JP5706503B1 - 陳列棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組立作業性の良好な陳列棚を提供する。【解決手段】 陳列棚10は、一対の側板20と棚板30を有している。棚板30は階段状に折り曲げ可能に交互に連接する棚板部31および背板部32と、背板部32の両側から張り出した係止部33とを有している。係止部33の中央に第1のスリット34が設けられ、係止部33の両端に第2のスリット35a、35bが設けられている。側板20は階段状の斜辺21を有している。各段の斜辺21に第1のスリット34に嵌合する第1の凸部22と、第2のスリット35a、35bに嵌合する第2の凸部23が設けられている。対向配置された一対の側板30に、第1のスリット34に第1の凸部22が挿入され、第2のスリット35a、35bに第2の凸部23が挿入されて棚板30が係止されている。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、陳列棚に関する。
従来、陳列棚には一対の側板と、一対の側板を連結する上下連結板と、一対の側板の間に横架される複数の棚板および各棚板の上に立設するように一対の側板の間に横架される複数の背板を有するものがある。
然しながら、従来の陳列棚は部品数が多いため、組立に時間がかかるという問題がある。
特開平10−85096号公報
組立作業性の良好な陳列棚を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、陳列棚は、階段状に折り曲げ可能に交互に連接する棚板部および背板部と、前記背板部の両側から張り出した係止部とを有し、前記係止部の中央に第1のスリットが設けられ、前記係止部の両端に第2のスリットが設けられた棚板と、階段状の斜辺を有し、各段の前記斜辺に前記第1のスリットに嵌合する第1の凸部と、前記第2のスリットに嵌合する第2の凸部が設けられた一対の側板と、を具備し、対向配置された前記一対の側板に、前記第1のスリットに前記第1の凸部が挿入され、前記第2のスリットに前記第2の凸部が挿入されて前記棚板が係止されている。
本発明の実施形態によれば、組立作業性の良好な陳列棚が得られる。
実施形態1に係る陳列棚を示す分解斜視図。 実施形態1に係る陳列棚を示す図で、図2(a)はその正面図、図2(b)はその側面図、図2(c)はその平面図。 実施形態1に係る陳列棚の側板を示す展開図。 実施形態1に係る陳列棚の棚板を示す展開図。 実施形態1に係る切れ込みを示す断面図。 実施形態1に係る陳列棚に物品を陳列した状態を示す斜視図。 実施形態1に係る陳列棚の収納手順を示す図。 実施形態2に係る陳列棚を示す分解斜視図。 実施形態2に係る陳列棚を示す図で、図9(a)はその正面図、図9(b)はその側面図、図9(c)はその平面図。 実施形態2に係る陳列棚に物品を陳列した状態を示す斜視図。 実施形態3に係る陳列棚を示す分解斜視図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態に係る陳列棚について図1乃至図4を用いて説明する。図1は陳列棚を示す分解斜視図である。図2は陳列棚を示す図で、図2(a)はその正面図、図2(b)はその側面図、図2(c)はその平面図である。図3は陳列棚の側板を示す展開図である。図4は陳列棚の棚板を示す展開図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の陳列棚10は一対の側板20と、側板20の間に係止される棚板30を有している。陳列棚10は、例えば3段の陳列棚である。側板20および棚板30は、例えば軽量で堅牢なプラスチックダンボール製である。
側板20は鋭角部がカットされた直角三角形状で、階段状の斜辺21を有している。各段において、斜辺21から凸部(第1の凸部)22および凸部(第2の凸部)23が張り出している。
棚板30は複数の棚板部31と、複数の背板部32と、複数の係止部33を有している。棚板部31と背板部32は階段状に折り曲げ可能で交互に連接している。係止部33は背板部32の両側から張り出している。
係止部33には、中央に長手方向に沿って矩形状のスリット(第1のスリット)34が設けられ、両端に長手方向に沿って一端が開放されたスリット(第2のスリット)35a、35bが設けられている。
斜辺21の凸部22と係止部33のスリット34が嵌合するように設けられている。斜辺21の凸部23の上段側と係止部33のスリット35aが嵌合し、斜辺21の凸部23の下段側と係止部33のスリット35bが嵌合するように設けられている。
陳列棚10では、棚板30が側板20の斜辺21に倣って階段状に折り曲げられ、スリット34に凸部22が嵌入され、スリット35a、35bに凸部23の両段側が嵌入されて、側板20に係止されている。
陳列棚10では、棚板部31は奥が手前より低くなるように係止されているので、ブックレットのような背の高い陳列物が落下し難くなっている。棚板部31と背板部32のなす角は略90°であるが、90°より若干大きくても良い。
更に、陳列棚10は最下段に台座40を有し、最上段に天板50を有している。台座40は陳列棚10の下段側の強度を向上させるために設けられている。天板50は陳列棚10の上段側の強度を向上させるために設けられている。
図3に示すように、側板20は鋭角部がカットされた直角三角形状で、上部20a、下部20b、斜辺部20cおよび補強部20dで構成されている。
斜辺部20cに1段目および2段目の斜辺21が設けられている。斜辺部20cの下部には、縦方向に沿った矩形状のスリット24と、縦方向に一端が開放されたスリット25が設けられている。スリット24、25は台座40を係止するために設けられている。
上部20aに3段目の斜辺21が設けられている。上部20aの上側には、横方向に一端が開放されたスリット26が設けられている。スリット26は天板50を係止するために設けられている。
下部20bの上端には、縦方向に一端が開放されたスリット27が設けられている。スリット27は、後述する実施形態2において天板50を係止するために設けられている。
側板20は、下部20bと補強部20dの間に2本の平行な切れ込み28を有している。補強部20dは切れ込み28により下部20b側に折り曲げることができる。補強部20dを折り曲げることにより、側板20のエッジの厚さが増加するので、側板20の強度が向上する。
側板20は、上部20aと下部20bの間に切れ込み29を有している。上部20aは切れ込み29により下部20b側に折り曲げることができる。後述するように、上部20aを折り曲げることにより、陳列棚10の高さを切れ込み29のある箇所の高さに調節でき、また3段目の背板32を広い天板として使用することができる。
ここで切れ込みとは図5を参照して後述するように、例えばプラスチックダンボール素材の片方の側の最表面層(ライナー)を一定の幅だけ切った部分をいい、この切れ込みにより、切れ込みを入れた側とは反対方向に厚みのあるプラスチックダンボール素材を直角にまたは鋭角に精度良く折り曲げることができるようになる。
側板20は、下部20bと斜辺部20cの間に切れ込み28を有している。斜辺部20cは切れ込み28により下部20b側に折り曲げることができる。陳列棚10を収納するときに、補強部20d、上部20aおよび斜辺部20cを全て下部20b側に折り曲げると、側板20をコンパクトに折りたたみ収納することができ、持ち運びにも便利となる。
図4に示すように、棚板30は棚板部31と背板部32の間に階段状に交互に折り曲げ可能とする切れ込み28を有している。係止部33は陳列棚10に後述する落下防止版を取り付けるための複数の孔37を有している。孔37は、例えば長手方向に沿って3つ設けられている。
棚板30は最下段の棚板部31に連接する台座部41、42、43を有している。係止部41aが台座部41の両側から張り出している。係止部43aが台座部43の両側から張り出している。係止部43aの下端に、縦方向に一端が開放されたスリット44が設けられている。係止部41aと図3に示すスリット24が嵌合し、スリット44と図3に示すスリット25が嵌合するように設けられている。
棚板30は最下段の棚板部31と台座部41の間、台座部41、42の間、および台座部42、43の間に、切れ込み28を有している。切れ込み28により台座部41、42、43はコ字状に折り曲げることができる。
陳列棚10では、台座部41、42、43がコ字状に折り曲げられ、係止部41aがスリット24に嵌入され、係止部43aがスリット25に嵌入され、台座40が2枚の側板20に係止される(図1参照)。
棚板30は最上段の背板部32に連接する天板部51を有している。係止部51aが天板部51の両側から張り出している。係止部51aの上端に縦方向に一端が開放されたスリット52が設けられている。スリット52と図3に示すスリット26が嵌合するように設けられている。
棚板30は最上段の背板部32と天板部51の間に切れ込み28を有している。切れ込み28により天板部51が水平になるように折り曲げることができる。
陳列棚10では、天板部51が水平になるように折り曲げられ、スリット52がスリット26に嵌入され、天板50が2枚の側板20に係止される(図1参照)。
図5は切れ込みを示す図で、図5(a)は切れ込み28を示す断面図、図5(b)は切れ込み29を示す断面図である。図5(a)および図5(b)に示すように、ダンボールシート60は2枚のシート状のライナー61、62と、複数の長尺な中芯63を有している。複数の中芯63はピッチPで平行に配列され、ライナー61、62に挟まれている。
切れ込み28は、中芯63に沿って隣接する中芯63の間のライナー61が切り取られて出来た細長い開口(開口幅W1)である。
ダンボールシート60は切れ込み28により両側に折り曲げ可能である。図5(a)では切れ込み28を内側に折り曲げた場合を示している(谷折り)。切れ込み28により棚板部31と背板部32が階段状に折り曲げられる。切れ込み28は陳列棚10の正面から見えないように設けるとよい。陳列棚10の美観が向上する。
背板部32から棚板部31にかけては切れ込み28を内側にして折り曲げ、棚板部31から背板部32にかけては切れ込み28を外側にして折り曲げる(山折り)。
切れ込み29は、中芯63に直交する方向に沿って、ライナー61および中芯63の一部が切り取られて出来た細長い開口(開口幅W2)である。ダンボールシート60は切れ込み29により両側に折り曲げ可能である。図5(b)では切れ込み28を内側に折り曲げた場合を示している(谷折り)。切れ込み29により、側板20の上部20aが下部20b側に折り曲げられる。切れ込み29は陳列棚10の側面から見えないように設けるとよい。陳列棚10の美観が向上する。
切れ込み28はダンボールシート60の目に沿った切れ込みである。一方、切れ込み29はダンボールシート60の目と直角な方向に沿った切れ込みである。ダンボールシート60の目と直角な方向に沿った切れ込みは、ダンボールシート60の強度を低下させる恐れがあるので、開口幅W2は開口幅W1より小さいことが望ましい。
最上段または最下段から棚板30を階段状に折り曲げながら、係止部33のスリット34、35a、35bと斜辺21の凸部22、23を嵌合させていくことにより、陳列棚10を容易に組み立てることができる。
陳列棚10を最上段から組み立てる場合、初めに天板50を対向配置された一対の側板20に係止した後、最上段から最下段に向かって棚板30を階段状に折り曲げながら、各段のスリット34、35a、35bと凸部22、23を嵌合させていき、最後に台座40を側板20に係止する。
陳列棚10を最下段から組み立てる場合、上述とは逆になり、初めに台座40を対向配置された一対の側板20に係止した後、最下段から最上段に向かって棚板30を階段状に折り曲げながら、各段のスリット34、35a、35bと凸部22、23を嵌合させていき、最後に天板50を側板20に係止する。
図6は陳列棚10に物品70を陳列した状態を示す斜視図である。図6に示すように、1段目の棚には、例えばA4サイズの冊子とケースに収納されたCD(Compact Disc)が陳列されている。2段目の棚には、例えばB5サイズの2つの冊子が陳列されている。3段目の棚には、例えばA5サイズの冊子が陳列されている。本実施形態に係る陳列棚の代表的なおよそのサイズを推察することができる。
陳列棚10には物品70の落下を防止するために落下防止板71を設けるとよい。1段目および3段目の落下防止板71は凸部23の一端で支えられて凸部22に当接し、例えば係止部33の下側の2つの孔37を通る紐72により固定されている。2段目の落下防止板71は凸部22、23に当接し、例えば係止部33の上側の2つの孔37を通る紐72により固定されている。
落下防止板71は、物品が見通せる透明な樹脂製の板が適している。落下防止板71に、物品70の名札等を掲示してもよい。
図7は棚板10の収納手順を示す図である。図7に示すように、(1)側板20を広げ、切れ込み28で補強部20dを折る。(2)側板10の上部20aを切れ込み29で側板10の下部20b側に折る。補強部20dと上部20aは略同一平面状にある。(3)側板10の斜辺部20cを切れ込み28で側板10の下部20b側に折る。(4)残りの側板20も、(1)乃至(3)と同様にして折る。
次に、(5)棚板30を広げる。(6)天板部52を切れ込み28で3段目の背板32側に折る。(7)2段目の背板32上に2つの折り畳んだ側板20を載置する。(8)切れ込み28で折り、3段目の背板32を側板20に被せる。(9)1段目の背板32および台座部41、42、43を、側板20を包むように折る。
(1)乃至(9)の手順に従って、陳列棚10を迅速、且つコンパクトに収納することが出来る。
以上説明したように、本実施形態の陳列棚10は、一対の側板20と、棚板30と有している。側板20は階段状の斜辺21を有している。斜辺21に凸部22、23が設けられている。棚板30は階段状に折り曲げ可能に交互に連接する棚板部31および背板部32、背板部32から張り出し係止部33を有している。係止部33にスリット34、35a、35bが設けられている。
その結果、上段側または下段側から棚板30を階段状に折り曲げながら、係止部33のスリット34、35a、35bと斜辺21の凸部22、23を嵌合させていくことにより、陳列棚10を容易に組み立てることができる。従って、組立作業性の良好な陳列棚が得られる。
ここでは、陳列棚10が3段の陳列棚である場合について説明したが、段数には特に制限はない。陳列品の数に応じて適宜定めてよい。但し、陳列棚を机上に設置する場合は、背の高い陳列棚は転倒する恐れがあるので、3段程度が適当である。
切れ込み28の開口幅W1が、略ピッチPに等しい場合について説明したが、開口幅W1をピッチPより大きくすることも可能である。開口幅W1をピッチPより大きくする場合、連続した3以上の中芯63の間のライナー61を切り取る。更に、連続した3以上の中芯63のうち、両端の中芯63を除く中芯63を切り取ってもよい。
開口幅W1をピッチPより大きくすると、ダンボールシート60を緩やかに(曲率半径を大きくして)折り曲げることができる。但し、開口幅W1をピッチPより大きくし過ぎると、陳列棚10の強度が低下する恐れがあるので、折り曲げ方向、折り曲げ角度等を考慮して必要最小限の開口幅に留めるのがよい。切れ込み29についても同様である。
棚板部31、背板部32のサイズが同じである場合について説明したが、横方向のサイズが同じであればよく、縦方向のサイズは異なっていてもかまわない。陳列品の高さ、奥行きなどに応じて適宜定めてよい。但し、縦方向のサイズを揃えたほうが収納に便利である。
側板20、棚板30がプラスチックダンボールである場合について説明したが紙ダンボールでも構わない。紙ダンボールはプラスチックダンボールより強度、耐久性が劣る恐れがあるので、室内での使用、短期間の使用などに適している。
また、側板20および棚板30はプラスチック板、木板および金属板等とすることも可能である。側板20および棚板30がプラスチック板、木板および合板等の場合、切れ込みの代わりに、蝶番等を用いる。蝶番は金属製でも布製でもよい。
天板50は小物、例えば物品70の名札などを一時的に載せておく小デーブルとして、活用することができる。
陳列棚10の正面から側板20を見ると、側板20の切断面に露出した中芯63が見えている。側板20の切断面をプラスチックダンボール60と同色系のテープまたはパテ等でマスキングして、陳列棚10を化粧すると良い。陳列棚10の美観が向上する。
プラスチックダンボール60が半透明の場合、隣接する中芯63の間に発光素子、例えLED(Light Emitting Diode)などを設けて、陳列棚10を電飾しても良い。陳列棚10の美観が更に向上する。
(実施形態2)
本実施形態に係る陳列棚について、図8および図9を用いて説明する。図8は本実施形態の陳列棚を示す分解斜視図、図9は本実施形態の陳列棚を示す図で、図9(a)はその正面図、図9(b)はその側面図、図9(c)はその平面図である。
本実施形態において、上記実施形態1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。本実施形態が実施形態1と異なる点は、陳列棚の上段をテーブル状にしたことにある。
即ち、図8および図9に示すように、本実施形態の陳列棚80は、側板20の上部20aが切れ込み29で側板20の下部20b側に折り曲げられている。3段目の背板部32が切れ込み28で水平に折り曲げられている。3段目の背板部32は、広いテーブルとして用いることができる。以後、3段目の背板部32をテーブル81と称する。
3段目の係止部33は側板20の下部20bの上端に当接し、支えられている。3段目の係止部33のスリット35aは2段目の斜辺21の端部と嵌合している。天板50のスリット52が下部20bのスリット27と嵌合している。3段目の係止部33のスリット35bとスリット34はどこにも嵌合していない。
図10は陳列棚80に物品を陳列した状態を示す斜視図である。図10に示すように、テーブル81には、例えば携帯用CDプレーヤおよびヘッドフォンなど嵩のある物品83を陳列することができる。
以上説明したように、本実施形態の陳列棚80では、側板20の上部20aを下部20b側に折り曲げ、最上段の背板部32を水平に折り曲げている。その結果、最上段の背板部32を広いテーブル81として利用することができる利点がある。陳列棚80を、その場で陳列棚10に変更することも容易である。
(実施形態3)
本実施形態に係る陳列棚について、図11を用いて説明する。図11は本実施形態の陳列棚を示す分解斜視図である。本実施形態において、上記実施形態1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。本実施形態が実施形態1と異なる点は、側板を脚状とし、棚板を簾状としたことにある。
即ち、図11に示すように、本実施形態の陳列棚100は一対の脚状の側板120と、側板120の間に階段状に係止される簾状の棚板130を有している。側板120および棚板130は、例えばプラスチック製である。
側板120は2脚で、第1の脚121と、第2の脚122を有している。第1の脚121と第2の脚122は回動可能に連結されており、逆V字状に開脚してストッパー123により固定されている。一対の側板120は、下端部が連結板140により連結され、上端部が連結棒150により連結されて自立している。
棚板130は、複数の細長い棒(串)が糸で編み連ねられた簾状である。連結板140は簾の一端に接続されている。簾状の棚板130は第2の脚122に固定された係止部品160により階段状に側板120の間に係止されている。
第2の脚122には、係止部品160を固定するためのピン孔124と、連結板140および連結棒150を係止するためのピン孔125が複数設けられている。係止部品160の側面からピン161が突出している。ピン161とピン孔124が嵌合し、係止部品160が第2の脚122に固定される。係止部品160は、簾の串に嵌合する櫛歯状の凹部162を有している。
連結板140の両端からピン141が突出している。ピン141と下端部のピン孔125が嵌合し、一対の側板120の下端部が連結板140により連結される。連結棒150の両端からピン151が突出している。ピン151と上端部のピン孔125が嵌合し、一対の側板120の上端部が連結棒150により連結される。
棚板130は簾を階段状に折り曲げて、簾の串を櫛歯状の凹部162に嵌合させて行くことにより、側板120に係止されている。櫛歯状の凹部162に嵌合する簾の部分が棚飯部131になり、棚板部131の間の簾の部分が背板部132になる。最上段の次の棚板部131が天板部133になる。
最上段または最下段から棚板130を階段状に折り曲げながら、簾の串を格段の凹部162に嵌合させていくことにより、陳列棚100を容易に組み立てることができる。
陳列棚100を最上段から組み立てる場合、始に天板部133になる簾の上端部を凹部162に嵌合させた後、最上段から最下段に向かって棚板130を階段状に折り曲げながら、簾を格段の凹部162に嵌合させていき、最後に連結板140を側板120に係止する。
陳列棚100を最下段から組み立てる場合、始に連結板140を対向配置された一対の側板120に係止した後、最下段から最上段に向かって棚板130を階段状に折り曲げながら、簾を格段の凹部162に嵌合させていく。
陳列棚100を収納するときは、(1)簾を側板120から取り外す。(2)側板120からストッパー123および係止部品160を取り外し、開脚した第1の脚121と第2の脚122を畳む。(2)畳んだ第1の脚121と第2の脚122、ストッパー123および連結棒150を一緒に簾で簀巻きにする。(1)乃至(3)の手順に従って、陳列棚100を迅速、且つコンパクトに収納することができる。
以上説明したように、本実施形態の陳列棚100では、側板120が脚状であり、棚板130が簾状である。その結果、棚の傾きおよび棚の各段の高さをフレキシブルに変更することができる利点がある。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) 前記係止部は、前記第1のスリットの長手方向に沿って、複数の孔を具備する請求項1に記載の陳列棚。
(付記2) 前記第1のスリットに挿入された前記第1の凸部に当接し、前記孔を通る紐で係止された落下防止板を具備する付記1に記載の陳列棚。
(付記3) 前記落下防止板は、透光性を有する付記2に記載の陳列棚。
(付記4) 前記棚板および前記側板は、プラスチック板、木板および金属板のいずれかである請求項1に記載の陳列棚。
(付記5) 前記棚板および前記側板は、蝶番を含む付記4に記載の陳列棚。
(付記6) 簾状の棚板と、
回動可能に連結された第1の脚と第2の脚を有し、前記第2の脚に前記簾の串に嵌合する凹部を有する複数の係止部品が取り付けられた一対の側板と、
を具備し、
前記第1の脚と前記第2の脚が開脚して対向配置された前記一対の側板に、前記簾の串が前記凹部に挿入されて前記棚板が階段状に係止されている陳列棚。
10、80、100 陳列棚
20、120 側板
21 斜辺
22、23、82 凸部
20a 上部
20b 下部
20c 斜辺部
20d 補強部
24、25、26、27、34、35a、35b、44、52 スリット
28、29 切れ込み
30、130 棚板
31、131 棚板部
32、132 背板部
33 係止部
37 孔
40 台座
41、42、43 台座部
41a、43a、51a係止部
50 天板
51、133 天板部
60 ダンボールシート
61、62 ライナー
63 中芯
70、83 物品
71 落下防止板
72 紐
81 テーブル
121 第1の脚
122 第2の脚
123 ストッパー
124、125 ピン孔
140 連結板
141、151、161 ピン
150 連結棒
160 係止部品
162 凹部

Claims (5)

  1. 階段状に折り曲げ可能に交互に連接する棚板部および背板部と、前記背板部の両側から張り出した係止部とを有し、前記係止部の中央に第1のスリットが設けられ、前記係止部の両端に第2のスリットが設けられた棚板と、
    階段状の斜辺を有し、各段の前記斜辺に前記第1のスリットに嵌合する第1の凸部と、前記第2のスリットに嵌合する第2の凸部が設けられた一対の側板と、
    を具備し、
    対向配置された前記一対の側板に、前記第1のスリットに前記第1の凸部が挿入され、前記第2のスリットに前記第2の凸部が挿入されて前記棚板が係止されていることを特徴とする陳列棚。
  2. 前記棚板は、最下段の前記棚板部に折り曲げ可能に連接された台座部と、最上段の前記背板部に折り曲げ可能に連接された天板部とを有することを特徴とする請求項1に記載の陳列棚。
  3. 前記側板は、最上段の前記斜辺を含む上部と、前記上部に隣接する下部と、最上段の前記斜辺を除く斜辺を含み、前記下部の一方に隣接する斜辺部と、前記下部の他方に隣接する補強部とに区分され、前記上部と前記下部が折り曲げ可能に連接し、前記下部と前記斜辺部が折り曲げ可能に連接し、前記下部と前記補強部が折り曲げ可能に連接していることを特徴とする請求項1に記載の陳列棚。
  4. 前記棚板および前記側板は、ダンボールシートであること特徴とする請求項1に記載の陳列棚。
  5. 前記棚板は前記ダンボールシートの目に沿った切れ込みを有し、前記側板は前記ダンボールシートの目に沿った切れ込みおよび前記ダンボールシートの目に直交する方向に沿った切れ込みを有することを特徴とする請求項4に記載の陳列棚。
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