JP5713321B2 - 木材チップ搬出装置と木材チップ詰め込み機 - Google Patents

木材チップ搬出装置と木材チップ詰め込み機 Download PDF

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Description

本発明は、木材チップをスクリュー羽根により搬出して袋詰めを行なう木材チップ搬出装置とこれを用いた木材チップ詰め込み機に関する。
木屑、おが屑等の植物質廃棄物から固形燃料を得る装置として、特許文献1に記載の装置がある。この装置は、ホッパに導入される植物質廃棄物を、先細りの筒体内に嵌合したスクリュー羽根で送りながら排出する構成を有している。
特開2003−201490号公報
近年、木材チップをネット袋に詰め込んで木材チップフィルタを構成し、この木材チップおよびネット袋からなるフィルタを法面等に積み上げて泥水の濾過を行なわせ、もって道路や河川への泥の流出や川底への集積を防止する対策が行なわれている。従来はこのネット袋に木材チップを充填する作業は人力により行なっていたが、労力を伴う作業であるので、機械化が望まれている。
そこで前記従来構成の装置の排出部にネット袋を取付け、木材チップを袋に詰める装置として用いることが考えられる。前記従来装置を用いた場合、土砂や粉状のおが屑の場合は詰まりは生じない。しかしながら、前記従来装置により木材チップの排出を行なおうとすると、筒体とスクリュー羽根との間に木材チップが詰まり、円滑に搬出できない恐れがある。その結果、詰まった木材チップの取出しのために手間がかかり、能率良く作業ができないという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、木材チップの詰め込み作業が能率良く行なえる木材チップ搬出装置とこれを用いた木材チップ詰め込み機を提供することを目的とする。
請求項1の木材チップ搬出装置は、
木材チップを受け入れるホッパと、
前記ホッパの底部に設けられた弧状溝と、
前記ホッパのチップ排出側端板に前記弧状溝に連続して設けられた円形の開口部と、
前記チップ排出側端板に一端を固定して取付けられ、かつチップ充填用ネット袋が取付けられる排出パイプと、
前記チップ排出側端板に対向する他方の端板に設けた軸受により片持ち式に取付けられ、かつ前記弧状溝内で支持され、前記弧状溝から前記排出パイプ内にわたって延在し、軸部にスクリュー羽根を設けたチップ排出用回転体と、
前記ホッパ内における前記チップ排出用回転体の上側に設けられ、軸部に撹拌羽根を取付けたチップ撹拌用回転体と、
前記チップ排出用回転体と前記チップ撹拌用回転体を回転させる駆動装置とを備えると共に、
前記チップ排出用回転体の前記開口部および前記排出パイプの内面に挿通する部分のスクリュー羽根の外径を、前記弧状溝内に位置する部分のスクリュー羽根の外径より小さく設定した
ことを特徴とする。
請求項2の木材チップ搬出装置は、請求項1に記載の木材チップ搬出装置において、
前記ホッパのチップ排出側端板の開口部に、直径の異なる複数種類の排出パイプから選択された排出パイプを着脱可能に取付け可能とする取付け部を設けた
ことを特徴とする。
請求項3の木材チップ搬出装置は、請求項1または2に記載の木材チップ搬出装置において、
前記排出パイプに縮ませて束ねた状態で被せておくチップ充填用ネット袋内に木材チップを充填する際に、チップ充填用ネット袋の繰り出しに抵抗を付与する押えバンドと、
前記押えバンドと前記ホッパの端板に設けた複数の接続具との間をそれぞれ着脱可能に接続する接続部材とを備えた
ことを特徴とする。
請求項4の木材チップ詰め込み機は、
下部走行体上に旋回装置を介して上部旋回体を取付けた自走式作業機のフロントのアームに請求項1から3までのいずれか1項に記載の木材チップ搬出装置を上下回動可能に取付けて構成した
ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、チップ撹拌用回転体のスクリュー羽根のホッパ底部の弧状溝内に位置する部分の羽根外径より、チップ排出側端板に設けた開口部および排出パイプ内に設ける部分の外径を小さくすることによって、スクリュー羽根と開口部および排出パイプ内面との間に隙間を持たせたので、開口部や排出パイプ内面とスクリュー羽根との間で木材チップが挟まれて木材チップが詰まることを防止することができ、能率良く木材チップの排出を行なうことができる。
また、チップ排出用回転体は、駆動装置側端板に片持ち式に取付け、排出側には軸受を設けない構造としたので、木材チップが開口部や排出パイプから円滑に排出される。
また、チップ排出用回転体のホッパ内部の弧状溝部分のスクリュー羽根は、排出側開口部および排出パイプに挿通する部分のスクリュー羽根の外径より大きくしたので、木材チップを効率良く弧状溝から排出パイプ側に搬送することができ、搬出作業を能率良く行なうことができる。
請求項2の発明によれば、1種の木材チップ搬出装置に直径の異なる複数種類の排出パイプを選択的に取付けることが可能となるので、用途により異なるサイズのチップ充填用ネット袋に適用することができる。
請求項3の発明によれば、排出パイプにチップ充填用ネット袋の繰り出しに抵抗を付与する押えバンドとホッパのチップ排出側端板に設けた接続具とを接続部材で接続したので、チップ充填用ネット袋内に適度の充填具合で木材チップを充填することができる。
請求項4の発明によれば、木材チップ搬出装置を自走式作業機のアームに上下回動可能に取付けたので、作業機の自走や旋回、およびフロント操作により木材チップの集積場所やトラックの荷台上からホッパ内に導入することができ、機動性の高い木材チップ詰め込み機が実現できる。
また、上部旋回体の旋回動作により木材チップの排出方向と反対側に木材チップ搬出装置を移動させることにより、排出パイプからネット袋に木材チップを充填しながら繰り出されるネット袋は地面に放置したままで充填作業を行なうことができる。このため、ネット袋を人手やクレーンにより少しずつ引っ張って移動させる(引き摺る)必要が無くなり、省力化が達成できる。
本発明による木材チップ詰め込み機の一実施の形態を示す側面図である。 本発明の木材チップ搬出装置の一実施の形態を示す側面図である。 (A)は図2の木材チップ搬出装置の正面断面図、(B)は(A)のE−E断面図である。 (A)は本実施の形態におけるホッパ内のチップ排出用回転体の配置を示す正面断面図、(B)は(A)のF−F断面図である。 (A)は本実施の形態の排出パイプの取付け部を示す側面図、(B)はその縦断面図である。 本実施の形態のチップ充填用ネット袋の排出パイプへの取付け構造を示す正面図である。
図1は本発明による木材チップ詰め込み機の一実施の形態を示す側面図である。1は自走式作業機の下部走行体を構成する履帯式下部走行体であり、この下部走行体1上に旋回装置2を介して旋回フレーム3aが設置される。旋回フレーム3a上にはエンジンやこれによって駆動される油圧ポンプや発電機等からなるパワーユニット4、運転室5およびカウンタウエイト6等が搭載されて上部旋回体3を構成する。
7は旋回フレーム3aに取付けられたフロント、8はこのフロント7に取付けられた木材チップ搬出装置である。フロント7は、旋回フレーム3aに油圧シリンダでなるブームシリンダ10により起伏可能に取付けられたブーム9と、このブーム9の先端に油圧シリンダでなるアームシリンダ12により上下方向に回動可能に取付けられたアーム11とを備える。
木材チップ搬出装置8はホッパ13の裏面にこの木材チップ搬出装置8をアーム11に取付けるためのブラケット14を有し、木材チップ搬出装置8は、このブラケット14をアーム11にピン15により上下回動可能に取付ける。16は木材チップ搬出装置8を上下回動させるためにアーム11に取付けた油圧シリンダであり、そのピストンロッドは、アーム11に一端をピン付けした第1のリンク17の他端と、ホッパ13のブラケット14に一端をピン付けした第2のリンク18の他端に共通にピン付けされる。
ホッパ13は図2に示すように側面視が下方を細くした構造を有する。図3(A)、図4(A)において、13a、13bはそれぞれホッパ13の駆動装置側端板とチップ排出側端板、13cはホッパ13の底部に設けた断面形状が半円形をなす弧状溝である。21はこの弧状溝13cに嵌合して支持され、駆動装置側端板13aに設けた軸受22により片持ち式に取付けられたチップ排出用回転体であり、このチップ排出用回転体21は軸部21aにスクリュー羽根21b,21cを設けたものである。
図2および図3(A)、(B)において、24はチップ排出用回転体21の上部に設けられたチップ撹拌用回転体であり、その軸部24aを両端板13a,13bにそれぞれ設けた軸受25,26により支持して取付けられる。このチップ撹拌用回転体24は、軸部24aに間隔を有して設けられた円板24bに撹拌羽根24cを取付けて構成される。各撹拌羽根24cは図3(B)に示すように、小径の羽根部aと大径の羽根部bとを一体に形成してなる。
図2において、28はチップ排出用回転体21とチップ撹拌用回転体24とを回転させるために設けた駆動装置であり、この駆動装置28は、ホッパ13の端板13aに取付けた油圧モータ(電動モータでもよい)からなる駆動モータ30と、この駆動モータ30の出力スプロケット31と、チップ排出用回転体21の軸部21aに同心に固定したスプロケット32と、これらのスプロケット31,32間に掛け回したスプロケットチェーン33と、チップ排出用回転体21の軸部21aに前記スプロケット32とは別に設けたスプロケット34と、チップ撹拌用回転体24の軸部24aに設けたスプロケット35と、これらのスプロケット34,35に掛け回したスプロケットチェーン36とからなる。したがって駆動モータ30の回転によりチップ排出用回転体21とチップ撹拌用回転体24とを同時に回転させることができる。
図3(A)、図4(A)において、38はホッパ13のチップ排出側端板13bに設けた円形をなすチップ排出用開口部であり、この開口部38は前記弧状溝13cの端部に下半内周部を連続させて設けられる。40は端板13bの外面に溶接等により固定されたパイプ取付け板である。このパイプ取付け板40に排出パイプ41の一端が後述の構造でボルト45により開口部38と同心に取付けられる。
図4(A)に示すように、チップ排出用回転体21は、弧状溝13cから排出パイプ41内にわたって延在させる。ここで、チップ排出用回転体21の開口部38および排出パイプ41の内面に挿通する部分のスクリュー羽根21cの外径D2を、弧状溝13c内に位置する部分のスクリュー羽根21bの外径D1(本実施例ではD1=20cm程度)より小さく設定する。これにより、開口部38および排出パイプ41の内面とこの部分に挿通するスクリュー羽根21cとの間に隙間G1,G2を持たせる。この隙間G1,G2は2インチ以下のチップ、すなわち2インチ(5.08cm)の開口を有するフィルタを通過する木材チップの場合、木材チップの詰まりを防止する上で、好ましくは2cm以上より好ましくは3cm以上とする。なお、木材チップはチップどうしが互い絡み合う性質があるため、隙間G1,G2をかなり大きくしても排出が可能であるが、排出パイプ41内での滞留を防止する上で開口部38における隙間G1は好ましくは2〜6cm、より好ましくは3〜5cmである。また、前記排出パイプ41内における前記隙間G2は好ましくは2〜8cm、より好ましくは3〜5cmである。具体的には、図4に示す実施例における排出パイプ41の直径は20cmであるが、この場合の隙間G2は好ましくは2〜6cm、より好ましくは3〜5cmである。また、排出パイプ41の直径が30cmの場合には、前記隙間G2は好ましくは2〜8cm、より好ましくは3〜6cmである。
なお、小径をなすスクリュー羽根21cが開口部38からホッパ13の内部にわたる範囲Lは実施例においては15cmとしたが好ましくは10cm〜20cmの範囲である。
図5(A)は排出パイプ41を取付ける取付け板40の構造を示す側面図、図5(B)はその縦断面図である。この取付け板40には、小径(例えば20cmの外径)の排出パイプを取付けるため、小径の包絡円43を描くように配設されたねじ孔からなる取付け孔40aと、大径(例えば30cmの外径)の排出パイプを取付けるため、大径の包絡円44を描くように配設されたねじ孔からなる取付け孔40bとを有する。
このような取付け板40を設けたことにより、図5(B)に示すように、排出パイプ41として、小径のパイプcと、大径のパイプdとを取付け孔40aまたは40bに螺合するボルト45により、選択して着脱可能に取付けることができる。
図6は排出パイプ41にチップ充填用ネット袋47を取付けた状態を示す図であり、チップ充填用ネット袋47の一端を排出パイプ41に47aに示すように縮ませた状態で被せる。この時チップ充填用ネット袋47の先端47bは排出パイプ41の先端を覆う状態である。この状態で押えバンド48によりチップ充填用ネット袋47を先端側を囲み、排出パイプ41とて。端板13bに溶接等により固定した接続具49と、押えバンド48に設けた接続部48aとの間にチェーンやロープ等の接続部材50により着脱可能に接続し、これによりチップ充填用ネット袋47を抜け止めする。
この木材チップ搬出装置8を用いてチップ充填用ネット袋47への木材チップの詰め込みを行なう場合は、図1に示すように、この木材チップ詰め込み機を集積された木材チップ20に作業機の走行、旋回により近接させ、さらにフロント7の操作により木材チップをホッパ13で掬い上げてホッパ13内に導入する。また、ホッパ13内に木材チップを導入する前または後に、図6に示すようにネット袋47の開口端を排出パイプ41に47aで示すように縮めた状態で被せる。この時、ネット袋47の先端47bは排出パイプ41の先端面に位置する。この状態で押えバンド48をネット袋47に被せ、ホッパ13の端板13bに設けた接続具49と押えバンド48の接続部48aとの間を接続部材50により接続する。
そして駆動モータ30を駆動してチップ撹拌用回転体24とチップ排出用回転体21とを同時に回転駆動させる。これにより、チップ撹拌用回転体24の撹拌羽根24cによりホッパ13内の木材チップの滞りを無くしながら、チップ排出用回転体21のスクリュー羽根21b,21cにより木材チップを弧状溝13cから開口部38および排出パイプ41を経てネット袋47内に詰め込む。この詰め込み作業において、作業機の旋回装置2を作動させ、矢印51に示すように、木材チップ搬出装置8をネット袋47から離れる方向に旋回させることにより、地面52にネット袋47を放置した状態で詰め込みを行なう。この時、押えバンド48によりネット袋47の繰り出しに抵抗が付与されるので、ネット袋47内に適度の充填具合で木材チップを充填することができる
詰め込みが終了すると、押えバンド48を緩め、作業機の旋回装置2を、木材チップ搬出装置8がネット袋47から離れる方向に旋回させることにより、ネット袋47を排出パイプ41から外すことができる。このように排出パイプ41を外した後、開口端を紐等で閉じることにより、木材チップをネット袋47内に充填したフィルタが完成する。
本実施の形態においては、上述のように、チップ排出用回転体21の弧状溝13cの部分に装着するスクリュー羽根21bの外径D1より、チップ排出側端板13bに設けた開口部38およびこの開口部38に一端を取付ける排出パイプ41内に設けるスクリュー羽根21cの外径D2を小さくして開口部38や排出パイプ41とスクリュー羽根21cとの間に隙間を持たせたので、開口部38や排出パイプ41内面とスクリュー羽根21cとの間で木材チップが挟まれて木材チップが詰まることを防止することができ、能率良く木材チップの排出を行なうことができる。
また、チップ排出用回転体21は、駆動装置側端板13aに片持ち式に取付け、排出側端板13bには軸受を設けない構造としたので、木材チップが開口部38や排出パイプ41から円滑に排出される。
また、チップ排出用回転体21の弧状溝13c内に位置するスクリュー羽根21bの外径D1は、排出側開口部38および排出パイプ41に挿通する部分のスクリュー羽根21cの外径D2より大きくしたので、木材チップを効率良く弧状溝13cから排出パイプ41側に搬送することができ、搬出作業を能率良く行なうことができる。
また、本実施の形態においては、端板13bに、複数組の取付け孔40a,40bを有する取付け板40からなる取付け部を設けたので、1種の木材チップ搬出装置に直径の異なる複数種類の排出パイプ41を選択的に取付けることが可能となる。これにより、用途により異なるサイズのチップ充填用ネット袋47に適用することができる。なお、取付け板40に設ける取付け孔40a,40bをねじ孔とするのではなく、取付け板40から端板13bを貫通して設けたボルト挿通孔とし、この貫通孔に挿通するボルトとそのボルトに螺合するナットにより排出パイプ41を端板13bに取付ける構造としてもよい。この排出パイプ41の取付け部は、3種以上の直径の排出パイプ41が取付け可能となるように構成してもよい。
また、本実施の形態においては、排出パイプ41にチップ充填用ネット袋47を固定する押えバンド48と端板13bに設けた接続具49とを接続部材50で接続したので、木材チップをチップ充填用ネット袋47に充填する際の押し出し力がネット袋47に作用しても押えバンド48やネット袋47が排出パイプ41から外れることを防止することができる。
また、本発明の木材チップ搬出装置は据え付け式として構成してもよいが、本実施の形態においては、木材チップ搬出装置8を自走式作業機のアーム11に上下回動可能に取付けたので、作業機の自走や旋回やフロント7の操作により集積させた木材チップ20の場所やトラックの荷台上からホッパ13内に導入することができ、機動性の高い木材チップ詰め込み機が実現できる。
また、上部旋回体3の旋回動作により木材チップの排出方向と反対側に木材チップ搬出装置8を移動させることにより、排出パイプ41からネット袋47に木材チップを充填しながら、繰り出されるネット袋47は地面52に放置したままで充填作業を行なうことができる。このため、ネット袋を人手やクレーンにより少しずつ引っ張って移動させる(引き摺る)必要が無くなり、省力化が達成できる。
以上本発明を実施の形態により説明したが、本発明を実施する場合、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、付加が可能である。
1:下部走行体、2:旋回装置、3:上部旋回体、3a:旋回フレーム、4:パワーユニット、5:運転室、6:カウンタウエイト、7:フロント、8:木材チップ搬出装置、9:ブーム、10:ブームシリンダ、11:アーム、12:アームシリンダ、13:ホッパ、13a,13b:端板、13c:弧状溝、14ブラケット、15:ピン、16:油圧シリンダ、20:集積した木材チップ、21:チップ排出用回転体、21a:軸部、21b,21c:スクリュー羽根、22:軸受、24:チップ撹拌用回転体、25,26:軸受、28:駆動装置、30:駆動モータ、31,32,34,35:スプロケット、33,36:スプロケットチェーン、38:開口部、40:パイプ取付け板、40a,40b:取付け孔、41:排出パイプ、47:チップ充填用ネット袋、48:押えバンド,48a:接続部、49:接続具、50:接続部材

Claims (4)

  1. 木材チップを受け入れるホッパと、
    前記ホッパの底部に設けられた弧状溝と、
    前記ホッパのチップ排出側端板に前記弧状溝に連続して設けられた円形の開口部と、
    前記チップ排出側端板に一端を固定して取付けられ、かつチップ充填用ネット袋が取付けられる排出パイプと、
    前記チップ排出側端板に対向する他方の端板に設けた軸受により片持ち式に取付けられ、かつ前記弧状溝内で支持され、前記弧状溝から前記排出パイプ内にわたって延在し、軸部にスクリュー羽根を設けたチップ排出用回転体と、
    前記ホッパ内における前記チップ排出用回転体の上側に設けられ、軸部に撹拌羽根を取付けたチップ撹拌用回転体と、
    前記チップ排出用回転体と前記チップ撹拌用回転体を回転させる駆動装置とを備えると共に、
    前記チップ排出用回転体の前記開口部および前記排出パイプの内面に挿通する部分のスクリュー羽根の外径を、前記弧状溝内に位置する部分のスクリュー羽根の外径より小さく設定した
    ことを特徴とする木材チップ搬出装置。
  2. 請求項1に記載の木材チップ搬出装置において、
    前記ホッパのチップ排出側端板の開口部に、直径の異なる複数種類の排出パイプから選択された排出パイプを着脱可能に取付け可能とする取付け部を設けた
    ことを特徴とする木材チップ搬出装置。
  3. 請求項1または2に記載の木材チップ搬出装置において、
    前記排出パイプに縮ませて束ねた状態で被せておくチップ充填用ネット袋内に木材チップを充填する際に、チップ充填用ネット袋の繰り出しに抵抗を付与する押えバンドと、
    前記押えバンドと前記ホッパの端板に設けた複数の接続具との間をそれぞれ着脱可能に接続する接続部材とを備えた
    ことを特徴とする木材チップ搬出装置。
  4. 下部走行体上に旋回装置を介して上部旋回体を取付けた自走式作業機のフロントのアームに請求項1から3までのいずれか1項に記載の木材チップ搬出装置を上下回動可能に取付けて構成した
    ことを特徴とする木材チップ詰め込み機。
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