JP3317492B2 - 故紙梱包装置 - Google Patents

故紙梱包装置

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JP3317492B2 JP34345898A JP34345898A JP3317492B2 JP 3317492 B2 JP3317492 B2 JP 3317492B2 JP 34345898 A JP34345898 A JP 34345898A JP 34345898 A JP34345898 A JP 34345898A JP 3317492 B2 JP3317492 B2 JP 3317492B2
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    • B30PRESSES
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    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
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    • B30B9/3035Means for conditioning the material to be pressed, e.g. paper shredding means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/08Accessory tools, e.g. knives; Mountings therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/26Details
    • B02C13/28Shape or construction of beater elements
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、新聞,雑誌等の
故紙を切断した後、圧縮して梱包するための故紙梱包装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の故紙梱包装置として、特
開昭53−42999号公報に開示された装置が知られ
ている。同公報に開示された故紙梱包装置は、図10に
示すように、シュート100(ホッパー)の内部に故紙
ほぐし装置101(撹拌手段)を設け、搬送装置102
(故紙供給手段)によりシュート100の内部に供給さ
れる故紙を、故紙ほぐし装置101でほぐして下方に設
けた圧縮室103に蓄積させていく構造を備えていた。
なお、各構成要素に括弧書きで付記した名称は、本発明
において対応する構成要素である。
【0003】この従来装置は、故紙ほぐし装置101が
鎖101aの回転により故紙をシュート100内で撹拌
してほぐす機能を備えていたが、効率的に故紙を撹拌す
るためには、鎖101aの周速を可能な限り高速化する
必要があり、そのため3個の金属リング片を連結して長
尺な鎖101aを形成し、その鎖101aを回転軸に取
り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の故紙梱
包装置は、鎖101aによる打撃により製本された雑誌
や、紐で束ねられた新聞をバラバラにほぐす構成となっ
ていたが、鎖101aによる打撃力は大きくなく、した
がって強力接着剤により製本された雑誌や、ビニールを
含有する厚手の合成紙で作られた写真集などの書籍類
を、充分に撹拌してほぐすことができないという課題を
有していた。
【0005】従来の故紙梱包装置には、回転軸の取り付
けられたアームの先端にハンマー部材を設け、このハン
マー部材により故紙を打撃して破砕する構成のものも存
在したが、この種の装置は故紙が固まりとなって供給さ
れた場合、それらの故紙をハンマー部材で打撃したとき
に、同部材やその駆動モータに過大な負荷がかかり、ハ
ンマー部材、その取付けアーム、あるいは駆動モータを
損傷させてしまうおそれがあった。しかもハンマー部材
による故紙の打撃に際して、大きな騒音が発生するとい
う課題を有していた。
【0006】この発明は、上述したような事情に鑑みて
なされたもので、騒音が小さくかつ撹拌手段への負荷が
少ない構成で、故紙の撹拌能力を向上させることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、内部に故紙撹拌のための空間を形成する
ホッパーと、このホッパー内に上部から故紙を供給する
故紙供給手段と、ホッパー内に設けられた撹拌手段と、
ホッパーの底部に連通する圧縮室と、この圧縮室に収容
された故紙を圧縮するための圧縮手段と、圧縮された故
紙を結束する結束手段とを備えた故紙梱包装置におい
て、撹拌手段が、回転軸に連結された複数本の鎖部材
と、この鎖部材の少なくとも先端部分に設けた刃物部材
とを有し、かつ、鎖部材が、それぞれ2個の金属リング
片を連結して構成されるとともに、このうち回転軸と連
結される金属リング片が円環状に形成されていることを
特徴とする。
【0008】複数本の鎖部材の回転により故紙を撹拌す
る構成のため、故紙が固まりとなって供給された場合
は、鎖部材が柔軟に変形して過大な負荷のかかることを
回避する。そして、鎖部材の少なくとも先端部分に刃物
部材が設けてあるので、鎖部材の回転に伴い、この刃物
部材が故紙を効率的にばらして撹拌することができる。
【0009】ところで、図10に示した、鎖101aに
より故紙を撹拌してほぐす構成の従来装置にあっては、
鎖101aの周速度を早めるために、鎖101aを長尺
に構成する必要があった。このため、シュート100に
おける故紙ほぐし装置101の装着部周辺部分の内壁
は、鎖101aの回転半径を確保するために、窪み10
0aが形成されていた。シュート100の底部寸法は、
その下方に形成した圧縮室103への開口部の寸法に対
応しているため、鎖101aの回転半径に合わせてシュ
ート100の内部寸法を決めることはできない。しか
も、鎖101aの回転半径に合わせてシュート100の
内部寸法を広げた場合は、装置全体が大形化してしま
う。
【0010】このような理由からシュート100の内壁
に形成された窪み100aは、特に段ボールを供給対象
とする場合に次のような問題を生じさせていた。
【0011】通常、雑誌等に比べて密度の小さい段ボー
ルは、故紙ほぐし装置101(撹拌手段)による撹拌を
行わず、そのまま圧縮室103へと投下される。このと
き、故紙ほぐし装置101(撹拌手段)は、側壁扉10
4からシュート100の外部に退避させる。そして、搬
送装置102(故紙供給手段)によりシュート100の
内部に連続的に供給された段ボールは、圧縮室103内
にそのまま投下されるとともに、圧縮室103内に収ま
りきらない段ボールは、シュート100内に蓄積されて
いく。
【0012】このようにして、シュート100内に蓄積
した段ボールの高さが窪み100aまで達すると、その
窪み100aに段ボールが引っかかり、その後に供給さ
れてきた段ボールを円滑に圧縮室103内へ導くことが
できなくなるおそれがあった。
【0013】これに対し、本発明の故紙梱包装置によれ
ば、刃物部材による故紙撹拌能力の向上に伴い、鎖部材
を短くしても充分な撹拌性能を確保できる。例えば、既
述した従来技術で3個の金属リング片を連結して鎖を形
成したものを、2個の金属リング片を連結して鎖部材を
形成してもよく、これにより回転半径を短くすることが
できる。その結果、ホッパーにおける撹拌手段の装着部
周辺部分の内壁を平坦に形成することができ、段ボール
の引っかかりを防止することが可能となる。
【0014】なお、鎖部材及び刃物部材の適所に、超鋼
金属からなる摩耗防止用の肉盛部を形成することによ
り、これらの部材の耐久性を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明の
実施形態に係る故紙梱包装置の外観を示す斜視図、図2
は同装置を模式的に示す断面側面図、図3は同じく断面
正面図である。
【0016】これらの図に示すように、故紙梱包装置
は、内部に故紙撹拌のための空間を形成するホッパー1
と、このホッパー1内に上部から故紙を供給するコンベ
ア2(故紙供給手段)と、ホッパー1内に設けられたフ
ラッファ3(撹拌手段)と、ホッパー1で切断された故
紙を収容する圧縮室4と、この圧縮室4に収容された撹
拌済みの故紙を圧縮するラム5(圧縮手段)と、圧縮さ
れた故紙を結束する結束機6(結束手段)とを備えてい
る。
【0017】ホッパー1は、内部が中空の縦型をした構
造物であり、上部に故紙を供給するための搬入口11を
開口してある(図2参照)。この搬入口にコンベア2の
先端部が挿入してあり、コンベア2によって運ばれてき
た故紙が、ホッパー1の上部からその内部に投下され
る。コンベア2の基端部は、ピットと称する故紙回収用
の溝21の底部に配置されている(図1参照)。
【0018】フラッファ3は、ホッパー1の内部でほぼ
中央高さの位置に水平に支持されている。図4はフラッ
ファの全体構造を示す正面図、図5は同じく側面図、図
6はフラッファを構成する鎖部材と刃物部材を拡大して
示す図、図7は刃物部材をさらに拡大して示す図であ
る。これらの図を参照してフラッファの構成を説明す
る。
【0019】回転軸30には、軸方向に一定間隔で複数
の鎖支持体33が装着してある。すなわち、鎖支持体3
3は、図5に示すように、中心部に形成した装着孔を回
転軸30に嵌め込み、溶接等の固定手段によって固定さ
れている。鎖支持体33の両端部には、鎖部材31を連
結するための連結ピンが設けてあり、この連結ピンに鎖
部材31が連結してある。ここで、隣接する鎖支持体3
3は互いに90゜交差して回転軸30に固定してあり、
鎖部材31の連結部が90゜異なって位置するように調
整してある(図5参照)。
【0020】鎖部材31は、2個の金属リング片(第
1,第2金属リング片311,312)を連結した構成
となっており、円環状の第1金属リング片311が鎖支
持体33の連結ピン34に連結されている。この第1金
属リング片311に連結される第2金属リング片312
は、楕円環状に形成してある。これら2個の金属リング
片311,312からなる鎖部材31は、図10に示し
た従来の3個の金属リング片からなる鎖101aよりも
短い。すなわち、この実施形態に係るフラッファ3の回
転半径は、従来のものよりも短くなる。
【0021】第2金属リング片312には、適所に超鋼
金属からなる摩耗防止用の肉盛部35が溶着してある
(図6参照)。この実施形態では、刃物部材32が固定
される先端部の外周面に肉盛部35が設けてある。この
肉盛部35により、故紙との衝突による摩耗を防止する
ことができ、鎖部材31の耐久性が向上する。
【0022】なお、第2金属リング片312の内側中間
部には、同リング片312の回転移動を阻止するための
回り止めピン36が設けてある。この回り止めピン36
により、刃物部材32が固定される先端部が、第1金属
リング片311との連結部側に回り込むのを防止するこ
とができる。
【0023】刃物部材32は、図7に示すように縦方向
に刃先32aが形成されたブロック形状をしており、一
方の刃面に超鋼金属からなる摩耗防止用の肉盛部37が
溶着してある。この肉盛部37は、故紙との衝突による
摩耗を防止するためのものである。図6に示すように、
第2金属リング片312の先端部外周面には、3個の刃
物部材32が溶接により固定してある。ここで、刃物部
材32は、フラッファ3の回転方向に刃先32aが向く
姿勢で固定されている。
【0024】また、図4,図5に示すように、回転軸3
0の周囲には、各鎖支持体33の周縁中間部を架け渡す
ようにして、4本の紐取りバー38が取り付けてある。
この紐取りバー38は、新聞紙等を結束していた紐が、
フラッファ3の撹拌により切断され回転軸30に巻き付
くことを防止する機能を有している。
【0025】新聞紙等を結束していた紐が回転軸30に
巻き付くと取り除きにくく、しかもカッター等で巻き付
いた紐を切断する際、回転軸30を傷つけるおそれがあ
る。そこで、回転軸30の周囲に紐取りバー38を設
け、この紐取りバー38に紐を巻き付けるようにしてあ
る。紐取りバー38と回転軸30の間には空間があるた
めカッター等を挿入しやすく、したがって巻き付いた紐
を容易に切断して取り除くことができる。
【0026】上述したフラッファ3は、図3に示すよう
に、回転軸30の両端がホッパー1の側壁に設けた軸受
(図示せず)により回転自在に支持されており、図示し
ない回転駆動モータからの駆動力を受けて高速回転(例
えば、700〜750rpm)する。
【0027】搬入口11からホッパー1内に供給された
故紙は、高速回転するフラッファ3により撹拌されて、
種々の材質のものが均一化されていく。雑誌や書籍等の
製本された故紙は、鎖部材31に設けた刃物部材32の
切断作用により確実にばらされるため、効率的な撹拌を
実現することができる。また、ビニールを含有する厚手
の合成紙で作られた写真集などの書籍類であっても、刃
物部材32により一枚一枚ばらされるため、充分な撹拌
が期待できる。
【0028】均一かつ充分に撹拌された故紙は、高密度
に圧縮が可能であり、形の整ったベール(圧縮した故紙
の固まり)に仕上げることができる。また、充分に撹拌
された故紙は水等の溶液に溶けやすく、良質の再生紙原
料となる。
【0029】このように、刃物部材32の切断作用によ
り撹拌能力を飛躍的に向上させることができたので、既
述したように鎖部材31を短くしても充分な撹拌能力を
保持することが可能となった。そして、鎖部材31を短
くした結果、図2に示すように、ホッパー1の内壁を窪
みのない平坦な形状とすることができる。これにより、
ホッパー1内に供給した段ボールがホッパー1内で引っ
かかることがなく、故紙の供給、撹拌、及び圧縮の各工
程を円滑に進めることができ、作業能率が格段に向上す
る。
【0030】フラッファ3と対向するホッパー1の背面
側の側壁には、側壁扉12が開閉自在に取り付けてあ
り、フラッファ3は図示しない案内レールに沿ってこの
側壁扉12からホッパー1の外部に移動可能となってい
る。既述したように、段ボールを圧縮梱包する場合は、
フラッファ3による撹拌を行うことなく、そのまま圧縮
室4に投下される。このとき、フラッファ3は側壁扉1
2からホッパー1の外部に移動させておく。
【0031】圧縮室4は、図3に示すように、ホッパー
1の底部と連通しており、ホッパー1の内部で切断され
て落下してきた故紙が収容されるようになっている。圧
縮室4にはラム5が出没自在となっている。ラム5は、
図示しない駆動シリンダにより往復駆動され、圧縮室4
の内部に収容された故紙を圧縮するとともに、圧縮室4
の側方に設けた搬出経路7へと圧縮した故紙を移送す
る。
【0032】ラム5の前端上部にはカッター51が取り
付けてあり、圧縮室4に入りきらない故紙を切断して直
方体形状の整ったベールを形成できるようにしてある。
【0033】結束機6は、図1に示すように、搬出経路
7の途中に設置してあり、設定長さに圧縮されたベール
をまとめてワイヤー又は紐等で結束する。そして、結束
されたベールは、搬出経路7の出口から搬出され、製紙
原料メーカー等に運送されていく。
【0034】さて、再生のために回収される故紙には大
きく分けて、雑誌や書籍等の製本されたもの(以下、こ
れらを総称して製本故紙という)、紐等で束ねられた新
聞、及び段ボールがある。これらのうち、一枚一枚の紙
片の大きさが小さく圧縮室4へ高密度に収容される製本
故紙や新聞が供給対象の場合には、図3に想像線で示す
ように、ラム5をあらかじめ一定距離だけ前進した位置
で待機させることにより、形成されるベールの大きさを
調整している。
【0035】このように、ラム5が前進した位置で待機
する場合、ホッパー1から落下してきた故紙がラム5の
前端上部に取り付けたカッターに引っかかることがあ
る。従来の故紙梱包装置では、特に製本故紙を充分に撹
拌する能力がなかったので、分離しきれず束になった状
態の製本故紙がカッターに引っかかり、ラム5の移動を
阻害するおそれがあった。そこで、図9に示すように、
従来の故紙梱包装置では、補パーの下部にダンパー20
0と称する揺動板が設けてあり、製本故紙を供給すると
きは、このダンパー200を傾斜した位置に配置し、落
下してくる製本故紙がカッターに引っかかることを回避
していた。
【0036】これに対し、本実施形態の故紙梱包装置に
よれば、製本故紙であっても刃物部材32により一枚一
枚にばらすことができるので、カッターに引っかかって
もラム5の駆動力をもって切断することができる。した
がって、本実施形態の故紙梱包装置は、ダンパーを備え
ておらずホッパー1内の構成が簡素化してる。
【0037】また、本実施形態の故紙梱包装置は、供給
対象となる故紙の種類に応じてコンベア2の供給速度を
変速制御するようにしてある。図8は本実施形態の故紙
梱包装置に備えられた制御系の概要を示すブロック図で
ある。同図に示すように、コンベア2の駆動モータ81
はインバータ82により制御されて回転速度が変速でき
るようになっている。操作盤83には、供給対象となる
故紙の種類に応じた操作ボタン83a(例えば、製本故
紙、新聞、段ボールに各々対応した3つの操作ボタン)
が設けてあり、いずれかの操作ボタン83aが押される
と、そのボタンに対応した制御信号をコントローラ84
がインバータ82に出力する。インバータ82は、同制
御信号に応じてコンベア駆動モータ81の回転速度を制
御する。
【0038】例えば、製本されて高密度の製本故紙が供
給される場合は、供給量を抑制するためにコンベア2を
低速運転させ、一方、密度の小さい段ボールが供給され
る場合は、高速運転に切り替えて供給量を増やす。ま
た、それらの中間的な密度を有する新聞にあっては、コ
ンベア2を中速運転して供給量を調整する。これによ
り、供給対象となる故紙の種類にかかわらず一定の撹
拌、圧縮、梱包が可能となる。
【0039】さらに、本実施形態の故紙梱包装置では、
コントローラ84からの制御信号により、側壁扉12の
駆動モータ85、及びラム5の駆動シリンダ86を制御
して、側壁扉12の開閉とラム5の待機位置を制御して
いる。すなわち、製本故紙、及び新聞が供給される場合
は、側壁扉12を閉じるとともに、ラム5を所定位置
(図3に想像線で示す位置)まで移動させる。一方、段
ボールが供給される場合は、フラッファ3をホッパー1
の外に移動させるために側壁扉12を開き、かつラム5
を圧縮室4から出た位置まで後退させる。
【0040】なお、この発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。例えば、刃物部材の形状や、鎖部
材への取付け個数及び取付け箇所は、適宜変更すること
ができる。また、鎖部材は、必要に応じて2個以外の数
の金属リング片を連結して構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の故紙梱包
装置によれば、撹拌手段を刃物部材を設けた鎖部材によ
り構成したので、撹拌手段にかかる負荷が少なくかつ騒
音も小さい。そして、刃物部材による故紙の切断作用に
より故紙の撹拌能力を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る故紙梱包装置の外観を
示す斜視図である。
【図2】同装置を模式的に示す断面側面図である。
【図3】同じく断面正面図である。
【図4】フラッファの全体構造を示す正面図である。
【図5】同じく側面図である。
【図6】フラッファを構成する鎖部材と刃物部材を拡大
して示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図であ
る。
【図7】刃物部材をさらに拡大して示す図で、(a)は
平面図、(b)は正面図である。
【図8】本実施形態の故紙梱包装置に備えられた制御系
の概要を示すブロック図である。
【図9】従来の故紙梱包装置に設けられていたダンパー
を説明するための断面正面図である。
【図10】従来の故紙梱包装置を説明するための断面側
面図である。
【符号の説明】
1:ホッパー 2:コンベア 3:フラッファ 4:圧縮室 5:ラム 6:結束機 7:搬出経路 12:側壁扉 30:回転軸 31:鎖部材 32:刃物部材 33:鎖支持体 35,37:肉盛部 36:回り止めピン 38:紐取りバー
フロントページの続き (72)発明者 土屋 明弘 千葉県柏市西原七丁目3番1号 株式会 社東京自働機械製作所 柏工場内 (56)参考文献 特開 昭53−42999(JP,A) 特開 平8−164343(JP,A) 特開 平4−313352(JP,A) 特開 昭62−155946(JP,A) 特開 平6−15192(JP,A) 実開 昭53−93770(JP,U) 特公 昭38−837(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 25/00 - 25/24 B02C 13/00 - 13/31 B02C 18/00 - 18/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に故紙撹拌のための空間を形成する
    ホッパーと、このホッパー内に上部から故紙を供給する
    故紙供給手段と、前記ホッパー内に設けられた撹拌手段
    と、前記ホッパーの底部に連通する圧縮室と、この圧縮
    室に収容された故紙を圧縮するための圧縮手段と、圧縮
    された故紙を結束する結束手段とを備えた故紙梱包装置
    において、 前記撹拌手段は、回転軸に連結された複数本の鎖部材
    と、この鎖部材の少なくとも先端部分に設けた刃物部材
    とを有し、かつ、前記鎖部材は、それぞれ2個の金属リング片を連
    結して構成されるとともに、このうち前記回転軸と連結
    される金属リング片が円環状に形成されている ことを特
    徴とする故紙梱包装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の故紙梱包装置において、 前記鎖部材及び刃物部材の適所に、超鋼金属からなる摩
    耗防止用の肉盛部を形成したことを特徴とする故紙梱包
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の故紙梱包装置にお
    いて、 前記ホッパーの少なくとも前記撹拌手段の装着部周辺部
    分の内壁を平坦に形成したことを特徴とする故紙梱包装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至記載の故紙梱包装置にお
    いて、 供給対象となる故紙の種類に応じて前記故紙供給手段の
    供給速度を変速制御する制御手段を備えたことを特徴と
    する故紙梱包装置。
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