JP5845315B2 - チップコンベアを備えた工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、チップコンベアを備えた工作機械に関する。
工作機械においては、加工の際に切粉が発生して、その切粉が蓄積することがあり、その切粉が工作機械の機構部へと浸入することによって、工作機械の機構部が故障に至る場合がある。切粉の浸入による工作機械の機構部の故障を防ぐためには、機内に溜まった切粉を排出する必要がある。
切粉の排出方法のひとつとして、チップコンベアを切粉の蓄積箇所付近に配置して切粉を外部に排出する方法がある。
図1は、チップコンベアの構成を示した概略図である。1はチップコンベアであり、図1(a)はチップコンベア1を上方から見た平面図であり、図1(b)はチップコンベア1を左側から見た左側面図、図1(c)はチップコンベア1を右側から見た右側面図、図1(d)はチップコンベア1を正面から見た正面図である。
図1において、5は切粉搬送部であり、蓄積された切粉を搬送する。6は駆動モータであって、切粉搬送部5と接続されており、切粉搬送部5を回転駆動する。7は切粉搬送部5を固定支持するために、切粉搬送部5の両端部に設けられた固定ブロックである。2は固定ブロック7の上方に設けられ、固定ブロック7を支持するための支持ブロックであり、支持ブロック2と固定ブロック7とは、上固定ボルト9によって固定支持されている。また、支持ブロック2は固定ボルト4によって、後述するスプラッシュガード10に固定支持されている。
図2は、チップコンベア1を工作機械へ適用した場合を示した概略図であり、図2(a)は上から見た平面図、図2(b)は正面図、図2(c)は図2(b)を右側から見た右側面図である。図2においては、図2(a)に示されているように、チップコンベア1を2個配置した例を示している。
10は工作機械及びチップコンベア1全体を覆うスプラッシュガードである。11はベッドであり、スプラッシュガード10、工作機械等を支持している。12は工作機械のサドルであり、その上にテーブル13が配置されている。テーブル13上にはワーク14が設置されている。工作機械は、コラム17に主軸16が設けられており、主軸16の先端部に装着された工具15によって、ワーク14の加工を行っている。また、18は切削液処理装置である。
また、特許文献1及び2にもチップコンベアに関する技術が開示されている。
特許文献1には、切粉を排出するためのチップコンベアであって、チップコンベアを構成するコイルを、切削油で浸すように構成される技術が開示されている。
特許文献2には、切粉を排出するために、スパイラルコンベアを有するチップコンベアを用いる技術が開示されている。
特許第4748814号公報 特開2007−136635号公報
従来技術におけるチップコンベアにおいては、チップコンベア1と、チップコンベア1を含む工作機械全体を覆うスプラッシュガード10との間が狭く構成されているため、チップコンベア1によるチップの搬送時に、スプラッシュガード10と切粉搬送部5との間に切粉が噛み込んでしまうおそれがある。
特許文献1には、切粉が山となってスクリューにひっかかることが生じることは記載されているが、特許文献1に開示されている技術においては、その対策として、切削油をホッパーにプール上に溜めることが必要となるために、多量の切削油が必要となることがある。
特許文献2には、切粉排出用の部材としてのスパイラルタイプのチップコンベアについての記載はあるが、切粉がスパイラルコイルに噛み込むこと、及び、その解決方法については開示されていない。
そこで本発明は、これらの課題を鑑み、チップコンベアにおける、特に切粉搬送部に切粉が噛み込むことを防止して、切粉の噛み込みに起因するチップコンベアの停止や破損を回避することができる、チップコンベアを備えた工作機械を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明では、工作機械で発生する切粉が飛散するのを防止するスプラッシュガードと、該スプラッシュガードの内部に設置され、切粉を該スプラッシュガード内部から排出するチップコンベアを備えた工作機械であって、前記チップコンベアは、前記スプラッシュガードの内側に固定され、縦方向に貫通する貫通穴を有する支持ブロックと、該支持ブロックの貫通穴に挿入されたガイドシャフトと、該ガイドシャフトの一端に固定される固定ブロックと、該固定ブロックに固定され、切粉を搬送する切粉搬送部と、を有し、前記ガイドシャフトは、前記支持ブロックに対して相対的に移動可能に取り付けられていることを特徴とするチップコンベアを備えた工作機械が提供される。
請求項1に係る発明では、切粉搬送部が固定されたガイドシャフトが、支持ブロックに対して相対的に移動可能に取り付けられているため、切粉が切粉搬送部とスプラッシュガードとの間に噛み込んだり、噛み込みかけた場合において、切粉搬送部が回転する際に切粉をカバー底面に押し付ける力の反力によって、ガイドシャフト及び切粉搬送部等が、支持ブロックに対して相対的に移動するため、切粉が挟み込まれた状態を解消することが可能となる。
本願の請求項2に係る発明では、前記支持ブロックの下面と前記固定ブロックの上面との間に隙間を有し、前記切粉搬送部が前記スプラッシュガードに対して縦方向に移動可能なことを特徴とする請求項1に記載のチップコンベアを備えた工作機械が提供される。
請求項2に係る発明では、支持ブロックの下面と固定ブロックの上面との間に隙間を有しているため、その隙間で形成された移動代分、ガイドシャフト及び切粉搬送部等が縦方向に移動可能となるため、切粉が噛み込んだ状態を解消することができる。
本願の請求項3に係る発明では、前記ガイドシャフトの径よりも、前記貫通穴の径が大きく形成され、前記切粉搬送部が前記スプラッシュガードに対して横方向に移動可能なことを特徴とする請求項1又は2に記載のチップコンベアを備えた工作機械が提供される。
請求項3に係る発明では、ガイドシャフトの径よりも貫通穴の径を大きく形成しているため、その径の差によって生じる隙間を移動代として、ガイドシャフト及び切粉搬送部等が横方向に移動可能となるため、切粉が噛み込んだ状態を解消することができる。
本願の請求項4に係る発明では、前記ガイドシャフトの、前記固定ブロックが固定された端部と反対側の他端にガイドシャフトテーパ面を設け、前記貫通穴の周囲の前記ガイドシャフトテーパ面に対応する位置に、貫通穴テーパ面を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチップコンベアを備えた工作機械が提供される。
本願の請求項5に係る発明では、前記ガイドシャフトの、前記固定ブロックが固定された端部と反対側の他端にガイドシャフト曲面を設け、前記貫通穴の周囲の前記ガイドシャフト曲面に対応する位置に、貫通穴曲面を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチップコンベアを備えた工作機械が提供される。
本願の請求項6に係る発明では、前記ガイドシャフトの、前記固定ブロックが固定された端部と反対側の他端にガイドシャフト曲面を設け、前記貫通穴の周囲の前記ガイドシャフト曲面に対応する位置に、貫通穴テーパ面を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチップコンベアを備えた工作機械が提供される。
請求項4〜6に係る発明では、ガイドシャフトの、固定ブロックが固定された端部と反対側の他端にテーパ面または曲面を設け、貫通穴の周囲の、ガイドシャフトに形成されたテーパ面または曲面に対応する位置に、テーパ面または曲面を形成するようにしているため、ガイドシャフト及び切粉搬送部等が、支持ブロックに対して相対的に移動して切粉が挟み込まれた状態を解消した後に、ガイドシャフト及び切粉搬送部等が元の位置により戻りやすくなる。
本願の請求項7に係る発明では、工作機械で発生する切粉が飛散するのを防止するスプラッシュガードと、該スプラッシュガードの内部に設置され、切粉を該スプラッシュガード内部から排出するチップコンベアを備えた工作機械であって、前記チップコンベアは、前記スプラッシュガードに固定される支持ブロックと、該支持ブロックに取り付けられ、貫通穴を備えた固定ブロックと、該固定ブロックに固定され、切粉を搬送する切粉搬送部と、前記固定ブロックを前記支持ブロックに対して移動可能に保持するガイドボルトと、を有し、前記ガイドボルトが、前記固定ブロックの前記貫通穴を貫通することにより、前記スプラッシュガードに対して、前記固定ブロックが移動可能となることを特徴とするチップコンベアを備えた工作機械が提供される。
請求項7に係る発明では、固定ブロックに貫通穴を備えて、その貫通穴にガイドボルトを貫通させて、固定ブロックを支持ブロックに対して移動可能に保持しているため、切粉が切粉搬送部とスプラッシュガードとの間に噛み込んだり、噛み込みかけた場合において、切粉搬送部が回転する際に切粉をカバー底面に押し付ける力の反力によって、ガイドシャフト及び切粉搬送部等が、支持ブロックに対して相対的に移動するため、切粉が挟み込まれた状態を解消することが可能となる。
本願の請求項8に係る発明では、工作機械で発生する切粉が飛散するのを防止するスプラッシュガードと、該スプラッシュガードの内部に設置され、切粉を該スプラッシュガード内部から排出するチップコンベアを備えた工作機械であって、前記チップコンベアは、前記スプラッシュガードに固定される支持ブロックと、該支持ブロックに取り付けられる固定ブロックと、該固定ブロックに固定され、切粉を搬送する切粉搬送部と、前記固定ブロックを前記支持ブロックに対して移動可能に保持するガイドボルトと、を有し、前記スプラッシュガードがスプラッシュガード貫通穴を有し、前記支持ブロックが支持ブロック貫通穴を有し、前記ガイドボルトが、前記スプラッシュガードの前記スプラッシュガード貫通穴、及び、前記支持ブロックの前記支持ブロック貫通穴を貫通することにより、前記スプラッシュガードに対して、前記固定ブロックが移動可能となるとを特徴とするチップコンベアを備えた工作機械が提供される。
請求項8に係る発明では、支持ブロック及びスプラッシュガードに貫通穴を備えて、その貫通穴にガイドボルトを貫通させて、固定ブロックを支持ブロックに対して移動可能に保持しているため、切粉が切粉搬送部とスプラッシュガードとの間に噛み込んだり、噛み込みかけた場合において、切粉搬送部が回転する際に切粉をカバー底面に押し付ける力の反力によって、ガイドシャフト及び切粉搬送部等が、支持ブロックに対して相対的に移動するため、切粉が挟み込まれた状態を解消することが可能となる。
本発明により、チップコンベアにおける、特に切粉搬送部に、切粉が噛み込むことを防止して、切粉の噛み込みに起因するチップコンベアの停止や破損を回避することができる、チップコンベアを備えた工作機械を提供することができる。
チップコンベアの構成を示した概略図である。 チップコンベアを工作機械に適用した場合を示した概略図である。 本発明の第1の実施形態におけるチップコンベアの構成を示した概略図である。 図3のチップコンベアの支持ブロック、固定ブロック付近の拡大図である。 本発明の実施形態におけるチップコンベアを適用した機械の全体図である。 第2の実施形態におけるチップコンベアの支持ブロック、固定ブロック付近の拡大図である。 第3の実施形態におけるチップコンベアの支持ブロック、固定ブロック付近の拡大図である。 第4の実施形態におけるチップコンベアの支持ブロック、固定ブロック付近の拡大図である。 第5の実施形態におけるチップコンベアの全体図である。 第5の実施形態におけるチップコンベアの支持ブロック、固定ブロック付近の拡大図である。 第6の実施形態におけるチップコンベアの支持ブロック、固定ブロック付近の拡大図である。 第5の実施形態及び第6の実施形態において用いられるガイドボルトを示した図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。従来技術と同一の箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
図3は、本実施形態におけるチップコンベア1の構成を示した概略図である。従来技術との主な相違点は、上固定ボルト9に代えてガイドシャフト3を用い、支持ブロック2に貫通穴20を設けて、一端に固定ブロック7を固定したガイドシャフト3をかかる貫通穴20に貫通させて支持している点である。
図4は、図3のチップコンベア1における支持ブロック2、固定ブロック7付近の拡大図であり、図4(a)は正面図であり、図4(b)は図4(a)を右側から見た右側面図である。また、図5は本実施形態におけるチップコンベア1を適用した機械の全体図である。
本実施形態においては、支持ブロック2は固定ボルト4によって、スプラッシュガード10に固定支持されている。また、支持ブロック2には縦方向に貫通する円筒形状の貫通穴20が設けられている。貫通穴20には、円筒形状のガイドシャフト3が挿入されている。ガイドシャフト3は頭部3aと軸部3bとから構成されており、貫通穴20にはガイドシャフト3の軸部3bが貫通するように挿入されている。そして、ガイドシャフト3の軸部3bの先端部に固定ブロック7が固定されている。そして、この固定ブロック7に対しては、スクリューやスパイラルコイルなどで構成される切粉搬送部5と、これらの切粉搬送部5を回転させる駆動モータ6が固定されており、ガイドシャフト3によってこれらの部材を支持する構造とされている。
ガイドシャフト3による固定ブロック7の固定にあたっては、支持ブロック2の高さよりも、ガイドシャフト3の軸部3bの長さが長くなるように設定されている。これにより、支持ブロック2の下面と固定ブロック7の上面との間に隙間が形成される(図4における上下方向移動代D)。また、固定ブロック7の固定位置は、切粉搬送部5の下面とスプラッシュガード10の底面との間にも隙間(図4における切粉搬送部5とスプラッシュガード10との隙間A)が形成されるように配置されている。これにより、上下方向移動代Dの範囲において、切粉搬送部5、駆動モータ6、固定ブロック7(以下、これらをまとめて切粉搬送部他と表記することがある)が縦方向に移動可能となり、それに伴い、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との隙間Aの間隔も変化する。
また、ガイドシャフト3の軸部3bの径よりも、貫通穴20の径の方が大きくなるように形成されている。これにより、貫通穴20の径と、ガイドシャフト3の軸部3bとの間にも隙間が形成される。この隙間により、図4における前後方向移動代B及び左右方向移動代Cが形成され、切粉搬送部他が前後方向、横方向に移動可能となる。切粉搬送部5の下面とスプラッシュガード10の底面との間の隙間、及び、貫通穴20の径と、ガイドシャフト3の軸部3bとの間の隙間の双方が形成されていることにより、切粉搬送部他は上下方向、前後方向、横方向が複合した動きをすることが可能となる。なお、本実施形態においては、貫通穴20が円筒形状に形成されているが、必ずしも円筒形状でなくとも、他の形状であってもよい。
このように形成された本実施形態において、切粉がスプラッシュガード10内の切粉搬送部5の近傍に堆積したのちにチップコンベア1が動作すると、駆動モータ6が回転して、これに連動して切粉搬送部5が回転して切粉を所定の方向に排出する。切粉が、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に噛み込んだ場合や噛み込みかけた場合に、切粉搬送部5が回転する際に切粉をスプラッシュガード10の底面に押し付ける力が作用し、その反力として切粉搬送部他に押し返される力が作用する。
すでに説明したとおり、ガイドシャフト3と貫通穴20との間、及び、支持ブロック2と固定ブロック7との間に隙間が形成されているため、この反力によって、切粉搬送部他が縦方向又は横方向に移動可能となるため、切粉が切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に噛み込んだ場合や噛み込みかけた場合に、切粉搬送部他が縦方向又は横方向に移動することにより、切粉搬送部他と切粉との位置関係等が変化して、切粉搬送部5の回転を継続させることが可能となり、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に切粉が噛み込んだり、噛み込みかけた状態を解消することができる。切粉が噛み込んだ状態が解消された後には、切粉搬送部他は自重により元の位置に戻り、広がった隙間も元の状態となる。
なお、本実施形態においては、支持ブロック2の下面と固定ブロック7の上面との間の隙間、及び、支持ブロック2の貫通穴20とガイドシャフト3との間の隙間の両方を形成するようにしているが、いずれか一方のみを形成した場合であっても、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に切粉が噛み込んだり、噛み込みかけた状態を解消することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、図6に基づいて第2の実施形態について説明する。第2の実施形態におけるチップコンベアの全体図と、このチップコンベアを機械に適用した機械全体図については、図3及び図5とほぼ同様である。図6は、支持ブロック2、固定ブロック7付近の拡大図であり、図6(a)は正面図であり、図6(b)は図6(a)を右側から見た右側面図である。第1の実施形態との違いは、ガイドシャフト3の頭部3aの軸部3b側であり、支持ブロック2の貫通穴20の周囲に対向する側の形状が、一部または全体にテーパ面32を有する形状となっており、支持ブロック2の貫通穴20の周囲の形状についても、一部または全体にテーパ面22を有する形状とされている点である。
支持ブロック2の下面と固定ブロック7の上面や、ガイドシャフト3の軸部3bと貫通穴20との間に隙間が形成されて、切粉が切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に噛み込んだり、噛み込みかけた場合に、切粉搬送部5が回転しようとしたときに、切粉をスプラッシュガード10に押し付ける力が作用して、その反力により、切粉搬送部他に押し返される力が作用して、切粉搬送部他が縦方向又は横方向に移動することにより、切粉搬送部5と切粉との位置関係等が変化して、切粉搬送部5の回転を継続させることが可能となり、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に切粉が噛み込んだり、噛み込みかけた状態を解消することができる点は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、ガイドシャフト3の頭部3aの軸部3b側であり、支持ブロック2の貫通穴20に対向する側と、支持ブロック2の貫通穴20の周辺の形状として、テーパ面(22,32)が形成されているため、切粉搬送部他が移動して切粉が噛み込んだ状態が解消した後に、切粉搬送部他が元の位置により戻りやすくなる。
(第3の実施形態)
次に、図7に基づいて第3の実施形態について説明する。第3の実施形態におけるチップコンベアの全体図と、このチップコンベアを機械に適用した機械全体図については、図3及び図5とほぼ同様である。図7は、支持ブロック2、固定ブロック7付近の拡大図であり、図7(a)は正面図であり、図7(b)は図7(a)を右側から見た右側面図である。第1の実施形態との違いは、ガイドシャフト3の頭部3aの軸部3b側であり、支持ブロック2の貫通穴20の周囲に対向する側の形状が、一部または全体に曲面34を有する形状となっており、支持ブロック2の貫通穴20の周囲の形状についても、一部または全体に曲面24を有する形状とされている。
支持ブロック2の下面と固定ブロック7の上面や、ガイドシャフト3の軸部3bと貫通穴20との間に隙間が形成されて、切粉が切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に噛み込んだり、噛み込みかけた場合に、切粉搬送部5が回転しようとしたときに、切粉をスプラッシュガード10に押し付ける力が作用して、その反力により、切粉搬送部他に押し返される力が作用して、切粉搬送部他が縦方向又は横方向に移動することにより、切粉搬送部5と切粉との位置関係等が変化して、切粉搬送部5の回転を継続させることが可能となり、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に切粉が噛み込んだり、噛み込みかけた状態を解消することができる点は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、ガイドシャフト3の頭部3aの軸部3b側であり、支持ブロック2の貫通穴20に対向する側と、支持ブロック2の貫通穴20の周辺の形状として、曲面(24,34)が形成されているため、切粉搬送部他が移動して切粉が噛み込んだ状態が解消した後に、切粉搬送部他が元の位置により戻りやすくなる。
(第4の実施形態)
次に、図8に基づいて第4の実施形態について説明する。第4の実施形態におけるチップコンベアの全体図と、このチップコンベアを機械に適用した機械全体図については、図3及び図5とほぼ同様である。図8は、支持ブロック2、固定ブロック7付近の拡大図であり、図8(a)は正面図であり、図8(b)は図8(a)を右側から見た右側面図である。第1の実施形態との違いは、ガイドシャフト3の頭部3aの軸部3b側であり、支持ブロック2の貫通穴20の周囲に対向する側の形状が、一部または全体に曲面36を有する形状となっており、支持ブロック2の貫通穴20の周囲の形状が、一部または全体にテーパ面26を有する形状とされている。
支持ブロック2の下面と固定ブロック7の上面や、ガイドシャフト3の軸部3bと貫通穴20との間に隙間が形成されて、切粉が切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に噛み込んだり、噛み込みかけた場合に、切粉搬送部5が回転しようとしたときに、切粉をスプラッシュガード10に押し付ける力が作用して、その反力により、切粉搬送部他に押し返される力が作用して、切粉搬送部他が縦方向又は横方向に移動することにより、切粉搬送部5と切粉との位置関係等が変化して、切粉搬送部5の回転を継続させることが可能となり、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に切粉が噛み込んだり、噛み込みかけた状態を解消することができる点は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、ガイドシャフト3の頭部3aの軸部3b側であり、支持ブロック2の貫通穴20に対向する側が曲面36に形成されており、支持ブロック2の貫通穴20の周辺の形状として、テーパ面26が形成されているため、切粉搬送部他が移動して切粉が噛み込んだ状態が解消した後に、切粉搬送部他が元の位置により戻りやすくなる。
なお、本実施形態においては、ガイドシャフト3の頭部3aの軸部3b側であり、支持ブロック2の貫通穴20に対向する側が曲面に形成されており、支持ブロック2の貫通穴20の周囲の形状として、テーパ面が形成されているが、逆に、ガイドシャフト3の頭部3aの軸部3b側であり、支持ブロック2の貫通穴20に対向する側をテーパ面に形成し、支持ブロック2の貫通穴20の周囲の形状を曲面に形成することもできる。
(第5の実施形態)
次に、図9及び図10に基づいて第5の実施形態について説明する。第5の実施形態におけるチップコンベアを機械に適用した機械全体図については、図5とほぼ同様である。図9は、本実施形態におけるチップコンベアの全体図である。本実施形態においては、スプラッシュガード10の内側に支持ブロック2が固定されており、その支持ブロック2に対して、正面視において支持ブロック2と重なる位置まで延びた固定ブロック7が設けられている。固定ブロック7には長円穴78が設けられており、正面方向から、長円穴78を貫通するようにガイドボルト8が挿入されて、支持ブロック2と固定ブロック7が支持固定される。
図10は、支持ブロック2、固定ブロック7付近の拡大図であり、図10(a)は正面図であり、図10(b)は図10(a)を右側から見た右側面図である。図10(a)に示されているように、固定ブロック7に長円穴78が設けられているため、固定ブロック7及び、固定ブロック7に固定されている切粉搬送部5、駆動モータ6が縦方向への移動が可能となる。また、図10(b)に示されているように、固定ブロック7と支持ブロック2との間にも隙間が形成されている。
そのため、切粉が切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に噛み込んだり、噛み込みかけた場合に、切粉搬送部5の回転しようとしたときに、切粉をスプラッシュガード10に押し付ける力が作用して、その反力により、切粉搬送部他に押し返される力が作用して、切粉搬送部他を縦方向に移動することにより、切粉搬送部5と切粉との位置関係等が変化して、切粉搬送部5の回転を継続させることが可能となり、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に切粉が噛み込んだり、噛み込みかけた状態を解消することができる。
図12は、本実施形態において用いられるガイドボルト8を示した図である。ガイドボルト8の寸法Eは、スプラッシュガード10と支持ブロック2を足した厚み、又は固定ブロック7の厚みより大きい寸法とする。これにより、ガイドボルト8の座面とスプラッシュガード10との間、又はガイドボルト8の座面と固定ブロック7との間に隙間が生じ、チップコンベア1の切粉搬送部他が縦方向に移動可能となる。
なお、1台のチップコンベアの中で、長円穴が固定ブロック7に設けられた箇所と、スプラッシュガード10及び支持ブロック2に設けられた箇所の両方が同時に存在する構造の場合、寸法Eはスプラッシュガード10と支持ブロック2とを足した厚み、又は固定ブロック7の厚みに合わせて異なる寸法とすることが好ましい。
切粉搬送部他に押し返される力が作用すると、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間の隙間Aは広がることとなるが、切粉が噛み込んだ状態が解消された後は、切粉搬送部他は自重により元の位置に戻り、隙間Aは元の距離に戻る。なお、本実施形態における、固定ブロック7に設けられた長円穴78は、縦方向に長い長円穴78として形成されているが、長円の形成方向は必ずしも縦方向に限定されるものではなく、斜め方向に形成することも可能である。その場合、固定ブロック7及び切粉搬送部他は、形成された長円の方向である斜め方向に移動することとなる。
(第6の実施形態)
次に、図11に基づいて第6の実施形態について説明する。第6の実施形態におけるチップコンベアの全体図は第5の実施形態の図9とほぼ同様であり、チップコンベアを機械に適用した機械全体図については、図5とほぼ同様である。
図11は、支持ブロック2、固定ブロック7付近の拡大図であり、図11(a)は正面図であり、図11(b)は図11(a)を右側から見た右側面図である。図11(a)及び図11(b)に示されているように、スプラッシュガード10及び支持ブロック2に長円穴(108,28)が設けられ、その長円穴に挿入されるガイドボルト8によって、切粉搬送部5、駆動モータ6、固定ブロック7はスプラッシュガード10及び支持ブロック2に対して縦方向に移動可能に組み付けられる。また、図11(b)に示されているように、固定ブロック7と支持ブロック2との間にも隙間が形成されている。
そのため、切粉が切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に噛み込んだり、噛み込みかけた場合に、切粉搬送部5の回転しようとしたときに、切粉をスプラッシュガード10に押し付ける力が作用して、その反力により、切粉搬送部他に押し返される力が作用して、切粉搬送部他を縦方向に移動することにより、切粉搬送部5と切粉との位置関係等が変化して、切粉搬送部5の回転を継続させることが可能となり、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間に切粉が噛み込んだり、噛み込みかけた状態を解消することができる。本実施形態においても、ガイドボルト8の寸法等は図12に示された第5の実施形態の場合と同様である。
切粉搬送部他に押し返される力が作用すると、切粉搬送部5とスプラッシュガード10との間の隙間Aは広がることとなるが、切粉が噛み込んだ状態が解消された後は、切粉搬送部他は自重により元の位置に戻り、隙間Aは元の距離に戻る。なお、本実施形態においても、スプラッシュガード10及び支持ブロック2に設けられた長円穴108は、縦方向に長い長円穴108として形成されているが、長円の形成方向は必ずしも縦方向に限定されるものではなく、斜め方向に形成することも可能である。その場合、固定ブロック7及び切粉搬送部他は、形成された長円の方向である斜め方向に移動することとなる。
なお、第5の実施形態と第6の実施形態を併用して、チップコンベア1の中で、ある部分は固定ブロック7に長円穴78を設け、他の部分においてはスプラッシュガード10及び支持ブロック2に長円穴108を設けるようにすることも可能である。
また、スプラッシュガード10に対して支持ブロック2を取り付ける面は、第5の実施形態及び第6の実施形態に示された形態に限定されるものではなく、別の面に取り付けるようにすることも可能である。
これまで説明した実施形態においては、切粉の排出についてチップコンベア1の切粉搬送部5による切粉の搬送のみを用いているが、切粉搬送部5による搬送に加えて、切削液の流れを併用して切粉を搬送することもできる。
また、切粉搬送部5は、スクリューやスパイラルコイルを用いるもので説明してきたが、搬送部の回転によって切粉を搬送するものであれば、他の形状を用いることも可能である。
さらに、チップコンベア1の切粉搬送部他を移動させる方法として、切粉搬送部5を駆動する駆動モータ6の回転数やトルクを検出して、回転が停止している場合やトルクが所定の値を超えた場合に切粉の噛み込みが発生しているものと判断して、その判断結果に基づいてエアシリンダや電磁石等を使用して切粉搬送部他を移動させるようにすることも可能である。
これまで説明した実施形態において、B,C,D等で表した隙間による移動代は、個別に任意の移動代を設定することができる。
また、実施形態においては、用いられるチップコンベア及び切粉搬送部は2個であったが、2個に限定されるものではなく、1個のみを用いたり、3個以上用いることも可能である。
これらの実施形態により、切粉の材質、形状、大きさ、重さにかかわらず、スプラッシュガード10と切粉搬送部5との間に切粉が噛み込み難くなるとともに、切粉の噛み込みが発生した場合であっても、切粉を搬送するユニットが縦方向又は横方向に移動して切粉の噛み込み状態を解消し、切粉の噛み込みに起因するチップコンベアの停止や破損を回避して、チップコンベアの安定した運転を可能として、切粉の排出効率を高めることが可能となる。
1 チップコンベア
2 支持ブロック
3 ガイドシャフト
4 固定ボルト
5 切粉搬送部
6 駆動モータ
7 固定ブロック
8 ガイドボルト
9 上固定ボルト
10 スプラッシュガード
11 ベッド
12 サドル
13 テーブル
14 ワーク
15 工具
16 主軸
17 コラム
18 切削液処理装置
20 貫通穴
22,26 テーパ面
24 曲面
32 テーパ面
34,36 曲面
78 長円穴
108 長円穴

Claims (8)

  1. 工作機械で発生する切粉が飛散するのを防止するスプラッシュガードと、
    該スプラッシュガードの内部に設置され、切粉を該スプラッシュガード内部から排出するチップコンベアを備えた工作機械であって、
    前記チップコンベアは、
    前記スプラッシュガードの内側に固定され、縦方向に貫通する貫通穴を有する支持ブロックと、
    該支持ブロックの貫通穴に挿入されたガイドシャフトと、
    該ガイドシャフトの一端に固定される固定ブロックと、
    該固定ブロックに固定され、切粉を搬送する切粉搬送部と、を有し、
    前記ガイドシャフトは、前記支持ブロックに対して相対的に移動可能に取り付けられている
    ことを特徴とするチップコンベアを備えた工作機械。
  2. 前記支持ブロックの下面と前記固定ブロックの上面との間に隙間を有し、
    前記切粉搬送部が前記スプラッシュガードに対して縦方向に移動可能なこと
    を特徴とする請求項1に記載のチップコンベアを備えた工作機械。
  3. 前記ガイドシャフトの径よりも、前記貫通穴の径が大きく形成され、
    前記切粉搬送部が前記スプラッシュガードに対して横方向に移動可能なこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のチップコンベアを備えた工作機械。
  4. 前記ガイドシャフトの、前記固定ブロックが固定された端部と反対側の他端にガイドシャフトテーパ面を設け、
    前記貫通穴の周囲の前記ガイドシャフトテーパ面に対応する位置に、貫通穴テーパ面を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチップコンベアを備えた工作機械。
  5. 前記ガイドシャフトの、前記固定ブロックが固定された端部と反対側の他端にガイドシャフト曲面を設け、
    前記貫通穴の周囲の前記ガイドシャフト曲面に対応する位置に、貫通穴曲面を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチップコンベアを備えた工作機械。
  6. 前記ガイドシャフトの、前記固定ブロックが固定された端部と反対側の他端にガイドシャフト曲面を設け、
    前記貫通穴の周囲の前記ガイドシャフト曲面に対応する位置に、貫通穴テーパ面を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチップコンベアを備えた工作機械。
  7. 工作機械で発生する切粉が飛散するのを防止するスプラッシュガードと、
    該スプラッシュガードの内部に設置され、切粉を該スプラッシュガード内部から排出するチップコンベアを備えた工作機械であって、
    前記チップコンベアは、
    前記スプラッシュガードに固定される支持ブロックと、
    該支持ブロックに取り付けられ、貫通穴を備えた固定ブロックと、
    該固定ブロックに固定され、切粉を搬送する切粉搬送部と、
    前記固定ブロックを前記支持ブロックに対して移動可能に保持するガイドボルトと、を有し、
    前記ガイドボルトが、前記固定ブロックの前記貫通穴を貫通することにより、前記スプラッシュガードに対して、前記固定ブロックが移動可能となる
    ことを特徴とするチップコンベアを備えた工作機械。
  8. 工作機械で発生する切粉が飛散するのを防止するスプラッシュガードと、
    該スプラッシュガードの内部に設置され、切粉を該スプラッシュガード内部から排出するチップコンベアを備えた工作機械であって、
    前記チップコンベアは、
    前記スプラッシュガードに固定される支持ブロックと、
    該支持ブロックに取り付けられる固定ブロックと、
    該固定ブロックに固定され、切粉を搬送する切粉搬送部と、
    前記固定ブロックを前記支持ブロックに対して移動可能に保持するガイドボルトと、を有し、
    前記スプラッシュガードがスプラッシュガード貫通穴を有し、
    前記支持ブロックが支持ブロック貫通穴を有し、
    前記ガイドボルトが、前記スプラッシュガードの前記スプラッシュガード貫通穴、及び、前記支持ブロックの前記支持ブロック貫通穴を貫通することにより、前記スプラッシュガードに対して、前記固定ブロックが移動可能となる
    ことを特徴とするチップコンベアを備えた工作機械。
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