JP5725140B2 - テレスコピックステアリング装置 - Google Patents
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Description
又、前記可動側ブラケット22は、前記アウタコラム13、13aとは別体に設け、このアウタコラム13、13aの一部に溶接して結合固定している。
尚、本発明に関連する技術を記載した刊行物として、特許文献4がある。
このうちのステアリングコラムは、アウタコラムとインナコラムとを、伸縮可能に組み合わせて成る。このうちのアウタコラムは、少なくとも軸方向一部の内径を拡縮可能とした筒状であり、内周面に、前記インナコラムを支持する為の支持部を有する。又、前記インナコラムは、前記アウタコラムの内径側に配置され、このアウタコラムの支持部により、軸方向の変位を可能に嵌合支持されている。尚、前記支持部は、例えば、前記アウタコラムの内周面から径方向内側へ突出した状態で形成された複数個の隆起部により構成する事ができる。
又、前記ステアリングシャフトは、前記ステアリングコラムの内径側に回転自在に支持され、このステアリングコラムの後端開口部よりも後方に突出した後端部にステアリングホイールを装着する。
又、前記固定側ブラケットは、前記アウタコラムのうちで前記内径を拡縮可能とした部分を幅方向両側から挟む状態で固定の部分に設けられ、幅方向に関する拡縮が可能な左右1対の支持板部を有する。
又、前記可動側ブラケットは、前記ステアリングコラムを構成するアウタコラムから塑性加工により、このアウタコラムと一体に成形され、前記両支持板部の幅方向に関する拡縮に伴い、幅方向に関する拡縮が可能な1対の被挟持部を有する。
又、前記杆状部材は、前記両支持板部の互いに整合する位置に形成された車体側通孔と、前記両被挟持部に形成したコラム側通孔とを挿通した状態で、幅方向に配設している。そして、前記調節レバーの回動に伴って、前記両支持板部の互いに対向する面同士の間隔を拡縮する。
又、前記調節レバーは、前記杆状部材の基端部に設けており、回動に伴って前記間隔を拡縮させる。
又、前記可動側ブラケットを、前記アウタコラムと一体に膨出成形(ハイドロフォーム工法、プレス加工、バルジ加工、真空成形、エアブロー成形、爆発成形等)している。
又、前記可動側ブラケットが、前記両被挟持部と、これら両被挟持部同士を幅方向に関して連続する底部とを備え、この底部の軸方向後端と前記アウタコラムの外周面とは、後端側連続部により連続されている。そして、この後端側連続部に、幅方向に長い第一の長孔が形成されている。
又、前記アウタコラムの支持部と前記インナコラムの外周面とを、円周方向3箇所以上で当接させている。
更に、前記可動側ブラケットの両被挟持部と、前記固定側ブラケットの前記両支持板部の内側面との間部分に、これら間部分毎に、この可動側ブラケットに支持された第一の摩擦プレートと、前記杆状部材の動作と連動が可能な状態で、この杆状部材に支持された第二の摩擦プレートとを、交互に配置している。
尚、上述の様な本発明を実施する場合に、具体的には、前記両被挟持部の幅方向外側面間の距離を、前記アウタコラムの外周面の幅方向寸法よりも小さくする事ができる。
又、前記両被挟持部の上下方向一端を、それぞれ前記支持部を構成する隆起部に連続させる様に構成する事ができる。
又、前記可動側ブラケットを、前記アウタコラムと一体にハイドロフォーム工法により膨出成形する。
又、前記可動側ブラケットの両被挟持部に形成したコラム側通孔を、前記アウタコラムの軸方向に長い長孔とする。
そして、前記底部の幅方向中間部に、軸方向に長い第二の長孔を形成する。
更に、前記可動側ブラケットの底部の軸方向後端部と前記アウタコラムの外周面とを連続する後端側連続部に、幅方向に長い第一の長孔を形成している。この為、軸方向後端部に於ける、前記可動側ブラケットの両被挟持部の幅方向に関する剛性を低くできる。その結果、前記アウタコラムとインナコラムとが径方向に重畳している部分の軸方向寸法が長い状態でも、調節レバーに加える操作力を徒に大きくする事なく、安定した操作性を得る事ができる。
図1〜3は、本発明に関連する参考例の第1例を示している。本参考例のテレスコピックステアリング装置の特徴は、ステアリングコラムを構成するアウタコラムの構造、及びこのアウタコラムの内側にインナコラムを保持する部分の構造を工夫した点にある。尚、本参考例は、前記図16〜18に示した構造と同様に、ステアリングホイール1(図16参照)の前後位置を調節する為のテレスコピック機構に加えて、上下位置を調節する為のチルト機構を備えた構造である。但し、本参考例は、このチルト機構を備えていない構造に適用する事もできる。又、本参考例の特徴部分以外の構造、及びテレスコピックステアリング装置の操作方法は、前記図16〜18に示した構造を含め、従来から知られているテレスコピックステアリング装置の構造とほぼ同様であるから、従来と同様に構成する部分に就いては、図示並びに説明を、省略若しくは簡略にし、以下、本参考例の特徴部分を中心に説明する。
このうちのステアリングコラム6aは、前記図16〜18に示した構造と同様に、アウタコラム13dを前記ステアリングホイール1側のアッパコラムとし、インナコラム14cをこのステアリングホイール1から遠い側のロアコラムとしている。
本参考例の場合、前記可動側ブラケット22bは、前記アウタコラム13dの前端部から下方に突出する状態で設けられており、前記固定側ブラケット12bを構成する1対の支持板部27、27の幅方向に関する拡縮に伴い、幅方向に関する拡縮が可能な1対の被挟持部25a、25aと底部28とを備える。尚、前記固定側ブラケット12bの両支持板部27、27の互いに整合する位置には、前記杆状部材19を挿通可能な、上下方向に長い、車体側通孔29、29が形成されている。この様にして、前記図16〜18に示したチルト機構を備えたステアリング装置の構造と同様に、前記ステアリングコラム6aを車体10(図16参照)に対して、幅方向に設置した枢軸11(図16参照)を中心とする揺動変位を可能に支持している。
すると、前記両支持板部27、27の内側面同士の間隔が弾性的に拡がって、これら両支持板部27、27と、前記各第一の摩擦プレート31、31と、前記各第二の摩擦プレート32、32と、前記両被挟持部25a、25aとの、これら各部材27、31、32、25a同士の当接部の面圧が低下乃至は喪失する。これに伴って、前記アウタコラム13dの支持部26と前記インナコラム14cの外周面との嵌合部の面圧が低下乃至は喪失し、前記アウタコラム13dとこのインナコラム14cとが軸方向(前後方向)に関して相対変位可能な状態になる。その結果、前記ステアリングホイール1の前後方向及び上下方向の位置調節が可能になる。
図4は、本発明に関連する参考例の第2例を示している。本参考例のテレスコピックステアリング装置の場合、前述した参考例の第1例と同様に、固定側ブラケット12bの両支持板部27、27の幅方向内側面と、可動側ブラケット22bの両被挟持部25a、25aの幅方向外側面との間部分毎に、1枚の第一の摩擦プレート31a、31aと、1枚の第二の摩擦プレート32a、32aとを配置している。尚、本参考例の場合、前記両支持板部27、27の幅方向内側面同士の幅方向に関する寸法Wは、前記両被挟持部25a、25aの幅方向外側面同士の長さDと、前記各第二の摩擦プレート32a、32aの厚さT32aとの和TALL(TALL=2T32a)とほぼ同じにしている(W≒D+TALL)。
図5は、本発明に関連する参考例の第3例を示している。本参考例のテレスコピックステアリング装置を構成する可動側ブラケット22cは、アウタコラム13eの前端部から上方に突出する状態で設けられている。この様な可動側ブラケット22cは、前記図1〜3に示した参考例の第1例の可動側ブラケット22bと、径方向(上下方向)に関してほぼ対称な構造を有しており、左右1対の被挟持部25b、25bと、底部28aとから成る。
図6は、本発明に関連する参考例の第4例を示している。本参考例のテレスコピックステアリング装置を構成するアウタコラム13e、及び可動側ブラケット22cの構造は、前記参考例の第3例の構造と同様である。
図7〜8は、本発明に関連する参考例の第5例を示している。本参考例のテレスコピックステアリング装置を構成する可動側ブラケット22dは、前述した参考例の各例と同様に、ハイドロフォーム工法により、アウタコラム13fと一体に成形したもので、幅方向に関する拡縮が可能な1対の被挟持部25a、25aと、1対の傾斜部40、40とを有する。
又、前記両傾斜部40、40は、それぞれの一端が、前記両被挟持部25a、25aの他端に連続しており、幅方向(図8の左右方向)に関して互いに近づく様に(図8の斜め下方に)延出し、それぞれの他端同士が連続部41を介して連続している。尚、前記両傾斜部40、40を設けた以外の前記アウタコラム13fの構造は、前述した参考例の第1例のアウタコラム13dの構造と同様である。
図9〜10は、本発明に関連する参考例の第6例を示している。本参考例のテレスコピックステアリング装置の場合、前記図16〜18に示した構造と同様に、アウタコラム13gをインナコラム14cの後方に配置する。
又、前記参考例の第1例と同様に、前記アウタコラム13gと一体に設けた可動側ブラケット22eの両被挟持部25a、25aの互いに整合する位置に、軸方向に長いコラム側通孔30、30を、それぞれ形成している。
即ち、前記コラム側通孔30、30の後端寄り部分と軸方向に関して整合する位置に於ける、前記連続部41aの内周面と、前記インナコラム14cの外周面の下端との距離L2{図10(b)参照}は、前記コラム側通孔30、30の前端寄り部分と整合する位置に於ける、同様部分の距離L1{図10(a)参照}よりも大きい(L1<L2)。尚、前記両傾斜部40a、40aを設けた以外の前記アウタコラム13gの構造は、前述した参考例の第1例のアウタコラム13dの構造と同様である。
図11〜12は、本発明に関連する参考例の第7例を示している。本参考例のテレスコピックステアリング装置の場合も、前記図16〜18に示した構造と同様に、アウタコラム13hをインナコラム14cの後方に配置する。
又、このアウタコラム13hは、前記図1〜3に示した参考例の第1例のアウタコラム13dと同様の基本構造を有する。
このうちの前記図11(b)に示す長孔42は、その軸方向に関する位置を、前記コラム側通孔30、30とほぼ一致させている。
一方、前記図11(c)に示す長孔42aの軸方向に関する寸法は、前記コラム側通孔30、30、及び前記長孔42の軸方向に関する寸法よりも大きい。即ち、前記長孔42aは、軸方向に関して、前記底部28の前記コラム側通孔30、30の軸方向前端よりも前方から、この底部28の軸方向後端と前記アウタコラム13hの外周面とを連続する後端側連続部43を介して、このアウタコラム13hの外周面まで形成されている。
尚、この様な長孔42、42aも、ハイドロフォーム工法により形成する事ができる(特許文献4参照)。
図13は、請求項1〜4に対応する、本発明の実施の形態の1例を示している。本例のテレスコピックステアリング装置を構成するアウタコラム13iは、前記図1〜3に示した参考例の第1例のアウタコラム13dと同様の基本構造を有する。
尚、本例は、前記各参考例と組み合わせて実施する事ができる。その他の構造、及び作用・効果は前記参考例の第1例と同様である。
図14〜15は、本発明に関連する参考例の第8例を示している。本参考例のテレスコピックステアリング装置を構成するアウタコラム13jは、前述した参考例の第7例のアウタコラム13hと同様の基本構造を有する。
尚、本参考例は、前記各参考例と組み合わせて実施する事ができる。その他の構造、及び作用・効果は前記参考例の第7例と同様である。
又、ステアリングコラムを構成するアウタコラムとインナコラムとの前後方向は問わない。インナコラムが後側であっても、アウタコラムが後側であっても良い。
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5 ステアリングシャフト
6、6a ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10 車体
11 枢軸
12、12a、12b 固定側ブラケット
13、13a、13b、13c、13d、13e、13f、13g、13h、13i、13j アウタコラム
14、14a、14b、14c インナコラム
15 アウタチューブ
16 インナシャフト
17 電動モータ
18 調節レバー
19、19a 杆状部材
20 カム装置
21 カム部材
22、22a、22b、22c、22d、22e、22f、22g、22h 可動側ブラケット
23、23a、23b 隆起部
24 支持爪部
25、25a、25b 被挟持部
26、26a 支持部
27 支持板部
28、28a 底部
29 車体側通孔
30 コラム側通孔
31、31a 第一の摩擦プレート
32、32a 第二の摩擦プレート
33、33a 第一の摩擦プレート側通孔
34 ガイドピン
35、35a 第二の摩擦プレート側通孔
36 抑えナット
37 頭部
38 摩擦板部
39 連続部
40、40a 傾斜部
41、41a 連続部
42、42a 長孔
43 後端側連続部
44、44a 幅方向長孔
45 コラム長孔
Claims (5)
- 伸縮可能なステアリングコラムと、ステアリングシャフトと、車体側に固定される固定側ブラケットと、可動側ブラケットと、杆状部材と、調節レバーとを備え、
このうちのステアリングコラムは、少なくとも軸方向一部の内径を拡縮可能とした筒状のアウタコラムと、このアウタコラムの内径側に配置され、このアウタコラムの内周面に、この内周面から径方向内側へ突出した状態で形成された複数個の隆起部から成る支持部により軸方向の変位を可能に嵌合支持された筒状のインナコラムとを伸縮可能に組み合わせて成り、
前記ステアリングシャフトは、前記ステアリングコラムの内径側に回転自在に支持され、このステアリングコラムの後端開口部よりも後方に突出した後端部にステアリングホイールが装着されるものであり、
前記固定側ブラケットは、前記アウタコラムのうちで前記内径を拡縮可能とした部分を幅方向両側から挟む状態で固定の部分に設けられ、幅方向に関する拡縮が可能な1対の支持板部を有しており、
前記可動側ブラケットは、前記アウタコラムから塑性加工により、このアウタコラムと一体に成形され、前記両支持板部の幅方向に関する拡縮に伴い、幅方向に関する拡縮が可能な1対の被挟持部を有しており、
前記杆状部材は、これら両支持板部の互いに整合する位置に形成された車体側通孔、及び、前記両被挟持部に形成したコラム側通孔を挿通した状態で幅方向に配設され、前記両支持板部の互いに対向する1対の面同士の間隔を拡縮する為のものであり、
前記調節レバーは、前記杆状部材の基端部に設けられ、回動に伴って前記1対の面同士の間隔を拡縮させる為のものであるテレスコピックステアリング装置に於いて、
前記インナコラムを支持する為の支持部が前記アウタコラムの内周面に、その前端縁が前記コラム側通孔の前端縁よりも前方に位置すると共に、その後端縁がこのコラム側通孔の後端縁よりも後方に位置した状態で形成されており、この支持部を含めた前記アウタコラムが、中空管を径方向外方に膨らませて成形したものであり、
前記可動側ブラケットが、前記アウタコラムと一体に膨出成形したものであり、前記両被挟持部と、これら両被挟持部同士を幅方向に関して連続する底部とを備え、この底部の軸方向後端と前記アウタコラムの外周面とは、後端側連続部により連続されると共に、この後端側連続部に、幅方向に長い第一の長孔が形成されており、
前記両被挟持部の幅方向外側面間の距離は、前記アウタコラムの外周面の幅方向寸法よりも小さく、
前記両被挟持部の上下方向一端が、それぞれ前記支持部を構成する隆起部に連続しており、
前記アウタコラムの支持部と前記インナコラムの外周面とが、円周方向3箇所以上で当接しており、
前記可動側ブラケットの両被挟持部と、前記固定側ブラケットの前記両支持板部の内側面との間部分に、これら間部分毎にこの可動側ブラケットに支持された第一の摩擦プレートと、前記杆状部材の動作と連動が可能な状態で、この杆状部材に支持された第二の摩擦プレートとを、交互に配置している事を特徴とするテレスコピックステアリング装置。 - 前記支持部を含めたアウタコラムが、ハイドロフォーム工法により中空管を径方向外方に膨らませて成形したものであり、
前記可動側ブラケットが、前記アウタコラムと一体にハイドロフォーム工法により膨出成形したものである、請求項1に記載したテレスコピックステアリング装置。 - 前記アウタコラムの支持部と前記インナコラムの外周面とが、円周方向3箇所でのみ当接している、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記アウタコラムの支持部の内周面に、切削、又はプレスによる仕上加工を施している、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記アウタコラムが、前記インナコラムの後方に配置されており、
前記可動側ブラケットの両被挟持部に形成したコラム側通孔が、前記アウタコラムの軸方向に長い長孔であり、
前記底部の幅方向中間部に、軸方向に長い第二の長孔が形成されている、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
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