JP2542414Y2 - スクリュコンベヤ - Google Patents
スクリュコンベヤInfo
- Publication number
- JP2542414Y2 JP2542414Y2 JP1990049544U JP4954490U JP2542414Y2 JP 2542414 Y2 JP2542414 Y2 JP 2542414Y2 JP 1990049544 U JP1990049544 U JP 1990049544U JP 4954490 U JP4954490 U JP 4954490U JP 2542414 Y2 JP2542414 Y2 JP 2542414Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- screw blade
- screw
- elastic body
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Screw Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は汚れた河川、工場の排水路、下水道等の汚泥
を回収する回収車に搭載されて水とスラッジ等の固形物
とを分離しながら固形物を外部に排出するのに適するス
クリュコンベヤに関する。
を回収する回収車に搭載されて水とスラッジ等の固形物
とを分離しながら固形物を外部に排出するのに適するス
クリュコンベヤに関する。
〔従来の技術〕 下水道等の汚泥を回収する回収車として例えば特開平
1-176500号公報に開示されたものが開発されている。
1-176500号公報に開示されたものが開発されている。
この回収車は下水道等から送り上げられた汚泥水の水
切り装置を有し、この水切り装置にはスラッジの沈降分
を回収するスラッジ回収コンベヤが斜め方向に向けて設
けられている。
切り装置を有し、この水切り装置にはスラッジの沈降分
を回収するスラッジ回収コンベヤが斜め方向に向けて設
けられている。
このスラッジ回収コンベヤは円筒管内の中心に回転軸
を設け、この回転軸に螺旋状のスクリュブレードを設
け、水切り装置に沈降したスラッジが水切りされながら
スクリュブレードを介して外部に送り出すものである。
を設け、この回転軸に螺旋状のスクリュブレードを設
け、水切り装置に沈降したスラッジが水切りされながら
スクリュブレードを介して外部に送り出すものである。
［考案が解決しょうとする課題］ しかしながら、上記のスラッジ回収コンベヤでは、ス
クリュブレードと円筒管（またはトラフ）の隙間が小さ
いとスラッジと同時に水がかき上げられたり、また小石
がその隙間に入いりこんでかみこみを発生させ、スクリ
ュブレードの駆動力が増大して、スクリュブレードが停
止してしまうという不具合があった。逆にその隙間を大
きくすると、沈降したスラッジの微粒子分がその隙間よ
り下に流れ落ち、排出されなくなってしまうという相反
する２つの不都合があり、必ずどちらかの不都合を許容
しなければならないという問題があった。
クリュブレードと円筒管（またはトラフ）の隙間が小さ
いとスラッジと同時に水がかき上げられたり、また小石
がその隙間に入いりこんでかみこみを発生させ、スクリ
ュブレードの駆動力が増大して、スクリュブレードが停
止してしまうという不具合があった。逆にその隙間を大
きくすると、沈降したスラッジの微粒子分がその隙間よ
り下に流れ落ち、排出されなくなってしまうという相反
する２つの不都合があり、必ずどちらかの不都合を許容
しなければならないという問題があった。
そのため、粒子径分布が広範囲におよぶ場合は、分級
装置を介して、分級径に合わせて、スクリュブレードと
管の内側との隙間を変えた複数のスクリュコンベヤを必
要としていた。また、スクリュコンベヤの傾斜勾配をき
つくするとスラッジをかき上げることができなくなるた
め、勾配を小さくおさえ、長手方向に装置が大きくなる
欠点があった。
装置を介して、分級径に合わせて、スクリュブレードと
管の内側との隙間を変えた複数のスクリュコンベヤを必
要としていた。また、スクリュコンベヤの傾斜勾配をき
つくするとスラッジをかき上げることができなくなるた
め、勾配を小さくおさえ、長手方向に装置が大きくなる
欠点があった。
そこで、本考案の目的はスクリュブレードと円筒管と
の間に小石等がかみ込まず、水とスラッジは確実に分離
されて、スラッジのみが外部に送り出され、水はスラッ
ジと一緒にかき上げられずスムースに下降でき、且つ小
型に成形可能なスクリュコンベヤを提供することであ
る。
の間に小石等がかみ込まず、水とスラッジは確実に分離
されて、スラッジのみが外部に送り出され、水はスラッ
ジと一緒にかき上げられずスムースに下降でき、且つ小
型に成形可能なスクリュコンベヤを提供することであ
る。
上記の目的を達成するため、本考案の構成は、円筒管
内に回転軸を設け、回転軸に螺旋状のスクリュブレード
が設けられ、汚泥を回収する回収車に搭載されて水とス
ラッジ等の固形物とを分離しながら固形物を外部に排出
するスクリュコンベヤにおいて、回転軸を円筒管の中心
より下方に偏心して設け、スクリュブレードの外周に弾
性体を連続して設けたことを特徴とするものである。
内に回転軸を設け、回転軸に螺旋状のスクリュブレード
が設けられ、汚泥を回収する回収車に搭載されて水とス
ラッジ等の固形物とを分離しながら固形物を外部に排出
するスクリュコンベヤにおいて、回転軸を円筒管の中心
より下方に偏心して設け、スクリュブレードの外周に弾
性体を連続して設けたことを特徴とするものである。
回転軸が下方に偏心した分、スクリュブレードと円筒
管との下方の隙間が小さくなってスラッジを確実にかき
上げられ、上方の隙間は大きくなって水が確実にこの大
きな隙間から下降する。
管との下方の隙間が小さくなってスラッジを確実にかき
上げられ、上方の隙間は大きくなって水が確実にこの大
きな隙間から下降する。
スクリュブレードと円筒管との隙間に小石等がはさま
ってもスクリュブレードの外周には弾性体が設けられて
いるから、この弾性体が屈曲しながら小石等をのり越え
る為、スクリュブレードの回転が停止することはない。
ってもスクリュブレードの外周には弾性体が設けられて
いるから、この弾性体が屈曲しながら小石等をのり越え
る為、スクリュブレードの回転が停止することはない。
以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
スクリュコンベヤ１は例えば斜め方向に傾斜した円筒
管２と、円筒管２の中心０より距離ｌだけ下方に偏心し
て設けた回転軸３と、回転軸３の外周に螺旋状の連続し
てスクリュブレード４と、スクリュブレード４の外周に
連続して設けたゴム、プラスチックス等からなる弾性体
５とで構成されている。
管２と、円筒管２の中心０より距離ｌだけ下方に偏心し
て設けた回転軸３と、回転軸３の外周に螺旋状の連続し
てスクリュブレード４と、スクリュブレード４の外周に
連続して設けたゴム、プラスチックス等からなる弾性体
５とで構成されている。
回転軸３が下方に偏心していることから、スクリュブ
レード弾性体５と円筒管２との下方の隙間６は非常に小
さいか又は零となり、弾性体５と円筒管２との上方の隙
間７はl2の間隔だけ大きくなっている。
レード弾性体５と円筒管２との下方の隙間６は非常に小
さいか又は零となり、弾性体５と円筒管２との上方の隙
間７はl2の間隔だけ大きくなっている。
この為、汚泥の回収車で容器等からなる水切り装置に
くみ上げられた下水道等の汚泥水は水とスラッジに分離
され、スラッジが下降し、このスラッジは斜めに傾斜す
るスクリュコンベヤ１で上方にかき上げられる。
くみ上げられた下水道等の汚泥水は水とスラッジに分離
され、スラッジが下降し、このスラッジは斜めに傾斜す
るスクリュコンベヤ１で上方にかき上げられる。
この際スラッジ９は一部水８が含まれた状態でスクリ
ュブレード４と弾性体５でかき上げられるが、弾性体５
と円筒管２の下方の隙間６は小さく、スラッジ９は確実
に上方に送り出され、上方に浮上する水８は大きな隙間
７からスムースに下方に向けて分離されながら下降でき
る。
ュブレード４と弾性体５でかき上げられるが、弾性体５
と円筒管２の下方の隙間６は小さく、スラッジ９は確実
に上方に送り出され、上方に浮上する水８は大きな隙間
７からスムースに下方に向けて分離されながら下降でき
る。
更に第３図（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）に示すように、例え
ば、若干大きい小石10が弾性体５と円筒管２の隙間６内
にかみ込んでも、弾性体５が屈曲して撓み、この弾性体
５は小石をのり越えるためにスクリュブレード４の回転
が停止するのが防止れる。尚、スクリュコンベヤは他の
分野にも利用できることはいうまでもない。
ば、若干大きい小石10が弾性体５と円筒管２の隙間６内
にかみ込んでも、弾性体５が屈曲して撓み、この弾性体
５は小石をのり越えるためにスクリュブレード４の回転
が停止するのが防止れる。尚、スクリュコンベヤは他の
分野にも利用できることはいうまでもない。
本考案によれば、次の効果がある。
回転軸が下方に向けて偏心しているから、弾性体と円
筒管との下方の隙間は小さく、上方の隙間は大きくな
り、下方に沈降するスラッジは確実にかき上げられ、上
方に浮上する水は大きな隙間からスムースに下降する。
筒管との下方の隙間は小さく、上方の隙間は大きくな
り、下方に沈降するスラッジは確実にかき上げられ、上
方に浮上する水は大きな隙間からスムースに下降する。
弾性体と円筒管との間に小石等がかみ込んでも弾性体
が撓んで屈曲しながら小石をのり越えるために、回転軸
とスクリュブレードの回転が停止するのが防止される。
が撓んで屈曲しながら小石をのり越えるために、回転軸
とスクリュブレードの回転が停止するのが防止される。
円筒管の傾斜勾配をきっくしたとしても、上記隙間が
小さいことによりスラッジを確実にかき上げられるか
ら、円筒管を短くでき、小型に成形可能となる。
小さいことによりスラッジを確実にかき上げられるか
ら、円筒管を短くでき、小型に成形可能となる。
第１図は本考案に係るスクリュコンベヤの一部切欠き縦
断正面図、第２図は第１図の右側面図、第３図（Ａ）
（Ｂ）（Ｃ）は小石をかみ込んだ時のブレードの作動を
示す一部切欠き拡大側面図である。 〔符号の説明〕 １……スクリュコンベヤ ２……円筒管 ３……回転軸 ４……スクリュブレード ５……弾性体
断正面図、第２図は第１図の右側面図、第３図（Ａ）
（Ｂ）（Ｃ）は小石をかみ込んだ時のブレードの作動を
示す一部切欠き拡大側面図である。 〔符号の説明〕 １……スクリュコンベヤ ２……円筒管 ３……回転軸 ４……スクリュブレード ５……弾性体
Claims (1)
- 【請求項１】円筒管内に回転軸を設け、回転軸に螺旋状
のスクリュブレードが設けられ、汚泥を回収する回収車
に搭載されて水とスラッジ等の固形物とを分離しながら
固形物を外部に排出するスクリュコンベヤにおいて、回
転軸を円筒管の中心より下方に偏心して設け、スクリュ
ブレードの外周に弾性体を連続して設けたことを特徴と
するスクリュコンベヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990049544U JP2542414Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | スクリュコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990049544U JP2542414Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | スクリュコンベヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH049812U JPH049812U (ja) | 1992-01-28 |
| JP2542414Y2 true JP2542414Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31567322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990049544U Expired - Fee Related JP2542414Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | スクリュコンベヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542414Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4232684A1 (de) * | 1992-09-29 | 1994-03-31 | Siemens Ag | Verfahren zum Transport und Transportvorrichtung |
| JP5845315B2 (ja) | 2014-05-21 | 2016-01-20 | ファナック株式会社 | チップコンベアを備えた工作機械 |
| JP6655982B2 (ja) * | 2015-12-22 | 2020-03-04 | クボタ環境サ−ビス株式会社 | 搬送装置及び揺動開閉装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS545513U (ja) * | 1977-06-13 | 1979-01-13 | ||
| JPS555134U (ja) * | 1978-06-26 | 1980-01-14 | ||
| JPS55150159U (ja) * | 1979-04-16 | 1980-10-29 | ||
| JPH0413508U (ja) * | 1990-05-21 | 1992-02-04 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP1990049544U patent/JP2542414Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH049812U (ja) | 1992-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |