JP5716800B2 - エアダスタ付き空気圧工具 - Google Patents

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Description

本発明は、釘打機等の空気圧工具に圧縮空気を吹き出し可能なエアダスタを付設したエアダスタ付き空気圧工具に関する。
例えば、フローリング施工におけるフロア材の下地材へ釘を打ち込む作業をしているときに、下地材の上に細かい木屑などが落ちていることがある。これをそのままにして下地材上に仕上げ材を重ねて釘を打ち込むと、下地材上の木屑等のために仕上げ材が浮き上がってしまい、作業をやり直ししなければならない。このような不都合を防止するため、下地材の表面をエアダスタで清掃してから仕上げ材をセットし、打ち込み作業を行なっていた。ところが、エアダスタは、釘打機とは別体に設けられていたため、多数の仕上げ材を打ち込む作業の際に、釘打機とエアダスタを頻繁に持ち替えなければならないので、非常に煩わしかった。
そこで、このような不都合を解消するものとして、釘打機自体にエアダスタを備えたものが知られている(特許文献1参照)。これによれば、いちいち釘打機とエアダスタを持ち替える必要がないので、その点では便利である。
特許第3385875号公報 特開2004−1135公報 特開2004−1136公報
しかしながら、上述のエアダスタ付きの釘打機には、次のような欠点があった。(1)エアダスタの操作部がボディに設けられ、エアダスタ使用しながら起動用トリガレバーを同時に操作することができる。また、エアダスタ用の圧縮空気は釘打ち込み駆動用メインチャンバ(蓄圧室)から取り出す構造であるから、エアダスタの操作部とトリガレバーを同時に操作したときは、メインチャンバが低圧の状態で駆動されるので、出力不足により釘打ち込み不良が生じる、駆動ピストンが初期位置に復帰できないなどの問題が発生する。(2)メインチャンバからエアダスタ用の圧縮空気を取り出す構造であるから、釘打機本体に注油されたオイルがエンジン部の汚れとともにノズルから圧縮空気を放出してしまい、仕上げ材に放出された汚れたオイルが付着するので、仕上げ材を汚損する。(3)特に、高圧空気の場合、放出する空気圧が高いので、木屑等を必要以上に吹き飛ばしてしまうことがある。そのため、ノズルに通じるエア管路に減圧弁を搭載したものもある(特許文献3参照)が、部品点数が多くなり、釘打機が重くなるほか、コストアップ要因になっていた。
本発明は上記従来技術における問題点を解消し、特にエアダスタの使用と同時に空気圧工具を駆動できないようにするとともに、エアダスタの使用に関係なく空気圧工具を常に良好に作動させることができるエアダスタ付き空気圧工具を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のエアダスタ付き空気圧工具は、工具本体と、工具本体の上部から側方に突設されたグリップと、工具本体の下部に設けられた釘射出用ノーズ部と、を備え、エア供給源に接続するエア管路を通じて上記グリップの後端部から工具本体の圧縮空気貯留用エアチャンバに取り入れた圧縮空気によって打撃機構を駆動し、上記ノーズ部に供給されたファスナーを打ち出す空気圧工具において、上記エア管路の中途部にエアダスタ用の分岐管路を分岐形成し、上記エアダスタ用の分岐管路を開閉する切り替え操作手段を設け、上記切り替え操作手段を、上記グリップの後端部に設けたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記切り替え操作手段は、上記エア供給源から上記エアチャンバを遮断した状態で上記エアダスタ用の分岐管路に上記エア供給源からの圧縮空気を供給可能であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、上記切り替え操作手段は押し込み操作によって上記エアダスタ用の分岐管路に上記エア供給源からの圧縮空気を供給するものであり、上記切り替え操作手段の周囲には、上記切り替え操作手段の操作部を押し込み操作したときの高さよりも高い壁が形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、エアダスタ用分岐管路は空気圧工具の手前に配置されているので、エアダスタの操作手段と起動用トリガレバーとを同時に操作しにくいほか、エア供給源からの圧縮エアは切り替え操作手段により空気圧工具かエアダスタのいずれか一方にのみ供給されるので、駆動用空気圧が低い状態で釘打ち込み作動が行なわれることはない。したがって、出力不足により釘打ち込み不良や駆動ピストンの復帰不良等が発生することがないから、エアダスタの使用に関係なく釘を常に良好に打ち込むことができる。
また、上記切り替え操作手段を、上記グリップの後端部に設けたので、エアダスタの操作手段と起動用トリガレバーとを同時に操作しにくいので、駆動用空気圧が低い状態で釘打ち込み作動が行なわれることはない。
請求項2に係る発明によれば、切り替え操作手段は、エア供給源からエアチャンバを遮断した状態でエアダスタ用の分岐管路にエア供給源からの圧縮空気を供給可能であるので、圧縮空気がエアダスタに供給されているときは空気圧工具への供給は遮断されているので、不測の事故が起こりにくい。
また、空気圧工具には使用開始時に潤滑や防錆のためにオイルを供給する。しかし、エアダスタ用分岐管路にはエア供給源からの圧縮空気が直接に供給されるので油分で汚れることはない。
請求項3に係る発明によれば、上記切り替え操作手段の周囲には、上記切り替え操作手段の操作部を押し込み操作したときの高さよりも高い壁が形成されているので、安全である。
本発明に係る釘打機の縦断面図 切替バルブ機構の初期状態の拡大断面図 上流側管路をエアダスタに開き、下流側管路に遮断した状態を示す断面図 他の切替バルブ機構の初期状態で、上流側管路を下流側管路に開き、エアダスタに遮断した状態を示す断面図 上記切替バルブ機構で、操作ボタンを押し込んだ状態を示す断面図 上記切替バルブ機構で、上流側管路をエアダスタに開き、下流側管路に遮断した状態を示す断面図 (a)は上記切替バルブ機構の平面図、(b)はバルブ部分の縦断面図 エアダスタの空気吹き出し態様の一例を示す釘打機の側面図 バルブステムのロック機構を示す切替バルブ機構の底面図 (a)は図9のX−X線上の断面図、(b)はバルブステムのロック状態を示す断面図
以下、図面に基づいて本発明に係る空気圧工具の実施の形態を釘打機によって説明する。
上記釘打機の釘打機本体1には、エアチャンバ2内に貯留された圧縮空気を利用して釘を打撃するドライバ5を一体に結合した打撃ピストン6と該打撃ピストン6を摺動自在に収容した打撃シリンダ7とから構成されている打撃機構等が設けられているとともに、上記打撃機構を収容した釘打機本体1の下方にはノーズ部10が設けられている。ノーズ部10の後方側は開口部を介してマガジン11に連設している。マガジン11内の釘は釘供給機構(図示せず)によりノーズ部10の内側に順次送られるように構成されている。
また、釘打機本体1には、打撃シリンダ7内へエアチャンバ4内の圧縮空気を導入して打撃ピストン6を駆動させるように打撃機構を駆動させて釘打機を起動させるトリガバルブ13が設けられている。このトリガバルブ13はグリップ部14の下部に配置されるトリガレバー9の引き操作と、コンタクトアーム15とを被打込材の表面に押し付けることの2つの操作によって、打撃機構を駆動させて打撃シリンダ7内へ圧縮空気を導入して打撃ピストン6を駆動させてノーズ部10内の釘を打ち出すように構成されている。
次に、圧縮空気はエアコンプレッサ等のエア供給源16からエア管路17を通じてグリップ部14の端部の開口部からエアチャンバ4内に取り込むように構成されている。そして、上記エア管路17の中途部には切替バルブ機構を介してエアダスタaに通じる管路18が分岐形成されている。エアダスタ用分岐管路18は管金具18aとエアチューブ18bとその先端の圧縮空気吹き出しノズル(図示せず)とによって構成され、釘打機の適宜位置に保持されている。したがって、エアチューブ18bを持って清掃ができるので、作業性がよい。
上記切替バルブ機構はエア管路の分岐部のバルブハウジング21が設けられている。詳しくは図2に示されるように、バルブハウジング21には、一端にエア供給源16からのエア管路17の端部に設けられたエアカプラ3に接続するエアプラグ22のねじ部22aにねじ込み可能な雌ねじ部19が形成され、他端23はグリップ部14の開口部に接続可能に形成されるとともに、中間上部にはエアダスタ用分岐管路18が分岐形成されている。エアダスタ用分岐管路18の基部にはフィルタ20が設けられている。
バルブハウジング21の中央部には切替バルブ25が配置されている。この切替バルブ25は円筒状バルブであり、図において上部は分岐管路18の開口部にOリング26を介して当接、離間可能に設けられている。切替バルブ25の中心部には下方に開口する摺動穴27が形成されている。摺動穴27の上部には側方に貫通する通路28が形成されている。
また、上記切替バルブ25の外周面には大径部と小径部が設けられ、それぞれに大径部のOリング30と小径部のOリング31が周設されている。Oリング30は上記分岐管路18の下方に形成されたすいかん部32に当接、離間可能に配置されている。上記下流側管路17bは、Oリング30が上記すいかん部32に当接したときに上記Oリング30とOリング31の中間に開口するように形成されている。さらに、切替バルブ25が図の上方に移動したときは、切替バルブ25とバルブハウジング21の底部との間には空間(バルブ下室)33が形成されるようになっている。
切替バルブ25は上部の第1の位置(図2の位置)と下部の第2の位置(図3の位置)に移動可能に設けられ、バネ40aにより上方に付勢されている。上方の第1の位置にあるときは、上記エア供給源16に通じる上流側管路17aを、釘打機に通じる下流側管路17bに開き、エアダスタ用の分岐管路18に対して遮断し、下方の第2の位置にあるときは、上記下流側管路17bに対して遮断し、分岐管路18に開くように構成されている。
次に、切替バルブ25の内部には、上記切替バルブ25の作動を制御するとともに外部から操作可能なバルブステム(操作手段)34が配置されている。このバルブステム34は、切替バルブ25の内部に形成された摺動穴27に摺動自在に嵌合され、その一端の操作ボタン35はバルブハウジング21のガイド孔36を貫通して外部に突出している。また、バルブステム34の中間部の上下にそれぞれOリング37、38が設けられている。そして、バルブステム34が上方に移動したときは、上部Oリング37が摺動穴27に飛び込んでシールすると同時に、下部Oリング38はガイド孔36から脱してシールが外れるようになっている。また、バルブステム34が下方に移動したときは、上部Oリング37が摺動穴27から脱してシールが外れると同時に、下部Oリング38はガイド孔36に飛び込んでシールされるように構成されている。バルブステム34は、その上方に配置されたバネ40bにより常時下方に移動するように付勢されている。
上記構成によれば、通常は図2に示されるように、バルブステム34はバネ40bにより下方位置にあり、その下端部はバルブハウジング21の底部から突出しており、この状態では上部Oリング37が摺動穴27から脱してシールが外れると同時に、下部Oリング38はガイド孔36に飛び込んでシールされるから、上流側管路17aから供給された圧縮空気は切替バルブ25の上部通路28からバルブステム34の外周面に沿って切替バルブ25の下方のバルブ下室33に供給される。このため、バルブ下室33のエア圧が上昇して切替バルブ25を第1の位置に上動させ、上流側管路17aを、釘打機に通じる下流側管路17bに開き、エアダスタ用の分岐管路18に対して遮断する。これにより、釘打機を作動させることができる。
これに対し、エアダスタaを使用するときは、図3に示されるように、バルブステム34の操作ボタン35を押し込んで上動させる。これにより、バルブステム34の上部Oリング37は摺動穴27に飛び込んでシールすると同時に、下部Oリング38はガイド孔36から脱してシールが外れるので、バルブ下室33内の圧縮空気はガイド孔36から大気に放出される。このため、切替バルブ25は第2の位置に下動するので、上部のOリング37が分岐管路18から離間すると同時に、大径部のOリング30がすいかん部32に当接するから、上流側管路17aは分岐管路18に開くと同時に、自動的に下流側管路17bに対して遮断する。したがって、エアダスタaを使用することができる。このとき、釘打機の内部に圧縮空気が残っていても、遮断状態にあるから、外部に放出されることがない。
いずれの場合も、バルブステム34を操作することにより、バルブ下室33に対する圧縮空気の給排により切替バルブ25を第1の位置又は第2の位置に移動させるから、圧縮空気の切り替えを迅速に行なうことができる。
ところで、バルブステム34を押し込み操作した状態でエアプラグ22をエアカプラ3から抜き出した後でも、釘打機に圧縮空気が残っているときは、釘打機が作動させることはできることになる。しかし、このような場合は、釘打機のエアチャンバ内に残っていた下流側管路17bの残圧が切替バルブ25の大径部のOリング30と小径部のOリング31に作用し、大径部のOリング30の受圧面積の方が大きいので、これにバネ40aの力が加わり、上記切替バルブ25は上記下流側管路17bを上記上流側管路17aに開く上方の第1の位置に作動する。このため、上記残圧は上流側管路17aから大気に開放される。したがって、残圧で釘打込み作動することがないので、安全である。
さらに、釘打機には使用開始時に潤滑や防錆のためにオイルを供給する。しかし、エアダスタ用分岐管路18にはエア供給源16からの圧縮空気が直接に供給されるので油分で汚れることはない。また、たとえ油分や汚れがあっても、分岐管路18にフィルタ20が設けられているから、圧縮空気はフィルタ20で濾される。このため、被打込み材に圧縮空気を吹き付けても表面に油分や汚れが付着することがない。
また、フィルタ20は圧縮空気の流量を調整する機能があるから、特別の減圧弁を設けなくてもエアダスタからは適正な圧力の空気を吹き出させることができる。なお、ボルト29を緩めて上面板21aを外せば、フィルタ20を交換することができる。
なお、操作手段はバルブステムでなく、直接に切替バルブ25を第1の位置と第2の位置に作動させる構成のものでもよい。
次に、図4はバルブ機構の他の実施形態を示すもので、基本構造は上述のものと同じであり、同じ部品は同じ符号で示す。
このバルブ機構では、エアダスタ用分岐管路18はバルブハウジング21の中心からずれた位置に配置し、また、バルブハウジング21のバルブ収容空間の上端は大気に開放されている。これに対応し、切替バルブ25の中央に形成した摺動穴27の上端には小孔41が形成されている。また、切替バルブ25の外径は、上部が最も小径に形成され、中間部には大径部が、下端には小径部が形成されている。大径部にはOリング30が、小径部にはOリング31が周設されている。同様に、切替バルブ25の摺動穴27の上部の内径は下部の内径よりも小さくなるように形成されている。さらに、切替バルブ25には、上記大径部のOリング30の上部から摺動穴27の大径下部に連通する連通孔42が形成されている。
バルブステム34の外径も、上部には小径部が、下部には小径部と微少な径差で大径部が形成されている。小径部の上端には摺動穴27の内面とシールするOリング43が取り付けられ、大径部にも同径の上部Oリング37と下部Oリング38とが取り付けられている。なお、バルブステム34は上方に配置されたバネ40bにより下方に移動するように付勢されている。
上記構成によれば、上記上流側管路17aからの圧縮空気は上記連通孔42を通ってバルブ下室33内に供給されるから、その圧力で切替バルブ25は第1の位置にあり、上流側管路17aは下流側管路17bに開かれ、分岐管路18に対して遮断されるから、釘打機を作動させることができる。
エアダスタaを使用するときは、図5に示されるように、バルブステム34を上方に押し込む。これにより、バルブ下室33の圧縮空気はガイド孔36から大気に放出されるので、図6に示されるように、切替バルブ25は下方の第2の位置に移動し、Oリング30が上流側管路17aを下流側管路17bに対して遮断し、Oリング26が分岐管路18に開くから、圧縮空気はエアダスタaの吹き出しノズルに供給される。
なお、エアダスタaを使用した後は、バルブステム34は手を離せば元に戻り、再び図4と同じ初期状態になる。
以上のように、バルブステム34を上方に押し込んでいくとき、初めは圧縮空気がOリング43を下から上に押し上げるように作用するので、軽い力で押し込むことができる。そして、図5のように、Oリング37が摺動穴27の開口端に当接すると、連通孔42から供給された圧縮空気はOリング43に対しては押し上げるように、Oリング37に対しては押し下げるように、互いに反対側に作用し、径差によって押し下げ方向の方に大きな力が働く。ところが、Oリング43とOリング37の径差は微少であるから、押し下げ方向の力は小さい。したがって、バルブステム34の押し込み荷重は小さく、上流側管路17aから供給される圧縮空気が高圧であっても、特別な機構を利用しなくても、バルブステム34の操作を容易に行なうことができる。
なお、図7(a)(b)に示すように、エアダスタaの吹き出しノズル44を、前述のようにエアチューブを使わず、分岐管路18の先端に取り付けるような場合は、分岐管路18の端部の管金具45にノズルの吹き出し口46を有する環状体47を介して栓48を取り付け、環状体47を分岐管路18の軸心を中心に回転可能に取り付ける構成とすることにより、エアダスタaからの圧縮空気の吹き出し方向を自由に変えることができる。
また、図8のように、先端にノズルを備えた(金属製の)空気吹き出し管46aをバルブハウジング21の側部に回動可能に設け、圧縮空気を釘打機のノーズ部10の先端部からマガジン11の後端部の近傍までの作業範囲Sの周囲に吹き出し可能とするのが好ましい。これによれば、正確に狙った位置に空気が吹きつけられるので、作業性が向上する。
空気吹き出し管46aの回動は、きつめの回動とか、一定の角度で少しずつ回動するクリック回動とかのように、一定の限度で規制されて回動する態様が好ましい。
次に、図9及び図10(a)(b)はバルブステム34のロック機構に関するもので、バルブステム34の外側の端部に逆円錐状の摘みボタン(操作部)35が設けられている。摘みボタン35の下端の一側には外方に突出する目印34aが形成されているとともに、摘みボタン35の上部には両側に張出す係合片50が形成されている。これに対し、バルブハウジング21の下部には、上記摘みボタン35の上動を許容する受け凹部51が形成され、該受け凹部51には上記係合片50に係合可能な受け片52が内側に突出形成されている。
上記バルブステム34が下方位置にあるときは、上記係合片53と受け片52とは互いに干渉しない位置にセットされている。
エアダスタを使用するときは、上記摘みボタン35とともにバルブステム34を押し込めばよい。エアダスタを短時間だけ使用するときは、使用した後に上記バルブステム34から手を離せば元の下方位置に戻る。
これに対し、エアダスタを長時間使用するときは、バルブステム34を押し込んだ後、摘みボタン35を90度まわしてやればよい。これにより係合片50は図9(b)のように受け片52の背面側に回り込むから、バルブステム34から手を離すと、係合片53は受け片52に係合するから、バルブステム34は同じ位置に保持され、押し込み状態にロックされる。したがって、バルブステム34を押し続けなくても長時間エアダスタを使用することができる。
なお、空気圧工具は釘打機に限定されない。圧縮空気を利用して駆動されるものであればよく、例えばねじ打ち機、インパクトドライバ等であってもよい。
a エアダスタ
17a 上流側管路
17b 下流側管路
18 エアダスタ用分岐管路
25 切替バルブ
35 操作手段

Claims (3)

  1. 工具本体と、
    工具本体の上部から側方に突設されたグリップと、
    工具本体の下部に設けられた釘射出用ノーズ部と、
    を備え、
    エア供給源に接続するエア管路を通じて上記グリップの後端部から工具本体の圧縮空気貯留用エアチャンバに取り入れた圧縮空気によって打撃機構を駆動し、上記ノーズ部に供給されたファスナーを打ち出す空気圧工具において、
    上記エア管路の中途部にエアダスタ用の分岐管路を分岐形成し、
    上記エアダスタ用の分岐管路を開閉する切り替え操作手段を設け、
    上記切り替え操作手段を、上記グリップの後端部に設けたことを特徴とするエアダスタ付き空気圧工具。
  2. 上記切り替え操作手段は、上記エア供給源から上記エアチャンバを遮断した状態で上記エアダスタ用の分岐管路に上記エア供給源からの圧縮空気を供給可能であることを特徴とする、請求項1記載のエアダスタ付き空気圧工具。
  3. 上記切り替え操作手段は押し込み操作によって上記エアダスタ用の分岐管路に上記エア供給源からの圧縮空気を供給するものであり、
    上記切り替え操作手段の周囲には、上記切り替え操作手段の操作部を押し込み操作したときの高さよりも高い壁が形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のエアダスタ付き空気圧工具。
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