JP4691666B2 - 光波長合分波装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光波長多重された複数の信号を波長に応じて分波または合波する光波長合分波装置に関するものである。
複数の光信号を異なる波長の光に乗せ、1本の光ファイバで伝送する波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送システムは、伝送路の容量を大幅に増大させることが可能であり、既に基幹系システムを中心に導入が進んでいる。
さらに近年、光信号の波長を伝送路容量の増大に利用するだけでなく、ネットワークの経路設定に使用する手法の検討も進んでおり、その一例として波長多重信号を送受信する通信ノードと、アレイ導波路回折格子とを利用することにより、通信ノード間にフルメッシュの接続性を獲得できる光通信システムがある。
図9に、波長可変光源とアレイ導波路回折格子とを利用した光通信システムの構成を示す。中心にN入力N出力(以下、N×Nと表記する)光波長合分波装置201が設置され、複数の通信ノード202との間が、送受2心の光ファイバ203で接続される。通信ノード202の内部には、光信号の送信に関わる装置として、それぞれ所定の波長の信号を出力する送信器204−1〜204−Nと、該送信器204−1〜204−Nの出力を入力とする波長合波器205とを備える。該波長合波器205の出力は、前記光ファイバ203のうちの1本を介して、N×N光波長合分波装置201の入力ポートに接続される。
同じく、通信ノード202の内部には、光信号の受信に関わる装置として、入力されたWDM信号を波長に応じて定義されるポートから出力する波長分波器206と、該波長分波器206の出力を入力とする受光素子207−1〜207−Nとを備える。前記波長分波器の入力は、前記光ファイバ203のうちの残りの1本を介して、N×N光波長合分波装置201の出力ポートに接続される。なお、本例では、N=4の場合を示す。具体的には、光波長合分波装置201の入出力ポート数を4×4とし、送信器と受光素子の数を4とする場合を示す。
4×4光波長合分波装置201として、アレイ導波路回折格子を使用することができる。アレイ導波路回折格子は、別に設計により定義される基本周期(FSR:Free Spectral Range)を有しており、これをλFSRとする。この時に獲得される入出力ポート間の特性を図10に示す。一般に、「入力ポートXから入力され、出力ポートYから出力される信号の波長は、その波長がλ(X+Y-1)+Z・λFSRである。ここで、X,Yは1以上N以下の整数であり、Zは負の数を含む任意の整数であり、λは等波長間隔あるいは等周波数間隔など所定の間隔で定義された波長である。」と定義できる。以降では、特にλを等波長間隔Δλで定義し、λFSR=4・Δλである場合を例に考える。すなわち、「入力ポートXから入力され、出力ポートYから出力される信号の波長は、その波長がλ(X+Y-1+4Z)である。」と表せる場合である。
各通信ノード202では、送信器204−1から204−16と、波長合波器205を使用して、λ1からλ16までの16波長が波長分割多重化された信号を出力するものとする。同様に各通信ノード202では、波長合波器206、送信器207−1から207−16を使用して、λ1からλ16までの16波長が波長分割多重化された信号を受信するものとする。
この時、いずれかの通信ノード202から出力された16波長の波長分割多重化された信号は、当該通信ノードが接続されている4×4光波長合分波装置201の入力ポートに入力されると、前記入出力特性に従って波長毎に定義される出力ポートに出力され、当該出力ポートに接続されている通信ノード202において、波長分波器206で分波され、信号波長に応じて定義される受光素子207−1から207−16のいずれかで受光される。
同様に、全ての通信ノード202から出力された16波長の波長分割多重化された信号の経路を辿ることができる。その結果、アレイ導波路回折格子を適用して4×4光波長合分波装置201を使用することにより、通信ノード間にフルメッシュの光ファイバを敷設し、各光ファイバで4波長の波長分割多重化された信号を送受信可能な場合と同じ接続性が獲得されることが分かる。
しかしながら、アレイ導波路回折格子を適用した光波長合分波装置を使用して実現される光通信システムでは、各通信ノード間で通信に使用することのできる光信号の波長数が等しいという制限があった。一般に、各通信ノードから送出可能な波長分割多重信号の波長数にも制限があるため、通信ノード間の通信容量を拡張するために、各通信ノード間で通信に使用される光信号の波長数を増加するには、光通信システム内の通信ノードを減少させる必要があった。また、光通信システム内の通信ノードを増加させるには、各通信ノード間で通信に使用することのできる光信号の波長数を減少させる必要があった。つまり、光通信システム内の通信ノードと、各通信ノード間で通信に使用することのできる光信号の波長数を同時に増加させることができなかった。
本発明は、かかる問題を鑑みてなされたものであり、光波長合分波装置を使用して実現される光通信システムにおいて、光通信システム内の通信ノード数と、各通信ノード間で通信に使用することのできる光信号の波長数を同時に拡張可能な光波長合分波装置を実現することにある。
上記の課題を解決するための本発明の光波長合分波装置は、内部に第1及び第2の2つの多入力多出力のアレイ導波路回折格子を備える光波長合分波装置であって、上記2つの多入力多出力のアレイ導波路回折格子は、隣接する2つの導波路の1つの入力ポートから入力され、隣接する出力ポートから出力される2つの信号の波長が互いにΔλ異なり、上記第1の多入力多出力のアレイ導波路回折格子は、λK(Kは整数)なる波長の信号が、ある入出力ポート間を透過するならば、当該入出力ポート間をλKとはA×Δλ(Aは整数)の整数倍異なる波長の信号も透過する特性を有し、上記第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子は、λH(Hは整数)なる波長の信号が、ある入出力ポート間を透過するならば、当該入出力ポート間をλHとはB×Δλ(BはAと異なる整数)の整数倍異なる波長の信号も透過する特性を有し、上記第1の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の出力ポートと入力ポートのうち、各々少なくとも1つが、それぞれ上記第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入力ポートと出力ポートに光導波路を介して接続されることを特徴とする。
ここで、上記整数AおよびBが互いに素(最大公約数が1)であると、接続用の導波路の本数および使用する入出力ポートに関わりなくフルメッシュの接続性を得ることができる。
また、上記整数AおよびBの最大公約数がDであるときに、上記第1の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の出力ポートと上記第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入力ポート及び、上記第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の出力ポートと上記第1の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入力ポートを接続する上記光導波路の数を、それぞれD本以上とし、アレイ導波路回折格子の適切な入出力ポートを使用して接続することにより、フルメッシュの接続性を得ることができる。
また、上記第1及び第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入出力ポートのうち、上記光導波路により互いの接続に使用される入出力ポートは、挿入損失の大きい多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入出力ポートの両端およびその近傍でないようにすることにより、損失の均一化を図ることができる。
さらに、上記多入力多出力のアレイ導波路回折格子と、接続に使用される上記光導波路の全てを同一基板上に形成する構成とすることにより、製造コストを低減できる。
本発明によれば、光波長合分波装置を使用して実現される光通信システムにおいて、各通信ノード間で通信に使用することのできる光信号の波長数が均一でなくなるため、光通信システム内の通信ノード数と、各通信ノード間で通信に使用することのできる光信号の波長数を、同時に拡張することの可能な光波長合分波装置を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明を詳しく説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明に係る光波長合分波装置の第1の実施の形態を説明する。
本発明は、
A×Δλの基本周期を有するN×Nアレイ導波路回折格子(NはA以下の整数)と、
B×Δλの基本周期を有するM×Mアレイ導波路回折格子(MはB以下の整数)を内蔵し、特にAとBが互いに素(最大公約数が1)の関係である場合の光波長合分波装置であるが、図1に示す本実施形態は、A=3、B=5、N=3、M=5の場合を例にとって示す。
なお、本発明で使用する信号の波長数は、少なくとも2つの整数A、Bの最小公倍数以上であり、図1に示す本実施形態では、波長λ1からλ15が所定の間隔Δλで定義されているものとする。
以下に、本発明の原理を説明する。
図1に示す光波長合分波装置100は、3×3アレイ導波路回折格子101と、5×5アレイ導波路回折格子102と、光導波路103と、光導波路104とを備え、3×3アレイ導波路回折格子101は、入力ポート105と、出力ポート106とを備え、5×5アレイ導波路回折格子102は、入力ポート107と、出力ポート108とを備える。
3×3アレイ導波路回折格子101の第3出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子102の第5入力ポートが光導波路104を介して接続され、5×5アレイ導波路回折格子102の第5出力ポートと3×3アレイ導波路回折格子101の第3入力ポートが光導波路103を介して接続される。
3×3アレイ導波路回折格子101の第3入出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子102の第5入出力ポート以外の入主力ポートは、本発明の光波長合分波装置の入出力ポートとして使用される。
アレイ導波路回折格子は設計により定義される基本周期(FSR:Free Spectral Range)を有している。本実施の形態においては、(基本周期/Δλ)の値が互いに素(最大公約数が1)である2つのアレイ導波路回折格子を使用する。具体的には、基本周期が3×Δλである3×3アレイ導波路回折格子101と、基本周期が5×Δλである5×5アレイ導波路回折格子102を使用する場合を示す。図2に、当該3×3アレイ導波路回折格子101および5×5アレイ導波路回折格子102において、λ1からλ15までの波長について、入出力ポート間を透過する信号の波長を示す。一般には「入力ポートXから入力され、出力ポートYから出力される信号の波長は、λ(x+y-1)と、λ(X+Y-1)と基本周期単位で異なる波長(X、Yは1以上入出力ポート数以下の整数)である。」と定義できる。
図2に示される入出力ポート間の透過特性を元に、3×3アレイ導波路回折格子101の第3入出力ポートと、5×5アレイ導波路回折格子102の第5出入力ポートが、光導波路103および104に接続される場合に獲得される、入出力ポート間の透過特性を図3に示す。なお、図3に示す透過特性において、3回以上アレイ導波路回折格子を通過して出力される波長の記載は省略した。
図3に示される透過特性では、全ての行列成分が存在することから、従来技術として示した光通信システムに本光波長合分波装置を適用すると、フルメッシュの接続性を得ることができる。また、どちらも3×3アレイ導波路回折格子101に接続されている通信ノード間では、5波長の信号を通信に使用することができる。どちらも5×5アレイ導波路回折格子102に接続されている通信ノード間では、3波長の信号を通信に使用することができる。一方が3×3アレイ導波路回折格子101に接続され、他方が5×5アレイ導波路回折格子102に接続されている通信ノード間では、1波長の信号を通信に使用することができる。以上のように、通信ノードの組み合わせに応じて、通信に使用することができる信号の波長数を異ならせることが実現できており、光波長合分波装置として3×3アレイ導波路回折格子を適用する場合と比較して、通信ノード間で通信に使用できる最大の信号数を減らすことなく、通信ノード数を拡張できる。
なお、一般には、互いに素(最大公約数が1)である2整数A、Bに対して、A×Δλの基本周期を有するN×Nアレイ導波路回折格子(NはA以下の整数)と、B×Δλの基本周期を有するM×Mアレイ導波路回折格子(MはB以下の整数)をC対の光導波路(Cは整数)で接続する構造で、A×B(AとBの最小公倍数)種類の波長を使用する場合として考えることができる。
このとき、どちらもN×Nアレイ導波路回折格子に接続されている通信ノード間では、B波長の信号を通信に使用することができる。どちらもM×Mアレイ導波路回折格子に接続されている通信ノード間では、A波長の信号を通信に使用することができる。一方がN×Nアレイ導波路回折格子に接続され、他方がM×Mアレイ導波路回折格子に接続されている通信ノード間では、C波長の信号を通信に使用することができる。
本発明の特徴は、N×Nアレイ導波路回折格子の入力ポートから入力され、光導波路を経由してM×Mアレイ導波路回折格子に入力される波長の信号は、波長に応じてM×Mアレイ導波路回折格子の異なるポートから出力されること、およびM×Mアレイ導波路回折格子の入力ポートから入力され、光導波路を経由してN×Nアレイ導波路回折格子に入力される波長の信号は、波長に応じてN×Nアレイ導波路回折格子の異なるポートから出力される点にある。この特徴は、2つのアレイ導波路回析格子の基本周期を所定の間隔Δλで割った値A、Bが互いに素(最大公約数が1)であること自体に起因しており、A、Bの最小公倍数に相当する数の波長を使用すれば、一般的に成立するものである。
なお、NはA以下の値であれば、必ずしもAと同じ値である必要はなく、MもB以下の値であれば、必ずしもBと同じ値である必要はない。いずれの場合も同様の透過特性を得ることができる。
例えば、本実施の形態では、A=3、B=5、N=3、M=5で、3×3アレイ導波路回折格子の第3入出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子の第5出入力ポートとを接続し、波長λ1からλ15を使用する構成を示したが、他にも、A=5、B=6、N=5、M=6で、5×5アレイ導波路回折格子の第5入出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子の第6出入力ポートとを接続し、波長λ1からλ30を使用する構成や、A=5、B=6、N=4、M=5で、4×4アレイ導波路回折格子の第1入出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子の第1出入力ポートとを接続し、波長λ1からλ30を使用する構成であっても、同様の機能を実現できる。
図4および図5を参照して、本発明に係る光波長合分波装置の第2の実施の形態を説明する。
本発明は、
A×Δλの基本周期を有するN×Nアレイ導波路回折格子(NはA以下の整数)と、
B×Δλの基本周期を有するM×Mアレイ導波路回折格子(MはB以下の整数)を内蔵し、特にAとBが互いに素(最大公約数が1)の関係である場合の光波長合分波装置であるが、図4に示す本実施形態は、A=3、B=5、N=3、M=5の場合を例にとって示す。
なお、本発明で使用する信号の波長数は、少なくとも2つの整数A、Bの最小公倍数以上であり、図4に示す本実施形態では、波長λ1からλ15が所定の間隔Δλで定義されているものとする。
以下に、本発明の原理を説明する。
図4に示す光波長合分波装置400は、3×3アレイ導波路回折格子401と、5×5アレイ導波路回折格子402と、光導波路403と、光導波路404とを備え、3×3アレイ導波路回折格子401は、入力ポート405と、出力ポート406とを備え、5×5アレイ導波路回折格子402は、入力ポート407と、出力ポート408とを備える。
3×3アレイ導波路回折格子401の第3出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子402の第5入力ポートが光導波路404を介して接続され、5×5アレイ導波路回折格子402の第5出力ポートと3×3アレイ導波路回折格子401の第3入力ポートが光導波路403を介して接続される。
さらに、3×3アレイ導波路回折格子401の第2出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子402の第4入力ポートが光導波路404を介して接続され、5×5アレイ導波路回折格子402の第4出力ポートと3×3アレイ導波路回折格子401の第2入力ポートが光導波路403を介して接続される。3×3アレイ導波路回折格子401の第2および第3入出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子402の第4および第5入出力ポート以外の入出力ポートは、本発明の光波長合分波装置の入出力ポートとして使用される。
アレイ導波路回折格子の透過特性は、第1の実施の形態で示したものと変わらない。従って、図2に示される入出力ポート間の透過特性を元に、3×3アレイ導波路回折格子401の第3入出力ポートと、5×5アレイ導波路回折格子402の第5出入力ポートが、光導波路403および404で接続されるとともに、3×3アレイ導波路回折格子401の第2入出力ポートと、5×5アレイ導波路回折格子402の第4出入力ポートが、光導波路403および404で接続されている場合に獲得される入出力ポート間の透過特性を図5に示す。なお、図5に示す透過特性において、3回以上アレイ導波路回折格子を通過して出力される波長の記載は省略した。
図5に示される透過特性では、全ての行列成分が存在することから、従来技術として示した光通信システムに本光波長合分波装置を適用すると、フルメッシュの接続性を得ることができる。また、どちらも3×3アレイ導波路回折格子401に接続されている通信ノード間では、5波長の信号を通信に使用することができる。どちらも5×5アレイ導波路回折格子402に接続されている通信ノード間では、3波長の信号を通信に使用することができる。一方が3×3アレイ導波路回折格子401に接続され、他方が5×5アレイ導波路回折格子402に接続されている通信ノード間では、2波長の信号を通信に使用することができる。本実施の形態では、2つのアレイ導波路回折格子を接続する導波路を、1対から2対に増やした点が第1の実施の形態とは異なる。接続用の導波路の機能は、それぞれ独立に扱うことができるので、異なるアレイ導波路回折格子に接続されたポート間を透過する信号の波長数が1から2に増えている。
以上のように、通信ノードの組み合わせに応じて、通信に使用することができる信号の波長数を異ならせることが実現でき、光波長合分波装置として3×3アレイ導波路回折格子を適用する場合と比較して、通信ノード間で通信に使用できる最大の信号数を減らすことなく、通信ノード数を拡張できる。
なお、一般には、互いに素(最大公約数が1)である2整数A、Bに対して、A×Δλの基本周期を有するN×Nアレイ導波路回折格子(NはA以下の整数)と、B×Δλの基本周期を有するM×Mアレイ導波路回折格子(MはB以下の整数)をC対の光導波路(Cは整数)で接続する構造で、A×B(AとBの最小公倍数)種類の波長を使用する場合として考えることができる。
このとき、どちらもN×Nアレイ導波路回折格子に接続されている通信ノード間では、B波長の信号を通信に使用することができる。どちらもM×Mアレイ導波路回折格子に接続されている通信ノード間では、A波長の信号を通信に使用することができる。一方がN×Nアレイ導波路回折格子に接続され、他方がM×Mアレイ導波路回折格子に接続されている通信ノード間では、C波長の信号を通信に使用することができる。
本発明の特徴は、N×Nアレイ導波路回折格子の入力ポートから入力され、光導波路を経由してM×Mアレイ導波路回折格子に入力される波長の信号は、波長に応じてM×Mアレイ導波路回折格子の異なるポートから出力されること、およびM×Mアレイ導波路回折格子の入力ポートから入力され、光導波路を経由してN×Nアレイ導波路回折格子に入力される波長の信号は、波長に応じてN×Nアレイ導波路回折格子の異なるポートから出力される点にある。この特徴は、2つのアレイ導波路回析格子の基本周期を所定の間隔Δλで割った値A、Bが互いに素(最大公約数が1)であること自体に起因しており、A、Bの最小公倍数に相当する数の波長を使用すれば、一般的に成立するものである。
なお、NはA以下の値であれば、必ずしもAと同じ値である必要はなく、MもB以下の値であれば、必ずしもBと同じ値である必要はない。いずれの場合も同様の透過特性を得ることができる。
例えば、本発明の実施形態では、A=3、B=5、N=3、M=5で、3×3アレイ導波路回折格子の第3入出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子の第5出入力ポートとを接続するとともに、3×3アレイ導波路回折格子の第2入出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子の第4出入力ポートとを接続し、波長λ1からλ15を使用する構成を示したが、他にも、A=5、B=6、N=5、M=6で、5×5アレイ導波路回折格子の第5入出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子の第6出入力ポートとを接続するとともに、5×5アレイ導波路回折格子の第1入出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子の第1出入力ポートとを接続し、波長λ1からλ30を使用する構成や、A=5、B=6、N=4、M=5で、4×4アレイ導波路回折格子の第1入出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子の第1出入力ポートとを接続するとともに、4×4アレイ導波路回折格子の第2入出力ポートと5×5アレイ導波路回折格子の第2出入力ポートとを接続し、波長λ1からλ30を使用する構成であっても、同様の機能を実現できる。
図6乃至図8を参照して、本発明に係る光波長合分波装置の第3の実施の形態を説明する。
本発明は、
A×Δλの基本周期を有するN×Nアレイ導波路回折格子(NはA以下の整数)と、
B×Δλの基本周期を有するM×Mアレイ導波路回折格子(MはB以下の整数)を内蔵し、特にAとBが互いに素(最大公約数が1)の関係でない場合の光波長合分波装置であるが、図6に示す本実施形態は、A=4、B=6、N=4、M=6の場合を例にとって示す。
なお、本発明で使用する信号の波長数は、少なくとも2つの整数A、Bの最小公倍数以上であり、図6に示す本実施形態では、波長λ1からλ12が所定の間隔Δλで定義されているものとする。
以下に、本発明の原理を説明する。
図6に示す光波長合分波装置は、4×4アレイ導波路回折格子601、6×6アレイ導波路回折格子602、光導波路603、光導波路604を備え、4×4アレイ導波路回折格子601は、入力ポート605と、出力ポート606とを備え、6×6アレイ導波路回折格子602は、入力ポート607と、出力ポート608とを備える。
4×4アレイ導波路回折格子601の第4出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子602の第6入力ポートが光導波路604を介して接続され、6×6アレイ導波路回折格子602の第6出力ポートと4×4アレイ導波路回折格子601の第4入力ポートが光導波路603を介して接続される。
さらに、4×4アレイ導波路回折格子601の第3出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子602の第4入力ポートが光導波路604を介して接続され、6×6アレイ導波路回折格子602の第4出力ポートと4×4アレイ導波路回折格子601の第3入力ポートが光導波路604を介して接続される。4×4アレイ導波路回折格子601の第3および第4入出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子602の第4および第6入出力ポート以外の入出力ポートは、本発明の光波長合分波装置の入出力ポートとして使用される。
アレイ導波路回折格子は設計により定義される基本周期(FSR:Free Spectral Range)を有している。本実施の形態においては、(基本周期/Δλ)の値が互いに素(最大公約数が1)でない2つのアレイ導波路回折格子を使用する。具体的には、基本周期が4×Δλである4×4アレイ導波路回折格子601と、基本周期が6×Δλである6×6アレイ導波路回折格子602を使用する場合を示す。図7に、当該4×4アレイ導波路回折格子601および6×6アレイ導波路回折格子602において、λ1からλ12までの波長について、入出力ポート間を透過する信号の波長を示す。一般には「入力ポートXから入力され、出力ポートYから出力される信号の波長は、λ(X+Y-1)と、λ(X+Y-1)と基本周期単位で異なる波長(X、Yは1以上入出力ポート数以下の整数)である。」と定義できる。
図7に示される入出力ポート間の透過特性を元に、4×4アレイ導波路回折格子601の第4入出力ポートと、6×6アレイ導波路回折格子602の第6出入力ポートが、光導波路603および604で接続されるとともに、4×4アレイ導波路回折格子601の第3入出力ポートと、6×6アレイ導波路回折格子602の第4出入力ポートが、光導波路603および604で接続されている場合に得られる、入出力ポート間の透過特性を図8に示す。なお、図8に示す透過特性において、3回以上アレイ導波路回折格子を通過して出力される波長の記載は省略した。
図8に示される透過特性では、全ての行列成分が存在することから、従来技術として示した光通信システムに本光波長合分波装置を適用すると、フルメッシュの接続性を得ることができる。また、どちらも4×4アレイ導波路回折格子601に接続されている通信ノード間では、3波長の信号を通信に使用することができる。どちらも6×6アレイ導波路回折格子602に接続されている通信ノード間では、2波長の信号を通信に使用することができる。一方が4×4アレイ導波路回折格子601に接続され、他方が6×6アレイ導波路回折格子602に接続されている通信ノード間では、1波長の信号を通信に使用することができる。
以上のように、通信ノードの組み合わせに応じて、通信に使用することができる信号の波長数を異ならせることが実現できており、光波長合分波装置として4×4アレイ導波路回折格子を適用する場合と比較して、通信ノード間で通信に使用できる最大の信号数を減らすことなく、通信ノード数を拡張できる。
なお、一般には、最大公約数がD(Dは整数)である2整数A、Bに対して、A×Δλの基本周期を有するN×Nアレイ導波路回折格子(NはA以下の整数)と、B×Δλの基本周期を有するM×Mアレイ導波路回折格子(MはB以下の整数)をD対の光導波路で接続する構造で、AとBの最小公倍数に相当する種類の波長を使用する場合として考えることができる。
このとき、どちらもN×Nアレイ導波路回折格子に接続されている通信ノード間では、B/D波長の信号を通信に使用することができる。どちらもM×Mアレイ導波路回折格子に接続されている通信ノード間では、A/D波長の信号を通信に使用することができる。一方がN×Nアレイ導波路回折格子に接続され、他方がM×Mアレイ導波路回折格子に接続されている通信ノード間では、1波長の信号を通信に使用することができるものである。
本発明の特徴は、N×Nアレイ導波路回折格子の入力ポートから入力され、光導波路を経由してM×Mアレイ導波路回折格子に入力される波長の信号は、波長に応じてM×Mアレイ導波路回折格子の異なるポートから出力されるが、信号が出力されるポートは、最大でB/D種類であるため、D本の光導波路を適切に接続することで、全ての出力ポートから信号が出力されるようにしている点にある。同様に、M×Mアレイ導波路回折格子の入力ポートから入力され、光導波路を経由してN×Nアレイ導波路回折格子に入力される波長の信号は、波長に応じてN×Nアレイ導波路回折格子の異なるポートから出力されるが、信号が出力されるポートは最大でA/D種類であるため、D本の光導波路を適切に接続することにより、全ての出力ポートから信号が出力されるようにしている点も特長である。なお、第1および第2の実施の形態のように、AとBが互いに素な整数であれば、導波路の接続方法は任意であるが、本実施の形態では、フルメッシュの接続性が得られるように適切な入出力ポート間を接続する必要がある。例えば、4×4アレイ導波路回析格子601の第4入出力ポートと6×6アレイ導波路回析格子602の第6出入力ポートが光導波路で接続されるとともに、4×4アレイ導波路回析格子601の第3入出力ポートと6×6アレイ導波路回析格子602の第5出入力ポートが光導波路で接続されている場合には、フルメッシュの接続性は得られない。
この特徴は、2つのアレイ導波路回析格子の基本周期を所定の間隔Δλで割った値A、Bの最大公約数がDであること自体に起因しており、A、Bの最小公倍数に相当する数の波長を使用すれば、一般的に成立するものである。
なお、NはA以下の値であれば、必ずしもAと同じ値である必要はなく、MもB以下の値であれば、必ずしもBと同じ値である必要はない。いずれの場合も同様の透過特性を得られる。
例えば、本実施の形態では、A=4、B=6、N=4、M=6で、4×4アレイ導波路回折格子の第4入出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子の第6出入力ポートとを接続するとともに、4×4アレイ導波路回折格子の第3入出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子の第4出入力ポートとを接続し、波長λ1からλ12を使用する構成を示したが、他にも、A=6、B=9、N=6、M=9で、6×6アレイ導波路回折格子の第6入出力ポートと9×9アレイ導波路回折格子の第1出入力ポートとを接続するとともに、6×6アレイ導波路回折格子の第5入出力ポートと9×9アレイ導波路回折格子の第2出入力ポートとを接続し、6×6アレイ導波路回折格子の第4入出力ポートと9×9アレイ導波路回折格子の第3出入力ポートとを接続し、波長λ1からλ18を使用する構成や、A=6、B=9、N=6、M=8で、6×6アレイ導波路回折格子の第6入出力ポートと8×8アレイ導波路回折格子の第1出入力ポートとを接続するとともに、6×6アレイ導波路回折格子の第5入出力ポートと8×8アレイ導波路回折格子の第2出入力ポートとを接続し、6×6アレイ導波路回折格子の第4入出力ポートと8×8アレイ導波路回折格子の第3出入力ポートとを接続し、波長λ1からλ18を使用する構成であっても、同様の機能を実現できる。
本発明は、第1から第3のいずれかの実施の形態における光導波路の配線を変更した光波長合分波装置である。
一般に、A×Δλの基本周期を有するN×Nアレイ導波路回折格子(NはA以下の整数)において、A≒Nであるならば、入出力ポートのうちで両端の約10%にあたるポート、すなわち第1及び第N付近の入出力ポートを通る信号は、他の入出力ポートを使用する場合に比較して、回折効率の低下により3dB程度挿入損失が大きくなる。
本発明の光波長合分波装置において、光導波路103あるいは104を通過し、アレイ導波路回折格子を2回通る信号は、1回しか通らない信号に比較して挿入損失が大きくなる傾向を有する。
従って、光導波路103あるいは104は、アレイ導波路回折格子の両端10%の入出力ポート間を接続するのではなく、中心付近の入出力ポート間を接続する方が、挿入損失を均一化できるため望ましい。
例えば、第1の実施の形態では、3×3アレイ導波路回折格子101の第3入出力ポートと、5×5アレイ導波路回折格子102の第5出入力ポートが、光導波路103および104で接続される場合を示したが、これに代えて、3×3アレイ導波路回折格子101の第2入出力ポートと、5×5アレイ導波路回折格子102の第3出入力ポートを、光導波路103および104で接続することで、挿入損失の均一化が図れる。
他にも、第2の実施の形態を元に、A=5、B=6、N=5、M=6で、5×5アレイ導波路回折格子の第3入出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子の第3出入力ポートとを接続するとともに、5×5アレイ導波路回折格子の第4入出力ポートと6×6アレイ導波路回折格子の第4出入力ポートとを接続する構成も、挿入損失の均一化を図る上で望ましい。
また、第3の実施の形態を元に、A=6、B=9、N=6、M=9で、6×6アレイ導波路回折格子の第5入出力ポートと9×9アレイ導波路回折格子の第4出入力ポートとを接続するとともに、6×6アレイ導波路回折格子の第4入出力ポートと9×9アレイ導波路回折格子の第5出入力ポートとを接続し、6×6アレイ導波路回折格子の第3入出力ポートと9×9アレイ導波路回折格子の第6出入力ポートとを接続する構成でも、挿入損失の均一化を図る上で望ましい。
以上、本発明について、具体的に説明してきたが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施形態は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、上記のアレイ導波路回折格子の基本周期とポート数と透過特性、光導波路で接続する入出力ポートの組み合わせ、アレイ導波路回折格子の配置方法などは、本発明の趣旨から逸脱することなく、その数、構成、詳細な変更することができる。また、説明のための構成要素は、本発明の趣旨を逸脱することなく変更、補足、またはその順序を変えてもよい。
本発明の第1の実施形態である光波長合分波装置を説明する図である。 本発明の第1の実施形態で内蔵するアレイ導波路回折格子の波長入出力特性を説明する図である。 本発明の第1の実施形態である光波長合分波装置の透過特性を説明する図である。 本発明の第2の実施形態である光波長合分波装置を説明する図である。 本発明の第2の実施形態である光波長合分波装置の透過特性を説明する図である。 本発明の第3の実施形態である光波長合分波装置を説明する図である。 本発明の第3の実施形態で内蔵するアレイ導波路回折格子の波長入出力特性を説明する図である。 本発明の第3の実施形態である光波長合分波装置の透過特性を説明する図である。 従来の光通信システムを説明する図である。 従来の光通信システムに使用される光波長合分波装置の波長入出力特性を説明する図である。
符号の説明
101,102,401,402,601,602 アレイ導波路回折格子
103,104,403,404,603,604 光導波路
105,107,405,407,605,607 入力ポート
106,108,406,408,606,608 出力ポート
201−1,201−2 光波長合分波装置
202 通信ノード
203 光ファイバ
204−1〜204−16 所定の波長の信号を送出する送信器
205 波長合波器
206 波長分波器
207−1〜207−16 受光素子

Claims (5)

  1. 内部に第1及び第2の2つの多入力多出力のアレイ導波路回折格子を備える光波長合分波装置であって、
    前記2つの多入力多出力のアレイ導波路回折格子は、隣接する2つの導波路の1つの入力ポートから入力され、隣接する出力ポートから出力される2つの信号の波長が互いにΔλ異なり、
    前記第1の多入力多出力のアレイ導波路回折格子は、λK(Kは整数)なる波長の信号が、ある入出力ポート間を透過するならば、当該入出力ポート間をλKとはA×Δλ(Aは整数)の整数倍異なる波長の信号も透過する特性を有し、
    前記第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子は、λH(Hは整数)なる波長の信号が、ある入出力ポート間を透過するならば、当該入出力ポート間をλHとはB×Δλ(BはAと異なる整数)の整数倍異なる波長の信号も透過する特性を有し、
    前記第1の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の出力ポートと入力ポートのうち、各々少なくとも1つが、それぞれ前記第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入力ポートと出力ポートに光導波路を介して接続されることを特徴とする光波長合分波装置。
  2. 前記整数AおよびBが互いに素(最大公約数が1)であることを特徴とする請求項1に記載の光波長合分波装置。
  3. 前記整数AおよびBが最大公約数がDであるときに、
    前記第1の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の出力ポートと前記第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入力ポート及び、
    前記第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の出力ポートと前記第1の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入力ポートを接続する光導波路の数は、それぞれD本以上であることを特徴とする請求項1に記載の光波長合分波装置。
  4. 前記第1及び第2の多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入出力ポートのうち、
    前記光導波路により互いの接続に使用される入出力ポートは、前記多入力多出力のアレイ導波路回折格子の入出力ポートの両端およびその近傍でないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光波長合分波装置。
  5. 前記多入力多出力のアレイ導波路回折格子と、接続に使用される前記光導波路との全てが、同一基板上に形成される構成であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光波長合分波装置。
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