JP5704061B2 - 連結装置 - Google Patents
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Description
従来、牽引車両と運搬台車との連結は、図10及び図11に示すごとく、連結具9によって行われている。
上記連結具9を用いて運搬台車及び牽引車両の連結を行う場合には、作業者が連結具9を持ち運び連結作業を行う。このとき、牽引車両の連結バーは、高さ方向において低い位置に配される場合が多い。また、牽引車両により安定して運搬台車を牽引するには、連結具9を進行方向と平行に配することが好ましく、運搬台車においても台車側連結部を係合する運搬台車の前方下端に配されたフレーム部95へと係合する。
また、運搬台車は、ワークの種別毎に複数台ずつ必要であり、全ての運搬台車に係合部を設けた場合、設備費用が増大することとなる。
ベース部と、
該ベース部の下方前側に設けられた自由旋回可能な自在輪と、
上記ベース部の下方後側に設けられた旋回不能な固定輪と、
立ち姿勢の作業者が把持できる高さに配置されるよう設けられたハンドル部と、
上記運搬台車の前方端に配置された台車側被係合部に係合可能に設けられた後方係合部と、
上記先行車両の後方端に配置された車両側被係合部に係合可能に設けられた先方係合部と、
上記後方係合部を上記台車側被係合部に係合した状態において、上記固定輪を床面から浮上させるための固定輪浮上機構とを有していることを特徴とする連結装置にある(請求項1)。
連結装置にかかる実施例を、図1〜図8を参照して説明する。
本例の連結装置1は、図1に示すごとく、牽引用の運搬台車6と、その前方に配置される先行車両7とを連結する際に用いるものである。連結装置1はベース部2と、ベース部2の下方前側に設けられた自由旋回可能な自在輪221と、ベース部2の下方後側に設けられた旋回不能な固定輪222と、立ち姿勢の作業者が把持できる高さに配置されるよう設けられたハンドル部23とを備えている。
連結装置1は、後方係合部4を台車側被係合部61に係合した状態において、固定輪222を床面から浮上させるための固定輪浮上機構5を有している。
連結装置1は、図1に示すごとく、ワーク8を積載可能に構成された運搬台車6と、運搬台車6を牽引する先行車両7とを連結するものである。
一方の支持パイプ242は、ブラケット24の長穴241の上端部付近でかつ長穴241の後方側に、一対のブラケット24の対向面をつなぐように配してある。この支持パイプ242は、同図に示す上方に立設するように配された先方係合部3が後方側へと倒れることを防止するためのものである。
後方係合部4は、固定輪222を浮上させる固定輪浮上機構5と、ベース部2から後方側に延設され台車側被係合部61の上方において昇降可能に対向配置された後方把持部42とを有している。
シリンダ部51は、ベース部2に固定される下方筒部511と、下方筒部511に対して相対的に伸縮し昇降移動可能に配された上方筒部512とを有している。また、シリンダ部51は、図示しない引張バネを備えており、シリンダ部51を収縮させるよう付勢力を付与している。上方筒部512の上端部には平板上の昇降プレート513を配してある。
。これにより、リンク部521及び上昇ペダルアーム52の固定が解除され、付勢手段の付勢力によってシリンダ部51が収縮し、固定輪浮上機構5は下降状態となる。このとき、固定輪浮上機構5は、付勢手段の付勢力によって下降状態が維持される。
支持腕部41は、昇降プレート513の上面に固定される支持腕固定部411を有しており、支持腕固定部411の両端から、下側に向かって延びる部分と、その下端から後方に延びる部分と、その後端から下方へ延びる部分とを連ねた形状を呈している。
後方把持部42は、下方に開口する略コ字状に形成した把持本体部421を有しており、台車側被係合部61に係合し把持することができる。固定輪浮上機構5を下降状態として、後方把持部42を下降させたとき、把持本体部421の高さ位置は、台車側被係合部61の高さ位置よりも低く配される。
受け部25は、ベース部2の後端から垂下する受け固定部251を有しており、受け固定部251の下端から後方に向かって延設されている。受け部25は、台車側被係合部61の下方に所定空間を空けて挿入可能な高さに設けられており、該受け部25を上記所定空間を空けて台車側被係合部61を挿入した後、後方把持部42を下降させることによって相対的に受け部25を上昇させ、該受け部25と台車側被係合部61との間の上記所定空間が無くなるように構成されている。
図2に示すごとく、後方把持部42が台車側被係合部61の上方に配されるよう、連結装置1を移動する。このとき、作業者は、上述したハンドル部23を把持し移動させることができる。そして、図5に示すごとく、固定輪浮上機構5の下降ペダルアーム53を踏み下げ、後方把持部42を下降させる。
これにより、連結装置1と運搬台車6との連結が完了する。
係合回転軸35が前方側に配された支持パイプ242よりも上方の位置となるように、収納状態にある先方係合部3を上昇させることで、係合回転軸35を回転中心として、回転させながら前方側に倒すことができる。そして、前方側に倒された係合端部31を先行車両7の車両側被係合部72へと係合することにより、連結装置1と牽引車両7との連結が行われる。これにより、連結装置1による運搬台車6と牽引車両7との連結が完了する。
本例の連結装置1は、自在輪221と固定輪222とハンドル部23とを備えている。そのため、連結装置1の移動、後方係合部4及び先方係合部3を、それぞれ台車側被係合部61及び車両側被係合部72に連結する連結作業を、従来の連結具を用いた場合のように腰を曲げて屈みこむことなく、立ち姿勢のまま行うことができる。また、ハンドル部23により連結装置1を操作することができるため、後方係合部4及び先方係合部3と、台車側被係合部61及び車両側被係合部72との間に手等が挟まれることを防止できる。したがって、作業者への負担を低減し、安全に作業を行うことができる。
2 ベース部
221 自在輪
222 固定輪
23 ハンドル部
3 先方係合部
4 後方係合部
5 固定輪浮上機構
6 運搬台車
61 台車側被係合部
7 先行車両
72 車両側被係合部
Claims (4)
- 牽引用の運搬台車と、その前方に配置される先行車両とを連結する際に用いる連結装置であって、
ベース部と、
該ベース部の下方前側に設けられた自由旋回可能な自在輪と、
上記ベース部の下方後側に設けられた旋回不能な固定輪と、
立ち姿勢の作業者が把持できる高さに配置されるよう設けられたハンドル部と、
上記運搬台車の前方端に配置された台車側被係合部に係合可能に設けられた後方係合部と、
上記先行車両の後方端に配置された車両側被係合部に係合可能に設けられた先方係合部と、
上記後方係合部を上記台車側被係合部に係合した状態において、上記固定輪を床面から浮上させるための固定輪浮上機構とを有していることを特徴とする連結装置。 - 請求項1に記載の連結装置において、上記固定輪浮上機構は、上記後方係合部に備えられており、該後方係合部は、上記ベース部から後方側に延設され上記台車側被係合部の上方において昇降可能に対向配置された後方把持部を有しており、
該後方把持部を下降させることによって、相対的に上記ベース部の後端側及び上記固定輪を浮上させることができるよう構成されていることを特徴とする連結装置。 - 請求項2に記載の連結装置において、上記後方係合部は、上記ベース部から後方側に延設され上記台車側被係合部の下方に所定空間を空けて挿入可能な高さに設けられた受け部を有しており、該受け部を上記所定空間を空けて上記台車側被係合部を挿入した後、上記後方把持部を下降させることによって相対的に上記受け部を上昇させ、該受け部と上記台車側被係合部との間の上記所定空間が無くなるように構成されていることを特徴とする連結装置。
- 請求項2又は3の記載の連結装置において、上記固定輪浮上機構は、上下方向に伸縮可能なシリンダ部と、一端を上記後方把持部に連結されたアーム部とを備え、該アーム部の中間部は上記ベース部に揺動可能に連結されていることを特徴とする連結装置。
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JP2011263855A JP5704061B2 (ja) | 2011-12-01 | 2011-12-01 | 連結装置 |
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Family Applications (1)
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-
2011
- 2011-12-01 JP JP2011263855A patent/JP5704061B2/ja active Active
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