JP4755126B2 - 波長ルーティング網 - Google Patents

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本発明は、フルメッシュ波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送システムに用いるための、光波長多重化された複数の信号を波長に応じて分波または合波する、複数個のN×N波長ルーティング装置を有する波長ルーティング網に関する。
複数の光信号を異なる波長の光に乗せ、1本の光ファイバで伝送する波長分割多重(WDM)伝送システムは、伝送路の容量を大幅に増大させることが可能であり、既に基幹系システムを中心に導入が進んでいる。
さらに近年、光信号の波長を伝送路容量の増大に適用するだけでなく、ネットワークの経路設定に用いる波長ルーティングの検討も進んでおり、その一例として、複数の通信ノード間をそれぞれ個別に接続し、網の目状の形態を作る、フルメッシュWDM光信号伝送システムがある。
図5に示すような従来のフルメッシュWDM光信号伝送システムでは、中心にN入力N出力(以下、N×Nと表記する)光波長合分波装置301が設置され、その周囲のそれぞれWDM信号送受信装置を備える複数の通信ノード302と光波長合分波装置301との間を、光ファイバ303でそれぞれ接続し、N×N光波長合分波装置301を中心とするスター型の物理形状をとる。
ここで、N×N光波長合分波装置301の入出力ポート間の波長特性として、図6に示すような特性(波長周回性)を有するものを使用すると、通信ノード302間にフルメッシュの光ファイバを敷設した場合と同じ接続性が得られる。図6では、例えば、入力ポート1から入力したλ3の波長の信号は出力ポート3から出力し、入力ポート2から入力したλ3の波長の信号は出力ポート2から出力し、入力ポート3から入力したλ3の波長の信号は出力ポート1から出力するということを表している。従って、通信ノード間で大容量のデータを低遅延で送受信することが可能となる(非特許文献1を参照)。
従来、波長周回性を有するN×N光波長合分波装置301を得る方法として、図7に示すようなアレイ導波路回折格子型光合分波回路(以下、AWGと表記する:Arrayed Waveguide Grating)を用いる方法があった。以下に、そのAWGの従来技術の動作原理を説明する。
図7において、501は所定の光路長差を有するアレイ導波路、502は一対のスラブ導波路、503はN本の入力導波路、504はN本の出力導波路である。アレイ導波路501とスラブ導波路502、および入出力導波路503,504を適切に設計することにより、AWGの合分波特性を設計できる。特に、AWGの入出力導波路の本数がN、合分波の波長間隔がΔλであるとき、AWGの基本周期(FSR:Free Spectral Range)をΔλ×Nに一致させて設計すると、波長周回性を得られる。
図8は入出力導波路501,505の本数が4の場合の例である。4入力4出力の導波路間には、入力導波路と入力波長に応じた16通りの経路が存在する。この入出力特性を利用し、図5の通信ノード302にλ1からλ4の、4つの波長の信号を送受信するWDM信号送受信装置301を設置することで、4つの通信ノード間でフルメッシュの接続性を得ることができる(非特許文献2を参照)。
特願2006−117283号 特願2006−239633号 K. Kato et al., "32×32 full-mesh(1024 path) wavelength-routing WDM network based on uniform-loss cyclic-frequency arrayed-waveguide grating", Electronics Letters,Vol.36,No.15, pp.1294-1296, 20th July 2000. H. Takahashi et al., "Transmission characteristics of arrayed waveguide N×N wavelength multiplexer", Journal of Lightwave Technology, Vol.13, No.3, pp.447-455, March 1995. G. J. Ockenfuss et al., "Ultra-low stress coating process: an enabling technology for extreme performance thin film interference filters", Optical Fiber Communication Conference, 2002(OFC 2002), FA8-1 - FA8-3, March 2002. S. Kamei et al., "Low-loss and flat/wide-passband CWDM demultiplexer using silica-based AWG with multi-mode output waveguides", Optical Fiber Communication Conference, 2004(OFC 2004), TuI2, Feb. 2004.
しかしながら、上記のような従来技術を用いて実現されるフルメッシュWDM光信号伝送システムでは、物理形状がスター型に限られていたため、複数のフルメッシュWDM光信号伝送システムを構築する場合には、複数の独立したシステムを構築する必要があった。
本発明は、かかる課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のフルメッシュWDM光信号伝送システムを構築する際に、全てのシステムを統合し、単一のシステムとして動作させるために必要な、N×N光波長合分波装置を内蔵する波長ルーティング装置を適用して、複数のフルメッシュWDM光信号伝送システムを統合可能な波長ルーティング網を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、M、Nをそれぞれ2以上の整数としてそれぞれN個の入力ポートとN個の出力ポートを有し、波長分割多重された光信号を合分波する複数個の波長ルーティング装置と、M×N波長の波長分割多重信号の送受信装置を備える複数個の通信ノードとからなる波長ルーティング網であって、各前記波長ルーティング装置の対となる入出力ポートのそれぞれが、別の前記波長ルーティング装置の対となる出入力ポートか、あるいは前記通信ノードの前記送受信装置の出入力ポートのいずれかに、光伝送路を介して接続されており、かつ各前記波長ルーティング装置は、Kを1以上(M−1)以下の整数として、K個のN入力N出力アレイ導波路回析格子型光合分波回路と、(M−K)個のN入力N出力光スイッチとを備え、1個の入力ポートから入力するM×N波長の波長分割多重信号を、M個のN波長の群に分割して出力する波長群光分波器を、入力側にN個配列し、M個の入力ポートから入力するそれぞれがN波長の波長多重信号を、M×N波長の光波長多重信号に合波する波長群光合波器を、出力側にN個配置し、前記N個の波長群光分波器の出力ポートと前記N個の波長群光合波器の入力ポートを接続する光配線の間に、各波長群に対して前記アレイ導波路回折格子型光合分波回路と前記光スイッチのいずれかを割り当てそれらを並列に接続したことを特徴とする。
ここで、前記N入力N出力のアレイ導波路回折格子型光合分波回路は、前記N個の波長群光分波器から入力される、あるいは前記N個の波長群光合波器へと出力される、M組のうちのいずれかのN波長の光信号に関して波長周回性を有し、前記N入力N出力の光スイッチは、前記N個の波長群光分波器から入力される、あるいは前記N個の波長群光合波器へと出力される、M組のうちのいずれかのN波長の光信号に関してスイッチング機能を有することを特徴とすることができる。
上記構成により、本発明によれば、複数のフルメッシュWDM光信号伝送システムを構築する際に、全てのシステムを統合し、単一のシステムとして動作させるために必要な、N×N光波長合分波装置を内蔵する波長ルーティング装置を適用して、複数のフルメッシュWDM光信号伝送システムを統合可能な波長ルーティング網を提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態を詳しく説明する。
図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る波長ルーティング装置および波長ルーティング網を説明する。
本発明の波長ルーティング装置は、内部に1入力M出力の波長群光分波器(Mは2以上の整数)と、M入力1出力の波長群光合波器と、N入力N出力の光スイッチ(Nは2以上の整数)と、N入力N出力のアレイ導波路回折格子型光合分波回路を備えるが、図1に示す本発明の一実施形態は、N=4、M=2の場合を例にとって示している。
図1に示す波長ルーティング装置は、4台の1入力2出力の波長群光分波器101−1〜101−4と、4入力4出力のアレイ導波路回折格子型光合分波回路(AWG)102と、4入力4出力の光スイッチ(SW)103と、4台の2入力1出力の波長群光合波器104−1〜104−4とを含む。4入力4出力のアレイ導波路回折格子型光合分波回路102の構成例と波長入出力特性は前述の図7、図8と同様である。また、4入力4出力の光スイッチ103は、例えば石英系ガラス導波路を用いたマッハツェンダ干渉計(MZI)と薄膜ヒータからなるPLC型の4×4光マトリックススイッチのような公知のN×N光スイッチが適用できる。
波長分割多重化された光信号を入力ポートごとに設けられている所定の波長群単位で分波を行う波長群光分波器101−1〜101−4、波長分割多重化された光信号を出力ポートごとに設けられている所定の波長群単位で合波を行う波長群光合波器104−1〜104−4は、例えば誘電体多層膜や、アレイ導波路回折格子を利用して実現でき、その実現手段は問わない(非特許文献3,4および特許文献1,2を参照)。
図1に示す本発明の波長ルーティング装置に入力される光信号は、最大8波長の信号が波長分割多重化された信号である。この波長分割多重化された光信号は、1入力2出力の波長群光分波器101−1〜101−4のいずれかに入力され、それぞれの2つの出力ポートから、それぞれ4波長の光信号が波長分割多重化された信号に分波されて出力される。図1では波長λ1〜λ8の信号を入力し、波長λ1〜λ4を含む信号と、波長λ5〜λ8を含む信号とに分波する例を示しているが、信号の分波に関しては、奇数波長と偶数波長に分波するなど、分け方を特に制限するものではない。また、フィルタのガードバンドが広い場合に波長λ4、λ8等をガードバンドにあてて、その波長を使用しない分波方法も、本発明に含まれる。
波長群光分波器101−1〜101−4で分波された光信号は、4入力4出力の光スイッチ(SW)103と、4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路(AWG)102のいずれかに入力される。図1では、波長λ1〜λ4を含む信号を4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路102に入力し、波長λ5〜λ8を含む信号を4入力4出力の光スイッチ103に入力している。ここで、本発明の波長ルーティング装置は、波長群ごとに、アレイ導波路回折方合分波回路102によって提供される「入力された波長群の信号を波長ごとに別々の出力ポートに振り分ける機能」か、光スイッチ103によって提供される「入力された波長群の信号をそのまま出力ポートに送るスイッチング機能」のいずれかを提供することを特徴とする。従って、4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路102と4入力4出力の光スイッチ103は逆にしても良く、またその両方が4入力4出力の光スイッチであっても、あるいはその両方が4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路であっても構わない。
4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路102の出力と4入力4出力の光スイッチ103の出力は、4台の2入力1出力の波長群光合分波装置104−1〜104−4に入力され、8波長λ1〜λ8の信号が波長分割多重化された信号となって、波長ルーティング装置の出力信号として、出力される。
図2には、図1に示した本発明の波長ルーティング装置を適用した、本発明の波長ルーティング網を示す。使用する波長ルーティング装置は、ここまでの説明と同じく、N=4、M=2の場合を例にとって示す。
図2に示す波長ルーティング網は、3台の4入力4出力の波長ルーティング装置201−1〜201−3と、8波長λ1〜λ8の波長分割多重化された光信号の送受信装置を備えた8つの通信ノード202とを含む。
第1の4入力4出力の波長ルーティング装置201−1は、その4組の入出力ポートのうち3組(ポートA,B,D)が第1から第3の通信ノード202に内蔵されている8波長の波長分割多重化された光信号の送受信を行う第1から第3のWDM送受信装置に接続され、残りの1組(ポートC)が第2の4入力4出力の波長ルーティング装置201−2に接続されている。
第2の4入力4出力の波長ルーティング装置201−2は、その4組の入出力ポートのうち2組(ポートB,D)が第4、第5の通信ノード202に内蔵されている8波長の波長分割多重化された光信号の送受信を行う第4、第5のWDM送受信装置に接続され、残りの1組(ポートA)が上記の第1の4入力4出力の波長ルーティング装置201−1に、残りのもう1組(ポートC)が第3の4入力4出力の波長ルーティング装置201−3に接続されている。
第3の4入力4出力の波長ルーティング装置201−3は、その4組の入出力ポートのうち3組(ポートB,C,D)が第6から第8の通信ノード202に内蔵されている8波長の波長分割多重化された光信号の送受信を行う第6から第8のWDM送受信装置に接続され、残りの1組(ポートA)が上記の第2の4入力4出力の波長ルーティング装置201−2に接続されている。
本発明の波長ルーティング網は、波長ルーティング装置が内蔵する4入力4出力の光スイッチ103、および4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路102の配置によって、様々なシステム構成をとることができるが、ここでは例として以下の配置を仮定する。
第1の4入力4出力の波長ルーティング装置201−1は、図1に示すように、1入力2出力の波長群光分波器101−1〜101−4の波長λ1〜λ4の信号を出力する第1の出力ポートが、4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路102に接続され、1入力2出力の波長群光分波器101−1〜101−4の波長λ5〜λ8の信号を出力する第2の出力ポートが、4入力4出力の光スイッチ103に接続されている。
これに対し、第2の4入力4出力の波長ルーティング装置201−2は、1入力2出力の波長群光分波器101−1〜101−4の波長λ1〜λ4の信号を出力する第1の出力ポートが、4入力4出力の光スイッチ103に接続され、1入力2出力の波長群光分波器101−1〜101−4の波長λ5〜λ8の信号を出力する第2の出力ポートが、4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路102に接続されている。
また、第3の4入力4出力の波長ルーティング装置201−3は、第1の4入力4出力の波長ルーティング装置201−1と同様に、1入力2出力の波長群光分波器101−1〜101−4の波長λ1〜λ4の信号を出力する第1の出力ポートが、4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路102に接続され、1入力2出力の波長群光分波器101−1〜101−4の波長λ5〜λ8の信号を出力する第2の出力ポートが、4入力4出力の光スイッチ103に接続されている。
以上説明した本発明の波長ルーティング網は、波長変換機能を含まないため、波長群光分波器101−1〜101−4および、波長群光合波器104−1〜104−4の合分波する波長群ごとに、独立して通信ノード間の接続関係を設定することができる。以下では、各波長群ごとにその接続関係を説明する。
図3は図2に示した波長ルーティング網の動作説明図であり、図3の(A)は、波長λ1〜λ4の信号に関する接続関係を示し、図3の(B)は。波長λ5〜λ8の信号に関する接続関係を示す。
波長λ1〜λ4の信号に関しては、第1の波長ルーティング装置201−1と第3の波長ルーティング装置201−3内に、それぞれ4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路102を備えているため、それらアレイ導波路回折格子型合分波回路102を中心とする、フルメッシュWDM光信号伝送システムが形成される。例えば、図3の(A)では、第2の波長ルーティング装置201−2内に備えられている4入力4出力の光スイッチ103において、
入力ポートAから入力された信号を出力ポートBから出力し、
入力ポートBから入力された信号を出力ポートAから出力し、
入力ポートCから入力された信号を出力ポートDから出力し、
入力ポートDから入力された信号を出力ポートCから出力するように設定することで、通信ノード#1、#2、#3、#4間と通信ノード#5、#6、#7、#8間にフルメッシュWDM光信号伝送システムが形成される場合を示している。
波長λ5〜λ8の信号に関しては、第2の波長ルーティング装置201−2内に4入力4出力のアレイ導波路回折格子型合分波回路102を備えているため、そのアレイ導波路回折格子型合分波回路102を中心とする、フルメッシュWDM光信号伝送システムが形成される。図3の(B)では、第1の波長ルーティング装置201−1内に備えられている4入力4出力の光スイッチ103において、
入力ポートAから入力された信号を出力ポートCから出力し、
入力ポートCから入力された信号を出力ポートAから出力するように設定し、
第3の波長ルーティング装置201−3内に備えられている4入力4出力の光スイッチ103において、
入力ポートAから入力された信号を出力ポートBから出力し、
入力ポートBから入力された信号を出力ポートAから出力するように設定することで、通信ノード#1、#4、#5、#6間にフルメッシュWDM光信号伝送システムが形成される場合を示している。
また、4入力4出力の光スイッチ103の設定を変更すれば、参加するノードの組合せが異なるフルメッシュWDM光信号伝送システムを内蔵することも可能である。
例えば、図4の(A)に示すように、第2の波長ルーティング装置201−2内に備えられている4入力4出力の光スイッチ103において、
入力ポートAから入力された信号を出力ポートDから出力し、
入力ポートBから入力された信号を出力ポートCから出力し、
入力ポートCから入力された信号を出力ポートBから出力し、
入力ポートDから入力された信号を出力ポートAから出力するように設定を変更することで、通信ノード#1、#2、#3、#5間と通信ノード#4、#6、#7、#8間にフルメッシュWDM光信号伝送システムを形成することができる。
また、図4の(B)に示すように、第1の波長ルーティング装置201−1内に備えられている4入力4出力の光スイッチ103において、
入力ポートCから入力された信号を出力ポートDから出力し、
入力ポートDから入力された信号を出力ポートCから出力するように設定を変更し、
第3の波長ルーティング装置201−3内に備えられている4入力4出力の光スイッチ103において、
入力ポートAから入力された信号を出力ポートCから出力し、
入力ポートCから入力された信号を出力ポートAから出力するように設定することで、通信ノード#3、#4、#5、#8間にフルメッシュWDM光信号伝送システムを形成することができる。
以上説明したように、本発明の波長ルーティング装置を用いて形成する波長ルーティング網では、複数のフルメッシュWDM光信号伝送システムが、全てのシステムを統合し、単一のシステムとして構築することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明について、具体的に説明してきたが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施形態の例は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、上記のアレイ導波路回折格子型合分波回路や光スイッチの配置、波長ルーティング装置の配置、光スイッチの設定については、特許請求の範囲に記載の本発明の趣旨から逸脱することなく、その構成と詳細を変更することができる。また、説明のための構成要素は、その本発明の趣旨を逸脱することなく、置換、変更、補足、個数の増減、形状の設計変更等の各種変形、またはその順序を変えてもよく、これら全て本発明の実施形態に含まれる。
本発明の第1の実施形態である波長ルーティング装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態である波長ルーティング網の構成を説明する概念図である。 本発明の第1の実施形態である波長ルーティング網の動作を説明する概念図である。 光スイッチの異なる設定での本発明の第1の実施形態である波長ルーティング網の動作を説明する概念図である。 従来のフルメッシュWDM光信号伝送システムの概略構成を示すブロック図である。 従来のフルメッシュWDM光信号伝送システムに用いられる、光波長合分波装置の波長入出力特性を説明する図である。 従来のアレイ導波路回折格子型合分波回路の構成を示す模式図である。 従来のアレイ導波路回折格子型合分波回路の波長入出力特性を説明する図である。
符号の説明
101−1〜101−4 1入力2出力の波長群光分波器
102 4入力4出力のアレイ導波路回折格子型光合分波回路
103 4入力4出力の光スイッチ
104−1〜104−4 2入力1出力の波長群光合波器
201−1〜201−3 4入力4出力の波長ルーティング装置
202 8波長の波長分割多重化された光信号の送受信装置を備えている通信ノード
301 N×N光波長合分波装置
302 WDM信号送受信装置を備えている複数の通信ノード
303 光ファイバ
501 所定の光路長差を有するアレイ導波路
502 スラブ導波路
503 N本の入力導波路
504 N本の出力導波路

Claims (2)

  1. M、Nをそれぞれ2以上の整数としてそれぞれN個の入力ポートとN個の出力ポートを有し、波長分割多重された光信号を合分波する複数個の波長ルーティング装置と、M×N波長の波長分割多重信号の送受信装置を備える複数個の通信ノードとからなる波長ルーティング網であって、
    各前記波長ルーティング装置の対となる入出力ポートのそれぞれが、別の前記波長ルーティング装置の対となる出入力ポートか、あるいは前記通信ノードの前記送受信装置の出入力ポートのいずれかに、光伝送路を介して接続されており、かつ
    各前記波長ルーティング装置は、
    Kを1以上(M−1)以下の整数として、K個のN入力N出力アレイ導波路回析格子型光合分波回路と、(M−K)個のN入力N出力光スイッチとを備え、
    1個の入力ポートから入力するM×N波長の波長分割多重信号を、M個のN波長の群に分割して出力する波長群光分波器を、入力側にN個配列し、
    M個の入力ポートから入力するそれぞれがN波長の波長多重信号を、M×N波長の光波長多重信号に合波する波長群光合波器を、出力側にN個配置し、
    前記N個の波長群光分波器の出力ポートと前記N個の波長群光合波器の入力ポートを接続する光配線の間に、各波長群に対して前記アレイ導波路回折格子型光合分波回路と前記光スイッチのいずれかを割り当てそれらを並列に接続したことを特徴とする波長ルーティング
  2. 前記N入力N出力のアレイ導波路回折格子型光合分波回路は、前記N個の波長群光分波器から入力される、あるいは前記N個の波長群光合波器へと出力される、M組のうちのいずれかのN波長の光信号に関して波長周回性を有し、
    前記N入力N出力の光スイッチは、前記N個の波長群光分波器から入力される、あるいは前記N個の波長群光合波器へと出力される、M組のうちのいずれかのN波長の光信号に関してスイッチング機能を有することを特徴とする請求項1に記載の波長ルーティング
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