JP3178569B2 - マトリックス形選択回路 - Google Patents

マトリックス形選択回路

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JP3178569B2
JP3178569B2 JP06171894A JP6171894A JP3178569B2 JP 3178569 B2 JP3178569 B2 JP 3178569B2 JP 06171894 A JP06171894 A JP 06171894A JP 6171894 A JP6171894 A JP 6171894A JP 3178569 B2 JP3178569 B2 JP 3178569B2
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line
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茂洋 小林
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Fuji Electric Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通電によって作動状
態となる作動手段と回り込み防止用ダイオードとを複数
組み込んだマトリックス形選択回路であって、特に回り
込み防止用ダイオードの短絡異常を検出可能にするマト
リックス形選択回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマトリックス形選択回路の回路構
成図としては、例えば図2に示す構成を有するものが知
られている。同図において、回路部分Aには互いに交差
する第1電源ラインLV1,LV2及び第2電源ライン
LH1,LH2の交点近傍に、通電によって作動状態と
なる作動手段としての各リレー素子RY11a,RY2
1a,RY12a及びRY22aと、カソード側を第2
電源ラインLH1,LH2側とする各回り込み防止用ダ
イオードD11a,D21a,D12a及びD22aと
の直列回路が各第1電源ラインLV1及びLV2と各第
2電源ラインLH1及びLH2間に介挿されている。ま
た、前記第1電源ラインLV1及びLV2は選択用スイ
ッチ手段としての第1電源ライン選択スイッチS10及
びS20を介して個別に直流電源Eの正極側ラインPへ
接続され、前記第2電源ラインLH1及びLH2は選択
用スイッチ手段としての第2電源ライン選択スイッチS
01及びS02を介して個別に負極側ラインNへ接続さ
れて回路部分Aが構成されている。
【0003】また、前記正極側ラインPと負極側ライン
N間には、前記回路部分Aと同様な回路構成を有する回
路部分Bが前記回路部分Aと並列に接続されている。回
路部分Bの回路素子であるリレー素子RY11b,RY
21b,RY12b及びRY22bと回り込み防止用ダ
イオードD11b,D21b,D12b及びD22b
は、前記回路部分Aのリレー素子RY11a,RY21
a,RY12a及びRY22aと回り込み防止用ダイオ
ードD11a,D21a,D12a及びD22aに対応
しており、第1電源ライン選択スイッチS10,S20
と第2電源ライン選択スイッチS01,S02とは回路
部分Aと回路部分Bとで連動している。
【0004】つまり、従来のマトリックス形選択回路
は、同じ回路構成を有する回路部分Aと回路部分Bとの
2重の構成となっており、第1電源ライン選択スイッチ
S10,S20と第2電源ライン選択スイッチS01,
S02で、回路部分Aと回路部分Bとの各1対のリレー
素子RY11aとRY11b,RY21aとRY21
b,RY12aとRY12b,RY22aとRY22b
の何れかを選択して通電し動作させるよう構成されてい
る。
【0005】また、前記従来のマトリックス形選択回路
には、リレー素子RY11a,RY21a,RY12
a,RY22a,RY11b,RY21b,RY12b
及びRY22bの作動状態を検出する接点r11a,r
12a,r21a,r22a,r11b,r21b,r
12b,r22bを含んで構成される動作異常検出回路
1が接続されている。この動作異常検出回路1は、直流
電源E1 の正極側ラインP1 と負極側ラインN1 間に、
各接点r11a,r21a,r12a及びr22aと、
接点r11b,r21b,r12b及びr22bと、チ
ェック装置CH1,CH2,CH3及びCH4とを直列
に接続した直列回路が並列に接続されている。前記各チ
ェック装置CH1,CH2,CH3,CH4は各接点r
11a,r12a,r21a及びr22aと接点r11
b,r12b,r21b及びr22bとの1対同士が共
にオンしたときのみ動作するよう構成されている。
【0006】上記構成の従来例では、マトリックス形選
択回路が回路部分Aと回路部分Bとの2重の構成となっ
ており、両回路部分A、Bの同じ部分の回路素子が同時
に故障する確率は非常に小さいとの判断のもとに両回路
部分A,Bが同様な回路動作をすれば、両回路部分A,
Bの各回路素子は正常に動作しており、両回路部分A,
Bが異なる動作をすれば、回路に異常があるとみなして
いる。
【0007】また、リレー素子RY11a,RY21
a,RY12a,RY22a,RY11b,RY21
b,RY12b,RY22bの動作状態は、チェック装
置CH1,CH2,CH3,CH4によって検出してい
る。例えば,1対のリレー素子RY11aとRY11b
を選択したとき、チェック装置CH1が動作すれば、接
点r11aと接点r11bが共にオン状態であることが
検出され、1対のリレー素子RY11aとRY11bが
共に選択され、正常に動作していることが検出される。
【0008】一方、リレー素子RY11aとRY11b
を選択してチェック装置CH1が動作しない場合には、
リレー素子RY11aとRY11bの一方,または両方
に動作異常があることが検出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマトリックス形選択回路においては、回路構成を回
路部分Aと回路部分Bとの2重の構成にしているので、
回路素子の部品点数を多数必要とし、所要スペースも大
きくなり、高コストとなるという未解決の課題がある。
【0010】また、回路部分Aと回路部分Bが異なる回
路動作をしたとき、回路の異常が検出されるが、このと
き回り込み防止用ダイオードの短絡異常によるものなの
か、他の原因によるものなのか判断できずメンテナンス
作業が困難となるという未解決の課題がある。さらに、
動作異常検出回路1のチェック装置CH1,CH2,C
H3,CH4により回路部分Aと回路部分Bの1対のリ
レー素子のうちの一方,または両方の動作異常が検出さ
れるが、どのリレー素子が異常であるか特定できないと
いう未解決の課題もある。
【0011】そこで、この発明は、上記未解決の課題に
着目してなされたものであり、回路構成を簡易にするこ
とによって回路素子の部品点数を少なく、所要スペース
も小さくして、低コスト化を達成し、回り込み防止用ダ
イオードの短絡異常と、動作異常のあるリレー素子等の
作動手段を検出できるマトリックス形選択回路を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係わるマトリックス形選択回路は、直流
電源の正極側ライン及び負極側ラインに個別に接続さ
れ、互いに交差するよう配設された複数の第1電源ライ
ン及び第2電源ラインと、両電源ラインの交点近傍で当
該第1電源ライン及び第2電源ライン間に介挿された通
電によって作動状態となる作動手段及びカソード側を第
2電源ライン側とする回り込み防止用ダイオードの直列
回路と、前記正極側ライン及び負極側ラインと各第1電
源ライン及び第2電源ラインとの接続部に配設された選
択用スイッチ手段とを備えたマトリックス形選択回路に
おいて、前記各第2電源ラインの電圧高電位の基準電
とを個別に比較する複数の第1の比較手段と、前記第
2電源ラインの電圧低電位の基準電圧とを個別に比較
する複数の第2の比較手段と、前記第1の比較手段と
第2の比較手段からの比較出力と前記選択スイッチの
選択状態とに基づいて前記回り込み防止用ダイオードの
短絡異常を検出する異常箇所検出手段とを備えたことを
特徴とする。
【0013】また、請求項2に係わるマトリックス形選
択回路は、前記直流電源に接続された前記各作動手段の
作動状態に個別に応動するスイッチング素子と付加抵抗
との直列回路を並列に接続した動作検出回路と基抵抗と
の直列回路と、該直列回路の動作検出回路及び基抵抗の
接続部点における動作電圧を低電位の基準電圧と比較す
る第3の比較手段と、前記動作電圧を中電位の基準電圧
と比較する第4の比較手段と、前記動作電圧を高電位の
基準電圧と比較する第5の比較手段と、前記第3の比較
手段、第4の比較手段及び第5の比較手段からの比較出
力と前記選択スイッチの選択状態とに基づいて前記作動
手段の選択動作異常状態を検出する動作異常検出手段を
備えたことも特徴としている。
【0014】さらに、請求項3に係わるマトリックス形
選択回路は、前記各第2電源ラインの電圧高電位の基
準電圧とを個別に比較する複数の第1の比較手段と、前
記第2電源ラインの電圧低電位の基準電圧とを個別に
比較する複数の第2の比較手段と、前記第1の比較手
段と第2の比較手段からの比較出力と前記選択スイッ
チの選択状態とに基づいて前記回り込み防止用ダイオー
ドの短絡異常を検出する異常箇所検出手段とを備え、さ
らに前記直流電源に接続された前記各作動手段の作動状
態に個別に応動するスイッチング素子と付加抵抗との直
列回路を並列に接続した動作検出回路と基抵抗との直列
回路と、該直列回路の動作検出回路及び基抵抗の接続部
点における動作電圧を低電位の基準電圧と比較する第3
の比較手段と、前記動作電圧を中電位の基準電圧と比較
する第4の比較手段と、前記動作電圧を高電位の基準電
圧と比較する第5の比較手段と、前記第3の比較手段、
第4の比較手段及び第5の比較手段からの比較出力と前
記選択スイッチの選択状態とに基づいて前記作動手段の
選択動作異常状態を検出する動作異常検出手段とを備え
たことを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1に係わるマトリックス形選択回路にお
いては、選択スイッチの操作により選択した所望の作動
手段が介挿されている第1電源ラインと第2電源ライン
とは異なる第1電源ラインと第2電源ライン間に介挿さ
れる回り込み防止用ダイオードに短絡異常がなければ、
所望の作動手段のみが動作するが、前記回り込み防止用
ダイオードに短絡異常があると、この回り込み防止用ダ
イオードに接続される作動手段も動作するため、前記回
り込み防止用ダイオードに短絡異常がないときに比較し
て第2電源ラインの電圧は変化する。この前記第2電源
ラインの電圧変化を高電位及び低電位の基準電圧と比較
する夫々複数の第1及び第2比較手段で個別に検出し、
これら比較出力とスイッチ状態から異常箇所検出手段で
異常となった回り込み防止用ダイオードを特定する。
【0016】また、請求項2に係わるマトリックス形選
択回路においては、選択した作動手段が正常であればそ
の作動状態に応動してスイッチング素子がオンとなるた
め、動作検出回路においてこのスイッチング素子を含む
直列回路だけが導通する。一方、選択した作動手段が異
常であれば、そのスイッチング素子はオンしないため、
動作検出回路に電流が流れることはなくなり、作動手段
が正常である場合とは動作検出回路及び基抵抗との接続
部点での動作電圧は異なる。この動作電圧の変化を低電
位、中電位及び高電位の基準電圧と比較する第3、第4
及び第5の比較手段で検出し、動作異常検出手段にてこ
れら比較出力とスイッチ状態から作動手段の異常の有無
を検出する。
【0017】さらに請求項3に係わるマトリックス形選
択回路におけるように、第1〜第5の比較手段と異常箇
所検出手段及び動作異常検出手段を設けたものにあって
は、上記のように異常箇所検出手段にて異常となった回
り込み防止用ダイオードが特定され、動作異常検出手段
にて作動手段の異常の有無が検出される。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の一実施例を示す回路構成図で
ある。同図において、互いに交差するよう配設された第
1電源ラインLV1,LV2と第2電源ラインLH1,
LH2との交点近傍には、通電によって作動状態となる
作動手段としてのリレー素子RY11,RY21,RY
12及びRY22と該リレー素子RY11,RY21,
RY12及びRY22への回り込み電流を防止する回り
込み防止用ダイオードD11,D21,D12及びD2
2との直列回路が、前記回り込み防止用ダイオードのカ
ソード側を第2電源ライン側に向けて前記両電源ライン
を連結するよう介挿されている。
【0019】前記第1電源ラインLV1及びLV2の一
端側は、直流電源Eの正極側ラインPに個別に接続さ
れ、この接続部には選択用スイッチ手段としての第1電
源ライン選択スイッチS10及びS20が介挿されてい
る。前記第2電源ラインLH1,LH22の一端側は、
直流電源Eの負極側ラインNに個別に接続され、この接
続部には選択用スイッチ手段としての第2電源ライン選
択スイッチS01及びS02が介挿されている。
【0020】つまり、第1電源ライン選択スイッチS1
0,S20と第2電源ライン選択スイッチS01,S0
2との選択操作により、所望のリレー素子RY11,R
Y21,RY12,RY22を選択して動作させるマト
リックス形選択回路が構成されている。前記第2電源ラ
インLH1,LH2の他端側は、ダイオード異常箇所検
出回路1に接続されている。ダイオード異常箇所検出回
路1は、第2電源ラインLH1及びLH2と正極側ライ
ンPとの間に介挿された抵抗R1及びR2と、正極側ラ
インPと負極側ラインNとの間に接続されて高電位の基
準電圧E01を作る分圧抵抗R3,R5と、正極側ライン
Pと負極側ラインNとの間に接続されて低電位の基準電
圧E02を作る分圧抵抗R4,R6と、第2電源ラインL
H1,LH2の電圧を分圧抵抗R3,R5で形成される
高電位の基準電圧E01と比較する第1の比較手段として
のコンパレータCP0,CP2と、第2電源ラインLH
1,LH2の電圧を分圧抵抗R4,R6で形成される低
電位の基準電圧E02と比較する第2の比較手段としての
コンパレータCP1,CP3と、前記第1電源ライン選
択スイッチS10、S20と第2電源ライン選択スイッ
チS01、S02の選択状態と前記コンパレータCP
0、CP1、CP2及びCP3からの比較出力S0,S
1,S2及びS3とに基づいて短絡異常の回り込み防止
用ダイオードの接続箇所を検出する異常箇所検出手段と
しての異常箇所検出回路2とを有して構成されている。
【0021】ここで、高電位の基準電圧E01は所定の回
り込み防止用ダイオードに短絡異常があって、この回り
込み防止用ダイオードのカソード側が接続サレテイル第
2電源ラインにも電流が流れるときの第2電源ラインの
電圧よりも大きく、直流電源Eの電圧よりも小さい値に
設定されている。具体的には、本実施例では、直流電源
電圧を5V、各リレー素子RY11,RY21,RY1
2,RY22のコイル抵抗値はすべて等しいものとして
おり、基準電圧E01が3.3 V<E01<5Vの高電位とな
るよう抵抗R3,R5の各抵抗値が設定され、基準電圧
02 が0V<E02<1Vの低電位となるよう抵抗R4,
R6の抵抗値が設定されている。また、抵抗R1,R2
の値は、第2電源ライン選択スイッチS01またはS0
2をオンにしたとき、回り込み防止用ダイオードD1
1,D21,D12,D22の少なくとも1個に短絡異
常があってもリレー素子RY11,RY21,RY1
2,RY22が動作しないよう各抵抗値を10kΩ(キ
ロオーム)という大きな抵抗値に設定されている。
【0022】一方、コンパレータCP0及びCP2は、
第2電源ラインLH1と抵抗R1との接続部P1におけ
る電圧VP1及び第2電源ラインLH2と抵抗R2との
接続部P2における電圧VP2を、基準電圧E01と比較
してVP1≧E01及びVP2≧E01となるとき論理値
“1”を、VP1<E01及びVP2<E01となるとき論
理値“0”の比較出力S0及びS2を出力し、コンパレ
ータCP1及びCP3は、電圧VP1及び電圧VP2
を、基準電圧E02と比較してVP1≦E02及びVP2≦
02となるとき論理値“1”を、また、VP1>E02
びVP2>E02となるとき論理値“0”の比較出力S1
及びS3を出力するよう構成されている。
【0023】また、前記異常箇所検出回路2には第1と
第2電源ライン選択スイッチS10,S20,S01,
S02に連動するスイッチ接点r11,r21,r12
及びr22が接続されている。異常箇所検出回路2は、
前記比較出力S0,S1,S2,S3と、スイッチ接点
S10a,S20a,S01a,S02aからの出力を
利用して短絡異常の回り込み防止用ダイオードを特定す
る構成になっている。
【0024】例えば、第1電源ライン選択スイッチS1
0と第2電源ライン選択スイッチS01とをオンにして
リレー素子RY11を動作させたとき、リレー素子RY
11が接続されない第1電源ラインLV2と第2電源ラ
インLH2間に介挿されている回り込み防止用ダイオー
ドD22に短絡異常がなければ、電流は第1電源ライン
選択スイッチS10を経てリレー素子RY11と回り込
み防止用ダイオードD11を通り、第2電源ライン選択
スイッチS01を経て流れる。したがって、第2電源ラ
インLH1と抵抗R1との接続部P1での電圧VP1は
0Vになり、第2電源ラインLH2と抵抗R2との接続
部P2での電圧VP2は電圧は5Vとなる。次いで、ダ
イオード異常箇所検出回路1において、前記電圧VP1
と電圧VP2がコンパレータCP0,CP2にて高電位
の基準電圧E01と、コンパレータCP1,CP3にて低
電位の基準電圧E02と比較され、コンパレータCP0,
CP1,CP2及びCP3からの比較出力S0,S1,
S2及びS3は夫々論理値“0”,“1”,“1”及び
“0”となる。
【0025】また,前記回り込み防止用ダイオードD2
2に短絡異常があれば、電流は上記経路を通って流れる
他に、図中の点線で示すように電流はリレー素子RY1
2、回り込み防止用ダイオードD12、回り込み防止用
ダイオードD22、リレー素子RY22、リレー素子R
Y21、回り込み防止用ダイオードD21の順にも流れ
る。したがって、電圧VP1は0Vのままであるが、電
圧VP2は5V×2/3≒3.3 Vに変化する。そして、
各比較出力S0,S1,S2及びS3は夫々論理値
“0”,“1”,“0”及び“0”となる。
【0026】以下同様にして、第1電源ライン選択スイ
ッチS10、S20と第2電源ライン選択スイッチS0
1、S02とを選択操作して所望のリレー素子を動作さ
せたとき、該リレー素子が接続されない第1電源ライン
LV1またはLV2、第2電源ラインLH1またはLH
2に接続される回り込み防止用ダイオードの短絡異常の
有無により、各第2電源ラインLH1及びLH2の抵抗
R1及びR2との接続部P1及びP2での電圧VP1,
VP2が変化し、当然比較出力S0,S1,S2,S3
も変化する。前記回り込み防止用ダイオードに短絡異常
がなく正常である場合には、表1に示すような比較出力
が得られ、該回り込み防止用ダイオードに短絡異常があ
れば、表2に示すような比較出力が得られる。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】そこで、例えば、第1及び第2電源ライン
選択スイッチS20及びS01を選択してリレー素子R
Y21を動作させたとき比較出力S1とS2の論理値が
共に“1”であり、比較出力S0とS3の論理値が共に
“0”であれば、表1の番号2に相応するものとして回
り込み防止用ダイオードD12は短絡異常がなく正常で
あると検出し、一方、同様にリレー素子RY21を動作
させたとき比較出力S1のみの論理値が“1”であり、
比較出力S0,S2,S3の論理値が全て“0”であれ
ば、表2の番号2に相応するものとして回り込み防止用
ダイオードD12の短絡異常を検出するよう異常箇所検
出回路2は構成されている。
【0030】一方,本実施例のマトリックス形選択回路
には、リレー素子RY11,RY21,RY12及びR
Y22の作動状態に応動するスイッチング素子としての
接点r11,r21,r12及びr22を含んで構成さ
れるリレー動作異常検出回路3が接続されている。この
リレー動作異常検出回路3は、直流電源。E1 の正極側
ラインP1 と負極側ラインN1 との間に接続される動作
検出回路PAと基抵抗R8との直列回路と、正極側ライ
ンP1 と負極側ラインN1 との間に接続されて低電位の
基準電圧E03を作る分圧抵抗R11,R14と、正極側
ラインP1 と負極側ラインN1 との間に接続されて中電
位の基準電圧E04を作る分圧抵抗R12,R15と、正
極側ラインP1 と負極側ラインN1 との間に接続されて
高電位の基準電圧E05を作る分圧抵抗R13,R16
と、動作検出回路PAと基抵抗R8との接続部点P5の
動作電圧VP5を分圧抵抗R11,R14で形成される
低電位の基準電圧E03と比較する第3の比較手段として
のコンパレータCP4と、前記動作電圧VP5を分圧抵
抗R12,R15で形成される中電位の基準電圧E04
比較する第4の比較手段としてのコンパレータCP5
と、前記動作電圧VP5を分圧抵抗R13,R16で形
成される高電位の基準電圧E05と比較する第5の比較手
段としてのコンパレータCP6と、前記第1電源ライン
選択スイッチS10、S20と第2電源ライン選択スイ
ッチS01、S02の選択状態と前記コンパレータCP
4、CP5及びCP6からの比較出力S4,S5及びS
6とに基づいて動作異常のリレー素子を検出する動作異
常検出手段としての異常検出回路4とを有して構成され
ている。
【0031】ここで、動作検出回路PAは一端が正極側
ラインP1 に並列に接続された各接点r11,r21,
r12及びr22の他端に付加抵抗R17,R18,R
19及びR20を直列に接続し、付加抵抗R17〜R2
0の他端を互いに接続した構成を有する。また、コンパ
レータCP4,CP5及びCP6は、動作電圧VP5を
基準電圧E03,E04及びE05と比較してVP5≦E03
VP5≧E04及びVP5≧E05となるとき論理値“1”
の比較出力S4,S5及びS6を、また、VP5>
03,VP5<E04及びVP5<E05となるとき論理値
“0”の比較出力S4,S5及びS6を出力するよう構
成されている。
【0032】具体的な基準電圧E03, 04, 05の値に
ついては、本実施例では、直流電源E1 の電圧を5V、
基抵抗R8の抵抗値を1kΩ、抵抗R17〜R20の抵
抗値を4kΩと設定しており、基準電圧E03,E04,E
05の値がそれぞれ0V<E03<0.5 V,0.5 V<E04
1V, 1V<E05<1.6 Vとなるように, 抵抗体R11
〜R16の各抵抗値が設定されている。つまり、リレー
素子RY11,RY21,RY12,RY22のうち1
個も選択されず動作していないとき、接続部点P5の動
作電圧VP5は0Vであり、選択したリレー素子が1個
だけ正常に動作しているときは、動作電圧VP5は5V
×1/5=1Vであり、リレー素子が2個動作するとき
は、動作電圧VP5は5V×1/3=1.66Vであり、所
定の回り込み防止用ダイオードの短絡異常によってリレ
ー素子が2個以上動作すると、動作電圧VP5は1.66V
以上となることを基準にして各基準電圧E03, 04,
05が設定されている。
【0033】また、異常検出回路4には第1と第2電源
ライン選択スイッチS10,S20,S01,S02の
作動状態を検出するスイッチ接点r11,r21,r1
2及びr22が個別に接続されている。異常検出回路4
は、コンパレータCP4,CP5及びCP6からの比較
出力S4,S5及びS6と、スイッチ接点S10a,S
20a,S01a,S02aからの出力を利用してリレ
ー素子RY11,RY21,RY12,RY22の動作
状態、つまり第1と第2電源ライン選択スイッチS1
0,S20,S01,S02の操作により選択した所望
のリレー素子が正常に動作しているか否かが検出される
よう構成されている。
【0034】例えば、第1及び第2電源ライン選択スイ
ッチS10及びS01を選択してリレー素子RY11を
動作させたときには、リレー素子RY11が正常であれ
ば、リレー素子RY11の作動状態に応動する接点r1
1がオンとなり、また、回り込み防止用ダイオードD2
2に短絡異常がなければ、動作検出回路PAにおいて、
この接点r11を含む直列回路のみが導通するため動作
検出回路PAと基抵抗R8との接続部点P5での動作電
圧VP5は本実施例では,5V×1/5=1Vとなる。
そして、コンパレータCP4,CP5及びCP6からの
各比較出力S4,S5及びS6の各論理値は夫々
“0”,“1”及び“0”となる。
【0035】また、同様にリレー素子RY11を動作さ
せたとき、このリレー素子RY11に動作異常があると
きは接点r11がオフのままであるため、電圧VP5は
0Vのままであり、各比較出力S4,S5及びS6の各
論理値は夫々“1”,“0”及び“0”となる。さら
に、同様にリレー素子RY11を動作させたとき、回り
込み防止用ダイオードD22に短絡異常があるときに
は、リレー素子RY11の作動状態を検出する接点r1
1がオンとなり、電流はリレー素子RY11に流れる
他、前記したようにリレー素子RY12,RY22,R
Y21にも流れ込む。したがって、動作検出回路PAを
構成する全直列回路が導通するため、接続部点P5での
動作電圧VP5は,5V×1/2=2.5 Vとなる。そし
て、コンパレータCP4,CP5及びCP6からの各比
較出力S4,S5及びS6の各論理値は夫々“0”,
“1”及び“1”となる。
【0036】このようにコンパレータCP4、CP5及
びCP6から出力される各比較出力は、選択したリレー
素子の動作状態と、このリレー素子に対する所定の回り
込み防止用ダイオードの短絡異常の有無に応じたものと
なる。異常検出回路4では、第1及び第2電源ライン選
択スイッチS10,S20,S01,S02の選択態様
とコンパレータCP4、CP5及びCP6からの比較出
力に基づいて動作異常のあるリレー素子RY11〜RY
22を特定して検出し、回り込み防止用ダイオードD1
1〜D22の短絡異常の有無を検出している。例えば、
第1と第2電源ライン選択スイッチS10とS01を選
択してリレー素子RY11を動作させた場合に、コンパ
レータCP4、CP5及びCP6からの比較出力が夫々
論理値“1”,“0”及び“0”となってリレー素子が
動作していない状態の比較出力が出力されたとき、リレ
ー素子RY11に動作異常があると検出されるよう構成
されている。
【0037】次に、上記構成のマトリックス形選択回路
の回路動作を説明する。例えば、第1電源ライン選択ス
イッチS10と第2電源ライン選択スイッチS01とを
オンにしてリレー素子RY11を動作させる。このと
き、リレー素子RY11が正常に動作し、かつ、回り込
み防止用ダイオードD22に短絡異常がなければ、電圧
VP1は0Vに、電圧VP1は5Vになり、ダイオード
異常箇所検出回路1にてコンパレータCP0,CP1,
CP2及びCP3から比較出力S0,S1,S2及びS
3として夫々論理値“0”,“1”,“1”及び“0”
が出力され、異常箇所検出回路2において、表1の番号
1に相応するものと判断されて回り込み防止用ダイオー
ドD22が短絡異常していないことが検出される。ま
た、リレー動作異常検出回路3では動作電圧VP5が1
Vとなるため、コンパレータCP4,CP5及びCP6
からの比較出力S4,S5及びS6は夫々論理値
“0”,“1”及び“0”となり、異常検出回路4にて
リレー素子RY11が正常に動作しており、回り込み防
止用ダイオードD22が短絡異常していないことが検出
される。
【0038】一方、リレー素子RY11の動作が正常
で、かつ、回り込み防止用ダイオードD22に短絡異常
がある場合には、電圧VP1は0Vとなり,VP2は3.
3 Vとなるためダイオード異常箇所検出回路1にてコン
パレータCP0,CP1,CP2,CP3からの比較出
力S0,S1,S2及びS3は論理値“0”,“1”,
“0”及び“0”となり異常箇所検出回路2にて表2の
番号1に相応するものと判断して回り込み防止用ダイオ
ードD22に短絡異常があることが検出される。さら
に、リレー動作異常検出回路3にて動作電圧VP5は2.
5 Vとなり、コンパレータCP4,CP5及びCP6か
らの比較出力S4,S5及びS6は夫々論理値“0”,
“1”及び“1”となるため、異常検出回路4にて回り
込み防止用ダイオードD22の短絡異常が検出される。
【0039】以上のように本実施例によれば、従来のよ
うに回路を2重の構成にしなくてもよいため、従来に比
べて部品点数が少なくなり、所要スペースを小さくで
き、低コスト化が達成できる。また、短絡異常のある回
り込み防止用ダイオードの接続箇所が特定できるため、
メンテナンス作業が容易となる。
【0040】さらに、動作異常検出手段を設けているの
で、第1と第2電源ライン選択スイッチS10,S2
0,S01,S02によって選択されたリレー素子が正
常に動作しているか否かを検出することができ、また、
動作に異常のあるリレー素子を特定できる。したがっ
て、メンテナンス作業が一層容易になる。なお、上記実
施例においては、夫々2本の第1電源ラインLV1,L
V2、第2電源ラインLH1,LH2を設けたが、各電
源ラインを3本以上ずつ設け、それらが交差する交点近
傍にリレー素子と回り込み防止用ダイオードとを両電源
ライン間に介挿するようにしてもよい。各電源ラインを
2本ずつ設けた場合には、上記のように短絡異常の回り
込み防止用ダイオードの接続箇所を特定できるが、各電
源ラインを3本以上ずつ設けた場合には、短絡異常の回
り込み防止用ダイオードがある第2電源ラインの箇所を
特定でき、短絡異常の回り込み防止用ダイオードがある
第1電源ラインは選択した第1電源ライン以外であると
特定できる。
【0041】また、各電源ラインを3本以上ずつ設けた
場合にも、第電源ラインの電圧を検出する手段を設け
れば、短絡異常の回り込み防止用ダイオードの両電源ラ
インの接続箇所を特定できる。さらに、上記実施例にお
いて、作動手段としてリレー素子RY11,RY21,
RY12,RY22を用いて説明したが、通電によって
作動するものならば、その他の素子や装置でもよい。
【0042】さらに、直流電源E、E1 の電圧値や、抵
抗R1,R2、基抵抗R8、分圧抵抗R3〜R6、R1
1〜R16、付加抵抗R17〜R20の抵抗値は、上記
実施例に挙げたものに限定するものでない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるマ
トリックス形選択回路によれば、回り込み防止用ダイオ
ードのカソード側が向けられている第2電源ラインの電
圧を取り出し、この電圧の変化によって回り込み防止用
ダイオードの短絡異常を検出する異常箇所検出手段を備
えたので、従来のように回路構成を2重に構成する必要
がなくなり、部品点数が少なくなって、所要スペースも
小さくてすみ、低コストとなり、さらには短絡異常の回
り込み防止用ダイオードの接続箇所を特定することがで
きるため、メンテナンス作業が容易となる効果が得られ
る。
【0044】さらに、動作異常検出手段を備えたものに
あっては、作動手段の動作状態も検出され、動作異常の
ある作動手段を特定できるのでメンテナンス作業がさら
に容易となる。さらに、異常箇所検出手段及び動作異常
検出手段を備えたものにあっては、上記のような回路の
部品点数が少なくなり、短絡異常の回り込み防止用ダイ
オードの接続箇所を特定できると共に、動作異常のある
作動手段を特定できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す回路構成図であ
る。
【図2】従来例のマトリックス形選択回路の説明図であ
る。
【符号の説明】
RY11,RY21,RY12,RY22 リレー素子
(作動手段) D11,D21,D12,D22 回り込み防止用ダイ
オード r11,r21,r12,r22 リレー素子の接点
(スイッチング素子) R8 基抵抗 R17,R18,R19,R20 付加抵抗 P,P1 正極側ライン N,N1 負極側ライン PA 動作検出回路 E,E1 直流電源 E01,E02,E03,E04,E05 基準電圧 LV1,LV2 第1電源ライン LH1,LH2 第2電源ライン S10,S20 第1電源ライン選択スイッチ(選択用
スイッチ手段) S01,S02 第2電源ライン選択スイッチ(選択用
スイッチ手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の正極側ライン及び負極側ライ
    ンに個別に接続され、互いに交差するよう配設された複
    数の第1電源ライン及び第2電源ラインと、両電源ライ
    ンの交点近傍で当該第1電源ライン及び第2電源ライン
    間に介挿された通電によって作動状態となる作動手段及
    びカソード側を第2電源ライン側とする回り込み防止用
    ダイオードの直列回路と、前記正極側ライン及び負極側
    ラインと各第1電源ライン及び第2電源ラインとの接続
    部に配設された選択用スイッチ手段とを備えたマトリッ
    クス形選択回路において、前記各第2電源ラインの電圧
    高電位の基準電圧とを個別に比較する複数の第1の比
    較手段と、前記第2電源ラインの電圧低電位の基準電
    とを個別に比較する複数の第2の比較手段と、前記
    第1の比較手段と第2の比較手段からの比較出力と前
    記選択スイッチの選択状態とに基づいて前記回り込み防
    止用ダイオードの短絡異常を検出する異常箇所検出手段
    とを備えたことを特徴とするマトリックス形選択回路。
  2. 【請求項2】 直流電源の正極側ライン及び負極側ライ
    ンに個別に接続され、互いに交差するよう配設された複
    数の第1電源ライン及び第2電源ラインと、両電源ライ
    ンの交点近傍で当該第1電源ライン及び第2電源ライン
    間に介挿された通電によって作動状態となる作動手段及
    びカソード側を第2電源ライン側とする回り込み防止用
    ダイオードの直列回路と、前記正極側ライン及び負極側
    ラインと各第1電源ライン及び第2電源ラインとの接続
    部に配設された選択用スイッチ手段とを備えたマトリッ
    クス形選択回路において、直流電源に接続された前記各
    作動手段の作動状態に個別に応動するスイッチング素子
    と付加抵抗との直列回路を並列に接続した動作検出回路
    と基抵抗との直列回路と、該直列回路の動作検出回路及
    び基抵抗の接続部点における動作電圧を低電位の基準電
    圧と比較する第3の比較手段と、前記動作電圧を中電位
    の基準電圧と比較する第4の比較手段と、前記動作電圧
    を高電位の基準電圧と比較する第5の比較手段と、前記
    第3の比較手段、第4の比較手段及び第5の比較手段か
    らの比較出力と前記選択スイッチの選択状態とに基づい
    て前記作動手段の選択動作異常状態を検出する動作異常
    検出手段とを備えたことを特徴とするマトリックス形選
    択回路。
  3. 【請求項3】 直流電源の正極側ライン及び負極側ライ
    ンに個別に接続され、互いに交差するよう配設された複
    数の第1電源ライン及び第2電源ラインと、両電源ライ
    ンの交点近傍で当該第1電源ライン及び第2電源ライン
    間に介挿された通電によって作動状態となる作動手段及
    びカソード側を第2電源ライン側とする回り込み防止用
    ダイオードの直列回路と、前記正極側ライン及び負極側
    ラインと各第1電源ライン及び第2電源ラインとの接続
    部に配設された選択用スイッチ手段とを備えたマトリッ
    クス形選択回路において、前記各第2電源ラインの電圧
    高電位の基準電圧とを個別に比較する複数の第1の比
    較手段と、前記第2電源ラインの電圧低電位の基準電
    とを個別に比較する複数の第2の比較手段と、前記
    第1の比較手段と第2の比較手段からの比較出力と前
    記選択スイッチの選択状態とに基づいて前記回り込み防
    止用ダイオードの短絡異常を検出する異常箇所検出手段
    とを備え、さらに前記直流電源に接続された前記各作動
    手段の作動状態に個別に応動するスイッチング素子と付
    加抵抗との直列回路を並列に接続した動作検出回路と基
    抵抗との直列回路と、該直列回路の動作検出回路及び基
    抵抗の接続部点における動作電圧を低電位の基準電圧と
    比較する第3の比較手段と、前記動作電圧を中電位の基
    準電圧と比較する第4の比較手段と、前記動作電圧を高
    電位の基準電圧と比較する第5の比較手段と、前記第3
    の比較手段、第4の比較手段及び第5の比較手段からの
    比較出力と前記選択スイッチの選択状態とに基づいて前
    記作動手段の選択動作異常状態を検出する動作異常検出
    手段とを備えたことを特徴とするマトリックス形選択回
    路。
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