JP5705281B2 - ロープ固定具、袋口結束用具及びフレキシブルコンテナバッグ - Google Patents
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Description
また、従来の袋口結束用具のロープ固定具の別の例として、ベルト用のバックルに見られるようなレバー機構を使用し、先端に鋸歯状の突起を設けたレバーで閉じロープを押さえて固定するものがある。
ここにおいて、「閉じロープを係止できるように定められている」とは、閉じロープ12を板状体15に対して引っ張ったり押し込んだりすれば、閉じロープ12を貫通孔13やロープ係止部14を通過させられるが、引っ張ったり押し込んだりしない状態では、閉じロープ12と貫通孔13やロープ係止部14との相対的位置が変化しないことをいう。つまり、貫通させる時は手で引いて無理なく通すことができ、使用時には緩むことがなければ良い。例えば、貫通孔13やロープ係止部14が円形の場合には、貫通孔13の径及びロープ係止部14の径は、閉じロープ12の変形性を勘案して貫通させるに差支えない程度に小さくする。貫通口13の径を閉じロープ12の径と同じかやや大きくしても摩擦による係止力が働く。また、スリット係止部18の径を閉じロープ12の径よりやや小さくすると閉じロープ12を圧縮して係止効果が大きくなる。ここに、閉じロープ12の径は力のかかっていない自然状態で計測された値を用いるものとする。
このように構成すると、貫通孔13数及びスリット14数は閉じロープ12の2本の先端部分を通せば良いので、1又は2で充分である。しかし、3以上あれば貫通孔又は/及びスリットを選択可能になるので、それでも良い。貫通孔が1つの場合には通したり外したりするのに1度にできるのに対して、2つの場合には閉じロープ12が貫通孔13に接する部分が増えて摩擦力が大きくなり強く係止される。また、スリットが1つの場合には通したり外したりするのに1度にできるのに対して、スリットが2つの場合には閉じロープ12がロープ係止部14に接する部分が増えて摩擦力が大きくなり強く係止されると共に、閉じロープ12をロープ係止部14から外すには2つのスリットから外す必要があるので、外れ難くなり、好ましい。
このように構成すると、閉じロープ12の2本の先端部分に掛かる力は同時に同じ方向になる場合が多い(2本の先端部分を束ねて手で引っ張る場合も含む)ので、このような場合に板面内のいかなる方向に力がかかっても少なくとも1本は動けず、さらに他の1本の動きを抑止することになるので、ロープ固定具11から閉じロープ12が非常に外れ難く、大いに好ましい。
このように構成すると、ヒンジを設けることにより、板状体15を撓ませる力が掛かる場合(板状体15の中心に掛かる力対して両端で反対方向に力が掛かる場合)、ヒンジを構成する溝16の部分が折れ曲あがることにより、板状体15に掛かる力を逃がして、板状体の耐破壊力を向上できる。
ここにおいて、金属は合金を含み、プラスチックは混合組成を含むものとする。このように構成すると、プラスチック又は金属の耐破壊強度と弾性を利用してロープ固定具11を押圧や撓みに対して強くできる。また、プラスチック又は金属によりロープ固定具11を一体的に形成すれば製造が容易になる。プラスチックではポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニール等又はそれらを混合した樹脂素材が適当である。金属では、アルミニウム、ステンレス等が適当である。金属、プラスチック共、耐衝撃性が高く、成形加工性が良い。また押圧や撓ませる力に対して耐破壊力が大きいが、金属とプラスチックを比較すると、金属は押圧や撓ませる力に対して変形し難いのに対し、プラスチックは押圧や撓ませる力に対して変形するが弾力性があり、押圧や撓ませる力を取り除くと元の形状に回復するという特徴を有する。
ここにおいて楕円形は長円形(矩形の対向する2辺に半円を結合したもの)を含むものとする。このように構成すると、板状体15を取扱い易く、製作し易い。なお、板状体はこれらの形状に限られず、任意の形状が可能である。
ここにおいて、袋体とは典型的にはフレキシブルコンテナバッグの袋体をいうが、内容物を収納して、袋口を閉じロープで結束して閉じることが可能な袋体であれば良く、例えば巾着袋、手提げ袋、背負い袋でも良い。このように構成すると、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープの開放作業を容易にすることができるフレキシブルコンテナバッグを提供できる。
図1に、本実施例に係る袋口結束用具10のロープ固定具11の例を示す。本実施例では閉じロープ12を貫通する貫通孔13が2つ、閉じロープ12を挟み込んで係止するスリット14が2つの例を示す。ロープ固定具11は、例えば縦50mm×横40mmの四角形の角を丸くした平板状の板状体15で形成される。角を丸くするのは、フレキシブルコンテナバッグを傷つけないため、また、板状体15の辺や角でなく平板状の表面で袋体を押さえるためである。使用する閉じロープ12の径は、適宜選択可能であるが、例えば7mm径とする。板状体15の厚さは内容物の重量に応じて適宜選択可能であるが、例えば、1mm〜3mmとする。
板状体15の第一板状部15Aに2つの貫通孔13を設ける。貫通孔13の寸法は閉じロープ12を係止できるように定められている。例えば貫通孔13は円形とし、その寸法は閉じロープ12を貫通するが、閉じロープ12を係止できる程度に閉じロープ12の径よりやや大きいか等しいものとする。例えば閉じロープ12の径を多少上回る(7+Δ)mmφとし、例えばΔ=0〜2mmとする。なお、閉じロープ12の径は力のかかっていない自然状態で計測された値を用いるものとする。
2つの貫通孔13は第一板状部15Aで、縦方向(板状体15の長辺方向)は中央に、横方向(短辺方向)は幅を約3等分する位置に中心が来るように配置されている。なお、これらの位置は正確を期する必要がないので、およその値で良い。
スリット14の中心線は板状体15の短辺方向(横方向)に直線状であり、縦方向は中央、横方向は幅を約3等分する位置にロープ係止部18の中心が来るように配置されている。
本実施例では、スリット14の長手方向は板状体13の長辺に垂直(短辺に平行)である。ここで、垂直とはおよそ垂直であれば良く、80度以上が好ましく、85度以上がより好ましい。このように、垂直にすることにより、挿入口17付近でのロープ固定具11の耐破壊性を強く保つことができる。
(a)フレキシブルコンテナバッグの重量で破損しない強度がある。
例えば10トン(内容物が充填されたフレキシブルコンテナバッグの重量は、内容物や袋体の容量により、様々であるが例えば1袋1トンのものもある。)の力で押圧が掛かった場合に壊れない強度と、例えば10トンの撓ませる力が掛かった場合に破損しない強度がある。なお、10トンはマージンを大きくとっているが、収容すべき内容物の荷重に応じてマージンを小さくしても良い。
(b)フレキシブルコンテナバッグ20及び閉じロープ12を傷つけない。
(c)閉じロープ12を係止するスリット14に、閉じロープ12を取付け・取外しする作業が行いやすい弾力、及び取付けた閉じロープ12を適当に押さえつける力(弾力、防滑性)がある。
(d)耐熱性:通常の作業や保管が行なわれる温度で上記性能を維持する。
上記条件を考慮した場合、プラスチック又は金属が適当である。プラスチックではポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニール等又はそれらを混合した樹脂素材が適当である。金属では、アルミニウム、ステンレス等が適当である。
一般的なロープとして、
(a)径=6mm、7mm、8mm 等、
(b)素材=ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン、クレモナ(登録商標)、アクリル、綿、麻又はそれら素材を混合(混用)したもの等、
(c)紡織方法:三つ打、金剛打、クロスロープ、16打、32打等が使用されている。
また、本実施例における袋口結束用具10は、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープ12の開放作業を容易にすることが適切である、ロープ固定具11と閉じロープ12の組み合わせからなる袋口結束用具10を提供できる。
図2に円筒形フレキシブルコンテナバッグ(袋体)20Aの例を示す(フレキシブルコンテナ工業会発行「フレコン取扱説明書」を基に作成)。図2(a)に上面図、図2(b)に下面図、図2(c)に側面図、図2(d)に斜視図を示す。ただし、解り易く示すため、上面図及び下面図は開口部(袋口、すなわち注入口及び排出口)が閉じた状態、側面図及び斜視図は開口部が開いた状態を示す。また、斜視図では上蓋押さえが省略されている。なお、図2(c)は図2(a)及び図2(b)の太い矢印の方向から見ているが、上蓋押さえ36Aの部分は45度傾いた方向(図2(a)の細い矢印の方向)から見た図、下蓋押さえ36Bの部分は45度傾いた方向(図2(b)の細い矢印の方向)から見た図を示している。
クロス形で使用される「シート」は典型的には、ポリプロピレン製で幅広の糸を用いて縦横に織った織物である。ポリプロピレン以外の合成樹脂(ポリエチレン、塩化ビニール等)の糸や麻糸を用いても良い。織物とすることによって引っ張り強度が増す。また、シートは可撓性があるので、フレキシブルコンテナバッグは折り畳み可能であり、非使用時は折り畳み、積み重ねて保管できる。側面21A、上面22A、下面23A、吊りベルト27A、28A、補強布26A、26B、上蓋押さえ36A、下蓋押さえ36B、上蓋38A、下蓋38Bは内容物の荷重に耐えるため、また破れ難くするため厚目のシートが使用され、これに比して注入口35A及び排出口35Bは柔らかで折り畳み可能なように薄目のシートが使用されている。
図3に閉じロープの締り具合の差による袋口の状態の例を示す。図3(a)に下蓋押えロープ(排出口閉じロープ)37Bが無い状態を示す。下蓋押えロープ37Bを引っ張って下蓋押さえ36Bで下面23A中央部を覆うことができない。このため、排出口35B自体に結び目を形成して、又は口の近くをロープ等で結んで内容物が漏れるのを防いでいるが、下蓋押さえ36Bが開かれた状態で、排出口35Bが下蓋押さえ36Bから外に突出している。
図3(b)に下蓋押えロープ(排出口閉じロープ)37Bが緩んでいる状態を示す。下蓋押えロープ37Bを引っ張って下蓋押さえ36Bで下面23A中央部を覆おうとしたが、下蓋押えロープ37Bが緩んでいるため、下面23B中央部は下蓋押さえ36Bで中途半端に覆われており、排出口35Bの一部が下蓋押さえ36Bから外に見えている。
補強ベルト28Cの先端を通る下蓋押えロープ37Bを引っ張って袋口を絞り込んだ後に、下蓋押えロープ37Bの2本の先端部分を揃えてロープスライダーと称するチューブ39に通し、チューブ39を下面23A中央部までスライドさせてから下蓋押えロープ37Bを結んで結び目を作ることがある。チューブ39の内側は空管になっており、2本の先端部分は引っ張り力を加えることにより管内を通過できる管径になっているので、引っ張り力を加えない場合には2本の先端部分はチューブ39によって固定される。すなわち、チューブ39は下蓋押えロープ37Bが緩むのを防ぐストッパーとして使用される。本来は下蓋押えロープ37Bの先端部分を引っ張れば下蓋押えロープ37Bの結び目が解ける。しかし図4の例では、ストッパー代わりに利用しているチューブ39が柔らかいために下蓋押えロープ37Bがチューブ39も巻き込んで固くなっている。このため、下蓋押えロープ37Bの先端部分を引っ張っても下蓋押えロープ37Bの結び目を解くのは困難になっている。
図5に、実施例1における袋口結束方法の例を示す。
まず、袋口結束用具10の閉じロープ12で排出口35Bを閉じ、袋口結束用具10のロープ固定具11を準備する(S010)。本実施例では、閉じロープは下蓋押さえロープ37Bなので、下蓋押さえロープ37Bを引っ張って下蓋押さえ36Bの先端を下面23Aの中央部に集める。次に、閉じロープ12の2つの先端部分を、ロープ固定具11の2つの貫通孔13にそれぞれ貫通させる(S020:ロープ貫通工程)。貫通孔13の寸法は閉じロープ12を係止できるように定められている。例えば貫通孔13の径は閉じロープ12の径よりやや大きいか等しいので、閉じロープ12を貫通孔13に摩擦力でしっかり係止できる。貫通孔が2つであり、1つの場合に比して閉じロープ12が貫通孔13に接する部分が増えて摩擦力が大きくなり強く係止される。ここで、閉じロープ12が緩まないようにロープ固定具11を下面23Aの中央部に押し付け、閉じロープ12をできるだけ貫通孔13から引き出す。ここで、スリット14ではなく貫通孔13に通すのは閉じロープ12がロープ固定具11から外れないようにするためである。
図7にフレキシブルコンテナバッグの別の例を示す。本実施例の袋口結束用具10への適用は図2に記載のフレキシブルコンテナバッグに限定されず、あらゆる型のフレキシブルコンテナバッグに適用可能である。
図7において、フレキシブルコンテナバッグ20Cは、内容物を収容する矩形筒型の袋体(側面21C、上面22C,下面23C)と、袋体を吊り上げるための吊りベルト24Cと、袋体を補強するための補強布26Cと、補強ベルト27Cとを備える。フォークリフト等を通す4つの吊り手24Cは側面21Cと上面22Cの境界が構成する正方形の四隅に取り付けられている。
以上により、本実施例におけるロープ固定具11は、板状体15からなり、閉じロープ12を貫通させる貫通孔13と、閉じロープ12を挟み込んで係止させるスリット14を有し、貫通孔13の寸法及びロープ係止部18の寸法を閉じロープ12を係止できるようにしている。これにより、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープ12の開放作業を容易にすることができる。
また、本実施例における袋口結束用具10は、袋体の袋口を閉じる際に、袋体の結束を確実にすると共に、内容物の排出作業において袋口を結束した閉じロープ12の開放作業を容易にすることが適切である、ロープ固定具11と閉じロープ12の組み合わせからなる袋口結束用具10を提供できる。
その他のロープ固定具11Eの構成及び閉じロープ12の構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具の構成及び閉じロープの構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
スリット14が2つの場合には、2つのスリット14を合計した係止力が強くなるのに対して、スリット14Aが1つの場合には、閉じロープ12の2つの先端を揃えて1度に係止できるので係止工程が容易である。
その他のロープ固定具11Fの構成及び閉じロープ12の構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具11Gの構成及び閉じロープ12の構成は実施例2と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例2と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具11Hの構成及び閉じロープ12の構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具11Iの構成及び閉じロープ12の構成は実施例6と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例6と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具11Jの構成及び閉じロープ12の構成は実施例6と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例6と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具の構成及び閉じロープの構成は実施例3と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例3と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具11K1〜3の構成及び閉じロープ12の構成は実施例1と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
本実施例ではスリット14B1〜3が、図17(a)では板状体15K1の長辺に垂直方向、図17(b)では垂直から貫通孔13A側に45度傾斜した方向、図17(c)では垂直から貫通孔1Aと反対側に45度傾斜した方向に設けられる例を示す。
ロープ係止部14が堕円形の場合とロープ係止部14B1〜3が矩形の場合との比較については実施例10で説明した通りである。
その他のロープ固定具11K4〜6の構成及び閉じロープ12の構成は実施例10と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例10と同様の効果を奏する。
ロープ係止部14が堕円形の場合とロープ係止部14B4〜6が矩形の場合との比較については実施例10で説明した通りである。
その他のロープ固定具11K7〜9の構成及び閉じロープ12の構成は実施例11と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例11と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具11K10〜12の構成及び閉じロープ12の構成は実施例10と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例10と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具11K13〜14の構成及び閉じロープ12の構成は実施例10と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例10と同様の効果を奏する。
その他のロープ固定具11L1〜3の構成及び閉じロープ12の構成は実施例10の図16(a)の例、実施例11の図17(a)の例と同様であり、図5の袋口結束方法も本実施例に適用できる。そして実施例10、実施例11と同様に、実施例1の[効果]に記載と同様の効果を奏する。
11,11E〜11J,11K1〜11K14,11L1〜11L3 ロープ固定具
12 閉じロープ
13,13A,13B 貫通孔
14,14A,14B1〜14B6 スリット
15,15E〜15K,15K1〜15K14,15L1〜15L3 板状体
15A 第一板状部
15B 第二板状部
16,16K1〜16K4 ヒンジ用溝
17 スリットの挿入口
18,18A,18B1〜18B6 ロープ係止部
19A 窪み
19B,19C 突起
19K1〜19K4,19L 厚みが増す部分
20A,20C フレキシブルコンテナバッグ
21A,21C 側面
22A,22C 上面
23A,23C 下面
24A 吊ロープ
24C 吊手
25A 充填フック
26A,26B,26C,26D 補強布
27A,27C 吊りベルト(胴部に取り付けられる部分)
28A,28C 吊りベルト(底部に取り付けられる部分)
29C 注入口
29D 排出口
31A 上接合部
31B 下接合部
31C 胴接合部
31D 吊部接合部
32A 注入口フック
33A,33C 注入口縛り紐
33B,33D 排出口縛り紐
34B 下ロープ
35A 注入口
35B 排出口
36A 上蓋押さえ
36B 下蓋押さえ
37A 上蓋押さえロープ(閉じロープ)
37B 下蓋押さえロープ(閉じロープ)
38A 上蓋
38B 下蓋
39 チューブ
40 ハイランドロック
41 本体
42 歯型ストッパー
43 中空軸
44 解放紐
45 巾着袋
46 紐通し穴
47 金網打紐
48 スリット
50 ペット用引き綱具
51 Y字形状留具
52 リード
53 把手部
54 ノブ
55 ロープ押圧サポータ
Claims (8)
- 袋体の袋口を結束するための閉じロープを固定するロープ固定具であって;
角を丸くした平板状の板状体からなり、前記閉じロープを貫通させる貫通孔と、前記閉じロープを挟み込んで係止させるスリットであって、前記板状体の側辺に位置する一端に挿入口が設けられ、他端に前記閉じロープを貫通させかつ係止させるロープ係止部が設けられたスリットとを有し;
前記ロープ係止部の寸法は前記閉じロープを係止できるように定められており;
前記貫通孔数が1又は2、前記スリット数が2であり;
2つの前記スリットの挿入口は前記板状体の対向する2つの側辺にそれぞれ1つずつ設けられ;
板状体の長辺方向を2分して、一方を第一板状部、他方を第二板状部とし、前記第一板状部に貫通孔を設け、前記第二板状部に2つのスリットを設けた;
ロープ固定具。 - 前記貫通孔の寸法は前記閉じロープを係止できるように定められている;
請求項1に記載のロープ固定具。 - 前記板状体は、溝がない平板状で円形、楕円形、三角形、四角形、五角形以上の多角形又はこれらを組み合わせた形状である;
請求項1又は請求項2に記載のロープ固定具。 - 前記貫通孔は2つの前記スリットの前記ロープ係止部を結ぶ線に対して垂直方向に離して設けられる;
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のロープ固定具。 - 前記ロープ固定具の材料はプラスチック又は金属である;
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のロープ固定具。 - 前記スリットは、前記板状体の長辺に垂直に設けられる場合から前記貫通孔側に所定の角度傾斜して設けられる;
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のロープ固定具。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のロープ固定具と;
前記閉じロープとを備え;
前記ロープ係止部の寸法は前記閉じロープを係止できるように定められている;
袋口結束用具。 - 請求項7に記載の袋口結束用具と;
内容物を収納する前記袋体とを備える;
フレキシブルコンテナバッグ。
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