JP5713329B1 - 保持具付傘 - Google Patents

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Abstract

【課題】強風による骨格材への負荷を軽減するための保持部材を有した傘であって、容易に装着可能な保持部材を有した保持具付傘を提供することを課題とする。【解決手段】傘本体1と保持部材2とを備え、前記傘本体1は、中棒11と、前記中棒11の一端から放射状に伸びる複数の親骨12と、隣り合った前記親骨12の間に形成される傘布13と、を有し、前記保持部材2は、前記傘布13に固定されていることを特徴とする。このように構成しているために、強風時には使用者が前記保持部材2を掴むことで、風圧による傘本体1の骨格材にかかる負荷を抑制することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、強風による損傷を抑制するための保持部材が設けられた保持具付傘に関するものである。
一般に、傘が強風に煽られて破損することがある。これは、雨をよけるために設けられた傘布が風圧を受けることで、傘の骨格材に負荷がかかるためである。特に、傘が破損する場合に多いのは、親骨に強力な負荷がかかり変形する、あるいは、折損する場合と、親骨と受骨との接合部であるダボに負荷がかかり破損してしまう場合とがある。
強風による傘の破損を防ぐためには、骨格材にかかる負荷を軽減させることが重要である。このことは従来から課題とされ、特許文献1には、中棒をスライドするロクロと露先との間に補強骨を架け渡すことで、骨格材の耐久性を強化し、骨格材の一部にかかる負荷を軽減する傘が提案されている。また、特許文献2には、親骨の中間部分にコイルバネあるいは薄板バネを組み込むことによって、風圧等の外力を受け止め、受け流す方法で骨格材への負荷を軽減する傘が提案されている。
特開2001−17219号公報 特開2011−206505号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載の傘は、補強骨やコイルバネといった部材が必要となるために製作コストが増大する。また、前記部材を傘本体に組み込む構成が必要であるため、製作するのに手間がかかる。そのため、前記のような組み込み式の部材が必要な方法は、既存の傘に対して容易に適応することが出来ない。
本発明は、かかる実情に鑑み、強風による骨格材への負荷を軽減するための保持部材を有した傘であって、容易に装着可能な保持部材を有した保持具付傘を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本願発明に係る保持具付傘は、傘本体と保持部材とを備え、前記傘本体は、中棒と、前記中棒の一端から放射状に伸びる複数の親骨と、隣り合った前記親骨の間に形成される傘布と、を有し、前記保持部材は、前記傘布の内側に設けられ、保持部と前記傘布に対する固定部とを有し、前記保持部は、親指を除く4本指を通して掴むことができる長さを有し、前記固定部は、前記保持部の両端に配置され、かつ、前記保持部材は、隣り合った前記親骨のほぼ中間位置に取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、傘布に保持部材を設け、強風時には使用者が前記保持部材を掴むことで、風圧によって傘の骨格材にかかる負荷を抑制することができる。
これにより、傘が強風に煽られる場合であっても、前記保持部材を掴むことで傘布の角度を空気抵抗の少ない好ましい位置に固定することができ、骨格材にかかる負荷を軽減することができる。
本発明の好ましい形態では、前記保持部材は、保持部と前記傘布に対する固定部とを有し、前記固定部は保持部の両端に配置されていることを特徴とする。
これにより、使用者は保持部材をしっかりつかむことが出来るアーチ状に構成することができ、強風によって傘が揺さぶられることがあった場合にも、傘を好ましい位置に容易に保持することができる。
本発明の好ましい形態では、前記保持部材は、傘布の外縁部または外縁部近くに取り付けられていることを特徴とする。
このように、傘の外縁部または外縁部近くで固定することにより、傘布が強風に煽られることを抑制でき、より効果的に骨格材への負荷を軽減することができる。
本発明の好ましい形態では、前記保持部材は、前記傘布の内側に設けられていることを特徴とする。
このように、保持部材が傘布の内側に固定されていることにより、傘の使用者は容易に掴むことができ、雨に濡れることもない。
本発明の好ましい形態では、前記保持部材は、帯状に形成され、前記固定部が前記傘布に対する縫い付け、又は接着等の固定手段により固定されていることを特徴とする。
このように、直接保持部材が傘布に固定されるために、この保持部材と接着手段以外の部材を必要とせず、既存の傘に対しても保持部材を簡単に取り付けることができる。
本発明の好ましい形態では、前記保持部材が、間隔をおいて複数設けられていることを特徴とする。
このように、保持部材が複数設けられていることで、突如強風が吹いた際にも、使用者は容易に保持部材を見つけることができ、また、掴むことができる。
強風による骨格材への負荷を軽減するための保持部材を有した傘であって、容易に装着可能な保持部材を有した保持具付傘を提供することが出来る。
本発明の一実施形態に係る保持具付傘の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る保持具の平面図である。 本発明の一実施形態に係る保持具を使用した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図3を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る保持具付傘の斜視図である。この保持具付傘は、傘本体1と、保持部材2とを備えており、前記保持部材2は前記傘本体1の傘布13の内側であって、周方向には露先14と露先14の間、かつ、径方向には露先14とダボ16との間に設けられている。前記傘本体1は、一般的に用いられる傘全般を意味し、折り畳み傘、日傘、ビーチパラソル等であっても良い。
前記保持部材2は、図2に示すように、平面長方形状に形成され、持ち手となる保持部21と、傘本体1に固定される固定部22とを備えている。前記保持部21は使用者が持ちやすい程度の長さを有し、容易に変形するため、傘の使用者は保持部21を容易に掴むことができる。
前記固定部22は、保持部材2の両端に設けられている。そのため、固定部22を傘布13に固定した場合には、図1に示すように、保持部材2の使用時2aはアーチ状に形成する。一方で、保持部材2の通常時2bには、傘布13に密接して形成されているために、傘を雨よけとして使用する際に、使用者の邪魔とならない。
また、固定部22は、傘布13の素材によって異なる固定手段が採られる。傘布13の素材が布地である場合には、同一素材の保持部材2を傘布13の内側に縫合することにより固定される。また、傘布13が樹脂素材である場合には、留具(金属、樹脂)あるいは、溶着、融着、圧着することによって固定される。
図3は、本発明の実施形態に係る保持具を使用した状態を示す斜視図である。図3に示すように、一方の手で中軸11を持ち、他方の手で保持部21を持つようにして、傘本体1を支えることができる。
本実施形態によれば、傘布13の内側に保持部材2が設けられており、傘の使用者が容易に掴むことが出来るように構成されている。これにより、強風に煽られた場合であっても、保持部材2を掴んで傘布13の位置を固定することで、強風時に傘本体1の骨格材に負荷がかかるのを抑制し、損傷を防ぐことが出来る。
また、本実施形態によれば、図3に示すように、一方の手で中軸11を持ち、他方の手で保持部21を持つようにして、傘本体を支えることができる。これにより、様々な方向から風が吹いている場合であっても、使用者の好ましい角度・方向に傘本体を保持することができ、風に煽られる影響を最小限にして歩くことができる。
また、本実施形態によれば、保持部材2は容易に設けることが出来る。これにより、保持部材2は既存の傘に対しても適応可能であり、保持部材2を傘布13に取り付けることで、従来から使っている傘を保持具付傘にすることが出来る。
なお、実施形態では保持部材2を帯状に形成した例を示したが、ひも状あるいは柔軟なチューブ状、手で握り易い球状のものを採用しても良い。また、保持部材2の材料や設ける位置や数も、傘の使用者の身長や年齢、傘の大小に合わせて、適宜変更しても良い。
1 傘本体
11 中棒
12 親骨
13 傘布
14 露先
15 受骨
16 ダボ
17 ロクロ
2 保持部材
21 保持部
22 設置部
A 使用者

Claims (4)

  1. 傘本体と保持部材とを備え
    前記傘本体は、中棒と、前記中棒の一端から放射状に伸びる複数の親骨と、隣り合った前記親骨の間に形成される傘布と、を有し、
    前記保持部材は、前記傘布の内側に設けられ、保持部と前記傘布に対する固定部とを有し、
    前記保持部は、親指を除く4本指を通して掴むことができる長さを有し、
    前記固定部は、前記保持部の両端に配置され、
    かつ、前記保持部材は、隣り合った前記親骨のほぼ中間位置に取り付けられていることを特徴とする保持具付傘。
  2. 前記保持部材は、傘布の外縁部または外縁部近くに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の保持具付傘。
  3. 前記保持部材は、帯状に形成され、前記固定部が前記傘布に対する縫い付け、又は接着
    等の固定手段により固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の保持具付傘。
  4. 前記保持部材が、間隔をおいて複数設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項
    の何れかに記載の保持具付傘。
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