JP5702077B2 - プライヤー - Google Patents

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本発明は、例えば、ウオーターポンププライヤーやコンビネーションプライヤー等の各種プライヤーに関するものである。
各種プライヤーの内、従来のウオーターポンププライヤーは、具体的には図示しないが、先端部に上下の顎部を有する一対のハンドルと、該一対のハンドルを回転可能に軸支するボルト・ナットと、下顎部を有する他方のハンドルを開き方向へ弾発付勢して上下顎部の口開きを促すリング状のスプリングと、後述するガイド長孔の係合歯に係脱可能に係止する係止爪とを備え、上顎部を有する一方のハンドルの首部に鋸歯状を呈する係合歯付きガイド長孔を開設する一方、上記他方のハンドルの首部の対応部位に上記ボルトの先端を挿通する挿通孔を穿設すると共に、該挿通孔の外周に上記リング状のスプリングを装着する装着溝を同心円上に形成し、且つ、該装着溝の一部にスプリングの両端部を嵌め込む貫通孔を形成する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、その組み立てに際しては、スプリングの両端部を上記他方のハンドルの貫通孔に嵌め込んだ状態を得て、該スプリングを装着溝に装着する一方、係止爪を上記一方のハンドルのガイド長孔内に臨ましめながら、下顎部を有する他方のハンドルの挿通孔から係止爪の通孔へボルトの先端を挿通して、上記貫通孔に嵌め込まれたスプリングの長寸一端部を係止爪の受け孔に差し込んで、上顎部を有する一方のハンドルのガイド長孔から突出するボルト先端をナットで締め付ければ、これにより、ウオーターポンププライヤーが組み立てられる。
又、斯かる組み立て状態にあっては、上記したスプリングの弾発付勢力で、下顎部を有する他方のハンドルが開き方向に弾発付勢されて、一対のハンドルの下顎部と上顎部とが口開きを起こすので、後は、ガイド長孔内で係止爪を移動させて上下顎部間の距離を調節して、水道の蛇口ネジや配管のネジ等を掴めば、これを簡単に緊締又は弛緩することができる。
実公昭39−1391号公報
従って、従来のウオーターポンププライヤーの下では、スプリングを使用することにより、上下の顎部を自動的に口開きできるので、その作業性が良好となる利点を有するが、反面、この為には、ハンドルを軸支するボルト・ナットの他に、スプリングや係止爪が必要となるので、自ずと部品点数が増加して、コスト高となることは言うまでもないが、これに伴い、組み立て作業も徒に大変となる嫌いがあった。
又、スプリング自体の収納スペースは限られているので、使用できるスプリングが自ずと小さくなって、十分な弾発付勢力が得られないばかりか、容易にヘタル恐れも十分にあった。更に、他方のハンドルに対しては、挿通孔や装着溝や貫通孔を設け、且つ、係止爪を使用するタイプにあっては、一方のハンドルに対して、ガイド長孔の係合歯をそれ専用の鋸歯形状に加工しなければならないので、いずれにしても、加工が徒に大変となって、コスト高が助長される。
本発明は、斯かる従来のプライヤーが抱える課題を有効に解決するために開発されたもので、上顎部を有する一方のハンドルの首部にボルトの軸部を遊嵌するガイド長孔を開設すると共に、下顎部を有する他方のハンドルの首部に上記ボルトの先端を挿通する挿通孔を穿設し、該ボルトの先端を上記一方のハンドルのガイド長孔を経て上記他方のハンドルの挿通孔に差し込みナットで締め付けて、上記一方のハンドルと上記他方のハンドルとを上記ボルト・ナットで回転可能に軸支しつつ、上記ボルトの軸部を上記ガイド長孔内で所定方向に移動させて上記上下顎部間の距離を調節する構成とし、捩じりコイルばねの一端部を上記ボルトの軸部に形成された固定孔に嵌入して該捩じりコイルばねを上記ボルトの軸部の外周囲に装着すると共に、該捩じりコイルばねの他端部を上記一方のハンドルの首部の側面にスライド可能に係止して、該首部のガイド長孔にて上記ボルトの軸部を遊嵌する上記一方のハンドルの上顎部と、上記ボルトの軸部と共に回転する上記他方のハンドルの下顎部とを、上記捩じりコイルばねの弾発付勢力で口開きする構成としたことを特徴とする。
依って、発明にあっては、一対のハンドルの各顎部を口開きするスプリングたる捩じりコイルばねがボルトの外周囲に装着されているだけであるから、部品点数が徒に増加することはなくなる結果、プライヤー自体のコストが安価となると共に、組み立て作業性も頗る容易となる。その上、この捩じりコイルばねの収納スペースは制限を受けないので、比較的大きな捩じりコイルばねを使用できる結果、長期使用に伴うヘタリも有効に防止できる。
、スプリングとして捩じりコイルばねを使用するので、各顎部の口開きを確実に保証できると共に、既存の捩じりコイルばねを使用できるので、コストも安価となる。
、捩じりコイルばねの一端部をボルトの軸部に固定し、同他端部を一方のハンドルの側面にスライド可能に係止するだけなので、作業性が良くなることは勿論であるが、加工が簡略化されて、この点からも、コストが安価となる。
本発明の実施例に係るプライヤーを示す分解斜視図である。 捩じりコイルばねを示す斜視図である。 ボルトの外周囲に捩じりコイルばねを装着した状態を示す斜視図である。 プライヤーを組み立てた状態を示す斜視図である。 組み立てたプライヤーを示す要部側面図である。
本発明は、上下の顎部を有する一対のハンドルとボルト・ナットとを備え、該ボルト・ナットで、一対のハンドルを回転可能に軸支するプライヤーを前提として、上記ハンドルを軸支するボルトの外周囲にスプリングたる捩じりコイルばねを装着して、該外周囲に装着された捩じりコイルばねの弾発付勢力で、上記一対のハンドルの各顎部を口開きすることにより、部品点数の削減を図り、プライヤー自体の構造の簡素化を図らんとするものである。

以下、本発明を図示する好適な実施例に基づいて詳述すれば、該実施例に係るものは、ウオーターポンププライヤーを対象として開発されたもので、図1に示す如く、上下の顎部2A・2Bを有する一対のハンドル1A・1Bと、該一対のハンドル1A・1Bを回転可能に軸支するボルト7・ナット8と、スプリングたる捩じりコイルばね9とを備え、上顎部2Aを有する一方のハンドル1Aの首部3Aにボルト7を遊嵌するガイド長孔4を開設して、該ガイド長孔4の一側縁に波状の係合歯5を形成する一方、下顎部2Bを有する他方のハンドル1Bの首部3Bの対応部位にボルト7の先端を挿通する挿通孔6を穿設する構成となっている。
従って、本実施例の下では、一方のハンドル1Aのガイド長孔4を経て、他方のハンドル1Bの挿通孔6にボルト7の先端を差し込んでナット8で締め付ければ、これにより、一対のハンドル1A・1Bが回転可能に軸支されるので、後は、従来のものと同様に、ボルト7をガイド長孔4内で所定方向に移動させながら、その位置で係合歯5との係止状態を得て、両顎部2A・2B間の距離を調節すれば、水道の蛇口ネジ等を簡単に緊締したり弛緩したりすることが可能となる。
そして、本実施例に係るウオーターポンププライヤーは、斯かる構成を前提として、図2にも示す如く、上記スプリングたる捩じりコイルばね9の一端部9aを内側に折曲して、該折曲一端部9aをボルト7の軸部に形成された固定孔10に嵌入する構成となし、又、同他端部9bを外側に折曲して、該折曲他端部9bを一方のハンドル1Aの上顎部2Aとハンドル1Aを結ぶ首部3Aの側面にスライド可能に係止する構成となっている。
この為、本実施例にあって、同プライヤーを組み立てる場合には、図3に示す如く、ボルト7の軸部に形成された固定孔10内に捩じりコイルばね9の折曲一端部9aを嵌入して、捩じりコイルばね9をボルト7の外周囲に装着する状態を得て、同折曲他端部9bを一方のハンドル1Aの首部3Aに引っ掛けながら、ボルト7の先端を一方のハンドル1Aのガイド長孔4から他方のハンドル1Bの挿通孔6に差し込んでナット8で締めすれば、これにより、図4に示す如く、プライヤー自体が極めて簡単に組み立てることが可能となる。
そして、斯かる組み立て状態にあっては、図5にも示す如く、従来と異なり、捩じりコイルばね9がボルト7の軸部の外周囲に装着されることとなるので、捩じりコイルばね9が使用上邪魔となることはないばかりが、ウオーターポンププライヤー自体の機能を害することも決してない。従って、従来と同様な機能を有する構造の簡素化されたプライヤーが提供できる。
尚、上記実施例は、ウオーターポンププライヤーを対象としたものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の精神に反しない限り、その他の各種プライヤーにも応用できることは言うまでもない。
本発明に係るプライヤーは、極めて簡単な構造で、顎部の自動口開きが簡単に得られるので、これをウオーターポンププライヤーやコンビネーションプライヤー等の各種プライヤーに応用すれば、頗る好都合なものとなる。
1A 一方のハンドル
1B 他方のハンドル
2A 上顎部
2B 下顎部
3A 首部
3B 首部
4 ガイド長孔
5 係合歯
6 挿通孔
7 ボルト
8 ナット
9 捩じりコイルばね(スプリング)
9a 捩じりコイルばねの一端部
9b 捩じりコイルばねの他端部
10 固定孔

Claims (1)

  1. 上顎部を有する一方のハンドルの首部にボルトの軸部を遊嵌するガイド長孔を開設すると共に、下顎部を有する他方のハンドルの首部に上記ボルトの先端を挿通する挿通孔を穿設し、該ボルトの先端を上記一方のハンドルのガイド長孔を経て上記他方のハンドルの挿通孔に差し込みナットで締め付けて、上記一方のハンドルと上記他方のハンドルとを上記ボルト・ナットで回転可能に軸支しつつ、上記ボルトの軸部を上記ガイド長孔内で所定方向に移動させて上記上下顎部間の距離を調節する構成とし、捩じりコイルばねの一端部を上記ボルトの軸部に形成された固定孔に嵌入して該捩じりコイルばねを上記ボルトの軸部の外周囲に装着すると共に、該捩じりコイルばねの他端部を上記一方のハンドルの首部の側面にスライド可能に係止して、該首部のガイド長孔にて上記ボルトの軸部を遊嵌する上記一方のハンドルの上顎部と、上記ボルトの軸部と共に回転する上記他方のハンドルの下顎部とを、上記捩じりコイルばねの弾発付勢力で口開きする構成としたことを特徴とするプライヤー。
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