JP2014137491A - 定着装置、画像形成装置、補強部材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無端状の定着ベルト21と、定着ベルト21の内側に設けられ定着ベルト21を加熱させるヒータ25と、定着ベルト21の内周面の一部に接するように設けられた固定部材26と、複数の矩形状の板状部材が重ね合わされて一体的に接合されて成り、定着ベルト21の内側から固定部材26を支持する補強部材23と、定着ベルト21を介して固定部材26に押し付けるように設けられると共に回転可能に構成され、未定着のトナーを載せた被転写材Pを定着ベルト21と共に通す加圧ローラ31とを備えて定着装置20を構成する。
【選択図】図2
Description
例えば、定着ベルトと、加圧ローラと、定着ベルトを介して加圧ローラと圧接してニップ部を形成するニップ形成部材、定着ベルトの内径部に固設され、ニップ形成部材をニップ部とは反対側から支持する補強部材と、定着ベルトの内周側から定着ベルトの回転を支持する略円筒状の支持部材と、支持部材を加熱する加熱手段と、支持部材の軸方向端部を保持し当該定着装置の側板に固設されるフランジ部材と、フランジ部材とは別体であって該フランジ部材よりも高温強度の高い部材からなり、当該定着装置の側板を基準として補強部材の軸方向端部を支持する補強部材支持部とを備えた定着装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
そこで、上述した従来の定着装置は、ニップ形成部材が長手方向に沿って撓まない(反らない)ようにニップ形成部材を背面から支持する高強度な補強部材を用いている。すなわち、固定側である定着ベルトの内面に当接するニップ形成部材を、その背面から補強部材で支持する。これにより、加圧ローラの、定着ベルトに対する高荷重での押し当てが可能となって、ローラ長手方向に沿って定着ベルトが一定の圧で加圧ローラに当接する。
上述した補強部材は、主に、金属製の引き抜き材や厚板のプレス材などが使用される。
これにより、上述した従来の定着装置は、ニップ部において安定したニップ特性が得られる好適なものとなっている。
この再資源化を行なうにあたり、多くの二酸化炭素が排出されることになり、自然環境保護の観点から好ましくない。また、産業廃棄物として処理されることも自然環境保護の観点から好ましくない。
先ず、図1を参照しながら画像形成装置全体の構成・動作について説明する。図1は、画像形成装置の構成を模式的に示した説明図である。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
最後に、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。こうして、感光ドラム5Y、5M、5C、5K上で行われる一連の作像プロセスが終了する。
図2は、定着装置20の構成を模式的に示した説明図である。
定着ベルト21は、内周面側から、基材層、弾性層、離型層が順次積層されていて、その全体の厚さが1mm以下に設定されている。定着ベルト21の基材層は、層厚が30〜100μmであって、ニッケル、ステンレス等の金属材料やポリイミド等の樹脂材料で形成されている。
この伝熱部材22の肉厚は0.2mm以下である。肉厚を0.2mm以下に設定することで、定着ベルト21の加熱効率を向上することができる。材料としては、アルミニウム、鉄、ステンレス等の金属熱伝導体(熱伝導性を有する金属である)を用いることができる。
これにより、伝熱部材22と定着ベルト21とが摺接する面積が大きくなって定着ベルト21の磨耗が加速する不具合を抑止するとともに、伝熱部材22と定着ベルト21とが離れ過ぎて定着ベルト21の加熱効率が低下する不具合を抑止することができる。
また、伝熱部材22と定着ベルト21との摺動抵抗を低下させるために、伝熱部材22の摺接面を摩擦係数の低い材料で形成したり、定着ベルト21の内周面にフッ素を含む材料からなる表面層を形成したりすることもできる。
また、ヒータ25からの熱をベルト部材に均一に伝達し、かつ駆動時のベルト部材の走行安定性を確保する手段が別途用意されている場合には、この伝熱部材22を有さず、ベルトを直接加熱する方式の定着器を構成することも可能である。その場合は、定着器全体としての熱容量の内、伝熱部材22の熱容量が排除されるため、より昇温性能や省エネ性能に優れた定着器を構成できる利点がある。
このヒータ25は、赤外線照射による輻射熱(輻射光)により、伝熱部材22を加熱し、その伝熱部材22を介して定着ベルト21を加熱する。換言すれば、伝熱部材22がヒータ25によって直接的に加熱されて、伝熱部材22を介して定着ベルト21がヒータ25によって間接的に加熱されることになる。このヒータ25の出力制御は、定着ベルト21表面に対向する温度センサ40によるベルト表面温度の検知結果に基づいておこなわれる。
また、この固定部材26は、弾性変形可能に構成されている。材料としては、液晶ポリマー等の耐熱樹脂材料やアルミニウムなどの金属を用いることができる。
また、複数の板状部材23aを重ね合わせて一体的に接合することで、従来の補強部材と同等の高強度、高精度な補強部材を得ることができる。
なお、補強部材23の詳細は後述する。
反射部材24は、補強部材23に対して、ヒータ25が配置されている側の面と反対側の面に当該反射部材24の一部が回り込む形状となっている。これにより、補強部材23に引っ掛けることで反射部材24を保持できるので、補強部材23に二次加工を施す必要がなく、安価に構成できる。
なお、加圧ローラ31の内部には、ハロゲンヒータ等の熱源を設けることもできる。
また、定着ベルト21の直径が加圧ローラ31の直径よりも大きくなるように形成することもできるが、定着ベルト21の直径と加圧ローラ31の直径との関係によらず、加圧ローラ31の加圧力が伝熱部材22に作用しないように構成されている。
その後、定着ニップから送出された被転写材Pは、矢印Y11方向に搬送される。
図3は、補強部材23を構成する板状部材23aの製造方法を示す説明図である。
そこからさらにパンチが下降すると、パンチの刃先の角とダイの刃先の角とを結ぶようなクラックが素材に発生する(b)。
素材の、パンチの刃面とダイの刃面に接した部分がせん断面となり、クラックした部分が破断面となって型抜きされる(c)。このせん断面と破断面の側が、上述した、片刃状の端部23gであり、破断面が上述した傾斜面23hとなり、せん断面が端面23kとなる(図4)。
このようにして、片刃状の端部23gと複数の凸部23cと複数の凹部23dを有する矩形状の板状部材23aが製造される(プレス工程)。
このように、補強部材23を構成する板状部材23aを、プレス加工によって製造することで、加工の手間が低減し、また、従来の削り出しによる製造法と比較して大量の切り屑を排出することがない。
図4(a)は、図3のような方法で製造された板状部材23aを2枚重ね合わせて補強部材23を構成した場合の例である。
上述したように、補強部材23は、複数の板状部材23aを重ね合わせて一体的に接合することで、従来の補強部材と同等の高強度、高精度な補強部材を得ることができる。
図4(a)のように、2枚の板状部材23aを重ね合わせて成形した場合、加圧ローラ31からの荷重を受けると、固定部材26は板状部材23aの2箇所の支持部x、yによって支持され、その中間部の破断面によって形成された空隙では僅かに撓んで、実線に示すような形状となる。なお、二点鎖線は、撓む前の状態を示す。
上述した凸部23cと凹部23dは、締まりばめとなるような寸法公差関係にあり、複数の板状部材23a同士を重ね合わせ、凸部23cを凹部23dに圧入することで、かしめ接合する。かしめ接合の具体的な方法としては、凹部23dが貫通穴である場合、凹部23dに凸部23c挿入した後、治具で、凸部23cの先端側を潰してかしめる方法や、押し出し成形した凸部23cを凹部23dにあてがい、凸部23cの裏側から治具で押し込んでかしめる方法(圧入接合)等が挙げられる(接合工程)。
このように、本実施の形態にかかる補強部材23は、複数の板状部材23a同士を、凸部23cと凹部23dとによる、かしめにより接合するから、他に特別な接合用部材を用いることなく、板状部材23a同士を強固に接合することが可能となる。
なお、このように、凸部と凹部が嵌めあって板状部材23a同士が接合するが、所要の強度が確保されれば、全ての凸部と凹部が嵌めあっていなくても良い。
図7(a)に示す2枚の板状部材23aの夫々の板状部材23aは、当該板状部材23a同士をかしめるための凹部23dと凸部23cが、交互に同数ずつ(夫々3つ)となるように、左右対称の形成間隔(中央から外方に向かうに連れて広くなる)となるように形成されている。
凸部23cが凹部23dにかしめ接合されることで接合部23eを構成する。この接合部23eは、一方の(例えば上側の)板状部材23aの凸部23cと、他方の(例えば下側の)板状部材23aの凹部23dで構成される第1接合部と、一方の(例えば上側の)板状部材23aの凹部23dと、他方の(例えば下側の)板状部材23aの凸部23cで構成される第2接合部とからなる。
補強部材23の長手方向における接合部23eの配置は、補強部材23の中央から端部に行くほど隣同士の間隔が開く(L1<L2<L3)ように構成されている。つまり、凸部23cと凹部23dとによる接合部23eは、補強部材23の長手方向の中央(基準位置)を境にして、板状部材23aの長手方向の端に行くほど、隣同士の接合部23eの間隔が開くように配置されている。また、固定部材26の嵌め合い部26aも、接合部23eと同じ間隔で配置される。
図9に示すように、補強部材23は、板状部材23a同士の接合によって、微視的には軸方向全域に亘って波打っている。接合部23eのそれぞれの間は、板状部材23a同士を密着させるものが無いため、僅かに空隙gが発生している。接合部23eの空隙の無い部分に、固定部材26の嵌め合い部26aを配置することによって、両者の寸法公差(嵌めあい)のコントロールが容易になる。
補強部材23の支持部側の端部23fは、長手方向において非直線であり、長手方向において、両端より中央が突出した凸湾曲形状となっている。このように、先端形状を直線で無く曲線状にしたことにより、長手方向におけるニップ幅、面圧の分布を、補強部材23の形状で調整可能としている。一般的には、端部より中央部を突出させると、荷重によって固定部材26や補強部材23が撓む分を補償し、長手方向におけるニップ幅、面圧の分布を、均一にできるので、定着性、用紙搬送性に対して有利になる。
図11(a)において、補強部材23と反射部材24は組み付け前の状態であり、お互いに離れている。この状態から補強部材23を矢印方向に移動し、反射部材24の開口部に挿入する。
例えば、上述した現像装置の一構成部材である現像剤規制部材を、板状接合体で構成しても良い。
すなわち、図12に示すように、本実施の形態にかかる現像装置76は、静電潜像を担持する像担持体としての感光ドラム79に対向して配置され、担持する二成分現像剤を用いて感光ドラム79上の静電潜像を現像する現像剤担持体761と、当該現像剤担持体761に所定の空隙をもって対向配置され、現像剤担持体761上の二成分現像剤を規制する板状の現像剤規制部材764とを備える。
さらに、現像剤担持体771は、二成分現像剤の吸引をする磁石を備えた磁石担持体762と、当該磁石担持体762を内包する円筒形状であって、前記磁石担持体の吸引によって表面に二成分現像剤を担持する現像スリーブ763とを有し、現像剤規制部材764は、上述した板状接合体で構成されてなる。
(1) 回転体の軸方向に沿って長手方向が延在するように該回転体の外周面に対向する対向部を備えるとともに、前記回転体の回転方向について前記対向部の上流側の端面と下流側の端面を連ねた面が平面であるように構成される板状接合体であって、
前記対向部を基準として、前記回転体の外周面から遠ざかる他端部から前記対向部に向かう方向に沿って前記対向部側が先細りになる傾斜面を備える複数の板状部材を、前記回転体の外周面に沿う方向に重ね合わせたとき、その最も外側に位置する2枚の前記板状部材の前記傾斜面が互いに対向して内側となるように重ね合わされて一体的に接合されたことを特徴とする(図13)。
前記回転体の外周面に沿う方向に重ね合わせたときに隣接する一方の前記板状部材が備える前記凸部が他方の前記板状部材が備える前記凹部に挿嵌された第1接合部、および他方の前記板状部材が備える前記凸部が一方の前記板状部材が備える前記凹部に挿嵌された第2接合部のうち、少なくとも接合部がかしめ接合または圧入接合されてなることを特徴とする。
該基準位置から前記一方側に向かって形成される前記凸部までの距離に相当する距離を前記基準位置から前記他方側に向かって離れた位置には前記凹部が配置され、前記基準位置から前記一方側に向かって形成される前記凹部までの距離に相当する距離を前記基準位置から前記他方側に向かって離れた位置には前記凸部が配置されてなることを特徴とする。
本実施の形態にかかる定着装置は、無端状の定着ベルトと、該定着ベルトの内側に設けられ、前記定着ベルトを加熱させる熱源と、前記定着ベルトの内周面の一部に接するように設けられた固定部材と、前記定着ベルトの内側から前記固定部材を支持する補強部材と、前記定着ベルトを介して前記固定部材に押し付けるように設けられると共に回転可能に構成され、未定着のトナーを載せた被転写材を前記定着ベルトと共に通す加圧ローラとを備える定着装置であって、前記補強部材は、前記(1)乃至(11)の何れかに記載の板状接合体からなることを特徴とする。
本実施の形態にかかる現像装置は、静電潜像を担持する像担持体に対向して配置され、担持する二成分現像剤を用いて前記像担持体上の静電潜像を現像する現像剤担持体と、当該現像剤担持体に所定の空隙をもって対向配置され、前記現像剤担持体上の二成分現像剤を規制する板状の現像剤規制部材と、を備える現像装置であって、前記現像剤担持体は、二成分現像剤の吸引をする磁石を備えた磁石担持体と、当該磁石担持体を内包する円筒形状であって、前記磁石担持体の吸引によって表面に二成分現像剤を担持する現像スリーブとを有し、前記現像剤規制部材は、前記(1)乃至(11)の何れかに記載の板状接合体からなることを特徴とする。
21 定着ベルト
22 伝熱部材
23 補強部材
23a 板状部材
23f 補強部材の支持部側の端部
23g 板状部材の支持部側の端部
24 反射部材
25 ヒータ(熱源)
26 固定部材
31 加圧ローラ
P 被転写材
Claims (20)
- 無端状の定着ベルトと、
該定着ベルトの内側に設けられ、前記定着ベルトを加熱させる熱源と、
前記定着ベルトの内周面の一部に接するように設けられた固定部材と、
複数の矩形状の板状部材が重ね合わされて一体的に接合されて成り、前記定着ベルトの内側から前記固定部材を支持する補強部材と、
前記定着ベルトを介して前記固定部材に押し付けるように設けられると共に回転可能に構成され、未定着のトナーを載せた被転写材を前記定着ベルトと共に通す加圧ローラと
を備えたことを特徴とする定着装置。 - 前記板状部材は、前記固定部材を支持させる支持部側の端部が片刃状に形成され、
複数の前記板状部材のうち、最も外側に位置する2枚は、前記端部に形成された傾斜面が内側となるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 前記補強部材は、2枚の前記板状部材で構成したことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 複数の前記板状部材は、同一形状かつ同材質で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の定着装置。
- 前記補強部材は、複数の前記板状部材同士を、かしめ接合されてなることを特徴する請求項1乃至4の何れか1項に記載の定着装置。
- 前記板状部材は、当該板状部材同士をかしめるための凹部と凸部が、複数、形成されていることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
- 前記凹部と前記凸部は、前記板状部材の長手方向の中央を境にして、左右対称に配置されており、
前記補強部材は、一方の前記板状部材に対して、他方の前記板状部材を当該板状部材の長手方向に裏返して、かしめ接合されていることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。 - 前記凹部と前記凸部とによる接合部は、前記補強部材の、前記固定部材への支持面よりも、その支持面と反対側の面に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項6または7に記載の定着装置。
- 前記凹部と前記凸部とによる接合部は、前記補強部材の長手方向の中央から、前記板状部材の長手方向の端に行くほど、隣同士の接合部の間隔が開くように配置されていることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の定着装置。
- 前記固定部材は、前記凹部と前記凸部の配置と同じ配置関係でもって、前記補強部材を挟み込んで保持する嵌め合い部が設けられ、
前記嵌め合い部と前記凹部と前記凸部とによる接合部とが対峙するように、前記補強部材の、前記固定部材への支持部側の端部と前記嵌め合い部とが嵌り合っていることを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の定着装置。 - 前記補強部材の前記支持部側の端部が、前記嵌め合い部との嵌め合い公差に合わせて押し潰されていることを特徴とする請求項10に記載の定着装置。
- 前記補強部材の支持部側の端部と前記固定部材とが、前記被転写材が通る領域の全域に対応する領域に亘って連続的に接触していること特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の定着装置。
- 前記固定部材は、弾性変形可能に構成され、
前記補強部材の支持部側の端部は、長手方向において非直線であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の定着装置。 - 前記補強部材の支持部側の端部は、長手方向において、両端より中央が突出した凸湾曲形状であることを特徴とする請求項13に記載の定着装置
- 前記補強部材の表面に、めっき処理を施したことを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の定着装置。
- 前記補強部材の、前記熱源から赤外線照射を受ける範囲全域に、前記赤外線を反射させる反射部材を介在させたことを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載の定着装置。
- 前記反射部材は、前記補強部材にのみ支持されていることを特徴とする請求項16に記載の定着装置。
- 前記反射部材は、前記補強部材に対して、前記熱源が配置されている側の面と反対側の面に当該反射部材の一部が回り込む形状となっていることを特徴とする請求項17に記載の定着装置。
- 請求項1乃至18の何れか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 無端状の定着ベルトと、該定着ベルトの内側に設けられ、前記定着ベルトを加熱させる熱源と、前記定着ベルトの内周面の一部に接するように設けられた固定部材と、前記定着ベルトの内側から前記固定部材を支持する補強部材と、前記定着ベルトを介して前記固定部材に押し付けるように設けられると共に回転可能に構成され、未定着のトナーを載せた被転写材を前記定着ベルトと共に通す加圧ローラとを備えた定着装置における前記補強部材の製造方法であって、
前記補強部材は、
板状の素材から矩形状の板状部材をプレス加工によって形成するプレス工程と、
複数の前記板状部材が重ね合うように一体的に接合して、当該補強部材として形成する接合工程とを含んだこと
を特徴とする補強部材の製造方法。
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