JPH056013Y2 - - Google Patents

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JPH056013Y2
JPH056013Y2 JP5520687U JP5520687U JPH056013Y2 JP H056013 Y2 JPH056013 Y2 JP H056013Y2 JP 5520687 U JP5520687 U JP 5520687U JP 5520687 U JP5520687 U JP 5520687U JP H056013 Y2 JPH056013 Y2 JP H056013Y2
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chain
threaded rod
tip
vise
pipe
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JP5520687U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は携帯用電動鋸を切断すべきパイプ等に
固定するために使用される鋸固定用バイスに関す
るものである。
(従来の技術) 既設のパイプ等を切断する場合に携帯用電動鋸
をパイプ等に固定するためには、チエーンをパイ
プ等に巻付ける方式のバイスが用いられる。その
代表的なものは米国特許明細書第4317280号に示
されているように、鋸取付用シヤフトとV字状の
パイプ受け部を備えたバイス本体にチエーンの一
端を固定し、チエーンの他端を引きボルトにより
バイス本体に向つて強く引締めるようにしたもの
である。ところがこのような従来のバイスはバイ
ス本体とは別体の引きボルトを用いてチエーンを
緊張させるものであるので操作性が悪いうえ、チ
エーンがバイス本体に固定されているためにチエ
ーンが損傷した場合にはその交換が容易ではない
等の欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような従来の問題点を解決し
て、携帯用電動鋸をパイプ等に確実に取付けるこ
とができることは勿論、パイプ等に対してバイス
を容易に固定することができるうえ、チエーンが
損傷した場合にはその交換を容易に行うことがで
きる鋸固定用バイスを目的として完成されたもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は側面に鋸取付用のシヤフトが突設され
た中空のバイス本体の一端面にパイプ受部を形成
し、その片側にチエーン係止用フツクを突設する
とともにその反対側にはバイス本体の内部に設け
られたねじ棒の先端を臨ませ、ねじ棒の先端の環
状溝をチエーンの先端の金具の凹部にクリツプに
より係止させたことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例によつて更に詳細に
説明すると、1は2枚の側板を持つ中空のバイス
本体、2はその側面に回転可能に突設された鋸取
付用のシヤフト、3はバイス本体1の一端面に形
成されたV字状のパイプ受部である。バイス本体
1の片側にはチエーン係止用フツク4が突設され
ており、切断しようとするパイプ類30の外周面
に巻付けられるチエーン5の端部を係止できるよ
うになつている。6はバイス本体1の内部に設け
られたねじ棒であり、本実施例ではねじ棒6はシ
ヤフト2を貫通させて螺挿されている。このねじ
棒6はその一端にピン7によつて枢着されたハン
ドル8を備え、またその反対側の先端を前記した
チエーン係止用フツク4とは反対側に臨ませてい
る。第3図に拡大して示すように、ねじ棒6の先
端には環状溝9が形成されている。またチエーン
5の先端にピン10をもつて枢着された断面コ字
状の金具11の端面には凹部12が形成されてお
り、ねじ棒6の先端は図示のようにその環状溝9
をこの凹部12に嵌込んだ状態でU字状のクリツ
プ13によつて金具11に回転自在に係止されて
いる。クリツプ13はそのU字状の下端をねじ棒
6の環状溝9の片側に係合させたうえ、その上端
の屈曲部14を金具11の凹部12とは反対側の
端面に弾性的に係合させたものである。なおこの
金具11はその側面の外幅をバイス本体1の2枚
の側板の内面幅よりもわずかに小さくしたもので
あつて、ねじ棒6を回転させるとバイス本体1の
内部を摺動することができる構造となつている。
(作用) このように構成されたものは、まず第1図に示
されるようにねじ棒6をバイス本体1の内部に十
分に突出させた状態とし、バイス本体1のパイプ
受部3を切断しようとする既設のパイプ30等に
密着させ、チエーン5をパイプ30等のまわりに
巻付けたうえでチエーン5の先端をチエーン係止
用フツク4に係止させる。次にハンドル8により
ねじ棒6を回転させてねじ棒6をバイス本体1の
外側に向つて移動させれば、チエーン5はその先
端の金具11の凹部12がねじ棒6の先端の環状
溝9に嵌合されているためにねじ棒6によつて次
第に強く緊張され、パイプ30等に対してバイス
本体1を強固に固定する。このとき金具11とね
じ棒6とはクリツプ13によつて相対回転自在に
係止されているので、ねじ棒6を回転させても金
具11との係合が外れることはなく、また金具1
1はバイス本体1の側板にガイドされつつ摺動す
るので金具11が回転してチエーン5がねじれた
りすることはない。このようにしてパイプ30等
にバイス本体1を固定したのち、第4図に示すよ
うにバイス本体1のシヤフト2に携帯用電動鋸2
0を取付ければ、パイプ30等を所望の位置から
確実に切断できることとなる。
このように、本考案の鋸固定用バイスはねじ棒
6に取付けられたチエーン5をパイプ30等に巻
付け、その先端をチエーン係止用フツク4に係止
させたうえでねじ棒6を回転させるという簡単な
操作によりパイプ30等に確実に固定できるもの
であり、チエーン5やねじ棒6が全てバイス本体
1に取付けられているので持運びや取扱いが容易
である。しかも本考案の鋸固定用バイスはチエー
ン5の金具11とねじ棒6の先端とをクリツプ1
3により係止したものであるから、チエーン5を
交換したい場合にはクリツプ13の上端の屈曲部
14をドライバの先端等によつて金具11の端部
から取外すことにより容易にチエーン5とねじ棒
6とを分離することができる。なお実施例のよう
にねじ棒6をシヤフト2に螺挿させた場合には、
第1図に一点鎖線で示したようにパイプ30等の
外形が大きく変化した場合にもねじ棒6の方向を
それに追従させて動かすことができる利点があ
る。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなるように、
携帯用電動鋸を既設のパイプ等の所要部に固定し
て切断を行わせるに便利なものであり、またその
取り扱いが容易であるうえにチエーンの交換も容
易に行える利点を持つ。よつて本考案は従来のこ
の種の鋸固定用バイスの問題点を解決したものと
して、その実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図はその断面図、第3図は金具とねじ棒
との接続部分を示す拡大斜視図、第4図は使用状
態を示す正面図である。 1……バイス本体、2……シヤフト、3……パ
イプ受部、4……チエーン係止用フツク、5……
チエーン、6……ねじ棒、9……環状溝、11…
…金具、12……凹部、13……クリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面に鋸取付用のシヤフト2が突設された中空
    のバイス本体1の一端面にパイプ受部3を形成
    し、その片側にチエーン係止用フツク4を突設す
    るとともにその反対側にはバイス本体1の内部に
    設けられたねじ棒6の先端を臨ませ、ねじ棒6の
    先端の環状溝9をチエーン5の先端の金具11の
    凹部12にクリツプ13により係止させたことを
    特徴とする鋸固定用バイス。
JP5520687U 1987-04-10 1987-04-10 Expired - Lifetime JPH056013Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5520687U JPH056013Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JP5520687U JPH056013Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63161618U JPS63161618U (ja) 1988-10-21
JPH056013Y2 true JPH056013Y2 (ja) 1993-02-17

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ID=30882901

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JP5520687U Expired - Lifetime JPH056013Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JPS63161618U (ja) 1988-10-21

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