JP5434820B2 - 給電制御装置及び給電制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に好適に使用され、直流電源及び負荷間に接続されるスイッチのオン/オフによって負荷への給電を制御する給電制御装置及び給電制御方法に関する。
車両には、カーナビゲーション装置、オーディオ装置、エアコンディショナ、ドアロック、パワーウインドウ及び各種制御装置等の複数の負荷が搭載されている。
複数の負荷は、共通のスイッチを通じて直流電源と接続されており、スイッチのオン/オフによって、直流電源から複数の負荷への給電が制御されている。
近年、車両に搭載される負荷の数が増加しており、それに伴って、スイッチがオン/オフする電流量が増加しているため、一のスイッチで電流をオン/オフすることが難しくなり、複数のスイッチが並列に設けられる傾向にある。これによって、一のスイッチに流れる電流量を分散している。
しかしながら、複数のスイッチが並列に設けられ、複数の負荷への給電を制御する給電制御装置において、一のスイッチが故障しても他のスイッチが正常に動作する場合、負荷への給電が停止することはないため、負荷からの出力を監視することによって故障を判断することはできない。
一のスイッチが故障している状態で給電制御装置を使用し続けた場合、他のスイッチに平常時よりも大きな電流が流れて、他のスイッチの発熱量が増加し、故障又は発火等の虞が生じる。従って、スイッチが故障した場合に故障したスイッチを検出し、検出結果に応じて負荷への給電を遮断する必要がある。
特許文献1では、電力源と電力源が給電する機器との間に並列に接続された複数の素子の中から故障している素子を検出し、検出結果に応じて給電を制御する装置が開示されている。特許文献1に記載の装置では、素子の温度を測定し、一の素子の故障によって生じる他の素子の温度上昇を検出することによって素子の故障を判定している。
特開2009−189161号公報
しかしながら、特許文献1で開示された装置のように、スイッチの温度によってスイッチの故障を判定する給電制御装置では、環境温度によって一時的にスイッチが高温になった場合、故障していないスイッチを故障していると誤って判定する問題を生じる。誤った判定に基づいて、直流電源から負荷への給電を遮断した場合、車両の運転者又は乗員等に給電制御装置の修理又は交換等の不要な作業を強いる虞があり、故障の警告をした場合、車両の運転者又は乗員等に不安を与える虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スイッチに関する複数の判定に基づいて適切に直流電源から負荷への給電を遮断することができ、スイッチの連鎖的な故障又は発火等を防止することできる給電制御装置及び給電制御方法を提供することにある。
本発明に係る給電制御装置は、直流電源及び負荷間に介装され、該負荷への給電を制御する給電制御装置において、前記直流電源及び負荷間に並列に接続される複数のスイッチと、該複数のスイッチのオン/オフを夫々制御する制御手段と、前記複数のスイッチの前記負荷側の端子における電圧を測定する測定手段と、前記制御手段によって前記複数のスイッチ中の一のスイッチのみをオンさせた場合、及び前記複数のスイッチを同時的にオフさせた場合に夫々、前記測定手段によって電圧を測定し、測定された電圧に基づき、前記複数のスイッチに故障しているスイッチが有るか否かを判定する電圧判定手段と、前記複数のスイッチ周りの温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段が検出した温度が所定温度を超えているか否かを判定する温度判定手段とを備え、前記電圧判定手段が、故障しているスイッチが有ると判定し、かつ前記温度判定手段が前記所定温度を超えていると判定した場合に、前記制御手段は、前記負荷への給電を遮断するように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る給電制御装置は、前記制御手段は、前記温度判定手段が前記所定温度を超えていると判定した場合に、前記電圧判定手段が判定するために、前記複数のスイッチをオン/オフするように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る給電制御装置は、前記温度検出手段は、前記電圧判定手段が故障しているスイッチが有ると判定した場合に、前記温度判定手段が判定するために、温度を検出するように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る給電制御装置は、前記直流電源の正極端子(又は負極端子)及び前記複数のスイッチの間に接続されるヒューズと、該ヒューズの前記複数のスイッチ側の端子及び前記直流電源の負極端子(又は正極端子)の間に直接又は間接的に接続され、前記制御手段によってオン/オフを制御される制御スイッチとを備えることを特徴とする。
本発明に係る給電制御装置は、前記電圧判定手段が判定するために、前記制御手段が前記スイッチをオフする期間は、前記負荷の許容瞬断時間よりも短くしてあることを特徴とする。
本発明に係る給電制御装置は、前記スイッチはFETであることを特徴とする。
本発明に係る給電制御方法は、直流電源及び負荷間に並列に接続される複数のスイッチのオン/オフを制御する給電制御方法において、前記複数のスイッチ中の一のスイッチのみをオンさせ、一のスイッチのみがオンである期間に前記複数のスイッチの前記負荷側の端子における電圧を測定する第1電圧測定ステップと、前記複数のスイッチを同時的にオフさせ、同時的にオフである期間に前記複数のスイッチの前記負荷側の端子における電圧を測定する第2電圧測定ステップと、前記第1及び第2電圧測定ステップで測定された電圧に基づき、前記複数のスイッチに故障しているスイッチが有るか否かを判定する電圧判定ステップと、前記複数のスイッチ周りの温度を検出する温度検出ステップと、該温度検出ステップで検出された温度が所定温度を超えるか否かを判定する温度判定ステップと、前記電圧判定ステップで、故障しているスイッチが有ると判定し、かつ前記温度判定ステップで温度が前記所定温度を超えると判定した場合に、前記負荷への給電を遮断する遮断ステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る給電制御装置及び給電制御方法にあっては、電圧判定と温度判定とを行う。電圧判定では、まず一のスイッチをオンさせ、他のスイッチをオフさせた期間に複数のスイッチの負荷側の端子における電圧を測定する。以下、複数のスイッチが直流電源の正極端子に接続され、直流電源の負極端子及び負荷の一端子がボディアースされている場合について説明する。測定した電圧が直流電源における正極端子の電圧である場合、一のスイッチは正常に動作していると判定する。測定した電圧がボディアースの電位である場合、一のスイッチはオフのまま故障していると判定する。
オンさせるスイッチを代えて前述した複数のスイッチのオン/オフを繰り返し行い、複数のスイッチ夫々が正常に動作しているかオフのまま故障しているかを順次判定する。
また、複数のスイッチを同時的にオフさせ、オフさせている期間に、前述した箇所の電圧を測定する。測定した電圧が直流電源における正極端子の電圧である場合、複数のスイッチのいずれかがオンのまま故障していると判定し、測定した電圧がボディアースの電位である場合、複数のスイッチは正常に動作していると判定する。
温度判定では、複数のスイッチ周りの温度が所定温度を超えるか否かが判定される。電圧判定で故障しているスイッチが有ると判定され、かつ温度判定で所定温度を超えると判定された場合、負荷への給電を遮断する。
電圧判定で故障しているスイッチが有ると判定され、かつ温度判定で温度が所定温度を超えると判定された場合に、負荷への給電を遮断するため、給電の遮断が適切になり、スイッチの連鎖的な故障又は発火等が防止される。例えば、環境温度によって一時的に上昇した複数のスイッチ周りの温度が所定温度を超えた場合であっても、電圧判定によって故障しているスイッチがないと判定され、給電は遮断されない。
本発明に係る給電制御装置にあっては、温度判定手段が複数のスイッチ周りで所定温度を超える温度が検出されたと判定した場合に制御手段が複数のスイッチをオン/オフし、電圧判定手段が判定する。制御手段によるスイッチのオン/オフは、負荷に与える電圧又は電流を変化させ、負荷への給電を不安定にさせる。一方、温度検出手段による温度の検出は負荷への給電に無関係である。このため、温度検出手段は、制御手段によるスイッチのオン/オフよりも頻繁に温度を検出することができる。
従って、温度判定手段が短い間隔で判定を繰り返し、複数のスイッチ周りの温度が所定温度を超えたと判定した場合に電圧判定手段で故障しているスイッチが有るか否かを判定することによって、電圧判定手段のみで判定する場合と比較して、負荷への給電を不安定にさせることなく、スイッチの連鎖的な故障又は発火等の虞がある状態が素早く見つけ出される。
また、温度判定手段が、複数のスイッチ周りの温度が所定温度を超えていると判定した場合にのみ、電圧判定手段が判定するために制御手段がスイッチをオン/オフするため、電圧判定手段のみが判定する場合と比較して、スイッチのオン/オフ切替回数が少なくなる。
本発明に係る給電制御装置にあっては、電圧判定手段が故障しているスイッチが有ると判定した場合に、温度検出手段が複数のスイッチ周りの温度を検出し、温度判定手段が判定する。一のスイッチが、例えばオフのまま故障した場合であっても、駆動中の負荷の数が少なく、スイッチがオン又はオフする電流が小さい場合、複数のスイッチ周りで所定温度を超える温度は検出されない。所定温度を超える温度が検出されない場合、他のスイッチの故障又は発火等の虞がないため、他のスイッチを通じての負荷への給電を継続することができる。
従って、電圧判定手段が判定した後、温度判定手段が判定することによって、電圧判定で故障しているスイッチがある場合でも、複数のスイッチ周りの温度が低い場合は負荷への給電が遮断されず、長く負荷に給電される。
本発明に係る給電制御装置にあっては、直流電源の正極端子(又は負極端子)及び複数のスイッチの間に接続されるヒューズとヒューズの複数のスイッチ側の端子及び直流電源の負極端子(又は正極端子)の間に直接又は間接的に接続される制御スイッチとを備えている。電圧判定手段が、故障しているスイッチが有ると判定し、かつ温度判定手段が所定温度を超えていると判定した場合、制御手段は、制御スイッチをオンし、ヒューズに定格電流以上の電流を流してヒューズを溶断する。このため、直流電源から負荷への給電が確実に遮断される。
本発明に係る給電制御装置にあっては、電圧判定手段が判定する場合に制御手段がスイッチをオフする期間が負荷の許容瞬断時間よりも短いため、負荷の動作に支障を与えることなくスイッチの故障が判定される。
本発明に係る給電制御装置にあっては、スイッチにFETが使用される。
本発明によれば、複数のスイッチの負荷側の端子における電圧の判定と複数のスイッチ周りで検出された温度の判定とを組み合わせることによって、適切に直流電源から負荷への給電を遮断することができ、スイッチの連鎖的な故障又は発火等を防止することができる。
本発明に係る給電制御装置及び給電制御方法の実施の形態の構成を示すブロック図である。 制御部からの制御に基づきスイッチ制御回路によって制御されるゲート電圧のタイミングチャートである。 制御部による故障判定の基準の内容例を示す説明図である。 制御部からの制御に基づきスイッチ制御回路によって制御されるゲート電圧の他のタイミングチャートである。 本発明に係る給電制御装置の実施の形態における動作を示すフローチャートである。 本発明に係る給電制御装置の実施の形態における動作を示すフローチャートである。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明に係る給電制御装置及び給電制御方法の実施の形態1の構成を示すブロック図である。給電制御装置1は、車両に搭載されており、その一方の端子がバッテリ2の正極端子に接続されているヒューズ3の他方の端子及び給電制御対象の負荷群4の間に接続されている。バッテリ2の負極端子はボディアースされている。特許請求の範囲において、バッテリ2は直流電源に該当し、負荷群4は負荷に該当する。
なお、負荷群4は、バッテリ2によって給電される一又は複数のECU(Electronic Controller Unit)である。各ECUの一方の端子は電力線にバス型に接続され、他方の端子はボディアースされており、給電制御装置1によって全体として給電が制御される。
給電制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)を有する制御部10と、FET11と、FET11に並列に接続されているFET12と、スイッチ制御回路13と、電圧測定回路14とを備える。特許請求の範囲において、制御部10は制御手段、電圧判定手段、及び温度判定手段に該当し、FET11,12夫々はスイッチに該当し、電圧測定回路14は、測定手段に該当する。
FET11,12のソースは、ヒューズ3を通じてバッテリ2に接続され、ドレインは負荷群4に接続されている。また、スイッチ制御回路13は、FET11及びFET12夫々のゲート電圧を制御する。電圧測定回路14は、FET11及び(又は)FET12の出力電圧を測定する。
給電制御装置1は、更に、FET11,12周りに配置されているサーミスタ15と、サーミスタ15の両端に接続されている温度検出回路16と、その一方の端子がヒューズ3を通じてバッテリ2と接続され、その他方の端子がボディアースされているリレー接点17と、リレー制御回路18とを備える。特許請求の範囲において、温度検出回路16は温度検出手段に該当し、リレー接点17は制御スイッチに該当する。
温度検出回路16は、サーミスタ15の電気抵抗から温度を検出する。リレー制御回路18はリレー接点17のオン/オフを制御する。リレー接点17がオンになった場合、ヒューズ3のFET11,12側の端子とボディアースとの間が短絡され、ヒューズ3にバッテリ2から定格電流を超える電流が流れ、ヒューズ3が溶断される。
制御部10は、CPUを用い、内蔵ROMに記憶してある制御プログラムを読み出して実行することによって、FET11,12及びリレー接点17夫々のオン/オフを制御している。なお、制御部10はCPUを単独に用いる構成に限定されず、マイクロコンピュータであっても良い。
制御部10には、図示しないアクセサリスイッチ及びイグニッションスイッチからのACC信号及びIGオン/IGオフ信号が入力される。制御部10には、更に、バッテリ2の残量を測定するバッテリセンサからの信号が入力される。制御部10は、これらのスイッチ及びセンサからの信号に基づいてスイッチ制御処理を実行し、FET11,12のオン/オフを制御する制御信号をスイッチ制御回路13に出力する。
制御部10は、基本的に、負荷群4への給電を開始する場合に、FET11,12両方をオンし、負荷群4への給電を停止する場合に、FET11,12両方をオフする。
また、制御部10は、電圧測定回路14からの信号を受け付け、信号が示す電圧測定結果に基づき、後述の故障判定処理を実行する。制御部10は、温度検出回路16から信号を受け付け、信号が示す温度検出結果に基づき、温度が所定温度を超えるか否かを判定する。
また、制御部10は、故障判定処理の結果と温度検出結果とに基づき、リレー制御回路18を通じてリレー接点17のオン/オフを制御する。
制御部10は、更に通信線5に接続されており、通信線5を通じてCAN(Control Area Network)又はLIN(Local Interconnect Network)等に接続されている。制御部10は、CAN又はLIN等を通じてFET11,12の故障情報に係る警告信号を車両に設けられたディスプレイ等に出力する。
スイッチ制御回路13は、制御部10からの制御信号に基づき、FET11,12のゲート電圧を制御する。
電圧測定回路14は、FET11,12のドレイン電圧を測定し、制御部10に通知する。
温度検出回路16は、サーミスタ15によってFET11,12周りの温度を検出し、制御部10に通知する。
リレー制御回路18は、制御部10からの制御信号に基づき、リレー接点17のオン/オフを制御する。
以下に、制御部10によって実行されるスイッチ制御回路13及び電圧測定回路14を用いた故障判定処理の詳細を説明する。
図2は、制御部10からの制御に基づきスイッチ制御回路13によって制御されるゲート電圧のタイミングチャートである。図2は、横軸に時間軸を、縦軸にゲート電圧のH(High)/L(Low)を示し、図2A及び図2B夫々は、FET11及び12のゲート電圧のタイミングチャートを示している。
なお、FET11(又はFET12)のゲート電圧がH又はLである場合、FET11(又はFET12)はオン又はオフ状態になる。
制御部10は、FET11,12に故障しているFETが有るか否かを判定する場合、FET11,12のゲート電圧をごく短い時間だけLに落として、FET11,12夫々をオフし、オフしている間に電圧測定回路14によって測定された電圧がHかLかを判断する。
ここで、測定された電圧がHであることは、測定された電圧がバッテリ2における正極端子の電圧であることを示し、測定された電圧がLであることは、測定された電圧がボディアースの電位であることを示している。
図2に示すように、制御部10はスイッチ制御回路13によって、FET11,12夫々のゲート電圧を、期間taだけLにすることを2回繰り返す。このとき、制御部10は、FET11のゲート電圧をLとする2回目の期間taと、FET12のゲート電圧をLとする1回目の期間taとは一致するように制御する。これにより、FET11,12の一方のみがオン(又はオフ)状態及び両方がオフ状態となる期間が設けられる。
なお、FET11のゲート電圧をLとする期間と、FET12のゲート電圧をLとする期間とは、同じ期間taでなくても良い。ただし、FET11又はFET12のゲート電圧をLとする期間taは、いずれも負荷群4の許容瞬断時間よりも短い。実施の形態1では、期間taは2ミリ秒以内としてある。負荷群4は、逆接ダイオード等を用いて瞬断が許容されるように構成されていなければならない。
制御部10は、FET11のゲート電圧のみをLとした期間ta中のt1の時点、FET11,12両方のゲート電圧をLとした期間ta中のt2の時点、及びFET12のゲート電圧のみをLとした期間ta中のt3の時点に電圧測定回路14によって電圧を測定する。測定により得られた結果と制御部10の判定結果との対応は以下の通りである。
図3は、制御部10による故障判定の基準の内容例を示す説明図である。
図3に示すように、FET11のゲート電圧のみがLとされた期間中のt1の時点で、電圧測定回路14によって測定された電圧がHである場合は、FET12は正常に動作していると判定される。t1の時点では、FET11がオフ状態であるが、FET12がオン状態であるため、FET12が正常に動作していれば出力電圧はHに維持されるからである。一方、t1の時点で電圧測定回路14によって測定された電圧がLである場合、FET12がオフ状態となったまま故障していると判定される。
FET11,12両方のゲート電圧がLとされた期間中のt2の時点で、電圧測定回路14によって測定された電圧がHである場合、FET11,12のいずれかがオン状態となったまま故障していると判定される。t2の時点では、FET11,12両方がオフ状態となっているべきであるため、FET11,12が正常に動作していれば出力電圧はLになるからである。一方、t2の時点で電圧測定回路14によって測定された電圧がLである場合、FET11,12は正常に動作していると判定される。
FET12のゲート電圧のみがLとされた期間中のt3の時点で、電圧測定回路14によって測定された電圧がHである場合は、FET11は正常に動作していると判定される。t3の時点では、FET12がオフであるが、FET11がオンであるため、FET11が正常に動作していれば出力電圧はHに維持されるからである。一方、t3の時点で電圧測定回路14によって測定された電圧がLである場合、FET11がオフとなったまま故障していると判定される。
このように、給電制御装置1が構成されることによって、FET11,12夫々の故障を判定することができる。加えて、FET11,12が並列に接続され、FET11,12のオフ期間が負荷群4の許容瞬断時間よりも短いため、給電制御装置1から負荷群4への給電中であっても負荷群4の動作に支障を与えることなく故障を判定することができる。
なお、スイッチ制御回路13によって制御されるゲート電圧のタイミングチャートは図2に示すタイミングチャートに限定されない。図4は、制御部10からの制御に基づきスイッチ制御回路13によって制御されるゲート電圧の他のタイミングチャートである。図4は、図2と同様に、横軸に時間軸を、縦軸にゲート電圧のH(High)/L(Low)を示し、図4A及び図4B夫々は、FET11及び12のゲート電圧のタイミングチャートを示している。
制御部10はスイッチ制御回路13によって、FET11のゲート電圧を期間tbだけLにし、期間tb中、重複するようにFET12のゲート電圧を同様に期間tbだけLにする。スイッチ制御回路13によって制御されるゲート電圧のタイミングチャートは、上述した図4に示すタイミングチャートであっても良い。
ここで、FET11及びFET12のゲート電圧をオフする期間は同じでなくても良い。また、FET11,12夫々のゲート電圧をオフする期間tbは、負荷群4の許容瞬断時間よりも短い。
また、t1はFET11のゲート電圧のみをLとした期間中の時点であり、t2は、FET11,12両方のゲート電圧をLとした期間tbの重複期間中の時点であり、t3は、FET12のゲート電圧のみをLとした期間中の時点である。
更に、バッテリ2及び負荷群4の間に設けられるスイッチはFETに限定されない。スイッチは、例えば、リレー接点などでも良い。また、バッテリ2及び負荷群4の間に設けられるスイッチは2つに限定されない。3つ以上のスイッチが設けられても良い。
本発明の特徴は、前述した故障判定処理(以下、単に故障判定処理と記載する。)の結果と温度検出部16が検出したFET11,12周りの温度検出結果とに基づく制御部10の制御方法にある。以下、この制御方法の詳細を説明する。
図5は、本発明に係る給電制御装置1の実施の形態1における動作を示すフローチャートである。
まず、制御部10は、所定期間ごと、例えば100ミリ秒ごとに温度検出回路16からの信号を受け付け、温度検出回路16が所定温度T1を超える温度を検出した否かを判定する(S1)。
制御部10は、温度検出回路16が所定温度T1を超える温度を検出していないと判定した場合(S1:NO)、ステップS1に戻る。
制御部10は、温度検出回路16が所定温度T1を超える温度を検出したと判定した場合(S1:YES)、FET11,12のいずれかが故障している可能性があると判定し、故障判定処理を実行する(S2)。
FET11,12のいずれかが故障した場合、FET11(又はFET12)に流れる電流が増加し、FET11(又はFET12)の発熱量が増加する。制御部10は、FET11,12周りの温度を所定期間ごとに監視することによって、素早く故障を見つけ出すことができる。所定温度T1は、FET11,12両方が正常に動作している場合の温度よりも高く、FET11,12のいずれかが故障した場合に検出される温度よりも低く設定されている。
制御部10は、故障判定処理を実行した後(ステップS2の後)、FET11,12に故障しているFETが有るか否かを判定する(S3)。
制御部10は、温度検出回路16によってFET11,12周りで所定温度を超える温度が検出された場合のみに、FET11,12をオン/オフする。従って、故障判定処理のみで故障しているFETがあるか否かを判定する場合と比較して、FET11,12のオン/オフ切替回数を少なくすることができる。このため、負荷群4に与えられる電圧について、FET11,12のオン/オフ切替による変化の回数が抑制され、負荷群4に安定して給電することができる。
制御部10は、FET11,12に故障しているFETが有ると判定した場合(S3:YES)、リレー制御回路18に制御信号を出力し、リレー接点17をオンする(S4)。
これによって、ヒューズ3とボディアースとの間を短絡させ、ヒューズ3に定格電流を超える電流を流して、ヒューズ3を溶断する。結果、バッテリ2から負荷群4への給電を遮断する。このため、FET11(又はFET12)に流れる電流の増加に伴う発熱量の増加によって生じるFET11(又はFET12)の連鎖的な故障又は発火等を確実に防止することができる。
なお、バッテリ2から負荷群4への給電を遮断する方法は、ヒューズ3をバッテリ2が与える電流により溶断する方法に限定されない。例えば、制御部10がFET11,12に与えるゲート電圧をLにすることによって、負荷群4への給電を遮断しても良い。
制御部10は、リレー接点17をオンした後(ステップS4の後)、CAN又はLIN等に接続される通信線5を通じて、故障情報に係る警告信号を車両に設けられたディスプレイに出力し、ディスプレイに故障情報を出力する(S5)。
なお、故障情報を出力する方法は、ディスプレイに出力する方法に限定されない。例えば、音声又はブザー等によって故障情報を車両の運転者又は乗員等に通知しても良い。
制御部10は、故障情報を出力した後(ステップS5の後)、制御を終了する。
制御部10は、FET11,12に故障しているFETがないと判定した場合(S3:NO)、温度検出回路16が所定温度T1を超える温度を検出する期間が所定期間tsを超えているか否かを判定する(S6)。検出期間の計測は、制御部10に内蔵してあるタイマー等によって行われる。
制御部10は、温度検出回路16が所定温度T1を超える温度を検出する期間が所定期間tsを超えていないと判定した場合(S6:NO)、ステップS1で所定温度T1を超える温度が検出された要因は、FET11,12の故障ではなく環境温度等の外的要因にあるとして、ステップS1に戻る。
従って、FET11,12周りで所定温度T1を超える温度を検出し、かつ故障判定処理によって故障しているFETが有る場合に給電が遮断され、環境温度等の外的要因による一時的な温度上昇によって給電が遮断されないため、負荷群4への給電を適切に遮断することができる。
制御部10は、温度検出回路16が所定温度T1を超える温度を検出する期間が所定期間tsを超えていると判定した場合(S6:YES)、FET11,12のゲート電圧をLとし、FET11,12両方をオフ状態にする(S7)。これは、故障判定処理によって判定できなかった故障がFET11,12のいずれかに生じている虞があるためである。
制御部10は、FET11,12両方をオフ状態にした後(ステップS7の後)、ステップS5と同様にして、故障情報を出力する(S8)。
制御部10は、故障情報を出力した後(ステップS8の後)、再び、温度検出回路16が所定温度T1を超える温度を検出する期間が所定期間tsを超えているか否かを判定する(S9)。検出期間の計測は、前述したように、制御部10に内蔵してあるタイマー等によって行われる。
制御部10は、温度検出回路16が所定温度T1を超える温度を検出する期間が所定期間tsを超えていないと判定した場合(S9:NO)、FET11,12への電流の過剰供給によるFET11,12の故障又は発火等の虞がなくなったとして制御を終了する。
制御部10は、温度検出回路16が所定温度T1を超える温度を検出する期間が所定期間tsを超えていると判定した場合(S9:YES)、ステップS4を実行する。制御部10は、リレー接点17をオンし、ヒューズ3を溶断することによって、確実にバッテリ2から負荷群4への給電を遮断する。これにより、FET11,12への電流の過剰供給によるFET11,12の故障又は発火等の虞を確実になくすことができる。
制御部10は、ステップS4を実行した後、ステップS5で故障情報を出力し、制御を終了する。
なお、制御部10は、ステップS1における温度の判定を行わずに、所定期間ごとにステップS2の故障判定処理を実行することによって同様に故障を判定することができる。しかしながら、100ミリ秒等の短い所定時間ごとに故障判定処理を実行することは望ましくない。
1つの理由は、100ミリ秒といった短い時間ごとに故障判定処理を実行した場合、負荷群4に与える電圧又は電流が頻繁に変化するため、負荷群4への給電が安定しないことにある。
一方で、温度検出回路16によるFET11,12周りの温度検出は負荷群4への給電に無関係である。
また、故障判定処理を実行する際、制御部10は所定期間FET11又は(及び)FET12をオフし、オフしている期間、負荷群4は夫々が有する瞬断用のコンデンサに蓄電された電力を使用しなければならない。もう一つの理由は、100ミリ秒といった短い時間ごとに故障判定処理を実行した場合、瞬断用のコンデンサに蓄電することができず、負荷群4が、FET11又は(及び)FET12のオフさせている間、停止する虞があることにある。
従って、制御部10は、100ミリ秒といった短い時間ごとに温度を検出し、所定温度T1を超える温度を検出した場合に故障判定処理を実行する。これにより、負荷群4への給電を安定させた状態で、FET11又は(及び)FET12のオフさせている間の負荷群4の停止を心配することなく、FET11,12に連鎖的な故障又は発火等の虞がある状態を素早く見つけ出すことができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明に係る給電制御装置1の実施の形態2における動作を示すフローチャートである。本発明に係る給電制御装置及び給電制御方法の実施の形態2の構成は、前述した実施の形態1の構成(図1〜4)と同様であるので説明を省略する。
まず、制御部10は、所定期間ごと、例えば5分ごとに故障判定処理を実行する(S11)。その後、制御部10は、FET11,12に故障しているFETが有るか否かを判定する(S12)。
制御部10は、FET11,12に故障しているFETがないと判定した場合(S12:NO)、ステップS11に戻る。
制御部10は、FET11,12に故障しているFETが有ると判定した場合(S12:YES)、温度検出回路16が所定温度T2を超える温度を検出しているか否かを判定する(S13)。
所定温度T2は、FET11,12両方が正常に動作している場合の温度よりも高く、FET11,12のいずれかが故障した場合に検出される温度よりも低く設定されている。
制御部10は、温度検出回路16が所定温度T2を超える温度を検出していないと判定した場合(S13:NO)、実施の形態1におけるステップS5及びステップS9と同様にして、故障判定処理によって故障と判定された旨を示す故障情報を出力する(S14)。
その後、制御部10は、温度検出回路16が検出した温度が所定温度T2を超えていないことから、故障判定によって故障と判定されたFETを除く他のFETに故障又は発火等の虞がなく、他のFETのオン/オフによって負荷群4への給電を制御できると判定する。そして、制御部10はバッテリ2から負荷群4への給電を継続させ、ステップS11に戻る。これによって、長く負荷群4にバッテリ2から給電することができる。
例えば、FET11(又はFET12)がオフのまま故障している場合であっても、負荷群4中に駆動している負荷の数が少ない等の理由によってFET11,12がオン又はオフする電流が少ない場合、FET12(又はFET11)の故障又は発火等の虞はない。従って、FET11,12周りで所定温度T2を超える温度が検出されていない場合、FET12(又はFET11)のオン/オフによって負荷群4への給電を制御し、バッテリ2から負荷群4への給電を継続することができる。
制御部10は、温度検出回路16が所定温度T2を超える温度を検出したと判定した場合(S13:YES)、リレー制御回路18に制御信号を出力し、リレー接点17をオンする(S15)。これによって、ヒューズ3を短絡させ、ヒューズ3に定格電流を超える電流を流して、ヒューズ3を溶断する。結果、バッテリ2から負荷群4への給電を遮断する。このため、FET11(又はFET12)に流れる電流の増加に伴う発熱量の増加によって生じるFET11(又はFET12)の故障又は発火等を確実に防止することができる。
従って、故障判定処理によって故障しているFETが有り、かつFET11,12周りで所定温度T2を超える温度を検出した場合に給電が遮断され、故障判定処理負荷群4への給電を適切に遮断することができる。即ち、故障判定処理によって故障しているFETが有る場合あっても、FET11,12周りの温度が所定温度T2を超えない場合に給電が遮断されないため、給電の遮断が適切である。
なお、バッテリ2から負荷群4への給電を遮断する方法は、ヒューズ3をバッテリ2が供給する電流により溶断する方法に限定されない。例えば、制御部10がFET11,12に与えるゲート電圧をLにすることによって、負荷群4への給電を遮断しても良い。
制御部10は、リレー接点17をオンした後(ステップS15の後)、実施の形態1におけるステップS5及びステップS9並びに実施の形態2におけるステップS14と同様にして、故障情報を出力する(S16)。
その後、制御部10は制御を終了する。
また、FET11,12周りの温度を検出するために設けられるサーミスタ15は1つに限定されない。複数のサーミスタ15,15,・・・,15によって、FET11,12周りの温度を検出してもよい。
なお、実施の形態1又は実施の形態2において、FETの数は2つに限定されない。FETの数が3つ以上の給電制御装置であっても本発明を適用することができる。
また、開示された実施の形態1及び実施の形態2は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 給電制御装置
10 制御部(制御手段、電圧判定手段、温度判定手段)
11,12 FET(スイッチ)
14 電圧測定回路(測定手段)
16 温度検出回路(温度検出手段)
17 リレー接点(制御スイッチ)
2 バッテリ(直流電源)
3 ヒューズ
4 負荷群(負荷)

Claims (7)

  1. 直流電源及び負荷間に介装され、該負荷への給電を制御する給電制御装置において、
    前記直流電源及び負荷間に並列に接続される複数のスイッチと、
    該複数のスイッチのオン/オフを夫々制御する制御手段と、
    前記複数のスイッチの前記負荷側の端子における電圧を測定する測定手段と、
    前記制御手段によって前記複数のスイッチ中の一のスイッチのみをオンさせた場合、及び前記複数のスイッチを同時的にオフさせた場合に夫々、前記測定手段によって電圧を測定し、測定された電圧に基づき、前記複数のスイッチに故障しているスイッチが有るか否かを判定する電圧判定手段と、
    前記複数のスイッチ周りの温度を検出する温度検出手段と、
    該温度検出手段が検出した温度が所定温度を超えているか否かを判定する温度判定手段と
    を備え、
    前記電圧判定手段が、故障しているスイッチが有ると判定し、かつ前記温度判定手段が前記所定温度を超えていると判定した場合に、前記制御手段は、前記負荷への給電を遮断するように構成されていること
    を特徴とする給電制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記温度判定手段が前記所定温度を超えていると判定した場合に、前記電圧判定手段が判定するために、前記複数のスイッチをオン/オフするように構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の給電制御装置。
  3. 前記温度検出手段は、前記電圧判定手段が故障しているスイッチが有ると判定した場合に、前記温度判定手段が判定するために、温度を検出するように構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の給電制御装置。
  4. 前記直流電源の正極端子(又は負極端子)及び前記複数のスイッチの間に接続されるヒューズと、
    該ヒューズの前記複数のスイッチ側の端子及び前記直流電源の負極端子(又は正極端子)の間に直接又は間接的に接続され、前記制御手段によってオン/オフを制御される制御スイッチと
    を備えること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の給電制御装置。
  5. 前記電圧判定手段が判定するために、前記制御手段が前記スイッチをオフする期間は、前記負荷の許容瞬断時間よりも短くしてあること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の給電制御装置。
  6. 前記スイッチはFETであること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の給電制御装置。
  7. 直流電源及び負荷間に並列に接続される複数のスイッチのオン/オフを制御する給電制御方法において、
    前記複数のスイッチ中の一のスイッチのみをオンさせ、一のスイッチのみがオンである期間に前記複数のスイッチの前記負荷側の端子における電圧を測定する第1電圧測定ステップと、
    前記複数のスイッチを同時的にオフさせ、同時的にオフである期間に前記複数のスイッチの前記負荷側の端子における電圧を測定する第2電圧測定ステップと、
    前記第1及び第2電圧測定ステップで測定された電圧に基づき、前記複数のスイッチに故障しているスイッチが有るか否かを判定する電圧判定ステップと、
    前記複数のスイッチ周りの温度を検出する温度検出ステップと、
    該温度検出ステップで検出された温度が所定温度を超えるか否かを判定する温度判定ステップと、
    前記電圧判定ステップで、故障しているスイッチが有ると判定し、かつ前記温度判定ステップで温度が前記所定温度を超えると判定した場合に、前記負荷への給電を遮断する遮断ステップと
    を備えること
    を特徴とする給電制御方法。
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