JPH10507987A - 使用済み物品を一時的に保管するための袋を使い捨て吸収性物品の袋状パッケージに設ける方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は使用済み物品を一時的に保管する袋（５）を、失禁ガード、衛生ナプキン及びおむつの如き吸収性使い捨て物品を収容するための袋状パッケージユニット（４）に設ける方法に関する。本発明によると、パッケージユニットにはポケット（７、９）が設けられており、パッケージユニットに吸収性物品を充填する前に前記ポケットに袋（５）が挿入される。また本発明は前記方法を実施するパッケージユニットにも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 使用済み物品を一時的に保管するための袋を使い 捨て吸収性物品の袋状パッケージに設ける方法 本発明は、使用済み物品を一時的に保管可能な袋を、失禁ガード、衛生ナプキ ン及びおむつの如き使い捨て吸収性物品の袋状パッケージに設ける方法に関する 。本発明はまた前記方法を実施するときに使用されるパッケージユニットにも関 する。 この種の周知のパッケージユニットの場合、使用済み物品用の袋は物品挿入と 同時にパッケージユニット内に挿入される所謂封筒内へ入れられる。これは物品 の包装手順を複雑にし、しばしば操作が停止する。更に、前記封筒の挿入を可能 ならしめるように包装装置を適合させる必要があり、これは装置を複雑にし、コ ストがより多くかかる。 従って、本発明の目的は上記欠点を回避することであり、また使用済み物品を 一時的に保管できる袋を使い捨て吸収性物品用のパッケージユニットに設ける操 作的に信頼できる方法を提供することである。 この目的は、パッケージユニットにポケットを設け、またパッケージユニット に物品を充填する前に前記ポケット内に袋を挿入することを特徴とする上記種類 の方法により本発明に従い達成される。これら両手順は袋挿入工程を物品挿入工 程から分離することにより最適化され、別個の工程がより簡単化されると同時に 、結果として操作の停止が全体的に少なくなり、また物品挿入と同時にパッケー ジユニット内へ袋を挿入する周知の方法よりも費用効果が大き い。 一好適実施例によると、ポケットはパッケージユニットの一側面の寸法と一般 に同じ寸法を有する。これは既に袋が挿入されているパッケージユニット内への 物品の挿入を容易にする。 他の実施例によると、物品挿入前にパッケージユニットの一方の側面をそれに 対向する側面に関して持ち上げることによりパッケージユニットを開口し、パケ ットはパッケージユニット内への物品挿入のために持ち上げられるパッケージユ ニットの側面上か、又はこの側面の向い側に位置する側面上に配置される。 袋はその製造との関連でパッケージユニット内へ挿入することもできる。 また本発明は失禁ガード、衛生ナプキン及びおむつの如き使い捨て吸収性物品 の包装用の袋状パッケージユニットに関し、前記ユニットは寸法の短い二つの相 互対向側面と底面とにより相互接合される寸法の大きい二つの相互対向側面を含 み、その特徴とするところは寸法の大きい二つの側面の内の一方の側面は前記大 きい側面の長さの半分にわたり延びるポケットを含むことであり、使用済み物品 を一時的に保管するための一定数の袋が前記ポケット内に挿入される。このよう に設計されたパッケージユニットはユニット内への物品及び袋の挿入を容易なら しめる。 本発明のパッケージユニットの一好適実施例によると、ポケットは前記寸法の 大きい側面の本質的に全体にわたり延び、パッケージユニットの前記寸法の大き い側面の内側 に配置される。また情報折りたたみ広告又は同様物もポケット内に挿入される。 本発明は添付図面に関し以下でより詳細に説明される。 図１は空の袋状パッケージユニットが送られる袋充填装置の一部の概略側面図 である。 図２は図１に類似した図であり、袋収容封筒体がパッケージユニット内に挿入 されている。 図３は図１に類似した図であり、本発明の一実施例により構成されたパッケー ジユニットが前記装置へ送られる。 図４は本発明の一実施例により構成されたパッケージユニットが送られる充填 装置を略示する。 図５及び図６はかかるパッケージユニットの一つへの使い捨て吸収性物品の挿 入過程を略示する。 図７は本発明の一実施例により構成されたパッケージユニット製造の一つのス テップを略示する。 図１はパッケージユニット充填装置の一部を側面図で略示し、この充填装置へ 空の袋状パッケージユニット１が送り込まれ、前記ユニットは充填装置の二本の 直立ピン２へ通されており、図には二本のピンの内の一本だけが示されている。 袋状パッケージユニットは図で見られるようにパッケージユニット１の上方側を 例えば吸引カップ又は他の類似装置を用いて持ち上げることにより充填され、そ の後、パッケージユニット内へ挿入される物品は前記パッケージユニットの上方 側を持ち上げることにより形成されたパッケージ開口の向い側の位置へ適当な態 様で運ばれ、次いで前記ユニット内へ挿入される。充填されたパッケージユ ニット、即ちパッケージはピン２から解放され一方の側へ動かされ、前段階で下 層にあったパッケージユニットの上方側が持ち上げられ、また次の物品の山がそ のユニット内へ挿入される。ピン２に配置されたパッケージユニットはこのよう に次から次へと充填される。このパッケージユニットの充填方法は十分に試験さ れており、実際に信頼性のあることが判明している。 使用済み物品を一時的に保管するための袋をパッケージユニット内へ入れる周 知方法に於て、かかる袋を一定枚数収容した封筒体が物品挿入と同時にパッケー ジユニット内へ挿入される。この方法は充填プロセスが非常に複雑になり、なぜ なら前記封筒体はパッケージユニット内へ挿入される物品の山へ送出しなければ ならず、また包装手順の初期段階の間、前記山に関して維持しなければならない からである。前記プロセスは更に複雑であり、なぜならスペース上の理由から吸 収性衛生物品はしばしば圧縮状態で包装されるが、このことは物品の山及び袋収 容封筒体をパッケージユニット内へ挿入する初期段階の間に物品の山及び封筒体 を案内するために使用される装置の精度を比較的に高くすることを要求するから である。このようにかかる袋をこの種のパッケージユニットに設ける周知方法は 簡単化する必要がある。 図２はピン２上に通されたパッケージユニット１の形状を示し、一定数の袋を 収容した周知の封筒体３が前もってパッケージユニット内へ挿入されている。物 品をパッケージユニット１へ挿入する従来方法はかかる包装手順の場合 には容易に適用できないことが判るであろう。 図３は充填装置のピン２上に通された状態の本発明の一実施例により構成され たパッケージユニット４を示し、前記パッケージユニットは一定数の袋を束５の 状態で収容している。図から見られるように、束５は物品の挿入方向と一致した 方向に、即ち図３の左から右へ、大きな延長部を有する。ピン２上に取り付けら れたユニットの山に於けるパッケージユニット４の頂部及び底部側はそれにより 物品挿入方向と平行に延び、これは充填装置を乱れ無く操作する際に重要なこと である。故に好ましくは、挿入方向に見て束５の外方向延長部は前記方向のパッ ケージユニットの延長部の少なくとも半分を越える。好ましくは束５はパッケー ジユニット４の頂部及び底部側と本質的に同じ寸法を有する。 パッケージユニット４の好適実施例が図４に略示される。この図から見られる ように、パッケージユニット４は寸法の大きい二つの相互対向側面、即ち底部側 面６及び頂部側面７を含み、これら側面は底面８と寸法の短い二つの相互対向側 面（図には示されず）とにより接続されている。またパッケージユニットはシー ト９を含み、前記シート９は頂部側面７と一般的に同じ寸法を有し、前記頂部側 面の下に配置され、底面８から離れて位置する端縁で頂部側面へその側縁に沿っ て取り付けられる。このように形成されたポケット内に袋の束５は配置される。 上で定義されたパッケージユニットの側面は、例えばパッケージユニットがプ ラスチックシートから形成されると きのような空で平坦なパッケージユニットの場合には、常に見られるというわけ ではないことが指摘される。、前記プラスチックシートは平坦な状態で積み重ね られ、対向長縁と一方の横方向縁とに沿ってシート同士が共に接合される。従っ て、パッケージユニットの側面に関して列挙された寸法は充填済みパッケージユ ニットの形状に関するものである。 また図４は充填装置に含まれる送り装置１１、ピン２及び吸引カップ１０を略 示する。パッケージユニット４内への吸収性物品の挿入時、吸引カップ１０は図 ４に示す位置へパッケージユニットの上方部分を持ち上げ、それと共に開口１２ が形成され、前記上方部分はシート９、束５及びユニットの頂部側面７を含む。 同時に、送り装置１１は図４ないし図６の左側へ引き出され、二個の物品の山１ ３、１４をパッケージユニット４内へ挿入するのに必要とされる場所が提供され る。適当な態様で物品の山１３、１４を開口１２の前に導いた後、送り装置１１ は図の左から右へ動かされ物品の山を、図５及び図６に示すように、パッケージ ユニット内へ押し込む。挿入された山１３、１４の位置から外方へ突出したパッ ケージユニットの頂部及び底部側面部分は次いで互いに相手へ折り畳まれ、適当 な態様、例えば溶着接合１５により共に接合される。次いでパッケージユニット 、より正しく言えばパッケージは図６に示す形態になる。 上述の方法の一変化例によると、空のパッケージユニットが箱又は同様の容器 に配置され、そこからパッケージユ ニットは持ち上げられ、単一の空のパッケージユニットを充填ステーションへ運 搬する真空運搬装置上へ置かれ、前記ステーションに於て空のパッケージユニッ トは上述の態様で物品を充填され密封される。 図７は本発明の一実施例により構成されたパッケージユニットの一製造段階を 略示する。前記図は三枚のプラスチックシートＡ、Ｂ及びＣを示し、これらのシ ートは、矢印で示す如く、集められて縁部分で相互に接合される。このように、 袋の束を収容する上方ポケットを含む袋状パッケージユニットが形成される。袋 の束は形成されたポケット内に次の製造段階で配置される。好適な一変化例によ ると、折りたたみ広告又は情報を載せた同様の手段が袋と共にポケット内に配置 される。折りたたみ広告は便利には、袋の形成材料である好ましくはプラスチッ ク材料よりも硬い材料から作られ、それにより袋の束の挿入が容易になる。部分 Ｃはパッケージユニットから袋を取り除き易くする目的で凹所１６を備える。充 填済みパッケージユニット又はパッケージの頂部及び底部側面の大きさは図に於 て波線で示される。 このように本発明は物品をパッケージユニット内へ挿入する前に袋をユニット 内へ挿入する方法を提供する。これはパッケージユニット内へ物品を導く現存す る包装装置を改変する必要なしに使用することができ、操作の信頼性及びコスト の観点から有利な方法である。パッケージユニットは前記ポケットの形態で別個 の袋収容スペースを含むので、先に袋を挿入することがその後の物品挿入を妨げ るこ とはない。更に、本発明のパッケージユニットは充填装置を簡単化することがで き、なぜならポケットはユニット充填開口を形成するために持ち上げられるパッ ケージユニットの側面と本質的に同じ横方向寸法を有するからであり、またポケ ットに挿入された袋の束には、ポケットの一点に引上げ力が生じるときポケット 全体の横方向縁部分と共にパッケージユニットの上方の寸法の大きい側面全体が 持ち上げられるような剛性を、例えば情報折りたたみ広告を用いることにより、 付与することができるからである。 上記及び図示の本発明の例証実施例は本発明の範囲内で多くの方法により改変 できることは理解されよう。例えば、パッケージはプラスチック材料の第１移動 ウェブ上に断続的に袋の束を配置し、次いで第１ウェブ上に幅が第１ウェブの幅 よりも小さいが袋の束の幅よりも僅かに大きいプラスチック材料の第２ウェブを 配置し、次いで第２ウェブを第１ウェブへそれらの縦方向縁に沿って取り付ける ことにより構成できる。次いで二枚の第１及び第２ウェブと列状の中間袋束とに より形成された複合ウェブが前記第１ウェブの幅と同じ幅を有するプラスチック 材料の第３ウェブ上に配置され、次いで第１及び第３ウェブの長縁が共に接合さ れる。最後に三枚のウェブは隣接する袋束間で横方向に延びる接合線により共に 接合され、本発明により構成されたパッケージは横方向接合線に近接する横方向 切り目により連続三層ウェブから切り取られる。また本発明のパッケージユニッ トは袋束を細長いプラスチック片上に置き、プラスチックシートを袋束の頂部に 置き、プラスチックシ ートを前記プラスチック片へ三つの縁に沿って取り付け、その後、単一折りで袋 束の下にある細長いプラスチック片をその長縁が一致するように折り曲げ、その 後、長縁同士を共に接合することにより製造できる。また便利には本発明のパッ ケージは適当な引裂き線を備えることができ、閉じられたパッケージの開口を容 易にする。またパッケージユニットに形成されたポケットは、ポケットが特にパ ッケージユニット又はパッケージの製造との関連で閉じられるとき、この種の引 裂き線を備えることができる。好ましくはかかる引裂き線は充填されるべきパッ ケージユニットの底面に設けられ、また図６に示すパッケージユニットの頂部及 び底部側面の内方向に折り曲げられた部分は閉じた状態のパッケージユニット又 はパッケージの底部部分を形成し、一方、図示の底面８は充填済みパッケージユ ニットの開口可能な頂部部分を形成する。図４ないし図６に示す実施例の場合、 ポケットはパッケージユニットの実際の包装スペース内に設けられているが、代 わりにポケットをパッケージユニットの外側に設けることができることは理解さ れよう。更に、ポケットは、図示の実施例の場合のように他方の大きい側面に接 合する代わりに、パッケージユニットの底部の大きい側面に接合することができ る。故に本発明は専ら以下の請求の範囲の内容により制限されるものであること もまた理解されよう。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９６年１２月１９日 【補正内容】 請求の範囲 １．失禁ガード、衛生ナプキン及びおむつの如き吸収性使い捨て物品と、一時 的に使用済み物品を保管できる袋（５）とを収容する袋状パッケージユニット（ ４）の製造方法であって、前記パッケージユニットは寸法の短い二つの相互対向 側面と底面（８）とにより共に接合される寸法の大きい二つの相互対向側面（６ 、７）を含み、前記パッケージユニットの製造方法に於て、ユニットの寸法の大 きい側面（７）の内の一方の側面にポケット（７、９）を設け、前記ポケットは パッケージユニットの送入開口から底面（８）まで延び、底面に向いたポケット の端部は開いており、また物品（１３、１４）の挿入方向に見たときのポケット （７、９）の長さは寸法の大きい側面（７）の長さの半分を少なくとも越えるこ とを特徴とし、且つ前記ポケット（７、９）内へ袋（５）を挿入し、その後、前 記物品をそれへ挿入することを特徴とするパッケージユニット製造方法。 ２．ポケット（７、９）はパッケージユニットの一側面（７）と本質的に同じ 寸法であることを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 ３．物品（１３、１４）をパッケージユニット内に挿入する前に、前記ユニッ トの一側面（７）をそれと対向する側面（６）に関して持ち上げることによりユ ニット（４）が開口される請求の範囲第１項又は第２項の何れか一項記載の方法 に於て、パッケージユニット（４）への物品挿入時に持ち上げられるパッケージ ユニット（４）の側面（７ ）上にポケット（７、９）を配置することを特徴とする方法。 ４．物品をパッケージユニット内に挿入する前に、前記ユニットの一側面をそ れと対向する側面に関して持ち上げることによりパッケージユニットが開口され る請求の範囲第１項又は第２項記載の方法に於て、前記ユニットへの物品挿入時 に持ち上げられる側面の向い側に位置するパッケージユニットの側面上にポケッ トを配置することを特徴とする方法。 ５．前記ユニットの製造に関連してパッケージユニット内へ袋を挿入すること を特徴とする請求の範囲前項の何れか一項記載の方法。 ６．失禁ガード、衛生ナプキン及びおむつの如き使い捨て吸収性物品用の袋状 パッケージユニット（４）であって、前記パッケージユニットは寸法の短い二つ の相互対向側面と底面（８）とにより共に接合される寸法の大きい二つの相互対 向側面（６、７）を含む袋状パッケージユニットに於て、寸法の大きい二つの側 面の内の一方の側面（７）にポケット（７、９）が設けられ、前記ポケットは寸 法の大きい側面（７）の長さの少なくとも半分に沿ってパッケージユニットの送 入開口から底面（８）の方へ延び、底面に向いた前記ポケットの端部は開いてお り、また前記ポケットは使用済み物品を一時的に保管できる一定数の袋（５）を 収容することを特徴とする袋状パッケージユニット ７．ポケット（７、９）はパッケージユニット（４）の寸法の大きい対応側面 （７）と一般に同じ寸法を有するこ とを特徴とする請求の範囲第６項記載のパッケージユニット。 ８．ポケット（７、９）はパッケージユニットの寸法の大きい側面（７）の内 側に配置されることを特徴とする請求の範囲第６項又は第７項記載のパッケージ ユニット。 ９．ポケットはパッケージユニットの寸法の大きい側面の外側に配置されるこ とを特徴とする請求の範囲第６項又は第７項記載のパッケージユニット。 10．情報折りたたみ広告又は同様物をポケット内に挿入していることを特徴と する請求の範囲第６項ないし第９項の何れか一項記載のパッケージユニット。

───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．失禁ガード、衛生ナプキン及びおむつの如き吸収性使い捨て物品と、一時 的に使用済み物品を保管することができる袋（５）とを収容するよう意図された 袋状パッケージユニット（４）を製造する方法に於て、前記物品をパッケージユ ニット内へ挿入する前に、パッケージユニットに設けられたポケット（７、９） 内に袋（５）を挿入することを特徴とする方法。 ２．物品（１３、１４）の挿入方向に見たときのポケット（７、９）の長さは パッケージユニット（４）の対応側面（７）の長さの半分を少なくとも越えるこ とを特徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 ３．ポケット（７、９）はパッケージユニットの一側面（７）と本質的に同じ 寸法であることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項記載の方法。 ４．物品（１３、１４）をパッケージユニット内に挿入する前に、前記ユニッ トの一側面（７）をそれと対向する側面（６）に関して持ち上げることによりユ ニット（４）が開口される請求の範囲第１項ないし第３項の何れか一項記載の方 法に於て、パッケージユニット（４）への物品挿入時に持ち上げられるパッケー ジユニット（４）の側面（７）上にポケット（７、９）を配置することを特徴と する方法。 ５．物品をパッケージユニット内に挿入する前に、前記ユニットの一側面をそ れと対向する側面に関して持ち上げることによりパッケージユニットが開口され る請求の範囲 第１項ないし第３項の何れか一項記載の方法に於て、前記ユニットへの物品挿入 時に持ち上げられる側面の向い側に位置するパッケージユニットの側面上にポケ ットを配置することを特徴とする方法。 ６．前記ユニットの製造に関連してパッケージユニット内へ袋を挿入すること を特徴とする請求の範囲前項の何れか一項記載の方法。 ７．失禁ガード、衛生ナプキン及びおむつの如き使い捨て吸収性物品用の袋状 パッケージユニット（４）であって、前記パッケージユニットは寸法の短い二つ の相互対向側面と底面（８）とにより共に接合される寸法の大きい二つの相互対 向側面（６、７）を含む袋状パッケージユニットに於て、寸法の大きい二つの側 面の内の一方の側面（７）にポケット（７、９）が設けられ、前記ポケットは寸 法の大きい側面（７）の長さの少なくとも半分に沿って底面（８）からパッケー ジユニットの送入開口の方へ延び、また前記ポケットは使用済み物品を一時的に 保管できる一定数の袋（５）を収容することを特徴とする袋状パッケージユニッ ト。 ８．ポケット（７、９）はパッケージユニット（４）の寸法の大きい対応側面 （７）と一般に同じ寸法を有することを特徴とする請求の範囲第７項記載のパッ ケージユニット。 ９．ポケット（７、９）はパッケージユニットの寸法の大きい側面（７）の内 側に配置されることを特徴とする請求の範囲第７項又は第８項記載のパッケージ ユニット 10．ポケットはパッケージユニットの寸法の大きい側面の外側に配置されるこ とを特徴とする請求の範囲第７項又は第８項記載のパッケージユニット。 11．情報折りたたみ広告又は同様物をポケット内に挿入していることを特徴と する請求の範囲第７項ないし第１０項の何れか一項記載のパッケージユニット。