JP3632173B2 - カーシュレッダーダスト減容梱包装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄車両から、鉄やリサイクル可能な非鉄材料を分別した残部である、いわゆるカーシュレッダーダストを、効率的に減容梱包し、その処分効率を向上させるための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、廃棄車両のリサイクルが促進され、車両の部品として使用されていた、鉄やリサイクル可能な非鉄材料の分別回収も、盛んに行われるようになっている。また、廃棄車両からリサイクルに適した物質を分別した残部であるカーシュレッダーダストに関しては、比較的高密度の物質も多く混入していることから、圧縮減容することなくそのままの状態で管理型の処分場に搬入し、埋立管理等することが一般的となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カーシュレッダーダストにはスポンジ等の低密度の物質も比較的高い比率で混入する場合があり、かかる低密度の物質についてもそのままの状態で管理する従来の処理方法は、処分場の利用効率を低下させるものであった。しかも、カーシュレッダーダストの全体に占める低密度の物質が占める割合は、一定ではなく、ダストの形状や大きさも不均一であるという特徴があり、かかるカーシュレッダーダストの効率的な処分方法が、従来から求められていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カーシュレッダーダストを効率的に圧縮減容し、その処分効率を向上させることにある。特に、低密度の物質と高密度の物質とが混入し、かつ、ダストの形状や大きさも不均一であるという性質を有する、カーシュレッダーダストの圧縮減容梱包作業を、連続的にかつ確実に行い、圧縮減容済ダストの型崩れを、確実に防ぐことを可能とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための、本発明の請求項1に係るカーシュレッダーダスト減容梱包装置は、ホッパに搬入されるダストを計量し、圧縮室へ一定量のダストを落下供給する計量手段と、前記圧縮室に供給されたダストを当該圧縮室の内壁に押付け圧縮減容する圧縮手段と、前記圧縮室からダストの圧縮方向と直交する方向へと伸びる排出トンネルより、圧縮減容済ダストを排出する排出手段と、前記排出トンネルから排出される圧縮減容済ダストに、前記排出トンネルの開口端と平行な方向へと結束体を掛け回す第1の結束手段と、
前記排出トンネルから排出される圧縮減容済ダストを受取り搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される圧縮減容済ダストに、前記第1の結束手段の結束方向と交差する方向へと結束体を掛け回す第2の結束手段とを備え、
前記計量手段は、前記ホッパと前記圧縮室とをつなぐダスト通路に、独立して開閉可能な2つのゲートを離間配置してなり、前記2つのゲート間に挿入し、前記ダスト通路の容積を調節するスペーサを備え、
前記圧縮手段は、前記圧縮室の一壁面を構成し前記ダストの圧縮方向へと移動可能な押圧プレートと、前記押圧プレートの上端部に連続して設けられ、前記ダスト通路を前記押圧プレートの圧縮移動に伴い遮断する遮断プレートとを備え、前記押圧プレートの上端部と前記ダスト通路の下端縁部とに、ダストカッタを設けたことを特徴とするものである。
【0005】
本発明によれば、まず、前記計量手段で、ホッパに搬入されるダストを計量することにより、前記圧縮室へと投入するダストの物性変化(比重、含水率等)に応じた、最適な投入量を決定する。そして、前記圧縮手段により、前記圧縮室内で投入されたダストの圧縮減容を行い、圧縮減容済ダストを、前記排出手段によって前記圧縮室に直交する方向へと伸びる排出トンネルより排出する。続いて、前記第1の結束手段により、圧縮減容済ダストに、前記排出トンネルの開口端と平行な方向へと結束体を掛け回し、かつ、前記搬送手段によって、前記排出トンネルから排出される圧縮減容済ダストを受取り搬送する。さらに、前記第2の結束手段によって、前記搬送手段により搬送される圧縮減容済ダストに、前記第1の結束手段の結束方向と交差する方向へと結束体を掛け回すことで、圧縮減容済ダストの型崩れを、確実に防ぐ。
【0006】
しかも、前記計量手段の2つのゲートのうち、下方に位置するゲート(以下、「下部ゲート」ともいう。)を閉じ、上方に位置するゲート(以下、「上部ゲート」ともいう。)を開いて、ホッパに搬入されるダストを前記ダスト通路内に充填する。そして、前記上部ゲートを越えてダストが充填された時点で、前記上部ゲートを閉じ、前記下部ゲートを開けることで、2つのゲート間に充填されたダストを、前記圧縮室へと落下供給する。したがって、前記圧縮室へと落下供給されるダストの量を、前記ダスト通路の2つのゲート間に充填された一定量とすることができる。この際、前記ダスト通路に対し、前記スペーサ を出し入れすることにより、前記ダスト通路の2つのゲートに挟まれる部分の容積を変え、前記圧縮室へと落下供給するダスト量を調節することができる。
【0007】
そして、前記圧縮手段には、前記押圧プレートの上端部に連続する遮断プレートを設けたことで、前記押圧プレートの移動による前記圧縮室の容積縮小に伴い、前記圧縮室内に投入された一定量のダストのうち、前記圧縮室内に止まる分と、前記圧縮室から前記ダスト通路へと逆戻りする分とを分離し、前記圧縮室内に止まる分については、前記押圧プレートの1回目の圧縮移動により圧縮減容する。この間、前記ダスト通路へと逆戻りした分のダストについては、前記遮断プレート上に乗り上げた状態となる。続いて、前記押圧プレートを後退させることにより前記ダスト通路を前記圧縮室に連通させ、前記ダスト通路へと戻りした分のダストを、再度前記圧縮室へと落下させて、前記押圧プレートの2回目の圧縮移動により圧縮減容し、前記圧縮室内に投入された一定量のダストの全量を圧縮減容する。
しかも、押圧プレートの上端部と前記ダスト通路の下端縁部とに、ダストカッタを設けたことにより、前記圧縮室から前記ダスト通路へと逆戻りするダストを、圧縮室内に残るダストと分断し、前記押圧プレートの圧縮室内における前進を、確実とすることができる。
【0008】
また、本発明の請求項2に係るカーシュレッダーダスト減容梱包装置は、請求項1記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置において、前記排出トンネルの開口端に、前記排出トンネルの軸方向へと延びる複数の切欠き部を形成し、前記開口端の各切欠き部を結ぶ位置を、前記第1の結束手段による結束体の掛け回し作業位置としたものである。
本発明によれば、前記圧縮減容済ダストを前記排出トンネルより排出する際に、前記排出トンネルの開口端に設けた各切欠き部において、前記排出トンネルの壁面による拘束から開放されたダストが膨張することを利用して、かかる膨張部分に結束体を掛け回し、前記結束体を圧縮減容済ダストに食い込ませ、結束を確実とすることができる。
【0009】
また、本発明の請求項3に係るカーシュレッダーダスト減容梱包装置は、請求項1または2記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置において、前記排出トンネルの開口端を、ダスト梱包用袋を開口状態で装着する装着部としたものである。
本発明によれば、前記圧縮室内で投入されたダストの圧縮減容を行った圧縮減容済ダストを、前記排出手段によって、前記圧縮室に直交する方向へと伸びる排出トンネルより排出する際に、前記排出トンネルの開口端に、開口状態で装着したダスト梱包用袋へと、前記圧縮減容済ダストを詰込み、圧縮減容済ダストの膨張による型崩れを防ぐことができる。
また、請求項2記載の発明のように、前記排出トンネルの開口端を、前記開口端の各切欠き部を結ぶ位置を、前記第1の結束手段による結束体の掛け回し作業位置とした場合には、ダスト梱包用袋へと、前記圧縮減容済ダストを詰込み、圧縮減容済ダストの膨張による型崩れを防ぎつつ、前記ダスト梱包用袋と共に、前記各切欠き部において膨張する部分に結束体を掛け回し、型崩れの防止を確実とすることができる。
【0010】
また、本発明の請求項4に係るカーシュレッダーダスト減容梱包装置は、請求項3記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置において、前記第1の結束手段を、前記排出トンネルの開口端に対し離間接近可能に設けたものである。
本発明によれば、前記第1の結束手段による結束体の掛け回し作業位置における結束作業を終了した後、前記排出トンネルの開口端から前記第1の結束手段を離間させて、前記排出トンネルの開口端に、ダスト梱包用袋を開口状態で装着する作業をするための、作業スペースを確保することができる。
【0011】
また、本発明の請求項5に係るカーシュレッダーダスト減容梱包装置は、請求項1から4のいずれか1項記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置において、前記第2の結束手段により結束体が掛け回された結束済ダストを載置するためのパレットを備える、搬出手段を有するものである。
本発明によれば、前記搬送手段と別個に搬出手段を設け、結束済ダストを前記搬送手段から前記搬出手段へと載せ替えることで、前記結束済ダストの搬送を終えた搬送手段を、後に続く減容圧縮行程へと戻し、結束済ダストの搬出作業と平行して、後の減容圧縮サイクルを進めることができる。
しかも、前記結束済ダストを前記搬出手段のパレット上に載置して搬出することにより、搬出中、前記結束済ダストに与える振動や衝撃を抑え、前記結束済ダストの型崩れを防ぐことができる。
【0012】
また、本発明の請求項6に係るカーシュレッダーダスト減容梱包装置は、請求項5記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置において、前記搬送手段上の結束済ダストを前記搬出手段のパレットに載替えるための、載替手段を備えるものである。
本発明によれば、前記載替手段によって、前記搬送手段上の結束済ダストを前記搬出手段のパレットに載替え、前記結束済ダストの搬送を終えた搬送手段を後に続く減容圧縮行程へと戻し、結束済ダストの搬出作業と平行して、後の減容圧縮サイクルを進めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
図1には、本発明の実施の形態に係るカーシュレッダーダスト減容梱包装置1(以下、単に「装置」ともいう。)の主要構成部を立体透視図で示している。装置1は、カーシュレッダーダスト(以下、単に「ダスト」ともいう。)を圧縮減用する減容手段Aと、減容手段Aによって圧縮減容したカーシュレッダーダストを結束する結束手段Bとを有している。また、図2は、主に結束手段Bが示された装置1の正面図であり、図3は、主に減容手段Aが示された装置1の拡大された側面図である。
【0015】
まず、減容手段Aについて説明する。排出手段Aは、図2に示すホッパコンベア2により、連続的に装置1のホッパ3に搬入されるダストを計量し、圧縮室5へ一定量のダストを落下供給する計量手段4と、圧縮室5に供給されたダストを圧縮室5の内壁に押付け圧縮減容する圧縮手段6と、圧縮室5からダストの圧縮方向と直交する方向へと伸びる排出トンネル7より、圧縮減容済ダストを排出する排出手段8とを有している。
【0016】
計量手段4は、一定量のダストを、断続的に圧縮室5へと落下投入するものであり、ホッパ3と圧縮室5とをつなぐダスト通路9に、独立して開閉可能なゲート10(上部ゲート)およびゲート(下部ゲート)11を、離間配置して構成したものである。また、計量手段4は上部ゲート10、下部ゲート11の間に挿入することが可能な箱状のスペーサ12を有し、かかるスペーサ12をダスト通路9に対し出し入れすることで、ダスト通路9の2つのゲート10、11に挟まれた部分の容積を調節することが可能である。なお、上部ゲート10は上部ゲートシリンダ10aにより駆動され、下部ゲート11は下部ゲートシリンダ11aにより駆動される。また、スペーサ12は、ガイドローラ12aによって移動可能に支持されており、図示の例では、手動操作によって、スペーサ12をダスト通路9に対し出し入れすることが可能である。
【0017】
圧縮手段6は、圧縮室5内で、計量手段4から圧縮室5へと供給されたダストを、圧縮室5の内壁に押付け圧縮減容するものであり、図5に示すように圧縮室5の一壁面を構成しダストの圧縮方向へと移動可能な押圧プレート13と、押圧プレート13の上端部に連続して設けられ、ダスト通路9を押圧プレート13の圧縮移動に伴い遮断する遮断プレート14とを備えている。押圧プレート13は、主押シリンダ13a(図1、図3)によって駆動される。さらに、押圧プレート13の上端部とダスト通路9の下端縁部とに、夫々、ダストカッタ15、16を設けている。ダストカッタ15、16は、後述のごとく、押圧プレート13により圧縮室5内のダストを圧縮する際に、圧縮室5からダスト通路9へと逆戻りし、遮断プレート14上に乗り上げるダストと、圧縮室5内に残るダストとを分断して、押圧プレート13の前進を確実にするためのものである。
【0018】
排出手段8は、圧縮室5からダストの圧縮方向と直交する方向へと伸びる排出トンネル7より、圧縮減容済のダストを排出するためのものである。そして、ダストの圧縮時は閉じ、圧縮減容後に開いて、圧縮室5と排出トンネル7とをつなぐ排出扉17と、押圧プレート13の前進により減容された圧縮室5から、圧縮減容済ダストを排出トンネル17へと押出す押出板18とを有している。なお、排出扉17は排出扉シリンダ17aによって駆動され、押出板18は、排出シリンダ18aによって駆動される。
【0019】
ところで、図9(a)には、図2に示す排出トンネル7の開口端7aを拡大して示し、図9(b)には、図9(a)の排出トンネル7を開口方向から見た状態を示している。これらの図に示すように、排出トンネル7の開口端7aには、排出トンネル7の軸方向へと延びる複数の切欠き部7bが形成されている。そして、開口端7aの各切欠き部7bを結ぶ位置を、後述する結束手段Bの、第1の結束手段21による結束体20の掛け回し作業位置としている。
また、排出トンネル7の開口端7aを、後述するように、ダスト梱包用袋50を開口状態で装着するための、装着部としている。
【0020】
ここで、減容手段Aにより、ダストを圧縮減用する手順を説明する。まず、ホッパコンベア2(図2)により、連続的に装置1のホッパ3に搬入されたダストは、計量手段4において、圧縮室5へ供給するための計量がなされる。
【0021】
具体的には、図4(a)に示すように、ホッパ3に搬入されたダストD0は、ダスト通路9を塞ぐように閉じられた下部ゲート11上に積み重ねられる。そして、上部ゲート10を越えてダストD0が充填された時点で、図4(b)に示すように上部ゲート10を閉じる。このとき、上部ゲート10は、端面が鋭角に尖っているため、ダスト通路9とホッパ3との分断を容易に行うことができる。なお、上部ゲート10を閉じるタイミングは、例えば、ホッパ3に設けた図示しないセンサによって、所定の量だけダストD0が充填されたことを感知し、それによって決定するものとしても良く、また、目視によって所定量が充填されたことを検出し、作業者によって操作することとしてもよい。
【0022】
そして、図4(c)に示すように、下部ゲート11を開けることで、上部ゲート10と下部ゲート11との間に充填されたダストD1を、ダスト通路9の下方に位置する圧縮室5(図3)へと落下供給することができる。すなわち、圧縮室5へと落下供給されるダストD1の量を、ダスト通路の2つのゲート10、11間に充填された一定量とすることができる。次に、図4(d)に示すように、再度、下部ゲート11によってダスト通路9を塞ぎ、図4(e)に示すように上部ゲート10を開くことで、既に上部ゲート10の上方でホッパ3内に積み重ねられていたダストD0を下部ゲート11上に落下させる。この間、ダストは、ホッパコンベア2(図2)により連続的にホッパ3に搬入されている。
【0023】
ホッパ3内のダストD0の量は、図示しないセンサによって常時監視され、ホッパ3からダストD0が溢れ出る前に、ホッパコンベア2によるダストの投入を停止し、または投入速度を遅らせることができる。
なお、計量手段4では、ダストの物性変化(比重、含水率等)に応じ、圧縮室5への最適な投入量を決定するために、スペーサ12をダスト通路9に対し出し入れして、ダスト通路9の2つのゲート10、11に挟まれる部分の容積を変え、圧縮室5へと落下供給するダストD1の量を調節することができる。
【0024】
図5(a)には、計量手段4で最適量に計量されたダストD1が、ダスト通路9の下方に位置する圧縮室5へと、落下投入された状態を示している。ダストD1の投入時点では、圧縮室5の一壁面を構成しダストの圧縮方向へと移動可能な押圧プレート13は、圧縮室5の容積を最大にする位置に後退している。また、圧縮室5と排出トンネル7とをつなぐ排出扉17(図1、図3参照)は、閉じた状態となっている。
ここで、図5(b)に示すように、押圧プレート13を前進させ、圧縮室5内のダストD1の圧縮を開始する。押圧プレート13の移動による圧縮室5の容積縮小に伴い、圧縮室5内に投入されたダストD1の一部は、図5(b)のごとく圧縮室5から溢れてダスト通路9へと逆戻りする。ダスト通路9へと逆戻りした分のダストは、押圧プレート13の上端部に連続する遮断プレート14に乗り上げる。
【0025】
そして、図5(c)に示すように、押圧プレート13の上端部に設けたダストカッタ15と、ダスト通路9の下端縁部に設けたダストカッタ16とで、圧縮室5からダスト通路9へと逆戻りするダストD3を、圧縮室内に残るダストD2と分断し、押圧プレート13の、圧縮室5内での前進を確実とすることができる。前述のごとく、カーシュレッダーダストは、高密度の物質と低密度の物質との占める割合が一定ではなく、しかも、ダストの形状や大きさも不均一であることから、ダストカッタ15、16を設け、これらによって比較的大きなダストを確実に切断することで、押圧プレート13の前進動作を円滑に行うことを可能としている。
そして、圧縮室5内に止まる分のダストD2については、図5(d)に示すように、押圧プレート13の1回目の圧縮移動により、減容成形される。
【0026】
続いて、図5(e)に示すように、押圧プレート13を後退させることにより、ダスト通路9を圧縮室5に連通させ、遮断プレート14に乗り上げた分のダストD3を、再度圧縮室5へと落下させる。そして、図5(f)に示すように、押圧プレート13の2回目の圧縮移動により、ダスト通路9へと逆戻りした分のダストD3についても減容成形し、圧縮室5内に投入された一定量のダストの全量を圧縮減容する。すなわち、図5(a)のダストD1の全量が、図5(f)の圧縮減用済ダストD4となる。
【0027】
そして、排出手段8の排出扉17(図1、図2)を開き、押出板18によって、図5(f)に示す圧縮減容済のダストD4を、圧縮室5からダストの圧縮方向と直交する方向へと伸びる排出トンネル7へと押出すことができる。
以上の手順により、減容手段Aでダストを圧縮減用する工程が完了する。
【0028】
なお、圧縮減容可能量を超える過剰なダストが、圧縮室5に投入された場合には、図5(d)に示す、押圧プレート13の1回目の圧縮移動における、押圧プレート13の前進端部位置に基き、過剰投入されたことを検出することができる。かかる場合には、図2に示す非常排出扉19を、図1、図3に示す非常排出扉シリンダ19aによって駆動して開放し、押圧プレート13の2回目の圧縮移動の際に、圧縮室5から、直接、過剰投入されたダストを排出することができる。
【0029】
次に、減容手段Aによって圧縮減容したダストを結束する結束手段Bについて説明する。図1に示すように、結束手段Bは、排出トンネル7から排出される圧縮減容済ダストD4に、排出トンネル7の開口端と平行な方向へと結束体20を掛け回す第1の結束手段21と、排出トンネル7から排出される圧縮減容済ダストD4を受取り搬送する搬送手段22と、搬送手段22により搬送される圧縮減容済ダストD4に、第1の結束手段21の結束方向と交差する方向へと結束体20を掛け回す第2の結束手段23とを備えている。
【0030】
第1の結束手段21は、圧縮減容済ダストD4に、水平方向に開口する排出トンネル7の開口端7a(図2参照)と平行な方向へと、結束体20を掛け回すためのものであり、図6(a)にその側面図を、図6(b)にその正面図を示している。第1の結束手段21は、枠状の結束アーチ24を有し、フレーム25によって、結束アーチ24を、排出トンネル7の開口端7aと平行に支持している。また、結束アーチ24を排出トンネル7の開口端7aと平行に維持したまま、排出トンネル7の開口端7aに対し離間接近可能となるように、フレーム25は、排出トンネル7と同一方向に敷設されたレール40上を走行するための、車輪26を有している。図中の符号20aは、結束体20のカートリッジである。また、第1の結束手段21を移動させるための動力源は、レール40と平行に伸縮するシリンダ(図示省略)である。
【0031】
搬送手段22は、排出トンネル7から排出される圧縮減容済ダストD4を受取り搬送するものであり、図7に示すように、走行レール27上を車輪28によって走行することが可能な、台車29を有している。台車29の上面には、フリーローラ30が設けられている。また、受取った圧縮減容済ダストD4 の脱落を防止するための、出没自在なストッパ31を有している。台車29を走行させるための動力源は、搬送手段用シリンダ32である。なお、走行レール27の敷設範囲は、図2に符号L示すように、排出トンネル7の下方から、後述する載替手段36の手前までであり、かかる範囲が、台車29の移動可能な範囲となる。
【0032】
第2の結束手段23は、搬送手段22により搬送される圧縮減容済ダストD4に、第1の結束手段21の結束方向と交差する方向へと結束体20を掛け回すためのものであり、図8(a)にその上面図を、図8(b)にその側面図を、図8(c)にその正面図を示している。第2の結束手段23は、図2に示すように、搬送手段22の搬送経路の途中に設けられている。また、第2の結束手段23は、枠状の結束アーチ33を有し、リフト34によって、結束アーチ33を昇降可能に支持している。結束アーチ33の開口は、搬送手段22により搬送される圧縮減容済ダストD4 (図8(a)、(b)には圧縮減容済ダストD4 を二点鎖線で示している。)の移動系路に一致している。なお、図8(a)、(c)の符号35は、結束体のカートリッジである。
【0033】
ここで、結束手段Bにより、圧縮減容済ダストD4 を結束する手順を説明する。まず、減用手段Aの圧縮室5で圧縮減容された圧縮減容済ダストD4 は、押出板18(図1)によって排出トンネル7へと押出され、図9(a)に示すように、排出トンネル7の開口端7aへと近づいて行く。排出トンネル7の開口端7aには、圧縮減容済ダストD4 を梱包するための、ダスト梱包用袋50を、予め開口状態で装着しておく。圧縮減容済ダストD4 は、図9(a)に示すように、排出トンネル7内にあるときには、排出トンネルの壁面によって拘束されていることから、図5(f)の圧縮減容状態から膨張することなく、排出トンネル7内を開口端7aに向けて移動していく。図9(b)には、排出トンネル7内の圧縮減容済ダストD4 を、斜線で示している。
【0034】
そして、図9(c)に示すように、圧縮減容済ダストD4 が排出トンネル7の開口端7aに差し掛ると、排出トンネル7の開口端7aに設けた複数の切欠き部7bにおいて、排出トンネル7の壁面による拘束から開放された圧縮減容済ダストD4 は、図9(c)、(d)に斜線で示すように膨張する。前述のごとく、開口端7aの各切欠き部7bを結ぶ位置を、第1の結束手段21による結束体20の掛け回し作業位置としているので、各切欠き部7bで膨張する部分を、排出トンネル7およびダスト梱包用袋50と共に結束体20で結束し、膨張部分に結束体20を食い込ませて、排出トンネル7の開口端7aから排出する。
【0035】
かかる結束作業を、図9(e)に示すように、圧縮減容済ダストD4 の排出トンネル7からの押出し量が一定量増加する毎に行い、図1に示すように、排出トンネルの開口端と平行な方向へと、複数の結束体20を掛け回す。また、圧縮減容済ダストD4 を排出トンネル7から排出する際に、圧縮減容済ダストD4 自体によって、排出トンネル7の開口端7aからダスト梱包用袋50を押出し、ダスト梱包用袋50内に梱包することができる。なお、圧縮減容済ダストD4 は、排出トンネル7の開口端7aから排出された後は、圧縮トンネル7の壁面による拘束から完全に開放されるため、ダストの構成物質の如何によっては、大きく膨張することがあるが、図9(e)に示すように、その膨張は、ダスト梱包用袋50によって抑制され、かつ、結束体20によって結束されることで、圧縮減容済ダストの膨張による型崩れを、確実に防ぐことができる。
【0036】
第1の結束手段21により結束体20が掛け回された圧縮減容済ダストD4 は、図1に示すように、排出トンネル7の開口端7aに隣接する位置で待機する台車29に移載される。このとき、図7に示すように、台車29の上面には、フリーローラ30が設けられているので、圧縮減容済ダストD4 は、押出板18によって排出トンネル7から押出される動力を利用して、フリーローラ30上に案内され、ストッパ31に当接して台車29上に停止する。
【0037】
続いて、台車29を移動させて圧縮減容済ダストD4 を搬送する。この間、台車29が、排出トンネル7の開口端7aから所定距離だけ離れた位置で、圧縮減容済ダストD4 を梱包したダスト梱包用袋50の、開口部分の密閉作業を行う。そして、台車29の搬送経路の途中にある第2の結束手段23により、第1の結束手段の結束方向と交差する方向へと結束体20を掛け回す。図8(b)に示す第2の結束手段23の結束アーチ33は、リフト34によって図示の待機位置から下降し、まず、符号P1で示す位置に結束体を結束する。続いて結束アーチ33は上昇し、符号P2で示す位置に結束体を結束する。その後、図8(b)に示す待機位置へと、結束アーチ33は復帰する。
以上の手順により、結束手段Bで圧縮減容済ダストD4 を結束する手順を完了する。
【0038】
なお、第1の結束手段21は、排出トンネル7の開口端7aに対し離間接近可能となっているので、第1の結束手段21による結束体20の掛け回し作業を終了した後、排出トンネル7の開口端7aから第1の結束手段21を離間させて、排出トンネル7の開口端7aに、作業スペースを確保することができる。そして、かかる作業スペースを利用して、次の結束サイクルのためのダスト梱包用袋50を開口状態で、排出トンネル7の開口端7aに装着することができる。
【0039】
次に、第2の結束手段23により結束体が掛け回された結束済ダストD5は、引き続き台車29によって搬送され、図2に示すように、台車29の移動範囲の終端へと移動する。そして、かかる位置に設けられた載替手段36(図1、図2)によって、結束済ダストD5 は、台車29から搬出手段へと載せ替えられる。当該搬出手段は、駆動ローラコンベア37と、駆動ローラコンベア37に続くローラコンベア38と、これらのローラコンベア上を移動するパレット(図示省略)とを有している。
載替手段36は、本発明の実施の形態では、結束済ダストD5 を挟持するアーム39(図1)を備える、反転アームロボットが用いられている。そして、駆動ローラコンベア37上で待機する図示しないパレットへと、結束済ダストD5 を載せ替えるものである。
また、搬出手段の駆動ローラコンベア37に続くローラコンベア38は、僅かに傾斜しており、結束済ダストD5 を載置したパレットを、駆動ローラコンベア37による初期の押出し力と、結束済ダストD5 の自重とを利用して、所定の管理位置へと運ぶことができる。
【0040】
上記構成をなす本発明の実施の形態により得られる作用効果を、以下にまとめる。本発明の実施の形態では、計量手段4で、ホッパ3に搬入されるダストD0を計量することにより、圧縮室5へと投入するダストの物性変化(比重、含水率等)に応じた、最適な投入量を決定することができる。そして、圧縮手段6により、圧縮室5内で投入されたダストD1の圧縮減容を行い、圧縮減容済ダストD4を、排出手段6によって圧縮室5に直交する方向へと伸びる排出トンネル7より排出することができる。
続いて、第1の結束手段21により、圧縮減容済ダストD4に、排出トンネル7の開口端7aと平行な方向へと結束体20を掛け回し、かつ、搬送手段22によって、排出トンネル7から排出される圧縮減容済ダストD4を受取り、搬送することができる。さらに、第2の結束手段23によって、搬送手段22により搬送される圧縮減容済ダストD4に、第1の結束手段21の結束方向と交差する方向へと結束体20を掛け回すことで、圧縮減容済ダストD4の型崩れを、確実に防ぐことができる。
よって、低密度の物質と高密度の物質とが混入し、かつ、ダストの形状や大きさも不均一であるという性質を有する、カーシュレッダーダストの圧縮減容梱包作業を、連続的にかつ確実に行い、圧縮減容済ダストD4の型崩れを、確実に防ぐことができる。
【0041】
また、圧縮手段6は、押圧プレート13の上端部に連続する遮断プレート14を設けたことで、押圧プレート13の移動による圧縮室5の容積縮小に伴い、圧縮室内に投入された一定量のダストD1のうち、圧縮室内に止まる分のダストD2と、圧縮室5からダスト通路9へと逆戻りする分のダストD3とを分離し、圧縮室内に止まる分のダストD2については、押圧プレート13の1回目の圧縮移動により圧縮減容することができる。この間、ダスト通路9へと逆戻りした分のダストD3については、遮断プレート14上に乗り上げた状態となる。続いて、押圧プレート13を後退させることにより、ダスト通路9を前記圧縮室に連通させ、遮断プレート14に乗り上げた分のダストD3を、再度圧縮室5へと落下させることができる。そして、押圧プレート13の2回目の圧縮移動により遮断プレート14に乗り上げた分のダストD3 を圧縮減容し、圧縮室内に投入された一定量のダストD1の全量を圧縮減容することができる。
しかも、押圧プレート13の上端部とダスト通路9の下端縁部とに、ダストカッタ15、16を設けたことにより、圧縮室5からダスト通路9へと逆戻りするダストD3を、圧縮室内に残るダストD2と分断し、押圧プレート13の圧縮室内における前進を、確実とすることができる。
【0042】
また、計量手段4の、下部ゲート11を閉じ、上部ゲート10を開いて、ホッパ3に搬入されるダストをダスト通路9内に充填し、上部ゲート10を越えてダストが充填された時点で、上部ゲート10を閉じ、下部ゲート11を開けることで、2つのゲート10、11間に充填されたダストを、圧縮室5へと落下供給することができる。この際、ダスト通路9に対し、スペーサ 12 を出し入れすることにより、ダスト通路9の2つのゲート 10 、 11 に挟まれる部分の容積を変え、圧縮室5へと落下供給するダスト量を調節することができる。したがって、圧縮室5へと落下供給されるダストの量を、前記ダスト通路の2つのゲート間に充填された一定量とすることができる。
カーシュレッダーダストには、比較的高密度の物質も多く混入していることから、上記のごとく、自重を利用した圧縮室5への落下投入に適したものである。
【0043】
また、圧縮減容済ダストD4を排出トンネル7より排出する際に、排出トンネル7の開口端7aに設けた切欠き部7bにおいて、排出トンネル7の壁面による拘束から開放されたダストが膨張することを利用して、かかる膨張部分に結束体20を掛け回し、結束体20を圧縮減容済ダストD4に食い込ませ、結束を確実とすることができる。
【0044】
また、圧縮減容済ダストD4を、排出手段8によって圧縮室5に直交する方向へと伸びる排出トンネル7より排出する際に、排出トンネル7の開口端7aに、開口状態で装着したダスト梱包用袋50へと、圧縮減容済ダストD4を詰込み、圧縮減容済ダストの膨張による型崩れを防ぐことができる。
【0045】
また、第1の結束手段21による結束体20の掛け回し作業位置における結束作業を終了した後、排出トンネル7の開口端7aから第1の結束手段21を離間させて、排出トンネル7の開口端7aに、ダスト梱包用袋50を開口状態で装着する作業をするための作業スペースを確保することができる。
【0046】
また、本実施の形態では、搬送手段22と別個に搬出手段37、38を設け、結束済ダストD5を搬送手段22から搬出手段37、38へと載せ替えることで、結束済ダストD5の搬送を終えた搬送手段22を、後に続く減容圧縮行程へと戻し、結束済ダストD5の搬出作業と平行して、後の減容圧縮サイクルを進めることができる。
しかも、結束済ダストD5を搬出手段37、38のパレット上に載置して搬出することにより、搬出中、結束済ダストD5に与える振動や衝撃を抑え、結束済ダストD5の型崩れを防ぐことができる。
【0047】
また、載替手段36によって、搬送手段22上の結束済ダストD5を搬出手段37、38のパレットに載替え、結束済ダストD5の搬送を終えた搬送手段22を、後に続く減容圧縮行程へと戻し、結束済ダストD5の搬出作業と平行して、後の減容圧縮サイクルを進めることができる。
【0048】
なお、本発明の実施の形態では、各作動部分の駆動手段として、シリンダを利用したが、シリンダ以外のリニアアクチュエータ等種々の駆動手段を用いることができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明はこのように構成したので、カーシュレッダーダストを効率的に圧縮減容し、その処分効率を向上させることができる。特に、低密度の物質と高密度の物質とが混入し、かつ、ダストの形状や大きさも不均一であるという性質を有する、カーシュレッダーダストの圧縮減容梱包作業を、連続的にかつ確実に行い、圧縮減容済ダストの型崩れを、確実に防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカーシュレッダーダスト減容梱包装置の主要構成部を示す立体透視図である。
【図2】図1に示すカーシュレッダーダスト減容梱包装置の正面図である。
【図3】図1に示す示すカーシュレッダーダスト減容梱包装置の拡大された側面図である。
【図4】図1に示す示すカーシュレッダーダスト減容梱包装置の、計量手段による計量手順を示す工程図である。
【図5】図1に示す示すカーシュレッダーダスト減容梱包装置の、圧縮手段による圧縮手順を示す工程図である。
【図6】図1に示す示すカーシュレッダーダスト減容梱包装置の、第1の結束手段を示す図である。
【図7】図1に示す示すカーシュレッダーダスト減容梱包装置の、搬送手段を示す図である。
【図8】図1に示す示すカーシュレッダーダスト減容梱包装置の、第2の結束手段を示す図である。
【図9】図1に示す示すカーシュレッダーダスト減容梱包装置の第1の結束手段によって、圧縮減容したダストを束する手順を示す工程図である。
【符号の説明】
1 カーシュレッダーダスト減容梱包装置
3 ホッパ
4 計量手段
5 圧縮室
6 圧縮手段
7 排出トンネル
7a 開口端
8 排出手段
9 ダスト通路
10 上部ゲート
11 下部ゲート
12 スペーサ
13 押圧プレート
14 遮断プレート
15、16 ダストカッタ
18 押出板
20 結束体
21 第1の結束手段
22 搬送手段
23 第2の結束手段
50 ダスト梱包用袋
A 減容手段
B 結束手段
Claims (6)
- ホッパに搬入されるダストを計量し、圧縮室へ一定量のダストを落下供給する計量手段と、
前記圧縮室に供給されたダストを当該圧縮室の内壁に押付け圧縮減容する圧縮手段と、
前記圧縮室からダストの圧縮方向と直交する方向へと伸びる排出トンネルより、圧縮減容済ダストを排出する排出手段と、
前記排出トンネルから排出される圧縮減容済ダストに、前記排出トンネルの開口端と平行な方向へと結束体を掛け回す第1の結束手段と、
前記排出トンネルから排出される圧縮減容済ダストを受取り搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される圧縮減容済ダストに、前記第1の結束手段の結束方向と交差する方向へと結束体を掛け回す第2の結束手段とを備え、
前記計量手段は、前記ホッパと前記圧縮室とをつなぐダスト通路に、独立して開閉可能な2つのゲートを離間配置してなり、前記2つのゲート間に挿入し、前記ダスト通路の容積を調節するスペーサを備え、
前記圧縮手段は、前記圧縮室の一壁面を構成し前記ダストの圧縮方向へと移動可能な押圧プレートと、前記押圧プレートの上端部に連続して設けられ、前記ダスト通路を前記押圧プレートの圧縮移動に伴い遮断する遮断プレートとを備え、前記押圧プレートの上端部と前記ダスト通路の下端縁部とに、ダストカッタを設けたことを特徴とするカーシュレッダーダスト減容梱包装置。 - 前記排出トンネルの開口端に、前記排出トンネルの軸方向へと延びる複数の切欠き部を形成し、前記開口端の各切欠き部を結ぶ位置を、前記第1の結束手段による結束体の掛け回し作業位置としたことを特徴とする請求項1記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置。
- 前記排出トンネルの開口端を、ダスト梱包用袋を開口状態で装着する装着部としたことを特徴とする請求項1または2記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置。
- 前記第1の結束手段を、前記排出トンネルの開口端に対し離間接近可能に設けたことを特徴とする請求項3記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置。
- 前記第2の結束手段により結束体が掛け回された結束済ダストを載置するためのパレットを備える、搬出手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置。
- 前記搬送手段上の結束済ダストを前記搬出手段のパレットに載替えるための、載替手段を備えることを特徴とする請求項5記載のカーシュレッダーダスト減容梱包装置。
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