JP5712655B2 - 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
特許文献2には、フラッシュ定着において、転写紙の幅方向を例えば三分割し、夫々に対応したランプを設け、これらのランプを対象となる部位の未定着像の画像濃度に応じてランプの出力を調整する方式が開示され、また夫々のランプには反射笠を有している構成が記載されている。
特許文献3には、レーザ照射部における未定着トナー画像の画像濃度等に基づいてレーザ出力を制御することが開示され、トナー画像の空隙率が大きくなるほど(印字率が低いほど)レーザ出力を大きくすることが記載されている。
特許文献4には、画像面の縦横を分割して得られる小領域での濃度に応じてレーザ出力を制御する方式が開示されている。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る定着装置において、前記複数の突状反射面は、前記照射領域の長手方向に向かって相互に離間して不連続に設けられていることを特徴とする定着装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る定着装置において、前記反射部材とは記録材を挟んで対向する裏面側部位に設けられ、前記照射手段にて照射されたレーザ光のうち記録材を透過した透過光を記録材に向けて再び反射させる裏面側反射部材を更に備えることを特徴とする定着装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに係る定着装置において、前記照射手段は、記録材の移動方向に交差する記録材の幅方向に沿う予め決められた画像の配列基準方向に対し傾斜する照射領域にレーザ光を照射するものであることを特徴とする定着装置である。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに係る定着装置において、記録材上に形成された加熱定着が可能な画像の画像情報を取得する取得手段と、この取得手段にて取得された前記画像情報から前記照射領域に対応する画像領域の画像密度を算出する算出手段と、この算出手段にて画像密度が算出された前記画像領域が前記照射領域に到達する到達時期を検知する検知手段と、前記算出手段にて算出された前記照射領域に対応する画像領域の画像密度が予め決められた基準値以下で且つ前記検知手段にて前記到達時期が検知された場合、前記算出手段にて算出される画像密度が前記基準値を超える場合に比べて前記照射手段の照射出力が小さくなるように当該照射手段の照射出力を制御する出力制御手段と、を備えることを特徴とする定着装置である。
請求項7に係る発明は、記録材を搬送する搬送手段と、記録材上に加熱定着が可能な画像を形成する画像形成部と、この画像形成部にて記録材上に形成された画像を定着する請求項1乃至6のいずれかに係る定着装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項8に係る発明は、請求項7に係る画像形成装置において、搬送方向に沿って連続した記録材を用いることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、照射領域の長手方向での広い場所からの反射光を画像の定着に有効利用することができるようになる。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、画像に対する反射光の利用効率が高められる。
請求項4に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、定着効率を更に高めることができる。
請求項5に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、定着効率を更に一層高めることが可能になる。
請求項6に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、レーザ光の照射強度を低く抑えながら定着効率を向上できる。
請求項7に係る発明によれば、記録材上の加熱定着が可能な画像に対してレーザ光を用いて定着する際、本構成を有さない場合に比べて、レーザ光の有効利用を図りながら定着効率が高められた画像形成装置を提供できる。
請求項8に係る発明によれば、本構成を有さない場合に比べて、安定した定着性が維持され易くなる。
先ず、本発明が適用された定着装置の実施の形態の概要について説明する。
図1(a)は本発明を具現化する実施の形態モデルに係る定着装置を説明するための斜視図であり、(b)は(a)を記録材の幅方向から見た断面、(c)は(a)を記録材の移動方向から見た拡大断面を示すものとなっている。
また、照射手段1は、レーザ光Liが照射できるものであればよく、記録材Pの移動方向に交差する方向に対して一列に複数の光源を配置したアレイレーザタイプのものが代表的に挙げられるが、記録材Pの移動方向に沿って複数の照射領域IRを有するように照射手段1を配置するようにしても差し支えない。
そして、反射部材2は、照射領域IRの長手方向に向かって並ぶ突状反射面3を有しており、この突状反射面3はが連続面4と変化面5とを有する点に特徴がある。このような突状反射面3は、反射部材2のうち照射領域IRの幅方向に沿っての全域に亘って設ける方が反射光Lr(散乱光も含む)の利用効率上及び製造上の点から好ましいが、照射領域IRからの強度の強い反射光Lrを反射できる部位に少なくとも備わっていればよい。
また、突状反射面3の形状は、その断面が湾曲、V字、台形等、特に限定されず、湾曲又は傾斜する変化面5を含むものであればよい。
それ故、突状反射面3を設けることで、画像Gのない部位からの強度の強い反射光Lrを画像Gのある領域に幅広く拡散され、画像Gの上にもこのような反射光Lrが当たるようになり、画像Gの定着に寄与することとなる。そして、記録材Pからの反射光Lrとしては、反射位置からの反射角が小さい方がその強度が強いため、突状反射面3の変化面5によってこのような強度の強い反射光Lrがより広範囲に亘って拡散される。
それ故、反射部材2としては、仮に定着させる画像Gの種類が装置毎に大きく異なる場合には、夫々の装置に合った反射部材2を用いるようにしても差し支えない。
通常、記録材P上の画像Gは、例えば罫線や文字列を例に挙げると、記録材Pの移動方向に対し直交する方向及び平行となる方向に沿って連なるものが多い。そのため、照射領域IRを記録材Pの移動方向に直交する方向(記録材Pの幅方向に相当)に配置すると、照射領域IRの長手方向に亘って画像密度が高い部位が連続することが想定される。このような場合、照射領域IRを記録材Pの幅方向に対して傾斜させるようにすると、照射領域IR内に画像がない部位がより多く出現するようになり、照射領域IRからの反射光Lrがより一層有効に活用される。
◎実施の形態1
図2は、一例として前述の実施の形態モデルの定着装置が適用された実施の形態1の画像形成装置の概要を示す説明図である。
ここで、ロール部材16は画像形成装置本体10A側の画像形成部20へ記録材Pを導く際に位置調整を行う位置調整ロール、ロール部材17は記録材Pを定着装置40に向かって導く張架ロール、ロール部材18,19は定着後の記録材Pを収容装置10Cに向かって搬送するに際し、記録材Pに予め定めた張力を付与する張力付与ロールである。
本実施の形態の定着装置40は、図3に示すように、加熱定着が可能な画像Gが形成された記録材Pに対応して設けられ且つ記録材P上の予め決められた位置にて記録材Pの搬送方向に交差する記録材Pの幅方向に沿って形成された帯状の照射領域IRに向かってレーザ光Liを照射する照射手段としてのアレイレーザ41と、照射領域IRを囲うように設けられ、照射領域IRからの反射光Lrを記録材Pに向けて再び反射させる反射部材42と、反射部材42とは記録材Pを挟んで対向する裏面側部位に設けられ、アレイレーザ41にて照射されたレーザ光Liのうち記録材Pを透過した透過光Ltを記録材Pに向けて再び反射させる裏面側反射部材43と、を備えている。
一方、本実施の形態の裏面側反射部材43には、反射部材42の開口42aに相当する部位はなく、照射領域IRからの透過光Ltを記録材Pの裏面側部位に反射するようになっている。
図4(a)は、反射部材42を照射領域IRの長手方向に沿う方向で見た断面であり、反射部材42の反射面42bには複数の突状反射面42cを有し、これらの突状反射面42cで全体の反射面42bが形成されている。また、(b)は反射部材42を照射領域IRの幅方向に沿う方向で見た要部拡大断面であり、反射面42bが複数の連続する突状反射面42cで形成されていることを示している。そして、このような突状反射面42cにて変化面が形成されている。
今、照射領域IRからの反射光Lrとして二つの反射光Lr1,Lr2に着目すると、二つの反射光Lr1,Lr2が反射部材42の突状反射面42cに到達した段階では、記録材Pの幅方向における寸法がαであったものが、突状反射面42cにて反射された後は記録材P上の図中βで示す領域に広がるようになる。つまり、本実施の形態における反射部材42の突状反射面42cは、照射領域IRからの反射光Lrを照射領域IRの長手方向(記録材Pの幅方向に相当)に広げて反射させるようになる。
図5(a)は、一例として、本実施の形態における反射部材42を記録材Pの幅方向に沿う方向で見た断面を模式的に示したものであり、反射部材42の反射面42bには複数の突状反射面42cが記録材Pの幅方向に沿って連続して設けられており、これらの突状反射面42cが夫々反射部材42の記録材Pの搬送方向における全域に亘って設けられている。
本実施の形態では、突状反射面42cを設けたことで、レーザ光Liに近い部位に反射された強度の強い反射光Lrを突状反射面42cの変化面によって照射領域IRの長手方向に広げることで、例えば図5(a)に示すように、画像Gの広範な領域に強度の強い反射光Lrが当たるようになる。
その結果、画像Gの受ける光量は図5(b)のBで示す略平均化された部分が付加されたものとなり、画像Gがベタ画像であっても照射領域IRの長手方向に沿った画像Gの温度上昇が平均化されるため、画像G全体に亘って安定した定着がなされる。尚、本実施の形態では、画像Gが例えば網点のような場合であっても、同様に定着がなされることは言うまでもない。
図6(a)は反射部材42’を記録材Pの幅方向に沿う方向で見た断面を模式的に示したもので、(b)はアレイレーザ41から照射されるレーザ光Liによって画像Gが受ける光量を図式化したものであり、(c)は記録材Pを上方から見た図(アレイレーザ41側から見た図)である。
一方、照射領域IRで画像Gがない部位では、大部分が記録材Pの表面からの反射光Lrとなり、反射面42b’で反射されて照射領域IRに向かう。画像Gに近い部位からの反射光Lrは、反射部材42’の反射面42b’によって単に反射されるため、画像G上に反射される強度の強い反射光Lrは画像Gの近傍に集中する。つまり、画像Gの近傍の反射角が小さい反射光Lrは反射面42b’によって単に反射されることで、画像G上に当たるが、その場所は画像Gの端部に集中する。また、画像Gに当たる反射光Lrとしては画像Gから遠い場所からの反射角の大きな反射光Lrも想定されるが、反射角が大きいため、強度が弱く、画像Gの定着には殆ど寄与しない。そのため、画像Gの温度を上昇させるような反射光Lrは、画像Gの近傍からの反射光Lrとなり、画像Gの端部に集中するようになり、画像G全体に広がる平均化された光量を実現することは困難になる。
そのため、画像G全体に亘って定着を行うには、光量分布の少ない中央付近でも十分な加熱が必要となり、勢い、レーザ光Liの照射強度を大きくせざるを得なくなる。
そして、このような傾向は、記録材Pがフィルムやコート紙のような表面の平滑性が高いものにおいて、更に顕著となる。
図7(a)〜(c)は、反射部材42の反射面42bの変形例を示したもので、(a)の反射面42bは、照射領域IR(図示せず)の長手方向に向かって連続する複数の略三角形状の突状反射面42cを配置したものである。また、(b)の反射面42bは、照射領域IRの長手方向に向かって複数の台形状の突状反射面42cを離散的に配置したものである。更に、(c)の反射面42bは、照射領域IRの長手方向に向かって複数の湾曲状の凹部を連続して形成したものであり、隣り合う凹部間にて突状反射面42cが形成されている。
このような配置を採用すると、アレイレーザ41からのレーザ光Liによる照射領域IRからの反射光Lrは、反射部材42の開口42aより記録材Pの搬送方向における上流側に向かって多く反射されるようになるが、この部位には反射部材42の広い反射面42bが存在するため、照射領域IRからの反射光Lrを照射領域IRに向かってより反射させ易くなる。尚、裏面側反射部材43側では、透過光Ltの分布が反射部材42側の反射光Lrほど分布されないことから、反射部材42の開口42aの位置にはさほど影響されない。
図10は、本実施の形態の定着装置40の第二の変形例を示すもので、一つの反射部材42に記録材Pの搬送方向に沿って二つの開口42aを設け、これらの開口42aから二つのアレイレーザ41(41A,41B)からのレーザ光Liを照射することで、二箇所の照射領域IR(IRA,IRB)が形成されている。
反射部材42は、二つの略半円筒状部材を途中で接続した形状のもので、反射面42bには突状反射面42cを備えている。また、裏面側反射部材43は二つの略半円筒状部材を途中で接続した形状のものとなっており、反射部材42の突状反射面42cに相当するものは備えていない。
このように照射されると、記録材P上の画像密度の高い部分(例えばベタ画像部分)では上流側の照射領域IRAでトナーと記録材Pとの界面温度が少し上昇する。その後、照射がない部分では前記界面温度が徐々に下降するものの、画像密度が高い分、表面積が小さいことから放熱量が少なく、温度低下は少しの量で抑えられる。
次に、下流側の照射領域IRBでもう一度加熱されることで、界面温度も十分上昇し、十分な密着性が確保されるようになる。
したがって、記録材P上の画像密度によらず、いずれも記録材Pに対する十分な密着性の確保がなされるようになる。
上流側の照射領域IRAでのレーザ出力を下流側の照射領域IRBでのレーザ出力より小さくし、その分、記録材Pの搬送方向に沿った照射領域IRAの幅を広くすることで、上流側の照射領域IRAでの照射時間が長くなる。このとき画像密度の高い部分に合わせて、上流側の照射領域IRAにて画像が十分加熱溶融できる照射強度や照射領域IRAの幅になっていることは言うまでもない。
図11は、実施の形態2の定着装置40の概要を示す説明図である。
本実施の形態の定着装置40は、実施の形態1の定着装置40(例えば図3参照)と異なり、裏面側反射部材を有さない構成のものである。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
更に、本実施の形態では、レーザ光Liを照射領域IRに対して略直交する方向から照射する方式を示したが、例えば図9に示したように、レーザ光Liを斜めから照射するようにしてもよい。
図12は、実施の形態3の定着装置40が適用された画像形成装置の概要を示す。本実施の形態の画像形成装置は、実施の形態1の画像形成装置(図2参照)と異なり、記録材として枚葉状の記録材を用いた構成のものとなっている。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここでは詳細な説明は省略する。
また、張架ロール35をバックアップロールとして二次転写装置66が配置され、張架ロール31と中間転写体30を挟んで対向する位置に中間転写体30上の残留トナーを清掃するベルト清掃装置37が設けられている。
また、吸着搬送装置47は、二つのロール部材47b,47cと、これら二つのロール部材47b,47cに掛け渡されて循環回転するベルト部材47aと、このベルト部材47aに対して帯電を付与する帯電部材47dとで構成されている。
図14は、実施の形態4の定着装置40の概要を示す説明図であり、(a)は記録材Pの幅方向に沿う方向から見た図であり、(b)は記録材Pの搬送方向に沿う方向から見た図である。本実施の形態の定着装置40は、実施の形態3の定着装置40(図13参照)と略同様に構成されるが、画像の画像密度に合わせてアレイレーザ41の出力を制御するようにした点が実施の形態3と異なる。尚、実施の形態3と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
また、一枚の画像を移動方向に複数の領域に分割し、その夫々の領域で基準値を予め決めておいてもよい。複数の分割された領域が照射領域IRと同じであってもよいことは言うまでもない。
以上の実施の形態では、記録材Pの幅方向に沿う方向に帯状の照射領域IRが設定されるように、アレイレーザ41及び反射部材42(裏面側反射部材43を有する態様では裏面側反射部材43も含む)を配置したが、反射部材42の突状反射面42cの効果を一層有効に発揮させる観点から、照射領域IRを記録材Pの幅方向に沿う方向から少し傾斜させるようにしてもよい。
そのため、この形態においては、アレイレーザ41及び反射部材42、裏面側反射部材43のいずれも傾斜した照射領域IRに合わせてレイアウトされている。
Claims (8)
- 加熱定着が可能な画像が形成された記録材に対応して設けられ且つ当該記録材上の予め決められた位置にて記録材の移動方向に交差する方向に沿って形成された帯状の照射領域に向かってレーザ光を照射する照射手段と、
前記照射領域を囲うように設けられ、前記照射領域からの反射光を記録材に向けて再び反射させる反射部材と、を備え、
前記反射部材は、前記照射領域の長手方向に交差する幅方向に沿って記録材側に突出し且つ前記照射領域の長手方向に向かって並ぶ複数の突状反射面を有し、
前記突状反射面は、前記照射領域の幅方向に沿って前記照射領域から略等間隔に位置するように連なる連続面であって、この連続面の前記照射領域の長手方向に沿う断面形状の全部又は一部が湾曲又は傾斜するように変化する変化面であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1記載の定着装置において、
前記複数の突状反射面は、前記照射領域の長手方向に向かって隣接して連続的に設けられていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1記載の定着装置において、
前記複数の突状反射面は、前記照射領域の長手方向に向かって相互に離間して不連続に設けられていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の定着装置において、
前記反射部材とは記録材を挟んで対向する裏面側部位に設けられ、前記照射手段にて照射されたレーザ光のうち記録材を透過した透過光を記録材に向けて再び反射させる裏面側反射部材を更に備えることを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の定着装置において、
前記照射手段は、記録材の移動方向に交差する記録材の幅方向に沿う予め決められた画像の配列基準方向に対し傾斜する照射領域にレーザ光を照射するものであることを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の定着装置において、
記録材上に形成された加熱定着が可能な画像の画像情報を取得する取得手段と、
この取得手段にて取得された前記画像情報から前記照射領域に対応する画像領域の画像密度を算出する算出手段と、
この算出手段にて画像密度が算出された前記画像領域が前記照射領域に到達する到達時期を検知する検知手段と、
前記算出手段にて算出された前記照射領域に対応する画像領域の画像密度が予め決められた基準値以下で且つ前記検知手段にて前記到達時期が検知された場合、前記算出手段にて算出される画像密度が前記基準値を超える場合に比べて前記照射手段の照射出力が小さくなるように当該照射手段の照射出力を制御する出力制御手段と、
を備えることを特徴とする定着装置。 - 記録材を搬送する搬送手段と、
記録材上に加熱定着が可能な画像を形成する画像形成部と、
この画像形成部にて記録材上に形成された画像を定着する請求項1乃至6のいずれかに記載の定着装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置において、
搬送方向に沿って連続した記録材を用いることを特徴とする画像形成装置。
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