回数)を測定し、無線電話2bとの通信が失敗した場合か、あるいは意図的に通信が切断された後に主制御部10へ転送する。
続いて、更新された通環パラメータファイル200を通信制御部12から取得した主制御部10は、通環パラメータに差分があった場合にのみ通環パラメータファイル200を更新し、外部記憶媒体21の通環パラメータファイル200を更新する。
この発明の実施の形態2に係る車載ナビ装置1によれば、車載ナビ装置1に接続される外部記憶媒体21の書替えにより、以降は、ネットワークの状態に応じてパラメータを最適化できるため接続性が向上し、ユーザ負担を削減できる効果が得られる。
なお、上記した実施の形態2では、車載ナビ装置1に接続される外部記憶媒体21に通環パラメータファイル200を記憶することとしたが、サーバ5でこの通環パラメータファイル200を集中管理してもよい。この場合は、通環パラメータファイル200を各車両に搭載された車載ナビ装置1が共有できる効果が得られる。また、通環パラメータファイル200のうち、接続応答時間と接続回数を車載ナビ装置1が内蔵する主制御部10が測定し記憶して統計処理を行うこととして説明したが、サーバ5が統計処理を行い集中管理することで、各車載ナビ装置1は負荷が軽減されるとともに、学習した通環パラメータファイル200を取得できるため、接続性が向上する他に、通信品質の向上にも寄与する。
実施の形態3.
上記した実施の形態2では、通環パラメータファイル200の更新手順について説明したが、以下に説明する実施の形態3では更新された通環パラメータファイル200を用いて通信状態を監視することにより、最適な通信方式に自動切替え可能な車載ナビ装置1について説明する。
以下に説明する実施の形態3においても、実施の形態1、2同様、図1に示す車載ナビ装置1および適応型通信システムと同じ構成を用いることとする。また、通環パラメータファイル200のデータ構造についても、実施の形態2同様、図4(a)(b)に示す構造を用いることとする。
図9〜図11は、この発明の実施の形態3に係る車載ナビ装置1の動作を前段、中段、後段に分けて示したシーケンス図であり、図1に示す外部記憶媒体21と、主制御部10と、通信制御部12と、電話機2の間の動作の流れが示されている。
以下、図9〜図11のシーケンス図を参照しながら、図1に示すこの発明の実施の形態3に係るナビゲーション装置の最適通信制御動作について詳細に説明する。
ここでは、通環パラメータファイル200更新後、通信中の状態に移行したステップST900以降の動作について説明する。
通信中、ユーザが情報入力装置部19を操作することによりダウンロード開始要求が発生した場合、主制御部10は、これを情報入力制御部15により検知して、現在位置取得IF部13により取得した車両の現在位置情報を添付し、通信制御部12に対してダウンロード要求を行う(ステップST901)。ダウンロード要求を受信した通信制御部12は主記憶部11から通環パラメータファイル200を読出し(ステップST902)、該当エリア201の接続応答時間205、接続回数206、そして通信速度207に関する情報を抽出し、一時的に内蔵のメモリに記憶してから(ステップST903)、無線電話2b経由で移動体通信網3に接続されているサーバ5に対してデータダウンロード要求を行う(ステップST904)。
通信制御部12は、サーバ5から、移動体通信網3、無線電話2b経由で送信されるダウンロードデータを受信しながらダウンロードデータの通信速度を測定しており(ステップST905、ST906)、受信が完了していない場合(ステップST907“No”)、ダウンロードデータの通信速度を判定する(ステップST908)。
そして、通信制御部12は、測定した通信速度と、先に読み出した通環パラメータファイル200に含まれる通信速度207との比較を行う(ステップST909)。ここで、通信制御部12は、測定した通信速度がパラメータ値(閾値)以上であれば(ステップST909“YES”)、ダウンロード処理を継続させるが、閾値以下であれば(ステップST909“NO”)、主制御部10に対して車両の現在位置情報の問合せを行い(ステップST910)、現在位置の応答を得て通環パラメータとのエリア整合を行ない(ステップST911、ST912)、その通信エリアにおける受信レベル(RSSI値)を判定する(ステップST913)。
続いて、通信制御部12は、判定した受信レベルと閾値とを比較し(ステップST914)、受信レベルが通信を維持できない閾値以下であれば(ステップST914“NO”)、無線電話2b、移動体通信網3経由でサーバ5にダウンロードの中断を要求する(ステップST915)。
その後、通信制御部12は、通環パラメータファイル200を参照して他の通信方式についての対応の有無を判定し(ステップST916)、無線電話2bが他の通信方式、例えば、CDMAの場合、1xで失敗したとして、EVDOに対応していれば(ステップST916“あり”)、一旦、無線電話2bとの通信を切断し(ステップST917)、EVDOに通信方式を切替え(ステップST918)、通環パラメータファイル200の接続応答時間205と接続回数206に応じて無線電話2bとの通信接続を行う。なお、EVDOに対応していない場合、すなわち、別通信方式に対応していない場合は(ステップST916“なし”)、通信制御部12は、ステップST910の現在位置問い合わせ処理に戻る。
以降の動作は、無線電話2bが接続された以降の動作と同様であり、通信制御部12は、基準接続回数を+1更新して、接続回数として設定し(図10のステップST920)、セットした接続回数から1減算して接続回数として設定する(ステップST921)。通信制御部12は、また、内蔵する接続応答タイマによるカウントをスタートさせ(ステップST922)、接続応答時間の計測を開始する(ステップST923)。
そして、通信制御部12は、取得した電接パラメータファイル100の対応コマンド#2を無線電話2bに送信し(ステップST924)、無線電話2bから正常応答を受信することで通信接続を行う(ステップST925、ST926)。続いて、通信制御部12は、接続応答時間計測を停止し(ステップST927)、接続応答タイマによるカウントを停止し(ステップST928)、接続が成功したか否かを判定する(ステップST929)。
ここで、接続が成功した場合は(ステップST929“YES”)、車載ナビ装置1と無線電話2bは通信中状態に移行し、接続が成功しなかった場合(ステップST929“NO”)、通信制御部12は、更に、接続回数の判定を行う(ステップST930)。
ここで、接続回数>0の場合(ステップST930“YES”)、接続回数を−1更新するステップST921以降の処理を繰り返し、接続回数>0でなかった場合(ステップST930“NO”)、次回以降有効となる、接続応答時間と接続回数からなる通環パラメータの測定(計算)を行ない(ステップST931)、ここでの計算結果に基づき、通環パラメータを更新する(ステップST932)。接続応答時間と接続回数に関するパラメータの計算方法は、図7(a)(b)を用いた説明したとおりであり、重複を回避する意味でここでの説明は省略する。
続いて、通信制御部12は、主制御部10に対してダウンロード完了(失敗)を通知するとともに(ステップST933)、主制御部10に、測定された接続応答時間と接続回数に基づき、記憶していた通環パラメータ(接続応答時間と接続回数)との差分に相当するパラメータ情報を転送する(ステップST934)。
主制御部10は、転送により得た差分に相当するパラメータ情報に基づき、主記憶部11に記憶してある通環パラメータファイル200を更新し(ステップST935)、同時に外部記憶媒体21に書替えのために転送するとともに(ステップST936)、情報表示制御部16を介して情報表示装置部20に、ダウンロード失敗を示すエラーテロップを表示する(ステップST937)。主制御部10はまた、外部記憶媒体21を、更新された通環パラメータファイル200に基づき書替える(ステップST938)。
一方、ステップST929の接続判定処理において、接続が成功した場合は(ステップST929“YES”)、車載ナビ装置1と無線電話2bは、通信中状態に移行する(図11のステップST939)。
通信中状態に移行後、通信制御部12は、次回以降有効となる接続応答時間と接続回数からなる通環パラメータの測定(計算)を行ない(ステップST940)、ここでの計算結果に基づき通環パラメータを更新して主記憶部11に一時記憶する(ステップST941)。
続いて、通信制御部12は、ダウンロード中か否かを判定し(ステップST942)、ダンロード中であれば(ステップST942“YES”)図9のステップST904以降のダウンロードデータ受信処理を繰り返し、ダウンロード中でなければ(ステップST942“NO”)、ユーザによるダウンロード開始操作要求を待って図9のステップST901のダウンロード要求処理に戻る。
なお、ダウンロードデータの受信完了を受けて(図9のステップST907“YES”)通信制御部12は、主制御部10に対してダウンロード完了成功を通知し(ステップST943)、続いて、通環パラメータファイル200に変化がないことを通知する(ステップST944)。これら通知を受けた主制御部10は、情報表示制御部16を介して情報表示装置部20にダウンロード情報を表示し(ステップST945)、上記した一連の処理を終了する。
上記したこの発明の実施の形態3に係る車載ナビ装置1によれば、通信制御部12は、データダウンロード中の通信速度を監視し、その通信速度が通環パラメータ値以下であればエリアの受信レベルを測定し、通信を維持できなければダウンロードを中断させ他の通信方式に切り替えて再度通信接続を試行する。
このように、通信エリアや通信方式についてもパラメータファイル(通環パラメータファイル200)として扱うため、通信品質の劣化を客観的手法で検知することができ、その通信エリアでの適切な通信方式への切替えや無駄な通信を抑制する等、能動的な通信制御が可能となり、また、上記した他の通信方式への切り替えは自動的に行なわれるため、ユーザ操作の負担を軽減させることができる。
実施の形態4.
図12は、この発明の実施の形態4に係る車載ナビ装置1および適応制御型通信システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す実施の形態1との差異は、移動体通信網3に、更に、情報管理装置6が接続されることにあり、情報管理装置6に、電接パラメータファイル100や通環パラメータファイル200を集中管理させ、不特定多数のユーザに、情報管理装置6が管理する電接パラメータファイル100や通環パラメータファイル200を共有使用させる点のみが異なる。なお、情報管理装置6が有する機能はサーバ5に持たせても良い。車載ナビ装置1が有する構成は、図1に示す実施の形態1と同様である。
図12に示されるように、情報管理装置6は、車載ナビ装置1から送信される有線電話2a、無線電話2bのコマンド対応状況、もしくは通信接続環境に関するパラメータ情報を蓄積する記憶部61と、車載ナビ装置1からの更新要求に基づき、記憶部61に蓄積されたパラメータ情報を更新し、車載ナビ装置1からの転送要求に基づき、記憶部61に蓄積された更新済みパラメータ情報を要求のあった車載ナビ装置1に転送するパラメータ情報転送制御部62とにより構成される。
上記したこの発明の実施の形態4に係る車載ナビ装置1によれば、外部記憶媒体21を持たない車載ナビ装置1でも、移動体通信網3経由で電接パラメータファイル100や通環パラメータファイル200を入手することが可能となる。
また、不特定多数でこれらパラメータを共有することができるため大量のパラメータを統計的な手法を活用することで基準値の精度向上にも寄与でき、より最適な適応制御通信システムとして運用できる効果が得られる。
なお、上記したこの発明の実施の形態1〜4に係る車載ナビ装置1によれば、車載ナビ装置1のみ例示したが、車載ナビ装置1に限らず、ナビゲーション機能を有する携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)、ゲーム機、PC等にも同様に適用が可能である。
また、この発明の実施の形態1〜4に係るナビゲーション装置が有する各構成ブロックの機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
例えば、電話機2によりサーバ5と通信を行ない電話機2のコマンド対応状況もしくは通信接続環境に関するパラメータ情報を測定する通信制御部12、もしくは、通信制御部12が測定したパラメータ情報を外部記憶媒体21もしくはサーバ5に転送し、以降の通信を、外部記憶媒体21もしくはサーバ5に転送されたパラメータ情報にしたがい制御する主制御部10におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。

Claims (5)

  1. 有線もしくは無線で接続される電話機を介して移動体通信網経由でサーバに接続されるナビゲーション装置であって、
    前記電話機により前記サーバと通信を行ない、前記電話機のコマンド対応状況もしくは通信接続環境に関するパラメータ情報を測定する通信制御部と、
    前記通信制御部が測定したパラメータ情報を外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送し、以降の通信を、前記外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送されたパラメータ情報にしたがい制御する主制御部とを備え、
    前記通信制御部は、
    前記測定したパラメータ情報と、前記外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送されたパラメータ情報との間に差分があった場合に、前記差分に相当するパラメータ情報を前記主制御部に転送し、
    通信事業者と通信方式を指定し、前記主制御部を介して前記外部記憶媒体もしくは前記サーバから前記通信接続環境に関するパラメータ情報を取得するとともに、
    通信接続が開始され、前記主制御部から通信接続要求を受信したタイミングで、前記取得した通信接続環境に関するパラメータ情報にしたがい前記電話機への接続を行い、
    前記接続が成功して通信中に状態が移行した後、前記サーバとの通信により、少なくとも接続応答時間と接続回数を含む通信接続環境に関するパラメータ情報の測定を行ない、
    前記パラメータ情報の測定結果と、前記取得した通信接続環境に関するパラメータ情報との間に差分があった場合に、前記差分に相当するパラメータ情報を、前記電話機との通信が失敗し、もしく通信が切断されたタイミングで前記主制御部に転送し、
    測定される実接続応答時間から基準値を減算して得られる値を、前記基準値に対するオフセットとし、以降使用される前記接続応答時間とする、
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 有線もしくは無線で接続される電話機を介して移動体通信網経由でサーバに接続されるナビゲーション装置であって、
    前記電話機により前記サーバと通信を行ない、前記電話機のコマンド対応状況もしくは通信接続環境に関するパラメータ情報を測定する通信制御部と、
    前記通信制御部が測定したパラメータ情報を外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送し、以降の通信を、前記外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送されたパラメータ情報にしたがい制御する主制御部とを備え、
    前記通信制御部は、
    前記測定したパラメータ情報と、前記外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送されたパラメータ情報との間に差分があった場合に、前記差分に相当するパラメータ情報を前記主制御部に転送し、
    通信事業者と通信方式を指定し、前記主制御部を介して前記外部記憶媒体もしくは前記サーバから前記通信接続環境に関するパラメータ情報を取得するとともに、
    通信接続が開始され、前記主制御部から通信接続要求を受信したタイミングで、前記取得した通信接続環境に関するパラメータ情報にしたがい前記電話機への接続を行い、
    前記接続が成功して通信中に状態が移行した後、前記サーバとの通信により、少なくとも接続応答時間と接続回数を含む通信接続環境に関するパラメータ情報の測定を行ない、
    前記パラメータ情報の測定結果と、前記取得した通信接続環境に関するパラメータ情報との間に差分があった場合に、前記差分に相当するパラメータ情報を、前記電話機との通信が失敗し、もしく通信が切断されたタイミングで前記主制御部に転送し、
    測定される実接続回数から基準接続回数を減算して得られる値を、前記基準接続回数に対するオフセットとして以降使用される前記接続回数とする、
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 前記主制御部は、
    前記通信制御部により測定され、n(nは任意の整数)段階に分類された接続応答時間別に、接続回数とその累積値、および累積比率についての統計処理を行い、度数分布により求められる前記接続応答時間の上限値、もしくは累積比率の予め定めた設定値を前記基準値として使用する、
    ことを特徴とする請求項記載のナビゲーション装置。
  4. 前記主制御部は、
    前記通信制御部により測定され、n(nは任意の整数)段階に分類された接続応答時間別に、接続回数とその累積値、および累積比率についての統計処理を行い、度数分布により求められる前記接続応答時間の上限値、もしくは累積比率の予め定めた設定値を前記基準値として使用する、
    ことを特徴とする請求項記載のナビゲーション装置。
  5. 有線もしくは無線で接続される電話機を介して移動体通信網経由でサーバに接続されるナビゲーション装置であって、
    前記電話機により前記サーバと通信を行ない、前記電話機のコマンド対応状況もしくは通信接続環境に関するパラメータ情報を測定する通信制御部と、
    前記通信制御部が測定したパラメータ情報を外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送し、以降の通信を、前記外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送されたパラメータ情報にしたがい制御する主制御部とを備え、
    前記通信制御部は、
    前記測定したパラメータ情報と、前記外部記憶媒体もしくは前記サーバに転送されたパラメータ情報との間に差分があった場合に、前記差分に相当するパラメータ情報を前記主制御部に転送し、
    通信事業者と通信方式を指定し、前記主制御部を介して前記外部記憶媒体もしくは前記サーバから前記通信接続環境に関するパラメータ情報を取得するとともに、
    通信接続が開始され、前記主制御部から通信接続要求を受信したタイミングで、前記取得した通信接続環境に関するパラメータ情報にしたがい前記電話機への接続を行い、
    前記接続が成功して通信中に状態が移行した後、前記サーバとの通信により、少なくとも接続応答時間と接続回数を含む通信接続環境に関するパラメータ情報の測定を行ない、
    前記パラメータ情報の測定結果と、前記取得した通信接続環境に関するパラメータ情報との間に差分があった場合に、前記差分に相当するパラメータ情報を、前記電話機との通信が失敗し、もしく通信が切断されたタイミングで前記主制御部に転送し、
    通信中にダウンロード要求が発生した場合、前記主制御部から現在位置に関するパラメータ情報を取得するとともに、前記外部記憶媒体もしくは前記サーバから前記通信接続環境に関するパラメータ情報を取得して前記パラメータ情報に含まれる該当エリアの接続応答時間、および接続回数を抽出し、
    前記電話機を介して前記サーバにダウンロード要求を送信後、ダウンロード処理時の通信速度を監視し、前記監視の結果取得される通信速度と、前記取得したパラメータ情報に含まれる通信速度との比較を行い、
    前記比較の結果によっては、前記主制御部から取得した現在位置に基づく該当エリアの受信レベルを判定し、前記判定した受信レベルが通信を維持できない状態にあれば、前記ダウンロード処理の中断を要求し、他の通信方式に対応していた場合、前記電話機との接続を一旦切断し、前記他の通信方式に切り替えて前記パラメータ情報に含まれる接続応答時間と接続回数に応じて前記電話機との通信接続を行なう、
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
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