JP5704290B1 - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

発光装置(100)は、端面(14)に光出射部(18)を有する透明基板(11)と、透明基板(11)上に設けられた発光体と、透明基板(11)の発光体が設けられている側とは反対側に設けられ、発光体から透明基板(11)に入射した光を反射させることによりその光を光出射部(18)から出射させる反射部材(30)とを備える。上記発光体は、透明電極、反射電極、およびこれらの間に設けられた発光層を含む。透明電極は、光出射部(18)が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる給電部(S1)を有する。透明電極への給電は、給電部(S1)に電気的に接続され透明電極よりも高い導電性を有する給電部材(41)から給電部(S1)を通して行われる。端面から取り出された光に輝度むらが発生することは抑制される。

Description

本発明は、端面が発光する発光装置に関する。
特開2007−324062号公報(特許文献1)に開示されているように、端面が発光する発光装置が知られている。この公報に開示された発光装置は、透明基板上に一対の電極を有しており、一対の電極間には発光層が設けられている。基板上の電極が設けられていない領域は、反射層によって被覆されている。基板の端面の一部は、光出射部として露出している。発光層で生成された光は、反射層の反射によって、基板の端面(光出射部)から取り出される。このような発光装置によれば、たとえば線状の細い発光を実現できる。
特開2007−324062号公報
本発明は、端面から取り出された光に輝度むらが発生することを抑制可能な発光装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に従う発光装置は、端面に光出射部を有する透明基板と、第1透明電極、第1反射電極、およびこれらの間に設けられた第1発光層を含み、上記第1透明電極が上記透明基板の側に位置するように上記透明基板上に設けられた第1発光体と、上記透明基板の上記第1発光体が設けられている側とは反対側に設けられ、上記第1発光体から上記透明基板に入射した光を反射させることによりその光を上記透明基板の上記光出射部から出射させる反射部材と、表面上に電極部材を含む回路基板と、を備え、上記第1透明電極は、上記光出射部が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる第1給電部を含み、上記第1透明電極への給電は、上記第1給電部に電気的に接続され上記第1透明電極よりも高い導電性を有する上記電極部材から上記第1給電部を通して行われる。
本発明の他側面に従う発光装置は、端面に光出射部を有する透明基板と、第1透明電極、第1反射電極、およびこれらの間に設けられた第1発光層を含み、上記第1透明電極が上記透明基板の側に位置するように上記透明基板上に設けられた第1発光体と、上記透明基板の上記第1発光体が設けられている側とは反対側に設けられ、上記第1発光体から上記透明基板に入射した光を反射させることによりその光を上記透明基板の上記光出射部から出射させる反射部材と、備え、上記第1透明電極は、上記光出射部が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる第1給電部を含み、表面上に電極部材を含む回路基板と、上記第1給電部と上記電極部材との間に設けられた補助電極部材と、をさらに備え、上記第1透明電極への給電は、上記第1給電部に電気的に接続され上記第1透明電極よりも高い導電性を有する上記補助電極部材から上記第1給電部を通して行われる。
実施の形態1における発光装置を示す平面図である。 図1中のII−II線に沿った矢視断面図である。 実施の形態1における発光装置の給電部(第1給電部)およびその周辺構造を示す平面図である。 比較例における発光装置を示す平面図である。 実施の形態2における発光装置を示す平面図である。 図5中のVI−VI線に沿った矢視断面図である。 実施の形態3における発光装置を示す断面図である。 実施の形態4における発光装置を示す平面図である。 図8中のIX−IX線に沿った矢視断面図である。 実施の形態5における発光装置を示す平面図である。 図10中のXI−XI線に沿った矢視断面図である。 実施の形態6における発光装置を示す平面図である。 図12中のXIII−XIII線に沿った矢視断面図である。 実施の形態7における発光装置を示す平面図である。 図14中のXV−XV線に沿った矢視断面図である。 実施の形態8における発光装置を示す断面図である。
本発明に基づいた各実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。各実施の形態の説明において、個数および量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数およびその量などに限定されない。各実施の形態の説明において、同一の部品および相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態における発光装置100を示す平面図である。図1は、発光装置100の裏面の側(封止部材24の側)から発光装置100を見たときの様子を示している。図2は、図1中のII−II線に沿った矢視断面図である。
図1および図2を参照して、発光装置100は、有機EL(Organic Electroluminescence)素子を発光光源として備えており、面方向に沿って延在する平板状の形状を有している。具体的には、発光装置100は、透明基板11、発光体20(図2)、封止部材24、反射部材30、および外部配線部材51,52(図1)を備える。
透明基板11は、表面12(図2)、裏面13、および4つの端面14〜17(図1)を含んでいる。透明基板11は、たとえば各種のガラス基板から構成される。透明基板11の外縁(4つの端面)は、全体として矩形状の形状を有している。表面12および裏面13は、互いに対向する位置関係を有しており、端面14〜17はこれらに対して垂直に形成されている。発光装置100においては、4つの端面のうち、端面14内に光出射部18が形成される(詳細は後述する)。なお、透明基板11は、樹脂製の部材であってもよく、あるいはフレキシブルに湾曲できる部材であってもよい。
反射部材30は、透明基板11の表面12側に設けられ、表面12および端面15〜17を被覆している。反射部材30は、たとえばアルミニウム、銀、金、クロム、またはこれらの合金などから構成され、蒸着などによって表面12および端面15〜17を被覆するように形成される。蒸着の際には、端面14内の光出射部18が露出するように、所定形状(光出射部18に対応する形状)を有するマスクが用いられるとよい。
反射部材30は、蒸着に限られず、酸化チタンや酸化亜鉛などの微細な光反射材を含有するプラスチック製のシート部材を透明基板11に貼り付けることで構成されてもよい。反射部材30としては、透明基板11に接合されていなくてもよい。反射部材30としての機能は、透明基板11の周囲に配置された反射性を有する他の部材(構造部材など)によって実現することも可能である。
発光体20(第1発光体)は、透明基板11の裏面13側に設けられる。発光体20は、透明基板11の反射部材30が設けられる側とは反対側に位置している。発光体20は、透明電極21(第1透明電極)、発光層22(第1発光層)、および反射電極23(第1反射電極)を含む。
透明電極21、発光層22、および反射電極23は、透明基板11の裏面13上に順次積層される。透明電極21は、発光層22から見て透明基板11の側に位置している。発光体20および反射部材30の透明基板11上に設ける順序としては、発光体20が先であってもよいし、反射部材30が先であってもよい。
透明電極21は、平面状に広がる形状を有し、透明性を有する導電膜にて形成される。透明電極21を形成するためには、たとえば、スパッタリング法等によって、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等を透明基板11の裏面13上に成膜する。フォトリソグラフィ法等によりITO膜が所定の形状にパターニングされることによって、透明電極21が形成される。透明電極21は、陰極用の電極取出部26および陽極用の電極取出部27を形成するために、パターニングによって2つの領域に分割される。
発光層22は、透明電極21および反射電極23の間に設けられる。発光層22は、透明電極21および反射電極23を通して電力を供給されることによって光(可視光)を生成する。発光層22は、単層の発光層から構成されていてもよく、正孔輸送層、発光層、正孔阻止層、および電子輸送層などが順次積層されることによって構成されていてもよい。
反射電極23は、たとえばアルミニウム(AL)にて形成される。反射電極23は、真空蒸着法等によって発光層22を覆うように形成される。反射電極23と透明電極21とが短絡しないように、反射電極23と透明電極21のうちの電極取出部27側に位置する部分との間には、絶縁層25が設けられる。
反射電極23のうちの絶縁層25が設けられる側とは反対側の部分は、電極取出部26側の透明電極21(ITO膜)に接続される。電極取出部26側の透明電極21(透明電極21A)は、反射電極23の一部として機能している。透明電極21Aとして設けられている部分は、必ずしもITO膜等で形成されている必要はなく、反射電極23を形成する工程において、反射電極23の一部として反射電極23を構成する部材と同じ部材により形成されていてもよい。
封止部材24は、絶縁性を有する樹脂、またはガラス基板等から構成される。封止部材24は、接着剤等を用いて発光体20および透明基板11に取り付けられる。封止部材24は、透明電極21、発光層22、および反射電極23の略全体を透明基板11上に封止し、これらを水分等から保護する。透明電極21(ITO膜)の一部は、電気的な接続のために封止部材24から露出している。
透明電極21のうちの封止部材24から露出している図1,図2における右側の部分は、陰極用の電極取出部26を構成する。透明電極21のうちの封止部材24から露出している図1,図2における左側の部分は、陽極用の電極取出部27を構成する。電極取出部26および電極取出部27は、発光層22を挟んで相互に反対側に位置している。
陰極用の電極取出部26上には、導電性ペースト53を用いて外部配線部材51が接続される。陽極用の電極取出部27上には、棒状の形状を有する補助電極41(給電部材)が設けられる。補助電極41には、導電性ペースト54を用いて外部配線部材52が接続される。補助電極41は、透明電極21よりも高い導電性を有する部材により形成され、給電部S1(詳細は後述する)に電気的に接続される。
補助電極41は、電極取出部27側の透明電極21上の給電部S1に直接貼り付けられていてもよく、異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)などを介在させて給電部S1上に固定されていてもよく、給電部S1に単に接触しているという構成であってもよい。補助電極41のそのものが異方性導電フィルムにより構成されていてもよい。
図3を参照して、本実施の形態における透明電極21は、電極取出部27の表面上に、給電部S1を有している。発光層22を中心として見た場合、給電部S1は、端面14が位置している側とは反対側に位置している。上述の通り、端面14は、光出射部18(図1,図2参照)が形成される部位である。発光層22を図1に示すように平面視した場合、発光層22は、給電部S1と光出射部18との間に位置している。
図3は、給電部S1上に設けられる上記の補助電極41(図1,図2)を、給電部S1上から取り除いた状態を示している。給電部S1は、電極取出部27の表面のうち、電極取出部27に給電が行なわれる際にその給電に供される領域である。本実施の形態では、給電部S1および補助電極41を平面視した場合(図1参照)、給電部S1の形状は補助電極41の形状に略一致している。
図1〜図3を参照して、給電部S1は、光出射部18(図1)が延びている方向(図1紙面内における上下方向)に対して略平行な方向に沿って直線状に延びる形状を有している。ここで、給電部S1が光出射部18の延びている方向に対して略平行である場合には、給電部S1が光出射部18の延びている方向に対して平行である場合、および、給電部S1が光出射部18の延びている方向に対して実質的に平行である場合が含まれる。
実質的に平行であるとは、一方が他方に対して平行な状態からたとえば0°より大きく±15°以下の範囲でずれた状態で延びている場合を含む。好ましくは、給電部S1は、光出射部18が延びている方向に対して−10°以上10°以下の角度範囲となるように延びているとよい。より好ましくは、給電部S1は、光出射部18が延びている方向に対して−5°以上5°以下の角度範囲となるように延びているとよい。最適には、給電部S1は、光出射部18が延びている方向に対して平行であるとよい。
本実施の形態においては、光出射部18および給電部S1は、いずれも直線状に延びる形状を有している。これに限られず、これらの一方および/または他方がわずかに湾曲するように円弧状に延びているという構成を有していても、この構成は、給電部S1が光出射部18が延びている方向と略平行な方向に沿って延びている場合に含まれる。これらの一方および/または他方がその一部にわずかに直線でない部分が含まれるという構成を有していても、この構成は、給電部S1が光出射部18が延びている方向と略平行な方向に沿って延びている場合に含まれる。
以上のように構成される発光装置100においては、透明電極21の電極取出部27(陽極側)への給電は、外部配線部材52、導電性ペースト54、補助電極41および給電部S1を通して行なわれる。電極取出部26(陰極側)への給電は、外部配線部材51および導電性ペースト53を通して行なわれる。発光層22は、透明電極21および反射電極23を通して給電される。発光層22で生成された光は、透明電極21を通過して透明基板11内に入射する。光は、反射部材30によって反射され、透明基板11内で反射を繰り返した後、端面14内の光出射部18から外部へと取り出される(図1,図2中における白色矢印参照)。
(作用および効果)
透明電極21のような透明性および導電性の双方を備えた部材は、一般的に高い電気抵抗値を有する。透明電極21に電圧を印加した際、透明電極21内には電圧降下が生じる。たとえば、発光層22に印加される電圧の図1,図2中における左側の電位が高く、同右側に向かうにつれて電位が低くなるという電位分布が形成される。この電位分布に基づいて複数の等電位線を描いた場合、その等電位線は、給電部S1が延びている方向に対して略平行となるように並んで形成される。
発光層22で生成される光の輝度分布としては、たとえば図1,図2中における左側の輝度が高く、同右側に向かうにつれて輝度が低くなるという輝度分布が形成される。この輝度分布に基づいて等輝度線を描いた場合、この等輝度線も、給電部S1が延びている方向に対して略平行となるように並んで形成される。
上述のとおり、反射部材30は、透明基板11の表面12および端面15〜17を被覆している。発光層22で生成された光は、透明基板11内で反射を繰り返した後、光出射部18から外部に向かって出射される。給電部S1が光出射部18の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部18の延在方向における電位差が生じることが抑制されている。
したがって、光出射部18から取り出される光は、上記の輝度分布と略同様な分布を有した状態で、光出射部18から外部に向かって取り出される。光出射部18の延在方向における輝度差が生じることは抑制されており、発光装置100は、端面14の光出射部18から取り出される光に輝度むらが発生することを効果的に抑制することが可能となっている。
図1〜図3からも読み取れるように、発光装置100を平面視したとき、本実施の形態の給電部S1は、透明電極21の図中の左側の一端辺において光出射部18に対応する位置または範囲に存在するように形成されている。当該構成は必須のものではないが、当該構成を採用することによって、透明電極21のうちの光出射部18に対応する位置または範囲、すなわち光出射部18が存在している範囲(長さ)内で略均等な給電が行われることが可能となり、その結果、光出射部18からより一層均等な光が取り出されることが可能となる。
図1〜図3からも読み取れるように、本実施の形態の給電部S1は、光出射部18が延びる方向(図1紙面内の上下方向)において、光出射部18と略等しい長さを有している。ここでいう略等しい長さとは、給電部S1と光出射部18とが完全に同一の長さを有している場合に限られない。ここでいう略等しい長さとは、光出射部18から外部へ取り出される光を視認したときに実質的に輝度ムラが認識されない程度に均一な光を光出射部18が出射できるに足る長さ関係を、給電部S1と光出射部18とが有している場合も含まれる。すなわち、光出射部18から外部へ取り出される光を視認したときに実質的に輝度ムラが認識されない程度に均一な光を光出射部18が出射可能であれば、給電部S1は、光出射部18よりも長い若しくは短い長さを有していてもよい。また、給電部S1および/または光出射部18が湾曲する箇所を含む形状を有している場合であっても、光出射部18から外部へ取り出される光を視認したときに実質的に輝度ムラが認識されない程度に均一な光を光出射部18が出射可能なような長さ関係を、給電部S1と光出射部18とが有していることが好ましい。これらの構成は必須のものではないが、給電部S1と光出射部18との長さが上記のような関係を満足していることによって、光出射部18からより一層均等な光が取り出されることが可能となる。
図1〜図3からも読み取れるように、本実施の形態では、給電部S1の延在方向、すなわち光出射部18が延びる方向に対して略平行な方向(図1紙面内の上下方向)に沿うように補助電極41が配置されており、さらに、補助電極41は給電部S1の略全長に亘って接続されており、補助電極41は給電部S1を通して給電を行なう。ここでいう「補助電極41は給電部S1の略全長に亘って接続されている」とは、補助電極41が給電部S1の一端から給電部S1の他端までの全ての範囲に亘って接続されている場合に限られない。ここでいう「補助電極41は給電部S1の略全長に亘って接続されている」とは、光出射部18から外部へ取り出される光を視認したときに実質的に輝度ムラが認識されない程度に均一な光を光出射部18が出射できるに足る範囲に亘って補助電極41が給電部S1に接続されている場合も含まれる。すなわち、光出射部18から外部へ取り出される光を視認したときに実質的に輝度ムラが認識されない程度に均一な光を光出射部18が出射可能であれば、補助電極41は、給電部S1よりも長い若しくは短い長さを有していてもよい。また、給電部S1および/または光出射部18が湾曲する箇所を含む形状を有している場合であっても、光出射部18から外部へ取り出される光を視認したときに実質的に輝度ムラが認識されない程度に均一な光を光出射部18が出射可能なような範囲に亘って補助電極41が給電部S1に接続されていることが好ましい。これらの構成は必須のものではないが、補助電極41と給電部S1とが上記のような関係を満足していることによって、光出射部18からより一層均等な光が取り出されることが可能となる。なお、これらについては後に述べる他の実施の形態においても適用され得るものである。
(比較例)
図4は、比較例における発光装置100Zを示す平面図である。発光装置100Zの反射部材30は、透明基板11の表面(発光装置100の表面12に対応する面)、端面14、および端面16,17を被覆している。光出射部18は、端面15内に形成されている。発光装置100Zの給電部S1は、発光装置100の給電部S1(図3参照)と同様に設けられる。発光装置100Zにおいては、給電部S1の延在方向および光出射部18の延在方向が、互いに直交する関係にある。
発光層22で生成された光の輝度分布としては、上述の実施の形態1の場合と同様に、図4中における左側の輝度が高く、同右側に向かうにつれて輝度が低くなるという輝度分布が形成される。等輝度線は、実施の形態1と同様に、給電部S1が延びている方向に対して略平行となるように並んで形成される。
給電部S1が光出射部18の延在方向(長手方向)に対して直交していることにより、光出射部18から取り出される光は、上記の輝度分布と略同様な分布を有した状態で、光出射部18から外部に向かって取り出されることになる。すなわち、光出射部18のうちの図4中における左側の輝度が高く、同右側に向かうにつれて輝度が低くなるという輝度分布が形成される。比較例の発光装置100Zは、光出射部18の延在方向における電位差が生じていることに起因して、光出射部18から取り出される光に輝度むらが発生することを抑制困難な構成を有している。
この比較例に対して実施の形態1の発光装置100によれば、給電部S1が光出射部18の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部18から取り出される光に輝度むらが発生することを効果的に抑制することが可能となっている。
[実施の形態2]
図5および図6を参照して、本実施の形態の発光装置101は、実施の形態1の発光装置100の構成に加えて、制御基板60(PCB:Printed Circuit Board)をさらに備えている。制御基板60は、制御回路61(図6)と、配線パターン62(電極部材)とを含んでいる。制御回路61は、発光装置101(発光層22)の発光を制御する。配線パターン62は、制御基板60の表面上に設けられ、制御回路61に電気的に接続されている。図示上の便宜のため、図5および図6の中の制御基板60は、配線パターン62を除いて一点鎖線を用いて図示している。
本実施の形態では、配線パターン62が、上述の実施の形態1における補助電極41(図1,図2)の代わりに用いられている。配線パターン62は、透明電極21よりも高い導電性を有しており、給電部S1に電気的に接続された給電部材として機能することができる。配線パターン62は、透明電極21上の給電部S1に直接貼り付けられていてもよく、異方性導電フィルムなどを介在させて給電部S1上に固定されていてもよく、給電部S1に単に接触しているという構成であってもよい。
発光装置101においては、配線パターン62が制御基板60上に設けられ、配線パターン62が制御基板60の一部として構成されている。発光装置101のような構成であっても、給電部S1が光出射部18の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部18の延在方向における電位差が生じることが抑制され、光出射部18から取り出される光に輝度むらが発生することを効果的に抑制することができる。
配線パターン62に加えて、実施の形態1における補助電極41(図1,図2)と同様な棒状の形状を有する補助電極部材がさらに用いられてもよい。この場合、補助電極部材は、給電部S1と配線パターン62との間に設けられる。補助電極部材は、透明電極21上の給電部S1に直接貼り付けられていてもよく、異方性導電フィルムなどを介在させて給電部S1上に固定されていてもよく、給電部S1に単に接触しているという構成であってもよい。補助電極部材のそのものが異方性導電フィルムにより構成されていてもよい。
補助電極部材は、配線パターン62に直接貼り付けられていてもよく、異方性導電フィルムなどを介在させて配線パターン62上に固定されていてもよく、配線パターン62に単に接触しているという構成であってもよい。これらの構成であっても、給電部S1が光出射部18の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部18の延在方向における電位差が生じることが抑制され、光出射部18から取り出される光に輝度むらが発生することを効果的に抑制することができる。
[実施の形態3]
図7を参照して、本実施の形態の発光装置102は、実施の形態1の発光装置100の構成に加えて、導光部材70をさらに備えている。本実施の形態では、透明基板11が2層構造を有している。透明基板11は、透明基材11Aとこれに密着するように配置された導光部材70とを含んでいる。透明基材11Aは、上述の実施の形態1における透明基板(透明基板11)と同様の構成を有する。導光部材70は、表面72、裏面73、および端面74,76を有している。反射部材30は、導光部材70の端面74が露出するように透明基板11(透明基材11Aおよび導光部材70)の外表面を被覆しており、端面74に光出射部78が形成されている。
発光装置102においても、給電部S1は、光出射部78が延びている方向(図7紙面に対して垂直な方向)に対して略平行な方向に沿って直線状に延びる形状を有している。発光層22で生成された光は、透明基板11(透明基材11Aおよび導光部材70)内で反射を繰り返した後、光出射部78から外部に向かって出射される。給電部S1が光出射部78の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部78の延在方向における電位差が生じることは抑制されている。発光装置102によっても、光出射部78から取り出される光に輝度むらが発生することを効果的に抑制することができる。
[実施の形態4]
図8および図9を参照して、本実施の形態の発光装置103においては、陰極用の電極取出部26(透明電極21A)上に、棒状の形状を有する補助電極42(他の給電部材)が設けられる。上述の通り、透明電極21A(電極取出部26側の透明電極21)は、反射電極23の一部として機能する部位である。補助電極42には、導電性ペースト53を用いて外部配線部材51が接続される。
補助電極42は、透明電極21Aよりも高い導電性を有する部材により形成され、給電部S2(詳細は次述する)に電気的に接続される。補助電極42は、透明電極21A上の給電部S2に直接貼り付けられていてもよく、異方性導電フィルムなどを介在させて給電部S2上に固定されていてもよく、給電部S2に単に接触しているという構成であってもよい。
透明電極21Aは、電極取出部26の表面上に給電部S2(他の給電部)を有している。給電部S2は、電極取出部26の表面のうち、電極取出部26に給電が行なわれる際にその給電に供される領域である。本実施の形態では、給電部S2および補助電極42を平面視した場合(図8参照)、給電部S2の形状は補助電極42の形状に略一致している。給電部S2は、光出射部18が延びている方向(図8紙面内における上下方向)に対して略平行な方向に沿って直線状に延びる形状を有している。
透明電極21Aを通して反射電極23に電圧を印加した際、透明電極21Aおよび/または反射電極23内にも電圧降下が生じる。この電圧降下による影響は、仮になんら対策を施していない場合には、わずかではあるものの光出射部18から取り出される光の中で視認可能な輝度分布となって顕在化することもある。
この電圧降下による影響は、透明電極21Aおよび/または反射電極23の電気抵抗値が高い場合に特に顕在化しやすい。このような現象は、本実施の形態で例示するように透明電極21Aを介して反射電極23に給電する場合に限られず、透明電極21Aの代わりに反射電極23の一部を封止部材24から露出させて反射電極23上に電極取出部27を形成する場合にも同様に生じ得るものである。
透明電極21Aおよび/または反射電極23内で生じた電圧降下の影響により、たとえば発光層22で生成される光の輝度分布としては、たとえば図8,図9中における左側の輝度が高く、同右側に向かうにつれて輝度が低くなるという輝度分布が形成される。本実施の形態では、給電部S2が光出射部18の延在方向(長手方向)に対して略平行である。光出射部18から取り出される光は、上記の輝度分布と略同様な分布を有した状態で、光出射部18から外部に向かって取り出されることになる。
本実施の形態の発光装置103においては、給電部S1の光出射部18に対する配置関係のみならず、給電部S2の光出射部18に対する配置関係によっても光出射部18の延在方向における電位差が生じることが抑制されている。発光装置103によれば、端面14の光出射部18から取り出された光に輝度むらが発生することをより一層抑制することが可能となっている。
[実施の形態5]
図10および図11を参照して、本実施の形態の発光装置104においては、端面14上に反射部材30が設けられていないことに加えて、端面14の反対側の端面16上にも反射部材30が設けられていない。反射部材30は、表面12および端面15,17を被覆している。4つの端面のうち、端面14内に光出射部18が形成され、端面14とは反対側に位置する端面16内に光出射部19(他の光出射部)が形成される。光出射部18および光出射部19は、互いに略平行な方向となるように形成される。
発光層22で生成された光は、反射部材30の反射によって透明基板11内で反射を繰り返した後、光出射部18,19から外部に向かってそれぞれ出射される。給電部S1が光出射部18,19の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部18,19の延在方向における電位差が生じることが抑制され、光出射部18,19から取り出される光に輝度むらが発生することを効果的に抑制することができる。
本実施の形態においては、給電部S2も、光出射部18,19の延在方向(長手方向)に対して略平行である。光出射部18,19の延在方向における電位差が生じることはさらに抑制され、光出射部18,19から取り出される光に輝度むらが発生することをより一層抑制することが可能となっている。
[実施の形態6]
図12および図13を参照して、本実施の形態における発光装置105について説明する。上述の各実施の形態においては、発光層22が、電極取出部27(給電部S1)と電極取出部26(給電部S2)との間に位置している(たとえば図1,図8参照)。発光層22の両側に、電極取出部26,27がそれぞれ設けられている。
発光装置105においては、電極取出部27(給電部S1)および電極取出部26(給電部S2)の双方が、発光層22から見て端面16の側に位置している。発光層22の片側に、電極取出部26,27の双方が設けられている。絶縁層25上には、反射電極23に導通する導電部材23Aが設けられており、導電部材23A上に陰極用の電極取出部26が形成されている。
本実施の形態で例示するように、発光層22の両側に電極取出部26,27がそれぞれ設けられているという構成を有していなくてもかまわない。発光層22の片側に電極取出部26,27の双方が設けられている場合であっても、給電部S1が光出射部18の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部18の延在方向における電位差が生じることが抑制され、光出射部18から取り出される光に輝度むらが発生することを効果的に抑制することができる。給電部S2が光出射部18の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部18の延在方向における電位差が生じることがさらに抑制され、光出射部18から取り出される光に輝度むらが発生することをより一層抑制することができる。
[実施の形態7]
図14および図15を参照して、本実施の形態の発光装置106は、給電部S1が封止部材24によって封止されたという構成を有している。透明電極21のうちの端面16側の外縁部分に、導電部材45が接合されている。導電部材45のうちの端面16側の部分は、封止部材24から露出している。導電部材45上に、陰極用の電極取出部27が形成されている。本実施の形態の給電部S1は、導電部材45と透明電極21のうちの端面16側の外縁部分との間に形成される領域(界面)である。
当該構成によっても、給電部S1が光出射部18の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部18の延在方向における電位差が生じることが抑制され、光出射部18から取り出される光に輝度むらが発生することを効果的に抑制することができる。
[実施の形態8]
図16を参照して、本実施の形態の発光装置107について説明する。発光装置107は、上述の実施の形態1の発光装置100における反射部材30の代わりに、発光体120および封止部材124を備えている。発光体120(第2発光体)は、透明基板11の表面12側(透明基板11の発光体20が設けられる側とは反対側)に設けられる。
発光体120は、透明電極121(第2透明電極)、発光層122(第2発光層)、および反射電極123(第2反射電極)を含む。発光層122は、透明電極121および反射電極123の間に設けられ、透明電極121は、発光層122から見て透明基板11の側に位置している。本実施の形態においては、反射電極123が、反射部材として機能している。反射電極123と透明電極121とが短絡しないように、反射電極123と透明電極121のうちの電極取出部127側に位置する部分との間には、絶縁層125が設けられる。
反射電極123のうちの絶縁層125が設けられる側とは反対側の部分は、電極取出部126側の透明電極121(透明電極121A)に接続される。電極取出部26側の透明電極121(透明電極121A)は、反射電極123の一部として機能している。透明電極121Aとして設けられている部分は、必ずしもITO膜等で形成されている必要はなく、反射電極123を形成する工程において、反射電極123の一部として反射電極123を構成する部材と同じ部材により形成されていてもよい。
封止部材124は、絶縁性を有する樹脂、またはガラス基板等から構成される。封止部材124は、接着剤等を用いて発光体120および透明基板11に取り付けられる。封止部材124は、透明電極121、発光層122、および反射電極123の略全体を透明基板11上に封止し、これらを水分等から保護する。透明電極121(ITO膜)の一部は、電気的な接続のために封止部材124から露出している。
透明電極121のうちの封止部材124から露出している図16における右側の部分は、陰極用の電極取出部126を構成する。透明電極121のうちの封止部材124から露出している図16における左側の部分は、陽極用の電極取出部127を構成する。電極取出部126および電極取出部127は、発光層122を挟んで相互に反対側に位置している。
陽極用の電極取出部127上には、棒状の形状を有する補助電極141(さらに他の給電部材)が設けられる。補助電極141には、導電性ペースト等を用いて外部配線部材(図示せず)が接続される。補助電極141は、透明電極121よりも高い導電性を有する部材により形成され、給電部S3(第2給電部)に電気的に接続される。給電部S3は、給電部S1に対応する部位であり、電極取出部127の表面のうち、電極取出部127に給電が行なわれる際にその給電に供される領域である。給電部S3は、光出射部18が延びている方向(図16紙面に対して垂直な方向)に対して略平行な方向に沿って直線状に延びる形状を有している。
陰極用の電極取出部126上には、棒状の形状を有する補助電極142が設けられる。補助電極142には、導電性ペースト等を用いて外部配線部材(図示せず)が接続される。補助電極142は、透明電極121Aよりも高い導電性を有する部材により形成され、給電部S4に電気的に接続される。給電部S4は、給電部S2に対応する部位であり、電極取出部126の表面のうち、電極取出部126に給電が行なわれる際にその給電に供される領域である。給電部S4は、光出射部18が延びている方向(図16紙面に対して垂直な方向)に対して略平行な方向に沿って直線状に延びる形状を有している。
以上のように構成される発光装置107においては、発光層22で生成された光は、透明電極21を通過して透明基板11内に入射し、発光層122で生成された光は、透明電極121を通過して透明基板11内に入射する。光は、反射電極23および反射電極123によって反射され、反射を繰り返した後、端面14内の光出射部18および端面16内の光出射部19から外部へと取り出される(図16中における白色矢印参照)。
本実施の形態においては、給電部S1,S2,S3,S4が光出射部18,19の延在方向(長手方向)に対して略平行であることにより、光出射部18,19の延在方向における電位差が生じることは抑制されている。発光装置107によっても、光出射部18,19から取り出される光に輝度むらが発生することを効果的に抑制することができる。発光装置107によれば、発光層22および発光層122の双方で光が生成されるため、端面から出射される光の量を増加させることができる。透明基板11の表面12および裏面13側に、異なる色で光を出射する発光層22,122を配置することで、光出射部18,19から出射される光の調色を行うことも可能である。
以上説明した発光装置は、端面に光出射部を有する透明基板と、第1透明電極、第1反射電極、およびこれらの間に設けられた第1発光層を含み、上記第1透明電極が上記透明基板の側に位置するように上記透明基板上に設けられた第1発光体と、上記透明基板の上記第1発光体が設けられている側とは反対側に設けられ、上記第1発光体から上記透明基板に入射した光を反射させることによりその光を上記透明基板の上記光出射部から出射させる反射部材と、を備え、上記第1透明電極は、上記光出射部が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる第1給電部を含み、上記第1透明電極への給電は、上記第1給電部に電気的に接続され上記第1透明電極よりも高い導電性を有する給電部材から上記第1給電部を通して行われる。
好ましくは、上記第1給電部は、上記光出射部が延びている方向に対して略平行な方向において上記光出射部と略等しい長さを有している。
好ましくは、上記給電部材は、上記光出射部が延びている方向に対して略平行な方向において、上記第1給電部の略全長に亘って給電可能に接続されている。
好ましくは、上記透明基板は、上記光出射部が形成される上記端面とは反対側の端面に、他の光出射部をさらに有し、上記反射部材は、上記第1発光体から上記透明基板に入射した光を反射させることによりその光を上記光出射部および上記他の光出射部から出射させる。
好ましくは、上記透明基板の上記第1発光体が設けられている側とは反対側に設けられた第2発光体をさらに備え、上記第2発光体は、第2透明電極、第2反射電極、およびこれらの間に設けられた第2発光層を含み、上記第2透明電極が上記透明基板の側に位置するように設けられており、上記反射部材は、上記第2発光体の上記第2反射電極である。
好ましくは、制御基板をさらに備え、上記制御基板は、当該発光装置の発光を制御する制御回路と、上記制御基板の表面上に設けられ、上記制御回路に電気的に接続された電極部材と、を含み、上記給電部材は、上記制御基板に設けられた上記電極部材である。
好ましくは、制御基板をさらに備え、上記制御基板は、当該発光装置の発光を制御する制御回路と、上記制御基板の表面上に設けられ、上記制御回路に電気的に接続された電極部材と、を含み、上記給電部材は、上記第1給電部と上記電極部材との間に設けられた補助電極部材である。
好ましくは、上記第1発光層を中心として見た場合、上記第1給電部は、上記光出射部が形成される上記端面の位置とは反対側に位置している。
好ましくは、上記第1反射電極は、上記光出射部が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる他の給電部を含み、上記第1反射電極への給電は、上記他の給電部に電気的に接続され上記第1透明電極よりも高い導電性を有する他の給電部材から上記他の給電部を通して行われる。
好ましくは、上記第2透明電極は、上記光出射部が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる第2給電部を含み、上記第2透明電極への給電は、上記第2給電部に電気的に接続され上記第2透明電極よりも高い導電性を有するさらに他の給電部材から上記第2給電部を通して行われる。
好ましくは、上記透明基板は、透明基材と上記透明基材に密着するように配置された導光部材とを含む。
上記の各構成によれば、端面から取り出された光に輝度むらが発生することを抑制可能な発光装置を得ることができる。
以上、本発明に基づいた各実施の形態について説明したが、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
18,19,78 光出射部、11 透明基板、11A 透明基材、12,72 表面、13,73 裏面、14,15,16,17,74,76 端面、20,120 発光体、21,21A,121,121A 透明電極、22,122 発光層、23,123 反射電極、23A,45 導電部材、24,124 封止部材、25,125 絶縁層、26,27,126,127 電極取出部、30 反射部材、41,42,141,142 補助電極、51,52 外部配線部材、53,54 導電性ペースト、60 制御基板、61 制御回路、62 配線パターン、70 導光部材、100,100Z,101,102,103,104,105,106,107 発光装置、S1,S2,S3,S4 給電部。

Claims (11)

  1. 端面に光出射部を有する透明基板と、
    第1透明電極、第1反射電極、およびこれらの間に設けられた第1発光層を含み、前記第1透明電極が前記透明基板の側に位置するように前記透明基板上に設けられた第1発光体と、
    前記透明基板の前記第1発光体が設けられている側とは反対側に設けられ、前記第1発光体から前記透明基板に入射した光を反射させることによりその光を前記透明基板の前記光出射部から出射させる反射部材と、
    表面上に電極部材を含む回路基板と、
    を備え、
    前記第1透明電極は、前記光出射部が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる第1給電部を含み、
    前記第1透明電極への給電は、前記第1給電部に電気的に接続され前記第1透明電極よりも高い導電性を有する前記電極部材から前記第1給電部を通して行われる、
    発光装置。
  2. 端面に光出射部を有する透明基板と、
    第1透明電極、第1反射電極、およびこれらの間に設けられた第1発光層を含み、前記第1透明電極が前記透明基板の側に位置するように前記透明基板上に設けられた第1発光体と、
    前記透明基板の前記第1発光体が設けられている側とは反対側に設けられ、前記第1発光体から前記透明基板に入射した光を反射させることによりその光を前記透明基板の前記光出射部から出射させる反射部材と、
    を備え、
    前記第1透明電極は、前記光出射部が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる第1給電部を含み、
    表面上に電極部材を含む回路基板と、
    前記第1給電部と前記電極部材との間に設けられた補助電極部材と、をさらに備え、
    前記第1透明電極への給電は、前記第1給電部に電気的に接続され前記第1透明電極よりも高い導電性を有する前記補助電極部材から前記第1給電部を通して行われる、
    発光装置。
  3. 前記第1給電部は、前記光出射部が延びている方向に対して略平行な方向において前記光出射部と略等しい長さを有している、
    請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記電極部材は、前記光出射部が延びている方向に対して略平行な方向において、前記第1給電部の略全長に亘って給電可能に接続されている、
    請求項に記載の発光装置。
  5. 前記補助電極部材は、前記光出射部が延びている方向に対して略平行な方向において、前記第1給電部の略全長に亘って給電可能に接続されている、
    請求項2に記載の発光装置。
  6. 前記透明基板は、前記光出射部が形成される前記端面とは反対側の端面に、他の光出射部をさらに有し、
    前記反射部材は、前記第1発光体から前記透明基板に入射した光を反射させることによりその光を前記光出射部および前記他の光出射部から出射させる、
    請求項1からのいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記透明基板の前記第1発光体が設けられている側とは反対側に設けられた第2発光体をさらに備え、
    前記第2発光体は、第2透明電極、第2反射電極、およびこれらの間に設けられた第2発光層を含み、前記第2透明電極が前記透明基板の側に位置するように設けられており、
    前記反射部材は、前記第2発光体の前記第2反射電極である、
    請求項1からのいずれか1項に記載の発光装置。
  8. 前記第1発光層を中心として見た場合、前記第1給電部は、前記光出射部が形成される前記端面の位置とは反対側に位置している、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 前記第1反射電極は、前記光出射部が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる他の給電部を含み、
    前記第1反射電極への給電は、前記他の給電部に電気的に接続され前記第1透明電極よりも高い導電性を有する他の給電部材から前記他の給電部を通して行われる、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の発光装置。
  10. 前記第2透明電極は、前記光出射部が延びている方向と略平行な方向に沿って延びる第2給電部を含み、
    前記第2透明電極への給電は、前記第2給電部に電気的に接続され前記第2透明電極よりも高い導電性を有するさらに他の給電部材から前記第2給電部を通して行われる、
    請求項に記載の発光装置。
  11. 前記透明基板は、透明基材と前記透明基材に密着するように配置された導光部材とを含む、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の発光装置。
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