JP5709829B2 - 外部装置、外部装置の制御方法、撮像システムおよび撮像システムの制御方法 - Google Patents

外部装置、外部装置の制御方法、撮像システムおよび撮像システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、光学フィルタの挿抜が可能な撮像装置と通信可能な外部装置、当該外部装置の制御方法、当該撮像装置と当該外部装置とで構成される撮像システム、および当該撮像システムの制御方法に関する。
従来から、カメラには、レンズを通って入射してくる光のうち、所定の波長の光を遮断するために、赤外線カットフィルタ(以下、IRCFと称することがある)などの光学フィルタ用いられていた。たとえば、被写体からの光がIRCFを経由することで、人の見た目と同じくなるように、映像が赤みがかるのを防止することができる。
さらに、低照度環境下でも明るい映像が撮影できるよう、カメラに装着されているIRCFを撮像光学系の光路上から抜き、赤外領域の波長の光もセンサに取り込むことができるカメラが知られている。
このような機能を一般的にはデイナイト機能と呼び、被写体が明るい環境下である場合には、IRCFを光路上に挿入したデイモードで、逆に被写体が暗い環境下ではIRCFを光路上から抜いたナイトモードで、撮影を行う。
このIRCFを抜いたナイトモードの状態では、赤外領域の光がセンサに入ってくるようになるため、IRCFが挿入されているときと入射光の波長成分が異なってくる。このセンサに入射してくる光の波長の変化により、ピント位置が変化してしまい、ピントがぼけた映像になってしまうことがあった。
特許文献1には、レンズ系に備えられた操作部から近赤光の波長情報が入力され、入力された波長情報の光を透過するバンドパスフィルタを光軸上に配置させる撮像装置が開示されている。さらに、この撮像装置は、入力された波長情報および変倍レンズの光軸位置に対応する光軸位置をメモリから読み出し、読み出した光軸位置に後群を位置させて、フォーカスシフトの影響が生じないようにするものである。
また、特許文献2には、IRCFとクリアガラスの厚さと屈折率から補正データを算出し、算出した補正データを用いてトラッキングレンズを変位させるテレビカメラが開示されている。この補正データは、標準撮影モードにおいて光軸上に配置されるIRCFと、近赤外撮影モードにおいて光軸上に配置されるクリアガラスの厚さの違いを要因とする光学長の変化を補正するためのデータである。
特開2012―032689号公報 特開2006−162757号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術は、ピント位置の補正量をカメラ内部で決定するものであり、このような補正量を決定する機能を持たないカメラでは、ピント位置を補正することができなかった。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものである。光学フィルタの挿抜で生じるピント位置のズレを補正するための補正量を精度よく決定当該撮像装置に当該ズレを補正させることができる外部装置、外部装置の制御方法、撮像システムおよび撮像システムの制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の外部装置は、撮像装置とネットワーク経由で通信可能に接続可能な外部装置であって、前記撮像装置の撮像光学系の光路に光学フィルタが挿抜されることにより生じるピント位置のズレを補正するためのピント位置補正量を保持する保持手段と、前記保持されたピント位置補正量から、使用するピント位置補正量を取得する取得手段と、前記光学フィルタを挿抜させるための指示を撮像装置に送る場合に、前記撮像装置から他の光学又は周囲環境パラメータも取得し、前記他の光学又は周囲環境パラメータに基づき前記取得手段によって取得されたピント位置補正量で前記撮像装置のピント位置を補正すると共に前記光学フィルタの挿抜を制御するための制御情報を前記撮像装置に送信するための制御手段と前記撮像装置が前記ピント位置補正量を決定する決定手段を備えるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で備えていないと判定された場合には、前記制御手段を実行し、前記判定手段で備えていると判定された場合には、前記制御手段を実行しない実行手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、次のような外部装置、外部装置の制御方法、撮像システムおよび撮像システムの制御方法を提供することができる。すなわち、光学フィルタの挿抜で生じるピント位置のズレを補正するための補正量を決定する機能を撮像装置に設けずに、当該撮像装置に当該ズレを補正させることができる外部装置、外部装置の制御方法、撮像システムおよび撮像システムの制御方法である。
本発明の実施形態に係る、撮像装置を制御するための構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る、デイナイトモード切換え時フォーカス設定アプリケーションの画面を示す図である。 本発明の実施例1に係る、デイナイトモード切換え時のピント位置補正処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る、図3とは異なる、デイナイトモード切換え時のピント位置補正処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る、デイナイトモード切換え時のピント位置補正処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る、ピント補正設定アプリケーションの画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る、ピント位置補正量テーブルを示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る、撮像装置1を制御するための構成を示すブロック図である。
なお、本実施形態における撮像装置1は、後述の外部設定部117を除く、図1に示される各部で構成される。また、本実施形態における撮像装置1は、監視カメラとして用いられるネットワークカメラであるものとするが、これに限られるものではない。たとえば、ビデオカメラなどでも良い。
図1において、レンズ群101は、被写体から入射した光を撮像素子105上に集光する撮像光学系である。このレンズ群101には、被写体に対するピント合わせを行うためのフォーカスレンズや、画角を調整するためのズームレンズ等が含まれる。
レンズ群101を通って撮像装置1内に入ってきた光は、光学フィルタ102を通過した後、絞り103で光量調整が施される。ここで、絞り103は、撮像素子105に入射する光量を調整するためのものである。
なお、本実施形態では、光学フィルタ102として、例えば、IRCFを用いるものとするが、これに限られるものではない。たとえば、NDフィルタ、所定の波長領域の光を透過するバンドパスフィルタなどでも良い。
絞り103で光量調整された光は、撮像素子105の受光面の画素毎に所定の順序で配列されたカラーフィルタ104を通り、撮像素子105で受光される。この撮像素子105は、受光した光から撮像信号を生成してアナログ信号として出力する。そして、撮像素子105で生成された撮像信号は、AGC106でゲインコントロールされることで撮像信号の輝度調整が施され、A/D変換部107でデジタル信号に変換される。
映像信号処理部108は、A/D変換部107から出力された撮像信号に所定の処理を施し、画素毎の輝度信号と色信号を出力するものであり、出力用の映像を作るとともに、カメラ制御を行うための各パラメータを作成する。ここで、カメラ制御を行うための各パラメータとしては、絞り103の制御や、ピント合わせの制御、色味を調整するホワイトバランス制御などで使われるものがあげられる。
映像信号出力部109は、映像信号処理部108から出力された映像信号を外部に出力する。露出調整部110は、映像信号処理部108から出力される輝度信号から撮影画面内の輝度情報を算出し、撮影画像を所望の明るさに調整すべく、絞り103およびAGC106を制御する。また、シャッタースピードを調整する事で、撮像素子105の蓄積時間を調整し、明るさの調整を行うこともできる。
ピント調整部111は、次のようなピント合わせ動作を行う。具体的には、映像信号処理部108から出力された映像信号から高周波成分を抜き出し、抜き出した高周波成分の値をフォーカスピント情報(フォーカス評価値)として、このフォーカス評価値が最大となるようにフォーカスレンズ位置を設定する。
また、ピント調整部111は、フォーカスレンズをこの設定されたフォーカスレンズ位置に位置させるように、レンズ制御部112を制御する。ここで、レンズ制御部112は、レンズ群101の位置などを制御する。さらに、ピント調整部111は、レンズ群101の光路に対して光学フィルタ102を挿抜することで生じるピント位置のズレを補正するピント位置ズレ補正機能を有する。
たとえば、このピント位置ズレ補正機能は、このズレを補正するためのピント位置補正量を、撮像装置1の光源やズーム位置などのパラメータから算出する。そして、光学フィルタ102の挿抜に合わせ、算出されたピント位置補正量を用いて、撮像装置1のピント位置を調整する。
なお、このようなピント位置補正量は、次のようなパラメータの値が変化することで変化する。すなわち、撮像装置1の、光源、ズーム位置、フォーカス位置、絞り、および温度などのパラメータである。
ズーム調整部113は、ズームレンズの位置の設定を行い、レンズ制御部112を制御することで、ズームレンズを移動させる。輝度判定部114は、被写体の明るさを判定して、光学フィルタ102の挿抜を判断し、光学フィルタ制御部115を制御することで、光学フィルタ102の挿抜を行う。
光学フィルタ制御部115は、レンズ群101の光路に光学フィルタ102が挿入された状態で、被写体の明るさが所定の明るさよりも明るくないと輝度判定部114により判定された場合には、レンズ群101の光路から光学フィルタ102を抜く。一方、光学フィルタ制御部115は、レンズ群101の光路から光学フィルタ102が抜かれた状態で、被写体の明るさが所定の明るさよりも明るいと輝度判定部114により判定された場合には、レンズ群101の光路に光学フィルタ102を挿入する。
なお、撮像装置1は、撮像装置1の外部から光学フィルタ102の挿抜の指示があったときは、輝度判定部114の判定よりもこの指示を優先して光学フィルタ102の挿抜を行う。
カメラ設定部116は、現在のカメラステータスを管理する機能と、外部から指定されたカメラ制御命令に基づいてカメラ設定を行う機能を有している。ここで、カメラステータスとは、撮像装置1の状態を示す情報である。この撮像装置1の状態として、ズーム位置、フォーカス位置、絞り情報、光学フィルタの挿抜状態、およびフォーカスモード(オートフォーカス(以下、AFと称することがある)やマニュアルフォーカス(以下、MFと称することがある))などがある。
また、カメラ設定とは、フォーカスモード(AFやMF)、フォーカス位置指定、ズーム位置指定、絞り指定等といったカメラ設定を行うものである。
外部設定部117は、これまでに述べているピント補正を撮像装置1に行わせるためのアプリケーションを含む、撮像装置1のカメラ設定を行うための設定部の総称である。また、外部設定部117は、遠隔地に設置された撮像装置1に対して、ネットワークを介して通信可能に接続される。
また、外部設定部117は、表示部を備えており、この表示部には、映像信号出力部109から出力された映像信号に対応する映像を表示する。
なお、本実施形態における外部設定部117は、ピント合わせ、明るさ指定、ズーム位置指定およびパンチルト操作といった、いわゆる一般的なカメラ操作を行うためのアプリケーションを稼働させるパソコンであるものとする。また、本実施形態において、撮像装置1と外部設定部117とは、撮像システムを構成する。
続いて、図2および図6を参照して、レンズ群101の光路に対して光学フィルタ102を挿抜する際のピント補正に係る設定を行うための、ピント補正設定アプリケーションを説明する。このピント補正設定アプリケーションは、外部設定部117で稼働するアプリケーションである。
なお、図2および図6では、このピント補正設定アプリケーションの一例として、デイナイトモード切換え時のフォーカス設定を行うための「デイナイトモード切換え時フォーカス設定アプリケーション」の画面を示している。また、図2および図6に示す画面は、外部設定部117の表示部に表示される。
図6において、映像表示部601は、映像信号出力部109からネットワークを介して送信された映像信号に対応する映像を表示する。そして、ローテーション操作部602およびローテーションボタン611は、撮像装置1の撮像ユニットをレンズ群101の光軸回りに回転させるための操作部である。また、ズームボタン603、604、612およびズームスライダー605は、撮像装置1のズーム位置を設定するための操作部である。
なお、本実施形態における撮像装置1の撮像ユニットは、レンズ群101、光学フィルタ102、絞り103、カラーフィルタ104、および撮像素子105などから構成され、被写体を撮像して撮像信号を生成するものである。また、本実施形態におけるズームボタン603、604、612およびズームスライダー605は、撮像装置1のズーム位置を設定するためのズーム位置設定部に相当する。
操作アシスト選択部606は、パン操作とチルト操作が可能な範囲を映像表示部601に表示するか否かを選択するための操作部である。なお、「操作アシストの補正」操作部608は、映像表示部601に表示されるパン操作とチルト操作が可能な範囲を、撮像装置1の実際の撮影方向と一致させるように補正させるための操作部である。
操作ボタン選択部607は、後述のパンボタン609およびチルトボタン610を表示するか否かを選択するための操作部である。
パンボタン609は、撮像装置1の撮像ユニットをパン方向に回転させるための操作部である。チルトボタン610は、撮像装置1の撮像ユニットをチルト方向に回転させるための操作部である。映像反転選択部613は、撮像装置1の映像の向きを選択するための操作部であり、たとえば、「反転する」を選択すると、撮像装置1は、映像を180度回転して出力する。
フォーカス操作部614は、たとえば、フォーカスをマニュアル操作で任意の位置に合わせるか、無限遠に固定するための操作部である。さらに、「ワンショットAF」操作部615は、この操作部のボタンが押下されると、一時的にオートフォーカスが作動し、ピントを合わせることができる。露出補正操作部616は、撮像装置1の映像の明るさを設定させるための操作部である。なお、図6のウインドウ201は、図2を用いて詳述する。
図2に示すように、ピント補正設定アプリケーションのウインドウ201では、撮像装置1におけるデイモードとナイトモードとの切換えに応じたフォーカス制御を、選択することができる。
具体的には、ウインドウ201では、項目「制御しない」に対応付けられたラジオボタン202と、項目「ワンショットAFを実行」に対応付けられたラジオボタン203と、項目「光源に応じた補正を実行」に対応付けられたラジオボタン204と、が表示される。つまり、ウインドウ201は、これら3つの項目を選択することができるメニュー画面である。
ここで、各項目の説明をすると、項目「制御しない」は、ピント調整を行わないように、または予め決められたピント位置補正量でピント補正を行うように、撮像装置1に指示するためのものである。たとえば、この項目が選択された場合、撮像装置1は、デイモードとナイトモードとの切換え時にピント調整を行わない、または、予めデフォルトの設定として決められている光源に対してのピント位置補正を行う。
次に、項目「ワンショットAFを実行」は、デイモードとナイトモードとの切換え時に1度だけAF動作を行ってピント合わせを行うように、撮像装置1に指示するためのものである。
そして、項目「光源に応じた補正を実行」は、撮像装置1の被写体に照射されている光源が予め分かる場合(例えば被写体を照明するための人工光源を選択できる場合や、ユーザー自身が周囲の光源種別を判断して選択する場合など)や周囲の光源の波長分布や周囲の明るさなどを測定することによって自動選択される項目である。この項目を選択し且つその光源を選択する事により、光源の波長の違いに応じてピントの補正量を適切に補正するように、撮像装置1に指示することができる。なお、例えば周囲の明るさのレベルが所定値より低いことを判断することによって自動的にナイトモードを選択し、逆に周囲の明るさが所定のレベルより高いことを判断することによって自動的にデイモードを選択してもよいことはいうまでもない。
プルダウンメニュー205には、選択することができる光源の種類が表示される。なお、この表示される光源の種類は、本実施形態では、蛍光灯、白熱灯(ハロゲン灯)、赤外照明(850nm)、赤外照明(950nm)であるが、これに限られるものではない。たとえば、水銀灯、ナトリウム灯、蛍光灯暖色、蛍光灯白色、蛍光灯昼光色などが含まれていても良い。
また、設定保存ボタン206は、デイモードとナイトモードとの切換え時のフォーカス設定を、撮像装置1に保存させるためのボタンである。
なお、本実施形態では、映像表示部601とともに、ウインドウ201を表示するようにピント補正設定アプリケーションを構成している。したがって、本実施形態のピント補正設定アプリケーションは、プルダウンメニュー205で光源の種類が選択される際、映像信号出力部109からネットワークを介して送信された映像信号に対応する映像を映像表示部601に表示させる表示制御機能を有する。
同様に、本実施形態では、ズームボタン603、604、612およびズームスライダー605とともに、ウインドウ201を表示するようにピント補正設定アプリケーションを構成している。したがって、本実施形態のピント補正設定アプリケーションは、ズームボタン603などで撮像装置1のズーム位置が設定される際、映像信号出力部109からネットワークを介して送信された映像信号に対応する映像を映像表示部601に表示させる。
また、本実施形態では、ウインドウ201の表示の有無にかかわらず、常に、ズームボタン603、604、612およびズームスライダー605を用いて撮像装置1のズーム位置を変更することができるようにピント補正設定アプリケーションを構成した。
しかしながら、撮像装置1のズーム位置が変更されると、たとえば、この変更前には被写体に含まれていない、新たな光源が被写体に含まれてしまうことがあり得る。このため、光源の種類が選択された後に、撮像装置1のズーム位置を設定すると、再度、光源の種類を選択しなければならなくなってしまうことがあり、ユーザーにとって煩わしい。
そこで、この煩わしさを解消するために、ピント補正設定アプリケーションを次のように構成しても良い。
すなわち、ズームボタン603、604、612およびズームスライダー605で撮像装置1のズーム位置が設定された後、ウインドウ201を表示し、プルダウンメニュー205で光源の種類をユーザーに選択させるような構成である。さらに、ウインドウ201が表示されている場合には、撮像装置1のズーム位置の設定を禁止させ、ウインドウ201が表示されていない場合には、この禁止を解除させるように構成しても良い。
なお、撮像装置1の撮像ユニットをパン方向およびチルト方向に回転させる場合も、撮像装置1のズーム位置の設定と同様に、ピント補正設定アプリケーションを構成しても良い。
また、本実施形態では、撮像装置1に通信可能に接続される外部設定部117は、1つであるものとした。しかしながら、撮像装置1に通信可能に接続される外部設定部117が複数台存在する場合も想定され得る。この場合、ある外部設定部117で光源の種類を手動または自動で選択している際に、この外部設定部117とは異なる外部設定部117から、撮像装置1のズーム位置や撮影方向を変更されてしまう可能性がある。
このように、ある外部設定部117で光源の種類を選択している際に、撮像装置1のズーム位置や撮影方向を別の外部設定部117から変更されてしまうと、再度、光源の種類を選択しなければならなくなってしまうことがあり、ユーザーにとって煩わしい。
そこで、この煩わしさを解消するために、ピント補正設定アプリケーションを次のように構成しても良い。
すなわち、ある外部設定部117でピント補正設定アプリケーションが起動され又はウインドウ201が表示されている場合には、別の外部設定部117からの接続を拒否するように撮像装置1を制御するように、ピント補正設定アプリケーションを構成しても良い。
さらに、このある外部設定部117で、ウインドウ201が表示されなくなった又はピント補正設定アプリケーションが終了された場合には、この接続を許可するように撮像装置1を制御するようにピント補正設定アプリケーションを構成しても良い。
また、本実施形態では、ピント補正設定アプリケーションを次のように構成しても良い。すなわち、光源の種類が選択された後かつ撮像装置1にピント位置補正量が送信された後に、ズーム位置または撮影方向が変更された場合には、光源の種類の再設定を促すためのダイアログやメッセージを表示するような構成である。
また、本実施形態では、レンズ群101の光路から光学フィルタ102が抜かれている状態では、この光学フィルタ102を抜いたことによる光路長の変化を吸収するためのダミーガラスがレンズ群101の光路に挿入されるように撮像装置1を構成している。しかしながら、このような構成に限られるものではない。たとえば、このようなダミーガラスを撮像装置1に設けなくともよい。
以下、本実施形態における撮像装置1およびピント補正設定アプリケーションを用いた、光源の波長の違いに応じたピント補正の設定方法について、実施例1乃至3で詳細に述べる。
続いて、図3を参照して、本発明の実施例1における、デイナイトモード切換え時のピント補正の設定方法について説明する。なお、上述の実施形態と重複する部分については、同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図3は、撮像装置1に対する、デイナイトモード切換え時のピント位置補正処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、ピント補正設定アプリケーションにより実行され、且つ、ピント補正設定アプリケーションが起動された際に開始される。また、ピント補正設定アプリケーションは、外部設定部117の制御部(不図示)により実行される。
図3におけるステップS301では、ピント補正設定アプリケーションは、ネットワークを介して撮像装置1と通信可能に接続する。
ステップS302では、ピント補正設定アプリケーションは、その接続先の撮像装置1(ステップS301で接続された撮像装置1)が、撮像装置1の光源に応じたピント位置ズレ補正機能を有するか否かを判定する。
具体的には、まず、ピント補正設定アプリケーションは、光源を手動または自動で選択するための光源選択コマンドを撮像装置1に送信する。次に、ピント補正設定アプリケーションは、送信した光源選択コマンドの返信として、撮像装置1がこの光源選択コマンドを実行可能な場合には、成功を示す応答を受信し、撮像装置1がこの光源選択コマンドを実行不可能な場合には、失敗を示す応答を受信する。
そして、ピント補正設定アプリケーションは、成功を示す応答を撮像装置1から受信した場合には、撮像装置1がピント位置ズレ補正機能を有していると判定する。一方、ピント補正設定アプリケーションは、失敗を示す応答を撮像装置1から受信した場合には、撮像装置1がピント位置ズレ補正機能を有していないと判定する。
ピント補正設定アプリケーションは、撮像装置1がピント位置ズレ補正機能を有していると判定した場合には、ステップS303に処理を進め、撮像装置1がピント位置ズレ補正機能を有していないと判定した場合には、ステップS304に処理を進める。
ステップS303では、ピント補正設定アプリケーションは、ピント位置補正量の算出および指示は必要ないものとして、ウインドウ201を表示することなく、処理を進める。このように、ウインドウ201を非表示とすることで、ユーザーに無用な設定を行わせずに済むこととなる。
ステップS304では、ピント補正設定アプリケーションは、撮像装置1と接続する際に、ウインドウ201を表示する。これは、撮像装置1がピント位置ズレ補正機能を有していない場合には、ピント補正設定アプリケーション側で撮像装置1のピント位置補正量を算出する必要があるためである。
ステップS305では、ピント補正設定アプリケーションは、ユーザーによる光源の選択を受け付ける。
ステップS306では、ピント補正設定アプリケーションは、カメラのパラメータを撮像装置1から取得する。たとえば、本実施例では、ピント補正設定アプリケーションは、ズーム位置を撮像装置1から取得するものとする。
ステップS307では、ピント補正設定アプリケーションは、ステップS305で受け付けた選択に対応する光源の波長とステップS306で取得したカメラのパラメータとから、ピント位置補正量を算出する。したがって、本実施例におけるピント補正設定アプリケーションは、ピント位置補正量を決定する補正量決定部としての役割を果たす。
ステップS308では、ピント補正設定アプリケーションは、ステップS307で算出したピント位置補正量を撮像装置1に送信する。
そして、撮像装置1は、ピント位置補正量をピント補正設定アプリケーションから受信し、受信したピント位置補正量を用いて、光学フィルタ102の挿抜に合わせてピント位置を調整する。
たとえば、撮像装置1は、レンズ群101の光路から光学フィルタ102を抜く場合には、この抜く前のピント位置と受信したピント位置補正量とを加算し、加算したピント位置に基づいてピントを合わせる。具体的には、撮像装置1は、レンズ群101の光路から光学フィルタ102を抜く場合には、加算したピント位置にフォーカスレンズを移動させる。
一方、撮像装置1は、レンズ群101の光路に光学フィルタ102を挿入する場合には、この挿入する前のピント位置と受信したピント位置補正量とを減算し、減算したピント位置に基づいてピントを合わせる。具体的には、撮像装置1は、レンズ群101の光路に光学フィルタ102を挿入する場合には、減算したピント位置にフォーカスレンズを移動させる。
以上のように、本実施例におけるピント補正設定アプリケーションは、ユーザーにより選択された光源の種類と撮像装置1から取得したズーム位置とに基づいて、光学フィルタ102の挿抜の際に用いられるピント位置補正量を算出するように構成されている。
これにより、ピント位置ズレ補正機能を有していない撮像装置であっても、撮像装置1の光源およびズーム位置に応じて適切に、光学フィルタ102の挿抜の際のピント位置補正を実現することができ、この結果、ピントの合った映像を表示することができる。
また、本実施例では、図2のウインドウ201では、デイナイトモード切換え時のフォーカス動作が選択できるように構成されている。具体的には、ウインドウ201では、項目「制御しない」、項目「ワンショットAFを実行」および「光源に応じた補正を実行」などの様々な設定が行えるように構成されているが、次のようにウインドウ201を構成しても良い。
すなわち、デイモードとナイトモードとの切換えの際に1度だけAF動作を行ってピント合わせを行う機能を撮像装置1が有していない場合には、項目「ワンショットAFを実行」が表示されないように、ウインドウ201を構成しても良い。一方、この機能を撮像装置1が有している場合には、項目「ワンショットAFを実行」が表示されるように、ウインドウ201を構成しても良い。
なお、本実施例では、ステップS308にて、ステップS307で算出されたピント位置補正量を撮像装置1に送信するように、ピント補正設定アプリケーションを構成したが、これに限られるものではない。
たとえば、ステップS308にて、ステップS307で算出されたピント位置補正量とともに、ステップS305で受け付けた選択に対応する光源を示す光源情報を送信するように、ピント補正設定アプリケーションを構成しても良い。
また、ステップS308にて、ステップS307で算出されたピント位置補正量とともに、ステップS306で取得された撮像装置1のカメラパラメータを送信するように、ピント補正設定アプリケーションを構成しても良い。
また、本実施例では、撮像装置1側がピント位置ズレ補正機能を有している場合には、ウインドウ201自体を非表示にするようにピント補正設定アプリケーションを構成したが、これに限られるものではない。
たとえば、ステップS301で接続された撮像装置がピント位置ズレ補正機能を有している場合でも、ウインドウ201を表示してユーザーによる光源の選択を受け付けることができるようにピント補正設定アプリケーションを構成してもよい。
さらに、ピント位置補正量の算出を行うことなく、受け付けた光源の選択に対応する光源を示す情報だけを、ステップS301で接続された撮像装置に送信するようにピント補正設定アプリケーションを構成しても良い。
ここで、図4は、このように構成されたピント補正設定アプリケーションで実行される、デイナイトモード切換え時のピント位置補正処理を示すフローチャートである。
図4におけるステップS401、S402は、図3におけるステップS301、S302と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS403、S404は、図3におけるステップS304、S305と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS405は、ステップS404で受け付けた選択に対応する光源を示す光源情報を撮像装置1に送信する。
ステップS406〜S410は、図3におけるステップS304〜S308と同様であるので、その説明を省略する。
また、本実施例におけるステップS302では、撮像装置1がピント位置ズレ補正機能を有しているか否かを、撮像装置1が光源選択コマンドを実行可能か否かに基づいて判定するようにピント補正設定アプリケーションを構成したが、これに限るものではない。
たとえば、ピント位置ズレ補正機能を有していることを示す判定フラグなど、ピント位置ズレ補正機能を有していることを示す情報に基づいてピント位置ズレ補正機能を有しているか否かを判定するようにピント補正設定アプリケーションを構成しても良い。
続いて、本発明の実施例2では、図5を参照して、レンズ交換可能な撮像装置を想定した場合における、デイナイトモード切換え時のピント補正の設定方法について説明する。なお、上述の実施形態および実施例1と重複する部分については、同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
まず、カメラの光源の波長の違いによって生じるピントずれは、主に、レンズの特性と撮像素子の各波長に対する感度とにより決まるものである。そのため、レンズと撮像素子が1対1で決まった組み合わせしかない場合には、各光源波長に対してのピント位置補正量は、光源(波長)の数分持てば対応ができる。
しかしながら、従来のように、レンズ交換が可能なカメラであって、その内部でピント位置補正量を算出することができるレンズ交換が可能なカメラの場合、状況は異なる。つまり、対応するレンズの数と対応する光源の波長の数の分だけピント位置補正量をカメラ内部で持たなくてはならず、保持しなければならないデータ量は膨大なものになってしまう。
さらに、予め想定されたレンズ以外のレンズが装着された場合(例えばカメラ本体よりも新しく設計されたレンズで、カメラ本体にそのレンズに対応したピント位置補正量を持っていない場合)には、適切なピント補正が行えなくなってしまう事が考えられる。
このような場合、カメラが予め想定できていなかった対象光源だと、実施例1で説明したような光源選択が可能なカメラであっても、選択可能な光源数が足りなかったり、対象光源が違ったり、ピント位置補正量が違う場合があり適切な対応が取れない。
また、レンズとカメラの組み合わせを1台1台カメラ内でピント位置補正ができるように、カメラ内のピント位置補正テーブルを更新する方法もあるが、実際に何十台もそうした方法で設定するのは、時間がかかり過ぎてしまって現実的ではない。
さらに、一つのアプリケーションで複数の組み合わせのピント位置補正量を算出した方が、アプリケーション自体は共通で使えるので利便性が高い。
このような様々な問題に対応するために、本実施例は、実施例1を応用したものである。すなわち、ピント補正設定アプリケーション側でレンズとカメラとの組み合わせを把握し、この組み合わせからピント位置補正量をアプリケーション側で算出し、カメラ側に設定するものである。
図5は、本実施例におけるピント補正設定アプリケーションで実行される、デイナイトモード切換え時のピント位置補正処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、ピント補正設定アプリケーションが起動された際に開始される。
図5におけるステップS501は、図3におけるステップS301と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS502では、ピント補正設定アプリケーションは、レンズ情報とカメラ情報とを撮像装置1から取得することができるか否かを判定する。ここで、レンズ情報とは、撮像装置に装着された交換レンズの種類を識別するための情報であり、カメラ情報とは、撮像装置の種類を識別するための情報である。
そして、ピント補正設定アプリケーションは、レンズ情報とカメラ情報とを撮像装置1から取得することができると判定した場合には、ステップS503に処理を進める。一方、ピント補正設定アプリケーションは、レンズ情報とカメラ情報とを撮像装置1から取得することができないと判定した場合には、ステップS504に処理を進める。
ステップS503では、ピント補正設定アプリケーションは、レンズ情報とカメラ情報とを撮像装置1から自動的に取得する。
ステップS504では、ピント補正設定アプリケーションは、レンズ情報およびカメラ情報の設定をユーザーから受け付ける。
ステップS505では、ピント補正設定アプリケーションは、撮像装置とレンズの組み合わせを判定し、この判定した組み合わせに適したメニュー画面を表示する。
具体的には、ピント補正設定アプリケーションは、ステップS503の後には、ステップS503で取得されたレンズ情報およびカメラ情報に適したメニュー画面を表示する。一方、ピント補正設定アプリケーションは、ステップS504の後には、ステップS504で設定を受け付けたレンズ情報およびカメラ情報に適したメニュー画面を表示する。
なお、ステップS505におけるメニュー画面とは、例えば、図2に示すような「デイナイトモード切換え時フォーカス設定アプリケーション」の画面である。
ここで、たとえば、ピント補正設定アプリケーションは、レンズ情報が交換レンズAを示し、カメラ情報が撮像装置Bを示す場合には、ウインドウ201のプルダウンメニュー205に次のような光源の種類を表示する。すなわち、蛍光灯、白熱灯、赤外照明(850nm)、赤外照明(950nm)である。
一方、ピント補正設定アプリケーションは、レンズ情報が交換レンズCを示し、カメラ情報が撮像装置Dを示す場合には、ウインドウ201のプルダウンメニュー205に次のような光源の種類を表示する。すなわち、蛍光灯、白熱灯、赤外照明(800nm)、赤外照明(850nm)、赤外照明(900nm)、赤外照明(950nm)である。
ステップS506では、ピント補正設定アプリケーションは、ステップS503で取得された又はステップS504で設定されたレンズ情報およびカメラ情報の組み合わせが、撮像装置1のメモリ(不図示)に記憶されているか否かを判定する。
そして、ピント補正設定アプリケーションは、ステップS503で取得された又はステップS504で設定されたレンズ情報およびカメラ情報の組み合わせが撮像装置1のメモリに記憶されていると判定した場合には、ステップS507に処理を進める。
一方、ピント補正設定アプリケーションは、ステップS503で取得された又はステップS504で設定されたレンズ情報およびカメラ情報の組み合わせが撮像装置1のメモリに記憶されていない場合には、ステップS509に処理を進める。
ステップS507は、図3におけるステップS305と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS508は、図4におけるステップS405と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS509〜S512は、図3におけるステップS305〜S308と同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、本実施例では、ピント補正設定アプリケーションは、撮像装置1の本体とこの本体に着脱可能な交換レンズであるレンズ群101との組み合わせを判定し、判定した組み合わせに応じてピント位置補正量を算出する。
これにより、カメラとその本体に着脱可能な交換レンズとがどのような組み合わせであっても、光学フィルタの挿抜により生じるピント位置のズレを補正し、ピントの合った映像を表示することができる。その上、このズレを、撮像装置1の本体に着脱可能な交換レンズ全てのピント位置補正データを撮像装置1で記憶することなく、且つ撮像装置1の補正量算出データを直接変更することなく、補正することができる。
上述の実施例1および実施例2では、撮像装置1に対する光源の設定方法について述べたが、本発明の実施例3では、撮像装置1に設定されている光源の確認方法について述べる。なお、上述の実施形態、実施例1および実施例2と重複する部分については、同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
本実施例では、光源情報を記憶するメモリを備えた撮像装置1を想定する。このメモリは、図4におけるステップS405でピント補正設定アプリケーションから送信された光源情報を、記憶するためのものである。
ピント補正設定アプリケーションが起動された際、ピント補正設定アプリケーションは、撮像装置1から光源情報を取得する。そして、ピント補正設定アプリケーションは、この取得した光源情報に基づき、現在、撮像装置1で選択されている光源が何であるかを判別可能に表示する。
具体的には、ピント補正設定アプリケーションは、ウインドウ201のプルダウンメニュー205に表示される光源の種類のうち、撮像装置1から取得した光源情報に対応する光源の種類を選択状態にして表示する。また、ピント補正設定アプリケーションは、プルダウンメニュー205に表示される光源の種類のうち、撮像装置1から取得した光源情報に対応する光源の種類とは異なる光源の種類については、選択状態にすることなく表示する。
以上のように、本実施例では、ピント補正設定アプリケーションは、撮像装置1の光源の種類を判定し、判定された光源の種類を判別可能にウインドウ201に表示する。これにより、ユーザーは、撮像装置1で、現在どの光源が選択されているかを判別することができる。
また、本実施例では、撮像装置1に備えられたメモリに記憶された光源情報を取得して、撮像装置1の光源を判定するようにピント補正設定アプリケーションを構成したが、これに限られるものではない。
たとえば、各種光源に夫々応じたピント位置補正量の代表的な値を撮像装置1側で記憶し、記憶された代表的な値を撮像装置1から取得し、取得した代表的な値に基づいて撮像装置1の光源を判定するように、ピント補正設定アプリケーションを構成しても良い。
また、本実施例では、撮像装置1に備えられたメモリに光源情報を記憶させている。これにより、撮像装置1内部でも(撮像装置1自身も)、現在、設定されている光源を判定することが可能となる。その上、この記憶された光源情報を取得することで、ピント補正設定アプリケーション以外の様々なアプリケーションで、撮像装置1で現在設定されている光源を判定して確認することが可能となる。
また、上述の実施形態および実施例では、撮像装置1の光源とズーム位置などのパラメータとからピント位置補正量を算出するものとしたが、これに限られるものではない。
たとえば、図7に示すようなピント位置補正量テーブルから、撮像装置1の光源およびズーム位置などのパラメータに対応するピント位置補正量を取得する(読み出す)ように、撮像装置1やピント補正設定アプリケーションを構成しても良い。
この図7に示すピント位置補正量テーブルは、ピント位置補正量と光源およびズーム位置とが対応付けられたテーブルであり、撮像装置1や外部設定部117に備えられたメモリに保持されるように構成しても良い。なお、このような撮像装置1や外部設定部117に備えられたメモリは、ピント位置補正量を各種光源ごとに保持する保持部に相当する。
ここで、図7に示すピント位置補正量テーブルにおける、蛍光灯欄、白熱灯欄、赤外照明(850nm)欄、および赤外照明(950nm)欄のそれぞれには、ズーム位置と、ピント位置補正量とが格納されている。
このズーム位置の欄には、たとえば、広角端を1とし、この広角端から望遠端に近づくに連れ、2、3、4、5…、と増加するような、ズーム位置を示す値が格納される。また、このピント位置補正量には、たとえば、レンズ群101を移動させるためのステッピングモータを駆動させるためのステップ数が格納される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述の実施形態及び実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、本発明の好ましい実施形態および実施例について説明したが、本発明はこれらの実施形態および実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 撮像装置
101 レンズ群
102 光学フィルタ
117 外部設定部
201 ウインドウ

Claims (10)

  1. 撮像装置とネットワーク経由で通信可能に接続可能な外部装置であって、
    前記撮像装置の撮像光学系の光路に光学フィルタが挿抜されることにより生じるピント位置のズレを補正するためのピント位置補正量を保持する保持手段と、
    前記保持されたピント位置補正量から、使用するピント位置補正量を取得する取得手段と、
    前記光学フィルタを挿抜させるための指示を撮像装置に送る場合に、前記撮像装置から他の光学又は周囲環境パラメータも取得し、前記他の光学又は周囲環境パラメータに基づき前記取得手段によって取得されたピント位置補正量で前記撮像装置のピント位置を補正すると共に前記光学フィルタの挿抜を制御するための制御情報を前記撮像装置に送信するための制御手段と
    前記撮像装置が前記ピント位置補正量を決定する決定手段を備えるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で備えていないと判定された場合には、前記制御手段を実行し、前記判定手段で備えていると判定された場合には、前記制御手段を実行しない実行手段と、
    を有することを特徴とする外部装置。
  2. 前記ピント位置補正量は、光源、ズーム位置、フォーカス位置、絞り、および温度のうち少なくとも1つ以上の光学又は周囲環境パラメータの変化に伴って変化することを特徴とする請求項1に記載の外部装置。
  3. 前記撮像装置本体に着脱可能な交換レンズの種類を検出する検出手段をさらに有し、
    前記光学又は周囲環境パラメータは前記交換レンズの種類を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の外部装置。
  4. 前記撮像装置のズーム位置を設定するズーム位置設定手段と、
    光源の種類を選択する光源選択手段と、
    前記設定されたズーム位置と前記選択された光源の種類とに基づき、前記ズレを補正するためのピント位置補正量を決定する補正量決定手段と、
    前記決定されたピント位置補正量を前記撮像装置に前記ネットワーク経由で送信するための送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の外部装置。
  5. 前記撮像装置から送信される映像信号を受信する受信手段と、
    前記受信された映像信号に対応する画像を表示部に表示させる表示制御手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項に記載の外部装置。
  6. 前記送信手段は、前記決定されたピント位置補正量とともに、前記設定されたズーム位置を送信することを特徴とする請求項に記載の外部装置。
  7. 前記送信手段は、前記決定されたピント位置補正量とともに、前記選択された種類を送信することを特徴とする請求項に記載の外部装置。
  8. 前記撮像装置で選択された光源の種類を判定する光源判定手段と、
    前記判定された光源の種類を判別可能に表示部に表示させる表示制御手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の外部装置。
  9. 撮像装置とネットワーク経由で通信可能に接続可能な外部装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の撮像光学系の光路に光学フィルタが挿抜されることにより生じるピント位置のズレを補正するためのピント位置補正量を保持部に保持させる保持ステップと、
    前記保持されたピント位置補正量から、使用するピント位置補正量を取得する取得ステップと、
    前記光学フィルタを挿抜させるための指示を撮像装置に送る場合に、前記撮像装置から他の光学又は周囲環境パラメータも取得し、前記他の光学又は周囲環境パラメータに基づき前記取得ステップによって、取得されたピント位置補正量で前記撮像装置のピント位置を補正すると共に前記光学フィルタの挿抜を制御するための制御情報を前記撮像装置に送信するための制御ステップと、
    前記撮像装置が前記ピント位置補正量を決定する決定部を備えるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで備えていないと判定された場合には、前記制御ステップを実行し、前記判定ステップで備えていると判定された場合には、前記制御ステップを実行しない実行ステップと、
    を有することを特徴とする外部装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の複数のステップをコンピューターに実行させるためのコンピュータープログラム。
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