JP2010078839A - 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウォーミングアップ時間の短縮を図ると共に、定着ベルトのベルト幅方向の温度ムラの発生を防止して安定した定着性を確保できる定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置7は、定着ベルト21と、定着ヒータ23と、加圧ローラ25と、リフレクタ27と、を備えている。リフレクタ27は、略垂直に配置された支持部27aと、定着ベルト21を挟んで加圧ローラ25と当接する当接部27bと、定着ベルト21に対する定着ヒータ23からの輻射光の照射時間をベルト幅方向に可変するための照射規制部27bと、を有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、定着ニップ部に未定着トナー画像を担持した用紙を挿入して未定着トナーを加熱、溶融し、用紙に定着する定着装置、及びそれを備えた電子写真方式を用いる画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた従来の画像形成装置においては、像担持体である感光ドラム上に形成されたトナー画像を用紙(記録媒体)に転写し、これに熱と圧力を加えて記録紙に定着する定着装置が用いられている。かかる定着装置として、加熱ローラと、該ローラに圧接される加圧ローラとを設け、これらローラによって形成された定着ニップ部に未定着の用紙を挿通させつつ、熱と圧力を加えて、トナー画像を用紙に定着させるものが知られている。
このような従来の定着装置では、加熱ローラをトナー溶融可能な温度まで急速に暖めることが望まれている。加熱ローラを急速に加熱できれば、画像形成装置の電源投入後や、スリープモードからの復帰後のユーザの待ち時間を減らすことができ、利便性が向上する。また、画像形成装置の使用時にのみ発熱源に電力を供給することや、不使用時の定着装置の温度を従来に比べ低くしておくことも可能になり画像形成装置の消費電力を抑えることもできる。
このように加熱ローラを急速に暖めるための方法として、特許文献1に示す方法が提案されている。特許文献1には、ヒータを内蔵した加熱ローラと、加圧ローラを備えたヒートローラ式トナー定着装置において、加熱ローラ内に熱線反射板を装備し、熱線反射板を、ヒータからの赤外線を未定着トナーが接する側の加熱ローラ内面の定着加熱加圧部領域に向けて照射するように装備することにより、加熱ローラの素早い昇温と、省電力を達成する方法が開示されている(請求項1、図1、段落0031参照)。
しかし、特許文献1では加熱ローラを用いているため、ウォームアップ時間が長くなったり、定着不良が生じたりするおそれがある。このため、近年のウォームアップ時間のさらなる短縮化への要望に十分対応できないおそれがある。
そこで、加熱ローラよりもずっと薄く形成され、より急速な加熱を可能とするエンドレスベルト状の加熱部材(定着ベルト)が用いられている。かかる加熱部材を用いることにより、従来よりも出力の低い発光体(発光部)を用いても、定着ベルトは急速に発光体により暖められ、トナーを溶融・定着できるまでのウォームアップ時間を極めて短くすることができ、省電力を達成できる。このような加熱部材は、例えば、加熱部材の内側に設けた輻射発熱源(発光部)により加熱されるようになっている。
しかし、加熱部材に薄肉のものを用いると、素早く暖めることができるものの、加熱部材の表面上に温度ムラが発生する場合がある。これは、輻射光が発光体の表面から均一に放たれないことが原因の1つである。例えば、ハロゲンランプのような定着ヒータでは輻射発熱源では、フィラメントは通常、長手方向に所定間隔で配置された巻線となっており、放射される輻射光にムラ(輝点ムラ)がある。特に、輻射発熱源と加熱部材とが近いほど、かかる輝点ムラにより加熱部材の表面に現れる温度ムラは顕著となる。
また、加熱部材は薄肉であるため、加熱部材の内面で吸収された輻射光によって生じた輻射熱が、定着ベルトの内面から外表面に伝わる間に均一化されないことも原因である。このような、加熱部材の表面の温度ムラは、具体的には、輻射発熱源が薄肉のエンドレスベルトの長手方向(ベルト幅方向)に沿ってベルト内部に設けられるため、用紙搬送方向(挿通方向)に対して垂直な方向における温度ムラとして現れる。
また、温度の低い部分では定着可能温度に達するまで定着を確実に行うことができないため、結果として、温度ムラは、定着装置全体としての温度上昇の妨げとなり、ウォーミングアップ時間が長くなる原因となる。また、加熱部材の表面上に温度ムラがあるまま定着を行うと、温度の低い部分が原因となって定着不良を引き起こす場合があるため、温度ムラは、定着不良の原因となる。
そこで、このような温度ムラを解消するための方法が提案されている。例えば特許文献2には、エンドレスベルト状の加熱部材と、該加熱部材内に配置される輻射発熱源と、加圧部材と、受圧部材と、受圧部材に突出された補強部材と、を備えた定着装置において、輻射発熱源から加熱部材に輻射光が直接当たらないように輻射発熱源の一部に反射膜または反射部材を設け、補強部材に、輻射発熱源からの輻射光を反射させるための反射膜または反射部材を設けることにより、安定した定着性を確保し、ウォーミングアップ時間も短縮し、ユーザの利便性向上、省電力を達成する方法が開示されている。
特開平08−16794号公報 特開2008−139382号公報
しかし、特許文献2の方法では、輻射発熱源からの輻射光を定着ベルトに直接当てるのではなく一度以上反射光を反射させて当てているが、ベルト幅方向に対し輻射光を画一的に反射させているため、かかるベルト幅方向の温度ムラの発生を十分に防止できないおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑み、ウォーミングアップ時間の短縮を図ると共に、定着ベルトのベルト幅方向の温度ムラの発生を防止して安定した定着性を確保できる定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、所定の略円周軌跡上を循環移動する無端状の定着ベルトと、該定着ベルトの内部に配置され、前記定着ベルトの内周面に輻射光を照射する発光部をベルト幅方向に複数有する加熱手段と、前記定着ベルトに対向して設けられた加圧手段とを備え、前記定着ベルトと前記加圧手段とにより形成された定着ニップ部に記録媒体を挿通させて記録媒体上に担持された未定着トナー像を定着させる定着装置において、前記ベルト幅方向に沿って記録媒体の挿通方向と略垂直に配置され、前記発光部から放出された前記輻射光を前記定着ベルトに反射させるリフレクタが設けられており、前記リフレクタには、前記定着ベルトに対する前記輻射光の照射時間を前記ベルト幅方向に可変する照射時間調整部が形成されたことを特徴としている。
また本発明は、前記照射時間調整部は、前記リフレクタの前記加圧手段とは反対側端部から前記加熱手段側に突出しており、前記照射時間調整部の先端部には前記ベルト幅方向に沿って、前記定着ベルトに対する前記輻射光の通過を許容する切り欠き部と、該切り欠き部により形成され前記輻射光の通過を規制する突出部と、が交互に形成されたことを特徴としている。
また本発明は、前記突出部は、前記発光部と対向する位置に配置されたことを特徴としている。
また本発明は、前記リフレクタの前記加圧手段側端部には、前記定着ベルトを挟んで前記加圧手段と当接し、前記加圧手段からの圧力を受ける受圧手段が設けられたことを特徴としている。
また本発明は、上記定着装置を備えた画像形成装置である。
本発明の第1の構成によれば、発光部から放出された輻射光を定着ベルトに対して反射させるリフレクタをベルト幅方向に沿って記録媒体の挿通方向と略垂直に配置し、リフレクタに、定着ベルトに対する輻射光の照射時間をベルト幅方向に可変する照射時間調整部を形成することにより、定着ベルトのベルト幅方向における輻射光の輝点ムラを解消することができるため、ウォーミングアップ時間の短縮を図ると共に、定着ベルトのベルト幅方向の温度ムラの発生を防止して安定した定着性を確保することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の定着装置において、照射時間調整部を、リフレクタの加圧手段とは反対側端部から加熱手段側に突出することとし、照射時間調整部の先端部にベルト幅方向に沿って、定着ベルトに対する輻射光の通過を許容する切り欠き部と、該切り欠き部により形成され輻射光の通過を規制する突出部と、を交互に形成することにより、簡単な構成で定着ベルトに対する照射時間をベルト幅方向に可変させることができるため、より効果的に定着ベルトに対する輻射光の輝点ムラを解消し、定着ベルトの温度ムラの発生を防止することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の定着装置において、突出部を、発光部と対向する位置に配置することにより、定着ベルトのベルト幅方向における輻射光が照射され易い領域の照射時間を短くすることができるため、さらに効果的に定着ベルトに対する輻射光の輝点ムラを解消し、定着ベルトの温度ムラの発生を防止することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1〜第3のいずれかの構成の定着装置において、リフレクタの加圧手段側端部に、定着ベルトを挟んで加圧手段と当接し、加圧手段からの圧力を受ける受圧手段を設けることにより、定着ニップ部を安定させることができるため、定着性をより確実にすることができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1〜第4のいずれかの構成の定着装置が搭載された画像形成装置とすることにより、ウォーミングアップ時間の短縮を図ると共に、安定した定着性が確保された画像形成を行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る定着装置が搭載された画像形成装置の構成を示す模式断面図である。ここではタンデム式のカラープリンタを例に挙げて説明する。画像形成装置100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送ベルト8の上流側(図1では右側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
この画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、各画像形成部に隣接して移動する搬送ベルト8によって担持・搬送される用紙(記録媒体)P上に転写され、さらに、定着装置7において用紙P上に定着された後、装置本体より排出される構成となっている。感光体ドラム1a〜1dを図1において時計回りに回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び上方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光するLEDヘッド4a、4b、4c及び4dと、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像器3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)を除去するクリーニング部5a、5b、5c及び5dが設けられている。
先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いでLEDヘッド4a〜4dによって光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像器3a〜3dには、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーが補給装置(図示せず)によって所定量充填されている。このトナーは、現像器3a〜3dにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、LEDヘッド4a〜4dからの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
トナー像が転写される用紙Pは、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラ12a及びレジストローラ12bを介して搬送ベルト8上へ供給され、各感光体ドラム1a〜1dの位置へと搬送される。搬送ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。
搬送ベルト8は、上流側の搬送ローラ10と、下流側の駆動ローラ11とに掛け渡されており、搬送ベルト8が反時計回りに回転を開始すると、用紙Pがレジストローラ12bから搬送ベルトの最上流側に設けられた吸着ローラ(図示せず)を介して搬送ベルト8上へ搬送される。吸着ローラには所定の電圧が印加されており、用紙Pを静電吸着力により搬送ベルト8上に保持する。このとき画像書き出し信号がONとなり、所定のタイミングにより最上流の感光体ドラム1a上に画像形成を行う。
そして、感光体ドラム1aの下部において、所定の転写電圧が印加された転写ローラ6aで電界付与することにより、感光体ドラム1a上のシアンのトナー像が用紙P上に転写される。その後、この用紙Pは次の画像形成部Pbに搬送され、上記と同様に、今度は感光体ドラム1b及び転写ローラ6bによってマゼンタのトナー像が転写される。
以下、上述と同様の方法により、感光体ドラム1c、1d及び転写ローラ6c、6dによってそれぞれイエロー及びブラックのトナー像が転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために用紙Pに対し予め定められた所定の位置関係をもって形成される。4色のトナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト8から離脱し、定着装置7へと搬送される。また、トナー像が転写された後の感光体ドラム1a〜1dは、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、その表面に残留したトナーが各クリーニング部5a〜5dにより除去される。
搬送ベルト8から定着装置7に搬送された用紙Pは、加熱及び加圧されてトナー像が用紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された用紙Pは、排出ローラ13により装置本体上面の排出トレイ15に排出される。
図2は、本実施形態の定着装置の側面断面図であり、図3は、本実施形態の定着装置に用いられるリフレクタの斜視図であり、図4は、照射調整部と定着ヒータとの配置関係を示す上面図である。図2及び図3に示すように、定着装置7は、定着ベルト21と、定着ヒータ(加熱手段)23と、加圧ローラ(加圧手段)25と、リフレクタ27と、を備えている。
定着ベルト21は、無端状に形成されたフレキシブルなベルトである。また、定着ベルト21は、適度の剛性と弾性を有するものであり、例えば帯状の薄い金属(ニッケル、ステンレス鋼製等)から成る金属製スリーブと、該金属製スリーブの表面に、コーティング等により形成された離型層と、から構成することができる。
かかる定着ベルト21は、例えばφ30mmのステンレス製スリーブと、該スリーブ表面にゴムとPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等のフッ素系樹脂とをコーティングし、厚み30μmとした離型層と、から形成することができる。
定着ベルト21は、略円周状の軌跡上を循環移動するようになっており、後述する加圧ローラ25の回転に従動して図2中時計回りに回動する。定着ベルト21の内部には、ベルト幅方向の略全域に渉って、用紙Pの搬送方向に2つの定着ヒータ23が並設されている。
定着ヒータ23は、薄肉の石英やホウケイ酸等のガラス材料、或いはポリイミドやポリアミド等の樹脂材料から成る円筒部材の内側に、ベルト幅方向に沿って所定間隔を隔てて配置され、輻射光を定着ベルト21の内周面に照射する複数の発光部23aを備えている。かかる定着ヒータ23として、例えばハロゲンランプが挙げられる。発光部23aからの輻射光を定着ベルト21に照射することにより定着ベルト21を加熱し、用紙P上の未定着トナーTを溶融して用紙Pに確実に付着させることができる。
加圧ローラ25は、例えばスチール(SUM24)製の芯金の外側に、弾性層を構成するシリコンゴム層が設けられ、表面はPFAチューブで被覆されている。芯金の保持部分には加圧ローラ25の圧力を調整する圧調整機構(図示せず)が配置されている。
加圧ローラ25は、モータ等の駆動源(図示せず)により図2中反時計回りに回転し、かかる回転により、該ローラと接触する定着ベルト21が連れ回って図2中時計回りに回動する。また、加圧ローラ25が定着ベルト21と当接することにより、用紙Pを図2の左側に挿通させる定着ニップ部Nを形成している。
2つの定着ヒータ23の間において、両ヒータと対向する位置には、ベルト幅方向に沿って用紙Pの挿通方向(図2の左右方向)と略垂直にリフレクタ27が配置されている。リフレクタ27は、定着ヒータ23からの輻射光を反射させて定着ベルト21を照射するためのものであり、輻射光を反射可能であれば材質は特に限定されないが、例えばSUS製とすることができる。
また、リフレクタ27により反射された輻射光と、定着ヒータ23から直接照射される輻射光とにより、定着ベルト21を加熱することができるようになっている。リフレクタ27は、定着ベルト21のベルト幅と略同じ長さの断面略コの字状から成る2つの板状部材の底面同士を互いに張り合わせて形成されており、全体として断面略エの字状に形成されている。
すなわち、リフレクタ27は、略垂直に配置された支持部27aと、支持部27aの下側端部(加圧ローラ25側端部)から2つの定着ヒータ23側(図2の左右方向)に突出することにより略水平に配置され、定着ベルト21を挟んで加圧ローラ25と当接する当接部27b(受圧手段)と、支持部27aの上側端部(加圧ローラ25と反対側端部)から2つの定着ヒータ23側(図2の左右方向)に突出することにより略水平に配置された照射調整部27cと、から形成されている。
リフレクタ27の当接部27bが、定着ベルト21を挟んで加圧ローラ25と当接し、加圧ローラ25の圧力を受けることにより、定着ニップ部Nを略平坦にすることができる。これにより、定着ニップ部Nを安定させ、より確実に未定着トナーを用紙Pに定着することができる。かかる観点からは、リフレクタ27は、適度の剛性を有する材質から形成されていることが好ましい。
また、図3及び図4に示すように、リフレクタ27の照射調整部27cにおける左側及び右側の先端部には、ベルト幅方向に沿って所定の間隔で略矩形状の切り欠き部27caが複数形成されており、該切り欠き部27caの形成により、所定の間隔で突出部27cbが複数形成されている。これにより、照射調整部27cの左右両側の先端部にはベルト幅方向に沿って、切り欠き部27caと突出部27cbとが交互に配置されている。ここでは、切り欠き部27ca及び突出部27cbのベルト幅方向長さをL1及びL2とする。
また、切り欠き部27caでは、定着ヒータ23からの輻射光(リフレクタ27で反射された輻射光を含む)が定着ベルト21へ通過することを許容し、突出部27cbでは、該輻射光が通過することを規制するようになっている。また、図4に示すように、突出部27cbは、定着ヒータ23の発光部23aと対向する位置に配置されている。
このようにリフレクタ27に照射規制部27cを形成することにより、回動する定着ベルト21に対する定着ヒータ23からの輻射光の照射時間を、突出部27cbと対向する領域では短くし、切り欠き部27caと対向する領域では長くすることができる。これにより、定着ベルト21に対する輻射光の照射時間をベルト幅方向に可変することができる。
次に、図5及び図6に基づき、定着ベルト21に対する定着ヒータ23の加熱動作について説明する。図5は、図2の定着装置における定着ベルトへの輻射光の照射状態を示す側面断面図であり、図6は、図2の定着装置における照射調整部が定着ベルトに対する輻射光の照射状態へ及ぼす影響を示す上面図である。定着ベルト21は、図5中時計回りに回動する。
まず、定着ベルト21において、リフレクタ27の当接部27bによって定着ヒータ23からの輻射光が遮蔽された領域(位置R6〜位置R1まで)では定着ベルト21には輻射光が照射されず、定着ベルト21は加熱されない。
次に、位置R1から定着ベルト21が回動すると、当接部27aよりも回動方向下流側から照射調整部27cの左側の突出部27cbの先端に至るまでの間(位置R1〜位置R2)では、定着ベルト21に輻射光が照射されるため、定着ベルト21は加熱される。
次に、位置R2から定着ベルト21が回動すると、切り欠き部27caでは輻射光の通過が許容され、定着ベルト21に輻射光が照射される(図6のハッチング部分)が、突出部27cbでは輻射光の通過が規制されるため、定着ベルト21に輻射光は照射されない。これにより、位置R2〜位置R3では、定着ベルト21のベルト幅方向に輻射光が照射される領域(図6のハッチング領域)と、照射されない領域とが交互に存在する。
次に、位置R3から定着ベルト21が回動すると、照射調整部27cによって遮蔽された領域(位置R3〜位置R4)では、定着ベルト21に輻射光は照射されない。
次に、位置R4から定着ベルト21が回動すると、上記した位置R2〜位置R3と同様、切り欠き部27caでは輻射光の通過が許容され、定着ベルト21に輻射光が照射される(図6のハッチング部分)が、突出部27cbでは輻射光の通過が規制されるため、定着ベルト21に輻射光は照射されない。これにより、図6に示すように、位置R4〜位置R5では、定着ベルト21のベルト幅方向に輻射光が照射される領域(図6のハッチング領域)と、照射されない領域とが交互に存在する。
そして、位置R5から定着ベルト21が回動すると、照射調整部27cの右側の突出部27cbの先端よりも回動方向下流側から当接部27aまでの間(位置R5〜位置R6)では、定着ベルト21に輻射光が照射される。
このように輻射光を照射されながら定着ベルト21は回動する。これにより、定着ベルト21のベルト幅方向において、切り欠き部27caと対向する領域では位置R1〜位置R3及び位置R4〜位置R6で輻射光が照射されるため、照射時間は長くなり、突出部27cbと対向する領域では位置R1〜位置R2及び位置R5〜位置R6で輻射光が照射されるため、照射時間は短くなる。
また、定着ヒータ23の発光部23aと対向し、定着ベルト21における輻射光を照射され易い領域では突出部27cbにより照射を規制し、定着ベルト21に対する輻射光の照射時間を短くすることができる。一方、発光体23aと対向せず、定着ベルト21が相対的に加熱され難い領域では切り欠き部27caを形成して定着ベルト21への輻射光の照射を促進し、定着ベルト21に対する輻射熱の照射時間を長くすることができる。
ここで、定着ベルト21の内周面に輻射光が照射されると、該内周面で発生した熱(輻射熱)は、定着ベルト21が概ね1周する間にベルト外周面(表面)に伝播され、ベルト表面温度の上昇効果となって現れる。そして定着ベルト21が回動している間にベルト内周面から外周面に輻射熱が順次伝播される。
従って、上記した通り、リフレクタ27の照射調整部27cにより定着ベル21のベルト幅方向に照射時間を長短可変することにより、照射時間が長い領域では短い領域よりも輻射熱の発生量が大きくなり、発生した輻射熱がベルト内周面から外周面への伝播する間にベルト幅方向に対する輻射熱の均質化が進む。これにより、定着ベルト21のベルト幅方向の輻射光の輝点ムラを解消することができ、ベルト表面の温度ムラの発生を防止することができる。
次に、本実施形態の定着装置による定着動作について説明する。画像形成部Pa〜Pd(図1参照)において未定着トナーが付着した用紙Pが定着ニップ部Nに挿通されると、未定着トナーは定着ニップ部Nにおいて定着されると共に、用紙Pが定着ベルト21及び加圧ローラ25により定着ニップ部Nから用紙搬送方向下流側に搬送される。
このとき、定着ヒータ23からの輻射光により加熱された定着ベルト21は、上記した通りリフレクタ27の照射時間調整部27cによりベルト表面の温度ムラの発生が防止されているため、用紙Pが安定して定着される。その後、排出ローラ13により排出トレイ15に排出される(図1参照)。
このように、リフレクタ27の照射時間調整部27cにより定着ベルト21に対する定着ヒータ23からの輻射光の照射時間をベルト幅方向に可変することにより、定着ベルト21のベルト幅方向における輻射光の輝点ムラを解消することができる。これにより、ウォーミングアップ時間の短縮を図ると共に、定着ベルト21のベルト幅方向の温度ムラの発生を防止して安定した定着性を確保することができる。
また、ここでは、照射時間調整部27cに切り欠き部27caと突出部27cbとを形成したため、簡単な構成で定着ベルトに対する照射時間をベルト幅方向に可変させることができる。これにより、より効果的に定着ベルト21に対する輻射光の輝点ムラを解消し、定着ベルト21の温度ムラを防止することができる。しかし、照射調整部27cの構成は、切り欠き部27ca及び突出部27cbに特に限定されるものではなく、定着ベルト21の照射時間をベルト幅方向に可変可能であればその他の構成とすることもできる。
また、ここでは発光部23aと対向する位置に突出部27cbを配置したため、定着ベルト21のベルト幅方向における輻射光が照射され易い領域の照射時間を短くすることができる。これにより、さらに効果的に定着ベルト21に対する輻射光の輝点ムラを解消し、定着ベルト21の温度ムラの発生を防止することができる。
しかし、切り欠き部27ca及び突出部27cbの配置は特に限定されるものではなく、輝点ムラの発生状況や装置構成等に応じて適宜設定することができる。例えば、切り欠き部27ca及び突出部27cbの長さL1、L2やその配置等は、定着ベルト21の材質や輝点ムラの発生状況等に応じて、定着ベルト21のベルト幅方向において輻射光が照射され易い領域に突出部27cbを形成する等、適宜設定することができる。
また、ここではリフレクタ27を、2つのコの字状の板状部材から形成したが、その他例えば切り出し加工等により、エの字状となるよう一体に形成することもできる。また、ここでは、当接部27aを設けたため、定着ニップ部Nをより安定させ、定着性をより確実にすることができるが、当接部27aを形成せず、リフレクタ27を断面略T字状とすることもできる。また、当接部27aの下方に、若しくは当接部27aの代わりに別途、加圧ローラ25による圧力を受けるための受圧手段を設けることもできる。
図7は、本発明の第2実施形態に係る定着装置を示す模式断面図である。本実施形態では、リフレクタ27の当接部27aの下方に、断面略コの字状の板状部材から成る受圧部材(受圧手段)29を配置し、受圧部材29と当接部27aとの間に弾性材料から成るバックアップ部材31を配置することとした。受圧部材29は、定着ベルト21を挟んで加圧ローラ25と当接し、受圧部材29により加圧ローラ25からの圧力を受けることができるようになっている。
これにより、定着ニップ部Nを略平坦とすることができるため、定着ニップ部Nをより安定にし、定着性をより確実にすることができる。また、バックアップ部材31の弾性力により、定着ニップ部Nをより安定にし、定着性をより確実にすることができる。その他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、リフレクタ27をSUS等の金属製としたが、その他、樹脂製材料の表面に金属めっきを施すこともできる。また、本発明の定着装置は図1に示したタンデム式のカラープリンタに限らず、デジタル複合機やカラー複写機、アナログ方式のモノクロ複写機、或いはモノクロプリンタやファクシミリ等の、電子写真プロセスを用いた種々の画像形成装置に適用できる。
本発明は、所定の略円周軌跡上を循環移動する無端状の定着ベルトと、該定着ベルトの内部に配置され、前記定着ベルトの内周面に輻射光を照射する発光部をベルト幅方向に複数有する加熱手段と、前記定着ベルトに対向して設けられた加圧手段とを備え、前記定着ベルトと前記加圧手段とにより形成された定着ニップ部に記録媒体を挿通させて記録媒体上に担持された未定着トナー像を定着させる定着装置において、前記ベルト幅方向に沿って記録媒体の挿通方向と略垂直に配置され、前記発光部から放出された前記輻射光を前記定着ベルトに反射させるリフレクタが設けられており、前記リフレクタには、前記定着ベルトに対する前記輻射光の照射時間を前記ベルト幅方向に可変する照射時間調整部が形成されたものである。
これにより、定着ベルトのベルト幅方向における輻射光の輝点ムラを解消することができるため、ウォーミングアップ時間の短縮を図ると共に、定着ベルトのベルト幅方向の温度ムラの発生を防止して安定した定着性を確保することができる。
また、照射時間調整部を、リフレクタの加圧手段とは反対側端部から加熱手段側に突出することとし、照射時間調整部の先端部に前記ベルト幅方向に沿って、定着ベルトに対する輻射光の通過を許容する切り欠き部と、該切り欠き部により形成され輻射光の通過を規制する突出部と、を交互に形成することにより、簡単な構成で、より効果的に定着ベルトに対する輻射光の輝点ムラを解消し、定着ベルトの温度ムラの発生を防止することができる。
また、突出部を、発光部と対向する位置に配置することにより、定着ベルトのベルト幅方向における輻射光が照射され易い領域の照射時間を短くすることができるため、さらに効果的に定着ベルトの温度ムラの発生を防止することができる。また、リフレクタの加圧手段側端部に、定着ベルトを挟んで加圧手段と当接し、加圧手段からの圧力を受ける受圧手段を設けることにより、定着ニップ部を安定させ、定着性をより確実にすることができる。また、上記定着装置が搭載された画像形成装置とすることにより、ウォーミングアップ時間の短縮を図ると共に、安定した定着性が確保された画像形成を行うことができる。
は、本発明の第1実施形態に係る定着装置が搭載された画像形成装置の構成を示す模式断面図である。 は、本実施形態の定着装置の側面断面図である。 は、本実施形態の定着装置に用いられるリフレクタの斜視図である。 は、照射調整部と定着ヒータとの配置関係を示す上面図である。 は、図2の定着装置における定着ベルトへの輻射光の照射状態を示す側面断面図である。 は、図2の定着装置における照射調整部が定着ベルトに対する輻射光の照射状態へ及ぼす影響を示す上面図である。 は、本発明の第2実施形態に係る定着装置の側面断面図である。
符号の説明
7 定着装置
21 定着ベルト
23 定着ヒータ(加熱手段)
25 加圧ローラ(加圧手段)
27 リフレクタ
27a 支持部
27b 当接部(受圧手段)
27c 照射時間調整部
27ca 切り欠き部
27cb 突出部
29 受圧部材(受圧手段)
31 バックアップ部材
100 画像形成装置
N 定着ニップ部
P 用紙(記録媒体)

Claims (5)

  1. 所定の略円周軌跡上を循環移動する無端状の定着ベルトと、該定着ベルトの内部に配置され、前記定着ベルトの内周面に輻射光を照射する発光部を前記ベルト幅方向に複数有する加熱手段と、前記定着ベルトに対向して設けられた加圧手段とを備え、前記定着ベルトと前記加圧手段とにより形成された定着ニップ部に記録媒体を挿通させて記録媒体上に担持された未定着トナー像を定着させる定着装置において、
    前記ベルト幅方向に沿って記録媒体の挿通方向と略垂直に配置され、前記発光部から放出された前記輻射光を前記定着ベルトに反射させるリフレクタが設けられており、
    前記リフレクタには、前記定着ベルトに対する前記輻射光の照射時間を前記ベルト幅方向に可変する照射時間調整部が形成されたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記照射時間調整部は、前記リフレクタの前記加圧手段とは反対側端部から前記加熱手段側に突出しており、
    前記照射時間調整部の先端部には前記ベルト幅方向に沿って、前記定着ベルトに対して前記輻射光の通過を許容する切り欠き部と、該切り欠き部により形成され前記輻射光の通過を規制する突出部と、が交互に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記突出部は、前記発光部と対向する位置に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記リフレクタの前記加圧手段側端部には、前記定着ベルトを挟んで前記加圧手段と当接し、前記加圧手段からの圧力を受ける受圧手段が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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