JP3242424B2 - シュレッダ装置 - Google Patents

シュレッダ装置

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JP3242424B2
JP3242424B2 JP21605491A JP21605491A JP3242424B2 JP 3242424 B2 JP3242424 B2 JP 3242424B2 JP 21605491 A JP21605491 A JP 21605491A JP 21605491 A JP21605491 A JP 21605491A JP 3242424 B2 JP3242424 B2 JP 3242424B2
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亮一 笠原
幸雄 萩原
紀典 根建
暢夫 藤島
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株式会社明光商会
株式会社日平トヤマ精機
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不要書類などを裁断す
シュレッダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シュレッダ装置は、今日の情報産業の中
で機密保持のために不要書類を確実に処分するものとし
て欠かせないものであるが、情報量の増大に伴って不要
書類の処理が年々増加し、このため従来の小形シュレッ
ダ装置では対応しきれなくなり、大量の書類を迅速にか
つ効率よく処理できるものが要求されている。
【0003】このようなことから自動給紙機能や、裁断
屑を圧縮して梱包する機能を備えた大型のシュレッダ装
置が開発されている。従来の自動給紙装置においては、
例えば装置本体から前面側に突出した給紙ステージに前
後に例えば3つのパレットを並べて載置し、作業者がこ
のパレット内に不要書類を投入することによって自動給
紙を行うようにしている。
【0004】また裁断屑を圧縮するためには、例えば一
端から他端に向かって開口面積が小さくなる、外形が円
錐形状の筒状体を用い、この筒状体の一端側から裁断屑
を他端側に向かって押し出すことによって裁断屑を圧縮
することが行われている。
【0005】更に梱包機能を備えた装置としては、一対
のバーが袋体の開口縁部に取り付けられていて、バーを
開閉することにより袋体が開閉する梱包体を用い、梱包
工程時にバーを開いて裁断屑を袋体内に収納し、外部に
排出するものが知られている。
【0006】上述のような機能を組み合わせれば給紙が
自動化されている上、裁断屑が自動的に梱包体に収納さ
れて排出されるので、非常に便利であり、しかも裁断屑
を圧縮しておくことにより処理量の割には見かけの排出
量が少ないので取扱いの上でもスペース的にも有利であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の給
紙装置にあっては、各パレットの収納容量はそれ程大き
くないため、大量の書類を連続的に送り出すためには、
作業者が頻繁にパレットへの収納作業を行わなければな
らないので作業が煩わしく、大量処理には不適であっ
た。
【0008】また裁断屑を圧縮するにあたっては、筒状
体の開口面積の差を利用しているにすぎないので裁断屑
を十分に圧縮することができないし、梱包については、
バーを備えた梱包体から通常のゴミ袋などに詰め替えて
結束しているので、作業効率が低いという問題があっ
た。
【0009】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、作業効率がよく、大量処理
に適したシュレッダ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のシュレッダ装置
は、被処理紙を供給するための給紙部と、この給紙部よ
り供給された被処理紙を裁断する裁断部と、この裁断部
よりの裁断屑が投入され、排出口側にゲートを備えた圧
縮室と、この圧縮室内の裁断屑をゲートに押し付けて圧
縮する圧縮機構と、この圧縮機構で圧縮された裁断屑
を、ゲートを開いて押し出すと共に梱包して結束する梱
包部と、を備え、 圧縮された裁断屑の厚さが所定の大き
さを越えるまで、前記圧縮機構により裁断屑をゲ−ト側
に複数回押し付け、前記厚さが所定の大きさを越えたと
きにゲ−トを開くことを特徴とする。
【0011】この場合一端が閉塞している蛇腹状の梱包
シートを圧縮室の排出口に張り出しすように圧縮室の外
周に嵌装して設け、梱包部は、圧縮された裁断屑を収納
した梱包シートの他端を梱包シートの長さ方向に離間し
て2個所を結束する結束機構と、結束された2個所の間
を切断する切断部とにより構成してもよい。また給紙部
は、例えば被処理紙を積み重ねて載置する昇降自在な給
紙台と、この給紙台の昇降路に沿って被処理紙をガイド
するガイド部と、このガイド部の上端より上方に押し上
げられた被処理紙を定量的に送り出す送り出し機構と、
を備えた構成とすることができる。この場合給紙台を背
面側に向かって下がるように傾斜すれば、落下口から斜
めに裁断部に落下するので好ましい。
【0012】更に本発明のシュレッダ装置においては、
裁断屑の押し出し通路を形成し、両端が開口している第
1の筒状体と、この第1の筒状体に着脱自在に外嵌して
設けられた第2の筒状体と、この第2の筒状体の外周に
蛇腹状に嵌装され、一端側が閉塞されて前記第1の開口
部に張り出している梱包シートと、を備えてなる梱包カ
セット装置を組み合せることができる。
【0013】
【作用】給紙台の上に不要書類を積み上げ、給紙台を上
昇させながら送り出し機構により不要書類を順次送り出
して裁断部に供給し、ここで裁断されて得られた裁断屑
を圧縮室に落下させる。その後圧縮機構により裁断屑を
例えば上述の梱包カセット装置を利用した場合、梱包シ
ートを介してゲートに複数回押し付けて圧縮し、次いで
ゲートを開いて裁断屑を押し出して梱包シートを引き出
し、梱包シートの他端側の2個所を結束した後切断し、
裁断屑を収納した袋体を分離排出する。
【0014】
【実施例】図1〜図3は夫々本発明の実施例に係るシュ
レッダ装置を示す縦断側面図、縦断正面図、及び正面図
であり、図4は、同実施例のシュレッダ装置の外観図で
ある。上記のシュレッダ装置は、給紙部Aと、この給紙
部Aからの被処理紙である不要書類(以下「書類」とい
う)Pを裁断する裁断部Bと、この裁断部Bからの裁断
屑を圧縮する圧縮部Cと、この圧縮部Cで圧縮された裁
断屑Wを梱包する梱包部Dとを有してなる。なおCRは
制御盤などを収納したコントロールボックスである。
【0015】前記給紙部Aにおいては、図3中に左右方
向に移動自在な給紙機構1a、1bが、シュレッダ装置
全体の外装部である外匣10の正面開口部に設けられて
おり、給紙機構1a、1bは夫々中央位置(図3中給紙
機構1aのある位置)とその左右両側の待機位置との間
を移動する。
【0016】前記給紙機構1a、1bは、車輪11ある
いはラックピニオン機構を備えた移動台12と、この移
動台12に背面側に傾斜して設けられ、書類Pの両側面
及び背面を昇降路に沿ってガイドするガイド部13と、
書類Pが上面に積み重ねられてこれらを昇降路に沿って
押し上げる。背面側に傾斜した給紙台14とからなる。
この給紙台14は図示しないモータや油圧機構などの駆
動機構により駆動され、速度調整ができるようになって
いる。
【0017】前記給紙機構1aの上端背面側には、書類
Pの落下口21が形成されており、この落下口21は、
裁断部Bに書類Pを滑落させるためのシュータ22に連
続している。
【0018】前記中央位置に置かれた給紙機構1aの上
方には給紙台14により押し上げられた書類Pを落下口
21に送りだすために、幅広の送りベルト23に送り出
し部材24を取り付けてなる送り出し機構2が設置され
ている。
【0019】ここで給紙台14を傾斜させた理由は、書
類の送り出しを円滑にし、かつ裁断部Bの裁断刃内に書
類が端部から突入するようにするためであり、また書類
の積み重ね時に背面側に隙間ができて、上端位置では書
類が水平になりやすく更に給紙台14に積み重ねられた
書類が作業者側(図1では左側)に崩れてくるのを抑制
することから、給紙機構1a(1b)自体も傾斜させて
いる。
【0020】このような給紙部Aによれば、例えば給紙
機構1aの給紙台14上に書類Pを積み重ね、給紙台1
4を例えば連続的に上昇させると、送りベルト23の走
行速度に応じたタイミングで、給紙台14の上昇速度に
応じた量だけ書類Pが送り出されて、落下口21内に落
下し、シュータ22を介して裁断部Bに供給される。給
紙台14の上昇速度や、連続/間欠モードについては、
書類Pの種類や裁断能力などに応じて適宜設定すること
ができる。この場合一方の給紙機構1a(1b)により
給紙を行っている間に他方の給紙機構1b(1a)に対
して書類Pの積み重ねを行っておけば、速やかに次の給
紙工程に移行できるから作業時間を節約できる利点があ
り、従って給紙台14が上限位置から下降し始めたとき
に給紙機構1a,1bが入れ替わるようにシーケンスを
組んでおくことができる。
【0021】次に給紙工程以降に関する部分について説
明すると、前記裁断部Bは、駆動部31により減速部3
1aを介して回転される裁断刃32を備えており、この
裁断刃32は用紙の繊維質を破壊することなく再生利用
可能な構造となっており、低音でかつ強力な裁断能力が
得られるように例えばヘリカル状に8個の刃を配列した
ものが用いられ、また裁断された紙が常に中心に向かっ
て落ちるような構造とされている。
【0022】前記裁断部Bの下方側には、ホッパ33を
介して角筒状の圧縮室41が図2中左右方向に沿って設
置されており、この圧縮室41内には、裁断部Bより落
下した裁断屑Wを後述するゲートとの間で圧縮するため
の油圧機構42aにより駆動される圧縮機構としての油
圧シリンダ部42が設けられている。このシリンダ部4
2の上端には、裁断屑Wの圧縮時や排出時においても裁
断部Bにて裁断処理ができるように、ホッパ33の下端
開口部を塞ぎながら圧縮室42内を褶動する板状の受け
部42bが設けられている。
【0023】前記圧縮室41の右端側の排出口にはゲー
ト43が配設されており、このゲート43は、裁断屑W
の圧縮時には前記排出口に対向して位置し、排出時には
上昇して(または横方向に待避して)シリンダ部42に
より裁断屑Wを押し出すことができるようになってい
る。これら圧縮室41、油圧シリンダ部42及びゲート
43は圧縮部Cの一部を構成するものである。
【0024】前記圧縮室41の排出口側は、梱包カセッ
ト装置5により構成されており、この梱包カセット装置
5は、図5〜図7に示すように、裁断屑Wの押し出し通
路(この例では圧縮室41の一部)を形成し、一端の開
口部が裁断屑Wの排出口とされる第1の筒状体51と、
この第1の筒状体51に着脱自在に外嵌され、一端側が
当該筒状体51の一端側よりも押し込まれた、例えばダ
ンボールよりなる第2の筒状体52と、この第2の筒状
体52の外周に蛇腹状に嵌装され、一端側が閉塞され
た、例えばビニールシートよりなる梱包シート53と、
前記筒状体51、52及び梱包シート53を覆うように
設けられ、梱包カセット装置5の外装部をなす第3の筒
状体54とを備えてなる。
【0025】また前記第3の筒状体54の排出口付近に
は、梱包シート53の引き出し時のたるみを防止するた
めの押圧体として、常時バネ55により内方側に付勢さ
れて梱包シート53を第1の筒状体51の外周面に押し
付ける押し付けローラ56が全周に亘って4個所取り付
けられている。
【0026】このような梱包カセット装置5によれば、
シート53を装着、脱着する場合、ダンボール(第2の
筒状体)を取り外して行なうことができるので非常に便
利である。
【0027】なおカセット装置5をシュレッダ装置本体
に装着するためには、本体側に例えばガイドレールを設
置しておくと共に、カセット装置5側にガイド部、スト
ッパを設け、本体内にカセット装置5をガイドレールに
沿って引き込み、ストッパにより固定すればよい。
【0028】上記のように構成された圧縮部Cにおいて
は、裁断部Bより圧縮室41に裁断屑Wが落下して一定
量以上滞まると、シリンダ部42によりこの裁断屑Wを
ゲート43に押し付けて例えば100Kg/cm2の圧
力で圧縮する。この場合先述したようにシリンダ部42
はホッパ33の下端開口部を塞ぐ受け部42bを備えて
いるので、裁断処理は、中断されない。そしてシリンダ
部42が図2の位置に戻ったときには、受け部42bの
上に積もっていた裁断屑Wは圧縮室41内に落下する。
このような操作が複数回例えば3〜4回繰り返されて、
圧縮室41の出口側にて圧縮された裁断屑Wが所定量に
達した後ゲート43を開いて排出される。
【0029】シリンダ部42を圧縮するタイミングのと
り方については、例えば裁断部Bより落下した裁断屑W
の高さを光センサで検出して、所定の高さになったとき
にシリンダ部42を駆動してもよいし、あるいはタイマ
を用いるようにしてもよい。またゲート43を開くタイ
ミングのとり方としては、例えば圧縮された裁断屑Wの
厚さを光センサで検出し、厚さが35cm(重量にして
15Kg〜20Kg)を越えたときにゲート43を開く
ようにすればよい。
【0030】前記ゲート43の背面側には、裁断屑Wの
押し出し方向に間隔をおいて2つの絞り機構6a、6b
が設置されていて、これらにより梱包シート53が2ヶ
所で絞り込まれる。
【0031】前記絞り機構6a、6bは、いずれも同一
の構造とされており、図8に示すように梱包シート53
の左右を絞り込むための一対の絞りバー71、72と、
梱包シート53の上下を絞り込むための一対の絞りバー
73、74とを備えている。前記絞りバー71、72
は、互に逆方向にネジ切りされたネジ部を備えたネジ軸
75に螺合されていて、ネジ軸75を駆動することによ
りバー71、72を同期して開閉する。76は絞りバー
73、74を同様に駆動するためのネジ軸であり、ネジ
軸75、76は互にギヤ部77で連結されていて、駆動
部78を動作させることにより絞りバー71〜74を同
期して開閉駆動させる。
【0032】前記絞り機構6a、6bの間には、図9に
示すように梱包シート53における絞り込まれた部分を
シールするためのシール部をなすテーピング手段81
a、81bが夫々絞り機構6a、6bの絞りバー73に
取り付けられて配設されており、更にテーピング手段8
1a、81bの間には、梱包シート53を切断するため
の切断部であるカッタ82が設けられている。
【0033】以上において、絞り機構6a、6b及びテ
ーピング手段81a、81bは、結束機構を構成し、こ
の結束機構とカッタ82は、梱包部を構成するものであ
る。次に上述実施例の作用について説明する。先ず給紙
機構1a(1b)の給紙台14上に書類Pを積み重ね、
給紙台14を上昇させて既に詳述したようにして書類P
を落下口21より落下させ裁断部Bに供給する。そして
裁断部Bにて書類Pを裁断し、その裁断屑Wをホッパ3
3を介して圧縮室41内に落下させて堆積させて(図2
の状態)、その堆積量が所定量を越えると、例えば光セ
ンサの検出信号に基ずいて油圧シリンダ部42により、
堆積している裁断屑Wを梱包シート53を介してゲート
43に押し付けて圧縮し、所定の圧力まで圧縮した後シ
リンダ部42を元の位置に戻す。
【0034】このような操作を例えば3〜4回繰り返し
て図10A(1)に示すように圧縮された裁断屑Wの厚
さが所定以上になるとシリンダ部42を少し引いた後ゲ
ート43を開き、図10A(2)に示すようにシリンダ
部42を押し出して裁断屑Wを結束機構を越えたところ
に位置させる。この場合例えば圧縮室41の底面よりも
低い位置に排出用の搬送路を設けておけば、シリンダ部
42により最後まで押し出さなくとも、裁断屑Wは、そ
の自重により結束機構よりも前方側に押し出される。
【0035】その後絞り機構6a、6bを作動させて、
即ち図8に示す絞りバー71〜74を閉じて、図10B
(3)に示すように裁断屑Wの押し出しにより引き出さ
れた梱包シート53の2ヶ所を絞り込み、テーピング機
構81a、81bにより夫々絞り込まれた部分にテープ
を巻いてシーリングをし、こうして梱包シートを結束す
る。続いて結束された個所の間をカッタ82により切断
して裁断屑Wが収納された袋を分離し、更に絞り機構6
a、6bを開くことにより梱包及び排出工程を終了す
る。前記袋は例えば作業者によって搬送路9を介して所
定の場所に運ばれる。
【0036】一方図10B(3)に示すようにシリンダ
部42をわずかに押し戻すことにより梱包カセット装置
5より伸び出している梱包シート53を引き込み、次い
でゲート43を閉じた後、シリンダ部42を元の位置
(図2に示す位置)に戻し、以後同様のサイクルを行
う。
【0037】以上において本発明のシュレッダ装置は、
給紙部Aにおける給紙機構を複数台設けることにより作
業を円滑に行うことができるが、1台のみであってもよ
いし、また圧縮室の外周面に梱包シートを装着するため
には作業性の点からカセット装置を用いることが有利で
はあるが、カセット装置を用いることに限定されるもの
ではない。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明のシュレッダ装置に
よれば、圧縮室内に投入された裁断屑を、圧縮機構とゲ
ートとの間で所定の厚さになるまで複数回圧縮し、圧縮
された裁断屑を結束している。従って裁断屑を十分に圧
縮することができるので、被処理紙の処理量に対して、
梱包された袋の容積を小さくすることができ、この結果
取り扱いが容易で設置スペースも小さくて済むと共に、
自動的に裁断屑の袋詰めが行われ、移し替えを行うこと
なくそのまま排出することができるので非常に作業効率
が良く、大量処理を行う場合にはとくに有効である。
【0039】そして圧縮室の排出口側に梱包シートを張
り出しておいてこの中に裁断屑を収納するようにすれ
ば、裁断屑の圧縮と収納とを同時に行えるので装置構成
が簡単になる。
【0040】また本発明で用いる給紙部によれば昇降自
在な給紙台の上に被処理紙を積み上げ、これを上昇させ
ると共に上部側で被処理紙を定量的に送り出して裁断部
に供給するようにしているため、大量の被処理紙を一度
に給紙することができるので大量処理に適している。ま
た裁断部には定量的に被処理紙が供給されるので、バラ
ンスよく負荷がかかるから、裁断部の使用寿命が長い。
この場合給紙台を背面側に傾斜させておけば、上方で落
下させたときに被処理紙が一端側から裁断刃内に突入す
るので、裁断刃に大きな負荷がかかるおそれがない。更
に第2の筒状体の外周に梱包シートを蛇腹状に嵌装して
設け、これを第1の筒状体に着脱自在に外嵌する構成と
することにより、シュレッダ装置本体に対する梱包シー
トの装着、脱着を容易に行うことができる。この場合押
圧体により梱包シートを第1の筒状体に押し付けるよう
にすれば、梱包シートが余分に引き出されて弛むことな
く必要な量だけ引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシュレッダ装置を示す縦
断側面図である。
【図2】本発明の実施例に係るシュレッダ装置を示す縦
断正面図である。
【図3】本発明の実施例に係る給紙装置を示す正面図で
ある。
【図4】上記シュレッダ装置の外観図である。
【図5】本発明の実施例に係る梱包カセット装置を示す
一部切欠斜視図である。
【図6】上記梱包カセット装置の一部を示す斜視図であ
る。
【図7】上記梱包カセット装置の一部を示す断面図であ
る。
【図8】上記シュレッダ装置の絞り機構を示す正面図で
ある。
【図9】上記シュレッダ装置の梱包部を示す側面図であ
る。
【図10A】上記シュレッダ装置の作用説明図である。
【図10B】上記シュレッダ装置の作用説明図である。
【符号の説明】
A 給紙部 B 裁断部 C 圧縮部 D 梱包部 1a、1b 給紙機構 13 ガイド部 14 給紙台 2 送り出し機構 41 圧縮室 42 油圧シリンダ部 5 梱包カセット装置 51、52、54 筒状体 53 梱包シート 6a、6b 絞り機構 81a、81b テーピング手段 83 カッタ
フロントページの続き (72)発明者 根建 紀典 神奈川県逗子市逗子4−11−30 (72)発明者 藤島 暢夫 神奈川県大和市つきみ野7−18−24 (56)参考文献 特開 昭62−52011(JP,A) 実開 昭54−13084(JP,U) 実開 昭51−103878(JP,U) 実開 昭60−184807(JP,U) 実開 昭63−37514(JP,U) 実開 昭58−10849(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 18/00 - 18/44

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理紙を供給するための給紙部と、 この給紙部より供給された被処理紙を裁断する裁断部
    と、 この裁断部よりの裁断屑が投入され、排出口側にゲート
    を備えた圧縮室と、 この圧縮室内の裁断屑をゲートに押し付けて圧縮する圧
    縮機構と、 この圧縮機構で圧縮された裁断屑を、ゲートを開いて押
    し出すと共に梱包して結束する梱包部と、を備え、 圧縮された裁断屑の厚さが所定の大きさを越えるまで、
    前記圧縮機構により裁断屑をゲ−ト側に複数回押し付
    け、前記厚さが所定の大きさを越えたときにゲ−トを開
    ことを特徴とするシュレッダ装置。
  2. 【請求項2】 裁断屑が所定の大きさを越えたか否かの
    判定は、裁断屑の厚さを光センサにより検出することに
    より行うことを特徴とする請求項1記載のシュレッダ装
    置。
  3. 【請求項3】 一端が閉塞している蛇腹状の梱包シート
    を圧縮室の排出口に張り出すように圧縮室の外周に嵌装
    して設け、 梱包部は、圧縮された裁断屑を収納して圧縮室の外周か
    ら引き出された梱包シートの他端を結束すると共に切断
    する手段を備えていることを特徴とする請求項1または
    2記載のシュレッダ装置。
  4. 【請求項4】 梱包シートの他端を結束すると共に切断
    する手段は、梱包シートの長さ方向に離間して2個所を
    結束する結束機構と、結束された2個所の間を切断する
    切断部とからなることを特徴とする請求項3記載のシュ
    レッダ装置。
  5. 【請求項5】 圧縮室に着脱自在に外嵌して設けられた
    筒状体を備え、梱包シートは前記筒状体の外周に蛇腹状
    に嵌装されていることを特徴とする請求項3または4記
    載のシュレッダ装置。
  6. 【請求項6】 梱包シートの外側には更に筒状体が外嵌
    して設けられ、この筒状体には、梱包シートを排出口付
    近にて圧縮室側に押し付ける押圧体を設けたことを特徴
    とする請求項5記載のシュレッダ装置。
  7. 【請求項7】 給紙部は、被処理紙を積み重ねて載置す
    る昇降自在な給紙台と、この給紙台の昇降路に沿って被
    処理紙をガイドするガイド部と、このガイド部の上端よ
    り上方に押し上げられた被処理紙を定量的に送り出す送
    り出し機構と、 を備えてなることを特徴とする請求項1ないし7のいず
    れかに記載のシュレッダ装置。
  8. 【請求項8】 給紙台は背面側に向かって下がるように
    傾斜しており、ガイド部の上端の背面側には被処理紙の
    落下口が形成された請求項7記載のシュレッダ装置。
JP21605491A 1991-08-01 1991-08-01 シュレッダ装置 Expired - Lifetime JP3242424B2 (ja)

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