JPH045261Y2 - - Google Patents

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JPH045261Y2
JPH045261Y2 JP1986022455U JP2245586U JPH045261Y2 JP H045261 Y2 JPH045261 Y2 JP H045261Y2 JP 1986022455 U JP1986022455 U JP 1986022455U JP 2245586 U JP2245586 U JP 2245586U JP H045261 Y2 JPH045261 Y2 JP H045261Y2
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JP
Japan
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pivot shaft
hole
spring
clamping
groove
Prior art date
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JP1986022455U
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JPS62134665U (ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は挾持部が常時開口するように発条を装備
したウオーターポンププライヤーに関するもので
ある。
(従来の技術) プライヤーのような挾持工具に於ては、挾持部
が常時開口するように発条を設けておくと、使用
上便利であることは周知である。従来のプライヤ
ー等に前記発条を設ける手段は、実開昭57−
170959号、同59−127562号、実公昭55−37325号
等のように把手部間に発条の両端を装着するも
の、及び実公昭58−3661号に示されているよう
に、枢結軸部を中心とした発条を設けたものが存
在する。
(考案が解決しようとする問題点) 一般的なプライヤーについては、前述のように
各種の開口付勢機能を有せしめたものが存在する
が、ウオーターポンププライヤーにあつては、挾
持体の枢結部の移動度が大きいため、把手に直接
連結する発条を用いることはできない。
そこで、実公昭39−1391号に示すように、一方
の挾持体に形成されている枢結部の移動長孔の壁
面に鋸歯状の掛止爪を形成し、他方の挾持体に設
けた枢結部を発条で付勢した可動顎とし、可動顎
と掛止爪との噛合で枢結位置を確保すると共に、
開口付勢機能をも発揮するようにしている。
しかし、移動長孔壁面に掛止爪を形成したり、
可動顎と云う余分な部品を必要とし、その製造が
煩雑であり、また開口付勢を生じさせる発条が破
損すると、工具としての機能が全く喪失してしま
う欠点を有している。
(問題点を解決するための手段) そこで本案は一部開口したリング状バネを枢結
軸を中心として内装し、バネの一端を一方の挾持
体に掛止し、他端を他方の挾持体に掛止すること
でウオーターポンププライヤーに開口付勢機能を
有せしめたものである。
以下その構成について詳述する。
本案が適用される公知のウオーターポンププラ
イヤーは、把手部1,1′及び嘴状挾持部2,
2′を形成した二本の挾持体A,Bを組み合わせ
てなるもので、一方の挾持体Aには扁平にしたビ
ス孔3に軸部aを扁平とした枢結軸体4を挿着し
て一体にし、他方の挾持体Bには枢結軸体4の扁
平軸部aのみが移動可能な移動部と枢結軸体4が
回動可能な回動部を交互に且つ連続的に形成した
波型状長孔5を穿設し、枢結軸体4の軸部aを該
長孔5に挿通し、挾持体Bの外側面に突出した軸
体4の捻子部bにナツト6を螺合して両挾持体
A,Bを枢結してなるものである。
本案は前記公知構造のウオーターポンププライ
ヤーに於て、枢結軸挾持体Aの外側面にビス孔3
を囲む溝7を穿つと共に、一部を貫通せしめて貫
通孔8を設け、別に該溝7内に入る大きさの一部
開口したリング状バネ9を形成するもので、バネ
9は開口部を閉じる方向に力を加えると反発する
作用を有せしめてなり、開口端部に高低の突部
c,dを設けたものである。而してベネ9を溝7
内に内置すると共に、突部c,dを貫通孔8内に
差し入れ、高い突部cを内面側に突出せしめ、然
る後挾持体Aに枢結軸体4をビス孔3に挿通し
て、軸体4の皿部eでバネ9の離脱を防止し、挾
持体Aより突出した軸体4の軸部aを長孔挾持体
Bの長孔5に挿通すると共に、突出したバネ9の
突部cを挾持体Bの長孔5の側壁等に当接掛止し
て、軸体4の捻子部bにナツト体6を螺合するも
のである。
従つて挾持部2,2′が適当な開口角度で安定
(バネ9に圧縮方向の力が加われていない状態)
し、挾持部2,2′で物を挾持するため開口する
と、バネ9の突部cが挾持体Bの長孔5の側面に
掛止(衝突)され、他方の突部dは貫通孔8の端
面に掛止(衝突)されているので、バネ9に圧縮
力が加わり把手1,1′への握持力を解放すると
バネ9の反発力で自然に挾持部2,2′が開口す
るものである。また挾持部2,2′の開口度の切
換え即ち枢結軸体4の長孔5内での移動に際し
て、挾持部2,2′の開口角度をより大きくする
と、バネ9の各突部c,dが貫通孔8の両側端で
その移動が阻止されているので、単に突部cが長
孔5の側壁より離脱し、長孔5内に位置するにす
ぎないため、突部cは挾持部2,2′の開口度切
換えの邪魔にならないものである。
尚第3図ロに示すように、挾持体Bの内面側に
於ける長孔5の下端外周部に凹部10を設けてお
くと、枢結軸体4を長孔5の最下端に位置せしめ
た場合、バネ9の突部cが凹部10内に位置する
ものである。
(考案の効果) 本案は以上のように公知のウオーターポンププ
ライヤーに於て、枢結軸移動用の長孔内に納まる
回動体を設け、該回動体に枢結軸を中心として回
動付勢をなす発条を付設したもので、挾持体に於
て枢結軸の相対的位置が大きく変化するウオータ
ーポンププライヤーに開口付勢機能を有せしめ、
より使用し易くしたものである。
【図面の簡単な説明】
図は本案の実施例を示すもので、第1図はプラ
イヤー全体の正面図、第2図は一方の挾持体を示
すものでイは外面を示し、ロは内面を示す。第3
図は他方の挾持体を示すものでイは外面を示し、
ロは内面を示す。第4図は枢結軸体の斜視図第5
図はバネの斜視図、第6図は挾持体に軸体及びバ
ネの装着状態を示すものである。 1,1′は把手、2,2′は挟持部、3はビス
孔、4は枢結軸体、5は長孔、6はナツト体、7
は凹溝、8は貫通孔、9はバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把手先部に嘴状の挟持部を形成した二本の挟持
    体の一方に、周面の一部を扁平とした枢結軸を固
    着すると共に、他方の挟持体に枢結軸の移動部及
    び回動部を有する波型長孔を把手方向に穿設し、
    該枢結軸を前記長孔に挿通して枢結してなるウオ
    ーターポンプに於いて、枢結軸挟持体における枢
    結軸孔の周りに溝を穿設すると共に溝の一部を貫
    通せしめ、一部開口したリング状バネを前記溝に
    内置すると共に、バネの一端を一方の挟持体に掛
    止し、他端を貫通孔を通して突出せしめて長孔の
    挟持体における長孔壁面に当接掛止してなるウオ
    ーターポンププライヤー。
JP1986022455U 1986-02-19 1986-02-19 Expired JPH045261Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986022455U JPH045261Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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JP1986022455U JPH045261Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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JPS62134665U JPS62134665U (ja) 1987-08-25
JPH045261Y2 true JPH045261Y2 (ja) 1992-02-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS59193667U (ja) * 1983-05-30 1984-12-22 トツプ工業株式会社 プライヤ−

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JPS62134665U (ja) 1987-08-25

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