JP7012297B1 - 袋製造装置及び袋製造方法 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】溶着制御部101は、前端に溶着シール線が既に設けられた筒状プラスチックフィルムの後方の所定の位置に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った二本のシールバーであって、前記筒状プラスチックフィルムの長手方向に所定の間隔を空けて設けられた二本のシールバーを当てることで、二本の前後の溶着シール線を設けて、筒状プラスチックフィルムを封止する。切断制御部102は、前記筒状プラスチックフィルムの二本の前後の溶着シール線の間に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った直線刃を当てるとともに、平面視で略W字状のW字状刃を当てることで、前記筒状プラスチックフィルムの前の溶着シール線の付近に、取手と束縛用の突出片とを設けるとともに、前端に既に設けられた溶着シール線を封止部とした小袋を切り抜いて、当該筒状プラスチックフィルムから切り離す。【選択図】図1

Description

本発明は、袋製造装置及び袋製造方法に関する。
従来より、取っ手付きのフィルム袋を製造する技術は存在する。例えば、特開2008-143159号公報(特許文献1)には、円筒状ポリオレフィンフィルムの開口部に取手や取手及び縛束用の突出片等を有する袋を製造する装置が開示されている。この装置では、所定形状に切り抜く切り抜き加工刃及び帯状のフィルムを所定の袋長に切断する切断加工刃を一体化して刃型台に取り付け、下降手段による刃型台の下降によって所定形状の刃形切断及びフィルム切断を同時にする打ち抜き装置を有する。これにより、切り抜き刃による切り抜き線加工と、フィルム切断刃による切断加工が別工程であることによる切り抜き線と切断線の符合位置がずれる問題及び切り抜き線加工後のフィルム移送によるフィルム移送トラブルが発生していたが、この問題を解決することが出来るとしている。
又、小袋を積み重ねて、小袋よりも大きな大袋に収納する場合は、小袋の包装のために専用の装置が作られている。
例えば、特開2002-308217号公報(特許文献1)には、供給コンベアーと、供給口と、トレーと、ターンテーブルと、排出シリンダーと、一時収納部と、を備える小袋の積重ね供給装置が開示されている。供給コンベアーは、小袋を連続的に移送するとともに小袋の移送数をカウントするカウントセンサーを備える。供給口は、この供給コンベアーの移送方向の端末に臨ませて配置し、カウントセンサーの規定数のカウント信号によって開閉するシャッターを備える。トレーは、この供給口から落下供給する小袋を規定数積重ねて収納する。ターンテーブルは、このトレーを、供給口の下部から小袋を包装装置に導入するための移送コンベアーに臨む位置まで移送する。排出シリンダーは、このターンテーブルによって供給口下面から移送コンベアーに臨む位置まで移送された規定数積重ねた小袋を、トレーから押し出し排出する。一時収納部は、この排出シリンダーによって排出された規定数積重ねた小袋を一時的に収納した後、移送シャッターを開放して移送コンベアー上に、規定数積重ねた小袋を排出する。これにより、規定数の小袋を効率よく積層することが可能であるとともに、積層した小袋を整列状態で確実に包装機まで移送することができ、効率的で安定した小袋の包装が可能となるとしている。このような小袋の積重ね供給装置は、例えば、食品、医薬品、釣り餌、その他種々の内容物を小袋に充填し、この小袋を規定数積重ねて包装用の大きな袋に収納する際に用いられる。
特開2008-143159号公報 特開2002-308217号公報
通常、取手や取手及び縛束用の突出片を有するごみ袋等の小袋は、切り抜き加工刃と切断加工刃で裁断されて、適切な形状に構成されるものの、切り抜き加工刃の先端が小袋の端部にはみ出す場合があり、所定の切れ目が生じることがある。この切れ目は、特に意味が無いものの、ユーザーから見ると、欠陥とも認識され、クレームの対象となる。そのため、切り抜き加工刃の先端が小袋の端部にはみ出さない構成が望まれている。
特許文献1に記載の技術では、切り抜き加工刃の先端が小袋の端部にはみ出す可能性があり、上述のように、クレームの対象になる場合がある。
又、裁断された小袋は、一枚ずつ積み重ねられて、複数枚の小袋が形成され、その複数枚の小袋が、所定の折り畳み装置で折り畳まれて、大袋に収納される。このように、複数枚の小袋が一度に折り畳まれた状態で大袋に収納されると、ユーザーが、大袋から小袋を取り出す際に、一度、複数枚の小袋を大袋から取り出して展開した上で、一枚の小袋を複数枚の小袋から取り出す必要があり、大袋から小袋を一枚ずつ取り出し難いという課題がある。
一方、小袋を一枚ずつ折り畳んだ上で、複数枚の折り畳み後の小袋を大袋に収納した場合、ユーザーが、一枚ずつ折り畳み後の小袋を大袋から取り出すことが出来るため、そのような包装形態が望まれていた。
特許文献2に記載の技術では、複数枚の小袋を折り畳むことなく、そのまま大袋に収納するが、大袋へ複数枚の小袋を収納する方法には、改善の余地がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、切り抜き加工をしても、小袋の端部に切れ目を生じさせることなく、コンパクトに折り畳むことが可能な袋製造装置及び袋製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る袋製造装置は、溶着制御部と、切断制御部と、第一の折り畳み制御部と、第二の折り畳み制御部と、搬送制御部と、を備える。溶着制御部は、前端に溶着シール線が既に設けられた筒状プラスチックフィルムの後方の所定の位置に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った二本のシールバーであって、前記筒状プラスチックフィルムの長手方向に所定の間隔を空けて設けられた二本のシールバーを当てることで、二本の前後の溶着シール線を設けて、前記筒状プラスチックフィルムを封止する。切断制御部は、前記筒状プラスチックフィルムの二本の前後の溶着シール線の間に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った直線刃を当てるとともに、当該直線刃よりも前方で、両端が前記直線刃の両端よりも内側に配置されるとともに前記直線刃の側面と接触して配置された平面視で略W字状のW字状刃を当てることで、前記筒状プラスチックフィルムの前の溶着シール線の付近に、取手と束縛用の突出片とを設けるとともに、前端に既に設けられた溶着シール線を封止部とした小袋を切り抜いて、当該筒状プラスチックフィルムから切り離す。第一の折り畳み制御部では、前記切り離された小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第一の折り畳みバーを押し当てることで、前記小袋を折り畳む。第二の折り畳み制御部では、前記折り畳まれた小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第二の折り畳みバーを押し当てることで、前記折り畳まれた小袋を更に折り畳む。搬送制御部は、前記折り畳まれた小袋を所定の受け台に搬送して積み重ねる。
又、本発明に係る袋製造方法は、溶着制御工程と、切断制御工程と、第一の折り畳み制御工程と、第二の折り畳み制御工程と、搬送制御工程と、を備える。袋製造方法の各工程は、袋製造装置の各制御部に対応する。
本発明によれば、切り抜き加工をしても、小袋の端部に切れ目を生じさせることなく、コンパクトに折り畳むことが可能となる。
本発明の実施形態に係る袋製造装置の一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る袋製造方法の実行手順を示すためのフローチャートである。 二本のシールバーを筒状プラスチックフィルムに当てることで二本の前後の溶着シール線を設ける場合の一例を示す側面図と平面図である。 筒状プラスチックフィルムの二本の前後の溶着シール線の間に直線刃を当てるとともにW字状刃を当てることで小袋を切り抜く場合の一例を示す側面図と平面図である。 第一の折り畳みバーにより小袋を折り畳む場合の一例を示す側面図と平面図である。 第二の折り畳みバーにより小袋を折り畳む場合の一例を示す側面図と前面図である。 本発明の実施形態に係る包装装置の一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る包装方法の実行手順を示すためのフローチャートである。 二つの把持部が大袋用筒状プラスチックフィルムの前端開口部の両端を把持する場合の一例を示す側面図と平面図である。 二つの把持部が大袋用筒状プラスチックフィルムの前端開口部の両端を把持する場合の一例を示す斜視図である。 二つの把持部が前端開口部の両端を把持した状態で大袋用筒状プラスチックフィルムの引き出し方向に移動した場合の一例を示す側面図と平面図である。 二つの把持部が前端開口部の両端を把持した状態で大袋用筒状プラスチックフィルムの引き出し方向に移動した場合の一例を示す斜視図である。 上下の抑え部が複数枚の小袋を抑える場合の一例を示す側面図と平面図である。 上下の抑え部が複数枚の小袋を抑える場合の一例を示す斜視図である。 上下の抑え部が大袋の内部に移動した場合の一例を示す側面図と平面図である。 上下の抑え部が大袋の内部に移動した場合の一例を示す斜視図である。 上下の抑え部が大袋の内部から引き抜かれる場合の一例を示す側面図と平面図である。 上下の抑え部が大袋の内部から引き抜かれる場合の一例を示す斜視図である。 大袋用シールバーが大袋の前端開口部を封止した場合の一例を示す側面図と平面図である。 大袋用シールバーが大袋の前端開口部を封止した場合の一例を示す斜視図である。 複数枚の小袋を収納した大袋が落下した場合の一例を示す側面図と平面図である。 複数枚の小袋を収納した大袋が落下した場合の一例を示す斜視図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
<袋製造装置>
本発明に係る袋製造装置1は、図1に示すように、少なくとも、送り出しローラー群10と、二本のシールバー11a、11bと、直線刃12aと、W字状刃12bと、第一の折り畳みバー13と、第二の折り畳みバー14と、搬送部15と、を備える。
送り出しローラー群10は、原反ロール10aに巻かれた(小袋用)筒状プラスチックフィルムF(小袋原反)を連続的に送り出す。送り出しローラー群10の所定の位置に、筒状プラスチックフィルムFの位置を検出する位置検出センサー10bが設けられ、筒状プラスチックフィルムFが送り出される際に、筒状プラスチックフィルムFの位置が変動するか否かが判定される。
二本のシールバー11a、11bは、送り出しローラー群10からの筒状プラスチックフィルムFの引き出し方向の前方の位置に設けられ、引き出された筒状プラスチックフィルムFの上方に位置する設置台11cに設置される。二本のシールバー11a、11bは、筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿って構成され、筒状プラスチックフィルムFの長手方向に所定の間隔xを空けて設けられている。二つのシールバー11a、11bのそれぞれは、筒状プラスチックフィルムFに接触すると、熱を伝達して、筒状プラスチックフィルムFを溶融させて接着する部材である。設置台11cの下方には、二つのシールバー11a、11bを受ける受け台11dが設けられ、設置台11cが受け台11dに向かって下降することで、受け台11dが設置台11cを受けるとともに、設置台11cが、二つのシールバー11a、11bを筒状プラスチックフィルムFに押し付け、筒状プラスチックフィルムFに二本の溶着シール線を設ける。これにより、前端が封止された筒状プラスチックフィルムFが作成される。
直線刃12aと、W字状刃12bとは、二本のシールバー11a、11bから筒状プラスチックフィルムFの引き出し方向の前方の位置に設けられ、引き出される筒状プラスチックフィルムFの二本の溶着シール線の上方に位置する設置台12cに配置される。直線刃12aは、筒状プラスチックフィルムFの幅方向に沿って構成され、W字状刃12bは、直線刃12aよりも前方で、両端が直線刃の両端よりも内側に配置されるとともに直線刃12aの側面と接触して配置された平面視で略W字状に構成される。ここで、W字状刃12bの両端が直線刃12aの側面と接触するとは、W字状刃12bの両端が直線刃12aの両端よりも内側の側面に近づいて触れていることを意味する。又、略W字状とは、山部や谷部が鋭角のW字状の他に、図4に示すように、山部や谷部が滑らかな半円のW字状を意味する。W字状刃12bの中央の山部は、W字状刃12bの両端よりも内側に位置することになる。直線刃12aと、W字状刃12bとは、筒状プラスチックフィルムFの引き出し方向に対して直線刃12aとW字状刃12bの順番で配置されている。設置台12cの下方には、直線刃12aとW字状刃12bとを受ける受け台12dが設けられ、設置台12cが受け台12dに向かって下降することで、受け台12dが設置台12cを受けるとともに、設置台12cが、筒状プラスチックフィルムFの二本の前後の溶着シール線の間に、直線刃12aとW字状刃12bとを当てることで、筒状プラスチックフィルムFの前の溶着シール線の付近に、取手と束縛用の突出片とを設けるとともに、従前に設けられた筒状プラスチックフィルムFの後の溶着シール線を封止部とした小袋Sを切り抜いて、当該筒状プラスチックフィルムFから切り離す。
第一の折り畳みバー13は、直線刃12aとW字状刃12bから筒状プラスチックフィルムFの引き出し方向の前方の位置に設けられる。第一の折り畳みバー13は、小袋Sの幅方向に沿って構成され、小袋Sの引き出し方向の前方の上方に位置する押し出し部13aに配置される。押し出し部13aは、切り離されて搬送された小袋Sの中央付近に第一の折り畳みバー13を押し当てることで、小袋を一回折り畳む。
第二の折り畳みバー14は、第一の折り畳みバー13の下方の位置に設けられる。第二の折り畳みバー14は、小袋Sの幅方向に沿って構成され、第一の折り畳みバー13が押し下げられた位置で、筒状プラスチックフィルムFの引き出し方向の前方に位置する押し出し部14aに配置される。押し出し部14aは、折り畳まれた小袋Sの中央付近に第二の折り畳みバー14を押し当てることで、小袋Sを更に一回折り畳む。これにより、小袋Sは、合計二回折り畳まれることになる。
搬送部15は、第二の折り畳みバー14の付近に設けられ、コンベアーや搬送ローラー等の搬送手段により構成される。搬送部15は、二回折り畳まれた小袋Sを所定の受け台15aに搬送して積み重ねる。
さて、袋製造装置1は、各部を制御するための制御装置100を備える。制御装置100は、後述する各制御部を備え、それぞれの処理を制御している。各制御部は、例えば、端末装置やマイクロコンピュータにより構成され、図示しないCPU、ROM、RAM等を内蔵しており、CPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM等に記憶されているプログラムを実行する。又、後述する各制御部についても、CPUがプログラムを実行することで当該各制御部を実現する。
次に、図2を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。先ず、作業者が、原反ロール10aから筒状プラスチックフィルムFを送り出しローラー群10に掛け、筒状プラスチックフィルムFの送り出し方向の前端を、直線刃12aの切断位置まで配置させることで、筒状プラスチックフィルムFの送り出しの準備が完了する。
ここで、最初の筒状プラスチックフィルムFの送り出し方向の前端には、筒状プラスチックフィルムFを封止する溶着シール線は存在しないものの、後述のように、筒状プラスチックフィルムFから連続して小袋Sを切り離すことで、筒状プラスチックフィルムFの前端には、封止用の溶着シール線L0が設けられることになる。以下では、筒状プラスチックフィルムFの前端に溶着シール線L0が存在していることを想定して説明する。
そして、作業者が、袋製造装置1の制御盤のスタートキーを押下すると、袋製造装置1がスタートキーの押下を受け付けて、袋製造装置1の動作が開始される。
先ず、袋製造装置1の溶着制御部101は、前端に溶着シール線L0が既に設けられた筒状プラスチックフィルムFを引き出して、筒状プラスチックフィルムFの後方の所定の位置に、二本のシールバー11a、11bを当てることで、二本の前後の溶着シール線を設けて、筒状プラスチックフィルムFを封止する(図2:S101)。
ここで、溶着制御部101の処理方法に特に限定は無い。例えば、図3に示すように、溶着制御部101は、引き出された筒状プラスチックフィルムFに向かって設置台11cを受け台11dに向かって下降させることで、設置台11cと受け台1cdとの間に存在する筒状プラスチックフィルムFに二本の溶着シール線L1、L2を設ける。ここで、筒状プラスチックフィルムFの前端に既に存在する溶着シール線L0に対して、筒状プラスチックフィルムFの近方に設けられた溶着シール線L1を前の溶着シール線とし、筒状プラスチックフィルムFの遠方に設けられた溶着シール線L2を後の溶着シール線とする。そして、溶着制御部101は、設置台11cを受け台11dから引き離して上昇させることで、二本の溶着シール線L1、L2の形成を完了する。
さて、溶着制御部101が処理を完了すると、次に、袋製造装置1の切断制御部102は、二本の溶着シール線L1、L2が設けられた筒状プラスチックフィルムFを引き出し、筒状プラスチックフィルムFの二本の前後の溶着シール線L1、L2の間に、直線刃12aを当てるとともに、W字状刃12bを当てることで、筒状プラスチックフィルムFの前の溶着シール線L1の付近に、取手S1と束縛用の突出片S2とを設けるとともに、前端に既に設けられた溶着シール線L0を封止部とした小袋Sを切り抜いて、当該筒状プラスチックフィルムFから切り離す(図2:S102)。
ここで、切断制御部102の処理方法に特に限定は無い。例えば、図4に示すように、切断制御部102は、引き出された筒状プラスチックフィルムFの二本の前後の溶着シール線L1、L2の間に直線刃12aを位置させて、直線刃12aとW字状刃12bとを当てる。
ここで、直線刃12aの切断位置に特に限定は無いが、例えば、二本の前後の溶着シール線L1、L2の間の中心線が好ましい。これにより、二本の前後の溶着シール線L1、L2を偏りなく直線刃12aで分離することが出来る。
そしで、切断制御部102が、直線刃12aとW字状刃12bとを筒状プラスチックフィルムFに押し当てることで、筒状プラスチックフィルムFの前の溶着シール線L1の付近に、取手S1と束縛用の突出片S2とを設ける。すると、前端に既に設けられた溶着シール線L0が封止部となった小袋Sが構成され、筒状プラスチックフィルムFから切り離される。
ここで、直線刃12aとW字状刃12bとを設置台12cで筒状プラスチックフィルムFに押し付けることで、直線刃12aとW字状刃12bとで囲まれた部分のフィルムS3は抜き取られる。これにより、筒状プラスチックフィルムFの前の溶着シール線L1は、小袋Sの取手S1の接続部分になり、筒状プラスチックフィルムFの既存の溶着シール線L0は、小袋Sの封止部となり、取手S1と束縛用の突出片S2とを有する小袋Sを製造することが出来る。又、筒状プラスチックフィルムFの後の溶着シール線L2は、次に製造される小袋Sの封止部となることから、長尺の筒状プラスチックフィルムFから小袋Sを連続して製造することが出来る。
ここで、本発明では、二本の前後の溶着シール線L1、L2の間に直線刃12aを当てるとともに、両端が直線刃12aと接近して配置されたW字状刃12bを当てている。つまり、W字状刃12bの両端(先端)は直線刃12aからはみ出すことは無い。これにより、W字状刃12bの先端が小袋Sの端部にはみ出す可能性をゼロにすることが出来るため、小袋Sの端部での切れ目の発生を防止し、クレームを防止することが出来る。
尚、切断制御部103は、設置台12cを受け台12dから引き離して上昇させることで、小袋Sの製造及び切り離しを完了する。
さて、切断制御部103が処理を完了すると、次に、袋製造装置1の第一の折り畳み制御部103は、切り離された小袋Sを引き出して、小袋Sの中央付近に第一の折り畳みバー13を押し当てることで、小袋Sを折り畳む(図2:S103)。
ここで、第一の折り畳み制御部103の処理方法に特に限定は無い。例えば、図5に示すように、第一の折り畳み制御部103は、押し出し部13aを小袋Sの中央付近に向かって押し下げて、第一の折り畳みバー13を押し当てることで、小袋Sを谷折りに折り畳む。これにより、小袋Sを小さく折り畳んだ状態にすることが出来る。そして、第一の折り畳み制御部103は、押し出し部13aを介して第一の折り畳みバー13を引き上げて元の位置に戻すことで、小袋Sの折り畳みを完了する。
尚、上述では、第一の折り畳み制御部103が、第一の折り畳みバー13の押し当て方向を下方向にしているが、第一の折り畳みバー13の押し当て方向に特に限定は無く、袋製造装置1のサイズや形状に応じて適宜設計される。
さて、第一の折り畳み制御部103が処理を完了すると、次に、袋製造装置1の第二の折り畳み制御部104は、折り畳まられた小袋Sの中央付近に第二の折り畳みバー14を押し当てることで、折り畳まれた小袋を更に折り畳む(図2:S104)。
ここで、第二の折り畳み制御部104の処理方法に特に限定は無い。例えば、図6に示すように、第二の折り畳み制御部104は、折り畳まれて押し下げられた小袋Sの中央付近に向かって押し出し部14aを押し付けて、第二の折り畳みバー14を押し当てることで、折り畳まれた小袋Sを更に折り畳む。これにより、小袋Sを更に小さく折り畳んだ状態にすることが出来る。そして、第二の折り畳み制御部104は、押し出し部14aを介して第二の折り畳みバー14を引っ張って元の位置に戻すことで、小袋Sの折り畳みを完了する。
尚、上述では、第二の折り畳み制御部104が、第二の折り畳みバー14の押し当て方向を左方向(小袋Sの送り出し方法と逆方向)にしているが、第二の折り畳みバー14の押し当て方向に特に限定は無く、袋製造装置1のサイズや形状に応じて適宜設計される。
さて、第二の折り畳み制御部104が処理を完了すると、最後に、袋製造装置1の搬送制御部105は、折り畳まれた小袋Sを所定の受け台15aに搬送して積み重ねる(図2:S105)。
ここで、搬送制御部105の処理方法に特に限定は無い。例えば、搬送制御部105は、搬送ローラー等の搬送手段15を操作して、折り畳まれた小袋Sを受け台15aへ搬送する。
ここで、溶着制御部101と切断制御部102とは、筒状プラスチックフィルムFから小袋Sを繰り返し切り離し、第一の折り畳み制御部103と第二の折り畳み制御部104とは、切り離された小袋Sを繰り返し折り畳むため、次々と折り畳まれた小袋Sが出来上がる。搬送制御部105は、このように連続して製造される折り畳まれた小袋Sを受け台15aに積み重ねることで、一枚ずつ折り畳み後の小袋Sを大袋に収納することが出来る。
尚、本発明では、包装用袋はもちろん、ごみ袋やファッションバッグ、各種袋を小袋Sに適用することが可能である。
このように、本発明では、切り抜き加工をしても、小袋の端部に切れ目を生じさせることなく、コンパクトに折り畳むことが可能となる。
ところで、本発明では、袋製造装置1に、一枚ずつ折り畳んで積層された複数の小袋Sを大袋で包装する包装装置2(後述する)を連結することで、小袋Sの製造、折り畳みから複数の小袋Sの大袋での包装までを一貫して連続的に行うことが可能となる。
<包装装置>
本発明に係る包装装置2は、図7に示すように、少なくとも、送り出しローラー群20と、二つの把持部21aと、直線刃22aと、シールバー22bと、上下の抑え部23a、23bと、押下部23cと、シールバー24aと、を備える。
送り出しローラー群20は、原反ロール20aに巻かれた大袋用筒状プラスチックフィルムG(大袋原反)を連続的に送り出す。送り出しローラー群20の所定の位置に、大袋用筒状プラスチックフィルムGの位置を検出する位置検出センサー10bが設けられ、大袋用筒状プラスチックフィルムGが送り出される際に、大袋用筒状プラスチックフィルムGの位置が変動するか否かが判定される。送り出しローラー群20のうち、原反ロール20aから最も遠くに位置し、大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端を送り出す前端ローラー20cには、大袋用筒状プラスチックフィルムGの表面に当接する当接部20dが設けられ、大袋用筒状プラスチックフィルムGが円滑に送り出されるようにしている。
又、二つの把持部21aは、大袋用筒状プラスチックフィルムGが引き出される引き出し方向(大袋用筒状プラスチックフィルムGの長手方向)に移動可能であり、前端ローラー20cからの大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部の両端を把持して移動することで、大袋用筒状プラスチックフィルムGを引き出す。
又、直線刃22aとシールバー22bとは、前端ローラー20cから大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前方の位置に設けられ、大袋用筒状プラスチックフィルムGの上方に位置する設置台22cに設置される。シールバー22bは、上述と同様に接着部材である。直線刃22aとシールバー22bとは、大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向に対して直線刃22aとシールバー22bの順番で配置されている。設置台22cの下方には、直線刃22aとシールバー22bとを受ける受け台22dが設けられ、設置台22cが受け台22dに向かって下降することで、受け台22dが設置台22cを受けるとともに、設置台22cが、直線刃22aとシールバー22bとを大袋用筒状プラスチックフィルムGに押し付け、大袋用筒状プラスチックフィルムGに切断線と後方溶着シール線とを設ける。これにより、後端開口部が封止された大袋Bが作成される。
又、上下の抑え部23a、23bは、二つの把持部21aから大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前方の位置に設けられ、上下に配置される。又、押下部23cは、切断溶着用の設置台22cから大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前方の位置に設けられ、大袋用筒状プラスチックフィルムGの上方に配置される。複数枚の小袋Sが下方の抑え部23bに置かれると、上方の抑え部23aが下方の抑え部23bに下降して、上下の抑え部23a、23bが、複数枚の小袋Sを挟み込む。この状態で、上下の抑え部23a、23bが、大袋Bの内部に移動し、複数枚の小袋Sを大袋Bの内部に挿入する。ここで、押下部23cが下降して、大袋Bの外部から内部の複数枚の小袋Sを押下して固定すると好ましい。その後、上下の抑え部23a、23bが、それぞれ大袋Bから引き抜かれることで、大袋Bの内部に複数枚の小袋Sを入れた状態にする。尚、押下部23cの直下には、押下補助部23dが設けられ、押下部23cが下降するとともに、押下補助部23dが上昇して、大袋Bの外部から内部の複数枚の小袋Sを押下し、押下部23cの押下を補助する。
又、シールバー24aは、設置台22c(又は押下部23c)から大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前方の位置で、大袋用筒状プラスチックフィルムGを引き出した二つの把持部21aの位置より、大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の後方の位置に設けられ、大袋用筒状プラスチックフィルムGの上方に位置する設置台24bに設置される。シールバー24aの機能は、上述と同様である。設置台24bの下方には、シールバー24aを受ける受け台24cが設けられ、上述と同様に、設置台24bが受け台24cに向かって下降することで、受け台24cが設置台24bを受けるとともに、設置台24bが、シールバー24aを大袋Bの前方付近に押し付け、大袋Bに前方溶着シール線を設ける。これにより、前端開口部が封止され、複数枚の小袋Sが収納された大袋Bが作成される。
さて、包装装置2は、各部を制御するための制御装置200を備え、その機能は、袋製造装置1と同様である。
次に、図8を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。先ず、作業者が、原反ロール20aから大袋用筒状プラスチックフィルムGを送り出しローラー群20に掛け、大袋用筒状プラスチックフィルムGの送り出し方向の前端を、前端ローラー20cに通して、直線刃22aの切断位置(設置台22cの直線刃22aが受け台22dに当たる位置)まで配置させることで、大袋用筒状プラスチックフィルムGの送り出しの準備が完了する。そして、作業者が、包装装置2の制御盤のスタートキーを押下すると、包装装置2がスタートキーの押下を受け付けて、包装装置2の動作が開始される。
先ず、包装装置2の引き出し制御部201は、二つの把持部21aで、原反ロール20aからの大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1の両端G11を把持して、当該二つの把持部21aを大袋用筒状プラスチックフィルムGの長手方向に沿って所定の距離だけ移動させることで、当該大袋用筒状プラスチックフィルムGを所定の長さだけ引き出す(図8:S201)。
ここで、引き出し制御部201の処理方法に特に限定は無い。例えば、図9、図10に示すように、二つの把持部21aは、側面視で、最終溶着用の設置台24b(又は受け台24c)から大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前方の位置を初期位置P0とし、初期位置P0から切断溶着用の直線刃22aの切断位置P1までを水平方向に移動可能に構成される。又、二つの把持部21aは、平面視で、大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1の両端G11のそれぞれに対応する位置に配置されている。一方、大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1が直線刃22aの切断位置P1に配置されている。
そこで、引き出し制御部201は、二つの把持部21aを初期位置P0から切断位置P1まで移動させて、二つの把持部21aを切断位置P1に移動させると、二つの把持部21aのそれぞれを閉じて、二つの把持部21aで大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1の両端G11をそれぞれ把持する。
ここで、把持部21aの構成に特に限定は無いが、例えば、図9、図10に示すように、二つの直方体を、大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向に沿って並列させた状態で着脱可能にした構成、例えば、クランプを挙げることが出来る。これにより、把持部21aの二つの直方体を離脱させた状態で切断位置P1に移動させ、その切断位置P1で二つの直方体を密着させることで、大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1の一端G11(又は他端G11)を把持することが出来る。又、このような構成では、二つの把持部21aで大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1の両端G11を把持することで、把持部21aの二つの直方体の厚み(又は高さ)のサイズaだけ大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1を広げることから、後述の処理において、複数枚の小袋Sを、大袋Bの前端開口部の内部に挿入し易くなる。
又、二つの把持部21aが前端開口部G1の両端G11を把持し易くするために、例えば、原反ロール20aにおける大袋用筒状プラスチックフィルムGの後端開口部(図示せず)にエアーポンプを接続し、エアーポンプから大袋用筒状プラスチックフィルムGの後端開口部に空気を送り込むことで、空気が大袋用筒状プラスチックフィルムGの内部を通過して、大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1から出ていくように構成しても良い。これにより、送り込まれた空気により、大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1を切断位置P1で強制的に広げて、二つの把持部21aで把持し易くすることが出来る。
さて、引き出し制御部201が二つの把持部21aでの把持を完了すると、次に、図11、図12に示すように、二つの把持部21aでの把持を維持した状態で、二つの把持部21aを、大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向に沿って、所定の距離dだけ移動させる。
ここで、二つの把持部21aが停止する位置は、側面視で、最終溶着用の設置台24bから大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前方の位置で、且つ、初期位置S0よりも最終溶着用の設置台24b(受け台24c)に近接した位置を停止位置P2とし、引き出し制御部201は、二つの把持部21aを切断位置P1から停止位置P2まで移動させる。ここで、所定の距離dは、切断位置P1から停止位置P2までの距離となり、この距離dは、大袋用筒状プラスチックフィルムGの所定の長さに対応する。
さて、引き出し制御部201が引き出しを完了すると、次に、包装装置2の切断溶着制御部202は、直線刃22aとシールバー22bとで、引き出された大袋用筒状プラスチックフィルムGの後方から前方に向かって、大袋用筒状プラスチックフィルムGの幅方向に沿った切断線と後方溶着シール線とを設けることで、大袋用筒状プラスチックフィルムGから切り離され、後方が封止された大袋Bを形成する(図8:S202)。
ここで、切断溶着制御部202の処理方法に特に限定は無い。例えば、図12に示すように、直線刃22aとシールバー22bとは、大袋用筒状プラスチックフィルムGの幅方向に沿った直線状であり、大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の後方から前方に向かって、直線刃22aとシールバー22bの順番で配置されている。切断溶着制御部202は、引き出された大袋用筒状プラスチックフィルムGの停止状態において、切断溶着用の設置台22cを受け台22dに向かって下降させることで、設置台22aと受け台22bとの間に存在する大袋用筒状プラスチックフィルムGの後方に切断線L4とシール線L5とを設ける。
これにより、大袋用筒状プラスチックフィルムGが所定の長さdだけ引き出された後に、直線刃22aとシールバー22bとの下降により、大袋用筒状プラスチックフィルムGの後方の所定の位置が切断線L4で原反ロール20aの大袋用筒状プラスチックフィルムGから切り離されるとともに、その所定の位置から大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前方に後方溶着シール線L5で封止される。そのため、前端が前端開口部G1を有し、後端が後方溶着シール線L5で密封された所定の長さdの大袋Bが構成されることになる。一方、切り離された大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端には、切断線L4により前端開口部が形成され、大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部は切断位置P1に設けられることになる。これは、次の複数枚の小袋Sが用意された場合、次の大袋Bとして利用される。
そして、大袋Bが構成されると、切断溶着制御部202は、設置台22aを受け台22bから上昇させることで、処理を完了する。
ここで、切断溶着制御部202が処理を完了すると、構成された大袋Bの前端は、二つの把持部21aで把持された状態で固定端となるが、一方、大袋Bの後端は、大袋用筒状プラスチックフィルムGから切り離されることで、自由端となる。そのため、大袋Bの後端が自重で下方に落下する可能性がある。そこで、例えば、図12に示すように、切断溶着用の受け部22dと最終溶着用の受け部24cとの間で、切断溶着用の受け部22dの近傍に、大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向に対して直角方向に延出した支持棒22eを配置すると好ましい。この支持棒22eを設けることで、大袋Bの後端近傍が支持棒22eの上に乗って、大袋Bの後端の落下を防止することが出来る。尚、支持棒22eの近傍には、押下補助部23dが存在するため、押下補助部23dを、大袋Bの後端の落下防止に利用しても構わない。
さて、切断溶着制御部202が処理を完了すると、複数枚の小袋Sを大袋Bに入れる準備が出来る。ここで、大袋Bの準備は、上述の構成に限らず、他の構成でも構わない。
次に、包装装置2の小袋挿入制御部203は、複数枚の小袋Sを、上下に配置された上下の抑え部23a、23bで抑えながら挟んで、その状態の上下の抑え部23a、23bを、二つの把持部21aで把持された大袋Bの前端開口部G1から内部に挿入し、上下の抑え部23a、23bのそれぞれを大袋Bから引き抜くことで、大袋Bの内部に複数枚の小袋Sを収納する(図8:S203)。
ここで、小袋挿入制御部203の処理方法に特に限定は無い。例えば、図13、図14に示すように、上下の抑え部23a、23bは、二つの把持部21aの停止位置P2よりも大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前方の位置で、上下に配置されている。上方の抑え部23aは、下方の抑え部23bに対して上方から下降可能であり、大袋Bの前端開口部G1の中央の高さで停止可能である。又、上方の抑え部23aは、大袋Bの前端開口部G1の中央の高さで、大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前後に沿って、切断溶着用の設置台22cの近傍の位置まで移動可能である。更に、下方の抑え部23bは、大袋Bの前端開口部G1の中央の高さで、大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前後に沿って、切断溶着用の設置台22cの近傍の位置まで移動可能である。そして、上下の抑え部23a、23bは、大袋Bの幅の寸法よりも小さい幅の寸法を有し、大袋Bの内部に出し入れ可能である。
さて、包装装置2と連結された袋製造装置1によって、複数枚の小袋Sが順次製造され、折り畳まれて、積層されている。そして、積層された複数枚の小袋Sが受け台15から所定の搬送装置によって下方の抑え部23bの先端付近の上面に搬送されると、小袋挿入制御部203は、図13、図14に示すように、上方の抑え部23aの先端を下方の抑え部23bの先端に向けて下降させることで、複数枚の小袋Sを上下の抑え部23a、23bの先端付近で挟んで抑える。これにより、上下の抑え部23a、23bの間に複数枚の小袋Sを保持することが出来る。
ここで、上下の抑え部23a、23bの構成に特に限定は無いが、例えば、上下の抑え部23aは、複数枚の小袋Sを抑えることが可能な平板状に構成されると好ましい。例えば、図13、図14に示すように、上方の抑え部23aは、フォーク状に構成し、下方の抑え部23bは、平板状に構成すると、上方の抑え部23aを下方の抑え部23bに向かって複数枚の小袋Sの上から抑えた場合に、複数枚の小袋Sが上方の抑え部23aのフォークの爪の間にはみ出すことで、上下の抑え部23a、23bと、その間の複数枚の小袋Sとの厚みを出来るだけ薄くし、大袋Bの内部に入れ易くすることが可能となる。
次に、小袋挿入制御部203が、図15、図16に示すように、複数枚の小袋Sを抑えた状態の上下の抑え部23a、23bを、二つの把持部21aで把持された大袋Bの前端開口部G1に向かって移動させることで、大袋Bの内部に挿入する。これにより、複数枚の小袋Sを大袋Bの内部に入れることが出来る。
ここで、上下の抑え部23a、23bの移動位置に特に限定は無いが、例えば、小袋挿入制御部203は、上下の抑え部23a、23bの先端を、切断溶着用の受け部22dよりも大袋用筒状プラスチックフィルムGの引き出し方向の前方の位置まで移動させると、上下の抑え部23a、23bで抑えられた複数枚の小袋Sを大袋Bの後端付近(奥側)まで入れることが可能となるため、好ましい。
ここで、小袋挿入制御部203が、そのまま、上下の抑え部13a、13bのそれぞれを大袋Bから引き抜いても構わないが、小袋挿入制御部203が、例えば、図17、図18に示すように、押下部13cで、大袋Bの外部から複数枚の小袋Sを押下しながら、上下の抑え部13a、13bのそれぞれを大袋Bから引き抜くと好ましい。これにより、複数枚の小袋Sが押下部13cで大袋Bの内部に固定されるため、上下の抑え部13a、13bのそれぞれを大袋Bから円滑に引き抜くことが可能となる。その後、小袋挿入制御部203が、上下の抑え部13a、13bのそれぞれを元の位置に戻すことで、大袋Bの内部に複数枚の小袋Sを収納することが出来る。
ここで、押下部23cの押下方法に特に限定は無いが、例えば、小袋挿入制御部203は、上方の抑え部23aを複数枚の小袋Sの中央付近に向けて下降させることで、下方の抑え部23bの上で複数枚の小袋Sの先端をはみ出した状態にし、その状態で上下の抑え部23a、23bを大袋Bの内部に入れる。そして、小袋挿入制御部203は、図17、図18に示すように、押下部23cを下降させることで、大袋Bの外部から、上方の抑え部23aからはみ出した複数枚の小袋Sを押下する。これにより、複数枚の小袋Sを大袋Bの内部で確実に保持することが出来る。
又、上下の抑え部23a、23bの引き抜き方法に特に限定は無いが、例えば、小袋挿入制御部203は、押下部23cで複数枚の小袋Sを押下した状態で、下方の抑え部23bを停止させて、上方の抑え部23aを引き抜いた後に、下方の抑え部23bを引き抜くことで、複数枚の小袋Sを大袋Bの内部に確実に保持させることが可能となる。
更に、押下部23cに加えて、押下部23cの直下に設けられた押下補助部23dを更に備えると好ましい。小袋挿入制御部203は、押下部23cで大袋Bの上方から複数枚の小袋Sを押下するとともに、押下補助部23dを上昇させて、押下補助部23dで大袋Bの下方から下方の抑え部23bを介して複数枚の小袋Sを押下する。そして、小袋挿入制御部203は、下方の抑え部23bを引き抜くと、押下部23cが大袋Bの上方から複数枚の小袋Sを押下しながら、押下補助部23dが大袋Bの下方から複数枚の小袋Sを押下する。これにより、複数枚の小袋Sを大袋Bの内部に確実に保持させることが出来る。
尚、押下部23cと押下補助部23dの構成に特に限定は無いが、例えば、図17、図18に示すように、押下部23cと押下補助部23dとは、コの字状に構成するとともに、コの字の両端で、大袋Bに接触する部分に、押下用の緩衝材を設けることで、押下部23cと押下補助部23dによる複数枚の小袋Sの押下を確実にすることが出来る。
さて、小袋挿入制御部203が処理を完了すると、次に、包装装置2の最終溶着制御部204は、二つの把持部21aの把持を解除し、シールバー24cで、大袋Bの前端開口部G1の近傍に、大袋Bの幅方向に沿った前方溶着シール線を設けて、前端開口部G1が封止された大袋Bを形成する(図8:S204)。
ここで、最終溶着制御部204の処理方法に特に限定は無い。例えば、図19、図20に示すように、最終溶着制御部204は、大袋Bの前端開口部G1における二つの把持部21aの把持を解除して、二つの把持部21aを停止位置P2から初期位置P0に移動させる。次に、最終溶着制御部204は、大袋Bの前端開口部G1の開放状態において、設置台24bを受け台24cに向かって下降させることで、設置台24bと受け台24cとの間に存在する大袋Bの前端開口部G1の近傍に、前方溶着シール線L6を設ける。これにより、前端開口部G1を前方溶着シール線L6で封止することで、前端開口部G1が封止された大袋Bを形成することが出来る。
ここで、最終溶着制御部204は、押下部23cと押下補助部23dとで複数枚の小袋Sを大袋Bの外部から押下した状態で、設置台24bを下降させることで、大袋Bを固定した状態で前方溶着シール線L6を設けることが可能となる。
さて、最終溶着制御部204が、前方溶着シール線L6の設置を完了すると、図21、図22に示すように、複数枚の小袋Sを収納した大袋Bは自重により下方に落下し、複数枚の小袋Sを収納した大袋Bを一つ作成することが出来る。
ここで、前方溶着シール線L6の設置を完了した後に、押下部23cと押下補助部23dとが押下状態である場合は、最終溶着制御部204が、押下部23cと押下補助部23dとの押下を解除することで、大袋Bの自重落下をより円滑にすることが出来る。
さて、最終溶着制御部204が処理を完了すると、包装装置2は、次の複数枚の小袋Sが存在するか否かを判定する。袋製造装置1によって、次の複数枚の小袋Sが用意されている場合は、包装装置2は、次の複数枚の小袋Sが存在すると判定し(図8:S205YES)、S201に戻って、引き出し制御部201が、再度、大袋用筒状プラスチックフィルムGを引き出す。つまり、S201からS204までの処理が繰り返される。これにより、複数枚の小袋Sを収納する大袋Bを繰り返し作成することが出来る。
一方、S205において、次の複数枚の小袋Sが用意されていない場合は、包装装置2は、次の複数枚の小袋Sが存在しないと判定し(図8:S205NO)、処理を終了する。この場合は、大袋Bの製造を終了し、例えば、作業者は、落下して積み重なった大袋Bを所定の場所に搬送して、処理を終了する。又、作業者が、包装装置2の制御盤にストップキーを押下することで、包装装置2がストップキーの押下を受け付け、処理を終了しても良い。
このように、本発明では、複数枚の小袋Sを大袋Bに効率よく包装することが可能となる。特に、複数枚の小袋Sが、一枚ずつ折り畳まれた状態で積層された場合に、本発明に係る包装装置2を採用すると、一枚ずつ折り畳まれた状態の複数枚の小袋Sが大袋Bに包装される。このような包装形態では、ユーザーが、大袋Bから、一枚ずつ折り畳み後の小袋Sを大袋Bから取り出すことが出来るため、複数枚の小袋Sを大袋Bから取り出して展開する等の手間が解消され、ユーザーの利便性を向上させることが出来る。
ところで、本発明に係る実施形態において、停止位置P2は、初期位置P0よりも最終溶着用の設置台24bに近接していれば、特に限定は無いが、例えば、停止位置P2は、最終溶着用の設置台24bにおけるシールバー24aの溶着を阻害しない範囲で、最終溶着用の設置台24bに近接すると好ましい。これにより、最終溶着用の設置台24bが受け台24cに当接して、大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1の近傍が溶着された場合に、大袋用筒状プラスチックフィルムGの前端開口部G1と前方溶着シール線L5が接近するため、大袋用筒状プラスチックフィルムGの無駄な部分を無くすことが出来て、好ましい。
又、本発明に係る実施形態において、切断溶着用の直線刃22aとシールバー22bとを上方に設置し、最終溶着用のシールバー24aを上方に設置したが、これに限定する必要は無く、例えば、切断溶着用の直線刃22aとシールバー22bとを下方に設置し、最終溶着用のシールバー24aを下方に設置しても構わない。
尚、本発明の実施形態では、袋製造装置1と包装装置2とを連結した形態を想定したが、この形態に特に限定は無く、袋製造装置1に包装装置2の構成要素の一部又は全部を組み込んで、全体として袋製造装置1として構成しても構わない。
又、本発明の実施形態では、制御装置100、200が各制御部を備えるよう構成したが、当該各制御部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、プログラムを装置に読み出させ、当該装置が各制御部を実現する。その場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。更に、各制御部が実行する工程をハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る包装装置及び包装方法は、包装用袋はもちろん、ごみ袋やファッションバッグ、各種袋等に有用であり、切り抜き加工をしても、小袋の端部に切れ目を生じさせることなく、コンパクトに折り畳むことが可能な袋製造装置及び袋製造方法として有効である。
1 袋製造装置
100 制御装置
101 溶着制御部
102 切断制御部
103 第一の折り畳み制御部
104 第二の折り畳み制御部
105 搬送制御部
2 包装装置
200 制御装置
201 引き出し制御部
202 切断溶着制御部
203 小袋挿入制御部
204 最終溶着制御部

Claims (4)

  1. 前端に溶着シール線が既に設けられた筒状プラスチックフィルムの後方の所定の位置に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った二本のシールバーであって、前記筒状プラスチックフィルムの長手方向に所定の間隔を空けて設けられた二本のシールバーを当てることで、二本の前後の溶着シール線を設けて、前記筒状プラスチックフィルムを封止する溶着制御部と、
    前記筒状プラスチックフィルムの二本の前後の溶着シール線の間に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った直線刃を当てるとともに、当該直線刃よりも前方で、両端が前記直線刃の両端よりも内側に配置されるとともに前記直線刃の側面と接触して配置された平面視で略W字状のW字状刃を当てることで、前記筒状プラスチックフィルムの前の溶着シール線の付近に、取手と束縛用の突出片とを設けるとともに、前端に既に設けられた溶着シール線を封止部とした小袋を切り抜いて、当該筒状プラスチックフィルムから切り離す切断制御部と、
    前記切り離された小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第一の折り畳みバーを押し当てることで、前記小袋を折り畳む第一の折り畳み制御部と、
    前記折り畳まれた小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第二の折り畳みバーを押し当てることで、前記折り畳まれた小袋を更に折り畳む第二の折り畳み制御部と、
    前記折り畳まれた小袋を所定の受け台に搬送して積み重ねる搬送制御部と、
    を備える袋製造装置。
  2. 前端に溶着シール線が既に設けられた筒状プラスチックフィルムの後方の所定の位置に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った二本のシールバーであって、前記筒状プラスチックフィルムの長手方向に所定の間隔を空けて設けられた二本のシールバーを当てることで、二本の前後の溶着シール線を設けて、前記筒状プラスチックフィルムを封止する溶着制御部と、
    前記筒状プラスチックフィルムの二本の前後の溶着シール線の間に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った直線刃を当てるとともに、当該直線刃よりも前方で、両端が前記直線刃の両端よりも内側に配置されるとともに前記直線刃の側面と接触して配置された平面視で略W字状のW字状刃を当てることで、前記筒状プラスチックフィルムの前の溶着シール線の付近に、取手と束縛用の突出片とを設けるとともに、前端に既に設けられた溶着シール線を封止部とした小袋を切り抜いて、当該筒状プラスチックフィルムから切り離す切断制御部と、
    前記切り離された小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第一の折り畳みバーを押し当てることで、前記小袋を折り畳む第一の折り畳み制御部と、
    前記折り畳まれた小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第二の折り畳みバーを押し当てることで、前記折り畳まれた小袋を更に折り畳む第二の折り畳み制御部と、
    前記折り畳まれた小袋を所定の受け台に搬送して積み重ねる搬送制御部と、
    複数枚の前記小袋を、上下に配置された上下の抑え部で抑えながら挟んで、その状態の二つの抑え部を、二つの把持部で把持された大袋の前端開口部から内部に挿入し、前記二つの抑え部のそれぞれを前記大袋から引き抜くことで、前記大袋の内部に前記複数枚の小袋を収納する小袋挿入制御部と、
    前記二つの把持部の把持を解除し、大袋用シールバーで、前記大袋の前端開口部の近傍に、前記大袋の幅方向に沿った前方溶着シール線を設けて、前記前端開口部が封止された大袋を形成する最終溶着制御部と、
    を備える袋製造装置。
  3. 前端に溶着シール線が既に設けられた筒状プラスチックフィルムの後方の所定の位置に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った二本のシールバーであって、前記筒状プラスチックフィルムの長手方向に所定の間隔を空けて設けられた二本のシールバーを当てることで、二本の前後の溶着シール線を設けて、前記筒状プラスチックフィルムを封止する溶着制御工程と、
    前記筒状プラスチックフィルムの二本の前後の溶着シール線の間に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った直線刃を当てるとともに、当該直線刃よりも前方で、両端が前記直線刃の両端よりも内側に配置されるとともに前記直線刃の側面と接触して配置された平面視で略W字状のW字状刃を当てることで、前記筒状プラスチックフィルムの前の溶着シール線の付近に、取手と束縛用の突出片とを設けるとともに、前端に既に設けられた溶着シール線を封止部とした小袋を切り抜いて、当該筒状プラスチックフィルムから切り離す切断制御工程と、
    前記切り離された小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第一の折り畳みバーを押し当てることで、前記小袋を折り畳む第一の折り畳み制御工程と、
    前記折り畳まれた小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第二の折り畳みバーを押し当てることで、前記折り畳まれた小袋を更に折り畳む第二の折り畳み制御工程と、
    前記折り畳まれた小袋を所定の受け台に搬送して積み重ねる搬送制御工程と、
    を備える袋製造装置の袋製造方法。
  4. 前端に溶着シール線が既に設けられた筒状プラスチックフィルムの後方の所定の位置に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った二本のシールバーであって、前記筒状プラスチックフィルムの長手方向に所定の間隔を空けて設けられた二本のシールバーを当てることで、二本の前後の溶着シール線を設けて、前記筒状プラスチックフィルムを封止する溶着制御工程と、
    前記筒状プラスチックフィルムの二本の前後の溶着シール線の間に、当該筒状プラスチックフィルムの幅方向に沿った直線刃を当てるとともに、当該直線刃よりも前方で、両端が前記直線刃の両端よりも内側に配置されるとともに前記直線刃の側面と接触して配置された平面視で略W字状のW字状刃を当てることで、前記筒状プラスチックフィルムの前の溶着シール線の付近に、取手と束縛用の突出片とを設けるとともに、前端に既に設けられた溶着シール線を封止部とした小袋を切り抜いて、当該筒状プラスチックフィルムから切り離す切断制御工程と、
    前記切り離された小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第一の折り畳みバーを押し当てることで、前記小袋を折り畳む第一の折り畳み制御工程と、
    前記折り畳まれた小袋の中央付近に、前記小袋の幅方向に沿った第二の折り畳みバーを押し当てることで、前記折り畳まれた小袋を更に折り畳む第二の折り畳み制御工程と、
    前記折り畳まれた小袋を所定の受け台に搬送して積み重ねる搬送制御工程と、
    複数枚の前記小袋を、上下に配置された上下の抑え部で抑えながら挟んで、その状態の二つの抑え部を、二つの把持部で把持された大袋の前端開口部から内部に挿入し、前記二つの抑え部のそれぞれを前記大袋から引き抜くことで、前記大袋の内部に前記複数枚の小袋を収納する小袋挿入制御工程と、
    前記二つの把持部の把持を解除し、大袋用シールバーで、前記大袋の前端開口部の近傍に、前記大袋の幅方向に沿った前方溶着シール線を設けて、前記前端開口部が封止された大袋を形成する最終溶着制御工程と、
    を備える袋製造装置の袋製造方法。
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