JP5709516B2 - アイドルストップ車の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、アイドルストップ車の制御装置に関し、詳しくは、エンジン始動操作によるエンジンの初期始動時のブレーキ機構のブレーキ力助勢用の負圧の確保と車載のバッテリの初期充電の制御に関する。
従来、アイドルストップ車は、ドライバ(ユーザ)のエンジン始動操作(IG−ON操作)によってエンジンが初期始動されると、アイドルストップ制御機能が動作し、所定のエンジン停止条件の成立によりエンジンを自動停止してアイドルストップを実施し、アイドルストップ中の所定のエンジン始動条件の成立により車載のバッテリの出力でエンジンを再始動することをくり返す。
しかしながら、IG−ON操作によるエンジンの初期始動時には、放電によってバッテリの電圧が低下し、その程度によってはエンジンの再始動が困難になる可能性がある。そこで、エンジンにより駆動されるオルタネ−タの発電出力による前記バッテリの充電をアイドルストップ制御機能の制御より優先し、この充電でバッテリが回復したと判定されてからアイドルストップ制御機能によるアイドルストップ制御を許可することが提案されている(例えば、特許文献1(段落[0005]−[0007]、[0057]−[0061]、図1、図2等)参照)。
特開2006−177173号公報
この種のアイドルストップ車において、IG−ON操作によるエンジンの初期始動時には、それ以前の駐車時間の長短等にかかわらず、車載の前記バッテリを初期充電してからアイドルストップ制御機能の制御(アイドルストップ制御)を開始することが信頼性等の面からは望まれるが、初期充電によってバッテリが満充電状態に充電されるのを待ってアイドルストップ制御機能の制御を開始すると、アイドルストップ制御の開始が遅くなって燃費が低下する。
一方、アイドルストップ中のブレーキ力を確保するため、この種のアイドルストップ車は負圧確保機能を備え、IG−ON操作によるエンジンの初期始動時、エンジンの駆動により発生してブレ−キ機構に蓄圧されるブレーキ力助勢用の負圧(エンジンのインレットマニホールド(インテークマニホールドとも称される)内の負圧やバキュームポンプ等により発生した負圧)が不足していれば、負圧確保機能の制御により、エンジンで駆動されるオルタネ−タの発電を抑制して前記負圧を早期に確保する必要がある。
そして、IG−ON操作によるエンジンの初期始動時にバッテリの充電と負圧確保とを行なうとすれば、両者が競合する事態を招く。
図4は前記の競合の状態を示し、IG−ON操作でエンジンが時刻tsに初期始動され、それと同時に、Ta時間のバッテリの充電と、Tb時間(Tb>Ta)の負圧確保とが開始されると、両者がTa時間の部分で重なって競合する。
このとき、負圧確保中にオルタネータにバッテリの充電等の仕事をさせると、エンジンの負荷が高まってエンスト(エンジン停止)する場合がある。そこで、負圧確保中はオルタネータの発電を抑制してオルタネータに仕事をさせないようにする必要がある。
そして、負圧確保中(時間Tb)にオルタネータの発電を抑制してその電圧を低くすると、時間Taのバッテリの初期充電が行えなくなる。
すなわち、従来のこの種のアイドルストップ車の制御装置は、IG−ON操作によるエンジンの初期始動時、負圧確保を行なうと、オルタネータの発電が抑制されて車載のバッテリの初期充電が行えなくなる。
本発明は、エンジン始動操作(IG−ON操作)によるアイドルストップ車のエンジン初期始動時、ブレーキ力助勢用の負圧の確保と燃費の向上を図った車載のバッテリの初期充電とが行えるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のアイドルストップ車の制御装置は、所定のエンジン停止条件の成立によりエンジンを自動停止し、所定のエンジン始動条件の成立により車載のバッテリの出力でエンジンを再始動するアイドルストップ制御機能と、エンジンの駆動により発生してブレーキ機構に蓄圧されるブレーキ力助勢用の負圧が不足していれば、エンジンにより駆動されるオルタネ−タの発電を抑制して前記負圧を確保する負圧確保機能とを備え、前記バッテリを前記オルタネ−タの発電出力により充電するアイドルストップ車の制御装置であって、前記エンジン始動操作の初期始動時、前記ブレーキ力助勢用の負圧が不足していれば、前記バッテリの充電より優先して前記負圧確保機能による前記負圧の確保に制御する負圧確保優先手段と、前記負圧確保優先手段の制御によるエンジンの初期始動時の前記負圧確保が終了した後、前記オルタネ−タの前記抑制が解除された発電出力による前記バッテリの所定時間の初期充電に制御する初期充電制御手段とを備え、前記負圧確保優先手段によるエンジンの初期始動時の負圧確保の時間と前記初期充電制御手段による初期充電の時間とが重ならず競合しないように制御することを特徴としている(請求項1)。
請求項1に記載の発明によれば、IG−ON操作によるエンジンの初期始動時、ブレーキ力助勢用の負圧が不足していれば、負圧確保優先手段によりオルタネ−タの発電を抑制して負圧の確保が優先的に行われる。
そして、負圧が確保された後、初期充電制御手段によりオルタネ−タの抑制を解除した発電出力で前記バッテリが所定時間だけ初期充電される。
したがって、IG−ON操作によるエンジンの初期始動時、負圧確保優先手段によるエンジンの初期始動時の負圧確保の時間と初期充電制御手段による初期充電の時間とが重ならず競合しないように制御されるため、エンジン停止(エンスト)を確実に防止でき、優先的に負圧を確保することができるとともに車載のバッテリを初期充電することができる。しかも、この初期充電が所定時間だけ行われるので、アイドルストップ制御が開始されやすくなり燃費の向上が図られる。また、バッテリを初期充電する所定時間の経過後は、ブレーキ助勢用の負圧が不足していれば、適宜、オルタネータの発電出力を抑制した負圧確保を優先して、エンジンの負圧確保およびバッテリの充電が行なえる。
本発明のアイドルストップ車の車両制御装置の一実施形態のブロック図である。 図1のエンジン初期始動時の動作説明用のフローチャートである。 図1のエンジン初期始動時の動作説明用のタイミングチャートである。 従来例におけるエンジン初期始動時の動作説明用のタイミングチャートである。
つぎに、本発明をより詳細に説明するため、本発明の一実施形態について、図1〜図3を参照して詳述する。
図1はアイドルストップ車1の制御装置のブロック構成を示し、アイドルストップ車1は、軽量化、小型化等を図るため、電源として12Vの比較的小容量の1個の鉛バッテリ2を備える。鉛バッテリ2が本発明の車載のバッテリであり、負極端子はアイドルストップ車1の筐体に接続されている。
図1において、3はアイドルストップ車1のエンジン、4はエンジン3のトランスミッション側のCVTでありエンジン3との間にトルクコンバータ(ロックアップクラッチの機構を含む)5が介在する。
6はエンジン3を始動するスタータであり、リレー7を介して鉛バッテリ2から給電される。8は鉛バッテリ2の正極端子とリレー7との間に鉛バッテリ2に接近して設けられたバッテリセンサであり、鉛バッテリ2の温度、電流を検出する。9はエンジン3の回転力がベルト10を介して伝達されるオルタネータであり、走行中等に発電出力で鉛バッテリ2を充電する。
11はアイドルストップ制御のECUが形成するアイドルストップ制御部、12はエンジン制御のECUが形成するエンジン制御部、13はABS(antilocked braking system)制御のECUが形成するABS制御部、14はCVT制御のECUが形成するCVT制御部であり、各制御部11〜14はそれぞれマイクロコンピュータ等により形成され、CAN等の通信バス15を介して情報をやり取りする。
16はダッシュボードのコンビネーションメータが形成する表示部であり、通信バス15から各種の表示データを受信する。
17はアイドルストップ制御部11に接続されたアイドルストップ車1のGセンサ(加速度センサ)、18はABS制御部13に車速の検出情報を与える車輪速センサ、19はABS制御部13にブレーキ機構20のマスタシリンダ圧の検出情報を与える液圧センサである。
ブレーキ機構20は周知の液圧式のブレーキ機構であり、ブレーキペダル21の踏力が、ブースタ(真空倍力装置)22によりエンジン3のインレットマニホールド内のブレーキ力助勢用の負圧を利用して増幅され、マスタシリンダ23、液圧センサ19等を介して各ホイルシリンダにブレーキ力として与えられる。
アイドルストップ制御部11は、例えばドライバがIG−ON操作でエンジンスタートを指令することにより、設定されたアイドルストップ制御、充電制御のプログラムを実行し、本発明のアイドルストップ制御機能および負圧確保優先手段、初期充電制御手段を形成する。
そして、アイドルストップ車1の概略の制御および動作を説明すると、アイドルストップ車1がエンジン停止かつ走行停止の駐車状態から最初に始動されるときは、ドライバがIG−ON操作でエンジンスタートを指令することにより、IG−ONの信号が例えば通信バス15からアイドルストップ制御部11に入力され、この入力に基づいてアイドルストップ制御機能が動作し、アイドルストップ制御部11はリレー7を瞬時通電してオンし、鉛バッテリ2の電源をスタータ6に給電してスタータ6を始動し、停止していたエンジン3を始動する(初期始動)。エンジン3が初期始動すると、その後は、IG−OFF(IGキーのオフ)操作でエンジン3が停止するまで、アイドルストップ制御部11がアイドルストップ制御機能によってアイドルストップ制御を実行する。
アイドルストップ制御部11には、通信バス15や専用線等を介して、エンジン制御部12のエンジン回転数や冷却水温、負圧等のエンジン3の情報、鉛バッテリ2の電圧、電流、温度等の情報および、ABS制御部13が取得した車輪速センサ18の検出車速、液圧センサ19のマスタシリンダ圧等の情報および、CVT制御部14のロックアップクラッチ情報、Gセンサ17の検出情報、図示省略したストップランプスイッチ、カーテシスイッチ等の車内各所のスイッチの情報等が入力される。また、スタータ6のIG−ONの信号等もアイドルストップ制御部11に入力される。
そして、これらの情報に基づき、アイドルストップ制御部11は、交通信号の赤信号等にしたがってドライバがブレーキペダルを踏込み、マスタシリンダ圧が所定の踏込圧以上になっていることを検出すると、アイドルストップ制御の所定の停止条件(例えばストップランプが点灯していて所定車速以下である等の条件)の成立を確認することにより、走行が完全に停止しなくても所定車速以下に低下すれば、エンジン制御部12にエンジン停止を指令し、エンジン制御部12が燃料スロットルを絞ったりしてエンジン3を自動停止する。
つぎに、交通信号が青信号に変わる等してドライバがブレーキペダルから足を離し、マスタシリンダ圧が所定の開放圧に低下したことを検出すると、アイドルストップ車1がアイドルストップ制御の所定の再始動条件(例えばストップランプが消灯していてドアが閉じている等の条件)の成立を確認することにより、アイドルストップ制御部11はリレー7を瞬時通電してオンし、鉛バッテリ2の電源をスタータ6に給電してスタータ6を始動し、停止しているエンジン3を自動的に再始動する。
以降、アイドルストップ制御中は、アイドルストップ制御機能により、減速中の所定の停止条件の成立に基づくエンジン3の自動停止と、所定の再始動条件の成立に基づくエンジン3の自動的な再始動とが交互に行なわれる。
また、エンジン3の初期始動時には、エンジン制御部12が、設定された負圧確保のプログラムを実行し、本発明の負圧確保機能を形成する。
そして、エンジン3の初期始動時、エンジン制御部12の負圧確保機能により、エンジン3のインレットマニホールド内のブレーキ力助勢用の負圧が監視され、エンジン3の負圧が不足していれば、優先的に十分なブレーキ力助勢用の負圧を発生させてブレーキ機構20のブレーキ圧を確保するため、エンジン制御部12はアイドルストップ制御部12に負圧確保を指令する。
負圧確保が指令されたアイドルストップ制御部11は、負圧確保優先手段によりエンジン制御部12を介してオルタネ−タ9に発電出力を抑制(低減)する出力デューティー制御を指令し、オルタネータ9の発電電圧をバッテリ2の充電には不足する電圧範囲の電圧に低下し、オルタネータ9にバッテリ2の充電等の仕事をさせないようしてエンジン3に十分な負圧を確保させる。
そして、エンジン3に十分な負圧が発生して負圧が確保されると、その負圧の検出に基づいてエンジン制御部12からアイドルストップ制御部11に負圧確保の終了が通知される。
負圧確保の終了が通知されたアイドルストップ制御部11は、初期充電制御手段により、エンジン制御部12を介してオルタネ−タ9に、発電出力の抑制解除の出力デューティー制御を指令し、オルタネータ9の発電電圧をバッテリ2の充電可能な電圧に引き上げ、バッテリ2の初期充電を開始する。また、初期充電を開始すると、初期充電制御手段はタイマを起動して初期充電時間を計時する。
そして、設定された所定時間の充電が終了すると、初期充電制御手段は、エンジン制御部12を介してオルタネ−タ9に、再び発電出力を抑制する出力デューティー制御を指令し、バッテリ2の初期充電を終了する。なお、前記所定時間は、実験等によって設定される時間であって、例えばアイドルストップ車1のようなアイドルストップ車の平均的な駐車時間の自然放電で電圧が低下したバッテリ2の電圧を満充電電圧よりは低いがエンジン3の再始動可能な電圧に回復する時間である。
初期充電を終了すると、アイドルストップ制御部11は、バッテリ2がアイドルストップ制御のエンジン3の再始動可能な電圧以上であることを条件に、アイドルストップ制御機能による前記したアイドルストップ制御を開始できるようになる。なお、初期充電中であっても、バッテリ2がエンジン3の再始動可能な電圧以上になれば、所定のエンジン停止条件の成立により、アイドルストップ制御を開始してもよい。
ところで、バッテリ2の初期充電後、アイドルストップ制御部11は、ブレーキ力助勢用の負圧不足の有無を監視し、負圧不足になれば、随時、負圧確保を優先して実行する。また、初期充電によってもバッテリ2がアイドルストップ制御のエンジン3の再始動可能な電圧より低ければ、負圧確保を優先する条件下、バッテリ2の充電制御を実行し、バッテリ2を再始動可能な電圧以上(満充電電圧であってもよい)に再度充電する。
一方、エンジン3の初期始動時、エンジン3の負圧が不足していなければ、負圧確保を行なうことなく、バッテリ2の前記所定時間の初期充電が行われる。
図2はエンジン3の初期始動時のアイドルストップ制御部11、エンジン制御部12による上記の制御処理手順を示し、IG−ON操作が行われてエンジンが初期始動されると(ステップS1のYES)、エンジン3の負圧が不足しているか否かが判断される(ステップS2)。
エンジン3の負圧が設定されたしきい値より小さく不足していると(ステップS2のYES)、優先的に負圧確保が実行される(ステップS3)。負圧が確保されると、バッテリ2の所定時間の初期充電が行なわれ(ステップS4)、アイドルストップ制御が開始されやすくなる。
バッテリ2の初期充電後、エンジン3の負圧不足の有無が監視され(ステップS5)、負圧不足であれば(ステップS6のYES)、再度、優先的に負圧確保が実行される(ステップS6)。また、初期充電によってもバッテリ2がアイドルストップ制御のエンジン3の再始動可能な電圧より低ければ(ステップS7のYES)、負圧確保を優先する条件下、バッテリ2が再度充電される(ステップS8)。以降、エンジン3の負圧不足の有無の監視(ステップS5)、バッテリ2の電圧不足の監視(ステップS7)がくり返され、エンジン3の負圧確保を優先して、エンジン3の負圧確保(ステップS6)および、バッテリ2の充電(ステップS8)が行なわれる。バッテリ2がエンジン3の再始動可能な電圧以上になれば、所定のエンジン停止条件の成立により、アイドルストップ制御が開始される。
なお、ステップS2において、エンジン3の負圧が設定されたしきい値以上で不足してなければ(ステップS2のNO)、ステップS3の負圧確保をパスしてステップS4に移行し、直ちにバッテリ2の所定時間の初期充電が行なわれ(ステップS4)、アイドルストップ制御が開始されやすくなる(ステップS5)。
図3は本実施形態における、エンジン3の初期始動時の負圧確保、バッテリ2の初期充電のタイミングを示す。なお、図4との比較を行うため、負圧確保の時間をTb時間、バッテリ2の初期充電時間をTa時間とする。この場合、IG−ON操作でエンジンが時刻tsに初期始動されると、それと同時に、時間Tb(Tb>Ta)の負圧確保が優先的に開始され、その後、Ta時間のバッテリ2の初期充電が行われ、両者は、重ならず競合することはない。
したがって、本実施形態の場合、IG−ON操作によるエンジン3の初期始動時、優先的に負圧を確保することができるとともにバッテリ2を初期充電することができる。しかも、この初期充電が所定時間だけ行われるので、アイドルストップ制御が開始されやすくなり、燃費の向上を図ることができる。また、バッテリ2を初期充電する所定時間の経過後は、ブレーキ助勢用の負圧が不足していれば、適宜、オルタネータ9の発電出力を抑制した負圧確保を優先して、エンジン3の負圧確保およびバッテリ2の充電が行なえる。
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、バッテリ2の充放電量をエンジン3が停止する駐車時等にもメモリに記憶保持し、エンジン3の始動時におけるバッテリ2の初期充電の前記所定時間を、記憶している充放電量に応じて設定するようにしてもよい。
また、図1の各部の構成等は、どのようであってもよく、前記実施形態の構成に限るものではない。
そして、本発明は、種々のアイドルストップ車の制御装置に適用することができる。
1 アイドルストップ車
2 バッテリ
3 エンジン
9 オルタネータ
11 アイドルストップ制御部
12 エンジン制御部

Claims (1)

  1. 所定のエンジン停止条件の成立によりエンジンを自動停止し、所定のエンジン始動条件の成立により車載のバッテリの出力でエンジンを再始動するアイドルストップ制御機能と、
    エンジンの駆動により発生してブレーキ機構に蓄圧されるブレーキ力助勢用の負圧が不足していれば、エンジンにより駆動されるオルタネ−タの発電を抑制して前記負圧を確保する負圧確保機能とを備え、
    前記バッテリを前記オルタネ−タの発電出力により充電するアイドルストップ車の制御装置であって、
    前記エンジン始動操作の初期始動時、前記ブレーキ力助勢用の負圧が不足していれば、前記バッテリの充電より優先して前記負圧確保機能による前記負圧の確保に制御する負圧確保優先手段と、
    前記負圧確保優先手段の制御によるエンジンの初期始動時の前記負圧確保が終了した後、前記オルタネ−タの前記抑制が解除された発電出力による前記バッテリの所定時間の初期充電に制御する初期充電制御手段とを備え
    前記負圧確保優先手段によるエンジンの初期始動時の負圧確保の時間と前記初期充電制御手段による初期充電の時間とが重ならず競合しないように制御することを特徴とするアイドルストップ車の制御装置。
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