JP5059241B1 - 圧縮梱包作業評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】操作員のスキル、荷役車両の走行状況、又は圧縮梱包機の稼動状況に基づいて、圧縮梱包物の生産効率を高めるために利用される評価を算出する圧縮梱包作業評価システムを提供すること目的とする。
【解決手段】圧縮梱包作業評価システム100は、操作員102によって操作される荷役車両103及びプレス機107と、荷役車両103及びプレス機107に関する情報を受信するコンピュータ111を備える。コンピュータ111は、日時情報T、操作員102の操作員コード125、荷役車両103又はプレス機107の稼動状況に関する情報に基づいて、圧縮梱包作業評価154乃至157を算出する。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、圧縮梱包作業評価154乃至157を参照することにより、圧縮梱包作業の改善又は作業効率の効率を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮梱包物の生産作業を評価することにより、操作員の安全を確保しつつ、圧縮梱包物の生産効率の向上に寄与する圧縮梱包作業評価システムに関する。
近年、環境保護の観点から、新聞や雑誌などの古紙、アルミ缶、ペットボトル、又はプラスチックトレーなど廃棄物のリサイクルが広く行われている。廃棄物は、輸送体積の減少を図り、かつ、輸送しやすい形状を維持するために、圧縮されて金属製の番線を用いて梱包されることによって、圧縮梱包物に加工される。
図16は、廃棄物が圧縮梱包される作業手順を示す。廃棄物101は、圧縮梱包作業が行われる工場内の特定の場所に集められる。操作員102に操作される荷役車両103は、廃棄物101を回収して圧縮梱包機104に投入する。圧縮梱包機104は、投入された廃棄物101を圧縮し、金属製の番線105を用いて圧縮された廃棄物101を梱包することにより圧縮梱包物106を生産する。荷役車両103は、廃棄物101を圧縮梱包機104に投入すると、再び、廃棄物101を回収して圧縮梱包機104に投入する作業を行うことにより、廃棄物101の回収作業と投入作業を繰り返し実行する。
従来、荷役車両103が、廃棄物101を回収して圧縮梱包機104に投入する一連の作業を素早く行うと圧縮梱包物106を生産する作業効率が向上することが知られていた。しかしながら、荷役車両103が圧縮梱包機104に衝突することや、荷役車両103が工場内を所定の速度を超えて走行することにより、人身事故や物損事故が発生することがあった。また、荷役車両103に取り付けられたバケットやフォークなどのアタッチメントは、前後方向又は上下方向に素早く乱暴に動かされると、その振動によって、荷役車両103の一部や工場内の床面が破損することがあった。荷役車両103の衝突やアタッチメントの乱暴な操作が頻繁に発生すると、荷役車両103や圧縮梱包機104が故障するため、これらを修理するために圧縮梱包作業を中断する必要が生じる。また、荷役車両103や圧縮梱包機104が故障しない場合であっても、人身事故や物損事故が発生すると、事故対応のために作業を中断する必要が生じる。これらのことから、短期的には、圧縮梱包物106を生産する作業効率が向上する場合であっても、長期的な観点からは、作業効率が向上しないことがあった。
また、圧縮梱包物106が数多く生産される場合であっても、荷役車両103や圧縮梱包機104が多大な燃料を消費しているとき、若しくは、荷役車両103や圧縮梱包機104が必要以上に長時間稼動しているときは、生産コストが増加する傾向にあることが知られていた。さらに、圧縮梱包物106を生産するに際しての作業効率は、荷役車両103や圧縮梱包機104を操作する操作員102のスキルによって異なることが経験的に知られていたが、操作員102のスキルと作業効率の関係を正確に把握することができなかった。
そこで、古紙やボール箱などの被プレス材料を効率的にプレスするために、物品投入装置と物品裂開排出装置を備えたプレス機が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示される技術においては、プレス機が被プレス材料を効率的にプレスするものであり、荷役車両103や圧縮梱包機104が消費する燃料や稼働時間に基づいて、圧縮梱包物106の生産効率を評価するものではなかった。また、荷役車両103の衝突回数や走行速度と作業効率の関係や、操作員102のスキルと作業効率の関係を評価するものではなかった。
特表2010−521311号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、操作員102のスキル、荷役車両103の衝突回数及び走行速度、荷役車両103又は圧縮梱包機104が消費する燃料や稼働時間に基づいて、圧縮梱包作業の評価を算出することができる圧縮梱包作業評価システムを提供すること目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、廃棄物を運搬する荷役車両の稼動状態と、廃棄物を圧縮梱包することによって圧縮梱包物を生産するプレス機の稼動状態とに基づいて廃棄物の圧縮梱包作業を評価する圧縮梱包作業評価システムにおいて、荷役車両及びプレス機から情報を受信することにより、圧縮梱包物生産作業の状態及び効率を評価するコンピュータをさらに備え、荷役車両は、日時情報を保持する車両用計時部と、エンジンを始動させる始動命令とエンジンを停止させる停止命令とが入力されるエンジン制御命令受付部と、始動命令又は停止命令が入力された時点での荷役車両の燃料残量を測定する残燃料測定部と、始動命令、停止命令、又は燃料残量を日時情報と関連付けて、無線信号を介してコンピュータに送信する車両用送信機と、荷役車両全体を制御する車両制御部と、を備え、プレス機は、日時情報を保持するプレス機用計時部と、プレス機への電源供給を開始又は停止する電源投入命令又は電源断命令が入力される電源制御命令受付部と、プレス機が生産した圧縮梱包物の数量を測定する数量測定部と、電源投入命令が入力されてから電源断命令が入力されるまでにプレス機が消費した電力消費量を測定する電力量測定部と、電源投入命令、電源断命令、数量、又は電力消費量を日時情報と関連付けて、有線又は無線信号を介してコンピュータに送信するプレス機用送信機と、プレス機全体を制御するプレス機制御部と、を備え、コンピュータは、コンピュータ全体を制御するコンピュータ制御部と、車両用送信機及びプレス機用送信機と通信する送受信機と、をさらに備え、日時情報及び数量に基づいて、所定期間内における数量の合計を圧縮梱包物の生産量として算出し、日時情報、電源投入命令、電源断命令、及び数量に基づいて、所定期間内における圧縮梱包物の生産効率を算出し、日時情報及び電力消費量に基づいて、所定期間内における電力消費量を算出し、日時情報及び燃料残量に基づいて、所定期間内における荷役車両の車両燃料消費量を算出し、日時情報、始動命令、停止命令、数量に基づいて、所定期間内における荷役車両の車両稼動効率を算出する。
本発明によれば、圧縮梱包作業評価システムは、所定期間内における圧縮梱包物の生産量、生産効率、電力消費量、車両燃料消費量、及び車両稼動効率を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、電力消費量や車両燃料消費量を考慮した圧縮梱包作業の作業効率を把握することができる。
また、本発明は、上述の改良された発明において、荷役車両は、操作員に一意に付与された操作員コードが入力される車両用コード入力部をさらに備え、車両用送信機は、操作員コード及び日時情報を関連付けてコンピュータに送信し、プレス機は、操作員コードが入力されるプレス機用コード入力部をさらに備え、プレス機用送信機は、操作員コード及び日時情報を関連付けてコンピュータに送信し、コンピュータは、操作員コードに基づいて、所定の操作員に関する生産量、生産効率、電力消費量、車両燃料消費量、及び車両稼動効率を算出する。
本発明によれば、圧縮梱包作業評価システムは、荷役車両及びプレス機を操作した操作員を特定することができ、さらに、所定期間内における操作員毎の生産量、生産効率、電力消費量、車両燃料消費量、及び車両稼動効率を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、各操作員の作業効率を把握することができる。また、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、各作業員の無駄な操作や作業怠惰を把握することができるため、無駄な操作や作業怠惰を改善することにより、作業効率の向上を図ることが可能となる。
また、本発明は、上述の改良された発明において、プレス機は、廃棄物の品種が入力される品種入力部をさらに備え、プレス機用送信機は、品種、日時情報、及び操作員コードを関連付けてコンピュータに送信し、コンピュータは、品種に基づいて、所定の品種に関する生産量、生産効率、電力消費量、車両燃料消費量、及び車両稼動効率を算出し、品種及び操作員コードに基づいて、所定の品種であって、かつ所定の操作員に関する生産量、生産効率、電力消費量、車両燃料消費量、及び車両稼動効率を算出する。
本発明によれば、圧縮梱包作業評価システムは、所定期間内における品種毎の生産量、生産効率、電力消費量、車両燃料消費量、及び車両稼動効率を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、廃棄物の品種別の生産量や生産効率などを把握することができる。また、圧縮梱包作業評価システムは、廃棄物の品種別、かつ、操作員毎の生産量、生産効率、電力消費量、車両燃料消費量、及び車両稼動効率を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、廃棄物の品種別であって、かつ、操作者毎の生産量や生産効率などを把握することができる。操作員や圧縮梱包作業の管理者は、品種と操作員の特性に応じた圧縮梱包作業を実行することにより、作業効率の向上を図ることが可能となる。
また、本発明は、上述の改良された発明において、荷役車両は、荷役車両が所定の速度を超過したことに応じて速度超過信号を出力する速度センサをさらに備え、車両用送信機は、速度超過信号、操作員コード、及び日時情報を関連付けてコンピュータに送信し、コンピュータは、日時情報及び速度超過信号に基づいて、所定期間内において、荷役車両が所定の速度を超過した回数を速度超過回数として算出し、操作員コード及び速度超過回数に基づいて、所定の操作員についての速度超過回数を算出する。
本発明によれば、圧縮梱包作業評価システムは、所定期間内における荷役車両の速度超過回数を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、荷役車両の速度が適正であって、かつ安全に圧縮梱包作業が行われているか否かを知ることができる。また、圧縮梱包作業評価システムは、操作員毎に所定期間内における荷役車両の速度超過回数を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、各操作員の圧縮梱包作業のスキルを知ることができる。さらに、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、各操作員に所定の速度を超過することないように指導することにより、安全な作業状態を維持しつつ圧縮梱包作業の作業効率を向上させることが可能となる。
また、本発明は、上述の改良された発明において、荷役車両は、荷役車両が所定の大きさ以上の衝撃を受けたことに応じて衝撃信号を出力する衝撃センサをさらに備え、車両用送信機は、衝撃信号、操作員コード、及び日時情報を関連付けてコンピュータに送信し、コンピュータは、日時情報及び衝撃信号に基づいて、所定期間内において、荷役車両が所定の大きさ以上の衝撃を受けた回数を衝撃回数として算出し、操作員コード及び衝撃回数に基づいて、所定の操作員についての衝撃回数を算出する。
本発明によれば、圧縮梱包作業評価システムは、所定期間内における荷役車両の衝撃回数を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、安全かつ丁寧に圧縮梱包作業が行われているか否かを知ることができる。また、圧縮梱包作業評価システムは、操作員毎に所定期間内における荷役車両の衝撃回数を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、各操作員の圧縮梱包作業のスキルを知ることができる。さらに、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、荷役車両やプレス機の故障の原因となる衝撃回数を減らすように指導することにより、修理費用を抑えた状態で圧縮梱包作業の作業効率を向上させることが可能となる。
また、本発明は、上述の改良された発明において、プレス機は、廃棄物が投入される投入部をさらに備え、投入部は、投入部内に存在する廃棄物が所定の高さ又は所定の重さ以上であるか否かを判定することにより、投入部に廃棄物が過剰に投入されたか否かを検知する過剰投入検知センサを備え、過剰投入検知センサは、投入部内に廃棄物が所定の高さ又は所定の重さ以上の存在することを検知したことに応じて過剰投入信号を出力し、プレス機用送信機は、過剰投入信号が出力されたことに応じて、過剰投入信号、操作員コード、及び日時情報を関連付けてコンピュータに送信し、コンピュータは、過剰投入信号及び日時情報に基づいて、所定期間内における廃棄物が過剰投入された回数を過剰投入回数とし、操作員コード及び過剰投入回数に基づいて、所定の操作員についての過剰投入回数を算出する。
本発明によれば、圧縮梱包作業評価システムは、投入部に廃棄物が過剰投入された過剰投入回数を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、圧縮梱包作業を阻害する原因となる過剰投入回数の軽減を図ることができる。
また、本発明は、上述の改良された発明において、プレス機は、廃棄物を圧縮して番線を用いて梱包する圧縮梱包機と、番線を圧縮梱包機へ誘導する滑車と、をさらに備え、滑車は、滑車が回転しているか否かを検知する回転検知センサを備え、回転検知センサは、圧縮梱包機が稼動している場合に滑車の回転を検知できないとき、番線に異常が生じていることを示す番線異常信号を出力し、プレス機用送信機は、番線異常信号が出力されたことに応じて、番線異常信号及び日時情報を関連付けてコンピュータに送信し、コンピュータは、番線異常信号及び日時情報に基づいて、所定期間内における番線に異常が発生した回数を番線異常回数として算出する。
本発明によれば、圧縮梱包作業評価システムは、番線異常が発生した番線異常回数を算出する。これにより、操作員や圧縮梱包作業の管理者は、圧縮梱包作業を阻害する原因となる番線異常回数の軽減を図ることができる。
本発明の実施形態に係る圧縮梱包作業評価システムの構成図。 (a)乃至(c)は、本実施形態に係る圧縮梱包機の動作手順を示す図。 (a)及び(b)は、本実施形態に係る投入部の構成図。 (a)乃至(c)は、本実施形態に係る番線異常の検知方法を示す図。 本実施形態に係る荷役車両の構成図。 本実施形態に係るプレス機の構成図。 本実施形態に係るコンピュータの構成図。 本実施形態に係る車両情報テーブル及びプレス機情報テーブルの構成図。 本実施形態に係る圧縮梱包作業評価の一例を示す図。 本実施形態に係る圧縮梱包作業評価の一例を示す図。 本実施形態に係る圧縮梱包作業評価の一例を示す図。 本実施形態に係る圧縮梱包作業評価の一例を示す図。 本実施形態に係る荷役車両の動作フローチャート。 本実施形態に係るプレス機の動作フローチャート。 本実施形態に係るコンピュータの動作フローチャート。 廃棄物が圧縮梱包される作業手順を示す図。
100 圧縮梱包作業評価システム
101 廃棄物
102 操作員
103 荷役車両
104 圧縮梱包機
107 プレス機
108 滑車
109 車両用送信機
110 プレス機用送信機
111 コンピュータ
112 投入部
116 回転検知センサ
121 重量計(過剰投入検知センサ)
122 廃棄物検知センサ(過剰投入検知センサ)
124 車両制御部
125 操作員コード
126 車両用コード入力部
128 残燃料測定部
130 速度センサ
131 車両用計時部
132 衝撃センサ
134 エンジン制御命令受付部
136 プレス機制御部
137 プレス機用コード入力部
138 品種
139 品種入力部
142 電力消費量測定部
144 数量測定部
146 コンピュータ制御部
150 送受信機
R 無線信号
以下、本発明の実施形態に係る圧縮梱包作業評価システムについて、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る圧縮梱包作業評価システム100の構成を示す。圧縮梱包作業評価システム100は、廃棄物101を圧縮梱包物106に加工する圧縮梱包作業を評価するシステムである。圧縮梱包作業評価システム100は、廃棄物101が集積される工場に設置され、操作員102によって操作される荷役車両103と、廃棄物101を圧縮梱包して圧縮梱包物106を生産するプレス機107と、プレス機107に金属製の番線105を供給するために用いられる滑車108と、荷役車両103及びプレス機107にそれぞれ設置された車両用送信機109及びプレス機用送信機110と無線信号Rを介して通信するコンピュータ111とを備える。
プレス機107は、荷役車両103によって廃棄物101が投入される投入部112と、投入部112内にある廃棄物101を運搬するコンベア113と、コンベア113によって運搬された廃棄物101が通過するガイド部114と、廃棄物101を圧縮して番線105を用いて梱包する圧縮梱包機104とを備える。
滑車108は、天井115に取付けられており、予め巻き取られている番線105を良好な状態で圧縮梱包機104に供給する役割を担う。ここで、番線105が良好な状態とは、番線105に絡みや切れが生じていない状態である。番線105に絡みや切れが生じた状態を番線異常という。圧縮梱包機104は、廃棄物101を梱包するとき、必要に応じて番線105を引っ張って使用する。滑車108は、番線105が圧縮梱包機104に引っ張られることに応じて回転する。滑車108は、番線105を直線状に伸ばした状態で圧縮梱包機104に供給することにより、番線異常の発生を軽減することができる。
番線105は、滑車108を介して圧縮梱包機104に供給される場合であっても、ときおり番線異常が生じることがある。そこで、滑車108は、番線異常が発生したか否かを検知するための回転検知センサ116を備える。これにより、圧縮梱包作業評価システム100は、回転検知センサ116が滑車108の回転を検知しないことに応じて、番線異常が生じていると判断することができる。
次に、圧縮梱包物106の生産手順について説明する。操作員102は、プレス機107を稼動させた後、荷役車両103を始動させることにより廃棄物101を運搬する。廃棄物101は、荷役車両103によって投入部112に投入される。投入部112に投入された廃棄物101は、コンベア113によって運搬され、ガイド部114を通って圧縮梱包機104に投入される。圧縮梱包機104は、廃棄物101を圧縮し、圧縮した廃棄物101を番線105で結束して梱包することにより圧縮梱包物106を生産する。
荷役車両103に設置された車両用送信機109は、無線信号Rを介して、圧縮梱包作業中の荷役車両103に関する情報をコンピュータ111に送信する。プレス機107に設置されたプレス機用送信機110は、無線信号Rを介して、圧縮梱包作業中のプレス機107に関する情報をコンピュータ111に送信する。コンピュータ111は、無線信号Rを介して荷役車両103及びプレス機107から受信した情報に基づいて、圧縮梱包作業の評価を算出する。圧縮梱包作業評価システム100のユーザである操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、コンピュータ111が算出した評価を参照することにより、圧縮梱包作業の改善及び効率化を図ることができる。
次に、圧縮梱包機104の動作手順について説明する。図2(a)乃至(c)は、圧縮梱包機104の動作手順を示す。図2(a)は、廃棄物101が圧縮梱包機104に投入される前の状態を示し、図2(b)は、圧縮梱包機104が廃棄物101を圧縮している状態を示し、図2(c)は、圧縮梱包機104が圧縮梱包物106を生産した後の状態を示す。
図2(a)を参照して、圧縮梱包機104は、廃棄物101に当接して廃棄物101を圧縮する圧縮部117と、シリンダ118を介して圧縮部117を押し出す油圧機119を備える。圧縮部117は、車輪120を備え、シリンダ118に押し出されることにより、圧縮梱包機104の内部を直進する。ここで、圧縮梱包機104には、4つの滑車108を介して4本の番線105が供給されている。圧縮梱包機104は、生産する圧縮梱包物106の大きさに応じて、4本以上の番線105が供給される構成であってもよい。
図2(b)を参照して、圧縮梱包機104の内部に廃棄物101が投入されると、油圧機119は、シリンダ118を介して圧縮部117を廃棄物101の方向へ押し出す。圧縮部117は、廃棄物101に当接しながら廃棄物101を圧縮する。図2(c)を参照して、圧縮梱包機104は、圧縮した廃棄物101を4本の番線105で結束することにより圧縮梱包物106を生産する。圧縮部117は、圧縮梱包物106を生産すると、シリンダ118に引かれて油圧機119の方向へ後退する。圧縮梱包機104は、図2(a)乃至(c)の動作を繰り返すことにより、圧縮梱包物106を量産する。
次に、投入部112の構成について説明する。図3(a)及び(b)は、投入部112の構成を示す。図3(a)は、廃棄物101が投入される前の状態を示し、図3(b)は、廃棄物101が投入された状態を示す。投入部112は、上面が開口している箱型形状である。投入部112に投入された廃棄物101は、コンベア113によって運搬され、ガイド部114を通って圧縮梱包機104に投入される。このとき、廃棄物101が投入物112に過剰に投入されると、ガイド部114内や圧縮梱包機104内に廃棄物101が詰まることがある。ガイド部114内や圧縮梱包機104内に廃棄物101の詰まりが発生すると、プレス機107は、廃棄物101を圧縮梱包することができなくなる。操作員102は、圧縮梱包作業を中断してガイド部114や圧縮梱包機104に詰まった廃棄物101を取り除く必要が生じる。
図3(a)を参照して、投入部112は、底面の四隅に重量計121(過剰投入検知センサ)と、内部に廃棄物101が存在するか否かを検知する廃棄物検知センサ122(過剰投入検知センサ)を備える。投入部112が重量計121と廃棄物検知センサ122を備えることにより、圧縮梱包作業評価システム100は、廃棄物101が投入物112の内部に過剰に投入されたことを検知することができる。
図3(a)を参照して、重量計121は、投入部112自体の重量と投入部112内部に存在する廃棄物101の重量を計測する。重量計121は、投入部112と廃棄物101の重量の合計が所定の値を超えたことに応じて、過剰投入信号を出力する。これにより、圧縮梱包作業評価システム100は、投入部112の内部に廃棄物101が過剰に投入されたと判断する。
投入部112は、投入部112の内部壁面の3箇所に廃棄物検知センサ122を備える。3つの廃棄物検知センサ122は、投入部112の内部壁面の上面近傍と、底面近傍と、上面と底面の中間付近に設置される。3つの廃棄物検知センサ122は、赤外線IRを照射する照射部122aと、赤外線IRを受光する受光部122bとで構成される。
図3(b)を参照して、廃棄物101が投入部112に投入されると、廃棄物検知センサ122は、受光部112bが赤外線IRを受光しないことに応じて、廃棄物101が投入部112内部に存在することを検知する。底面近傍に設置された廃棄物検知センサ122が廃棄物101を検知しないとき、廃棄物101が投入部112内部に殆ど存在しないことを意味する。底面近傍及び上面と底面の中間付近に設置された廃棄物検知センサ122が廃棄物101を検知し、上面近傍に設置された廃棄物検知センサ122が廃棄物101を検知しない状態は、投入部112内部に適量の廃棄物101が存在することを意味する。上面近傍に設置された廃棄物検知センサ122が廃棄物101を検知した状態は、投入部112内部に廃棄物101が過剰に投入されていること意味する。上面近傍に設置された廃棄物検知センサ122は、廃棄物101を検知したことに応じて、過剰投入信号を出力する。これにより、圧縮梱包作業評価システム100は、投入部112の内部に廃棄物101が過剰に投入されたと判断する。
図4(a)乃至(c)は、番線異常の検知方法を示す。図4(a)は、番線105が良好な状態を示し、図4(b)は、番線105に絡みが発生している状態を示し、図4(c)は、番線105に切れが発生している状態を示す。図4(a)を参照して、天井115に取付けられた滑車108は、回転検知センサ116を備える。また、滑車108の近傍には、滑車108に通された番線105を検知する番線検知センサ123を備える。番線検知センサ123は、赤外線IRを照射する照射部123aと、赤外線IRを受光する受光部123bとで構成される。滑車108に通された番線105は、圧縮梱包機104が動作することに応じて、圧縮梱包機104に供給される。
回転検知センサ116は、圧縮梱包機104が動作しているときに滑車108の回転を検知すると、滑車108がスムーズに回転していることから、番線105の状態が良好であると判断する。番線検知センサ123は、受光部123bが赤外線IRを検知しないとき、番線105によって赤外線IRが遮られている状態であるため、番線105の状態が良好であると判断する。
図4(b)を参照して、滑車108の近傍で番線105に絡みが生じている状態を示す。このとき、圧縮梱包機104は動作しており、番線105には切れが生じていないものとする。回転検知センサ116は、圧縮梱包機104の動作中に、所定の時間より長く滑車108の回転を検知しないことに応じて、番線異常信号を出力する。ここで、番線105には切れが生じていないので、番線検知センサ123は、番線異常信号を出力しない。圧縮梱包作業評価システム100は、回転検知センサ116及び番線検知センサ123による番線信号の出力状態に基づいて、番線105に絡みが生じていると判断することができる。
図4(c)を参照して、番線検知センサ123の近傍で番線105に切れが生じている状態を示す。このとき、番線105は赤外線IRを遮らないので、受光部123bは赤外線IRを受光する。これにより、番線検知センサ123は、番線105に切れが生じていると判断して、番線異常信号を出力する。このように、圧縮梱包作業評価システム100は、回転検知センサ116又は番線検知センサ123を備えることにより、圧縮梱包作業を中断させる原因となる番線異常を直ちに検知することができる。操作員102は、番線異常の発生を把握することにより、圧縮梱包作業の妨げとなる番線異常を速やかに解消することができる。これにより、操作員102は、圧縮梱包作業の中断時間を短縮することができるため、作業効率の低下を最小限に抑えることができる。
図5は、荷役車両103の構成を示す。荷役車両103は、荷役車両103全体を制御する車両制御部124と、操作員102に一意に割り当てられた操作員コード125が入力される車両用コード入力部126と、ガソリンや軽油が補給される燃料タンク127と、燃料タンク127内の燃料の残量を測定する残燃料測定部128と、走行中の荷役車両103の速度を計測して表示するスピードメーター129と、スピードメーター129が測定した速度に基づいて、所定の速度を超過したか否かを検知する速度センサ130と、現在日時を示す年月日、時、分、及び秒を日時情報Tとして保持する車両用計時部131と、荷役車両103が衝撃を受けたことを検知する衝撃センサ132と、エンジン133を始動又は停止させる始動命令又は停止命令が入力されるエンジン制御命令受付部134と、無線信号Rをコンピュータ111に送信する車両用送信機109を備え、これらは、バス135で接続されている。
エンジン133は、車両用コード入力部126に操作員コード125が入力され、かつ、エンジン制御命令受付部134に始動命令が入力されたことに応じて始動する。ここで、操作員コード125は、例えば、4桁の数字であり、車両用コード入力部126には、操作員コード125がテンキー、バーコード、又はICカードなどによって入力される。これにより、荷役車両103は、操作を許可されていない者によって操作されることが防止される。
残燃料測定部128は、エンジン133が始動したことに応じて、燃料タンク127に存在する燃料の量を燃料残量として測定する。車両用送信機109は、無線信号Rを介して、車両用計時部131が保持する日時情報Tと、操作員コード125と、始動命令が入力されたこと示す信号と、燃料残量とを関連付けて、コンピュータ111に送信する。これにより、コンピュータ111は、操作員コード125と、エンジン133が始動した日時と、エンジン133が始動した時点における燃料残量とを関連付けて記憶することができる。
エンジン133は、エンジン制御命令受付部134に停止命令が入力されたことに応じて停止する。残燃料測定部128は、エンジン133が停止したことに応じて、燃料タンク127の燃料残量を測定する。車両用送信機109は、無線信号Rを介して、日時情報Tと、操作員コード125と、停止命令が入力されたこと示す信号と、燃料残量とを関連付けて、コンピュータ111に送信する。これにより、コンピュータ111は、操作員コード125と、エンジン133が停止した日時と、エンジン133が停止した時点における燃料残量とを関連付けて記憶することができる。
速度センサ130は、スピードメーター129に接続され、荷役車両103の走行中に、所定の速度を超過したか否かを検知する。ここで、所定の速度とは、例えば、時速20kmである。速度センサ130は、荷役車両103の速度が時速20kmを超過したことを検知すると、速度超過信号を出力する。車両用送信機109は、無線信号Rを介して、速度センサ130が速度超過信号を出力した時点の日時情報Tと、操作員コード125と、速度超過信号とを関連付けて、コンピュータ111に送信する。これにより、コンピュータ111は、操作員コード125と、荷役車両103の速度が時速20kmを超過した日時とを関連付けて記憶することができる。
衝撃センサ132は、荷役車両103の車体に設置され、荷役車両103の稼働中に、荷役車両103に所定の大きさ以上の衝撃は発生したか否かを検知する。ここで、所定の大きさとは、例えば、1500kgである。衝撃センサ132は、荷役車両103がプレス機107、工場内の壁又は支柱に衝突することや荷役車両103のアタッチメントが乱暴に操作されることによって、1500kg以上の衝撃を検知すると、衝撃信号を出力する。車両用送信機109は、無線信号Rを介して、衝撃センサ132が衝撃信号を出力した時点の日時情報Tと、操作員コード125と、衝撃信号とを関連付けて、コンピュータ111に送信する。これにより、コンピュータ111は、操作員コード125と、荷役車両103が1500kg以上の衝撃を受けた日時とを関連付けて記憶することができる。
操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、コンピュータ111に記憶されている操作員コード125、日時情報T、始動命令又は停止命令が入力されたこと示す信号、又は燃料残量に基づいて、どの操作員102が、いつからいつまで荷役車両103を操作し、燃料をどれだけ消費したかを知ることができる。操作員102は、荷役車両103の走行時間を短くし、かつ、エンジン133の空ぶかしや急発進を行うことなく荷役車両103を操作することにより、作業効率の向上と、無駄な燃料消費の低減を図ることができる。
また、操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、コンピュータ111に記憶されている操作員コード125、日時情報T、速度超過信号、又は衝撃信号に基づいて、どの操作員102が、いつ速度を超過したか、若しくは、いつ荷役車両103に大きな衝撃を与えたかを知ることができる。操作員102は、速度を遵守して荷役車両103に大きな衝撃を与えないように荷役車両103を操作することにより、安全性の向上を図ることができ、かつ、荷役車両103やプレス機107の修理発生頻度を軽減することができる。さらに、操作員102は、荷役車両103のアタッチメントの激しい動作による振動によって、工場内の床面が損耗又は破損することを回避できる。
図6は、プレス機107の構成を示す。プレス機107は、プレス機107全体を制御するプレス機制御部136と、操作員コード125が入力されるプレス機用コード入力部137と、廃棄物101の種類を品種138として入力される品種入力部139と、重量計121と、廃棄物検知センサ122と、番線検知センサ123と、現在日時を示す日時情報Tを保持するプレス機用計時部140と、プレス機107に電力を供給する電源141と、電源141に接続され、プレス機107が消費した電力消費量を測定する電力消費量測定部142と、電源141をオン又はオフする電源投入命令又は電源断命令が入力される電源制御命令受付部143と、圧縮梱包機104に接続されて圧縮梱包機104が生産した圧縮梱包物106の数量を測定する数量測定部144と、圧縮梱包機104と連動して動作する回転検知センサ116と、無線信号Rをコンピュータ111に送信するプレス機用送信機110を備え、これらは、バス145で接続されている。
電源141は、プレス機用コード入力部137に操作員コード125が入力され、かつ、電源制御命令受付部143に電源投入命令が入力されたことに応じて、プレス機107へ電力の供給を開始する。電源制御命令受付部143は、電源投入命令又は電源断命令が入力されたことに応じて、電源投入信号又は電源断命令信号を出力する。ここで、操作員コード125は、車両用コード入力部126に入力される操作員コード125と同じである。これにより、プレス機107は、操作員102以外の者によって操作されることが防止される。
圧縮梱包機104は、品種入力部139に品種138が入力されたことに応じて稼動する。ここで、品種138は、例えば、新聞や雑誌などの古紙、アルミ缶、ペットボトル、又はプラスチックトレーなどを示す数字、アルファベット、又はバーコードなどである。プレス機107は、品種入力部139に品種138が入力されることにより、圧縮梱包機104によって生産された圧縮梱包物106と品種138とを関連付けることができる。
電力消費量測定部142は、電源141がプレス機107へ電力の供給を開始すると、プレス機107が消費した電力を電力消費量として測定を開始する。数量測定部144は、電力供給が開始されると、圧縮梱包機104が生産する圧縮梱包物106の数量の測定を開始する。プレス機用送信機110は、無線信号Rを介して、プレス機用計時部140が保持する日時情報Tと、操作員コード125と、品種138と、電源投入信号とを関連付けて、コンピュータ111に送信する。これにより、コンピュータ111は、操作員コード125と、品種138と、プレス機107に電力が供給された日時とを関連付けて記憶することができる。
また、電力消費量測定部142は、電源141がプレス機107へ電力の供給を停止すると、電力消費量の測定を停止する。このとき、数量測定部144は、電力供給が停止されると、圧縮梱包機104が生産した圧縮梱包物106の数量の測定を停止する。プレス機用送信機110は、無線信号Rを介して、日時情報Tと、操作員コード125と、電源断信号と、電力消費量と、数量とを関連付けて、コンピュータ111に送信する。これにより、コンピュータ111は、操作員コード125と、プレス機107への電力供給が停止された日時と、電力消費量と、生産された圧縮梱包機104の数量とを関連付けて記憶することができる。
重量計121及び廃棄物検知センサ122は、投入部112に廃棄物101が過剰に投入されたことを検知する。プレス機用送信機110は、無線信号Rを介して、日時情報Tと、操作員コード125と、投入部112に廃棄物101が過剰に投入されたこと示す信号とを関連付けて、コンピュータ111に送信する。また、番線検知センサ123及び回転検知センサ116は、番線異常を検知する。プレス機用送信機110は、無線信号Rを介して、日時情報Tと、操作員コード125と、番線異常が発生したこと示す信号とを関連付けて、コンピュータ111に送信する。これにより、コンピュータ111は、操作員コード125と、投入部112に廃棄物101が過剰投入された日時、又は番線異常が発生した日時とを関連付けて記憶することができる。
図7は、コンピュータ111の構成を示す。コンピュータ111は、コンピュータ111全体を制御するコンピュータ制御部146と、文字や数字を表示するモニタ147と、文字や数字が入力される入力部148と、荷役車両103及びプレス機107に関する情報を記憶する記憶部149と、無線信号Rを送受信する送受信機150を備え、これらは、バス151で接続されている。ここで、入力部148とは、例えば、キーボードやマウスである。
記憶部149は、車両情報テーブル152とプレス機情報テーブル153を記憶する。車両情報テーブル152は、荷役車両103から無線信号Rを介して送信された日時情報T、操作員コード125、又は燃料残量などを関連付けて保持する。プレス機情報テーブル153は、プレス機107から無線信号Rを介して送信された日時情報T、操作員コード125、電力消費量、又は品種などを関連付けて保持する。
コンピュータ制御部146は、記憶部149に記憶されている車両情報テーブル152又はプレス機情報テーブル153に基づいて、圧縮梱包作業に係る生産量、生産効率、又は車両稼動効率などを評価として算出する。送受信機150は、コンピュータ制御部146によって算出された評価を携帯端末Mに送信することができる。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、モニタ147や携帯端末Mを用いて、車両情報テーブル152又はプレス機情報テーブル153を参照することにより、圧縮梱包作業の状況を知ることができる。また、操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、コンピュータ制御部146によって算出された評価に基づいて、圧縮梱包作業の改善又は効率化を図ることができる。
図8は、車両情報テーブル152及びプレス機情報テーブル153の構成を示す。車両情報テーブル152は、コンピュータ111が荷役車両103から受信した情報を保持し、プレス機情報テーブル153は、コンピュータ111がプレス機107から受信した情報を保持する。
車両情報テーブル152を参照して、車両情報テーブル152は、日時情報Tを保持する日時情報項目と、操作員コード125を保持する操作員コード項目と、エンジン制御命令受付部134に始動命令又は停止命令が入力されたことを示す情報を保持する始動命令項目及び停止命令項目と、燃料残量を保持する燃料残量項目と、衝撃センサ132が衝撃信号を出力したことを示す情報を保持する衝撃検知項目と、速度センサ130が速度超過信号を出力したことを示す情報を保持する速度超過検知項目とを保持する。
ここで、始動命令項目、停止命令項目、衝撃検知項目、及び速度超過検知項目は、始動命令又は停止命令が入力されたこと、若しくは、衝撃信号又は速度超過信号が出力されたことに応じて、「1」を保持するものとする。一方、始動命令項目、停止命令項目、衝撃検知項目、及び速度超過検知項目は、始動命令又は停止命令が入力されず、若しくは、衝撃信号又は速度超過信号が出力されないときは、NULLを意味する「−」を保持するものとする。
車両情報テーブル152は、日付情報Tに基づいて、車両情報152a乃至152fを時系列に保持している。車両情報152aは、日時情報項目に「2012年6月1日10時23分03秒」、操作員コード項目に「0001」、始動命令項目に「1」、燃料残量項目に「30」を保持している。これは、2012年6月1日10時23分03秒に、操作員コード125が0001である操作員102が、エンジン133を始動し、そのときの燃料残量が30リットルであることを示す。
車両情報152bは、2012年6月1日10時48分08秒に、操作員コード125が0001である操作員102が操作する荷役車両103が所定の速度を超過したこと示す。車両情報152cは、2012年6月1日10時50分21秒に、操作員コード125が0001である操作員102が、荷役車両103をプレス機107に衝突させたり、荷役車両103のアタッチメントを乱暴に操作するなどして衝撃を与えたこと示す。車両情報152dは、2012年6月1日11時53分30秒に、操作員コード125が0001である操作員102が、荷役車両103のエンジン133を停止し、そのときの燃料残量が28リットルであることを示す。
車両情報152e及び152fは、操作員コード125が0002である操作員102が、2012年6月1日13時39分03秒にエンジン133を始動させ、2012年6月1日14時44分54秒にエンジン133を停止させたこと示す。このとき、荷役車両103が消費した燃料量は、車両情報152eの燃料残量28リットルと車両情報152fの燃料残量27リットルの差から1リットルである。また、車両情報152e及び152fは、操作員コード125が0002である操作員102は、所定の速度を超過せず、かつ、荷役車両103に衝撃を与えなかったことを示す。
操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、車両情報テーブル152を参照することにより、いつ、どの操作員102が、荷役車両103に対してどのような操作を行ったかを知ることができる。また、操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、車両情報テーブル152を参照することにより、荷役車両103が消費した燃料量を知ることができる。
プレス機情報テーブル153を参照して、プレス機情報テーブル153は、日時情報Tを保持する日時情報項目と、操作員コード125を保持する操作員コード項目と、電源制御命令受付部143に電源投入命令又は電源断命令が入力されたことを示す情報を保持する電源投入命令項目及び電源断命令項目と、電力消費量を保持する電力消費量項目と、品種138を保持する品種項目と、圧縮梱包機104が生産した圧縮梱包物106の数量を保持する数量項目と、重量計121又は廃棄物検知センサ122よって投入部112への廃棄物101の過剰投入が判断されたことを示す過剰投入検知項目と、回転検知センサ116又は番線検知センサ123によって番線異常が検知されたことを示す番線異常検知項目とを保持する。
ここで、電源投入命令項目、電源断命令項目、過剰投入検知項目、及び番線異常検知項目は、電源投入命令又は電源断命令が入力されたこと、若しくは、重量計121又は廃棄物検知センサ122よって投入部112への廃棄物101の過剰投入が判断されたこと、或いは、回転検知センサ116又は番線検知センサ123によって番線異常が検知されたことに応じて、「1」を保持するものとする。一方、電源投入命令項目、電源断命令項目、過剰投入検知項目、及び番線異常検知項目は、電源投入命令又は電源断命令が入力されず、過剰投入が判断されない、又は番線異常が検知されないときは、NULLを意味する「−」を保持するものとする。
電力消費量項目は、プレス機107への電力供給が停止された時点において、電力消費量測定部142が測定したプレス機107の電力消費量を保持し、その単位は、Kwである。品種項目は、品種入力部139に入力された品種138を保持する。ここで、品種138は、1文字のアルファベットで表示されているものとする。品種138は、「A」が古紙、「B」がアルミ缶、「C」がペットボトル、「D」がプラスチックトレーを意味するものとする。数量項目は、プレス機107への電力供給が開始されてから停止されるまでに、圧縮梱包機104が生産した圧縮梱包物106の数量を保持する。
ここで、プレス機情報テーブル153は、日付情報Tに基づいて、プレス機情報153a乃至153fを時系列に保持している。プレス機情報153aは、2012年06月01日10時20分33秒に、操作員コード125が0001である操作員102が、プレス機107への電力供給を開始し、品種入力部139に品種138として「A」が入力されたことを示す。
プレス機情報153b及び153cは、操作員コード125が0001である操作員102が、2012年06月01日10時51分43秒に過剰投入し、さらに、2012年06月01日10時59分56秒に番線異常が発生したこと示す。また、プレス機情報153dは、操作員コード125が0001である操作員102が、プレス機107への電力供給を停止し、75Kwの電力を消費して、品種138が「A」である圧縮梱包物106を8本生産したこと示す。
プレス機情報153e及び153fは、2012年06月01日13時37分01秒に、操作員コード125が0002である操作員102が、プレス機107に電力供給を開始し、2012年06月01日14時45分47秒に電力供給を停止したこと示す。また、プレス機情報153e及び153fは、36Kwの電力を消費して、品種138が「C」である圧縮梱包物106を2本生産したこと示す。さらに、また、プレス機情報153e及び153fは、操作員コード125が0002である操作員102が、プレス機107に電力供給を開始して停止するまでの間に、廃棄物101を過剰投入することなく、かつ、番線異常が発生しなかったことを示す。
操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、プレス機情報テーブル153を参照することにより、いつ、どの操作員102が、プレス機107に対してどのような操作を行ったかを知ることができる。また、操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、プレス機情報テーブル153を参照することにより、プレス機107が消費した電力と、生産された圧縮梱包物106の品種138及び数量を知ることができる。
次に、コンピュータ111が算出する圧縮梱包作業の評価について説明する。図9は、圧縮梱包作業評価154の一例を示す。ここで、圧縮梱包作業評価154は、縮梱包作業が行われる工場や作業所全体についての評価である。圧縮梱包作業評価154は、圧縮梱包作業を評価する対象となる期間154aと、圧縮梱包機104が生産した圧縮梱包物106の数量を示す生産量154bと、プレス機107の稼動時間を示すプレス機稼働時間154cと、プレス機107の生産効率154dと、プレス機107の電力消費量154eと、過剰投入回数154fと、番線異常回数154gと、車両燃料消費量154hと、荷役車両103の稼動時間を示す車両稼動時間154iと、荷役車両103の車両稼動率154jと、衝撃回数154kと、速度超過回数154lとで構成される。
ここで、圧縮梱包作業評価154は、期間154aが示す2012年6月1日から2012年6月30日までの工場や作業所全体における圧縮梱包作業の評価を示している。プレス機稼働時間154c、生産効率154d、電力消費量154e、過剰投入回数154f、及び番線異常回数154gは、プレス機107に関する評価である。また、車両燃料消費量154h、車両稼動時間154i、車両稼動率154j、衝撃回数154k、及び速度超過回数154lは、荷役車両103に関する評価である。
コンピュータ111は、記憶部149に記憶される車両情報テーブル152及びプレス機情報テーブル153に基づいて圧縮梱包作業評価154を算出する。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、生産量154b、生産効率154d、及び車両稼動率154jを参照することにより、効率良く圧縮梱包作業が行われているか否かを判断することができる。また、操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、電力消費量154e及び車両燃料消費量154hを参照することにより、圧縮梱包作業の費用対効果を知ることができる。また、操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、圧縮梱包作業を中断させる原因となる過剰投入回数154f及び番線異常回数154gを参照することにより、過剰投入及び番線異常の原因解明することができ、さらには、過剰投入回数及び番線異常回数の低減を試みることができる。
圧縮梱包作業において、生産量154b、生産効率154d、及び車両稼動率154jを高めるためには、荷役車両103を速い速度で操作することが有効である。しかしながら、荷役車両103は、所定の速度を超過して走行すると、プレス機107、若しくは工場内の壁面や柱に衝突する物損事故の回数が増えるため、荷役車両103やプレス機107に故障が生じる頻度が高くなる。また、工場内で操作員102を巻き込んだ人身事故が生じる可能性が高まる。荷役車両103の衝突や速度超過は、短期的には、生産量154b、生産効率154d、及び車両稼動率154jが高める可能性があるものの、一旦、荷役車両103やプレス機107の故障や人身事故が発生すると大きな損失が生じることになる。
そこで、コンピュータ111は、短期的には、生産量154b、生産効率154d、及び車両稼動率154jを低下させることになる衝撃回数154k及び速度超過回数154kを圧縮梱包作業評価154として算出する。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、衝撃回数154k及び速度超過回数154kを参照することにより、荷役車両103やプレス機107に故障が発生することを回避し、かつ、操作員102の安全を確保するために、衝撃回数154k及び速度超過回数154kを無くすこと注力することが可能になる。
図10は、個別の操作員102についての圧縮梱包作業評価155の一例を示す。ここで、圧縮梱包作業評価155は、所定の操作員102についての圧縮梱包作業の評価である。圧縮梱包作業評価155は、期間155aと、生産量155bと、プレス機稼働時間155cと、生産効率155dと、電力消費量155eと、過剰投入回数155fと、番線異常回数155gと、車両燃料消費量155hと、車両稼動時間155iと、車両稼動率155jと、衝撃回数155kと、速度超過回数155lとに加えて、操作員コード125及び操作員102の氏名を示す操作員属性155mで構成される。
ここで、期間155a乃至速度超過回数155lは、図9における期間154a乃至速度超過回数154lと同じ構成である。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、操作員属性155mに示される操作員102についての圧縮梱包作業評価155を参照することにより、各操作員102についての圧縮梱包作業の作業効率、スキル、無駄な操作、又は作業怠惰などを知ることができる。操作員102は、圧縮梱包作業評価155を参照することにより、自己の圧縮梱包作業についての作業効率やスキル、さらには無駄な操作を改善することができる。
図11は、各品種138についての圧縮梱包作業評価156の一例を示す。ここで、圧縮梱包作業評価156は、所定の品種138についての圧縮梱包作業の評価である。圧縮梱包作業評価156は、期間156aと、生産量156bと、プレス機稼働時間156cと、生産効率156dと、電力消費量156eと、過剰投入回数156fと、番線異常回数156gと、車両燃料消費量156hと、車両稼動時間156iと、車両稼動率156jと、衝撃回数156kと、速度超過回数156lとに加えて、品種138を区別するためのアルファベット及び品種138の名称示す品種属性156mで構成される。
ここで、期間156a乃至速度超過回数156lは、図9における期間154a乃至速度超過回数154lと同じ構成である。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、品種属性156mに示される品種138についての圧縮梱包作業評価156を参照することにより、圧縮梱包作業の特性を知ることができる。ここで、特性とは、例えば、品種138の違いによって、電力消費量156eや車両燃料消費量156hに示される値が大きく異なることである。また、他の特性としては、例えば、品種138がアルミ缶である場合は、品種138がペットボトルの場合に比べて、番線異常回数156gに示される値が際立って大きいことなどである。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、圧縮梱包作業評価156を参照ことによって、廃棄物101の品種138に適した圧縮梱包作業を行うことが可能となる。
図12は、所定の品種138及び操作員102についての圧縮梱包作業評価157の一例を示す。ここで、圧縮梱包作業評価157は、所定の品種138であって、かつ、所定の操作員102についての圧縮梱包作業の評価である。圧縮梱包作業評価157は、期間157aと、生産量157bと、プレス機稼働時間157cと、生産効率157dと、電力消費量157eと、過剰投入回数157fと、番線異常回数157gと、車両燃料消費量157hと、車両稼動時間157iと、車両稼動率157jと、衝撃回数157kと、速度超過回数157lとに加えて、品種138を区別するためのアルファベット及び品種138の名称を示す品種属性157mと、操作員コード125及び操作員102の氏名を示す操作員属性157nで構成される。
で構成される。
ここで、期間157a乃至品種属性157mは、図11における期間156a乃至品種属性156mと同じ構成である。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、品種属性157m及び操作員属性157nに示される品種138及び操作員102についての圧縮梱包作業評価157を参照することにより、圧縮梱包作業の特性を知ることができる。ここで、特性とは、例えば、操作員コード125が0001である操作員102は、品種138が「A」の古紙の場合は、生産効率157dや車両稼働率157jが高いが、品種138が「B」のアルミ缶の場合は、生産効率157dや車両稼働率157jが低いことなどである。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、圧縮梱包作業評価157を参照ことによって、廃棄物101の品種138の特徴と操作員102のスキルなどの関係を考慮して、最適な圧縮梱包作業の立案及び実行が可能となる。
次に、荷役車両103の動作について説明する。図13は、荷役車両103の動作フローを示す。車両制御部124は、車両用コード入力部126に操作員コード125が入力され(S101)、かつ、エンジン制御命令受付部134に始動命令が入力されたことに応じて、エンジン133を始動させる(S102)。このとき、車両制御部124は、車両用時計部131を参照して、エンジン133が始動した時点の日時情報Tを取得する。車両制御部124は、残燃料測定部128に、エンジン133が始動した時点における燃料タンク127内の燃料残量を測定させる(S103)。
車両制御部124は、車両用送信機109に、エンジン133が始動した時点の日時情報Tと、車両用コード入力部126に入力された操作員コード125と、始動命令が入力されたことを示すエンジン始動信号と、残燃料測定部128が測定した燃料残量とを関連付けて、無線信号Rを介してコンピュータ111に送信させる(S104)。
車両制御部124は、エンジン133が稼動している間、衝撃センサ132に衝撃を検知させる(S105)。車両制御部124は、衝撃センサ132が衝撃を検知したことに応じて(S105でYes)、車両用送信機109に、衝撃センサ132が衝撃を検知した時点の日時情報Tと、操作員コード125と、衝撃センサ132が出力した衝撃信号とを関連付けて、無線信号Rを介してコンピュータ111に送信させる(S106)。ステップS105において、衝撃センサ132が衝撃を検知しないとき(S105でNo)、車両制御部124は、速度センサ130に速度の超過を検知させる(S107)。
車両制御部124は、速度センサ130が速度超過を検知したことに応じて(S107でYes)、車両用送信機109に、速度センサ130が衝撃を検知した時点の日時情報Tと、操作員コード125と、速度センサ130が出力した速度超過信号とを関連付けて、無線信号Rを介してコンピュータ111に送信させる(S108)。ステップS107において、速度センサ130が速度超過を検知しないとき(S107でNo)、車両制御部124は、エンジン133が停止するまでの間(S109でNo)、ステップS105乃至S109の処理を繰り返す。
エンジン133を停止させる停止命令がエンジン制御命令受付部134に入力されたことに応じて、車両制御部124はエンジン133を停止させる(S109でYes)。車両制御部124は、残燃料測定部128に、エンジン133が停止した時点における燃料タンク127内の燃料残量を測定させる(S110)。車両制御部124は、車両用送信機109に、エンジン133が停止した時点の日時情報Tと、操作員コード125と、停止命令が入力されたことを示すエンジン停止信号と、エンジン133が停止した時点の燃料残量とを関連付けて、無線信号Rを介してコンピュータ111に送信させて(S111)、荷役車両103の動作を終了する。
これにより、コンピュータ111は、エンジン133の始動時又は停止時における日時情報Tと、操作員コード125と、燃料残量とを関連付けて車両情報テーブル152に保持させることができる。また、コンピュータ111は、衝撃センサ132又は速度センサ130が衝撃又は速度超過を検知した時点における日時情報Tと、操作員コード125とを関連付けて車両情報テーブル152に保持させることができる。
次に、プレス機107の動作について説明する。図14は、プレス機107の動作フローを示す。プレス機制御部136は、プレス機用コード入力部137に操作員コード125が入力され、かつ、品種入力部139に品種138が入力され(S201)、さらに、電源制御命令受付部143に電源投入命令が入力されたことに応じて、電源141に電力の供給を開始させる(S202)。このとき、プレス機制御部136は、プレス機用時計部140を参照して、電力供給が開始された時点の日時情報Tを取得する。
プレス機制御部136は、プレス機用送信機110に、電源供給が開始された時点の日時情報Tと、操作員コード125と、品種138と、電源投入信号とを関連付けて、無線信号Rを介してコンピュータ111に送信させる(S203)。プレス機制御部136は、電力消費量測定部142に、プレス機107が消費する電力消費量の測定を開始させる(S204)。
プレス機制御部136は、圧縮梱包機104が稼動している間、重量計121及び廃棄物検知センサ122に投入部112への廃棄物101の過剰投入を検知させる(S205)。プレス機制御部136は、重量計121又は廃棄物検知センサ122のいずれか一方が過剰投入を検知したことに応じて(S205でYes)、車両用送信機109に、重量計121又は廃棄物検知センサ122が過剰投入を検知した時点の日時情報Tと、操作員コード125と、過剰投入信号とを関連付けて、無線信号Rを介してコンピュータ111に送信させる(S206)。ステップS205において、重量計121及び廃棄物検知センサ122が過剰投入を検知しないとき(S205でNo)、プレス機制御部136は、回転検知センサ116及び番線検知センサ123に番線異常を検知させる(S207)。
プレス機制御部136は、回転検知センサ116又は番線検知センサ123のいずれか一方が番線異常を検知したことに応じて(S207でYes)、プレス機用送信機110に、番線検知センサ123又は回転検知センサ116が番線異常を検知した時点の日時情報Tと、操作員コード125と、番線異常信号とを関連付けて、無線信号Rを介してコンピュータ111に送信させる(S208)。
次に、プレス機制御部136は、圧縮梱包機104が圧縮梱包物106を生産したことに応じて(S209でYes)、生産された圧縮梱包物106の数量を数量測定部144にカウントさせる(S210)。ステップS209において、圧縮梱包機104が圧縮梱包物106を生産がしないとき(S209でNo)、プレス機制御部136は、プレス機107に電源供給が停止されるまでの間(S211でNo)、ステップS205乃至S211の処理を繰り返す。
電源141を停止させる電源断命令が電源制御命令受付部143に入力されたことに応じて、プレス機制御部136は電源141に電力の供給を停止させる(S211でYes)。プレス機制御部136は、電力消費量測定部142に、電力消費量の測定を停止させる(S212)。プレス機制御部136は、プレス機用送信機110に、電力供給が停止した時点の日時情報Tと、操作員コード125と、電源断信号と、電力消費量測定部142が測定した電力消費量と、数量測定部144がカウントした数量とを関連付けて、無線信号Rを介してコンピュータ111に送信させて(S213)、プレス機107の動作を終了する。
これにより、コンピュータ111は、プレス機107の稼動時における日時情報Tと、操作員コード125とを関連付けてプレス機情報テーブル153に保持させることができる。また、コンピュータ111は、プレス機107の停止時における日時情報Tと、操作員コード125と、電力消費量と、品種138と、数量とを関連付けてプレス機情報テーブル153に保持させることができる。また、コンピュータ111は、重量計121又は廃棄物検知センサ122が過剰投入を検知した時点、若しくは、番線検知センサ123又は回転検知センサ116が番線異常を検知した時点における日時情報Tと、操作員コード125とを関連付けてプレス機情報テーブル153に保持させることができる。
次に、コンピュータ111の動作について説明する。図15は、コンピュータ111の動作フローを示す。ここで、コンピュータ111は、既に電源が投入されており、記憶部149は、既に車両情報テーブル152及びプレス機情報テーブル153を記憶しているものとする。コンピュータ制御部146は、送受信機150が荷役車両103又はプレス機107から無線信号Rを受信したことに応じて(S301でYes)、記憶部149が記憶する車両情報テーブル152又はプレス機情報テーブル153に、無線信号Rを介して受信した情報を保持させる(S302)。ステップS301において、送受信機150が無線信号Rを受信しないとき、コンピュータ制御部146は、ステップS303の処理を実行する。
ステップS303において、入力部148に圧縮梱包作業評価154乃至157を算出する命令が入力されたことに応じて(S303でYes)、コンピュータ制御部146は、車両情報テーブル152及びプレス機情報テーブル153を参照して、圧縮梱包作業評価154乃至157を算出する(S304)。このとき、コンピュータ制御部146は、入力部148に入力される命令の種類に応じて、例えば、圧縮梱包作業評価154のみ、又は圧縮梱包作業評価156及び157のみを算出してもよい。
コンピュータ制御部146は、算出した圧縮梱包作業評価154乃至157をモニタ147に表示させる(S305)。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、モニタ147に表示された圧縮梱包作業評価154乃至157を参照することにより、圧縮梱包作業の状況を知るとともに、作業効率の向上を図ることが可能になる。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、圧縮梱包作業評価154乃至157をモニタ147に表示させることに代えて、圧縮梱包作業評価154乃至157をプリントアウトしてもよい。ステップS303において、入力部148に圧縮梱包作業評価154乃至157を算出する命令が入力されないとき、コンピュータ制御部146は、ステップS306の処理を実行する。
ステップS306において、入力部148に圧縮梱包作業評価154乃至157を携帯端末Mに送信する命令が入力されたことに応じて(S306でYes)、コンピュータ制御部146は、送受信機150に圧縮梱包作業評価154乃至157を携帯端末Mへ送信させる。これにより、操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、コンピュータ111から離れた場所に居る場合であっても、携帯端末Mを介して圧縮梱包作業評価154乃至157を参照することができる。ステップS306において、入力部148に圧縮梱包作業評価154乃至157を携帯端末Mに送信する命令が入力されないとき、コンピュータ制御部146は、ステップS308の処理を実行する。
ステップS308において、入力部148にコンピュータ111をシャットダウンさせる命令が入力されるまでの間(S308でNo)、コンピュータ制御部146は、ステップS301からS308の処理を繰り返す。一方、ステップS308において、入力部148にコンピュータ111をシャットダウンさせる命令が入力されると(S308でYes)、コンピュータ制御部146は、コンピュータ111をシャットダウンして(S309)、処理を終了する。
このように、圧縮梱包作業評価システム100は、荷役車両103及びプレス機107の稼動状態に関する情報を車両情報テーブル152及びプレス機情報テーブル153としてコンピュータ111に記憶させる。コンピュータ111は、車両情報テーブル152及びプレス機情報テーブル153に基づいて、圧縮梱包作業評価154乃至157を算出する。操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、圧縮梱包作業評価154乃至157を参照することにより、所定の期間における圧縮梱包作業全体について、各操作員102について、各品種138について、又は、各捜査員102かつ各品種138についての状況を知ることができる。
また、操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、圧縮梱包作業評価154乃至157を参照することにより、圧縮梱包作業の改善又は作業効率の効率を図ることができる。さらに、操作員102や圧縮梱包作業の管理者は、例えば、衝撃回数154k又は速度超過回数154lを参照することにより、操作員102の安全向上を図ることも可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能であり、プレス機107は、重量計121及び廃棄物検知センサ122を備える構成ではなく、いずれか一方のみを備える構成であっても構わない。また、プレス機用送信機110は、無線信号Rではなく、有線によってコンピュータ111の送受信機150と通信する構成であっても構わない。また、コンピュータ制御部146は、圧縮梱包作業評価154乃至157をテーブル形式で算出する構成ではなく、円グラフ、折れ線グラフ、又は棒グラフなどの形式で算出する構成であっても構わない。
また、プレス機107は、投入部112とコンベア113を個別に備える構成ではなく、コンベア113の一端と投入部112とが一体に形成される構成であっても構わない。このとき、コンベア113の一端の壁面には、複数の廃棄物検知センサ122が設けられる。さらに、廃棄物検知センサ122は、赤外線IRに基づいて廃棄物101の存在を検知する構成ではなく、超音波、可視光線、赤外線以外の不可視光線、又は磁束変化に基づいて廃棄物101の存在を検知する構成であっても構わない。

Claims (7)

  1. 廃棄物を運搬する荷役車両の稼動状態と、該廃棄物を圧縮梱包することによって圧縮梱包物を生産するプレス機の稼動状態とに基づいて廃棄物の圧縮梱包作業を評価する圧縮梱包作業評価システムにおいて、
    前記荷役車両及び前記プレス機から情報を受信することにより、圧縮梱包物生産作業の状態及び効率を評価するコンピュータをさらに備え、
    前記荷役車両は、日時情報を保持する車両用計時部と、エンジンを始動させる始動命令と該エンジンを停止させる停止命令とが入力されるエンジン制御命令受付部と、該始動命令又は該停止命令が入力された時点での該荷役車両の燃料残量を測定する残燃料測定部と、該始動命令、該停止命令、又は該燃料残量を該日時情報と関連付けて、無線信号を介して前記コンピュータに送信する車両用送信機と、該荷役車両全体を制御する車両制御部と、を備え、
    前記プレス機は、前記日時情報を保持するプレス機用計時部と、該プレス機への電源供給を開始又は停止する電源投入命令又は電源断命令が入力される電源制御命令受付部と、該プレス機が生産した圧縮梱包物の数量を測定する数量測定部と、該電源投入命令が入力されてから該電源断命令が入力されるまでに該プレス機が消費した電力消費量を測定する電力量測定部と、該電源投入命令、該電源断命令、該数量、又は該電力消費量を該日時情報と関連付けて、有線又は前記無線信号を介して前記コンピュータに送信するプレス機用送信機と、該プレス機全体を制御するプレス機制御部と、を備え、
    前記コンピュータは、
    該コンピュータ全体を制御するコンピュータ制御部と、前記車両用送信機及び前記プレス機用送信機と通信する送受信機と、をさらに備え、
    前記日時情報及び前記数量に基づいて、所定期間内における該数量の合計を前記圧縮梱包物の生産量として算出し、
    該日時情報、前記電源投入命令、前記電源断命令、及び該数量に基づいて、所定期間内における該圧縮梱包物の生産効率を算出し、
    該日時情報及び前記電力消費量に基づいて、所定期間内における該電力消費量を算出し、
    該日時情報及び前記燃料残量に基づいて、所定期間内における前記荷役車両の車両燃料消費量を算出し、
    該日時情報、前記始動命令、前記停止命令、該数量に基づいて、所定期間内における該荷役車両の車両稼動効率を算出することを特徴とする圧縮梱包作業評価システム。
  2. 前記荷役車両は、操作員に一意に付与された操作員コードが入力される車両用コード入力部をさらに備え、
    前記車両用送信機は、前記操作員コード及び前記日時情報を関連付けて前記コンピュータに送信し、
    前記プレス機は、前記操作員コードが入力されるプレス機用コード入力部をさらに備え、
    前記プレス機用送信機は、前記操作員コード及び前記日時情報を関連付けて前記コンピュータに送信し、
    前記コンピュータは、
    前記操作員コードに基づいて、所定の前記操作員に関する前記生産量、前記生産効率、前記電力消費量、前記車両燃料消費量、及び前記車両稼動効率を算出することを特徴とする請求項1に記載の圧縮梱包作業評価システム。
  3. 前記プレス機は、前記廃棄物の品種が入力される品種入力部をさらに備え、
    前記プレス機用送信機は、前記品種、前記日時情報、及び前記操作員コードを関連付けて前記コンピュータに送信し、
    前記コンピュータは、
    前記品種に基づいて、所定の該品種に関する前記生産量、前記生産効率、前記電力消費量、前記車両燃料消費量、及び前記車両稼動効率を算出し、
    該品種及び前記操作員コードに基づいて、所定の該品種であって、かつ所定の前記操作員に関する該生産量、該生産効率、該電力消費量、該車両燃料消費量、及び該車両稼動効率を算出することを特徴とする請求項2に記載の圧縮梱包作業評価システム。
  4. 前記荷役車両は、該荷役車両が所定の速度を超過したことに応じて速度超過信号を出力する速度センサをさらに備え、
    前記車両用送信機は、前記速度超過信号、前記操作員コード、及び前記日時情報を関連付けて前記コンピュータに送信し、
    前記コンピュータは、
    前記日時情報及び前記速度超過信号に基づいて、所定期間内において、前記荷役車両が前記所定の速度を超過した回数を速度超過回数として算出し、
    前記操作員コード及び該速度超過回数に基づいて、所定の前記操作員についての該速度超過回数を算出することを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の圧縮梱包作業評価システム。
  5. 前記荷役車両は、該荷役車両が所定の大きさ以上の衝撃を受けたことに応じて衝撃信号を出力する衝撃センサをさらに備え、
    前記車両用送信機は、前記衝撃信号、前記操作員コード、及び前記日時情報を関連付けて前記コンピュータに送信し、
    前記コンピュータは、
    前記日時情報及び前記衝撃信号に基づいて、所定期間内において、前記荷役車両が前記所定の大きさ以上の衝撃を受けた回数を衝撃回数として算出し、
    前記操作員コード及び該衝撃回数に基づいて、所定の前記操作員についての該衝撃回数を算出することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の圧縮梱包作業評価システム。
  6. 前記プレス機は、前記廃棄物が投入される投入部をさらに備え、
    前記投入部は、該投入部内に存在する前記廃棄物が所定の高さ又は所定の重さ以上であるか否かを判定することにより、該投入部に該廃棄物が過剰に投入されたか否かを検知する過剰投入検知センサを備え、
    前記過剰投入検知センサは、該投入部内に前記廃棄物が所定の高さ又は所定の重さ以上の存在することを検知したことに応じて過剰投入信号を出力し、
    前記プレス機用送信機は、
    前記過剰投入信号が出力されたことに応じて、前記過剰投入信号、前記操作員コード、及び前記日時情報を関連付けて前記コンピュータに送信し、
    前記コンピュータは、
    前記過剰投入信号及び前記日時情報に基づいて、所定期間内における前記廃棄物が過剰投入された回数を過剰投入回数とし、
    前記操作員コード及び該過剰投入回数に基づいて、所定の前記操作員についての該過剰投入回数を算出することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の圧縮梱包作業評価システム。
  7. 前記プレス機は、前記廃棄物を圧縮して前記番線を用いて梱包する圧縮梱包機と、該番線を該圧縮梱包機へ誘導する滑車と、をさらに備え、
    前記滑車は、該滑車が回転しているか否かを検知する回転検知センサを備え、
    前記回転検知センサは、前記圧縮梱包機が稼動している場合に前記滑車の回転を検知できないとき、前記番線に異常が生じていることを示す番線異常信号を出力し、
    前記プレス機用送信機は、
    前記番線異常信号が出力されたことに応じて、該番線異常信号及び前記日時情報を関連付けて前記コンピュータに送信し、
    前記コンピュータは、
    前記番線異常信号及び前記日時情報に基づいて、所定期間内における前記番線に異常が発生した回数を番線異常回数として算出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の圧縮梱包作業評価システム。
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