JP5727311B2 - 商品陳列棚 - Google Patents
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Description
互いに対向する一対の側板と、両端がそれぞれ前記一対の側板に固定されることで前記一対の側板間に架設されて、前記一対の側板間の対向間隔を一定に維持させ、且つ、前記マガジンを支持可能な複数段の棚部と、をそれぞれ有する第1及び第2の箱体と、
前記第1及び第2の箱体を、前記第1及び第2の箱体が当該商品陳列棚の横方向に並ぶ第1状態と、前記第1及び第2の箱体が当該商品陳列棚の奥行き方向に並ぶ第2状態と、に変換可能に連結している連結部と、
を有し、
前記第1の箱体の各段の前記棚部と、前記第2の箱体の各段の前記棚部と、の高さが互いに等しく、
前記第1状態においては、前記第1の箱体の前記棚部または前記第2の箱体の前記棚部の少なくとも何れか一方により同一の前記マガジンを水平支持可能であり、前記第2状態においては、前記第1の箱体の前記棚部と前記第2の箱体の前記棚部と、により同一の前記マガジンを水平支持可能であることを特徴とする商品陳列棚を提供する。
また、第1及び第2の箱体の各々は、互いに対向する一対の側板と、両端がそれぞれ一対の側板に固定されることで一対の側板間に架設されて、一対の側板間の対向間隔を一定に維持させる棚部と、を有する。このため、各箱体の十分な強度が得られる。よって、商品陳列棚も強度に優れたものとなる。
図1は商品陳列棚100が第1状態となっているときの平面図であり、図2は商品陳列棚100が第2状態となっているときの平面図である。図3は商品陳列棚100が第1状態となっているときの正面図、図4は商品陳列棚100が第1状態となっているときの側面図である。図5は商品陳列棚100が第2状態となっているときの正面図、図6は商品陳列棚100が第2状態となっているときの側面図である。図7は連結部を構成するヒンジ30及びその周辺を示す拡大平面図である。
側板11及び側板12は、それぞれ板面が水平面に対して垂直に起立し、且つ、互いに平行に対向している。
例えば、最上段の棚板14と天板13との上下間隔は、隣り合う段の棚板14どうしの上下間隔と等しい。
各段の棚板14の左端部は側板11に固定され、右端部は側板12に固定されている。これにより、各棚板14は、左右の側板11、12間に架設されている(架け渡して設けられている)。
側板21、22の形状及び寸法は、側板11、12のそれと同様である。天板23の形状及び寸法は、天板13のそれと同様である。棚板24の形状及び寸法は、棚板14のそれと同様である。
第1平板部31は、その一方の面が、第1の箱体10の側板12の外面に固定されている。例えば、第1平板部31は、側板12の外面の後端部に固定されている。
同様に、第2平板部32は、その一方の面が、第2の箱体20の側板21の外面に固定されている。例えば、第2平板部32は、側板21の外面の後端部に固定されている。
これにより、第1及び第2の箱体10、20は、ヒンジ30を介して連結されている。
なお、第1平板部31が側板12の外面の前端部に固定され、第2平板部32が側板21の外面の前端部に固定されていても良い。
また、図7(b)の状態は、図2、図5及び図6に示される第2状態、すなわち第1及び第2の箱体10、20が商品陳列棚100の奥行き方向に並ぶ状態に対応する。
緩衝材70は、例えば、商品陳列棚100の上下方向における複数箇所に設けられている。例えば、緩衝材70は、商品陳列棚100の前端部において、上端部及び下端部にそれぞれ設けられている。
緩衝材70は、例えば、ゴム或いはその他の樹脂などにより構成されている。
具体的には、例えば、第1状態(図3)のときには、2つの前面化粧パネル50を横並びにして第1及び第2の箱体10、20にそれぞれ取り付ける一方で、第2状態(図5)のときには、1つの前面化粧パネル50を第2の箱体20に取り付けることが挙げられる。
すなわち、各段の棚板14と、その1つ上の段の棚板14或いは天板13との上下間隔は、たばこ商品60を収容した状態のマガジン40を棚板14上に載置したときに、たばこ商品60の上端と、1つ上の段の棚板14或いは天板13と、の間にクリアランスが生じる寸法に設定されている。
なお、例えば、棚板14上に複数のマガジン40を横並びに配置できることも好ましい。本実施形態では、例えば、棚板14上に3つのマガジン40を横並びに配置できる例を示している。
一方、図9及び図10に示すように、例えば、マガジン40の底面には、係合溝15、16と係合する係合突起(係合部)41、42が、マガジン40の横方向に延在する突条部として形成されている。係合突起(第1係合部)41と係合突起(第2係合部)42とは、前後方向に所定間隔を空けて、互いに平行に延在している。係合突起41と係合突起42との前後間隔は、係合溝(第1被係合部)15と係合溝(第2被係合部)16との前後間隔と等しい。
図10(a)に示すように、例えば、第1状態のときには、後側の係合突起42が棚板14又は棚板24の前側の係合溝15と係合する状態で、棚板14、24によりそれぞれマガジン40を支持できるようになっている。
また、図10(b)に示すように、例えば、第2状態のときには、前側の係合突起41が棚板24の前側の係合溝15と係合し、且つ、後側の係合突起42が棚板24の後側の係合溝16と係合する状態で、棚板24と棚板14とによりマガジン40を支持できるようになっている。
このように、マガジン40と棚板14、24とが係合した状態で、マガジン40が棚板14、24により支持されるため、棚板14、24上に、より安定的にマガジン40を支持することができる。また、第1状態と第2状態とで、一部の係合部及び被係合部を兼用することができる。具体的には、例えば、第1状態と第2状態とで係合突起42と係合溝15とを兼用できる。
なお、係合溝15、16と係合突起41、42とは、ほぼ同一の断面形状をなし、係合突起41、42が係合溝15、16に対して嵌合することが好ましい一例である。
後方延出部55は、幅狭の平板状に形成され、水平に配置されている。
回動部56は、例えば、後方延出部55との協働によって第1の箱体10の棚板14の前端部又は第2の箱体20の棚板24の前端部を挟持する挟持部56bと、この挟持部56bと一体的に設けられ、付勢部57からの付勢力を受ける受部56aと、を有している。
挟持部56bと受部56aとは、それぞれ幅狭の平板状に形成され、挟持部56bの板面と受部56aの板面とが所定の角度(例えば、45度程度)をなすように、各々の一端部が相互に固定されている。この一端部は、本体部53の裏面に設けられた左右一対の支持ブラケット59間に架設され、左右方向に延在する回動軸59aにより、当該回動軸59aを中心として回動可能に軸支されている。なお、図8(a)では一方の支持ブラケット59のみが視認でき、この一方の支持ブラケット59の奥に、他方の支持ブラケット59は隠れている。
付勢部57は、本体部53の裏面と受部56aとの間に介装された弾性体であり、受部56aを本体部53から遠ざかる方向に付勢している。具体的には、付勢部57は、ねじりバネであり、弾性体からなる線状材を巻回することにより構成されている。このねじりバネは、線状材を巻回してなる巻回部57aと、この巻回部57aより延出した一対の延出部57b、57cと、を有している。延出部57bは、巻回部57aと一連の線状材の一端部であり、延出部57cは、この線状材の他端部である。
ここで、付勢部57は、その巻回部57aが図示しない軸支部によって軸支されることで、本体部53と受部56aとの間に介装されていても良いし、或いは、延出部57bが本体部53に、延出部57cが受部56aに、それぞれ固定されることによって、本体部53と受部56aとの間に介装されていても良い。
延出部57bは本体部53の裏面に接し、延出部57cは受部56aに接して該受部56aを本体部53から遠ざかる方向に付勢している。
なお、後方延出部55の下面、並びに、挟持部56bにおいて後方延出部55との協働で棚板14又は24を挟持する面には、それぞれゴムなどの弾性体からなるシート状部材58が設けられていることが好ましい。
本体部53の上端部の左右両端部には、このような構造の取付部54がそれぞれ設けられている。
なお、例えば、図3乃至図6に示すように、取付部54の後方延出部55がマガジン40と側板11、12、21、22との間に入り込むことができるように、棚板14、24の横幅は十分な寸法に設定されている。
なお、例えば、前面化粧パネル50が取り付けられる段の棚板14、24には、マガジン40を搭載しないことが挙げられる。
商品陳列棚100が第1状態のときには、商品陳列棚100の横幅は、例えば、図1に示すように、6つのマガジン40を横並びに配置できる寸法となる。一方、商品陳列棚100が第2状態のときには、商品陳列棚100の横幅は、例えば、図2に示すように、3つのマガジン40を横並びに配置できる寸法となる。
また、第1の箱体10の向きは、第1状態と第2状態とで前後が反転するが、第1の箱体10に対するマガジン40の差し込み方向は、第1状態と第2状態の何れにおいても前後方向であり、やはり、不変である。
つまり、第1及び第2の箱体10、20に対するマガジン40の差し込み方向は、第1及び第2状態で一致する。
また、第1の箱体10は、互いに対向する一対の側板11、12と、両端がそれぞれ一対の側板11、12に固定されることで一対の側板11、12間に架設されて、一対の側板11、12間の対向間隔を一定に維持させる棚板14と、を有する。同様に、第2の箱体20は、互いに対向する一対の側板21、22と、両端がそれぞれ一対の側板21、22に固定されることで一対の側板21、22間に架設されて、一対の側板21、22間の対向間隔を一定に維持させる棚板24と、を有する。このため、第1及び第2の箱体10、20の十分な強度が容易に得られる。よって、商品陳列棚100も強度に優れたものとなる。
図11は第2の実施形態に係る商品陳列棚200の模式的な平面図である。このうち図11(a)は第1状態を示し、図11(b)は第1状態と第2状態との中間の状態を示し、図11(c)は第3状態を示す。図12は商品陳列棚200の連結構造を示す要部の正面断面図(図11(a)の状態での断面図)である。
第2の実施形態に係る商品陳列棚200は、以下に説明する点でのみ、第1の実施形態に係る商品陳列棚100と相違し、その他の点では商品陳列棚100と同様に構成されている。
これに対し、第2の実施形態に係る商品陳列棚200は、ヒンジ30を有していない代わりに、第1及び第2の箱体10、20の少なくとも一方の箱体に形成されたガイドレールと、当該ガイドレールと、他方の箱体と、を連結している連結部材と、を含む連結部を有している。より具体的には、商品陳列棚200は、第1の箱体10に形成された第1ガイドレール210と、第2の箱体20に形成された第2ガイドレール220と、第1ガイドレール210と第2ガイドレール220とを連結する連結部材230と、を有している。
第1ガイドレール210は、例えば、図12に示すように、天板13に形成された第1ガイド孔211と、側板12に形成された第2ガイド孔212と、からなる。
第1ガイド孔211は、例えば、天板13において第1状態にて第2の箱体20側に位置する端部に形成され、前後方向に延在する長孔であり、天板13を表裏に貫通している。
第2ガイド孔212は、例えば、側板12の上端部(ただし、天板13よりも下に位置する部分)に形成され、前後方向に延在する長孔であり、側板12を横方向に貫通している。
なお、第1及び第2ガイド孔211、212は、それぞれ直線状に延在している。
第2ガイドレール220は、例えば、図12に示すように、天板23に形成されたガイド孔221と、側板21に形成された切欠形状部222と、からなる。
ガイド孔221は、例えば、天板23の後端部に形成され、横方向に延在する長孔であり、天板23を表裏に貫通している。
なお、ガイド孔221は、直線状に延在している。
切欠形状部222は、側板21の上端部(ただし、天板23よりも下に位置する部分)の後端部に、後方に向けて開放する形状(例えばコ字形状)に形成されている。
ここで、連結部材230における第2ガイドレール220側の部位は後方移動が規制される。このため、第1の箱体10の後方移動に伴い、連結部材230は、第1ガイドレール210の第1及び第2ガイド孔211、212内において、該第1ガイドレール210の前部へと相対的に移動する。
ここで、連結部材230における第1ガイドレール210側の部位は第1ガイドレール210に対する相対的な横方向移動が規制される。このため、第1の箱体10の横方向に伴い、連結部材230は、第2ガイドレール220のガイド孔221内において、該第2ガイドレール220の右端部へと移動する。
こうして、商品陳列棚200を第2状態にすることができる。
なお、図11(b)から図11(c)の状態に移行する際に、連結部材230の一部分は切欠形状部222の外に出る。
図13は第3の実施形態に係る商品陳列棚300の模式的な平面図である。このうち図13(a)は第1状態を示し、図13(b)は第1状態と第2状態との中間の状態を示し、図13(c)は第3状態を示す。図14(a)は商品陳列棚300の連結構造の一例を示す要部の正面断面図、図14(b)は商品陳列棚300の連結構造の他の一例を示す要部の正面断面図である。
第3の実施形態に係る商品陳列棚300は、以下に説明する点でのみ、第2の実施形態に係る商品陳列棚200と相違し、その他の点では商品陳列棚200と同様に構成されている。
なお、第1部分321a及び第2部分321bは、それぞれ直線状に延在している。このため、ガイドレール320は、平面視においてL字状となっている。
そして、第1係合部331は、連結孔311と、天板13における連結孔311の縁部(連結孔311と側板12との間の部分)と、に係合した状態に維持されるようになっている。また、第2係合部332は、ガイド孔321と、天板23におけるガイド孔321の縁部と、に係合した状態に維持されるようになっている。
なお、このとき、開口部330a内に側板12及び側板21が位置している(図14(a))。
ここで、連結部材330の第1係合部331(図14(a))は第1の箱体10の移動に伴って後方に移動する。このため、第1の箱体10の後方移動に伴い、連結部材330の第2係合部332(図14(a))は、ガイドレール320の第1部分321aに係合したままで、該第1部分321aの後部(第1部分321aと第2部分321b(図14(a))との境界部)へ移動する。
ここで、連結部材330の第1係合部331は第1の箱体10の移動に伴って横方向(右方向)に移動する。このため、第1の箱体10の横方向移動に伴い、連結部材330の第2係合部332は、ガイドレール320の第2部分321bに係合したままで、該第2部分321bの右半部へ移動する。
こうして、商品陳列棚300を第2状態にすることができる。
なお、第2状態では、開口部330a内は空間となる。
図14(b)の例では、ガイドレール320は、ガイド孔321の他に、側板21に形成されたガイド用切欠形状部322を有している。このガイド用切欠形状部322は、側板21の上端部(ただし、天板23よりも下に位置する部分)に、前後方向に延在するように形成されている。ガイド用切欠形状部322は、側板21を横方向に貫通し、且つ、後端部が後方に向けて開放している。このガイド用切欠形状部322が形成されていることにより、連結部材330と側板21とが干渉しないようになっている。
図14(b)の例では、側板12には、該側板12を横方向に貫通する切欠形状部312が形成されている。この切欠形状部312は、側板12の前部の上端部(ただし、天板13よりも下に位置する部分)に形成され、側板12の前方に向けて開放している。この切欠形状部312が形成されていることにより、連結部材330と側板12とが干渉しないようになっている。
図14(b)に示す例でも、図14(a)に示す例と同様のオペレーションにより、商品陳列棚300を第1状態と第2状態とに変換することができる。
図15は第4の実施形態に係る商品陳列棚400の模式的な底面図であり、このうち図15(a)は第1の例を、図15(b)は第2の例を示す。
第4の実施形態に係る商品陳列棚400は、以下に説明する点でのみ、上記の各実施形態1乃至3に商品陳列棚100、200、300と相違し、その他の点では商品陳列棚100、200、300と同様に構成されている。
滑り材80の表面(下面)の摩擦係数は、第1及び第2の箱体10、20の底面の摩擦係数よりも小さい。
滑り材80は、例えば、合成樹脂などにより構成された、平板な板状のものであり、最下段の棚板14、24の底面に貼り付けられている。
この場合、第1及び第2の箱体10、20をそれぞれ載置面5に対して容易に摺動させて、載置面5上で移動させることができるので、第1状態と第2状態との変換操作を軽い力で容易に行うことができる。
この場合、第1の箱体10を載置面5に対して容易に摺動させて、載置面5上で移動させることができるので、第1状態と第2状態との変換操作を軽い力で容易に行うことができる。
また、第2の箱体20の底面には滑り止め材90が設けられているので、第2の箱体20を載置面5に対して滑動しにくくすることができる。よって、第1の箱体10を移動させる際に、第2の箱体20の位置を一定に維持しやすくなる。
図16は第5の実施形態の第1の例に係る商品陳列棚500の模式的な平面図、図17は第5の実施形態の第2の例に係る商品陳列棚550の模式的な平面図である。
第5の実施形態に係る商品陳列棚500、550は、以下に説明する点でのみ、上記の各実施形態1乃至4に商品陳列棚100、200、300、400と相違し、その他の点では商品陳列棚100、200、300、400と同様に構成されている。
(1)第1乃至第3の箱体10、20、530を横並びに一列に配置した状態(図16(a))。
(2)第2及び第3の箱体20、530を横並びに配置し、且つ、第1及び第2の箱体10、20を奥行き方向に並べて配置した状態(図16(b))
(3)第1乃至第3の箱体10、20、530を奥行き方向に一列に並べて配置した状態(図16(c))。
(4)第1及び第2の箱体10、20を横並びに配置し、且つ、第2及び第3の箱体20、530を奥行き方向に並べて配置した状態(図示略)。
(1)第1乃至第4の箱体10、20、530、540を横並びに一列に配置した状態(図17(a))。
(2)第2乃至第4の箱体20、530、540を横並びに配置し、且つ、第1及び第2の箱体10、20を奥行き方向に並べて配置した状態(図17(b))。
(3)第1乃至第3の箱体10、20、530を奥行き方向に一列に配置し、且つ、第3及び第4の箱体530、540を横並びに配置した状態(図17(c))。
(4)第1乃至第4の箱体10、20、530、540を奥行き方向に一列に並べて配置した状態(図17(d))。
換言すれば、本実施形態に係る商品陳列棚500、550は、マガジン40を搭載可能な商品陳列棚500、550であって、それぞれマガジン40を支持可能な複数段の棚部を有する複数の箱体と、複数の箱体を順次に連結している、箱体よりも数が1つ少ない連結部と、を有し、連結部は、隣り合う箱体を、これら隣り合う箱体が当該商品陳列棚500、550の横方向に並ぶ第1状態と、これら隣り合う箱体が当該商品陳列棚500、550の奥行き方向に並ぶ第2状態と、に変換可能に連結している。
以下、参考形態の例を付記する。
1.マガジンを搭載可能な商品陳列棚であって、
互いに対向する一対の側板と、両端がそれぞれ前記一対の側板に固定されることで前記一対の側板間に架設されて、前記一対の側板間の対向間隔を一定に維持させ、且つ、前記マガジンを支持可能な複数段の棚部と、をそれぞれ有する第1及び第2の箱体と、
前記第1及び第2の箱体を、前記第1及び第2の箱体が当該商品陳列棚の横方向に並ぶ第1状態と、前記第1及び第2の箱体が当該商品陳列棚の奥行き方向に並ぶ第2状態と、に変換可能に連結している連結部と、
を有することを特徴とする商品陳列棚。
2.前記連結部は、前記第1及び第2の箱体を水平面に対して直交する回動軸周りに相互に回動可能に連結しているヒンジであることを特徴とする1.に記載の商品陳列棚。
3.前記第1の箱体の各段の前記棚部と、前記第2の箱体の各段の前記棚部と、の高さが互いに等しく、
前記第1状態と前記第2状態との少なくとも何れか一方の状態において、前記第1の箱体の前記棚部と、前記第2の箱体の前記棚部と、により同一の前記マガジンを水平支持可能となることを特徴とする1.又は2.に記載の商品陳列棚。
4.前記マガジンの底面には、第1係合部と、前記第1係合部の後方に位置する第2係合部と、が形成され、
前記棚部の上面には、前記第1及び第2係合部の前後間隔と等しい前後間隔で配置された第1及び第2被係合部が形成され、
前記第1状態では、前記第2係合部と、前記第1及び第2被係合部のうち前側に位置する被係合部と、が係合する状態で、前記棚部により前記マガジンを支持可能であり、
前記第2状態では、前記第1及び第2の箱体のうち前側に位置する箱体の前記棚部の前記第1及び第2被係合部のうち、前側に位置する被係合部と前記第1係合部とが係合し、且つ、後側に位置する被係合部と前記第2係合部とが係合する状態で、前記棚部により前記マガジンを支持可能であることを特徴とする3.に記載の商品陳列棚。
5.前記第1の箱体と前記第2の箱体との接触を緩衝する緩衝材が、前記第1の箱体と前記第2の箱体との少なくとも何れか一方に設けられていることを特徴とする1.乃至4.の何れか一項に記載の商品陳列棚。
6.前記第1の箱体の底面と、前記第2の箱体の底面と、の少なくとも何れか一方に、滑り材が設けられていることを特徴とする1.乃至5.の何れか一項に記載の商品陳列棚。
7.前記第1の箱体の底面と、前記第2の箱体の底面と、の何れか一方に前記滑り材が設けられ、何れか他方に滑り止め材が設けられていることを特徴とする6.に記載の商品陳列棚。
8.前記連結部は、
前記第1及び第2の箱体の少なくとも一方の箱体に形成されたガイドレールと、
当該ガイドレールと、他方の箱体と、を連結している連結部材と、
を含むことを特徴とする1.に記載の商品陳列棚。
9.前記第1及び第2の箱体の各々は、平面視矩形状であり、
前記ガイドレールは、
前記第1の箱体において前記第1状態にて前記第2の箱体側となる側面に沿って前後方向に延在するように、前記第1の箱体に形成された第1ガイドレールと、
前記第2の箱体の前面又は背面に沿って横方向に延在するように、前記第2の箱体に形成された第2ガイドレールと、
を含み、
前記連結部材は、前記第1ガイドレールと前記第2ガイドレールとを連結していることを特徴とする8.に記載の商品陳列棚。
10.前記第1及び第2の箱体の各々は、平面視矩形状であり、
前記ガイドレールは、
前記第2の箱体において前記第1状態にて前記第1の箱体側となる側面に沿って前後方向に延在するように、前記第2の箱体に形成された第1部分と、
前記第1部分と連続的に前記第2の箱体に形成され、前記第2の箱体の前面又は背面に沿って横方向に延在する第2部分と、
を含み、
前記連結部材は、前記ガイドレールと前記第1の箱体とを連結していることを特徴とする8.に記載の商品陳列棚。
11.それぞれ前記マガジンを支持可能な複数段の棚部を有する第3乃至第n(nは3以上の整数)の箱体と、
第(n−1)の箱体と第nの箱体とを、前記第(n−1)及び第nの箱体が当該商品陳列棚の横方向に並ぶ状態と、前記第(n−1)及び第nの箱体が当該商品陳列棚の奥行き方向に並ぶ状態と、に変換可能に連結している第2乃至第(n−1)の連結部と、
を有することを特徴とする1.乃至10.の何れか一項に記載の商品陳列棚。
5 載置面
10 第1の箱体
11 側板
12 側板
13 天板
14 棚板
15 係合溝(第1被係合部)
16 係合溝(第2被係合部)
20 第2の箱体
21 側板
22 側板
23 天板
24 棚板
30 ヒンジ
31 第1平板部
32 第2平板部
33 軸支部
40 マガジン
41 係合突起(第1係合部)
42 係合突起(第2係合部)
50 前面化粧パネル
53 本体部
54 取付部
55 後方延出部
56 回動部
56a 受部
56b 挟持部
57 付勢部
57a 巻回部
57b 延出部
57c 延出部
58 シート状部材
59 支持ブラケット
59a 回動軸
60 たばこ商品
70 緩衝材
80 滑り材
90 滑り止め材
100 商品陳列棚
200 商品陳列棚
210 第1ガイドレール
211 第1ガイド孔
212 第2ガイド孔
220 第2ガイドレール
221 ガイド孔
222 切欠形状部
230 連結部材
300 商品陳列棚
311 連結孔
312 切欠形状部
320 ガイドレール
321 ガイド孔
321a 第1部分
321b 第2部分
322 ガイド用切欠形状部
330 連結部材
330a 開口部
331 第1係合部
332 第2係合部
400 商品陳列棚
500 商品陳列棚
530 第3の箱体
540 第4の箱体
550 商品陳列棚
Claims (10)
- マガジンを搭載可能な商品陳列棚であって、
互いに対向する一対の側板と、両端がそれぞれ前記一対の側板に固定されることで前記一対の側板間に架設されて、前記一対の側板間の対向間隔を一定に維持させ、且つ、前記マガジンを支持可能な複数段の棚部と、をそれぞれ有する第1及び第2の箱体と、
前記第1及び第2の箱体を、前記第1及び第2の箱体が当該商品陳列棚の横方向に並ぶ第1状態と、前記第1及び第2の箱体が当該商品陳列棚の奥行き方向に並ぶ第2状態と、に変換可能に連結している連結部と、
を有し、
前記第1の箱体の各段の前記棚部と、前記第2の箱体の各段の前記棚部と、の高さが互いに等しく、
前記第1状態においては、前記第1の箱体の前記棚部または前記第2の箱体の前記棚部の少なくとも何れか一方により同一の前記マガジンを水平支持可能であり、前記第2状態においては、前記第1の箱体の前記棚部と前記第2の箱体の前記棚部と、により同一の前記マガジンを水平支持可能であることを特徴とする商品陳列棚。 - 前記連結部は、前記第1及び第2の箱体を水平面に対して直交する回動軸周りに相互に回動可能に連結しているヒンジであることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列棚。
- 前記マガジンの底面には、第1係合部と、前記第1係合部の後方に位置する第2係合部と、が形成され、
前記棚部の上面には、前記第1及び第2係合部の前後間隔と等しい前後間隔で配置された第1及び第2被係合部が形成され、
前記第1状態では、前記第2係合部と、前記第1及び第2被係合部のうち前側に位置する被係合部と、が係合する状態で、前記棚部により前記マガジンを支持可能であり、
前記第2状態では、前記第1及び第2の箱体のうち前側に位置する箱体の前記棚部の前記第1及び第2被係合部のうち、前側に位置する被係合部と前記第1係合部とが係合し、且つ、後側に位置する被係合部と前記第2係合部とが係合する状態で、前記棚部により前記マガジンを支持可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の商品陳列棚。 - 前記第1の箱体と前記第2の箱体との接触を緩衝する緩衝材が、前記第1の箱体と前記第2の箱体との少なくとも何れか一方に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の商品陳列棚。
- 前記第1の箱体の底面と、前記第2の箱体の底面と、の少なくとも何れか一方に、滑り材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の商品陳列棚。
- 前記第1の箱体の底面と、前記第2の箱体の底面と、の何れか一方に前記滑り材が設けられ、何れか他方に滑り止め材が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の商品陳列棚。
- 前記連結部は、
前記第1及び第2の箱体の少なくとも一方の箱体に形成されたガイドレールと、
当該ガイドレールと、他方の箱体と、を連結している連結部材と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の商品陳列棚。 - 前記第1及び第2の箱体の各々は、平面視矩形状であり、
前記ガイドレールは、
前記第1の箱体において前記第1状態にて前記第2の箱体側となる側面に沿って前後方向に延在するように、前記第1の箱体に形成された第1ガイドレールと、
前記第2の箱体の前面又は背面に沿って横方向に延在するように、前記第2の箱体に形成された第2ガイドレールと、
を含み、
前記連結部材は、前記第1ガイドレールと前記第2ガイドレールとを連結していることを特徴とする請求項7に記載の商品陳列棚。 - 前記第1及び第2の箱体の各々は、平面視矩形状であり、
前記ガイドレールは、
前記第2の箱体において前記第1状態にて前記第1の箱体側となる側面に沿って前後方向に延在するように、前記第2の箱体に形成された第1部分と、
前記第1部分と連続的に前記第2の箱体に形成され、前記第2の箱体の前面又は背面に沿って横方向に延在する第2部分と、
を含み、
前記連結部材は、前記ガイドレールと前記第1の箱体とを連結していることを特徴とする請求項7に記載の商品陳列棚。 - それぞれ前記マガジンを支持可能な複数段の棚部を有する第n(nは3以上の整数)の箱体と、
第(n−1)の箱体と第nの箱体とを、前記第(n−1)及び第nの箱体が当該商品陳列棚の横方向に並ぶ状態と、前記第(n−1)及び第nの箱体が当該商品陳列棚の奥行き方向に並ぶ状態と、に変換可能に連結している第(n−1)の連結部と、
を有することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の商品陳列棚。
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