JP5703083B2 - シフトドラム装置 - Google Patents
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Description
しかし、スリーブ(6)を設けたことにより、部品点数が増加し、組立工数が増加し、コストアップが避けられない。
前記シフトフォークは、前記シフトドラムと平行に配置されるシフトフォークシャフトに移動自在に嵌められる又は前記シフトドラムに直接的に嵌められる円筒部と、この円筒部から延びるフォーク部とからなり、
前記円筒部は、前記軸方向へ延びて前記円筒部の傾きを減少させる凸部を備えており、
前記シフトフォークは、前記フォーク部の中心線上に前記凸部が配置され、前記円筒部端面から前記凸部の軸方向他方側に突出した凸部を有していることを特徴とする。
第1シフトフォークと第2シフトフォークは同一品とすることができる。
同一品にすることで、部品の種類を少なくすることができ在庫コストを下げることができる。
人力でしかも足による操作は、動きの判断に慣れを要する。このような変速装置であっても、本発明のシフトフォークは軸方向移動が滑らかであるため、運転者の習熟期間を短縮することができる。
図1に示されるように、車両10は、車体フレーム11の前部にヘッドパイプ12を備え、このヘッドパイプ12にフロントフォーク13を備え、このフロントフォーク13の上部にステアリングハンドル14を備えると共に下部に前輪15を回転自在に備え、車体フレーム10の後部下部に変速装置16を備え、この変速装置16の前部に内燃機関17を備え、車体フレーム11の後部にピボット軸18を介してスイングアーム19を上下スイング可能に備え、このスイングアーム19に後輪21を回転自在に備え、車体フレーム11の後部上部から車両後方への延ばしたシートレール22に燃料タンク23及びシート24を備える鞍乗り型自動二輪車である。
第1シフトフォーク42はギヤ34を軸方向に移動する役割を果たし、第2シフトフォーク43はギヤ35を軸方向に移動する役割を果たす。
図4はシフトドラム装置の第1態様を示す図であり、シフトドラム装置40は、シフトドラム41と、このシフトドラム41でシフトドラムの軸方向に移動される第1シフトフォーク42及び第2シフトフォーク43とからなる。
すなわち、円筒部44に凸部46を備えているので、この凸部46で第1シフトフォーク42の倒れを軽減することができる。
したがって、本発明によれば、部品点数を増加することなく、第1シフトフォーク42の倒れを防止することができるシフトドラム装置40が提供される。第2シフトフォーク43についても同様である。
第2シフトフォーク43の円筒部44も、隣りの第1シフトフォーク42の円筒部44から延びる凸部46を収納する凹部47を備えている。
図7に示すように、中心軸48は第1シフトフォーク42の中心軸であり、中心軸49は第2シフトフォーク43の中心軸である。そして、第1シフトフォーク42と第2シフトフォーク43は、シフトドラム41の中心から延び中心軸48、49が角度2θをなすように、左右に張り分けて配置されている。
同一品にすることで、部品の種類を少なくすることができ在庫コストを下げることができる。
図示するように、凸部46と凸部51とは一直線上(同一位相)に配置されることが望ましい。しかし、凸部46と凸部51とを、位相をずらして配置することは差し支えない。
Claims (5)
- シフトドラム(41)と、このシフトドラム(41)でシフトドラム(41)の軸方向に移動されるシフトフォーク(42)とからなるシフトドラム装置(40)において、
前記シフトフォーク(42)は、前記シフトドラム(41)と平行に配置されるシフトフォークシャフト(52)に移動自在に嵌められる又は前記シフトドラム(41)に直接的に嵌められる円筒部(44)と、この円筒部(44)から延びるフォーク部(45)とからなり、
前記円筒部(44)は、前記軸方向へ延びて前記円筒部(44)の傾きを減少させる凸部(46)を備えており、
前記シフトフォーク(42)は、前記フォーク部(45)の中心線(48)上に前記凸部(46)が配置され、前記円筒部(44)端面から前記凸部(46)の軸方向他方側に突出した凸部(51)を有していることを特徴とするシフトドラム装置。 - 前記シフトフォークシャフト(52)又は前記シフトドラム(41)に複数個の前記円筒部(44)が嵌められ、一方の円筒部(44)から延びる前記凸部(46)に対して隣の円筒部(44)の前記凸部(46)が前記一方の円筒部(44)に向かって延びるようにして、隣り合う円筒部(44)から延びる前記凸部(46)同士が軸方向に重なるように相互に設けられていることを特徴とする請求項1記載のシフトドラム装置。
- 前記円筒部(44)は、隣りの円筒部(44)から延びる凸部(46)を収納する凹部(47)を備えていることを特徴とする請求項1記載のシフトドラム装置。
- 前記凸部(46)に隣接した位置に前記凹部(47)が配置され、
該凸部(46)と凹部(47)の間隔が、組立状態におけるフォーク部(45、45)間隔に等しくなるようにしたことを特徴とする請求項3記載のシフトドラム装置。 - 請求項4記載のシフトドラム装置は、シフトペダル(28)を足で操作して変速する形式の変速装置(16)に内蔵されていることを特徴とするシフトドラム装置。
Priority Applications (1)
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JP2011068709A JP5703083B2 (ja) | 2011-03-25 | 2011-03-25 | シフトドラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011068709A JP5703083B2 (ja) | 2011-03-25 | 2011-03-25 | シフトドラム装置 |
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JP2012202503A JP2012202503A (ja) | 2012-10-22 |
JP5703083B2 true JP5703083B2 (ja) | 2015-04-15 |
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Family Applications (1)
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JP2012202503A (ja) | 2012-10-22 |
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