JP2011171547A - 発光ダイオードの故障検出回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成及び処理で複数の発光ダイオードの故障検出を行うことができる発光ダイオード故障検出回路を提供する。
【解決手段】複数の発光ダイオード10の断線状態を検出するオープン故障検出回路2と短絡状態を検出するショート故障検出回路3とを備え、オープン故障検出回路2は、複数のトランジスタ31夫々の出力の論理和をとるための論理和回路を構成する複数のダイオード21と、該論理和回路の出力と基準電圧とを比較する比較器23とを有し、ショート故障検出回路3は、表示装置90を構成する複数の発光ダイオード10夫々が短絡状態になった場合にオフするように複数の発光ダイオード10夫々に接続したトランジスタ31と、複数のトランジスタ31夫々の出力の論理和をとるための論理和回路を構成する複数のダイオード35と、該論理和回路の出力によりオン、オフするトランジスタ36とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオード(LED)の短絡(ショート)と断線(オープン)の両方の故障を検出可能な発光ダイオードの故障検出回路に関する。
近年、自動車等の表示灯用発光源として、長寿命で、かつ低消費電力の発光ダイオードが用いられてきている。発光ダイオードのショート故障とオープン故障の両方の故障を検出することは、自動車等の安全性・確実性が優先される用途では、フェールセーフの観点から非常に重要である。発光ダイオードの故障を検出するものとして、例えば特許文献1、特許文献2で開示されているものがある。
例えば、特許文献1で開示された電子機器は、発光ダイオードの端子間の電圧と基準電圧Vd及び基準電圧Vt(Vd>Vt)とを比較し、端子間電圧が基準電圧Vd以上のときに断線検出信号Sdを出力し、端子間電圧が基準電圧Vt以下のときに短絡検出信号Stを出力する故障表示部を備えることで、発光ダイオードの短絡状態の故障検出が図れるようにしている。
ところで、発光ダイオードを表示装置に適用する場合、複数の発光ダイオードを基板に配列することが考えられる。この場合、個々の発光ダイオードのオープン及びショート故障を検出する必要がある。
図7は本発明者等が過去検討してきた複数の発光ダイオードから故障発生の発光ダイオードを検出可能にした発光ダイオード故障検出回路100を示す回路図である。同図において、発光ダイオード故障検出回路100は、複数の発光ダイオード10及び複数の発光ダイオード10をPWM(Pulse Width Modulation)信号に従ってオン・オフするスイッチ回路11からなる表示装置90における故障検出を行うように構成されている。発光ダイオード故障検出回路100は、アナログスイッチ回路102と、比較器103及び104と、第1の基準電圧出力回路105と、第2の基準電圧出力回路106と、判定回路107とを備えて構成される。また、スイッチ回路11は、FET111と、ゲートバイアス生成用の抵抗112と、入力抵抗113とから構成されており、入力抵抗113を介してFET111のゲートにPWM信号が入力される。なお、複数の発光ダイオード10のそれぞれのカソード側に抵抗12が接続されている。
アナログスイッチ回路102は、複数の入力ポートと1つの出力ポートを有し、判定回路107より与えられるポート選択信号に従って入力ポートを切換える。アナログスイッチ回路102の入力ポートには発光ダイオード10のカソード電圧(以下、ダイオード電圧という)が入力される。即ち、複数の発光ダイオード10のそれぞれに接続された抵抗12の両端に発生する電圧がダイオード電圧としてアナログスイッチ回路102の各ポートに入力される。アナログスイッチ回路102は、ポート選択信号で指定された入力ポートに入力されたダイオード電圧を取り込んで出力ポートから出力する。なお、ダイオード電圧はスイッチ回路11によってPWM駆動された結果の電圧であるのでパルス状となる。
一方の比較器103は、アナログスイッチ回路102で取り込まれたダイオード電圧と第1の基準電圧出力回路105からの第1の基準電圧とを比較し、その比較結果を出力する。第1の基準電圧出力回路105は、発光ダイオード10のオープン故障を検出するための第1の基準電圧に設定される。
他方の比較器104は、アナログスイッチ回路102で取り込まれたダイオード電圧と第2の基準電圧出力回路106からの第2の基準電圧を比較し、その比較結果を出力する。第2の基準電圧出力回路106は、発光ダイオード10のショート故障の発生を検出するための第2の基準電圧に設定される。
判定回路107はCPU(Central Processing Unit)を含み、アナログスイッチ回路102にポート選択信号を与えると共に、比較器103及び104の出力を取り込んで複数の発光ダイオード10それぞれの断線/短絡を判定する。判定回路107がアナログスイッチ回路102に対して、複数の入力ポートを1つずつ順番に指定することで、複数の発光ダイオード10それぞれに対応するダイオード電圧が順次取り込まれ、比較器103及び104のそれぞれで基準電圧と比較される。そして、比較器103及び104それぞれの比較結果を判定回路107が取り込み、断線状態又は短絡状態になっている発光ダイオード10を判定する。
特開平5−283748号公報 特開2008−045909号公報
しかしながら、上記発光ダイオードの故障検出回路では、以下に示す問題がある。
(1)発光ダイオード10の数が増えるとアナログスイッチ回路102が大規模になり、コストアップになる。
(2)複数の発光ダイオード10から1個を選択し、選択した発光ダイオード10のダイオード電圧を検出するという複雑な処理になる。
(3)発光ダイオード10を1個ずつ選択してダイオード電圧を検出するため、検出のタイムラグが大きくなり、故障検出に時間がかかる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成及び処理で複数の発光ダイオードの故障検出を行うことができる発光ダイオードの故障検出回路を提供することを目的とする。
本発明の発光ダイオードの故障検出回路は、複数の発光ダイオードを点灯させる駆動手段と、複数の前記発光ダイオードのオープン故障を検出するオープン故障検出手段と、複数の前記発光ダイオードのショート故障を検出するショート故障検出手段と、からなる発光ダイオードの故障検出回路であり、前記駆動手段は、前記発光ダイオードのアノードが接続される電源と、前記各発光ダイオードのカソードに一端が接続される各々の電流制限抵抗と、前記発光ダイオードの点灯制御をするオン/オフスイッチとからなり、前記電流制限抵抗の他端が前記オン/オフスイッチを介して接地可能に構成され、前記オープン故障検出手段は、前記各発光ダイオード各々のカソード電位の論理和を検出する複数の第1のダイオードで構成された第1の論理和回路を有し、前記第1の論理和回路の出力に基づいて前記発光ダイオードのオープン故障を判定し、前記ショート故障検出手段は、前記各発光ダイオードそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する前記発光ダイオードの端子間に発生する順方向電圧でオンする複数の第1のトランジスタと、前記複数の第1のトランジスタの出力の論理和を検出する複数の第2のダイオードで構成された第2の論理和回路とを有し、前記第2の論理和回路の出力に基づいて前記発光ダイオードのショート故障を判定することを特徴とする。
この構成によれば、複数の発光ダイオードのオープン及びショート故障の双方を一度に検出することができるので、検出時間の短縮化が図れる。また、複数の発光ダイオードを1つずつ切換えるためのアナログスイッチ回路を持たないため、故障検出処理が簡単で、コストアップを最小限に抑えることができる。
また本発明は、上記発光ダイオードの故障検出回路において、前記オン/オフスイッチが駆動信号に基づいて各前記電流制限抵抗の他端を所定時間だけ接地し、前記第1のダイオードは、アノードが他の第1のダイオードのアノードと共通接続されると共に第1の抵抗を介して前記電源に接続され、カソードが対応する前記発光ダイオードのカソードにそれぞれ接続され、前記オープン故障検出手段は、前記電源の電源電圧を分圧して生成された基準電圧と、前記第1の論理和回路の出力とを比較する比較器を有することを特徴とする。
この構成によれば、オープン故障が発生した発光ダイオードは、オン/オフスイッチによりカソードが接地されても順方向電流が流れないので、電源電圧から電圧降下分だけ下がった電位がカソード電位として現れない。このため、導通した第1のダイオードのカソードがオン/オフスイッチを介して接地された際には、比較器入力が大幅に低下する。比較器は、第1のダイオードからなる論理和回路の出力が基準電圧よりも小さくなった場合にローレベル出力するように構成されていれば、オン/オフスイッチのオン/オフ動作に連動して比較器からパルス状の出力波形が得られ、オープン故障の発生が検出される。しかも、オープン故障の検出に用いる基準電圧として、電源電圧を分圧した電圧値を基準にして生成された基準電圧を用いるので、電源電圧の大きいバッテリー電源を用いた場合にも対応可能である。
また本発明は、上記発光ダイオードの故障検出回路において、前記オン/オフスイッチが駆動信号に基づいて各前記電流制限抵抗の他端を所定時間だけ接地し、各前記第1のトランジスタは、ベースが対応する前記発光ダイオードのカソードに接続され、エミッタが前記電源に接続され、コレクタが第2の抵抗を介して接地され、前記ショート故障検出手段は、エミッタが故障判定用の電源に接続され、コレクタが第3の抵抗を介して接地され、コレクタ電位がショート故障検出用出力となる第2のトランジスタを有し、各前記第2のダイオードは、アノードが他の第2のダイオードのアノードと共通接続されると共に前記第2のトランジスタのベース側へ接続され、カソードが対応する前記第1のトランジスタのコレクタにそれぞれ接続されることを特徴とする。
この構成によれば、ショート故障が発生した発光ダイオードが存在すると、オン/オフスイッチのオン/オフ動作に関係なく、ショート故障の発生した発光ダイオードに対応した第1のトランジスタが非導通となる。非導通を維持したままの第1のトランジスタに接続された第2のダイオードが導通し続けて第2のトランジスタがオンし続けるので、第2のトランジスタの出力がフラットとなってショート故障の発生が検出される。
また、本発明の発光ダイオードの故障検出回路は、複数の発光ダイオードを点灯させる駆動手段と、複数の前記発光ダイオードのオープン故障を検出するオープン故障検出手段と、複数の前記発光ダイオードのショート故障を検出するショート故障検出手段とからなる発光ダイオードの故障検出回路であり、前記駆動手段は、前記各発光ダイオードのアノードに一端が接続される各々の電流制限抵抗と、前記電流制限抵抗の他端が接続される電源と、前記発光ダイオードの点灯制御をするオン/オフスイッチとからなり、前記発光ダイオードのカソードが前記オン/オフスイッチを介して接地可能に構成され、前記オープン故障検出手段は、各前記発光ダイオード各々のアノード電位の論理和を検出する複数の第1のダイオードで構成された第1の論理和回路を有し、前記第1の論理和回路の出力に基づいて前記発光ダイオードのオープン故障を判定し、前記ショート故障検出手段は、前記各発光ダイオード各々のアノード電位の論理和を検出する複数の第2のダイオードで構成された第2の論理和回路を有し、前記第2の論理和回路の出力に基づいて前記発光ダイオードのショート故障を判定することを特徴とする。
この構成によれば、発光ダイオードの順方向電圧に基づいてオープン及びショート故障を検出するようにしたので、オープン故障検出側とショート故障検出側とを同じ回路構成にすることができると共に、ショート故障検出のためのトランジスタを削減でき、回路構成の簡略化を図ることができる。
上記発光ダイオードの故障検出回路において、前記オン/オフスイッチが駆動信号に基づいて各前記発光ダイオードのカソードを所定時間だけ接地し、前記第1のダイオードは、カソードが他の第1のダイオードのカソードと共通接続されると共に第1の抵抗を介して接地され、アノードが対応する前記発光ダイオードのアノードにそれぞれ接続され、前記オープン故障検出手段は、前記各第1のダイオードのカソード側共通接続点の電圧と前記発光ダイオードの順方向電圧よりも高い第1の基準電圧とを比較する第1の比較器を有することを特徴とする。
この構成によれば、1つの発光ダイオードであってもオープン故障が発生すると、オン/オフスイッチがオープン故障の発生している発光ダイオードのカソードを接地しても、当該発光ダイオードに電流が流れないので電圧降下が発生せず、電源電圧が第1のダイオードを介して第1の比較器に印加される。その結果、オン/オフスイッチのオン/オフ動作に関係なく、第1の比較器には第1の基準電圧よりも大きい論理和回路出力(電源電圧)が入力し続けるので、オープン故障が発生していると判断できる。
上記発光ダイオードの故障検出回路において、前記オン/オフスイッチが駆動信号に基づいて前記各発光ダイオードのカソードを所定時間だけ接地し、前記第2のダイオードは、アノードが他の第1のダイオードのアノードと共通接続されると共に第2の抵抗を介して前記電源に接続され、カソードが対応する前記発光ダイオードのアノードにそれぞれ接続され、前記ショート故障検出手段は、各前記第2のダイオードのアノード側共通接続点の電圧と前記発光ダイオードの順方向電圧よりも低い第2の基準電圧とを比較する第2の比較器を有することを特徴とする。
この構成によれば、1つの発光ダイオードであってもショート故障が発生すると、オン/オフスイッチのオン時に、ショート故障が発生している発光ダイオードのアノードの電圧が0Vになるので、第2の比較器には第2の基準電圧よりも小さい第2のダイオードの順方向電圧(0.6V)が入力することとなり、正常時にはフラットな第2の比較器出力がパルス状となるのでショート故障が発生していると判断できる。
本発明によれば、簡単な構成及び処理で複数の発光ダイオードの断線及び短絡の双方の故障検出を行うことができる発光ダイオードの故障検出回路を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る発光ダイオード故障検出回路を示す回路図である。 実施の形態1に係る発光ダイオード故障検出回路のオープン故障検出回路の動作を説明するための波形図である。 実施の形態1に係る発光ダイオード故障検出回路のショート故障検出回路の動作を説明するための波形図である。 本発明の実施の形態2に係る発光ダイオード故障検出回路を示す回路図である。 実施の形態2に係る発光ダイオード故障検出回路のオープン故障検出回路の動作を説明するための波形図である。 実施の形態2に係る発光ダイオード故障検出回路のショート故障検出回路の動作を説明するための波形図である。 従来の発光ダイオード故障検出回路を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る発光ダイオード故障検出回路を示す回路図である。本実施の形態の発光ダイオード故障検出回路1は、複数の発光ダイオード10のオープン(断線)状態を検出するオープン故障検出回路2と、複数の発光ダイオード10のショート(短絡)状態を検出するショート故障検出回路3と、オープン故障検出回路2及びショート故障検出回路3それぞれの出力を取り込み、発光ダイオード10についてオープン故障及びショート故障の発生の有無を判定する判定回路4と、を備える。本発明の実施の形態1では、複数の発光ダイオード10及び複数の発光ダイオード10をPWM信号に従ってオン・オフするスイッチ回路11からなる表示装置90における各発光ダイオードの故障検出を行うものとして説明する。
オープン故障検出回路2は、複数の発光ダイオード10のそれぞれに対応して設けられた複数のダイオード21(第1のダイオード)と、電流制限用の抵抗22と、比較器23と、基準電圧生成用の抵抗24及び25とを備える。複数のダイオード21それぞれのカソードがそれぞれ対応する発光ダイオード10のカソードと接続されている。また、複数のダイオード21それぞれのアノードが共通接続されて抵抗22を介して電源6に接続されており、また比較器23の非反転入力端(+入力端)にも接続されている。抵抗24は、一端が電源6に接続されており、他端が抵抗25の一端に接続されている。抵抗24と抵抗25との接続点が比較器23の反転入力端(−入力端)に接続されている。抵抗25の他端は接地されている。比較器23の−入力には抵抗24及び25で電源電圧(12V)を分圧して生成した基準電圧Vrefが印加される。比較器23の+入力には基準電圧Vrefが印加される。基準電圧Vrefは、正常な発光ダイオード10の電圧降下分(Vf)を電源電圧(12V)から差し引いた値よりも十分に小さくなるように設定される。たとえば、発光ダイオード10の順方向電圧Vfが2.5Vから3.5Vであれば、電源電圧を12Vとして、基準電圧Vref=4Vに設定する。また、比較器23に設定される基準電圧Vrefとの関係で抵抗22の抵抗値が決められる。具体的には、電源電圧(12V)を抵抗22及び抵抗12で分圧した電圧が基準電圧Vrefよりも小さくなるように抵抗22に大きな抵抗値が選択される。
ショート故障検出回路3は、各発光ダイオード10に対応して設けられた複数のPNP型のトランジスタ31と、各トランジスタ31のベースバイアスを生成するための抵抗32と、各トランジスタ31のベースに接続される入力抵抗33と、各トランジスタ31の出力を取り出すための抵抗34と、各発光ダイオード10に対応して設けられた複数のダイオード35(第2のダイオード)と、PNP型のトランジスタ36と、トランジスタ36のベースバイアスを生成するための抵抗37と、トランジスタ36のベースに接続される入力抵抗38と、トランジスタ36の出力を取り出すための抵抗39と、を備えている。
各トランジスタ31は、ベースが入力抵抗33を介して対応する発光ダイオード10のカソードに接続され、エミッタが電源6に接続され、コレクタが抵抗34を介して接地されている。各トランジスタ31のベースとエミッタとの間に抵抗32が接続されている。複数のダイオード35それぞれのカソードが対応するトランジスタ31のコレクタと1対1で接続されている。また、複数のダイオード35それぞれのアノードが共通接続されて抵抗38を介してトランジスタ36のベースに接続されている。トランジスタ36のコレクタが抵抗39を介して接地されており、またトランジスタ36のベースとエミッタとの間に抵抗37が接続されている。また、トランジスタ36のコレクタは判定回路4に接続され、エミッタは電源40(5V)に接続されている。
オープン故障検出について説明する。
図2は、オープン故障検出回路2の動作時の各点における電圧波形を示す図である。図2(a)は正常な発光ダイオードのカソード側電圧の電圧波形図、図2(b)は発光ダイオードが正常時の比較器23の出力(B点)の電圧波形図、図2(c)はオープン故障中の発光ダイオードのカソード側電圧の電圧波形図、図2(d)は発光ダイオードがオープン故障した際の比較器23の出力(B点)の電圧波形図である。
複数の発光ダイオード10の全てが正常の場合の動作を説明する。
スイッチ回路11のFET111がオフ状態では、全ての発光ダイオード10がオフとなるので、発光ダイオード21のカソード電圧が電源電圧(12V)となって(図2(a))、ダイオード21がダイオード21のアノード(A点)に印加されている電源電圧(12V)が比較器23の+入力となる。比較器23は、+入力が−入力である基準電圧Vrefよりも高い値であればハイレベル出力となる(図2(b))。
スイッチ回路11のFET111がオン状態では、発光ダイオード10のカソードがFET111を介して接地されると共に、ダイオード21のカソードがFET111を介して接地される。発光ダイオード10に電流が流れることで電圧降下が生じ(図2(a))、順方向電圧(Vf)が発生する。また、ダイオード21のアノード側の抵抗22、ダイオード21、抵抗12、FET111を経由して電流が流れる。このとき、比較器23の+入力であるA点電位は、電源電圧(12V)を抵抗22及び抵抗12により分圧した電圧(厳密にはダイオード21での電圧降下を加算した値)となる。前述した通り、比較器23の基準電圧Vrefは、抵抗22及び抵抗12により分圧された電圧よりも低く設定されているので、A点電位が基準電圧Vrefよりも高くなりハイレベル出力が維持される(図2(b))。
すなわち、発光ダイオード10の全てが正常の場合、スイッチ回路11のFET111のオン/オフに左右されずに、比較器23の出力(B点)は、図2(b)に示すように常にハイレベル状態となる。
判定回路4は、オープン故障検出回路2の出力信号がFET111のオン/オフに左右されずにハイレベル状態を維持している場合は、オープン故障は生じていないと判断することができる。
一方、複数の発光ダイオード10のうち1つでもオープン故障となった場合、スイッチ回路11のFET111がオフ状態では、上記同様にA点の電位は電源電圧(12V)となる。
ところが、オープン故障中の発光ダイオード10が存在すると、スイッチ回路11のFET111がオン状態では、オープン故障中の発光ダイオード10では順方向電流が流れないので電圧降下(Vf)が生じない。ダイオード21のカソードと等しい電位である発光ダイオード10のカソードの電位が、強制的に電源電圧から電圧降下(Vf)分降下した電位にならない。その結果、A点の電圧(比較器23の+入力)は、電源電圧(12V)を抵抗22と抵抗12とで分圧した電圧(厳密には、さらにダイオード21の電圧降下分だけ低い)となるので、比較器23の+入力が−入力である基準電圧Vref以下に落ち込む(図2(c))。
すなわち、発光ダイオード10の1つでもオープン故障であれば、スイッチ回路11のFET111のオフ時にはA点電位が電源電圧(12V)に近い電位となり、スイッチ回路11のFET111のオン時にはA点電位が基準電圧Vref以下に落ち込む。比較器23は、オープン故障検出回路2の出力信号がFET111のオン/オフに同期して基準電圧Vrefを跨いで上下するので、ハイレベルとローレベルをFET111のオン/オフに同期して繰り返すパルス状の信号を出力する(図2(d))。
判定回路4は、オープン故障検出回路2の出力信号がパルス状の信号であれば、オープン故障が発生していると判断することができる。
このようにオープン故障検出回路2は、複数の発光ダイオード10それぞれの出力論理和をとる論理和回路を構成する複数のダイオード21と、この複数のダイオード21からなる論理和回路の出力と電源電圧を分圧してなる基準電圧とを比較する比較器23とを有し、発光ダイオード10の1つでもオープン故障が発生した場合に比較器23の出力がパルス状になるように構成している。
また、比較器23に設定する基準電圧として、電源電圧を抵抗24、25で分圧して生成しているので、12Vを超えるような電源電圧の大きいバッテリー電源を用いた場合にも、電源電圧の大きさに応じて適切な基準電圧を生成してオープン故障検出が可能になる。
また、判定回路4は、オープン故障検出回路2の出力(比較器23の出力)がパルス波形であることを検出することで、表示装置90の発光ダイオード10の少なくとも1つにオープン故障が発生したと判定することができる。
次に、ショート故障検出について説明する。
図3は、ショート故障検出回路3の動作時の各点における電圧波形を示す図である。図3(a)はトランジスタ31のコレクタ抵抗側のC点での正常時の電圧波形図、図3(b)は正常時のトランジスタ36のコレクタ(D点)での電圧波形図、図3(c)はショート故障した発光ダイオード10に対するトランジスタ31のコレクタ抵抗側のC点での電圧波形図、図3(d)はショート故障発生時のトランジスタ36のコレクタ(D点)での電圧波形図である。
複数の発光ダイオード10の全てが正常の場合、スイッチ回路11のFET111がオフ状態では、トランジスタ31がオフしているので、トランジスタ31のコレクタは開放端となりC点への電位には影響を与えない。その結果、電源40からトランジスタ36、抵抗38、ダイオード35、そして抵抗34を経て電流が流れる経路が成立することにより、トランジスタ36がオンする。よって、トランジスタ36のコレクタ側(D点)には電源40からトランジスタ36を介して抵抗39に流れる電流に応じた電圧が現れ、ショート故障検出回路3の出力がハイレベルとなる(図3(b))。
また、全ての発光ダイオード10が正常の場合、スイッチ回路11のFET111がオン状態では、発光ダイオード10に順電流が流れて発光し、発光ダイオード10の電圧降下後の電圧がカソード電位に現れるので、トランジスタ31のエミッタ−ベース間に電位差が生じてオンする。トランジスタ31がオンしてコレクタ−エミッタ間が飽和電圧(およそ0V)となるため、トランジスタ31のコレクタ電圧が最大12Vに向けて上昇する。
トランジスタ31のコレクタ電圧が5Vを超える時点で、トランジスタ36のベース−エミッタ間には順方向の電位差が生じなくなり、トランジスタ36がオフしてトランジスタ36のコレクタ電圧が0Vになる(図3(b))。
判定回路4は、ショート故障検出回路3の出力(D点)が、スイッチ回路11のFET111のオン/オフに同期してハイレベルとローレベルを繰り返すパルス状であれば、ショート故障は発生していないと判断することができる。
発光ダイオード10にショート故障が発生している場合、ショート故障の発生している発光ダイオード10の端子間の電位差はほぼ0Vとなる。すなわち、スイッチ回路11のFET111のオン/オフとは関係なく、ショート故障中の発光ダイオード10のトランジスタ31のベースに対して、常にエミッタと同電位の電源電圧が印加された状態となり、当該トランジスタ31はオフしたままとなる。トランジスタ31のコレクタは開放端となりC点への電位には影響を与えない。その結果、電源40からトランジスタ36、抵抗38、ダイオード35、そして抵抗34を経て電流が流れる経路が確保されたままとなり、トランジスタ36がオンを維持し、ショート故障検出回路3の出力(D点)がハイレベルを維持することとなる(図3(d))。この時、トランジスタ31のコレクタ電位(C点)は例えば3.6V程度となる(図3(c))。
判定回路4は、ショート故障検出回路3の出力(D点)がフラットな電圧波形(図3(d))であることを検出することで、表示装置90の発光ダイオード10の少なくとも1つにショート故障が発生したと判定することができる。
このようにショート故障検出回路3は、複数の発光ダイオード10それぞれに対応する発光ダイオード10の電圧降下でオンする複数のトランジスタ31と、複数のトランジスタ31それぞれの出力の論理和をとるための論理和回路を構成する複数のダイオード35と、この複数のダイオード35からなる論理和回路の出力によりオン/オフするトランジスタ36とを備え、複数の発光ダイオード10の1つでもショート故障が発生すると、トランジスタ36がオンのまま維持されるようにした。
このように本実施の形態によれば、複数の発光ダイオード10のオープン故障の発生とショート故障の発生を一度に検出することができるので、検出時間の短縮化が図れる。また、複数の発光ダイオード10を1つずつ切換えるためのアナログスイッチ回路を持たないため、故障検出処理が簡単で、コストアップを最小限に抑えることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る発光ダイオード故障検出回路の構成図である。本実施の形態の発光ダイオード故障検出回路50は、前述した実施の形態1の発光ダイオード故障検出回路1と同様に、複数の発光ダイオード10及び複数の発光ダイオード10をPWM信号に従ってオン・オフするスイッチ回路11からなる表示装置91に対して発光ダイオード故障検出を行うものであり、複数の発光ダイオード10のショート故障を検出するショート故障検出回路51と、複数の発光ダイオード10のオープン故障を検出するオープン故障検出回路52と、ショート故障検出回路51及びオープン故障検出回路52それぞれの出力を取り込み、複数の発光ダイオード10のショート故障及びオープン故障を判定する判定回路53とを備える。
本実施の形態では、表示装置91において、発光ダイオード10のアノードが抵抗12を介して電源6に接続され、発光ダイオード10のカソードはスイッチ回路11を介して接地される構成となっている。
ショート故障検出回路51は、複数の発光ダイオード10にそれぞれ対応して設けられた複数のダイオード510(第4のダイオード)と、比較器511と、第2の基準電圧出力回路512とを備えている。複数のダイオード510は論理和回路を構成し、それぞれのカソードが対応する発光ダイオード10のアノードに接続されている。また、複数のダイオード510それぞれのアノードが共通接続されて比較器511の非反転入力端(+入力)に接続されている。比較器511の反転入力端(−入力)には第2の基準電圧出力回路512から第2の基準電圧(例えば2V)が印加される。第2の基準電圧は、発光ダイオード10の順方向電圧(Vf)と比較して十分に小さい電圧(例えば2V)に設定する。なお、複数のダイオード510それぞれのアノードが共通接続されているAA点には抵抗513を介して電源6が接続されている。
オープン故障検出回路52は、複数の発光ダイオード10に対応して設けられた複数のダイオード520(第3のダイオード)と、比較器521と、第1の基準電圧出力回路522とを備えている。複数のダイオード520は論理和回路を構成し、それぞれのアノードが対応する発光ダイオード10のアノードに接続されている。また、複数のダイオード520それぞれのカソードが共通接続されて比較器521の非反転入力端(+入力)に接続されている。比較器521の反転入力端(−入力)には第1の基準電圧が印加される。この場合、発光ダイオード10の順方向電圧(Vf)が例えば3.4Vであれば、第1の基準電圧出力回路522から出力する基準電圧を3.4Vを超える5Vとする。なお、複数のダイオード520それぞれのカソードが共通接続されているCC点は抵抗523を介して接地されている。
次に、オープン故障検出について説明する。
図5は、オープン故障検出回路52の動作時の各点における電圧波形を示す図である。図5(a)は正常時における発光ダイオードのアノード側電位の電圧波形図、図5(b)は正常時のオープン故障検出回路52の出力(D点)の電圧波形図、図5(c)は異常時における発光ダイオードのアノード側電位の電圧波形図、図5(d)はオープン故障検出回路52の出力(D点)の電圧波形図である。
複数の発光ダイオード10の全てが正常の場合、スイッチ回路11のFET111がオフ状態では、ダイオード520のアノード側電位は電源電圧(12V)に近い電位となる(図5(a))。オープン故障検出回路52において、全てのダイオード520は導通して電源電圧(12V)から僅かにダイオード520で約0.6V程度だけ電圧降下した電位が比較器521の+入力となる。比較器521の−入力となる第1の基準電圧(例えば5V)と比較し、+入力が−入力よりも高いので比較器出力がハイレベルとなる(図5(b))。
また、スイッチ回路11のFET111がオン状態では、発光ダイオード10に順電流が流れ、発光ダイオード10の順方向電圧(Vf)が発生する。したがって、発光ダイオード10のアノードの電位は順方向電圧(Vf)分となり、同時にダイオード520のアノードの電位となる。そのダイオード520のアノードの電位からダイオード520の電圧降下分だけ低下した電位が比較器521の+入力となる。上記した通り、発光ダイオード10の順方向電圧(Vf)よりも高い電圧(例えば5V)を第1の基準電圧に選択しているので、比較器521の−入力(第1の基準電圧)よりも+入力の方が小さくなり、比較器出力はローレベルとなる(図5(b))。
このように、全て発光ダイオード10が正常の場合では、オープン故障検出回路52は、スイッチ回路11のFET111のオン/オフに同期してハイレベルとローレベルを繰り返す信号を出力する。
判定回路53は、オープン故障検出回路52の出力(比較器521の出力)が、図5(b)に示すように、ハイレベルとローレベルを繰り返す波形であれば、いずれの発光ダイオード10にもオープン故障は発生していないと判定できる。
一方、複数の発光ダイオード10のうち1つでもオープン故障が発生すると、スイッチ回路11のFET111がオンしてもオープン故障中の発光ダイオード10のアノード電位はほぼ電源電圧(12V)のままである(図5(c))。したがって、オープン故障中の発光ダイオード10のアノードに接続されたダイオード520は、FET111のオン/オフに関わらず常に導通するので、比較器521の+入力が常に電源電圧(12V)近傍に維持することとなり、比較器出力はハイレベルを維持する(図5(d))。
判定回路53は、オープン故障検出回路52の出力(比較器521の出力)が、図5(c)に示すように、ハイレベルを維持してフラット波形であれば、いずれかの発光ダイオード10にオープン故障が発生していると判定できる。
次に、ショート故障検出について説明する。
図6は、ショート故障検出回路51の動作時の各点における電圧波形を示す図である。図6(a)は正常時における複数のダイオード510の共通接続点(AA点)の電圧波形図、図6(b)は正常時の比較器511の出力(E点)の電圧波形図、図6(c)は複数のダイオード510の共通接続点(AA点)におけるショート故障時の電圧波形図、図6(d)はショート故障時の比較器511の出力(E点)の電圧波形図である。
複数の発光ダイオード10の全てが正常のときは、スイッチ回路11のFET111がオフ状態では、発光ダイオード10がオープン状態となるので、ダイオード510が非導通となって、AA点であるダイオード510のアノード側には電源(12V)から抵抗513を介在した上で電源電圧(12V)に保持される(図6(a))。ダイオード510が非導通状態では電源電圧(12V)が比較器511の+入力となるので、比較器511の出力(E点)はハイレベルの状態となる(図6(b))。
全ての発光ダイオード10が正常の状態で、スイッチ回路11のFET111がオン状態になると、発光ダイオード10に順電流が流れて電圧降下が生じてダイオード510のカソード側電位が低下して導通する。ダイオード510が導通すると、抵抗513、ダイオード510、発光ダイオード10、FET111の経路で電流が流れる。比較器511の+入力には、発光ダイオード10での電圧降下分とダイオード510の電圧降下分とを加算した電圧分が入力される。上記した通り、第2の基準電圧は、発光ダイオード10が正常時にダイオード510が導通した際の比較器511の+入力よりも十分に低い値となるように設定している。したがって、比較器511の出力(E点)はハイレベルの状態となる(図6(b))。
判定回路53は、ショート故障検出回路51の出力(比較器511の出力)が、図6(b)に示すように、ハイレベルを維持してフラット波形であれば、いずれの発光ダイオード10にもショート故障は発生していないと判定できる。
一方、複数の発光ダイオード10のうち1つでもショート故障が発生した場合、スイッチ回路11のFET111がオフ状態では、ショート故障の有無に係らず発光ダイオード10に順電流が流れず、ダイオード510のカソードがオープン状態となるので、非導通となる。したがって、AA点であるダイオード510のアノード側には電源(12V)から抵抗513を介在した上で電源電圧(12V)に保持される(図6(c))。
ショート故障が発生した発光ダイオード10は端子間の電圧はほぼ0Vであり、オン動作時のFET111のドレイン−ソース間の電圧もほぼ0Vである。このような状態で、スイッチ回路11のFET111がオン状態となると、ショート故障中の発光ダイオード10に対応したダイオード510はカソード側が0Vで接地された状態で導通する。ダイオード510の端子間に約0.6Vの順方向電圧が生じるので、AA点における電位は約0.6Vの順方向電圧だけを残して、ほぼ0Vとみなせる程度まで低下する(図6(c))。
比較器511は、スイッチ回路11のFET111がオフ状態ではAA点電圧(12V)が第2の基準電圧(2V)よりも大きいのでハイレベル出力となるが、スイッチ回路11のFET111がオン状態ではAA点電圧が第2の基準電圧(2V)よりも小さいのでローレベル出力となる。したがって、スイッチ回路11のFET111のオン/オフ状態に応じて、比較器511の出力はパルス状にハイレベルとローレベルを繰り返す(図6(d))。
判定回路53は、ショート故障検出回路51の出力(比較器511の出力)が、図6(d)に示すように、ハイレベルとローレベルを繰り返すパルス波形であれば、いずれかの発光ダイオード10にショート故障が発生していると判定できる。
このように本実施の形態の発光ダイオードの故障検出回路50によれば、複数の発光ダイオード10の故障検出を一度に行うことができるので、検出時間の短縮化が図れる。また、複数の発光ダイオード10を1つずつ切換えるためのアナログスイッチ回路を持たないため、故障検出処理が簡単で、コストアップを最小限に抑えることができる。さらに、発光ダイオード10からの信号取り出し点をショート故障検出回路51とオープン故障検出回路52とで共通化でき、配線の簡素化を図ることができる。また、実施の形態1でオープン故障検出のために設けられていたトランジスタ31を削除でき、部品点数の削減を図ることもできる。
なお、上記実施の形態1及び2では、発光ダイオード10をPWM駆動するようにしたが、発光ダイオードの駆動方法に限定はなく、単なるオン・オフ駆動であっても構わない。
本発明は、複数の発光ダイオード及び複数の発光ダイオードをオン・オフするスイッチ回路をする表示装置に適用可能である。
1、50 発光ダイオード故障検出回路
2、52 オープン故障検出回路
3、51 ショート故障検出回路
4 判定回路
6 電源
10 発光ダイオード
11 スイッチ回路
12、22、24,25,34,37,38,39 抵抗
21、35、510,520 ダイオード
23、511,521 比較器
31、36 トランジスタ
90、91 表示装置
111 FET
512 第2の基準電圧出力回路
522 第1の基準電圧出力回路

Claims (6)

  1. 複数の発光ダイオードを点灯させる駆動手段と、複数の前記発光ダイオードのオープン故障を検出するオープン故障検出手段と、複数の前記発光ダイオードのショート故障を検出するショート故障検出手段と、からなる発光ダイオードの故障検出回路であり、
    前記駆動手段は、
    前記発光ダイオードのアノードが接続される電源と、
    前記各発光ダイオードのカソードに一端が接続される各々の電流制限抵抗と、
    前記発光ダイオードの点灯制御をするオン/オフスイッチとからなり、
    前記電流制限抵抗の他端が前記オン/オフスイッチを介して接地可能に構成され、
    前記オープン故障検出手段は、
    前記各発光ダイオード各々のカソード電位の論理和を検出する複数の第1のダイオードで構成された第1の論理和回路を有し、
    前記第1の論理和回路の出力に基づいて前記発光ダイオードのオープン故障を判定し、
    前記ショート故障検出手段は、
    前記各発光ダイオードそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する前記発光ダイオードの端子間に発生する順方向電圧でオンする複数の第1のトランジスタと、
    前記複数の第1のトランジスタの出力の論理和を検出する複数の第2のダイオードで構成された第2の論理和回路とを有し、
    前記第2の論理和回路の出力に基づいて前記発光ダイオードのショート故障を判定することを特徴とする発光ダイオードの故障検出回路。
  2. 前記オン/オフスイッチが駆動信号に基づいて各前記電流制限抵抗の他端を所定時間だけ接地し、
    前記第1のダイオードは、アノードが他の第1のダイオードのアノードと共通接続されると共に第1の抵抗を介して前記電源に接続され、カソードが対応する前記発光ダイオードのカソードにそれぞれ接続され、
    前記オープン故障検出手段は、
    前記電源の電源電圧を分圧して生成された基準電圧と、前記第1の論理和回路の出力とを比較する比較器を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの故障検出回路。
  3. 前記オン/オフスイッチが駆動信号に基づいて各前記電流制限抵抗の他端を所定時間だけ接地し、
    各前記第1のトランジスタは、ベースが対応する前記発光ダイオードのカソードに接続され、エミッタが前記電源に接続され、コレクタが第2の抵抗を介して接地され、
    前記ショート故障検出手段は、
    エミッタが故障判定用の電源に接続され、コレクタが第3の抵抗を介して接地され、コレクタ電位がショート故障検出用出力となる第2のトランジスタを有し、
    各前記第2のダイオードは、アノードが他の第2のダイオードのアノードと共通接続されると共に前記第2のトランジスタのベース側へ接続され、カソードが対応する前記第1のトランジスタのコレクタにそれぞれ接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの故障検出回路。
  4. 複数の発光ダイオードを点灯させる駆動手段と、複数の前記発光ダイオードのオープン故障を検出するオープン故障検出手段と、複数の前記発光ダイオードのショート故障を検出するショート故障検出手段とからなる発光ダイオードの故障検出回路であり、
    前記駆動手段は、
    前記各発光ダイオードのアノードに一端が接続される各々の電流制限抵抗と、
    前記電流制限抵抗の他端が接続される電源と、
    前記発光ダイオードの点灯制御をするオン/オフスイッチとからなり、
    前記発光ダイオードのカソードが前記オン/オフスイッチを介して接地可能に構成され、
    前記オープン故障検出手段は、
    各前記発光ダイオード各々のアノード電位の論理和を検出する複数の第1のダイオードで構成された第1の論理和回路を有し、前記第1の論理和回路の出力に基づいて前記発光ダイオードのオープン故障を判定し、
    前記ショート故障検出手段は、
    前記各発光ダイオード各々のアノード電位の論理和を検出する複数の第2のダイオードで構成された第2の論理和回路を有し、前記第2の論理和回路の出力に基づいて前記発光ダイオードのショート故障を判定する
    ことを特徴とする発光ダイオードの故障検出回路。
  5. 前記オン/オフスイッチが駆動信号に基づいて各前記発光ダイオードのカソードを所定時間だけ接地し、
    前記第1のダイオードは、カソードが他の第1のダイオードのカソードと共通接続されると共に第1の抵抗を介して接地され、アノードが対応する前記発光ダイオードのアノードにそれぞれ接続され、
    前記オープン故障検出手段は、
    前記各第1のダイオードのカソード側共通接続点の電圧と前記発光ダイオードの順方向電圧よりも高い第1の基準電圧とを比較する第1の比較器を有することを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの故障検出回路。
  6. 前記オン/オフスイッチが駆動信号に基づいて前記各発光ダイオードのカソードを所定時間だけ接地し、
    前記第2のダイオードは、アノードが他の第1のダイオードのアノードと共通接続されると共に第2の抵抗を介して前記電源に接続され、カソードが対応する前記発光ダイオードのアノードにそれぞれ接続され、 前記ショート故障検出手段は、
    各前記第2のダイオードのアノード側共通接続点の電圧と前記発光ダイオードの順方向電圧よりも低い第2の基準電圧とを比較する第2の比較器を有することを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードの故障検出回路。
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