JP5700251B2 - 自動倉庫設備 - Google Patents
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Description
このように、従来例のものでは、揺れ予測情報取得手段が揺れ予測情報を取得すると、走行作動中のスタッカークレーンを緊急停止用の減速度で減速させて走行作動中のスタッカークレーンを停止させるために、スタッカークレーンの停止位置によっては地震の揺れが到達した際に、物品収納棚とスタッカークレーンとが互いに接触して設備が損傷するおそれがある。
前記物品収納棚が、棚前面側と背面側とに棚奥行き方向に並べて配置される前後一対の支柱からなる支柱対を棚横幅方向に間隔を隔てて複数立設して構成され、かつ、棚横幅方向で前記支柱対の間に前記収納部が位置するように構成され、地震による揺れが発生することを知らせる揺れ予測情報を受信する揺れ予測情報取得手段が設けられ、前記制御手段が、前記スタッカークレーンを走行作動させている場合において、前記揺れ予測情報取得手段が前記揺れ予測情報を取得すると、前記地震対策処理として前記走行停止位置に前記スタッカークレーンを停止させるべく、前記スタッカークレーンの作動を制御するように構成されている点にある。
物品収納棚は、棚前面側と背面側とに棚奥行き方向に並べて配置される前後一対の支柱からなる支柱対を棚横幅方向に間隔を隔てて複数立設して構成されおり、収納部は、物品収納棚における支柱対の間に位置しているため、収納部との間で物品を移載するための位置である走行停止位置に停止したスタッカークレーンは、物品を移載する物品移載手段乃至その移載装置が搭載された昇降台が、隣接する支柱対の間に位置する状態となる。
昇降台は、スタッカークレーンの他の部分、例えば、走行台車や昇降台を昇降案内する一本又は前後一対の昇降マストに比べて、走行経路の横幅方向に幅広となっており、さらに、移載装置については、例えばスライドフォーク装置で構成される場合のように昇降台より更に走行経路の横幅方向に幅広となっている場合があるため、昇降台やそれに搭載されている移載装置が支柱対の間に位置する状態とすることで、地震による揺れによって、物品収納棚とスタッカークレーンとが大きく揺れても、物品収納棚とスタッカークレーンとが互いに接触して設備が損傷することを極力回避できる。
このように、本願発明によれば、地震の揺れによる損傷を極力回避できる自動倉庫設備を得るに至った。
そして、スタッカークレーンを停止させることができる走行停止位置のうち、走行方向で最も近い走行停止位置を選択して、スタッカークレーンを当該選択した走行停止位置に停止させるので、揺れ予測情報取得手段が揺れ予測情報を取得してから極力短時間でスタッカークレーンを走行停止位置に停止させることができ、一層高い確率で地震の揺れによる損傷を極力回避できる。
また、本特徴構成によれば、揺れ予測情報取得手段が揺れ予測情報を取得すると、昇降台は複数段の収納部のうち最上段の収納部に対する物品の移載を行う昇降位置として設定された最上段昇降位置に位置することになる。最上段の収納部より上方には物品が存在することはないため、昇降台が最上段昇降位置に位置している限り、地震の揺れによって収納棚から物品が昇降台に落下するとしてもその物品は最上段の収納部に収納されている物品であるから、落下速度が小さい状態で昇降台に衝突するに過ぎず、落下距離が長いために落下速度が大きい状態の物品が昇降台に衝突することを極力回避できる。このように、地震の揺れによって収納棚から落下する物品により昇降台が損傷することを一層高い確率で極力回避できる。
また、本特徴構成によれば、制御手段は、収納部の夫々について物品が収納されているか否かを管理しているので、走行停止位置に対応する列の収納部の夫々に物品が収納されているか否かを認識することができる。そのため、制御手段は、揺れ予測情報取得手段が揺れ予測情報を取得すると、地震対策処理を実行して、スタッカークレーンが停止する走行停止位置を決定するとともに、その走行停止位置に対応する列の収納部のうち物品が収納されている収納部で最も上段に位置する収納部を判別することができる。そして、制御手段は、該当する収納部よりも上方側の位置に昇降台を位置させることになる。つまり、昇降台は、スタッカークレーンが停止する走行停止位置に対応する列の収納部のうち物品が収納されている収納部で最も上段に位置する収納部よりも上方側の位置に位置することになる。
したがって、揺れ予測情報取得手段が揺れ予測情報を取得した後、昇降台を昇降方向で昇降させるに当って、極力低い位置に位置させることで、地震の揺れによって収納棚から落下する物品により昇降台が損傷することを回避でき、しかも、地震による揺れが到来するときのスタッカークレーンの重心を低重心化して極力安定した状態で地震による揺れを受けるようにして、設備の損傷を極力回避することができる。また、例えば、昇降台を上昇させて退避させる場合には、必要以上に高い位置まで上昇させることがないので、昇降台の昇降距離が極力短くなり、地震による揺れが到来するときには昇降台が停止した状態である可能性が高くなり、昇降台が昇降作動中に地震による揺れが到来して設備の損傷が拡大する不都合を極力防止できる。
したがって、例えば、スタッカークレーンが走行停止した後に昇降台を損傷抑制昇降位置まで昇降させる場合に比べて、短時間でスタッカークレーンの走行作動及び昇降作動の双方を停止させた状態とすることができる。これにより、スタッカークレーンの走行作動中又は昇降作動中に地震による揺れが到来して設備の損傷が拡大する不都合を極力防止できる。
以上、発明者によってなされた発明を発明の実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。以下、本発明の別実施形態を例示する。
Lh 走行経路
H 制御手段
1 自動倉庫設備
2 収納部
3 物品収納棚
5 スタッカークレーン
6 支柱対
6a・6b 前後一対の支柱
15 昇降台
20 揺れ予測情報取得手段
Claims (5)
- 物品を収納する収納部が上下方向に複数段に、かつ、横方向に複数列に配置された物品収納棚と、
前記物品収納棚の前面側に設定された走行経路に沿って走行自在なスタッカークレーンと、
前記収納部との間で物品を移載するべく前記スタッカークレーンの作動を制御する制御手段とが設けられ、
前記スタッカークレーンは、前記走行経路に沿って走行する走行台車、前記走行台車に立設された昇降マストに沿って昇降自在な昇降台、及び、前記昇降台に備えられて物品を移載する移載装置を備え、
前記昇降台又は前記移載装置は、前記スタッカークレーンの他の部分に比べて前記走行経路の横幅方向に幅広であり、
前記スタッカークレーンが前記収納部との間で物品を移載するための走行停止位置が前記複数列の収納部の各列の夫々について設定され、
前記制御手段が、地震による損傷を回避するべく前記スタッカークレーンの作動を制御する地震対策処理を実行するように構成されている自動倉庫設備であって、
前記物品収納棚が、棚前面側と背面側とに棚奥行き方向に並べて配置される前後一対の支柱からなる支柱対を棚横幅方向に間隔を隔てて複数立設して構成され、かつ、棚横幅方向で前記支柱対の間に前記収納部が位置するように構成され、
地震による揺れが発生することを知らせる揺れ予測情報を受信する揺れ予測情報取得手段が設けられ、
前記制御手段が、前記スタッカークレーンを走行作動させている場合において、前記揺れ予測情報取得手段が前記揺れ予測情報を取得すると、前記地震対策処理として前記走行停止位置に前記スタッカークレーンを停止させるべく、前記スタッカークレーンの作動を制御するように構成されている自動倉庫設備。 - 前記制御手段は、前記地震対策処理として、走行作動中の前記スタッカークレーンより走行方向で前方側に位置する前記走行停止位置のうち前記スタッカークレーンを停止させることができる前記走行停止位置を設定制動条件に基づいて判別し、停止可能と判別した前記走行停止位置のうち走行方向で最も近い前記走行停止位置を選択して、前記スタッカークレーンを当該選択した走行停止位置に停止させるべく、前記スタッカークレーンの作動を制御するように構成されている請求項1記載の自動倉庫設備。
- 前記制御手段は、前記揺れ予測情報取得手段が前記揺れ予測情報を取得すると、前記スタッカークレーンの昇降台が前記収納棚から落下する物品により損傷することを抑制できる損傷抑制昇降位置に前記昇降台を位置させるべく、前記スタッカークレーンの作動を制御するように構成され、
前記損傷抑制昇降位置が、前記複数段の収納部のうち最上段の収納部に対する物品の移載を行う昇降位置として設定された最上段昇降位置である請求項1又は2記載の自動倉庫設備。 - 前記制御手段は、前記揺れ予測情報取得手段が前記揺れ予測情報を取得すると、前記スタッカークレーンの昇降台が前記収納棚から落下する物品により損傷することを抑制できる損傷抑制昇降位置に前記昇降台を位置させるべく、前記スタッカークレーンの作動を制御するように構成され、
前記制御手段は、前記収納部の夫々について物品が収納されているか否かを管理するように構成され、かつ、前記揺れ予測情報取得手段が前記揺れ予測情報を取得すると、前記スタッカークレーンが停止する前記走行停止位置に対応する列の前記収納部のうち物品が収納されている前記収納部で最も上段に位置する前記収納部よりも上方側の位置を前記損傷抑制昇降位置として設定するように構成されている請求項1又は2記載の自動倉庫設備。 - 前記制御手段が、前記揺れ予測情報取得手段が前記揺れ予測情報を取得すると、前記地震対策処理の実行開始に伴って、前記昇降台を前記損傷抑制昇降位置に位置させるべく、前記スタッカークレーンの作動を制御するように構成されている請求項3又は4に記載の自動倉庫設備。
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