JP5713847B2 - アレイ導波路回折格子 - Google Patents
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Description
本発明のアレイ導波路回折格子の周回性を図4に示す。アレイ導波路回折格子2’は、3個の合波端子M1〜M3及び12個の分波端子D1〜D12から構成される。アレイ導波路回折格子2’は、実施形態1−4から分かるように、WDM−PONに適用されるためには、3N個(Nは2以上の整数)の分波端子Dから構成される必要がある。図4から図8まで図示していないが、アレイ導波路回折格子2’は、3個の合波端子Mが一端に形成される合波側スラブ導波路と、3N個の分波端子Dが一端に形成される分波側スラブ導波路と、合波側スラブ導波路の他端及び分波側スラブ導波路の他端を接続し、相互に長さの異なる複数のアレイ導波路と、からさらに構成される。
実施形態1の光信号合分波器の構成を図5に示す。図5の光信号合分波器2は、図4のアレイ導波路回折格子2’で、合波端子M及び分波端子Dにループバックを施すことにより製造される。ループバックは以下のように施される。
実施形態2の光信号合分波器の構成を図6に示す。図6の光信号合分波器2は、図4のアレイ導波路回折格子2’で、合波端子M及び分波端子Dにループバックを施すことにより製造される。ループバックは以下のように施される。
実施形態3の光信号合分波器の構成を図7に示す。図7の光信号合分波器2は、図4のアレイ導波路回折格子2’で、合波端子M及び分波端子Dにループバックを施すことにより製造される。ループバックは以下のように施される。
実施形態4の光信号合分波器の構成を図8に示す。図8の光信号合分波器2は、図4のアレイ導波路回折格子2’で、合波端子M及び分波端子Dにループバックを施すことにより製造される。ループバックは以下のように施される。
実施形態5の光信号合分波器について説明する。3個の合波端子Mについて、2個の合波端子Mは、ループバックを施され、残りの合波端子Mは、ループバックを施されることなく、3N種類の波長を有する光信号の入出力端となる。3N個の分波端子Dについて、連続する3個の分波端子Dのセットのうち、2個の分波端子Dは、ループバックを施され、連続する3個の分波端子Dのセットのうち、残りの分波端子Dは、ループバックを施されることなく、2種類又は3種類の波長を有する光信号の入出力端となり、N個のセットが配列される。実施形態1−4の光信号合分波器以外であっても、実施形態5の光信号合分波器であれば、WDM−PONに適用することができる。
1:中央光送受信装置
2:光信号合分波器
2’:アレイ導波路回折格子
3:端末光送受信装置
21:合波光合分波回路
22、23:合波端子
24、25:分波端子
26:分波光合分波回路
27:合波端子
28:分波端子
29:合波導波路
30:分波導波路
M1〜M3:合波端子
D1〜D12:分波端子
Claims (6)
- 2個の合波端子はループバックを施され、残りの合波端子はループバックを施されることなく、3N(Nは2以上の整数)種類の波長を有する光信号の入出力端となる、3個の合波端子と、
連続する3個の分波端子のセットのうち2個の分波端子はループバックを施され、連続する3個の分波端子のセットのうち残りの分波端子はループバックを施されることなく、2種類又は3種類の波長を有する光信号の入出力端となり、N個のセットが配列される、3N個の分波端子と、
前記3個の合波端子が一端に形成される1個の合波側スラブ導波路と、
前記3N個の分波端子が一端に形成される1個の分波側スラブ導波路と、
前記合波側スラブ導波路の他端及び前記分波側スラブ導波路の他端を接続し、相互に長さの異なる複数のアレイ導波路と、
を備えることを特徴とするアレイ導波路回折格子。 - 前記3個の合波端子について、両端の合波端子はループバックを施され、中間の合波端子はループバックを施されることなく光信号の入出力端となり、
前記3N個の分波端子について、連続する3個の分波端子のセットのうち一端と中間の分波端子はループバックを施され、連続する3個の分波端子のセットのうち他端の分波端子はループバックを施されることなく光信号の入出力端となり、N個の全セットについて一端と中間と他端の分波端子の配列方向が同一となるように、N個のセットが配列されることを特徴とする、請求項1に記載のアレイ導波路回折格子。 - 前記3個の合波端子について、両端の合波端子はループバックを施され、中間の合波端子はループバックを施されることなく光信号の入出力端となり、
前記3N個の分波端子について、連続する3個の分波端子のセットのうち一端と中間の分波端子はループバックを施され、連続する3個の分波端子のセットのうち他端の分波端子はループバックを施されることなく光信号の入出力端となり、少なくとも1個のセットにおいて残りのセットと比べて一端と中間と他端の分波端子の配列方向が異なるように、N個のセットが配列されることを特徴とする、請求項1に記載のアレイ導波路回折格子。 - 前記3個の合波端子について、一端と中間の合波端子はループバックを施され、他端の合波端子はループバックを施されることなく光信号の入出力端となり、
前記3N個の分波端子について、連続する3個の分波端子のセットのうち一端と中間の分波端子はループバックを施され、連続する3個の分波端子のセットのうち他端の分波端子はループバックを施されることなく光信号の入出力端となり、N個の全セットについて一端と中間と他端の分波端子の配列方向が同一となるように、N個のセットが配列されることを特徴とする、請求項1に記載のアレイ導波路回折格子。 - 前記3個の合波端子について、一端と中間の合波端子はループバックを施され、他端の合波端子はループバックを施されることなく光信号の入出力端となり、
前記3N個の分波端子について、連続する3個の分波端子のセットのうち両端の分波端子はループバックを施され、連続する3個の分波端子のセットのうち中間の分波端子はループバックを施されることなく光信号の入出力端となり、N個のセットが配列されることを特徴とする、請求項1に記載のアレイ導波路回折格子。 - 前記3N個の分波端子のうち光信号の入出力端となる各分波端子は、それぞれ異なる波長を有する光信号を下り信号として出力し、下り信号と異なる波長を有しかつそれぞれ異なる波長を有する光信号を上り信号として入力され、
前記3個の合波端子のうち光信号の入出力端となる合波端子は、光信号の入出力端となる全分波端子が出力する下り信号を一括して上流側から入力され、光信号の入出力端となる全分波端子が入力される上り信号を一括して上流側に出力することを特徴とする、請求項1から請求項5までのいずれかに記載のアレイ導波路回折格子。
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