JP5724396B2 - 地図表示制御装置、地図表示制御方法、およびプログラム - Google Patents

地図表示制御装置、地図表示制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、地図表示制御装置、地図表示制御方法、およびプログラムに関し、特に地図の表示範囲をスクロール移動により表示させる地図表示制御装置、地図表示制御方法、およびプログラムに関する。
近年、地図情報に基づいた各種のサービスが提供されている。例えば、ナビゲーション装置は、現在の位置情報に基づいて、現在位置周辺の地図情報を提供する。また、私達は、インターネットを介して世界中の地図情報を容易に閲覧することができる。これらの地図情報を参照することによって、例えば、地図上の様々な施設に関する情報を得ることができる。
また、地形に関する情報を提供する装置も考えられている。例えば、標高値の情報は、典型的には、地図上に等高線を描画することにより示される。或いは、標高値の情報は、地図を標高値により色分けすることにより示される。これらの仕組みによれば、視覚的に標高値の情報を提供することができる。また、特許文献1には、特殊なハードウェアを用いることにより体感的に勾配をユーザに伝える装置が開示されている。この装置は、操作部の中立角度位置を勾配値により変化させることによって体感的に標高値の変化すなわち勾配を示している。
特開2007−304996号公報
ところが、例えばタッチパネル及びマウスなどの一般的な操作部を有する装置においても体感的に標高値の変化を示すことのできる装置が求められているという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、標高値の変化をスクロール速度により示すことが可能な、新規かつ改良された地図表示制御装置、地図表示制御方法、およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、地図の表示範囲をスクロール移動する前の表示範囲内の地点である第1の基準地点の位置情報、及びスクロール移動先の上記地図の表示範囲の基準となる第2の基準地点の位置情報を取得する基準地点取得部と、上記第1の基準地点と上記第2の基準地点との間の標高差を取得する標高差取得部と、上記第1の基準地点と上記第2の基準地点との間の距離、及び上記標高差に基づいて、上記第1の基準地点と上記第2の基準地点との間の勾配を算出する勾配算出部と、上記勾配に基づいて、上記スクロール移動の速度を決定する速度決定部と、上記速度決定部により決定された速度で上記地図の表示範囲がスクロール移動するように上記地図の表示を制御する表示制御部と、を有する地図表示制御装置が提供される。
また、上記速度決定部は、ユーザの移動方法及び上記勾配に基づいて上記速度を決定してもよい。
また、上記速度決定部は、上記移動方法が自転車であるとき、上記移動方法が自動車であるときよりも上記速度を速くしてもよい。
また、上記速度決定部は、所定の速度に速度係数を乗算することにより上記スクロール移動の速度を決定し、上記速度係数は、上記勾配が正の値のときに1より小さい値が用いられ、上記勾配が負の値のときに1より大きい値が用いられてもよい。
また、上記地図表示制御装置の筐体の傾きを検知する傾きセンサ、をさらに有し、上記表示制御部は、上記傾きセンサの検知する傾きの方向に基づいて上記地図の表示範囲がスクロール移動するように上記地図の表示を制御し、上記速度決定部は、上記傾きの度合いに基づいて決定される上記所定の速度に上記速度係数を乗算することにより上記スクロール移動の速度を決定してもよい。
また、移動経路情報を取得する移動経路情報取得部、をさらに有し、上記表示制御部は、上記移動経路情報に従って上記地図の表示範囲をスクロール移動し、上記基準地点取得部は、上記第1の基準地点及び上記第2の基準地点を上記移動経路上の地点としてもよい。
また、上記表示制御部は、上記移動経路上を移動するアイコンを上記地図に重畳させるとともに、上記アイコンの移動に応じて上記地図の表示範囲をスクロール移動させてもよい。
また、上記基準地点取得部は、上記アイコンの現在位置である上記第1の基準地点、及び上記移動経路上の地点であり上記現在位置から所定距離移動方向に進んだ地点である上記第2の基準地点の位置情報を取得し、上記表示制御部は、上記アイコンを中心とする表示範囲の上記地図を表示してもよい。
また、上記地図は、三次元地図であり、上記表示制御部は、上記三次元地図内の視点位置からの映像を表示し、上記基準地点取得部は、上記スクロール移動前の上記視点位置である上記第1の基準地点の位置情報、及び上記スクロール移動先の上記視点位置である上記第2の基準地点の位置情報を取得してもよい。
また、上記基準地点取得部は、上記スクロール移動前の表示範囲の中心位置及び上記スクロール移動前の表示範囲内で指定された位置に基づいて、上記第1の基準地点及び上記第2の基準地点を決定してもよい。
また、上記基準地点取得部は、上記スクロール移動前の表示範囲の中心位置である上記第1の基準地点の位置情報、及び上記スクロール移動前の表示範囲内で指定された位置である上記第2の基準地点の位置情報を取得し、上記表示制御部は、上記スクロール移動前の表示範囲内の位置が指定されると、上記指定された位置を中心とする表示範囲の地図が表示されるように制御してもよい。
また、上記基準地点取得部は、上記指定された位置、上記スクロール移動前の表示範囲の中心位置、及び上記指定された位置と上記スクロール移動前の表示範囲の中心位置とを結ぶ線を等分した分割地点のうち、上記第1の基準地点から近い2点を順次上記第1の基準地点及び上記第2の基準地点とし、上記表示制御部は、上記指定された位置が上記表示範囲の中心となるまで上記地図の表示範囲がスクロール移動するように上記地図の表示を制御してもよい。
また、上記表示制御部は、上記地図が表示された画面に対するドラッグ操作に従って上記地図の表示範囲がスクロール移動するように上記地図の表示を制御し、上記基準地点取得部は、上記ドラッグ操作の開始位置に基づいて決められた上記第1の基準地点の位置情報と、上記ドラッグ操作の終了位置に基づいて決められた上記第2の基準地点の位置情報とを取得してもよい。
上記基準地点取得部は、上記ドラッグ操作の開始位置を上記第1の基準地点とし、上記ドラッグ操作の終了位置を第2の基準地点とし、上記表示制御部は、上記ドラッグ操作の開始位置から終了位置へのベクトルの方向に上記表示範囲が当該ベクトルの長さに応じた距離スクロール移動するように上記地図の表示を制御してもよい。
また、上記基準地点取得部は、上記ドラッグ操作の開始位置を上記第1の基準地点とし、上記第1の基準地点を起点とし、上記ドラッグ操作の終了位置から開始位置へのベクトルの方向に当該ベクトルの長さ分進んだ地点を上記第2の基準地点とし、上記表示制御部は、上記第1の基準地点から上記第2の基準地点へのベクトル方向に上記表示範囲が当該ベクトルの長さに応じた距離スクロール移動するように上記地図の表示を制御してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、地図の表示範囲をスクロール移動する前の表示範囲内の地点である第1の基準地点の位置情報、及びスクロール移動先の上記地図の表示範囲の基準となる第2の基準地点の位置情報を取得し、上記第1の基準地点と上記第2の基準地点との間の標高差を取得する標高差取得部と、上記第1の基準地点と上記第2の基準地点との間の距離、及び上記標高差に基づいて、上記第1の基準地点と上記第2の基準地点との間の勾配を算出し、上記勾配に基づいて、上記スクロール移動の速度を決定し、上記速度決定部により決定された速度で上記地図の表示範囲がスクロール移動するように上記地図の表示を制御する、地図表示制御方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、地図の表示範囲をスクロール移動する前の表示範囲内の地点である第1の基準地点の位置情報、及びスクロール移動先の上記地図の表示範囲の基準となる第2の基準地点の位置情報を取得する基準地点取得部と、上記第1の基準地点と上記第2の基準地点との間の標高差を取得する標高差取得部と、上記第1の基準地点と上記第2の基準地点との間の距離、及び上記標高差に基づいて、上記第1の基準地点と上記第2の基準地点との間の勾配を算出する勾配算出部と、上記勾配に基づいて、上記スクロール移動の速度を決定する速度決定部と、上記速度決定部により決定された速度で上記地図の表示範囲がスクロール移動するように上記地図の表示を制御する表示制御部と、を有する地図表示制御装置として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、スクロール速度により標高値の変化を示すことができる。
本発明の第1の実施形態に係るPNDの外観図である。 同実施形態に係るPNDの機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るPND周りの座標系を示す説明図である。 同実施形態に係るPNDのナビゲーション部の詳細な機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るPNDのスクロール動作を示すフローチャートである。 同実施形態に係るPNDのスピード係数算出処理を示すフローチャートである。 同実施形態に係るPNDのスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。 同実施形態に係るPNDのスクロール速度の決定に関する移動先基準点についての説明図である。 同実施形態に係るPNDのルートシミュレーションにおけるスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。 同実施形態に係るPNDの3次元表示におけるスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。 同実施形態に係るPNDの第1の変形例におけるスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。 同実施形態に係るPNDの第2の変形例におけるスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話の外観図である。 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話の機能構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。第1の実施形態においては、地図表示制御装置の一例としてPND(Personal Navigation Device)が挙げられる。また、第2の実施形態においては、地図表示制御装置の一例として携帯電話が挙げられる。
1.第1の実施形態
1−1.構成
1−2.スクロール動作
1−3.スクロールスピードの決定
1−4.基準地点の決定
2.第2の実施形態
3.効果の例
<1.第1の実施形態>
(1−1.構成)
まず初めに、本発明の第1の実施形態に係る地図表示制御装置の一例であるPNDの構成について、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るPNDの外観図である。図2は、本実施形態に係るPNDの機能構成を示すブロック図である。図3は、本実施形態に係るPND周りの座標系を示す説明図である。図4は、本実施形態に係るPNDのナビゲーション部の詳細な機能構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係る地図表示制御装置の一例であるPND10の外観例が示される。PND10は、目的地までの経路を案内するナビゲーション機能を有し、位置情報に対応付けられた各種の情報をユーザに提供する機能を有する。PND10は、その前面に各種の情報を提供する情報提供画面を含む画像を表示する表示部12を有し、車両のダッシュボード上に吸盤16を介して取付けられたクレードル14によってその筐体が保持される。PND10は、クレードル14に容易に取付けることができるとともに、取り外しすることも可能である。
このPND10は、PND10自身の現在の位置情報を取得する機能を有するとともに、地図データを記憶している。このため、PND10は、地図上に現在位置の情報を重畳して表示部12に表示させることができる。また、PND10は、表示部12と一体的に設けられるタッチパネルによる操作を受付けて、指定された位置の地図情報を提供することができる。この地図表示画面は、スクロール操作に応じてその地図情報の表示範囲を移動することができる。
このPND10の機能構成について、図2を参照しながら説明する。PND10は、表示部12と、記憶部102と、操作部104と、音声出力部106と、ナビゲーション機能ユニット110とを主に有する。なお、本実施形態においては、表示制御機能はナビゲーション機能ユニットの一機能として提供される。
ナビゲーション機能ユニット110は、GPSアンテナ112と、Z軸ジャイロセンサ114と、Y軸ジャイロセンサ116と、3軸加速度センサ118と、地磁気センサ120と、気圧センサ122と、GPS処理部132と、角度算出部134と、位置算出部136と、速度算出部138と、姿勢角検出部140と、方位算出部142と、高度算出部144と、ナビゲーション部150とを主に有する。
表示部12は、例えば、地図データに現在位置を示す情報を重畳した画面を出力する表示装置である。この表示部12は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置であってもよい。
記憶部102は、PND10が動作するためのプログラムや、地図データなどを記憶する記憶媒体である。この地図データは、地図データを保持する外部のサーバからダウンロードした地図であってもよい。なお、この記憶部102は、例えば、Flash ROM(又はFlash Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)などの不揮発性メモリ、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどの磁気ディスク、CD(Compact Disc)、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)およびBD(Blu−Ray Disc(登録商標))などの光ディスク、並びに、MO(Magneto Optical)ディスクなどの記憶媒体であってもよい。
操作部104は、ユーザによる操作指示を受付け、その操作内容をナビゲーション機能ユニット110に出力する。ユーザによる操作指示としては、例えば、目的地の設定、地図の拡大および縮小、音声案内設定、画面表示設定などが挙げられる。この操作部104は、表示部12と一体的に設けられるタッチスクリーンであってもよい。或いは、操作部104は、ボタン、スイッチ、およびレバーなど、表示部12と分離して設けられる物理的構成であってもよい。また、操作部104は、リモートコントローラから送信されたユーザによる操作指示を示す信号を検出する信号受信部であってもよい。
音声出力部106は、音声データを出力する出力装置であり、例えば、スピーカなどであってよい。この音声出力部106は、例えば、ナビゲーションにかかる音声ガイダンスを出力する。ユーザは、この音声ガイダンスを聞くことにより表示部12を見なくても進むべき経路を知ることができる。
GPSアンテナ112は、複数のGPS衛星からのGPS信号を受信することができ、受信したGPS信号をGPS処理部132に入力する。なお、ここで受信されるGPS信号には、GPS衛星の軌道を示す軌道データと、信号の送信時刻などの情報が含まれている。
GPS処理部132は、GPSアンテナ112から入力された複数のGPS信号に基づいて当該PND10の現在位置を示す位置情報を算出し、算出した位置情報をナビゲーション部150に供給する。具体的には、GPS処理部132は、複数のGPS信号をそれぞれ復調することにより得られる軌道データから各GPS衛星の位置を算出し、GPS信号の送信時刻と受信時刻との差分から各GPS衛星から当該PND10との距離を算出する。そして、算出された各GPS衛星の位置と、各GPS衛星から当該PND10までの距離とに基づいて、現在の3次元位置を算出する。
ナビゲーション機能ユニット110は、上記のGPSアンテナ112とGPS処理部132による絶対位置取得機能に加えて、各種のセンサを用いた相対位置取得機能を有する。この相対位置の情報は、絶対位置を取得することができない状況、即ち、GPS信号を受信することができない位置にPND10が存在している状況において用いられても良い。または、相対位置の情報は、絶対位置の情報と合わせて用いられても良い。
Z軸ジャイロセンサ114は、PND10が旋回しているときのZ軸周りの回転角の変化する速度(角速度)であるヨーレートωを電圧値として検出する機能を有するセンサである。Z軸ジャイロセンサ114は、このヨーレートを例えば50Hzのサンプリング周波数で検出して、検出されたヨーレートを示すデータを角度算出部134に入力する。なお、図3に示したように、Z軸は鉛直方向に対応する。そして、X軸はPND10の進行方向に対応し、Y軸はX軸に直交する水平方向に対応する。
角度算出部134は、Z軸ジャイロセンサ114から入力されたヨーレートωにサンプリング周期(例えば、ここでは0.02s)を積算することにより、PND10が旋回したときの角度θを算出し、その角度θが示された角度データを位置算出部136に入力する。
Y軸ジャイロセンサ116は、Y軸周りの角速度であるピッチレートωyを電圧値として検出する機能を有するセンサである。Y軸ジャイロセンサ116は、このピッチレートを例えば50Hzのサンプリング周波数で検出して、検出されたピッチレートを示すデータを速度算出部138に入力する。
3軸加速度センサ118は、X軸に沿った加速度αx、Y軸に沿った加速度αy、及びZ軸に沿った加速度αzをそれぞれ電圧値として検出する機能を有するセンサである。3軸加速度センサ118は、この加速度αx、加速度αy、および加速度αzを例えば50Hzのサンプリング周波数で検出して、検出された加速度を示すデータを速度算出部138および姿勢角検出部140に入力する。
速度算出部138は、3軸加速度センサ118から入力されたZ軸に沿った加速度αzをY軸ジャイロセンサ116から入力されたピッチレートωyで除算することにより進行方向に対する速度Vを例えば1秒につき50回算出し、算出した速度Vを位置算出部136に入力する。
位置算出部136は、速度算出部138により算出された速度Vおよび角度算出部134により算出された角度θに基づき、現在位置の位置情報を算出する機能を有する。具体的には、位置算出部136は、速度Vおよび角度θに基づいて前回算出時の位置から現在位置までの変化量を求める。そして、位置算出部136はこの変化量と前回の位置とから現在の位置情報を算出する。その後位置算出部136は、この現在位置の位置情報をナビゲーション部150に供給する。
姿勢角検出部140は、まず3軸加速度センサ118から入力された加速度データαx、αyおよびαzに基づいて所定の姿勢角検出処理を行うことにより、PND10の姿勢角を示す姿勢角データを生成して方位算出部142に入力する。
地磁気センサ120は、X軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向それぞれの地磁気Mx、MyおよびMzをそれぞれ電圧値として検出するセンサである。地磁気センサ120は、この検出した地磁気データMx、MyおよびMzを方位算出部142に入力する。
方位算出部142は、地磁気センサ120から入力された地磁気データMx、MyおよびMzに対して所定の補正処理を施し、補正した地磁気データと姿勢角検出部140から入力された姿勢角データとに基づいてPND10の方位を示す方位データを生成する。方位算出部142は、生成した方位データをナビゲーション部150に供給する。
すなわち地磁気センサ120、3軸加速度センサ118、姿勢角検出部140、および方位算出部142は、いわゆる電子コンパスとして機能し、方位データを生成する。ナビゲーション部150は、主にPND10がクレードル14から離脱されて使用されるとき(例えば徒歩にて使用される場合など)にこの方位データを利用してPND10の向きに合わせて表示した地図データをユーザに提供することができる。なお、PND10は、車載にて使用されるときには、自車位置の経路から地図データにある道路と自車位置との対応付けを行い、地図の方位に基づいてPND10の向きに合わせた地図データをユーザに提供することもできる。あるいは、取得したGPS方位からPND10の向きを算出してその向きに合わせた地図データをユーザに提供することもできる。
気圧センサ122は、周囲の気圧を電圧値として検出する機能を有するセンサである。気圧センサ122は、気圧を例えば50Hzのサンプリング周波数で検出し、検出した気圧データを高度算出部144に入力する。
高度算出部144は、気圧センサ122から入力された気圧データに基づいて、PND10の高度を算出し、算出された高度データをナビゲーション部150に供給する。
以上の構成により、ナビゲーション部150は、GPS処理部132または位置算出部136から現在の位置情報を取得することができ、さらに方位算出部142からPND10の向いている方位を、高度算出部144からはPND10の高度を取得することができる。ここで、ナビゲーション部150は、取得した位置に関する情報をそのまま用いることもできるが、各種の補正を施すこともできる。例えば、補正処理の典型的な一例としては、マップマッチング処理が挙げられる。マップマッチング処理とは、位置情報の誤差を補正するために、地図情報を利用する手法である。マップマッチング処理によって、位置情報の変化から地図上の該当する道路を探索し、正しい位置情報が推定され、この推定に基づいて位置情報は補正される。ナビゲーション部150は、PND10の現在位置の情報を用いて、例えば目的地までの経路を案内することができる。また、ナビゲーション部150は、位置情報に基づいた各種の情報をユーザに提供することが出来る。
ここで、ナビゲーション部150の主な機能について、図4を参照しながらより詳細に説明する。ナビゲーション部150は、基準地点取得部151と、標高差取得部152と、勾配算出部153と、スクロール速度決定部154と、位置情報補正部155と、経路探索部156と、移動経路情報取得部157と、表示制御部158と、動作モード切替部159と、を主に有する。
このうち、基準地点取得部151と、標高差取得部152と、勾配算出部153と、スクロール速度決定部154とは、表示制御部158が地図の表示範囲をスクロール移動させるときに用いられる構成である。これら構成の機能により、表示制御部158は、地図上の2地点間の勾配に基づいた速度で地図の表示範囲をスクロール移動させることができる。以下、この機能を実現するための詳細な構成について説明される。
基準地点取得部151は、地図の表示範囲をスクロール移動する前の表示範囲内の地点である第1の基準地点の位置情報、及びスクロール移動先の地図の表示範囲の基準となる第2の基準地点の位置情報を取得する機能を有する。この第1の基準地点と第2の基準地点の決定方法は、スクロール操作の方法によって異なる。このため、第1の基準地点と第2の基準地点との決定方法については、具体例を挙げながら後述する。
標高差取得部152は、2つの地点間の標高差の情報を取得する機能を有する。本実施形態においては、標高差取得部152は、記憶部102に記憶された標高データから指定された2地点(第1の基準地点と第2の基準地点)の標高データを取得し、取得した2つの標高データの差を算出することにより標高差の情報を取得する。
勾配算出部153は、基準地点取得部151により取得された第1の基準地点と第2の基準地点との位置情報から第1の基準地点と第2の基準地点との間の距離を算出する。そして、勾配算出部153は、算出された第1の基準地点と第2の基準地点との間の距離、及び標高差取得部152により取得された標高差の情報に基づいて、第1の基準地点と第2の基準地点との間の勾配を算出する。
スクロール速度決定部154は、第1の基準地点と第2の基準地点との間の勾配に基づいて、地図を表示する表示範囲のスクロール移動の速度を決定する。このときスクロール速度決定部154は、勾配が正の値である場合(すなわち上り坂)には、速度を遅くする。また、スクロール速度決定部154は、勾配が負の値である場合(すなわち下り坂)には、速度を速くする。
スクロール速度決定部154は、ユーザの移動手段に応じた動作モードにさらに基づいてスクロール速度を決定してもよい。このとき、動作モードは、後述する動作モード切替部159により判断される動作モードの情報が用いられてよい。なお、移動手段としては、例えば、自動車、自転車、徒歩、バイク、飛行機、電車などが挙げられる。このうち、例えば自転車で移動する場合には、自動車で移動する場合と比べて、ユーザにとって道の勾配による影響が大きいと考えられる。このため、スクロール速度決定部154は、移動方法が自転車である場合には、移動方法が自動車である場合と比べて、上り坂に対してはより速度が遅くなるように、下り坂に対してはより速度が速くなるようにスクロール速度を決定してもよい。
なお、スクロール動作は、ユーザの操作に基づいて行われることもあれば、後述するルートシミュレーション機能により、移動経路情報取得部157が取得した移動経路情報に基づいて、移動経路に沿ったスクロールが自動的に行われることもある。後者の場合には、スクロール速度決定部154は、移動経路情報に含まれる、当該経路の移動手段の情報に基づいてスクロール速度を決定してもよい。
位置情報補正部155は、ナビゲーション部150に供給された位置情報を補正する機能を有する。例えば位置情報補正部155は、マップマッチング処理を行うことにより位置情報を補正してもよい。また、位置情報補正部155は、GPS(Global Positioning System)により取得された絶対位置情報を、各種センサにより取得された検出値を用いて補正してもよい。
経路探索部156は、2地点間の経路を探索する機能を有する。例えば経路探索部156は、現在位置から指定された目的地までの経路を探索することができる。また、経路探索部156は、その他各種の指定された条件に従って経路を探索することができる。
移動経路情報取得部157は、移動経路の情報を取得する機能を有する。例えば移動経路情報取得部157は、経路探索部156により探索された経路の情報を移動経路情報として取得することができる。或いは、移動経路情報取得部157は、位置情報と時刻情報とが対応づけられた移動履歴情報(例えばGPSログ)を移動経路情報として取得してもよい。
表示制御部158は、表示部12の画面への表示を制御する。特に本実施形態において表示制御部158は、スクロール速度決定部154により決定されたスクロール速度で地図の表示範囲がスクロール移動するように地図の表示を制御する機能を有する。このスクロール移動は、例えばユーザの入力操作に従って実行されてもよい。また、スクロール移動は、例えば所定の経路に従って自動的に(ユーザ操作によらず)実行されてもよい。例えば、PND10が、所定の経路に従って地図の表示範囲を移動させるルートシミュレーション機能を有している場合には、表示制御部158は、この経路に従って地図の表示範囲をスクロール移動させることにより地図の表示を制御する。ユーザの入力操作に従ってスクロール移動が実行される場合の、入力操作と表示制御の方法の関係を含むスクロール方法、及び各スクロール方法における基準地点の決定方法については、後述される。
動作モード切替部159は、PND10の動作モードを切替える機能を有する。例えばPND10は、PND10を自動車に設置しているときに用いられる車載モード、PND10を自転車に設置しているときに用いられる自転車モード、PND10のユーザが徒歩で移動する場合に用いられる徒歩モードを有していてもよい。動作モード切替部159は、これら複数の動作モードのいずれかでPND10が動作するように動作モードを切替える。すなわち、PND10は、動作モード毎に異なる制御プログラムを有し、動作モードに応じた制御プログラムを用いるようにすることで動作モードに応じた動作をするように制御される。動作モード切替部159は、例えば動作モード切替画面に対するユーザの操作に応じて動作モードを切替えるようにしてもよい。また、動作モード切替部159は、PND10がクレードル14から取り外されると自動的に徒歩モードに切り替えてもよい。
以上、本実施形態に係るPND10の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置がこれらの機能を実現する処理手順を記述した制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体から制御プログラムを読出し、そのプログラムを解釈して実行することにより行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
なお、上述のような本実施形態に係るPND10の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、パーソナルコンピュータ等に実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
(1−2.スクロール動作)
次に、図5を参照しながらPND10のスクロール動作について説明する。図5は、本実施形態に係るPNDのスクロール動作を示すフローチャートである。まず、ナビゲーション部150は、表示に関する操作情報があるか否かを判断する(S101)。そして、操作情報が検知された場合には、ナビゲーション部150は、操作情報を取得する(S103)。次に、基準地点取得部151は、基準地点の位置情報を取得する(S105)。次に、標高差取得部152は、複数の基準地点の標高値を取得する(S107)。
そして、勾配算出部153は、基準地点の位置情報に基づいて、基準地点間の距離を算出する(S109)。そして、標高差取得部152は、ステップS107において取得した標高値に基づいて、2地点間の標高差を算出する(S111)。
勾配算出部153は、ステップS109において算出された2つの基準地点間の距離と、ステップS111において算出された2つの基準地点間の標高差とに基づいて、勾配率を算出する(S113)。
次に、スクロール速度決定部154は、スピード係数を算出することによりスクロール速度を決定する(S115)。そして、表示制御部158は、ステップS115において算出されたスピード係数に基づいて地図を描画することにより地図の表示を制御する(S117)。
(1−3.スクロールスピードの決定)
ここで、図6を参照しながら、スピード係数を算出することによるスクロールスピードの決定処理について説明する。図6は、本実施形態に係るPNDのスピード係数算出処理を示すフローチャートである。
まず、スクロール速度決定部154は、移動手段に応じた移動手段係数Tを決定する(S201)。ここでは、例えばユーザの移動手段が自転車である場合にはT=1.5、徒歩である場合にはT=1.2、バイクである場合にはT=1.1、自動車である場合にはT=1.0とする。
次に、スクロール速度決定部154は、勾配算出部153により算出された勾配率Gが正の値と負の値のいずれであるかを判断する(S203)。ここで、勾配率Gが正の値であった場合には、スピード係数S=1/(G×T)とする。一方、勾配率Gが負の値であった場合には、スピード係数S=G×(−1)×Tとする。
図6にはスピード係数Sの算出式の一例が挙げられたが本発明はかかる例に限定されない。この算出式は、勾配率Gが正の値である場合、すなわち上り坂の場合には1より小さな値となるように定められるとよい。また、この算出式は、勾配率Gが負の値である場合、すなわち下り坂の場合には1より大きな値となるように定められるとよい。この場合、上述の図5のステップS117の処理においては、基準となる所定のスクロールスピードに、算出されたスピード係数Sが乗算されるとよい。かかる処理が実行されることにより、上り坂の場合にはスクロールスピードが遅く、下り坂の場合にはスクロールスピードが速くなる。また、同じ上り坂であっても勾配が急であるほどスクロールスピードが遅くなるようにスピード係数が定められることが好ましい。下り坂についても同様であり、この場合下り坂が急であるほどスクロールスピードが速くなることが好ましい。
(1−4.基準地点の決定)
ここで、スクロール速度を決定する際の基準となる基準地点の決定方法について図7〜図12を参照しながら、複数の例を挙げて説明される。図7は、本実施形態に係るPNDのスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。図8は、本実施形態に係るPNDのスクロール速度の決定に関する移動先基準点についての説明図である。図9は、本実施形態に係るPNDのルートシミュレーションにおけるスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。図10は、本実施形態に係るPNDの3次元表示におけるスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。図11は、本実施形態に係るPNDの第1の変形例におけるスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。図12は、本実施形態に係るPNDの第2の変形例におけるスクロール速度の決定に関する基準点についての説明図である。
まず図7を参照すると、地図上において、現時点において表示範囲401の範囲内の地図が画面上に表示されているとする。ユーザが、この表示範囲401内の地点502を指定すると、表示制御部158は、この地点502を中心とする表示範囲402を表示するように、表示範囲を徐々にスクロール移動させる。
この場合において、基準地点取得部151は、スクロール移動前の表示範囲401の中心位置の地点501を第1の基準地点としてよい。また、基準地点取得部151は、ユーザが指定した地点502を第2の基準地点としてよい。このとき、地点501と地点502との間の勾配に基づいてスクロール移動の速度が決定される。
また、図8を参照すると、第1の基準地点と第2の基準地点とは、指定された位置に基づいてさらに細かく決定されてもよい。すなわち、基準地点取得部151は、指定された位置P1、スクロール移動前の表示範囲の中心位置P0、及び地点P0と地点P1とを結ぶ線を等分した分割地点P3及びP4のうち、P0から近い順に2地点ずつ順次第1の基準地点と第2の基準地点とを決定してもよい。例えば、図8において、地点P0を中心とする表示範囲の地図が表示されているとき、この表示範囲内の地点P1がユーザにより指定されたとする。表示制御部158は、指定された地点P1を中心とする表示範囲の地図が表示されるまで地図の表示範囲をスクロール移動させる。このとき、スクロール速度は、前述の通り地点P0と地点P1との間の標高差d1を用いて算出された勾配に基づいて決定されてもよい。
また、基準地点取得部151は、この地点P0と地点P1との間の距離を等分し(ここでは3等分)、それぞれの区間においてスクロール速度が決定されるように基準地点を決定してもよい。この場合、勾配算出部153は、地点P0と地点P3との間においては、第1の基準地点をP0、第2の基準地点をP3として、地点P0と地点P3との間の標高差d2を用いて算出された勾配に基づいてスクロール速度が決定される。また、地点P3から地点P4の間においては、基準地点取得部151は、第1の基準地点をP3、第2の基準地点をP4とする。そして、勾配算出部153は、地点P3と地点P4との間の標高差d3を用いて算出された勾配に基づいてスクロール速度を決定する。同様に、地点P4と地点P1との間においては、第1の基準地点が地点P4であり、第2の基準地点は地点P1である。
また、この表示制御部158は、移動経路情報取得部157が取得した移動経路に従って地図の表示範囲をスクロール移動させるルートシミュレーション機能を有していてもよい。この場合、図9に示すように、所定の経路601上の地点503を含む表示範囲403の地図が画面に表示される。ここでは、所定の経路601上の地点503を表示範囲の中心とする地図が表示されるものとする。この場合には、基準地点取得部151は、現時点において表示範囲403の中心地点である地点503から、所定の経路601上の地点であって、移動方向に所定の距離進んだ地点504を第2の基準地点としてもよい。この場合には、地点503と地点504との間の勾配に基づいてスクロール速度が決定される。このとき、表示制御部158は、移動経路上の地点を示すアイコンを地図に重畳して表示させてもよい。
また、この表示制御部158は、3次元表示画面の表示を制御することもできる。この3次元表示画面は、例えばある地点をカメラ位置とした場合に見ることのできる3次元の景色が画面上に表示される。現時点において、地点505をカメラ位置とする3次元地図が表示されており、経路602上をスクロール移動表示されている場合には、基準地点取得部151は、第1の基準地点を地点505とし、第2の基準地点を地点505から進行方向に所定の距離進んだ地点であり、経路602上の地点である地点506を第2の基準地点としてもよい。
なお、表示制御部158は、他のスクロール操作に応じてスクロール移動させることができてもよい。例えば、図11に示されるように、表示範囲407内の地点507をユーザが指定し、この地点507から地点509までをユーザがドラッグ操作により指定した場合、すなわち、ドラッグ操作の開始地点が地点507であり、ドラッグ操作の終了地点が地点509である場合には、表示制御部158は、地点507と地点509とを結ぶベクトルをベクトル701とし、ベクトル701の逆ベクトルをベクトル702とすると、ベクトル702分だけ表示範囲408をスクロール移動させてもよい。このとき、基準地点取得部151は、第1の基準地点を地点507とし、地点507を始点とするベクトル702が指す地点508を第2の基準地点としてもよい。
なお、表示制御部158は、図11とは逆方向に地図の表示範囲がスクロール移動するように地図の表示を制御してもよい。すなわち、この場合には地点507が第1の基準地点であり、地点509が第2の基準地点である。
また、表示制御部158は、例えば図12に示すように、スクロール方向を示す矢印603に対するユーザの操作に基づいて表示範囲がスクロール移動するように地図の表示を制御してもよい。例えば、表示範囲409内の地図が画面上に表示されており、ユーザがこの画面に表示された矢印603の左方向を指定する操作を行った場合、地図の表示範囲を水平に移動させて表示範囲410内の地図が表示されるように制御してもよい。この場合、基準地点取得部151は、表示範囲409の中心位置の地点509を第1の基準地点とし、この地点509から表示画面に対して水平に左方向へ所定距離進んだ地点510を第2の基準地点としてもよい。
なお、このPND10は、Z軸ジャイロセンサ114及びY軸ジャイロセンサ116を傾きセンサとして用いることによって、PND10の筐体の傾きをPND10への入力操作として用いることもできる。例えば、表示制御部158は、PND10の筐体の傾きを傾きセンサを用いて検知する。そして、表示制御部158は、この傾きに応じて地図の表示範囲をスクロール移動させるように制御してもよい。この場合、例えば傾きの方向に基づいてスクロール方向が決定される。また、傾きの度合いに応じてスクロールスピードが決定されてもよい。このとき、スクロール速度決定部154は、筐体の傾きの度合いに基づいて決定されたスクロール速度を基準となる所定の速度とし、この速度に対して、基準地点間の勾配に基づいて決定されたスピード係数が乗算されてもよい。この場合基準地点取得部151は、例えばPND10の筐体を傾ける前の地図の表示範囲の中心地点を第1の基準地点とし、第1の基準地点から、スクロール方向に所定距離進んだ地点を第2の基準地点としてもよい。このように、検知された傾きによりスクロール操作が行われる場合には、基準地点取得部151は、傾きが検知されてから所定時間が経過するまでの間に第1の基準地点及び第2の基準地点を決定する。
<2.第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る地図表示制御装置の一例である携帯電話について図13及び図14を参照しながら説明する。図13は、本発明の第2の実施形態に係る携帯電話の外観図である。また図14は、本実施形態に係る携帯電話の機能構成を示すブロック図である。
図13に示されるように、携帯電話30は、表示部302と、操作部304と、スピーカ324とを有する。また、携帯電話30は、PND10と同様、クレードル303を介して、吸盤306により車両に取り付けるようになされていてもよい。
また図14に示されるように、携帯電話30は、ナビゲーション機能ユニット110と、表示部302と、操作部304と、記憶部308と、携帯電話機能ユニット310と、括制御部334とを主に有する。
携帯電話機能ユニット310は、表示部302、操作部304、および記憶部308と接続されている。因みに、図18においては、簡略化して図示しているが、表示部302、操作部304、および記憶部308は、ナビゲーション機能ユニット110にもそれぞれ接続されている。なお、ナビゲーション機能ユニット110の詳細な構成については、図2及び図4を用いて詳述したためここでは説明を省略する。
携帯電話機能ユニット310は、通話機能や電子メール機能などを実現するための構成であり、通信アンテナ312と、マイクロホン314と、エンコーダ316と、送受信部320と、スピーカ324と、デコーダ326と、携帯電話制御部330と、を有する。
マイクロホン314は、音声を集音し、音声信号として出力する。エンコーダ316は、携帯電話制御部330による制御に従い、マイクロホン314から入力される音声信号のデジタル変換およびエンコードなどを行い、音声データを送受信部320に出力する。
送受信部320は、エンコーダ316から入力される音声データを所定の方式に従って変調し、通信アンテナ312から無線で携帯電話30の基地局へ送信する。また、送受信部320は、通信アンテナ312により無線信号を復調して音声データを取得し、デコーダ326に出力する。
デコーダ326は、携帯電話制御部330による制御に従い、送受信部320から入力される音声データのデコードおよびアナログ変換などを行い、音声信号をスピーカ324に出力する。スピーカ324は、デコーダ326から供給される音声信号に基づいて音声を出力する。
また、携帯電話制御部330は、電子メールを受信する場合、送受信部320からデコーダ326に受信データを供給し、デコーダ326に受信データをデコードさせる。そして、携帯電話制御部330は、デコードにより得られた電子メールデータを表示部302に出力して表示部302に表示させると共に、記憶部308に電子メールデータを記録する。
また、携帯電話制御部330は、電子メールを送信する場合、操作部304を介して入力された電子メールデータをエンコーダ316にエンコードさせ、送受信部320および通信アンテナ312を介して無線送信する。
総括制御部334は、上述した携帯電話機能ユニット310およびナビゲーション機能ユニット110を制御する。例えば、総括制御部334は、ナビゲーション機能ユニット110によりナビゲーション機能を実行している間に電話がかかってきた場合、ナビゲーション機能を携帯電話ユニット310による通話機能に一時的に切替え、通話終了後、ナビゲーション機能ユニット110にナビゲーション機能を再開させてもよい。
<3.効果の例>
以上、説明してきたように、本発明の一実施形態に係る地図表示制御装置によれば、地図を表示するときに基準となる2地点間の勾配に基づいて地図の表示範囲をスクロール移動させる速度が決定される。このとき、移動方向の経路が上り坂である場合には、スクロール速度が遅くなり、移動方向の経路が下り坂である場合には、スクロール速度が速くなることによって、ユーザは、体感的に地図上の地形を感じることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、地図表示制御装置は、PND又は携帯電話であることとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、地図表示制御装置は、PC(Personal Computer)、家庭用映像処理装置(DVDレコーダ、ビデオデッキなど)、PDA(Personal Digital Assistants)、家庭用ゲーム機器、家電機器などの情報処理装置であってもよい。また、地図表示制御装置は、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、携帯用ゲーム機器などの情報処理装置であってもよい。
また、上記実施形態では、2地点間の勾配及びユーザの移動方法に基づいて地図のスクロールスピードを決定する地図表示制御装置について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、地図表示制御装置は、ユーザの移動方法に関わらず、2地点間の勾配に基づいてスクロールスピードを決定してもよい。
また、上記実施形態では、地図表示制御装置のスクロールスピードを決定する際に用いられる基準地点について、スクロール操作のそれぞれのパターン毎に説明された。地図表示制御装置は、複数のスクロール操作のパターンに対応してもよい。この場合には、地図表示制御装置は、地図の表示を制御する時点において用いられているスクロール操作のパターンに応じて基準地点を決定する。或いは、地図表示制御装置は、いずれかのパターンのスクロール操作に対応してもよい。また、上記実施形態においては、ルートシミュレーション機能及び3D地図表示機能を有する地図表示制御装置について説明された。しかし、地図表示制御装置は必ずしもルートシミュレーション機能及び3D地図表示機能を有さなくてもよい。また地図表示制御装置は、ルートシミュレーション機能及び3D地図表示機能のうちいずれかを有してもよい。
また、上記実施形態では、図7および図8において説明されたように、指定された地点を中心とする地図を表示するまでスクロール移動する場合について、スクロール速度決定部154は、第1の基準地点と第2の基準地点との間の分割地点の標高値に基づいてさらに細かくスクロールスピードを変化させたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、上述されたそれぞれのスクロールパターンについて、この分割地点の標高値を用いることができる。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
10 PND(地図表示制御装置)
12 表示部
102 記憶部
104 操作部
106 音声出力部
110 ナビゲーション機能ユニット
112 GPSアンテナ
114 Z軸ジャイロセンサ
116 Y軸ジャイロセンサ
118 3軸加速度センサ
120 地磁気センサ
122 気圧センサ
132 GPS処理部
134 角度算出部
136 位置算出部
138 速度算出部
140 姿勢角検出部
142 方位算出部
144 高度算出部
150 ナビゲーション部
151 基準地点取得部
152 標高差取得部
153 勾配算出部
154 スクロール速度決定部
155 位置情報補正部
156 経路探索部
157 移動経路情報取得部
158 表示制御部
159 動作モード切替部
30 携帯電話(地図表示制御装置)

Claims (10)

  1. 地図の表示範囲をスクロール移動する前の表示範囲内の地点である第1の基準地点の位置情報、及びスクロール移動先の前記地図の表示範囲の基準となる第2の基準地点の位置情報を取得する基準地点取得部と、
    前記第1の基準地点と前記第2の基準地点との間の標高差を取得する標高差取得部と、
    前記第1の基準地点と前記第2の基準地点との間の距離、及び前記標高差に基づいて、前記第1の基準地点と前記第2の基準地点との間の勾配を算出する勾配算出部と、
    所定の速度に、前記勾配に基づく速度係数を乗算することにより前記スクロール移動の速度を決定する速度決定部と、
    前記速度決定部により決定された速度で前記地図の表示範囲がスクロール移動するように前記地図の表示を制御する表示制御部と、
    地図表示制御装置の筐体の傾きを検知する傾きセンサと、
    を備え
    前記表示制御部は、前記傾きセンサの検知する傾きの方向に基づいて前記地図の表示範囲がスクロール移動するように前記地図の表示を制御し、
    前記基準地点取得部は、前記筐体の傾きが検知されてから所定時間が経過するまでの間に、前記筐体を傾ける前の前記地図の表示範囲の中心地点を前記第1の基準地点とするとともに、前記第1の基準地点からスクロール方向に所定距離進んだ地点を前記第2の基準地点とし、
    前記速度決定部は、前記筐体の傾きの度合いに基づいて決定される前記所定の速度に前記勾配に基づく速度係数を乗算することにより前記スクロール移動の速度を決定する、地図表示制御装置。
  2. 前記速度決定部は、ユーザの移動方法前記勾配及び前記筐体の傾きの度合いに基づいて前記速度を決定する、請求項1に記載の地図表示制御装置。
  3. 前記速度決定部は、前記移動方法が自転車であるとき、前記移動方法が自動車であるときよりも前記勾配の前記速度への影響を大きくする、請求項2に記載の地図表示制御装置。
  4. 記速度係数は、前記勾配が正の値のときに1より小さい値が用いられ、前記勾配が負の値のときに1より大きい値が用いられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の地図表示制御装置。
  5. 移動経路情報を取得する移動経路情報取得部、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記移動経路情報に従って前記地図の表示範囲をスクロール移動し、
    前記基準地点取得部は、前記第1の基準地点及び前記第2の基準地点を前記移動経路上の地点とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の地図表示制御装置。
  6. 前記表示制御部は、前記移動経路上を移動するアイコンを前記地図に重畳させるとともに、前記アイコンの移動に応じて前記地図の表示範囲をスクロール移動させる、請求項に記載の地図表示制御装置。
  7. 前記基準地点取得部は、前記アイコンの現在位置である前記第1の基準地点、及び前記移動経路上の地点であり前記現在位置から所定距離移動方向に進んだ地点である前記第2の基準地点の位置情報を取得し、
    前記表示制御部は、前記アイコンを中心とする表示範囲の前記地図を表示する、請求項に記載の地図表示制御装置。
  8. 前記地図は、三次元地図であり、
    前記表示制御部は、前記三次元地図内の視点位置からの映像を表示し、
    前記基準地点取得部は、前記スクロール移動前の前記視点位置である前記第1の基準地点の位置情報、及び前記スクロール移動先の前記視点位置である前記第2の基準地点の位置情報を取得する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の地図表示制御装置。
  9. 地図の表示範囲をスクロール移動する前の表示範囲内の地点である第1の基準地点の位置情報、及びスクロール移動先の前記地図の表示範囲の基準となる第2の基準地点の位置情報を取得するステップと
    前記第1の基準地点と前記第2の基準地点との間の標高差を取得するステップと
    前記第1の基準地点と前記第2の基準地点との間の距離、及び前記標高差に基づいて、前記第1の基準地点と前記第2の基準地点との間の勾配を算出するステップと
    所定の速度に、前記勾配に基づく速度係数を乗算することにより前記スクロール移動の速度を決定するステップと
    定された速度で前記地図の表示範囲がスクロール移動するように前記地図の表示を制御するステップと、を含み
    前記地図の表示を制御するステップでは、傾きセンサの検知する地図表示制御装置の筐体の傾きの方向に基づいて前記地図の表示範囲がスクロール移動するように前記地図の表示を制御し、
    前記第1及び第2の基準地点の位置情報を取得するステップでは、前記筐体の傾きが検知されてから所定時間が経過するまでの間に、前記筐体を傾ける前の前記地図の表示範囲の中心地点を前記第1の基準地点とするとともに、前記第1の基準地点からスクロール方向に所定距離進んだ地点を前記第2の基準地点とし、
    前記スクロール移動の速度を決定するステップでは、前記筐体の傾きの度合いに基づいて決定される前記所定の速度に前記勾配に基づく速度係数を乗算することにより前記スクロール移動の速度を決定する、前記地図表示制御装置によって実行される地図表示制御方法。
  10. コンピュータを、
    地図の表示範囲をスクロール移動する前の表示範囲内の地点である第1の基準地点の位置情報、及びスクロール移動先の前記地図の表示範囲の基準となる第2の基準地点の位置情報を取得する基準地点取得部と、
    前記第1の基準地点と前記第2の基準地点との間の標高差を取得する標高差取得部と、
    前記第1の基準地点と前記第2の基準地点との間の距離、及び前記標高差に基づいて、前記第1の基準地点と前記第2の基準地点との間の勾配を算出する勾配算出部と、
    所定の速度に、前記勾配に基づく速度係数を乗算することにより前記スクロール移動の速度を決定する速度決定部と、
    前記速度決定部により決定された速度で前記地図の表示範囲がスクロール移動するように前記地図の表示を制御する表示制御部と、を備え
    前記表示制御部は、傾きセンサの検知する地図表示制御装置の筐体の傾きの方向に基づいて前記地図の表示範囲がスクロール移動するように前記地図の表示を制御し、
    前記基準地点取得部は、前記筐体の傾きが検知されてから所定時間が経過するまでの間に、前記筐体を傾ける前の前記地図の表示範囲の中心地点を前記第1の基準地点とするとともに、前記第1の基準地点からスクロール方向に所定距離進んだ地点を前記第2の基準地点とし、
    前記速度決定部は、前記筐体の傾きの度合いに基づいて決定される前記所定の速度に前記勾配に基づく速度係数を乗算することにより前記スクロール移動の速度を決定する、地図表示制御装置として機能させるためのプログラム。
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