JP5721347B2 - 画像投射装置 - Google Patents

画像投射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5721347B2
JP5721347B2 JP2010124516A JP2010124516A JP5721347B2 JP 5721347 B2 JP5721347 B2 JP 5721347B2 JP 2010124516 A JP2010124516 A JP 2010124516A JP 2010124516 A JP2010124516 A JP 2010124516A JP 5721347 B2 JP5721347 B2 JP 5721347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction data
optical
correction
projection
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010124516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011252938A (ja
Inventor
敦史 石井
敦史 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2010124516A priority Critical patent/JP5721347B2/ja
Priority to US13/114,288 priority patent/US8702243B2/en
Publication of JP2011252938A publication Critical patent/JP2011252938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5721347B2 publication Critical patent/JP5721347B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3179Video signal processing therefor
    • H04N9/3185Geometric adjustment, e.g. keystone or convergence

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

本発明は、プロジェクタ等と称される画像投射装置に関し、特に投射光学系の交換が可能な画像投射装置に関する。
画像投射装置は、液晶パネル等の光変調素子(画像形成素子ともいう)によって変調された光を、投射光学系によりスクリーン等の被投射面に投射することで投射画像を表示する。ユーザが被投射面における所望の領域に投射画像を表示するためには、画像投射装置の向きや傾き等の投射条件を調整することが必要である。ただし、投射条件の変更によって、投射画像に幾何学的な歪み(例えば、台形歪み)が生じてしまう。
特許文献1には、装置の設置角度を検出し、検出角度に応じて幾何学歪み補正を行い、スクリーンに歪みのない投射画像を表示することができるようにした画像投射装置が開示されている。また、特許文献2には、投射光学系の着脱に伴う光学特性の変化に応じた画像処理(シャープネス調整)を行う画像投射装置が開示されている。
特開平4−42679号公報 特許第3778211号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された画像投射装置では、投射光学系が交換されて光学特性が変化することが考慮されていない。このため、投射光学系を交換した際に不適正な幾何学歪み補正を行ってしまい、歪みのない投射画像を表示することができなくなる可能性がある。
また、特許文献2にて開示された画像投射装置では、投射光学系の着脱に伴う光学特性の変化に対してシャープネス調整を行うものの、幾何学歪みの補正を行わない。
本発明は、投射光学系を交換した場合でも適正な幾何学歪み補正処理を行えるようにした画像投射装置を提供する。
本発明の一側面としての画像投射装置は、画像信号に基づいて駆動された光変調素子により変調された光を投射光学系により被投射面に投射して投射画像を表示する画像投射装置であり、互いに異なる前記投射光学系を有する複数の交換光学ユニットが選択的に装着される。該画像投射装置は、補正データを用いて、投射画像に現れる幾何学歪みを低減するための画像信号の補正処理を行う補正手段と、複数の交換光学ユニットのうち少なくとも一部の交換光学ユニットに対応する装置側補正データを記憶した補正データ記憶手段と、補正処理に用いられる補正データとしての処理用補正データを取得する制御手段とを有する。そして制御手段は、複数の交換光学ユニットのうち該画像投射装置に装着された装着光学ユニットから該装着光学ユニットの識別情報または光学情報を取得し、補正データ記憶手段に取得した識別情報または光学情報に対応する装置側補正データが記憶されていない場合は、装着光学ユニットから該装着光学ユニットに記憶されている光学ユニット側補正データを処理用補正データとして取得し、または取得した光学情報に基づいて処理用補正データを取得し、補正データ記憶手段に取得した識別情報または光学情報に対応する装置側補正データが記憶されている場合は、装着光学ユニットに光学ユニット側補正データが記憶されていても、補正データ記憶手段から、取得した識別情報または光学情報に対応する装置側補正データを処理用補正データとして取得することを特徴とする。
本発明によれば、投射光学系(交換光学ユニット)を交換した場合でも、適正な幾何学歪み補正処理を行うことができる。
本発明の実施例1であるプロジェクタの構成を示すブロック図。 実施例1のプロジェクタの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例2であるプロジェクタの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例3であるプロジェクタの動作を示すフローチャート。 台形歪み補正が適正/不適正に行われた場合の原画像と投射画像の例を示す図。 台形歪み補正が適正/不適正に行われた場合の原画像と投射画像の他の例を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である画像投射装置としてのプロジェクタの構成を示している。同図において、プロジェクタ100では、光源110からの光が、液晶パネルやDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)等の光変調素子120により変調される。
光変調素子120は、プロジェクタの外部から入力された映像信号(画像信号)に基づいて動作し、入射した光を変調する。
光変調素子120により変調された光は、レンズ交換マウント部130に取り外し可能に装着された交換型の投射レンズ(交換光学ユニット)200内に設けられた投射光学系210によって被投射面300に投射される。これにより、被投射面300上に投射画像が表示される。
投射レンズ200には、前述した投射光学系210と、投射レンズ側の記憶手段としてのメモリ部220とが設けられている。メモリ部220には、投射レンズ200がプロジェクタに装着されたときに、プロジェクタ内の台形歪み補正部60で幾何学歪み補正としての台形歪み補正(キーストン補正)を行うために用いられる補正パラメータ(光学ユニット側補正データ)が記憶されている。補正パラメータは、この投射レンズ200(投射光学系210)に固有の、言い換えれば該投射レンズ200に対応するパラメータである。
プロジェクタ100には、投射光学系の構成や光学特性が異なる複数の投射レンズが選択的に装着可能でる。そして、プロジェクタ100に装着可能な複数の投射レンズには、投射レンズ200のように補正パラメータを記憶したメモリ部220が設けられているものだけではなく、メモリ部220が設けられていないものも含まれる。
また、メモリ部220には、その投射レンズ200の名称(型番)等、投射レンズ200を識別するための固有の情報である識別情報や、該投射レンズ200の投射光学系の光学特性に関する情報(以下、光学情報という)も記憶されている。光学情報には、画角、光軸シフト量およびレンズ歪み(収差)等が含まれる。光軸シフト量とは、光変調素子の中心に対する投射光学系の光軸のシフト量である。
メモリ部220に記憶された補正パラメータ、識別情報および光学情報(以下、これらをまとめてレンズ情報ともいう)は、プロジェクタの制御部(制御手段)30によって通信部20を通して取得(読み出し)が可能である。
プロジェクタにおいて、補正手段としての台形歪み補正部60には、プロジェクタの外部からの上述した映像信号(画像信号)が入力される。台形歪み補正部60は、制御部30によって設定された補正パラメータと、該プロジェクタの被投射面300に対する傾き角の情報とに基づいて、投射画像に現れる台形歪みを低減するための光変調素子120の駆動に関する補正処理としての台形歪み補正を行う。具体的には、台形歪み補正は、入力された映像信号に対して、投射画像に現れる台形歪みを打ち消すような逆台形歪みを与える幾何学補正(幾何変換)を行う。そして、台形歪み補正部60は、光変調素子120を駆動する駆動信号を、該台形歪み補正後の画像信号に基づいて生成する。
制御部30が取得する台形歪み補正に用いられる補正パラメータ(処理用補正データ)は、例えば、台形歪み補正の前後の画像信号における対応点の位置関係をプロジェクタの傾き角ごとに定義したデータや、画像信号に対する台形歪み補正演算を行うための変換式およびその係数によって構成される。補正パラメータは、投射光学系210の光学特性に応じて異なり、前述したように、投射レンズ200に固有のデータである。
通信部20は、制御部30から発生されたレンズ情報取得要求に応じてメモリ部220と通信を行い、メモリ部220から前述したレンズ情報を読み出して制御部30に送る。
プロジェクタ側の補正データ記憶手段としてのメモリ部40にも、メモリ部220と同様に台形歪み補正部60での台形歪み補正に用いられる補正パラメータ(装置側補正データ)が記憶されている。ただし、メモリ部40には、プロジェクタに装着可能な複数の投射レンズのうち少なくとも一部の投射レンズに対応する複数の補正パラメータが記憶されている。
参照テーブルメモリ部50には、プロジェクタに装着可能な複数の投射レンズのそれぞれの識別情報とメモリ部40に記憶されている複数の補正パラメータのうちの1つとを対応付けるための参照テーブルが記憶されている。対応付けのための情報としては、例えば、識別情報に対応してメモリ部40に記憶されている補正パラメータのメモリ部40内での位置(アドレス)を示す情報である。
制御部30は、UI(ユーザインターフェース)部10での使用者の操作を通じて、被投射面300に対するプロジェクタの傾き角の情報が入力されると、台形歪み補正部60にて用いる傾き角としてその入力された傾き角を設定する。
また、制御部30は、プロジェクタに現に装着されている投射レンズ(装着光学ユニット:以下、装着投射レンズともいう)から識別情報を取得する。そして、該識別情報に対応する補正パラメータがメモリ部40に記憶されている場合は、その補正パラメータをメモリ部40から読み出して台形歪み補正部60にて用いる補正パラメータとして設定する。装着投射レンズの識別情報に対応する補正パラメータがメモリ部40に記憶されていない場合であって、メモリ部220に補正パラメータが記憶されている場合には、その補正パラメータをメモリ部220から通信部20を介して読み出す。そして、該補正パラメータを台形歪み補正部60にて用いる補正パラメータとして設定する。
図2のフローチャートには、制御部30により行われる、台形歪み補正部60にて使用する補正パラメータを設定する処理の流れを示している。この処理は、制御部30がコンピュータープログラムに従って実行する。
処理が開始されると、ステップS10では、制御部30は、UI部10から被投射面300に対するプロジェクタの傾き角の情報の入力がなったか否かを判別する。制御部30は、傾き角の情報が入力されていない場合は本ステップでの処理を繰り返し、入力された場合はステップS20に進む。
ステップS20では、制御部30は、通信部20に対して、レンズ情報取得要求を送り、装着投射レンズの識別情報(図にはレンズ名と記す)を取得する。そして、ステップS30に進む。
ステップS30では、制御部30は、参照テーブルメモリ部50に記憶されている参照テーブルを取得し、ステップS40に進む。
ステップS40では、制御部30は、ステップS30にて取得した参照テーブルに、ステップS20で取得した装着投射レンズの識別情報と一致する識別情報が含まれているか否かを判別する。含まれていない場合はステップS50に進み、含まれている場合はステップS60に進む。
ステップS50では、制御部30は、通信部20に対して、レンズ情報取得要求を送り、装着投射レンズのメモリ部220から補正パラメータを取得し、ステップS70に進む。
一方、ステップS60では、制御部30は、参照テーブルから、メモリ部40のうち装着投射レンズの識別情報に対応付けられた補正パラメータのアドレス情報を取得する。さらに、メモリ部40からそのアドレスに記憶された補正パラメータを読み出す。そして、ステップS70に進む。
ステップS70では、制御部30は、ステップS50またはステップS60にて取得した補正パラメータと、ステップS10でUI部10から入力された傾き角とを台形歪み補正部60に設定する。該設定を終えると、制御部30は、ステップS10に戻る。
次に、投射レンズを交換した場合に台形歪み補正部60により適正/不適正な台形歪み補正が行われた映像信号を、図5および図6を用いて説明する。
図5および図6において、(a)は、台形歪み補正部60にて台形歪み補正が行われない映像信号が形成する画像を示す。以下、映像信号が形成する画像を原画像という。(b)は(a)の原画像に対して適正な台形歪み補正が行われた後の原画像を示す。(c)は(a)の原画像に対して不適正な台形歪み補正が行われた後の原画像を示す。
また、(d)は(a)の原画像に応じて変調された光を被投射面に対して斜め方向から投射した場合の投射画像を示す。以下、被投射面に対して斜め方向から投射することを斜め投射という。(e)は(b)の原画像に応じて変調された光を斜め投射した場合の投射画像を示す。(f)は(c)の原画像に応じて変調された光を斜め投射した場合の投射画像を示す。(d)〜(f)において、プロジェクタの被投射面に対する傾き角は互いに同じである。
なお、プロジェクタが被投射面に正対した状態では、原画像の形状と投射画像の形状は互いに相似となる。以下、被投射面に正対した状態で被投射面に画像を投射することを正対投射という。
ここで、適正な台形歪み補正とは、斜め投射時の投射画像の形状が、正対投射時の投射画像の形状と相似となるような台形歪み補正を意味する。一方、不適正な台形歪み補正とは、斜め投射時の投射画像の形状が、正対投射時の投射画像の形状と相似とならない台形歪み補正を意味する。
図5の(c)は、装着投射レンズよりも焦点距離が短い投射レンズに対応する補正パラメータを用いて不適正な台形歪み補正を行った場合の原画像を示している。この場合、図5の(f)に示すように、投射画像の台形歪みが十分に補正されていない。図6の(c)は、装着投射レンズよりも光軸シフト量が大きい投射レンズに対応する補正パラメータを用いて不適正な台形歪み補正を行った場合の原画像を示している。この場合も、図6の(f)に示すように、投射画像の台形歪みが十分に低減されていない。また、台形歪み補正に用いる傾き角を意図的に変えたとしても、被投射面上には原画像と異なるアスペクト比を有する投射画像が表示され、適正な台形歪み補正が行われない。
これに対して、図5の(b),(e)および図6の(b),(e)に示すように、装着投射レンズ(の焦点距離および光軸シフト量)に対応する補正パラメータを用いて適正な台形歪み補正を行うことで、台形歪みが十分に低減された投射画像を表示することができる。
次に、本実施例において、投射レンズ側のメモリ部220とプロジェクタ側のメモリ部40のそれぞれに補正パラメータを記憶さるようにした理由について説明する。
メモリ部220に補正パラメータを記憶させる場合、その投射レンズを装着可能な全ての機種のプロジェクタに対する補正パラメータをメモリ部220に記憶させる必要がある。この場合、メモリ部220にはきわめて大きな記憶容量が必要となり、投射レンズの小型軽量化を妨げたりコストを増加させたりしてしまう。また、メモリ部220にのみ補正パラメータを記憶させる場合、制御部30が該メモリ部220から補正パラメータを読み出すのに長時間を要するおそれがある。
これらの理由から、プロジェクタとこれに装着可能な投射レンズとが既に製品化されている場合には、該投射レンズに対応する補正パラメータをプロジェクタ側のメモリ部40に記憶させる。また、プロジェクタとこれに装着可能な投射レンズのうちいずれか一方がまだ製品化されていない場合でも補正パラメータを使用できるように、投射レンズに対応する補正パラメータを投射レンズに設ける。
次に、本発明の実施例2であるプロジェクタについて説明する。本実施例のプロジェクタおよび交換型の投射レンズの基本的な構成は実施例1と同じであり、共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。ただし、本実施例では、投射レンズ側のメモリ部220には、その投射レンズの識別情報と光学情報のみが記憶されており、補正パラメータは記憶されていない。また、本実施例では、制御部30により行われる補正パラメータを設定する処理が実施例1とは異なる。
図3のフローチャートには、本実施例の制御部30により行われる、台形歪み補正部60にて使用する補正パラメータを設定する処理の流れを示している。この処理は、制御部30がコンピュータープログラムに従って実行する。図3中のステップのうち、図2中に示したステップと同じステップについては、図2と同符号を付して説明に代える。本実施例では、図2に示したステップS50の代わりにステップS80とステップS90が設けられている。
ステップS40において装着投射レンズの識別情報(レンズ名)に一致する識別情報が参照テーブルに含まれていないと判別した制御部30は、ステップS80において、通信部20に対してレンズ情報取得要求を送る。これにより、装着投射レンズのメモリ部220から、該装着投射レンズの光学情報(図にはレンズ光学特性と記す)を取得する。この後、ステップS90に進む。
ステップS90では、制御部30は、ステップS80で取得した光学情報に基づいて補正パラメータを演算(算出)する。これにより、プロジェクタ側のメモリ部40および装着投射レンズ側のメモリ部220のいずれにも該装着投射レンズに対応する補正パラメータが記憶されていない場合でも、該装着投射レンズ(の光学情報)に対応する補正パラメータを得ることができる。この後、ステップS70に進む。
次に、本実施例において、補正パラメータがメモリ部40に記憶されていない場合のみ光学情報から補正パラメータを算出する理由について説明する。
補正パラメータを光学情報に基づいて算出する場合には、多くの計算が必要となることが多く、計算に長時間を要するおそれがある。このため、プロジェクタの応答性の観点からは光学情報に基づいて補正パラメータを算出する場合に比べて、補正パラメータをメモリ部40に記憶させておいた方がよい。したがって、本実施例では、補正パラメータがメモリ部40に記憶されていない場合にのみ、光学情報に基づいて補正パラメータを算出する。
次に、本発明の実施例3であるプロジェクタについて説明する。本実施例のプロジェクタおよび交換型の投射レンズの基本的な構成は実施例1と同じであり、共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
ただし、本実施例では、投射レンズ側のメモリ部220には、その投射レンズの光学情報のみが記憶されており、識別情報および補正パラメータは記憶されていない。また、参照テーブルメモリ部50には、プロジェクタに装着可能な複数の投射レンズのそれぞれの光学情報とメモリ部40に記憶されている複数の補正パラメータのうちの1つとを対応付けるための参照テーブルが記憶されている。対応付けのための情報としては、例えば、光学情報に対応してメモリ部40に記憶されている補正パラメータのメモリ部40内での位置(アドレス)を示す情報である。
さらに、本実施例では、制御部30により行われる補正パラメータを設定する処理が実施例1,2とは異なる。図4のフローチャートには、本実施例の制御部30により行われる、台形歪み補正部60にて使用する補正パラメータを設定する処理の流れを示している。この処理は、制御部30がコンピュータープログラムに従って実行する。図4中のステップのうち、図2中に示したステップと同じステップについては、図2と同符号を付して説明に代える。
ステップS10の後、制御部30は、ステップS100において、通信部20に対してレンズ情報取得要求を送り、装着投射レンズの光学情報(図にはレンズ光学特性と記す)を取得する。そして、ステップS30に進む。
ステップS30で参照テーブルメモリ部50に記憶されている参照テーブルを取得した制御部30は、ステップS110において、参照テーブルに、ステップS100で取得した装着投射レンズの光学情報と一致する光学情報が含まれているか否かを判別する。含まれていない場合はステップS120に進み、含まれている場合はステップS130に進む。
ステップS120では、制御部30は、参照テーブルに記憶されている光学情報のうち、ステップ100で取得した光学情報に最も近いものを選択する。そして、選択した光学情報によってステップS100で取得した光学情報を置き換える。この後、ステップS130に進む。
ステップS130では、制御部30は、参照テーブルから、メモリ部40のうち装着投射レンズの光学情報(ステップS120で置換された光学情報を含む)に対応する補正パラメータのアドレス情報を取得する。さらに、メモリ部40からそのアドレスに記憶された補正パラメータを読み出す。そして、ステップS70に進む。
例えば、上記各実施例では、投射レンズ側のメモリ部220に補正パラメータが直接記憶されている場合について説明したが、メモリ部220に他のメモリに記憶されている補正パラメータを参照するためのアドレス等の情報を記憶させてもよい。
また、上記各実施例では、メモリ部40,220をプロジェクタ側と投射レンズ側とに物理的に分けて設ける場合について説明したが、1つのメモリ部をプロジェクタ側、投射レンズ側または外部コンピュータに設け、論理的に分けて使用するようにしてもよい。
さらに、上記各実施例では、補正パラメータを台形歪み補正部60に設定する場合について説明したが、台形歪み補正部60に設定する補正パラメータは、補正パラメータの実体が記憶されているメモリを参照するためのアドレス等の情報であってもよい。
また、上記各実施例では幾何学歪み補正として台形歪み補正を行う場合について説明したが、レンズディストーション(レンズ歪み)による幾何学歪みの補正等、台形歪み補正以外の幾何学歪み補正を行ってもよい。

また、上記各実施例では、プロジェクタの被投射面に対する傾き角が変化するごとに台形歪み補正部60に補正パラメータを設定する場合について説明した。しかし、補正パラメータは投射レンズが交換されたときにのみ設定し、傾き角のみが変化した場合は該傾き角のみを台形歪み補正部60に設定するようにしてもよい。
また、上記各実施例では、台形歪み補正部60に対する補正パラメータの設定を行うタイミングを、UI部10による操作入力時としたが、投射レンズの交換を検出した場合や所定の時間が経過した時点等、他のタイミングであってもよい。
さらに、上記各実施例では、投射レンズの交換によって焦点距離や光軸シフト量を変更する場合について説明したが、台形歪み補正部60に基準となる状態からの焦点距離や光軸シフト量の変化量を設定可能な構成としてもよい。また、補正パラメータに焦点距離や光軸シフト量の変化を考慮したデータを含めてもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
適正な幾何学歪み補正が行える画像投射装置を提供できる。
30 制御部
40 補正パラメータメモリ部
50 参照テーブルメモリ部
60 台形歪み補正部
100 プロジェクタ
120 光変調素子
200 交換型投射レンズ
210 投射光学系
220 メモリ部
300 被投射面

Claims (3)

  1. 画像信号に基づいて駆動される光変調素子により変調された光を投射光学系により被投射面に投射して投射画像を表示する画像投射装置であり、互いに異なる前記投射光学系を有する複数の交換光学ユニットが選択的に装着される画像投射装置であって、
    補正データを用いて、前記投射画像に現れる幾何学歪みを低減するための前記画像信号の補正処理を行う補正手段と、
    前記複数の交換光学ユニットのうち少なくとも一部の交換光学ユニットに対応する装置側補正データを記憶した補正データ記憶手段と、
    前記補正処理に用いられる前記補正データとしての処理用補正データを取得する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記複数の交換光学ユニットのうち該画像投射装置に装着された装着光学ユニットから該装着光学ユニットの識別情報または光学情報を取得し、
    前記補正データ記憶手段に前記取得した識別情報または光学情報に対応する前記装置側補正データが記憶されていない場合は、前記装着光学ユニットから該装着光学ユニットに記憶されている光学ユニット側補正データを前記処理用補正データとして取得し、または前記取得した光学情報に基づいて前記処理用補正データを取得し、
    前記補正データ記憶手段に前記取得した識別情報または光学情報に対応する前記装置側補正データが記憶されている場合は、前記装着光学ユニットに前記光学ユニット側補正データが記憶されていても、前記補正データ記憶手段から、前記取得した識別情報または光学情報に対応する前記装置側補正データを前記処理用補正データとして取得することを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記幾何学歪みは、前記交換光学ユニットが収差として有するディストーションによる歪みであることを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 前記制御手段は、前記装着光学ユニットから前記光学情報を取得した場合において、前記補正データ記憶手段に前記取得した光学情報に対応する前記装置側補正データが記憶されておらず、かつ前記装着光学ユニットに前記光学ユニット側補正データが記憶されていないときは、前記補正データ記憶手段から、該取得した光学情報に最も近い光学情報に対応する前記装置側補正データを選択して前記処理用補正データとして取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像投射装置。
JP2010124516A 2010-05-31 2010-05-31 画像投射装置 Active JP5721347B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010124516A JP5721347B2 (ja) 2010-05-31 2010-05-31 画像投射装置
US13/114,288 US8702243B2 (en) 2010-05-31 2011-05-24 Image projection apparatus and interchangeable lens therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010124516A JP5721347B2 (ja) 2010-05-31 2010-05-31 画像投射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011252938A JP2011252938A (ja) 2011-12-15
JP5721347B2 true JP5721347B2 (ja) 2015-05-20

Family

ID=45021859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010124516A Active JP5721347B2 (ja) 2010-05-31 2010-05-31 画像投射装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8702243B2 (ja)
JP (1) JP5721347B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5605030B2 (ja) * 2010-07-06 2014-10-15 株式会社ニコン カメラボディおよび交換レンズ
JP5911285B2 (ja) * 2011-02-28 2016-04-27 キヤノン株式会社 プロジェクション装置およびプログラム
JP6714833B2 (ja) * 2016-03-23 2020-07-01 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター及びプロジェクターの制御方法
CN106094408B (zh) * 2016-08-18 2018-05-29 微鲸科技有限公司 画质参数自适应调节方法、装置及激光投影设备
JP6407330B2 (ja) * 2017-03-10 2018-10-17 キヤノン株式会社 画像投射装置
JP2018200405A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法
JP6437056B1 (ja) * 2017-07-21 2018-12-12 キヤノン株式会社 画像投射装置
JP7199801B2 (ja) * 2017-10-30 2023-01-06 キヤノン株式会社 プロジェクション装置および制御プログラム
JP7080701B2 (ja) * 2018-04-10 2022-06-06 キヤノン株式会社 画像投射装置およびプログラム
JP2019035979A (ja) * 2018-11-12 2019-03-07 キヤノン株式会社 画像投射装置
KR102605035B1 (ko) * 2019-02-22 2023-11-24 삼성전자주식회사 프로젝터를 포함하는 전자 장치
KR20220005436A (ko) * 2019-04-26 2022-01-13 소니그룹주식회사 화상 표시 장치
CN112863409A (zh) * 2019-11-28 2021-05-28 中强光电股份有限公司 投影机的控制方法及系统
JP2022126436A (ja) * 2021-02-18 2022-08-30 富士フイルム株式会社 投写型表示装置
US11947243B2 (en) * 2022-03-24 2024-04-02 Changzhou Aac Raytech Optronics Co., Ltd. Auto-focus apparatus for camera
US11982932B2 (en) * 2022-03-25 2024-05-14 Light Show Technology Co., LTD. Projection display device

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442679A (ja) 1990-06-08 1992-02-13 Sony Corp 投射型表示装置
CA2350527C (en) * 1999-12-24 2008-02-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Projector
JP2002051279A (ja) 2000-08-01 2002-02-15 Canon Inc 投射型表示装置、液晶プロジェクタ装置、および画像処理システム
JP3841152B2 (ja) * 2001-09-05 2006-11-01 コニカミノルタフォトイメージング株式会社 交換レンズ、デジタルカメラカメラ、および画像処理方法
JP2003114480A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Seiko Epson Corp プロジェクタの光学系の変更に応じた画像処理
US6956702B2 (en) * 2003-04-23 2005-10-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Projector with spectral filter
JP2005121941A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Canon Inc プロジェクタ及びプロジェクタシステム
US20060087622A1 (en) * 2004-10-21 2006-04-27 Brown Stephen J Projector apparatus and methods
JP4310645B2 (ja) * 2004-12-28 2009-08-12 ソニー株式会社 撮像画像信号の歪み補正方法および撮像画像信号の歪み補正装置
JP3778211B2 (ja) 2005-07-11 2006-05-24 セイコーエプソン株式会社 プロジェクタの光学系の変更に応じた画像処理
JP5136824B2 (ja) * 2007-03-09 2013-02-06 ソニー株式会社 プロジェクタおよびその制御方法
US8016433B2 (en) * 2007-03-09 2011-09-13 Sony Corporation Projector and control method thereof
JP5126569B2 (ja) * 2007-03-09 2013-01-23 ソニー株式会社 プロジェクタおよびその制御方法
JP2008252260A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、プログラム
JP2010087729A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置
JP2011095352A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Canon Inc 画像投射装置
JP2011193337A (ja) * 2010-02-17 2011-09-29 Sony Corp プロジェクタ用レンズ装置及びプロジェクタ装置
JP5637895B2 (ja) * 2011-02-24 2014-12-10 キヤノン株式会社 画像投射装置
JP5911285B2 (ja) * 2011-02-28 2016-04-27 キヤノン株式会社 プロジェクション装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011252938A (ja) 2011-12-15
US8702243B2 (en) 2014-04-22
US20110292351A1 (en) 2011-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5721347B2 (ja) 画像投射装置
US7422331B2 (en) Image processing system, projector, and image processing method
JP5310266B2 (ja) プロジェクターおよびその制御方法
JP6369810B2 (ja) 投写画像表示システム、投写画像表示方法及び投写型表示装置
US7949202B2 (en) Image processing system, projector, and image processing method
JP4232042B2 (ja) 投写制御システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および投写制御方法
US8807763B2 (en) Image projection apparatus
JP4059271B2 (ja) 投射型表示装置
JP5839785B2 (ja) 投影システム、投影装置及び撮像装置
JP6407330B2 (ja) 画像投射装置
JP2009200557A (ja) プロジェクタ、電子機器、および、プロジェクタの制御方法
JP2005123693A (ja) プロジェクタおよび歪補正方法
JP5671901B2 (ja) 投射型表示装置およびその制御方法
JP2005192188A (ja) プロジェクタ
JP2011193337A (ja) プロジェクタ用レンズ装置及びプロジェクタ装置
JP2008193280A (ja) プロジェクタ、電子機器、プロジェクタの制御装置、および、プロジェクタの制御方法
JP5194674B2 (ja) 投射型映像表示装置及び携帯電子機器
US20070164925A1 (en) Projection system and control method of the same
JP2006259550A (ja) プロジェクタ
JP2010085815A (ja) 画像表示装置、およびプロジェクタ
JP2005156964A (ja) プロジェクタ及びプロジェクタシステム
JP2020008804A (ja) 画像投射装置
JP2007019654A (ja) プロジェクタ
WO2024111147A1 (ja) 画像補正装置
WO2024111146A1 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150107

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150324

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5721347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151