JP5715987B2 - Led故障検出装置 - Google Patents

Led故障検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5715987B2
JP5715987B2 JP2012132035A JP2012132035A JP5715987B2 JP 5715987 B2 JP5715987 B2 JP 5715987B2 JP 2012132035 A JP2012132035 A JP 2012132035A JP 2012132035 A JP2012132035 A JP 2012132035A JP 5715987 B2 JP5715987 B2 JP 5715987B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
circuit
current
relay
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012132035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013257173A (ja
Inventor
敏朗 広岡
敏朗 広岡
Original Assignee
株式会社イシカワ製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イシカワ製作所 filed Critical 株式会社イシカワ製作所
Priority to JP2012132035A priority Critical patent/JP5715987B2/ja
Publication of JP2013257173A publication Critical patent/JP2013257173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5715987B2 publication Critical patent/JP5715987B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、LED表示部を構成する複数のLEDそれぞれの断線および短絡の故障を検出するLED故障検出装置に関する。
従来のLED故障検出装置として、例えば、コントローラやメモリ、電流センサや電圧センサを用いて、LED式のウインカランプやテールランプにおけるLEDの球切れを検知する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−145260号公報
しかし、上述の従来のLED故障検出装置では、LEDの球切れ、すなわちLEDの断線を検出できるものの、LEDの短絡は検出できないという問題があった。
また、上述の従来のLED故障検出装置では、メモリに記憶しておいた基準電流値とセンサが検出した検出電流値との差の絶対値が、メモリに記憶しておいた判定値以上であるか否かをコントローラが判断し、判定値以上である場合には、テールランプを構成するLEDの内の少なくとも一個のLEDが球切れしたと判定して、コントローラが出力ユニットに向けて警報ランプを点灯させるよう所定の制御信号を出力するというようにコントローラとメモリとを使用したプログラム処理によってLEDの球切れを検出および報知するように構成しているので、コストがかかるという問題があった。
そこで、本発明は、コントローラやメモリ等を使用せずに簡単にLEDの断線および短絡の双方を検出できるLED故障検出装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のLED故障検出装置は、LED表示部を構成する複数のLEDおよび擬似抵抗に対し、それら複数のLEDの所定のパターンで正常点滅動作をさせるためのパルス状の正常点滅動作電流を出力すると共に、その擬似抵抗に流れる正常点滅動作電流を検出して、擬似抵抗に正常点滅動作電流が流れなくなった場合には、ユーザに故障が発生したことを報知するため故障したLEDを除く他のLEDに正常点滅動作とは異なる故障報知動作を行わせるための故障報知動作電流を出力するウインカーリレー回路に接続され、LED表示部を構成する複数のLEDそれぞれの断線および短絡の故障を検出するLED故障検出装置であって、LED表示部に正常点滅動作電流が正常に流れている場合にはリレー動作電流が流れずオン状態にあり、LED表示部を構成するLEDが断線して正常点滅動作電流が流れなくなった場合にはその正常点滅動作電流の一部がリレー動作電流として流れることによりオフ状態に切り替わってLEDの断線を検出するLED断線検出回路と、LED表示部に正常点滅動作電流が正常に流れている場合にはリレー動作電流が流れずオン状態にあり、LED表示部を構成するLEDが短絡した場合にはその正常点滅動作電流の一部がリレー動作電流として流れることによりオフ状態に切り替わってLEDの短絡を検出するLED短絡検出回路と、LED断線検出回路およびLED短絡検出回路の双方がオン状態にある場合には、擬似抵抗に正常点滅動作電流を流すように制御する一方、LED断線検出回路とLED短絡検出回路の少なくともいずれか一方がオフ状態になった場合には、擬似抵抗に正常点滅動作電流を停止するように制御して、ウインカーリレー回路にLEDの断線および短絡の故障を知らせる擬似抵抗電流制御回路と、を有することを特徴とする。
ここで、LED断線検出回路は、LED表示部を構成するLEDが断線状態になった場合に両端に印加される電圧がその所定の動作電圧以上になることにより正常点滅動作電流の一部をリレー動作電流として流す第1定電圧ダイオードと、その第1定電圧ダイオードにリレー動作電流が流れていない場合にはオン状態にあり出力電流を流す一方、その第1定電圧ダイオードにリレー動作電流が流れた場合にはオフ状態に切り替わって出力電流を停止する第1B接点リレー回路とを有し、LED短絡検出回路は、LED表示部を構成するLEDが短絡状態になった場合に両端に印加される電圧が所定動作電圧以上になることによりリレー動作電流を流す第2定電圧ダイオードと、その第2定電圧ダイオードにリレー動作電流が流れていない場合にはオン状態にあり出力電流を流す一方、その第2定電圧ダイオードにリレー動作電流が流れた場合にはオフ状態に切り替わって出力電流を停止する第2B接点リレー回路とを有し、擬似抵抗電流制御回路は、LED断線検出回路の第1B接点リレー回路およびLED短絡検出回路の第2B接点リレー回路からの出力電流を入力電流として、第1B接点リレー回路および第2B接点リレー回路の双方がオン状態にあり出力電流が流れている場合には、オン状態にあって擬似抵抗に正常点滅動作電流を流すように制御する一方、第1B接点リレー回路と第2B接点リレー回路の少なくともいずれか一方がオフ状態に切り替わってそれらからの出力電流が遮断した場合には、オフ状態に切り替わり擬似抵抗への正常点滅動作電流の供給を停止するように制御して、ウインカーリレー回路にLEDの断線および短絡の故障を知らせるA接点リレー回路を有するようにすると良い。
また、LED短絡検出回路における第2B接点リレー回路の出力端子の一方は、ウインカーリレー回路からLED表示部へ正常点滅動作電流を供給する信号線に接続され、LED短絡検出回路における第2B接点リレー回路の出力端子の他方は、LED断線検出回路における第1B接点リレー回路の出力端子の一方に接続され、LED断線検出回路における第1B接点リレー回路の出力端子の他方は、擬似抵抗電流制御回路におけるA接点リレー回路の入力端子に接続されるようにすると良い。
また、LED表示部は、車両の後部ウインカーであって、ウインカーリレー回路から正常点滅動作電流が供給されることによりLED表示部を構成する複数のLEDが所定のパターンで正常点滅動作を行う一方、ウインカーリレー回路から故障報知動作電流が供給されることにより故障したLEDを除く他のLEDが正常点滅動作よりも速いサイクルの点滅動作を行ってLEDの断線および短絡の故障を報知するようにすると良い。
本発明のLED故障検出装置によれば、LED断線検出回路と、LED短絡検出回路と、擬似抵抗電流制御回路とを有するため、コントローラやメモリ等を使用せずに簡単にLEDの断線および短絡の双方を検出できる。
本発明に係るLED故障検出装置の基本構成例である実施形態1の回路図である。 本発明に係るLED故障検出装置の具体的構成例である実施形態2の本体基板側の回路図である。 実施形態2のLED故障検出装置のLED基板側の構成例を示す回路図である。
以下、本発明に係るLED故障検出装置の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係るLED故障検出装置の基本構成例である実施形態1の回路図である。実施形態1のLED故障検出装置は、図1に示すように、ウインカーリレー回路1に接続され、LED表示部5を構成する複数(図1では、説明の便宜上、LEDを2つとして説明するが、本発明では、LEDは2つに限られない。)のLED1およびLED2の断線および短絡の故障を検出するもので、LED断線検出回路2と、LED短絡検出回路3と、擬似抵抗電流制御回路4とを有して構成されている。
ウインカーリレー回路1は、予め車両に搭載されているもので、LED表示部5を構成する複数のLED1およびLED2と、擬似抵抗6に対し、それら複数のLED1およびLED2の所定のパターンで正常点滅動作をさせるため、24Vで所定サイクルのパルス状の正常点滅動作電流を出力するものである。ウインカーリレー回路1は、擬似抵抗6に流れる正常点滅動作電流を検出しており、擬似抵抗6にその正常点滅動作電流が流れなくなった場合には、ユーザに故障が発生したことを報知するため、故障したLEDを除く他のLEDに正常点滅動作とは異なる故障報知動作、例えば、正常点滅動作よりも速いサイクルで点滅を行わせるための故障報知動作電流を出力するように構成されている。
LED断線検出回路2は、LED表示部5に正常点滅動作電流が正常に流れている場合にはリレー動作電流が流れずオン状態にあり、LED表示部5を構成するLED1またはLED2が断線して正常点滅動作電流が流れなくなった場合にはその正常点滅動作電流の一部がリレー動作電流として流れることによりオフ状態に切り替わってLED1およびLED2の断線を検出する回路で、第1定電圧ダイオードZD1と、第1B接点リレー回路RL1とを有する。
第1定電圧ダイオードZD1は、LED表示部5を構成するLED1またはLED2が断線状態、例えば、アノード破損やカソード破損になった場合、そのLED表示部52に印加される電圧がその動作電圧(3.6V〜5.6V)以上である、例えば、降伏電圧(検出電圧)の6.8V以上になって降伏電流(逆方向電流)をリレー動作電流として流すように構成されている。
第1B接点リレー回路RL1は、第1定電圧ダイオードZD1に降伏電流(逆方向電流)が流れていない場合にはオン状態にあり出力電流を流す一方、第1定電圧ダイオードZD1にリレー動作電流が流れた場合にはオフ状態に切り替わって出力電流を停止する回路である。なお、ウインカーリレー回路1とLED表示部5とを結ぶ信号線と、第1定電圧ダイオードZD1の入力端子との間には、12mAの定電流ダイオードCRD2が接続されている。
LED短絡検出回路3は、LED表示部5に正常点滅動作電流が正常に流れている場合には電流が流れずオン状態にあり、LED表示部5を構成するLED1とLED2のうちいずれか一方が短絡した場合にはその正常点滅動作電流の一部がリレー動作電流として流れることによりオフ状態に切り替わってLED表示部5の短絡を検出する回路で、第2定電圧ダイオードZD3と、第2B接点リレー回路RL2と、第3定電圧ダイオードZD2とを有する。
第2定電圧ダイオードZD3は、LED表示部5を構成するLED1とLED2の少なくとも一方が短絡状態、例えば、アノード・カソード間が溶着等した場合には、その両端に印加される電圧が所定動作電圧の2.25V以上になって0.9mAのリレー動作電流を流すものである。また、LED1とLED2の双方が短絡状態になった場合には、その両端に印加される電圧が5.05Vになって12mAのリレー動作電流を流す。
第2B接点リレー回路RL2は、第2定電圧ダイオードZD3にリレー動作電流が流れていない場合にはオン状態にあり出力電流を流す一方、第2定電圧ダイオードZD3にリレー動作電流が流れた場合にはオフ状態に切り替わって出力電流を停止する回路である。
第3定電圧ダイオードZD2は、その両端に印加される電圧がその降伏電圧(検出電圧)の6.8V以上になると降伏して、第2B接点リレー回路RL2の入力端子側に流れていた正常点滅動作電流を降伏電流(逆方向電流)としてGNDに流すように構成されている。
擬似抵抗電流制御回路4は、LED断線検出回路2およびLED短絡検出回路3の双方がオン状態にある場合には、擬似抵抗6に正常点滅動作電流を流すように制御する一方、LED断線検出回路2とLED短絡検出回路3の少なくともいずれか一方がオフ状態になった場合には、擬似抵抗6に正常点滅動作電流を停止するように制御して、ウインカーリレー回路1にLED1およびLED2の断線および短絡の故障を知らせるA接点リレー回路RL3を有する。
A接点リレー回路RL3は、LED断線検出回路2の第1B接点リレー回路RL1およびLED短絡検出回路3の第2B接点リレー回路RL2からの出力電流を入力電流として、第1B接点リレー回路RL1および第2B接点リレー回路RL2の双方がオン状態にあり出力電流が流れている場合には、オン状態にあって擬似抵抗6に正常点滅動作電流を流すように制御する一方、第1B接点リレー回路RL1と第2B接点リレー回路RL2の少なくともいずれか一方がオフ状態に切り替わってそれらからの出力電流が遮断した場合には、オフ状態に切り替わり擬似抵抗6への正常点滅動作電流の供給を停止するように制御して、ウインカーリレー回路1にLED1およびLED2の断線および短絡の故障を知らせる。
なお、LED短絡検出回路3における第2B接点リレー回路RL2の出力端子の一方は、低電流ダイオードCRD4を介してウインカーリレー回路1からLED表示部5へ正常点滅動作電流を供給する信号線に接続され、LED短絡検出回路3における第2B接点リレー回路RL2の出力端子の他方は、LED断線検出回路2における第1B接点リレー回路RL1の出力端子の一方に接続され、LED断線検出回路2における第1B接点リレー回路RL1の出力端子の他方は、擬似抵抗電流制御回路4におけるA接点リレー回路RL3の入力端子に接続されている。このため、LED表示部5を構成するLED1およびLED2の少なくとも一方が断線した場合、またはそれらの少なくとも一方が短絡した場合のいずれの場合にも、擬似抵抗電流制御回路4のA接点リレー回路RL3の入力端子にはリレー動作電流が遮断されるので、コントローラやメモリ等を使用せずに簡単な回路構成でLED1およびLED2の断線および短絡の双方を検出できる。
次に、実施形態1のLED故障検出装置の動作を説明する。
(正常点滅動作時)
まず、LED表示部5を正常点滅動作させるため、ウインカーリレー回路1から所定サイクルの24Vの正常点滅動作電流が出力されると、定電流ダイオードCRD1によって例えば、36mAの正常点滅動作電流がLED表示部5を構成するLED1およびLED2に供給される。また、それと同時に、ウインカーリレー回路1から所定サイクルの24Vの正常点滅動作電流は、擬似抵抗電流制御回路4のA接点リレー回路RL3の出力端子を介して擬似抵抗6にも流れる。つまり、LED表示部5を構成するLED1およびLED2に36mAの正常点滅動作電流が正常に流れている場合には、A接点リレー回路RL3は、オン状態にあり、擬似抵抗6にも24Vの正常点滅動作電流が流れることにより、ウインカーリレー回路1は、LED表示部5を構成するLED1およびLED2が断線も短絡もせず正常であると判断して、LED表示部5に対し正常点滅動作電流の供給を継続する。ここで、図1において、A点の電位は、LED表示部5を構成するLED1およびLED2に印加される電圧の和となり、LED1およびLED2のバラツキ等を考慮して、例えば、3.6V〜5.6Vとする。
(LED1またはLED2の断線故障時)
LED表示部5を構成するLED1またはLED2のいずれか一方、またはLED1およびLED2の双方が断線状態、例えば、アノード破損やカソード破損で故障が発生した場合、LED1およびLED2に正常点滅動作電流が流れなくなるため、図1におけるA点の電位は24Vになる。すると、LED断線検出回路2の第1定電圧ダイオードZD1に印加される電圧が、その降伏電圧6.8V以上になるため、第1定電圧ダイオードZD1のカソード(−)側からアノード(+)側に降伏電流(逆方向電流)が流れて、定電流ダイオードCRD2を介して、例えば12mAの降伏電流(逆方向電流)が第1B接点リレー回路RL1の入力端子に流れることになる。
すると、第1B接点リレー回路RL1は、オン状態からオフ動作状態への切り替え開始電流が、例えば、0.9mA〜1.0mAに設定されており、入力端子に12mAの電流が流れて、入力端子がオフ状態からオン状態に切り替わるため、出力端子をオン状態からオフ状態に切り替わる。そのため、擬似抵抗電流制御回路4のA接点リレー回路RL3の入力端子は、第1B接点リレー回路RL1の出力端子に接続されているので、オン状態からオフ状態に切り替わり、擬似抵抗電流制御回路4のA接点リレー回路RL3の出力端子がオン状態からオフ状態へ切り替わる。
その結果、擬似抵抗6に正常点滅動作電流が流れなくなるため、ウインカーリレー回路1は、擬似抵抗6に正常点滅動作電流が流れなくなったことを擬似抵抗6の両側の電圧等から検知して、ユーザに故障が発生したことを報知するため故障したLED1またはLED2を除く他のLEDに正常点滅動作とは異なる故障報知動作、例えば、正常点滅動作よりもサイクルの早い早点滅を行わせるための故障報知動作電流を出力する。これにより、ユーザは、LED表示部5を構成するLED1またはLED2に断線故障が発生したことを認識することができる。
(LED1およびLED2双方の短絡故障時)
LED1およびLED2の双方が、例えば、アノードとカソード間溶着などの短絡状態で故障した場合、A点の電位は、正常点滅状態の3.6V〜5.6Vから双方短絡状態の0Vになる。すると、第2定電圧ダイオードZD3にかかる電圧は、(B点の電圧)−(A点の電圧)=5.05V−0V=5.05Vとなり、第2定電圧ダイオードZD3の降伏電圧(検出電圧)の3.6V以上となるので、カソード側からアノード側に降伏電流(逆方向電流)が流れることになる。そのため、定電流ダイオードCRD3によって制御された12mAの電流が、LED短絡検出回路3の第2B接点リレー回路RL2の入力端子に流れることになる。
すると、第2B接点リレー回路RL2は、第1B接点リレー回路RL1と同様に、オン状態からオフ状態への切り替え開始電流が、例えば、0.9mA〜1.0mAに設定されており、入力端子に12mAの電流が流れると、入力端子がオフ状態からオン状態に切り替わるため、出力端子をオン状態からオフ状態に切り替える。
そのため、擬似抵抗電流制御回路4のA接点リレー回路RL3は、入力端子が第2B接点リレー回路RL2の出力端子にも接続されているので、オン状態からオフ状態に切り替わり、擬似抵抗電流制御回路4のA接点リレー回路RL3の出力端子をオン状態からオフ状態へ切り替える。
その結果、LED1およびLED2の双方が短絡故障した場合は、LED1またはLED2に断線故障が発生した場合と同様に、擬似抵抗6に正常点滅動作電流が流れなくなるため、ウインカーリレー回路1は、擬似抵抗6に正常点滅動作電流が流れなくなったことを擬似抵抗6の両側の電圧等から検知して、ユーザに故障が発生したことを報知するため故障したLED1またはLED2を除く他のLEDに正常点滅動作とは異なる早点滅動作の故障報知動作電流を出力する。これにより、ユーザは、LED表示部5を構成するLED1およびLED2双方が短絡故障が発生したことを認識することができる。
(LED1またはLED2のいずれか一方の短絡故障時)
LED1またはLED2のいずれか一方が、例えば、アノードとカソード間溶着などの短絡状態で故障した場合、A点の電位は、LEDのバラツキを考慮して正常点滅状態の3.6V〜5.6Vから、一方が短絡した状態の2.8V以下になる。一方、B点の電位は、第2定電圧ダイオードZD3と、第2B接点リレー回路RL2と、ダイオードD1を介して5.05V以上となる。すると、第2定電圧ダイオードZD3に印加される電圧は、(B点の電圧)−(A点の電圧)=5.05V−2,8V=2.25Vとなり、降伏電圧の3.6V以上に達しないものの、約0.9mA〜1.0mAの電流がカソード(−)側からアノード(+)側へ流れる。そのため、その約0.9mA〜1.0mAの電流が、LED短絡検出回路3の第2B接点リレー回路RL2の入力端子に流れることになる。
すると、第2B接点リレー回路RL2は、第1B接点リレー回路RL1と同様に、オン状態からオフ状態への切り替え開始電流が、例えば、0.9mA〜1.0mAに設定されており、入力端子に0.9mA〜1.0mAの電流が流れると、入力端子がオフ状態からオン状態に切り替わるため、出力端子をオン状態からオフ状態に切り替える。
そのため、擬似抵抗電流制御回路4のA接点リレー回路RL3は、入力端子が第2B接点リレー回路RL2の出力端子にも接続されているので、オン状態からオフ状態に切り替わり、擬似抵抗電流制御回路4のA接点リレー回路RL3の出力端子をオンからオフへ切り替える。
その結果、LED1またはLED2のいずれか一方の短絡故障した場合は、LED1またはLED2に断線故障が発生した場合や、LED1およびLED2の双方が短絡故障した場合と同様に、擬似抵抗6に正常点滅動作電流が流れなくなるため、ウインカーリレー回路1は、擬似抵抗6に正常点滅動作電流が流れなくなったことを擬似抵抗6の両側の電圧等から検知して、ユーザに故障が発生したことを報知するため故障したLED1またはLED2を除く他のLEDに正常点滅動作とは異なる早点滅動作の故障報知動作電流を出力する。これにより、ユーザは、LED表示部5を構成するLED1およびLED2双方が短絡故障が発生したことを認識することができる。
実施の形態2.
次に、実施形態2のLED故障検出装置について説明する。
実施形態2のLED故障検出装置は、図2に示すように構成した本体基板10と、図3に示すように構成したLED基板20とから構成されており、本体基板10とLED基板20の双方に設けられたCOM端子と、1st〜7st端子と、GND端子とを互いに連結して接続することにより構成されている。
実施形態2のLED故障検出装置は、図3に示すように、LED基板20側に、13個のLED1〜13を使用して構成した車両、特に、トラックの後部ウインカー等のLED表示部5’の断線および短絡を検出するもので、LED表示部5’に13個のLED1〜13の奇数個のLEDを使用しているので、LED11を除いて、2個のLEDずつ断線および短絡を検出できるように配線している。そのため、このLED基板20側には、LED短絡検出回路3’を構成する第2定電圧ダイオードZD3〜ZD9およびダイオードD12〜D18もそれぞれ2個のLEDずつ設けている。
そして、このLED基板20のLED1〜13は、IF=36mA、VF=1.8V〜2.8Vを条件し、LEDが2個直列に並ぶところでは、3.6V〜5.6V(VF=(1.8V〜2.8V)×2)となる。また、LED短絡検出回路3’を構成する第2定電圧ダイオードZD3〜ZD9の降伏電圧、すなわち検出電圧は、製品のバラツキを考慮して、2.94V〜3.06V以下としている。
一方、本体基板10側には、図2に示すように、実施形態1のLED断線検出回路2と同様の機能を有するLED断線検出回路2’と、LED基板20側に設けた第2定電圧ダイオードZD3〜ZD9およびダイオードD12〜D18を除くLED短絡検出回路3’と、擬似抵抗電流制御回路4と同様の機能を有する擬似抵抗電流制御回路4’と、擬似抵抗6とを設けている。なお、ウインカーリレー回路1は、本体基板10上に設けても良いし、本体基板10とは別に車両の図示しない制御回路と共に設けるようにしても良い。
ここで、この本体基板10では、ウインカーリレー回路1からLED表示部5’に供給される正常点滅動作電流は、288mAとしている。そのため、この本体基板10では、LED表示部5’を構成する13個のLED1〜13にほぼ均等でかつ安定した正常点滅動作電流が流れるように、定電流ダイオードCRD1〜CRD14と、抵抗R1〜14と、ダイオードD5〜D11を設けている。
LED断線検出回路2’は、第1定電圧ダイオードZD1と、第1B接点リレー回路RL1と、定電流ダイオードCRD15と、抵抗R15と、ダイオードD4を有し、実施形態1のLED断線検出回路2と同様に動作して、LED基板20のLED表示部5’を構成する13個のLED1〜13の断線をLED11を除き2個ずつ検出する。ここで、LEDの断線時、定電流ダイオードCRD15には、電位差が2.3Vになり、8mAの電流が流れる。また、第1定電圧ダイオードZD1の降伏電圧(検出電圧)は、6.8V〜7.7Vとする。
また、本体基板10側のLED短絡検出回路3’は、第2B接点リレー回路RL2と、第3定電圧ダイオードZD2と、抵抗R16と、定電流ダイオードCRD16とを有し、実施形態1のLED短絡検出回路3と同様に動作して、LE基板20のLED表示部5’を構成する13個のLED1〜13の短絡を、LED11を除き2個ずつ検出する。なお、第3定電圧ダイオードZD2の降伏電圧(検出電圧)は、第1定電圧ダイオードZD1と同様に、6.8V〜7.7Vとする。また、LED表示部5’を構成する13個のLED1〜13が短絡した場合には、第2B接点リレー回路RL2の入力端子に12mAの電流が流れる。
擬似抵抗電流制御回路4’は、A接点リレー回路RL3と、ダイオードD2とを有し、実施形態1のLED短絡検出回路3と同様に動作して、LED断線検出回路2’およびLED短絡検出回路3’の双方がオン状態にある場合には、擬似抵抗6に正常点滅動作電流を流すように制御する一方、LED断線検出回路2’とLED短絡検出回路3’の少なくともいずれか一方がオフ状態になった場合には、擬似抵抗6に正常点滅動作電流を停止するように制御して、ウインカーリレー回路1にLE基板20のLED表示部5’を構成する13個のLED1〜13の断線および短絡の故障を、LED11を除き2個単位で報知するように動作する。なお、LED断線検出回路2’の第1B接点リレー回路RL1と、擬似抵抗電流制御回路4’の入力端子との間には、定電流ダイオードCRD17と抵抗R17とが接続されており、LED表示部5’を構成する13個のLED1〜13が正常時には、12mAの電流が流れる。
従って、本実施形態2のLED故障検出装置によれば、図1に示す実施形態1のLED故障検出装置と同様に、LED断線検出回路2’と、LED短絡検出回路3’と、擬似抵抗電流制御回路4’とにより、コントローラやメモリ等を使用せずにLED表示部5’を構成するLED1〜13の断線および短絡の双方を検出できる。
特に、本実施形態2のLED故障検出装置では、LED表示部5’を構成するLED1〜13を、LED11を除いて2個ずつペアにして断線および短絡を検出するようにしたので、効率良くLED1〜13の断線および短絡を検出できる。なお、本実施形態の説明では、LEDを2個ずつ断線および短絡を検出するように説明したが、本発明では、これに限らず、LED1個ずつでも、あるいは3個ずつ、4個ずつに断線および短絡を検出するようにしても勿論よい。
1…ウインカーリレー回路
2,2’…LED断線検出回路
ZD1…第1定電圧ダイオード
RL1…第1B接点リレー回路
3,3’…LED短絡検出回路
ZD3〜ZD9…第2定電圧ダイオード
RL2…第2B接点リレー回路
ZD2…第3定電圧ダイオード
4,4’…擬似抵抗電流制御回路
RL3…A接点リレー回路
5,5’…LED表示部
LED1〜13…LED
6…擬似抵抗

Claims (4)

  1. LED表示部を構成する複数のLEDおよび擬似抵抗に対し、それら複数のLEDの所定のパターンで正常点滅動作をさせるためのパルス状の正常点滅動作電流を出力すると共に、その擬似抵抗に流れる正常点滅動作電流を検出して、擬似抵抗に正常点滅動作電流が流れなくなった場合には、ユーザに故障が発生したことを報知するため故障したLEDを除く他のLEDに正常点滅動作とは異なる故障報知動作を行わせるための故障報知動作電流を出力するウインカーリレー回路に接続され、LED表示部を構成する複数のLEDそれぞれの断線および短絡の故障を検出するLED故障検出装置であって、
    LED表示部に正常点滅動作電流が正常に流れている場合にはリレー動作電流が流れずオン状態にあり、LED表示部を構成するLEDが断線して正常点滅動作電流が流れなくなった場合にはその正常点滅動作電流の一部がリレー動作電流として流れることによりオフ状態に切り替わってLEDの断線を検出するLED断線検出回路と、
    LED表示部に正常点滅動作電流が正常に流れている場合にはリレー動作電流が流れずオン状態にあり、LED表示部を構成するLEDが短絡した場合にはその正常点滅動作電流の一部がリレー動作電流として流れることによりオフ状態に切り替わってLEDの短絡を検出するLED短絡検出回路と、
    LED断線検出回路およびLED短絡検出回路の双方がオン状態にある場合には、擬似抵抗に正常点滅動作電流を流すように制御する一方、LED断線検出回路とLED短絡検出回路の少なくともいずれか一方がオフ状態になった場合には、擬似抵抗に正常点滅動作電流を停止するように制御して、ウインカーリレー回路にLEDの断線および短絡の故障を知らせる擬似抵抗電流制御回路と、
    を有することを特徴とするLED故障検出装置。
  2. 請求項1記載のLED故障検出装置において、
    LED断線検出回路は、LED表示部を構成するLEDが断線状態になった場合に両端に印加される電圧がその所定の動作電圧以上になることにより正常点滅動作電流の一部をリレー動作電流として流す第1定電圧ダイオードと、その第1定電圧ダイオードにリレー動作電流が流れていない場合にはオン状態にあり出力電流を流す一方、その第1定電圧ダイオードにリレー動作電流が流れた場合にはオフ状態に切り替わって出力電流を停止する第1B接点リレー回路とを有し、
    LED短絡検出回路は、LED表示部を構成するLEDが短絡状態になった場合に両端に印加される電圧が所定動作電圧以上になることによりリレー動作電流を流す第2定電圧ダイオードと、その第2定電圧ダイオードにリレー動作電流が流れていない場合にはオン状態にあり出力電流を流す一方、その第2定電圧ダイオードにリレー動作電流が流れた場合にはオフ状態に切り替わって出力電流を停止する第2B接点リレー回路とを有し、
    擬似抵抗電流制御回路は、LED断線検出回路の第1B接点リレー回路およびLED短絡検出回路の第2B接点リレー回路からの出力電流を入力電流として、第1B接点リレー回路および第2B接点リレー回路の双方がオン状態にあり出力電流が流れている場合には、オン状態にあって擬似抵抗に正常点滅動作電流を流すように制御する一方、第1B接点リレー回路と第2B接点リレー回路の少なくともいずれか一方がオフ状態に切り替わってそれらからの出力電流が遮断した場合には、オフ状態に切り替わり擬似抵抗への正常点滅動作電流の供給を停止するように制御して、ウインカーリレー回路にLEDの断線および短絡の故障を知らせるA接点リレー回路を有することを特徴とするLED故障検出装置。
  3. 請求項2に記載のLED故障検出装置において、
    LED短絡検出回路における第2B接点リレー回路の出力端子の一方は、ウインカーリレー回路からLED表示部へ正常点滅動作電流を供給する信号線に接続され、LED短絡検出回路における第2B接点リレー回路の出力端子の他方は、LED断線検出回路における第1B接点リレー回路の出力端子の一方に接続され、LED断線検出回路における第1B接点リレー回路の出力端子の他方は、擬似抵抗電流制御回路におけるA接点リレー回路の入力端子に接続されていることを特徴とするLED故障検出装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載のLED故障検出装置において、
    LED表示部は、車両の後部ウインカーであって、ウインカーリレー回路から正常点滅動作電流が供給されることによりLED表示部を構成する複数のLEDが所定のパターンで正常点滅動作を行う一方、ウインカーリレー回路から故障報知動作電流が供給されることにより故障したLEDを除く他のLEDが正常点滅動作よりも速いサイクルの点滅動作を行ってLEDの断線および短絡の故障を報知することを特徴とするLED故障検出装置。
JP2012132035A 2012-06-11 2012-06-11 Led故障検出装置 Active JP5715987B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012132035A JP5715987B2 (ja) 2012-06-11 2012-06-11 Led故障検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012132035A JP5715987B2 (ja) 2012-06-11 2012-06-11 Led故障検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013257173A JP2013257173A (ja) 2013-12-26
JP5715987B2 true JP5715987B2 (ja) 2015-05-13

Family

ID=49953736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012132035A Active JP5715987B2 (ja) 2012-06-11 2012-06-11 Led故障検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5715987B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015188306A (ja) * 2014-03-13 2015-10-29 石川県 太陽電池回路の検査装置及び検査方法
WO2016041123A1 (zh) * 2014-09-15 2016-03-24 深圳市聚作照明股份有限公司 一种led应急灯电源的开路检测电路
CN105070238A (zh) * 2015-07-29 2015-11-18 西安诺瓦电子科技有限公司 Led模组瞎灯侦测电路、led模组及其瞎灯侦测方法
CN105691296B (zh) * 2016-01-26 2018-08-21 江苏大学 一种车用转向与警示灯故障检测报警方法及装置
JP2018205026A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 オルガノ株式会社 紫外線ledの断線検出回路及び方法、採水ディスペンサーならびに純水製造装置
KR102529442B1 (ko) * 2018-04-05 2023-05-08 현대자동차주식회사 차량용 램프 고장 검출 장치 및 방법
CN113589194A (zh) * 2020-04-30 2021-11-02 上海钛昕电气科技有限公司 一种黏连检测和短路检测电路及其控制方法
CN114802349A (zh) * 2022-04-24 2022-07-29 厦门荣汇源科技有限公司 Led铁路信号灯系统及其智能点灯单元

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3337972B2 (ja) * 1998-03-12 2002-10-28 矢崎総業株式会社 断線・ショート検出回路
JP3873665B2 (ja) * 2001-06-01 2007-01-24 トヨタ車体株式会社 ターンシグナルランプ、ターンシグナルランプシステム及びターンシグナルランプ用負荷調整装置
JP2007015578A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
TWI419609B (zh) * 2009-08-19 2013-12-11 Novatek Microelectronics Corp 具有同時偵測開路及短路功能之發光二極體裝置及其方法
JP2011171547A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Alps Electric Co Ltd 発光ダイオードの故障検出回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013257173A (ja) 2013-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5715987B2 (ja) Led故障検出装置
JP4459147B2 (ja) 車両用灯体の故障検出装置及び灯体ユニット
JP5576892B2 (ja) Led点灯および断線検出制御装置
EP2256777A2 (en) Movable contact failure detecting device
CN107770904B (zh) 检测led灯总成的中断
JP5611302B2 (ja) 電源装置および電源装置の異常判定方法
JP2020104528A (ja) 車載制御システム
KR101825767B1 (ko) 기계식 릴레이 고착상태 회복 방법 및 장치
JP2014011053A (ja) 照明装置
JP2013189070A (ja) Led点灯および断線検出制御装置
JP6275878B2 (ja) Ledランプ駆動装置
JP2020108220A5 (ja)
KR101636291B1 (ko) 정션박스의 전원 공급 배선 장애 검출 장치 및 그 방법
JP2005231379A (ja) Led信号機制御装置
JP6271041B2 (ja) Ledランプ駆動装置
JP2014104818A (ja) 方向指示灯の制御装置及び方向指示装置
KR20050018519A (ko) 차량의 회로 이상 검출 시스템 및 방법
JP2018122637A (ja) 車両用ターンシグナルランプ断線検出装置
CN211481570U (zh) 一种刹车灯控制电路及车辆
JP2005153706A (ja) 車両用ランプ制御装置
CN109792816A (zh) 顺序操作光源的调节和执行该方法的装置
CN203358450U (zh) 一种用于闪光器的电路
JP2011255729A (ja) 点灯制御回路及び車両用灯具システム
CN112034373A (zh) 电源电压监视电路以及控制装置
US20030218436A1 (en) Lamp monitor and lamp

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5715987

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250