JP5705281B2 - ロープ固定具、袋口結束用具及びフレキシブルコンテナバッグ - Google Patents

ロープ固定具、袋口結束用具及びフレキシブルコンテナバッグ Download PDF

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Description

本発明はロープ固定具、袋口結束用具及びフレキシブルコンテナバッグに関する。詳しくは、袋体の袋口の結束を確実にするためのロープ固定具、袋口結束用具及びフレキシブルコンテナバッグに関する。
フレキシブルコンテナバッグは主に個体物(各種鉱工業原料・食品・肥料等農業資材等)を充填して輸送するために使用される。フレキシブルコンテナバッグは注入口から内容物(輸送や保管の対象物)を注入・収納し、排出口から内容物を排出する。注入口・排出口共、典型的には閉じロープを用いて結束される。注入時には、フレキシブルコンテナバッグの注入口が最初から開いた状態で注入することが多いため、閉じロープを解く作業で不都合が生じることは殆ど無い。これに対して、工場/農場等で内容物を使用するため排出する排出時には、特にフレキシブルコンテナバッグの下面の排出口を閉じている閉じロープが固く締まっている場合、閉じロープを手作業で緩めることに時間が掛かかり作業効率が落ちるという問題があった。他方、閉じロープが緩く締まっている場合、内容物の押圧によって排出口が広がる、閉じロープが解け易くなる等により、内容物が排出口から漏れ出るおそれがあるという問題があった。このような場合、フレキシブルコンテナバッグを吊上げた状態又はフレキシブルコンテナバッグの排出口が露出した状態で、内容物が充填されたフレキシブルコンテナバッグの下で作業を行なうと、内容物の落下による危険性が懸念されるという問題もあった。
図22に従来の袋口結束用具のロープ固定具としてハイランドロック(登録商標)の例を示す。ハイランドロック40は、本体41、歯型ストッパー42、中空軸43、解放紐44という4つの部品で構成されている。これら部品には例えばポリプロピレンが使用される。巾着袋45を開閉する紐として例えば5mmφの金網打紐47が使用される。まず、巾着袋45の袋口の周囲に形成された紐を通す紐通し穴46に金網打紐47を通し、紐通し穴46から金網打紐47の2つの先端部分を外に出す。次に金網打紐47の2つの先端部分を本体41の中を通して外に出す。本体41の中は空洞が形成されているが、空洞の幅は出口で広く、出口から奥にいくにつれて狭くなっている。金網打紐47の2つの先端部分は本体41の両側面に沿って配置される。次に歯型ストッパー42を本体41の出口側から挿入する。歯型ストッパー42を奥に入れると、歯型ストッパー42により金網打紐47は本体41の内部側壁に押し付けられて固定される。次に本体41に設けられたスリット48から中空軸43を歯型ストッパー42に差込む。次に中空軸43の中に解放紐44を通す。この状態で金網打紐47は本体41の内部側壁に固定されたまま保持される。開放紐44を矢印の方向に引っ張ると歯型ストッパー42がその方向に引かれて、金網打紐47の2つの先端部分は歯型ストッパー42による押圧から解除されて本体41の内部側壁から離れ、金網打紐47の長手方向に自由に動くことができる。
図23に従来の袋口結束用具のロープ固定具の別の例を示す(特許文献1参照)。ペット用引き綱具50の一部にY字形状留具51として使用されている。首輪となる部分にループを構成するリード52がY字形状留具51のY字の上部の2箇所から挿入され、Y字の下部から2本を1束にまとめて結束される例が示されている。ここではリード52とY字形状留具51の摩擦力によりリード52がY字形状留具51に固定される。また、把手部53に設けられたロープ押圧サポータ55では、ノブ54を回転させることにより、2本のリード52を内部側壁に押圧して把手部53に固定される。
また、従来の袋口結束用具のロープ固定具の別の例として、ベルト用のバックルに見られるようなレバー機構を使用し、先端に鋸歯状の突起を設けたレバーで閉じロープを押さえて固定するものがある。
しかしながら、このような従来のロープ結束具では、単にロープを側壁等に押圧して一か所で固定しているので、結束後にロープが緩んで解けてしまうという問題があった。また、結束時にロープスライダー用のチューブ等を咬ませてきつく結ぶと、結び目に重い荷重が掛かった場合に結び目が固くなり開口時に解けにくくなってしまうという問題があった。
特開2013−70671号公報
本発明は、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にする(フレキシブルコンテナバッグの保管時や移動時に簡単に解けない状態にする)と共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープの開放作業を容易にする(作業効率を高める)ことを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係るロープ固定具11は、例えば図1に示すように、袋体の袋口を結束するための閉じロープ12を固定するロープ固定具11であって、板状体15からなり、前記閉じロープ12を貫通させる貫通孔13と、閉じロープ12を挟み込んで係止させるスリット14であって、板状体15の側辺に位置する一端に挿入口17が設けられ、他端に閉じロープ12を貫通させかつ係止させるロープ係止部18が設けられたスリット14とを有する。
ここにおいて、袋体とは典型的にはフレキシブルコンテナバッグの袋体をいうが、内容物を収納して、袋口を閉じロープで結束して閉じることが可能な袋体であれば良く、例えば巾着袋、手提げ袋、背負い袋でも良い。袋口は典型的には排出口35B及び注入口35Aをいう。注入口35Aについては、内容物を充填する際には最初から開いた状態で充填する場合が多く、閉じロープ12を解く必要がない場合が多い。このため、「結び強度/固さ」や「解き易さ」が問題になることは少ない。これに対して、排出口35Bについては、「結び強度/固さ」や「解き易さ」が問題になるので、ロープ固定具11は主として排出口35Bに使用され得る。なお、ロープ固定具11を注入口35Aに使用することも可能である。
また、板状体15は典型的にはプラスチック製・金属製又はゴム製の組成からなる。ここで、金属は合金を含み、プラスチックは混合組成を含むものとする。外力に対する強度からプラスチック製・金属製が好ましく、また、一様な組成とすると製造し易いので好ましい。板状体15は、厚みむら、表面の粗さや凹凸があっても、全体的に見て板状であれば良い。
このように構成すると、袋体の袋口を閉じる際に、袋体20の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープ12の開放作業を容易にすることができる。
また、本発明の第2の態様に係るロープ固定具11は、第1の態様において、例えば図1に示すように、貫通孔13の寸法及びロープ係止部14の寸法は閉じロープ12を係止できるように定められている。
ここにおいて、「閉じロープを係止できるように定められている」とは、閉じロープ12を板状体15に対して引っ張ったり押し込んだりすれば、閉じロープ12を貫通孔13やロープ係止部14を通過させられるが、引っ張ったり押し込んだりしない状態では、閉じロープ12と貫通孔13やロープ係止部14との相対的位置が変化しないことをいう。つまり、貫通させる時は手で引いて無理なく通すことができ、使用時には緩むことがなければ良い。例えば、貫通孔13やロープ係止部14が円形の場合には、貫通孔13の径及びロープ係止部14の径は、閉じロープ12の変形性を勘案して貫通させるに差支えない程度に小さくする。貫通口13の径を閉じロープ12の径と同じかやや大きくしても摩擦による係止力が働く。また、スリット係止部18の径を閉じロープ12の径よりやや小さくすると閉じロープ12を圧縮して係止効果が大きくなる。ここに、閉じロープ12の径は力のかかっていない自然状態で計測された値を用いるものとする。
また、本発明の第3の態様に係るロープ固定具11は、第1又は第2の態様において、例えば図1に示すように、貫通孔13数が1又は2、スリット14数が2である。
このように構成すると、貫通孔13数及びスリット14数は閉じロープ12の2本の先端部分を通せば良いので、1又は2で充分である。しかし、3以上あれば貫通孔又は/及びスリットを選択可能になるので、それでも良い。貫通孔が1つの場合には通したり外したりするのに1度にできるのに対して、2つの場合には閉じロープ12が貫通孔13に接する部分が増えて摩擦力が大きくなり強く係止される。また、スリットが1つの場合には通したり外したりするのに1度にできるのに対して、スリットが2つの場合には閉じロープ12がロープ係止部14に接する部分が増えて摩擦力が大きくなり強く係止されると共に、閉じロープ12をロープ係止部14から外すには2つのスリットから外す必要があるので、外れ難くなり、好ましい。
また、本発明の第4の態様に係るロープ固定具11は、第3の態様において、例えば図1に示すように、2つのスリット14の挿入口は板状体15の対向する2つの側辺にそれぞれ1つずつ設けられる。
このように構成すると、閉じロープ12の2本の先端部分に掛かる力は同時に同じ方向になる場合が多い(2本の先端部分を束ねて手で引っ張る場合も含む)ので、このような場合に板面内のいかなる方向に力がかかっても少なくとも1本は動けず、さらに他の1本の動きを抑止することになるので、ロープ固定具11から閉じロープ12が非常に外れ難く、大いに好ましい。
また、本発明の第5の態様に係るロープ固定具11は、第1の態様において、例えば図1に示すように、板状体15表面の貫通孔13及びスリット14と重ならない位置に直線状の溝16が形成され、溝16を軸線として板状体15をヒンジ状に折り曲げ可能である。
このように構成すると、ヒンジを設けることにより、板状体15を撓ませる力が掛かる場合(板状体15の中心に掛かる力対して両端で反対方向に力が掛かる場合)、ヒンジを構成する溝16の部分が折れ曲あがることにより、板状体15に掛かる力を逃がして、板状体の耐破壊力を向上できる。
また、本発明の第6の態様に係るロープ固定具11は、第1ないし第5のいずれかの態様において、板状体15の材料はプラスチック又は金属である。
ここにおいて、金属は合金を含み、プラスチックは混合組成を含むものとする。このように構成すると、プラスチック又は金属の耐破壊強度と弾性を利用してロープ固定具11を押圧や撓みに対して強くできる。また、プラスチック又は金属によりロープ固定具11を一体的に形成すれば製造が容易になる。プラスチックではポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニール等又はそれらを混合した樹脂素材が適当である。金属では、アルミニウム、ステンレス等が適当である。金属、プラスチック共、耐衝撃性が高く、成形加工性が良い。また押圧や撓ませる力に対して耐破壊力が大きいが、金属とプラスチックを比較すると、金属は押圧や撓ませる力に対して変形し難いのに対し、プラスチックは押圧や撓ませる力に対して変形するが弾力性があり、押圧や撓ませる力を取り除くと元の形状に回復するという特徴を有する。
また、本発明の第7の態様に係るロープ固定具11は、第1ないし第6のいずれかの態様において、例えば図1に示すように、円形、楕円形、三角形、四角形、五角形以上の多角形又はこれらを組み合わせた形状である。
ここにおいて楕円形は長円形(矩形の対向する2辺に半円を結合したもの)を含むものとする。このように構成すると、板状体15を取扱い易く、製作し易い。なお、板状体はこれらの形状に限られず、任意の形状が可能である。
また、本発明の第8の態様に係る袋口結束用具10は、例えば図1に示すように、第1ないし第7のいずれかの態様のロープ固定具11と閉じロープ12とを備え、貫通孔13の寸法及びロープ係止部14の寸法は閉じロープ12を係止できるように定められている。このように構成すると、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープ12の開放作業を容易にすることが適切である、ロープ固定具11と閉じロープ12の組み合わせからなる袋口結束用具10を提供できる。
また、本発明の第9の態様に係るフレキシブルコンテナバッグ20は、第8の態様の袋口結束用具10と、内容物を収納する袋体とを備える。
ここにおいて、袋体とは典型的にはフレキシブルコンテナバッグの袋体をいうが、内容物を収納して、袋口を閉じロープで結束して閉じることが可能な袋体であれば良く、例えば巾着袋、手提げ袋、背負い袋でも良い。このように構成すると、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープの開放作業を容易にすることができるフレキシブルコンテナバッグを提供できる。
本発明によれば、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープの開放作業を容易にすることができる。
実施例1における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 フレキシブルコンテナバッグの例を示す図である。 ロープの締り具合の差による袋口の状態の例を示す図である。 結び目が固くなった袋口の状態の例を示す図である。 実施例1における袋口結束方法の例を示す図である。 実施例1におけるロープ固定具への閉じロープの通し方の例を示す図である。 フレキシブルコンテナバッグの別の例を示す図である。 実施例2における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例4における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例4におけるロープ固定具へのロープの通し方の例を示す図である。 実施例5における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例6における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例6におけるロープ固定具へのロープの通し方の例を示す図である。 実施例7における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例8における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例10における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例11における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例12における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例13における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例14における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 実施例15における袋口結束用具のロープ固定具の例を示す図である。 従来の袋口結束用具のロープ固定具例を示す図である。 従来の袋口結束用具のロープ固定具の別の例を示す図である。
以下に図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において、互いに同一又は相当する部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
[ロープ固定具の構成]
図1に、本実施例に係る袋口結束用具10のロープ固定具11の例を示す。本実施例では閉じロープ12を貫通する貫通孔13が2つ、閉じロープ12を挟み込んで係止するスリット14が2つの例を示す。ロープ固定具11は、例えば縦50mm×横40mmの四角形の角を丸くした平板状の板状体15で形成される。角を丸くするのは、フレキシブルコンテナバッグを傷つけないため、また、板状体15の辺や角でなく平板状の表面で袋体を押さえるためである。使用する閉じロープ12の径は、適宜選択可能であるが、例えば7mm径とする。板状体15の厚さは内容物の重量に応じて適宜選択可能であるが、例えば、1mm〜3mmとする。
板状体15の長辺方向を2分するように溝16を入れ、溝16を回転軸としてヒンジ状に折り曲げ可能とした。一方を第一板状部15A、他方を第二板状部15Bとする。ヒンジを設けることにより、板状体15を撓ませる力が掛かる場合、ヒンジを構成する溝16の部分が折れ曲がることにより、板状体15に掛かる力を逃がして、板状体15の耐破壊力を向上できる。
板状体15の第一板状部15Aに2つの貫通孔13を設ける。貫通孔13の寸法は閉じロープ12を係止できるように定められている。例えば貫通孔13は円形とし、その寸法は閉じロープ12を貫通するが、閉じロープ12を係止できる程度に閉じロープ12の径よりやや大きいか等しいものとする。例えば閉じロープ12の径を多少上回る(7+Δ)mmφとし、例えばΔ=0〜2mmとする。なお、閉じロープ12の径は力のかかっていない自然状態で計測された値を用いるものとする。
2つの貫通孔13は第一板状部15Aで、縦方向(板状体15の長辺方向)は中央に、横方向(短辺方向)は幅を約3等分する位置に中心が来るように配置されている。なお、これらの位置は正確を期する必要がないので、およその値で良い。
板状体15の第二板状部15Bに2つのスリット14を設け、各スリット14の一方の端には板状体15の側辺に位置して挿入口17が設けられ、他方の端には閉じロープ12を貫通させかつ係止させるロープ係止部18が設けられている。2つのスリット14の挿入口は板状体15の対向する2つの側辺にそれぞれ1つずつ設けられる。このようにすると、閉じロープ12の2本の先端部分に掛かる力は同時に同じ方向になる場合が多いので、このような場合に板面内のいかなる方向に力がかかっても少なくとも1本は動けず、さらに他の1本の動きを抑止することになるので、ロープ固定具11から閉じロープ12が大変外れ難くなる。スリット14は挿入口17側から次第に狭くなり、ロープ係止部18の入り口で最も狭くなっている。ロープ係止部18の寸法は閉じロープを係止できるように定められている。例えばロープ係止部18は楕円形(長円形でも良い)とし、その短径の寸法は、閉じロープ12を貫通させるに差支えない程度に閉じロープ12の径よりやや小さいか等しいものとする。やや小さくすることで閉じロープ12を圧縮して係止効果が大きくなる。例えばロープ係止部18の短径は閉じロープ12の径を多少下回る(7−Δ)mmφとし、ロープ係止部18の寸法は7mm×(7−Δ)mmの楕円形とし、例えばΔ=0〜2mmとする。
スリット14の中心線は板状体15の短辺方向(横方向)に直線状であり、縦方向は中央、横方向は幅を約3等分する位置にロープ係止部18の中心が来るように配置されている。
ロープ固定具11の貫通孔13とスリット14の間に板状体15を2分する、板状体15の短辺方向に直線状の溝16が形成され、溝16を軸線として板状体15をヒンジ状に折り曲げ可能である。ヒンジを設けることにより、板状体15を撓ませる力が掛かる場合(板状体15の中心に掛かる力に対して両端で反対方向に力が掛かる場合等)、ヒンジを構成する溝16の部分が折れ曲がることにより、板状体15に掛かる力を逃がして、板状体15の耐破壊力を向上できる。
本実施例では、スリット14の長手方向は板状体13の長辺に垂直(短辺に平行)である。ここで、垂直とはおよそ垂直であれば良く、80度以上が好ましく、85度以上がより好ましい。このように、垂直にすることにより、挿入口17付近でのロープ固定具11の耐破壊性を強く保つことができる。
ロープ固定具11の形状・寸法・材質は適宜選択可能であるが、フレキシブルコンテナバッグに使用することを考慮すると次の特徴を備えていることが望ましい。
(a)フレキシブルコンテナバッグの重量で破損しない強度がある。
例えば10トン(内容物が充填されたフレキシブルコンテナバッグの重量は、内容物や袋体の容量により、様々であるが例えば1袋1トンのものもある。)の力で押圧が掛かった場合に壊れない強度と、例えば10トンの撓ませる力が掛かった場合に破損しない強度がある。なお、10トンはマージンを大きくとっているが、収容すべき内容物の荷重に応じてマージンを小さくしても良い。
(b)フレキシブルコンテナバッグ20及び閉じロープ12を傷つけない。
(c)閉じロープ12を係止するスリット14に、閉じロープ12を取付け・取外しする作業が行いやすい弾力、及び取付けた閉じロープ12を適当に押さえつける力(弾力、防滑性)がある。
(d)耐熱性:通常の作業や保管が行なわれる温度で上記性能を維持する。
上記条件を考慮した場合、プラスチック又は金属が適当である。プラスチックではポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニール等又はそれらを混合した樹脂素材が適当である。金属では、アルミニウム、ステンレス等が適当である。
閉じロープ12の寸法・素材についても適宜選択可能であるが、一般的に利用されている仕様の(規格品の)ロープを使用できる。
一般的なロープとして、
(a)径=6mm、7mm、8mm 等、
(b)素材=ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン、クレモナ(登録商標)、アクリル、綿、麻又はそれら素材を混合(混用)したもの等、
(c)紡織方法:三つ打、金剛打、クロスロープ、16打、32打等が使用されている。
このように、本実施例におけるロープ固定具11は、板状体15からなり、閉じロープ12を貫通させる貫通孔13と、閉じロープ12を挟み込んで係止させるスリット14を有する。そして、貫通孔13の寸法及びロープ係止部18の寸法を閉じロープ12を係止できるようにしている。これにより、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープ12の開放作業を容易にすることができる。すなわち、フレキシブルコンテナバッグの保管時や移動時に結束が簡単に解けない状態にし、また、開放作業の効率を高めるとともに、フレキシブルコンテナバッグ下での作業時間が長くならないようにして、内容物落下による危険性をも軽減することができる。
また、本実施例における袋口結束用具10は、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープ12の開放作業を容易にすることが適切である、ロープ固定具11と閉じロープ12の組み合わせからなる袋口結束用具10を提供できる。
[フレキシブルコンテナバッグの例]
図2に円筒形フレキシブルコンテナバッグ(袋体)20Aの例を示す(フレキシブルコンテナ工業会発行「フレコン取扱説明書」を基に作成)。図2(a)に上面図、図2(b)に下面図、図2(c)に側面図、図2(d)に斜視図を示す。ただし、解り易く示すため、上面図及び下面図は開口部(袋口、すなわち注入口及び排出口)が閉じた状態、側面図及び斜視図は開口部が開いた状態を示す。また、斜視図では上蓋押さえが省略されている。なお、図2(c)は図2(a)及び図2(b)の太い矢印の方向から見ているが、上蓋押さえ36Aの部分は45度傾いた方向(図2(a)の細い矢印の方向)から見た図、下蓋押さえ36Bの部分は45度傾いた方向(図2(b)の細い矢印の方向)から見た図を示している。
フレキシブルコンテナバッグ20Aは、側面21A、上面22A及び下面23Aで袋体を構成する。側面21Aは上面側の上接合部31Aで上面22Aと接合され、下面側の下接合部31Bで下面23Aと接合される。側面21Aは四角形の2つの側辺を胴接合部31Cで接合され、内容物が充填された状態では、円柱状の形態の袋体になっている。また、袋体を補強するために補強布26Aが貼られるが、補強布26Aは吊り部接合部31Dで側面21Aと接合される。接合は典型的には縫製によるが、熱融着も可能である。
円筒状の側面21Aには、側面21Aを横方向に均等に4分割するように縦方向に吊ベルト27Aが取り付けられ、下面23Aに延長して取り付けられた部分は吊ベルト28Aとなっている。吊ベルト27Aには上面22Aとの境界で吊ロープ24Aを通せるように充填フック(吊ロープ24Aを通すループ)25Aが形成されている。吊ロープ24Aは充填フック25Aに掛けられ、フレキシブルコンテナバッグ20Aを吊り上げ移動するために使用される。4つの吊ベルト27Aのうち隣り合うベルトが対をなし、吊ロープ24Aの両端は1対の(隣リ合う)吊ベルト27Aのそれぞれの充填フック25Aに取り付けられ、1つの袋体20Aには合計2つの吊ロープ24Aが取り付けられて、袋体を吊り上げるために使用される。
吊ベルト28Aの先端には下ロープ34Bを通せるように紐通し穴が形成されている。下ロープ34Bは4つの吊ベルト28Aの先端の紐通し穴を通って張られ、下ロープ34Bの先端同志が結ばれることにより、内容物が充填された時に、下面23Aを支え、排出口35Bを開く時に排出口35Bが傾かないようにしている。また、吊ベルト27Aにおいて充填フック25Aの近くでは補強布26Aが貼られて補強され、さらに補強布26Aの充填フック25Aに近い側には補強布(ベルトアオリ止め)26Bが貼られてさらに補強されている。
上面22Aの中心に小円筒形の注入口35Aが形成されている。注入口35Aは上面22Aの内側に内装されて取り付けられている。上面22Aには中央部分で十字状に切り込みが設けられ、4方向にめくるように開くことが可能である。また、切り込みで分けられた4片(上蓋押さえ)36Aには中心側に上蓋押さえロープ(閉じロープ)37Aを通す紐通し穴が設けられており、上蓋押さえロープ37Aをこれら4つの上蓋押さえ36Aの紐通し穴に通して引っ張ると、4つの上蓋押さえ36Aの先端が円の中心に絞り込まれて、注入口35Aが閉じられる。4つの上蓋押さえ36Aの1つの内側に注入口35Aの小円よりやや大きい半径を有する円形状の上蓋38Aが接合されている(切り離されていても良い)。注入口35Aを閉じる時には、上蓋38Aを注入口35Aの外側かつ4つの上蓋押さえ36Aの内側に入れて上蓋押さえロープ(閉じロープ)37Aを引っ張る。これにより、上蓋38Aにより切り込みは覆われるので、注入口35Aから袋内の内容物が漏れ出ることを防止できる。注入口35Aの袋口の周りには注入口縛り紐33Aを通す紐通し穴が設けられ、紐通し穴に注入口縛り紐33Aを通して引っ張ると注入口35Aが閉じられる。したがって、注入口35Aは注入口縛り紐33Aと上蓋押さえロープ37Aを用いて二重に結束可能である。また、注入口フック32Aには紐通し穴が形成され、紐通し穴に紐等を掛けて上方に引っ張ることにより、注入時に注入口35Aを開いた状態に保つことができる。
下面23Aの中心に小円筒形の排出口35Bが形成されている。排出口35Bは下面23Aの内側に内装されて取り付けられている。下面23Aには中央部分で十字状に切り込みが設けられ、4方向にめくるように開くことが可能である。また、切り込みで分けられた4片(下蓋押さえ)36Bには中心側に下蓋押さえロープ(閉じロープ)37Bを通す紐通し穴が設けられており、下蓋押さえロープ37Bをこれら4つの下蓋押さえ36Bの紐通し穴に通して引っ張ると、4つの下蓋押さえ36Bの先端が円の中心に絞り込まれて、排出口35Bが閉じられる。4つの下蓋押さえ36Bの1つの内側に排出口35Bの小円よりやや大きい半径を有する円形状の下蓋38Bが接合されている(切り離されていても良い)。排出口35Bを閉じる時には、下蓋38Bを排出口35Bの外側かつ4つの下蓋押さえ36Bの内側に入れて下蓋押さえロープ(閉じロープ)37Bを引っ張る。これにより、下蓋38Bにより切り込みは覆われるので、排出口35Bから袋内の内容物が漏れ出ることを防止できる。排出口35Bの袋口の周りには排出口縛り紐33Bを通す紐通し穴が設けられ、紐通し穴に排出口縛り紐33Bを通して引っ張ると排出口35Bが閉じられる。したがって、排出口35Bは排出入口縛り紐33Bと下蓋押さえロープ37Bを用いて二重に結束可能である。
フレキシブルコンテナバッグ20Aは、例えば土を収納して土嚢として使用される。また、穀類その他様々の物を収納して運搬可能である。可撓性があり、折り畳み可能である。吊りロープ24Aはフォークリフトやクレーンで吊り上げ、運搬するのに使用される。フレキシブルコンテナバッグ20Aは、1回又は数回使用されるクロス形と繰り返し使用可能なランニング形の2種に大別される。クロス形は「シート」といわれる織布を縫製して作成される。ランニング形は高周波溶着や熱溶着によりシート状の素材を繋ぎ合わせて作成される。
フレキシブルコンテナバッグ20Aの側面21A、上面22A、下面23A、吊りベルト27A、28A、補強材26A、上蓋押さえ36A、下蓋押さえ36B、上蓋38A、下蓋38B、注入口35A及び排出口35Bはシートで形成される。
クロス形で使用される「シート」は典型的には、ポリプロピレン製で幅広の糸を用いて縦横に織った織物である。ポリプロピレン以外の合成樹脂(ポリエチレン、塩化ビニール等)の糸や麻糸を用いても良い。織物とすることによって引っ張り強度が増す。また、シートは可撓性があるので、フレキシブルコンテナバッグは折り畳み可能であり、非使用時は折り畳み、積み重ねて保管できる。側面21A、上面22A、下面23A、吊りベルト27A、28A、補強布26A、26B、上蓋押さえ36A、下蓋押さえ36B、上蓋38A、下蓋38Bは内容物の荷重に耐えるため、また破れ難くするため厚目のシートが使用され、これに比して注入口35A及び排出口35Bは柔らかで折り畳み可能なように薄目のシートが使用されている。
[閉じロープの締り具合]
図3に閉じロープの締り具合の差による袋口の状態の例を示す。図3(a)に下蓋押えロープ(排出口閉じロープ)37Bが無い状態を示す。下蓋押えロープ37Bを引っ張って下蓋押さえ36Bで下面23A中央部を覆うことができない。このため、排出口35B自体に結び目を形成して、又は口の近くをロープ等で結んで内容物が漏れるのを防いでいるが、下蓋押さえ36Bが開かれた状態で、排出口35Bが下蓋押さえ36Bから外に突出している。
図3(b)に下蓋押えロープ(排出口閉じロープ)37Bが緩んでいる状態を示す。下蓋押えロープ37Bを引っ張って下蓋押さえ36Bで下面23A中央部を覆おうとしたが、下蓋押えロープ37Bが緩んでいるため、下面23B中央部は下蓋押さえ36Bで中途半端に覆われており、排出口35Bの一部が下蓋押さえ36Bから外に見えている。
図3(c)に正常に下蓋38Bがセットされ、下蓋押えロープ37Bが絞られている状態を示す。下蓋押えロープ37Bを引っ張って下蓋押さえ36Bで下面23A中央部の近くまで覆っている。下面23A中央部では排出口35Bの下に下蓋38Bが置かれ、下蓋38Bを下蓋押さえ36Bで下から支えており、排出口35Bが外に見えていない。下蓋押えロープ37Bは緩まないように結ばれ、排出口35Bが決束されている。また、このように正常に下蓋押えロープ37Bが結ばれている状態で、下蓋押えロープ37Bの先端部分を引っぱれば下蓋押えロープ37Bの結び目が解ける。
図4に、結び目が固くなった袋口の状態の例を示す。図4(a)に袋口の状態を、図4(b)に下面23Aの状態を示す。図4の例では、図2に示されるような小円の部分(下蓋押え36B)が開口される代わりに、十字状の切れ目により下面23A全体が開口される。図4(b)に示されるように、下面23Aの外側に補強ベルト28Cが貼られ、補強ベルト28Cの先端(下面23A中央部側)に下蓋押えロープ37Bを通す紐通し穴が形成されている。
補強ベルト28Cの先端を通る下蓋押えロープ37Bを引っ張って袋口を絞り込んだ後に、下蓋押えロープ37Bの2本の先端部分を揃えてロープスライダーと称するチューブ39に通し、チューブ39を下面23A中央部までスライドさせてから下蓋押えロープ37Bを結んで結び目を作ることがある。チューブ39の内側は空管になっており、2本の先端部分は引っ張り力を加えることにより管内を通過できる管径になっているので、引っ張り力を加えない場合には2本の先端部分はチューブ39によって固定される。すなわち、チューブ39は下蓋押えロープ37Bが緩むのを防ぐストッパーとして使用される。本来は下蓋押えロープ37Bの先端部分を引っ張れば下蓋押えロープ37Bの結び目が解ける。しかし図4の例では、ストッパー代わりに利用しているチューブ39が柔らかいために下蓋押えロープ37Bがチューブ39も巻き込んで固くなっている。このため、下蓋押えロープ37Bの先端部分を引っ張っても下蓋押えロープ37Bの結び目を解くのは困難になっている。
[袋口結束方法]
図5に、実施例1における袋口結束方法の例を示す。
まず、袋口結束用具10の閉じロープ12で排出口35Bを閉じ、袋口結束用具10のロープ固定具11を準備する(S010)。本実施例では、閉じロープは下蓋押さえロープ37Bなので、下蓋押さえロープ37Bを引っ張って下蓋押さえ36Bの先端を下面23Aの中央部に集める。次に、閉じロープ12の2つの先端部分を、ロープ固定具11の2つの貫通孔13にそれぞれ貫通させる(S020:ロープ貫通工程)。貫通孔13の寸法は閉じロープ12を係止できるように定められている。例えば貫通孔13の径は閉じロープ12の径よりやや大きいか等しいので、閉じロープ12を貫通孔13に摩擦力でしっかり係止できる。貫通孔が2つであり、1つの場合に比して閉じロープ12が貫通孔13に接する部分が増えて摩擦力が大きくなり強く係止される。ここで、閉じロープ12が緩まないようにロープ固定具11を下面23Aの中央部に押し付け、閉じロープ12をできるだけ貫通孔13から引き出す。ここで、スリット14ではなく貫通孔13に通すのは閉じロープ12がロープ固定具11から外れないようにするためである。
次に、閉じロープ12の位置がずれないように閉じロープ12をロープ固定具11の周りに巻き付ける(S030:ロープ巻き付け工程)。閉じロープ12をロープ固定具11の側辺に掛けて引っ張り、ロープ固定具11に巻きつけることにより、閉じロープ12に掛かる張力を利用して閉じロープ12をロープ固定具11にしっかり固定できる。そして巻き付け回数を増やすほどよりしっかり固定できる。
次に、閉じロープ12を、スリット14のロープ係止部18に係止させる(S040:ロープ係止工程)。ロープ係止部18の寸法は閉じロープ12を係止できるように定められている。例えば楕円形のロープ係止部18の短径は閉じロープ12の径よりやや小さいか等しいので、閉じロープ12をロープ係止部18に圧縮力でしっかり係止できる。スリットが2つであり、1つの場合に比して閉じロープ12がロープ係止部14に接する部分が増えて圧縮力が大きくなり強く係止される。また、2つのスリット14の挿入口が板状体15の対向する2つの側辺にそれぞれ1つずつ設けられており、ロープ固定具11から閉じロープ12が非常に外れ難い。ここでも閉じロープ12をできるだけロープ係止部18から引き出すことにより、閉じロープ12の張力を利用してしっかり係止できるようになる。これにより、フレキシブルコンテナバッグ20の袋口が結束される。ロープ固定具11を用い閉じロープ12の張力を利用してフレキシブルコンテナバッグ20Aの袋口を結束するので、袋口を閉じる際に袋体の結束を確実にできる。また、内容物の排出作業時には、ロープ係止部18に係止された閉じロープ12をスリット14に添って挿入口18の方向に移動すれば、容易に閉じロープ12をスリット14から解放できるので、閉じロープ12の開放作業を容易にできる。なお、ロープ巻き付け工程を省いてもロープ固定具11に閉じロープ12を係止することは可能である。
図6にロープ固定具11への閉じロープ12の通し方の例を示す。図中、閉じロープ12の中心軸を一点鎖線で示す。まず、閉じロープ(下蓋押さえロープ)12を引っ張って排出口35B(図2(C)参照)を閉じる。次に、ロープ固定具11の2つの貫通孔13に閉じロープ12の2つの先端をそれぞれ通す。閉じロープ12の先端を、例えばイ1→イ2→イ3(貫通孔13の位置)→イ4、ロ1→ロ2→ロ3(貫通孔13の位置)→ロ4の順に辿るようにロープ固定具11の周りに巻き付ける。そして、閉じロープ12の2つの先端をスリット14の係止部18(イ5、ロ5)にそれぞれ挿入し係止する。これにより、排出口35Bを結束した状態でロープ固定具11に閉じロープ12が固定される。
[フレキシブルコンテナバッグの別の例]
図7にフレキシブルコンテナバッグの別の例を示す。本実施例の袋口結束用具10への適用は図2に記載のフレキシブルコンテナバッグに限定されず、あらゆる型のフレキシブルコンテナバッグに適用可能である。
図7において、フレキシブルコンテナバッグ20Cは、内容物を収容する矩形筒型の袋体(側面21C、上面22C,下面23C)と、袋体を吊り上げるための吊りベルト24Cと、袋体を補強するための補強布26Cと、補強ベルト27Cとを備える。フォークリフト等を通す4つの吊り手24Cは側面21Cと上面22Cの境界が構成する正方形の四隅に取り付けられている。
上面22C及び下面23Cにはそれぞれ注入口縛り紐33C及び排出口縛り紐33Dを通す紐通し穴が形成されている。フレキシブルコンテナバッグ20Cに内容物を収納する前に、下面23Cにおいて、排出口縛り紐33Dを引っ張って排出口29Dを絞り込み、排出口縛り紐33Dを結んで下面23Cの袋口を閉じておく。フレキシブルコンテナバッグ20Cに内容物を収納後には、上面22Cにおいて注入口縛り紐33Cを引っ張って注入口29Cを絞り込み、注入口縛り紐33Cを結んで上面22Cの袋口を閉じる。排出口縛り紐33Dを結んだ後に排出口縛り紐33Dの2つの先端をロープ固定具11の2つの貫通孔13のそれぞれに通し、ロープ固定具11に巻きつけた後に2つのスリット14のそれぞれの係止部18で係止する。これにより、袋体の排出口29Dが結束される。
その他、あらゆる型のフレキシブルコンテナバッグに適用可能である。例えば袋体は円筒型でも三角形筒型、三角形筒型、四角形筒型ないし多角形筒型でも良い。開口部は上面及び下面の全部の領域に設けられても、一部の領域に設けられても良く、上面の注入口と下面の排出口が兼用されていても良い(この場合排出時には、袋体を逆さにして内容物を排出する)。また、上面及び下面には切り込みが設けられていても設けられていなくても良い。切り込みが設けられていれば中央部に紐通し穴を設けて縛り紐を通せば良く、設けられていなければ縛り紐で袋口を束ねて縛れば良い。また、袋口結束用具は典型的には下面の結束時に使用するが、上面の結束時に使用することも可能である。
[効果]
以上により、本実施例におけるロープ固定具11は、板状体15からなり、閉じロープ12を貫通させる貫通孔13と、閉じロープ12を挟み込んで係止させるスリット14を有し、貫通孔13の寸法及びロープ係止部18の寸法を閉じロープ12を係止できるようにしている。これにより、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープ12の開放作業を容易にすることができる。
また、本実施例における袋口結束用具10は、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープ12の開放作業を容易にすることが適切である、ロープ固定具11と閉じロープ12の組み合わせからなる袋口結束用具10を提供できる。
図8に実施例2における袋口結束用具10Eのロープ固定具11Eの例を示す。実施例1と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する(以下の実施例についても同様とする)。また、閉じロープは実施例1と同じなので図示しないこととし、袋口結束用具の符号を図の右上に( )中に示す(以下の実施例についても同様とする)。実施例1では板状体15の側辺は角部を除いて直線状であるが、本実施例では、板状体15Eは板面内で側辺の適当な箇所、例えば、上辺、下辺、左辺、右辺に凸状の突起又は凹状の窪みを設けるものである。図8は上辺、左辺及び右辺に凹状の窪み19Aを設けた例である。これにより、ロープ固定具11Eの窪み19Aに巻き付けた閉じロープ(下蓋押さえロープ)12が動いて緩むことを防止できる。また、突起を設けた場合は面積が増えて把持し易くなる。また、突起の途中に窪みを設けて閉じロープ12の緩みを防止しても良く、窪み19Aの途中に突起を設けて閉じロープ12を突起に接触させて固定し易くしても良い。
その他のロープ固定具11Eの構成及び閉じロープ12の構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
実施例3では、ヒンジ(溝16)がない例について説明する。ヒンジが無くても閉じロープ12をロープ固定具に固定することは可能である。実施例1で説明したように、ヒンジを設けると、板状体15を撓ませる力が掛かる場合、かかる力を逃がして、板状体15の耐破壊力を向上できるという利点がある。これに対して、ヒンジを設けないと、製造プロセスが簡易になる、板状体15が一体的なので、衝撃力や一定方向の押圧に対して強いという利点がある。
その他のロープ固定具の構成及び閉じロープの構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
図9に実施例4における袋口結束用具10Fのロープ固定具11Fの例を示す。実施例1では貫通孔13が2つ、スリット14が2つ設けられる例を説明したが、本実施例では貫通孔13が2つ、スリット14Aが1つの例を示す。2つの貫通孔13は第一板状部15Aで、縦方向は中央に、横方向は幅を約3等分する位置に中心が来るように配置されている。板状体15の第二板状部15Bに1つのスリット14Aを設け、スリット14Aの一方の端(挿入口17)は板状体15Fの側辺に設けられ、他方の端は係止部18Aになっている。スリット14Aは挿入口17側から次第に狭くなり、係止部18Aの入り口で最も狭くなる。閉じロープ12の径を例えば7mmとしたとき、係止部18Aの寸法は(7−Δ)mm×14mmの楕円形とする。例えばΔ=0〜2mmとする。閉じロープ12の2つの先端部分を揃えて1つのスリット14Aに通し係止部18Aに係止するので、係止部18Aは横方向に広くなっている。すなわち、閉じロープ12を止める係止部18Aの孔を横方向に長い楕円形(長円形でも良い)にし、閉じロープ12が挟まれて横方向に広がる空間(余裕)を作っている。また、短径を閉じロープ12の径よりもやや小さく又は等しくすることで、係止部18Aで閉じロープ12を圧縮して固定しやすくしている。また、スリットは1つであり、閉じロープ12を通したり外したりするのに1度にできる。
図10にロープ固定具11Fに閉じロープ(下蓋押さえロープ)12を通して排出口35B(図2(c)参照)の結束に使用する例を示す。図中、閉じロープ12の中心軸を一点鎖線で示す。まず、閉じロープ(下蓋押さえロープ)12を引っ張って排出口35Bを閉じる。次に、2つの貫通孔13に閉じロープ12の2つの先端をそれぞれ通す。閉じロープ12の先端を、例えばハ1→ハ2→ハ3(貫通孔13の位置)→ハ4→ハ5、ニ1→ニ2→ニ3(貫通孔13の位置)→ニ4→ニ5の順に辿るようにロープ固定具11の周りに巻き付ける。そして、閉じロープ12の2つの先端を揃えてスリット14A(ハ6、ニ6)に挿入し係止する。これにより、排出口35Bを結束した状態でロープ固定具11Fに閉じロープ12が固定される。
スリット14が2つの場合には、2つのスリット14を合計した係止力が強くなるのに対して、スリット14Aが1つの場合には、閉じロープ12の2つの先端を揃えて1度に係止できるので係止工程が容易である。
その他のロープ固定具11Fの構成及び閉じロープ12の構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
図11に実施例5における袋口結束用具10Gのロープ固定具11Gの例を示す。実施例2と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する。本実施例は実施例2と同様に、板状体15Gは板面内で側辺の適当な箇所、例えば、上辺、下辺、左辺、右辺に凸状の突起又は凹状の窪みを設けるものである。図11は下辺に凸状の突起19Bを設けた例である。これにより、排出作業時に板状体15Gを持ち易くなるので、閉じロープ12を外す作業が容易になる。また、係止部18A周りの面積が増えるので係止部18Aの耐破壊性が強くなる。
その他のロープ固定具11Gの構成及び閉じロープ12の構成は実施例2と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例2と同様の効果を奏する。
図12に実施例6における袋口結束用具10Hのロープ固定具11Hの例を示す。実施例1では貫通孔13が2つ、スリット14が2つ設けられる例を説明したが、本実施例では貫通孔13Aが1つ、スリット14Aが1つ設けられる例を示す。1つの貫通孔13Aは第一板状部15Aで、縦方向、横方向とも中央に貫通孔の中心が来るように配置されている。閉じロープ12の径を例えば7mmとしたとき、貫通孔13Aの寸法は(7+Δ)mm×14mmの楕円形とする。例えばΔ=0〜2mmとする。閉じロープ12の2つの先端部分を1つの貫通孔13Aに係止するので、貫通孔13Aは横方向に広くなっている。すなわち、閉じロープ12を止める貫通孔13Aの孔を横方向に長い楕円形(長円形でも良い)にし、閉じロープ12が挟まれて横方向に広がる空間(余裕)を作っている。また、短径を閉じロープ12の径よりもやや大きく又は等しくすることで、貫通孔13Aで閉じロープ12を摩擦力で係止している。また、貫通孔が1つであり、閉じロープ12を通したり外したりするのに1度にできる。
また、板状体15Hの第二板状部15Bに1つのスリット14Aを設け、スリット14Aの一方の端(挿入口17)は板状体15Hの側辺に設けられ、他方の端は係止部18Aになっている。スリットの構成は例えば実施例4で説明したスリット14Aと同様とする。スリット14Aについては実施例4の説明を参照されたい。なお、1つの貫通孔13Aは、2本の閉じロープ12の先端を揃えて通せるので、ロープスライダーとしての機能を兼ねる。すなわち、貫通孔13Aを下面23A中央部までスライドさせてから下蓋押えロープ37Bを結束することとなる。
図13にロープ固定具11Hに閉じロープ(下蓋押さえロープ)12を通して排出口35B(図2(c)参照)の結束に使用する例を示す。図中、閉じロープ12の中心軸を一点鎖線で示す。まず、閉じロープ(下蓋押さえロープ)12を引っ張って排出口35Bを閉じる。次に、ロープ固定具11Hの1つの貫通孔13Aに閉じロープ12の2つの先端を揃えて通す。閉じロープ12の先端を、例えば一方をホ1→ホ2→ホ3(貫通孔13Aの位置)→ホ4、他方をヘ1→ヘ2→ヘ3(貫通孔13Aの位置)→ヘ4の順に辿るようにロープ固定具11Hの周りに巻き付ける。そして、閉じロープ12の2つの先端を揃えてスリット14Aの係止部18A(ホ5、ヘ5)に挿入し係止する。これにより、排出口35Bを結束した状態でロープ固定具11Hに閉じロープ12が固定される。
貫通孔13及びスリット14が2つの場合には、貫通孔13を合計した係止力及びスリット14を合計した係止力が強くなる、貫通孔13が円形なので円周全体で係止し、円周全体に均一に力が掛かるので貫通孔13が破壊し難い、閉じロープ12が切れ難いという利点がある。これに対して、貫通孔13A及びスリット14Aが1つの場合には、ロープ固定具11Hをコンパクトにできると共に、ロープ貫通工程及びロープ係止工程をそれぞれ1度にでき容易であるという利点がある。
その他のロープ固定具11Hの構成及び閉じロープ12の構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
図14に実施例7における袋口結束用具10Iのロープ固定具11Iの例を示す。実施例6と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する。本実施例は実施例2と同様に、板状体15Iは板面内で側辺の適当な箇所、例えば、上辺、下辺、左辺、右辺に凸状の突起19B又は凹状の窪みを設けるものである。図14は下辺に凸状の突起19Bを設けた例である。これにより、排出作業時に板状体を持ち易くなるので、閉じロープ12を外す作業が容易になる。また、係止部18A周りの面積が増えるので係止部18Aの耐破壊性が強くなる。
その他のロープ固定具11Iの構成及び閉じロープ12の構成は実施例6と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例6と同様の効果を奏する。
図15に実施例8における袋口結束用具10Jのロープ固定具11Jの例を示す。図15(a)にその平面図、図15(b)にその側面図、図15(c)にその別の態様の側面図を示す。実施例6と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する。本実施例においては実施例6を基に、板状体15Jの表面側に表面に垂直な方向に突起19J,19J2を設けるものである。図15(b)の態様では突起19Jは半球状(球の一部でも良い)であり、図15(c)の態様では突起19J2は円筒状である。いずれも突起19J、19J2に閉じロープ12を接触させることにより、閉じロープ12を固定し易くなる。
その他のロープ固定具11Jの構成及び閉じロープ12の構成は実施例6と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例6と同様の効果を奏する。
実施例3では貫通孔13が2つ、スリット14が2つ設けられる場合にヒンジ(溝16)の無い例を示したが、貫通孔13が2つ、スリット14が1つ設けられる場合、貫通孔13が1つ、スリット14が1つ設けられる場合についてもヒンジを無くすることができる。これらの場合でも閉じロープ12をロープ固定具に固定することは可能である。また、ヒンジを設けないことにより、製造プロセスが簡易になる、板状体が一体的なので、衝撃力や一定方向の押圧に対して強いという利点がある。
その他のロープ固定具の構成及び閉じロープの構成は実施例3と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例3と同様の効果を奏する。
図16に実施例10における袋口結束用具10K1〜3のロープ固定具11K1〜3の例を示す。実施例1と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する。実施例1では板状体15K1〜3の角が丸みを帯びているが、本実施例では板状体15K1〜3の角が斜めに切断されている。また、実施例1ではスリット14の係止部18が堕円形であるが、本実施例ではスリット14B1〜3の係止部18B1〜3がスリットの軸線方向に長い矩形である。また、実施例1ではスリット14が板状体15の長辺に垂直方向に設けられる例を示したが、本実施例では図16(a)では板状体15K1の長辺に垂直方向、図16(b)では垂直から貫通孔13側に45度傾斜した方向、図16(c)では垂直から貫通孔13と反対側に45度傾斜した方向に設けられる例を示す。係止部18B1〜3が矩形でも、矩形の短辺の長さが閉じロープ12の径に比してやや短く形成されるので、閉じロープ12を引っ張れば係止部18B1〜3を通過できると共に、係止時には係止部18B1〜3が閉じロープ12を圧縮して係止部18B1〜3に閉じロープ12を固定しやすくしている。また、実施例1にあった溝16が本実施例では無くなっている。
実施例1のようにロープ係止部18が堕円形の場合と本実施例のようにロープ係止部18B1〜3が矩形の場合とを比較すると、堕円形の場合には閉じロープ12の変形が比較的小さいのでロープ係止部18B1〜3が破壊され難い、閉じロープ12が切れ難いという利点がある。これに対して、矩形の場合には変形が比較的大きいので、適用可能なロープ径の範囲が広がるという利点がある。また、スリット14B1が図16(a)のように板状体15K1の短辺に平行に設けられる場合と、図16(b)、図16(c)のように貫通孔13側に±45度傾斜した場合とを比較すると、前者は板状体15K1の2つのロープ係止部18B1の外側が破壊され難く、後者は板状体15K2〜3の2つのロープ係止部18B2〜3間が破壊され難い。また、実施例1のように板状体15の角を丸くする場合は、フレキシブルコンテナバッグを傷つけない、平板状の表面で袋体を押さえられるという特徴があるのに対し、本実施例のように角が斜めに切り落とされる場合は、鋭角がなくなるのでフレキシブルコンテナバッグを傷つけ難い、ロープ固定具11K1〜3が製作し易いという特徴がある。
その他のロープ固定具11K1〜3の構成及び閉じロープ12の構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
図17に実施例11における袋口結束用具10K4〜6のロープ固定具11K4〜6の例を示す。実施例10と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する。実施例10では円形の貫通孔13が2つであるが、本実施例では1つの楕円形(長円形でも良い)の貫通孔13Aになっている。1つの貫通孔13Aに閉じロープ12の2本の先端部分を揃えて貫通させる。楕円の短径は閉じロープ12の径よりやや大きく又は等しくなっており、閉じロープ12を引っ張るか押し込めば係止部18B1〜3を通過できると共に、係止時には係止部18B1〜3が閉じロープ12を摩擦力により係止している。
本実施例ではスリット14B1〜3が、図17(a)では板状体15K1の長辺に垂直方向、図17(b)では垂直から貫通孔13A側に45度傾斜した方向、図17(c)では垂直から貫通孔1Aと反対側に45度傾斜した方向に設けられる例を示す。
ロープ係止部14が堕円形の場合とロープ係止部14B1〜3が矩形の場合との比較については実施例10で説明した通りである。
その他のロープ固定具11K4〜6の構成及び閉じロープ12の構成は実施例10と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例10と同様の効果を奏する。
図18に実施例12における袋口結束用具10K7〜9のロープ固定具11K7〜9の例を示す。実施例11と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する。実施例11では矩形の係止部18B1〜3が2つであるが、本実施例では1つの矩形の係止部18B4〜6になっている。1つの係止部18B4〜6に2本の閉じロープ12の先端部分を揃えて係止する。矩形の短辺は閉じロープ12の径よりやや短くなっており、閉じロープ12を引っ張るか押し込めば係止部18B4〜5を通過できると共に、係止時には係止部18B4〜6が閉じロープ12を圧縮して係止部18B4〜6に閉じロープ12を固定しやすくしている。本実施例ではスリット14B4〜6が、図18(a)では板状体15K1の長辺に垂直方向、図18(b)では垂直から貫通孔13A側に45度傾斜した方向、図18(c)では垂直から貫通孔13Aと反対側に45度傾斜した方向に設けられる例を示す。
ロープ係止部14が堕円形の場合とロープ係止部14B4〜6が矩形の場合との比較については実施例10で説明した通りである。
その他のロープ固定具11K7〜9の構成及び閉じロープ12の構成は実施例11と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例11と同様の効果を奏する。
図19に実施例13における袋口結束用具10K10〜12のロープ固定具11K10〜12の例を示す。実施例10と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する。実施例10では板状体15K1〜3の表面は平坦であるが、実施例13では板状体15K10〜12の表面の厚さに厚い部分や溝(薄い部分)が設けられたものである。図19(a)では係止部18B1を囲む帯状領域に厚みが増す部分19K1があり、図19(b)では係止部18B1の片側の帯状領域に厚みが増す部分19K2がある。図19(c)では係止部18B1を囲む帯状領域(図19(a)より幅広い)に厚みが増す部分19K3が設けられ、2つの貫通孔13と2つの係止部18B1との間に溝16K1が設けられている。板状体15Kの表面の帯状領域19K1〜3はいずれも係止部18B1を補強している。また、溝16K1はヒンジを構成し、板状体15K12を撓ませる力が掛かる場合、板状体15K12に掛かる力を逃がして、板状体15K12の耐破壊力を向上できる。
その他のロープ固定具11K10〜12の構成及び閉じロープ12の構成は実施例10と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例10と同様の効果を奏する。
図20に実施例14における袋口結束用具10K13〜14のロープ固定具11K13〜14の例を示す。実施例10と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する。実施例10では板状体15Kの表面は平坦であるが、実施例14では板状体15Kの表面の厚さに厚い部分や溝(薄い部分)が設けられたものである。図20(a)では係止部18B1の両側に溝16K2〜3が設けられ、図20(b)では貫通孔13と係止部18B1の間に溝16K4が、係止部18B1の貫通孔13と反対側に扇形の厚みが増す部分19K4が設けられている。扇形の厚い部分19K4は係止部18B1を補強している。また、溝16K2〜4はヒンジを構成し、板状体15K13〜14を撓ませる力が掛かる場合、板状体15K13〜14に掛かる力を逃がして、板状体15Kの耐破壊力を向上できる。
その他のロープ固定具11K13〜14の構成及び閉じロープ12の構成は実施例10と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例10と同様の効果を奏する。
図21に実施例15における袋口結束用具10L1〜3のロープ固定具11L1〜3の例を示す。実施例10及び実施例11と重複する説明は省略し、異なる部分を主に説明する。図21(a)は実施例10の図16(a)を変形させた例である。すなわち、板状体15L1の縦横比(長辺/短辺)を小さくし、板状体15L1の短辺に対する2つの貫通孔13の間隔の比率を小さくし、板状体15L1の上方左右の切り欠きを大きく、下方左右の切り欠きを小さく取った例である。図21(b)は実施例11の図17(a)を、図21(a)と同様に変形させた例である。図21(c)は図21(b)に更に、2つの係止部18B1の間に厚みが増す部分19Lが設けられている。いずれも縦横比が小さいのでコンパクトに形成され、縦方向の撓み力が発生し難い。
その他のロープ固定具11L1〜3の構成及び閉じロープ12の構成は実施例10の図16(a)の例、実施例11の図17(a)の例と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例10、実施例11と同様に、実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は以上の実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、実施の形態に種々の変更を加えられることは明白である。
例えば、以上の実施例では、フレキシブルコンテナバッグが主として円筒状の例について説明したが、直方体状、多角柱状でも良い。また、注入口と排出口が兼用されているものでも良く、巾着袋、手提げ袋、背負い袋でも良い。また、クロス形でもランニング形でも良い。また、ロープ固定具については長方形を変形した板状体の例を示したが、楕円形(長円形でも良い)、多角形を変形した板状体でも良い。また、厚さ方向が一様でなくても良く、凹凸があっても良い。例えば貫通孔やスリットの周囲を補強のため厚くしても良い。また、板状体の寸法も適宜変更可能である。また、スリットは直線状でなくて、曲線状に作られていても良い。また、スリットの挿入口は板状体の短辺側にあっても良い。また、ヒンジ用の溝は板状体の長辺方向に作られていても良い。また、貫通孔の数、スリットの数は3以上でも良く、貫通孔とスリットの位置関係、寸法も適宜変更可能である。また、閉じロープの径、材質についても適宜選択可能である。また、貫通孔及びスリットの係止部の形状についても円形、楕円形、長円形、三角形、矩形、多角形と適宜選択可能である。また、閉じロープのロープ固定具への巻き付け方についても、閉じロープの位置がずれないように巻き付ける態様であれば、任意に選択可能である。また、閉じロープの巻き付け工程を省略しても袋体の結束は可能である。
本発明は、袋体の袋口の結束に利用される。
10,10E〜10J,10K1〜10K14,10L1〜10L3 袋口結束用具
11,11E〜11J,11K1〜11K14,11L1〜11L3 ロープ固定具
12 閉じロープ
13,13A,13B 貫通孔
14,14A,14B1〜14B6 スリット
15,15E〜15K,15K1〜15K14,15L1〜15L3 板状体
15A 第一板状部
15B 第二板状部
16,16K1〜16K4 ヒンジ用溝
17 スリットの挿入口
18,18A,18B1〜18B6 ロープ係止部
19A 窪み
19B,19C 突起
19K1〜19K4,19L 厚みが増す部分
20A,20C フレキシブルコンテナバッグ
21A,21C 側面
22A,22C 上面
23A,23C 下面
24A 吊ロープ
24C 吊手
25A 充填フック
26A,26B,26C,26D 補強布
27A,27C 吊りベルト(胴部に取り付けられる部分)
28A,28C 吊りベルト(底部に取り付けられる部分)
29C 注入口
29D 排出口
31A 上接合部
31B 下接合部
31C 胴接合部
31D 吊部接合部
32A 注入口フック
33A,33C 注入口縛り紐
33B,33D 排出口縛り紐
34B 下ロープ
35A 注入口
35B 排出口
36A 上蓋押さえ
36B 下蓋押さえ
37A 上蓋押さえロープ(閉じロープ)
37B 下蓋押さえロープ(閉じロープ)
38A 上蓋
38B 下蓋
39 チューブ
40 ハイランドロック
41 本体
42 歯型ストッパー
43 中空軸
44 解放紐
45 巾着袋
46 紐通し穴
47 金網打紐
48 スリット
50 ペット用引き綱具
51 Y字形状留具
52 リード
53 把手部
54 ノブ
55 ロープ押圧サポータ

Claims (8)

  1. 袋体の袋口を結束するための閉じロープを固定するロープ固定具であって;
    角を丸くした平板状の板状体からなり、前記閉じロープを貫通させる貫通孔と、前記閉じロープを挟み込んで係止させるスリットであって、前記板状体の側辺に位置する一端に挿入口が設けられ、他端に前記閉じロープを貫通させかつ係止させるロープ係止部が設けられたスリットとを有
    前記ロープ係止部の寸法は前記閉じロープを係止できるように定められており
    前記貫通孔数が1又は2、前記スリット数が2であり
    2つの前記スリットの挿入口は前記板状体の対向する2つの側辺にそれぞれ1つずつ設けられ
    板状体の長辺方向を2分して、一方を第一板状部、他方を第二板状部とし、前記第一板状部に貫通孔を設け、前記第二板状部に2つのスリットを設けた;
    ロープ固定具。
  2. 前記貫通孔の寸法は前記閉じロープを係止できるように定められている;
    請求項1に記載のロープ固定具。
  3. 前記板状体は、溝がない平板状で円形、楕円形、三角形、四角形、五角形以上の多角形又はこれらを組み合わせた形状である;
    請求項1又は請求項2に記載のロープ固定具。
  4. 前記貫通孔は2つの前記スリットの前記ロープ係止部を結ぶ線に対して垂直方向に離して設けられる;
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のロープ固定具。
  5. 前記ロープ固定具の材料はプラスチック又は金属である;
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のロープ固定具。
  6. 前記スリットは、前記板状体の長辺に垂直に設けられる場合から前記貫通孔側に所定の角度傾斜して設けられる;
    請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のロープ固定具。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のロープ固定具と;
    前記閉じロープとを備え;
    前記ロープ係止部の寸法は前記閉じロープを係止できるように定められている;
    袋口結束用具。
  8. 請求項7に記載の袋口結束用具と;
    内容物を収納する前記袋体とを備える;
    フレキシブルコンテナバッグ。
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